JPH10502795A - Hvdc伝送装置 - Google Patents

Hvdc伝送装置

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JPH10502795A
JPH10502795A JP8503826A JP50382696A JPH10502795A JP H10502795 A JPH10502795 A JP H10502795A JP 8503826 A JP8503826 A JP 8503826A JP 50382696 A JP50382696 A JP 50382696A JP H10502795 A JPH10502795 A JP H10502795A
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JP8503826A
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− エリク ブヨルクルンド,ペル
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アセア ブラウン ボベリ アクチボラグ
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    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/36Arrangements for transfer of electric power between ac networks via a high-tension dc link
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 離れた交流電圧ネットワーク(N1,N2)およびコンバータに共通の直流リンク(L1,L2)間に接続された少なくとも2つのコンバータ(SR1,SR2)を備えたHVDC伝送装置。少なくとも1つのコンバータ(SR1)は単独の巻線変換器を使用しないでその交流電圧ネットワーク(N1)に接続されている。このコンバータは、ゼロシーケンス電流に対して高インピーダンスを示し、正のシーケンス電流に対して低インピーダンスを示すように設計されたゼロシーケンスインダクタ接続(IB)をその交流リード線(VL1)中に有している。

Description

【発明の詳細な説明】 HVDC伝送装置 技術分野 本発明は少なくとも2つのコンバータを備えたHVDC伝送装置であって、各 コンバータが3相交流電圧ネットワークおよびコンバータに共通な直流リンク間 の接続に適合し、そして少なくとも第1のコンバータが単独の巻線変圧器(すな わち『完全な変圧器』)を使用することなくコンバータをその交流電圧ネットワ ークに接続する交流リード線を有するHVDC伝送装置に関する。 『HVDC伝送装置』の概念は、本願においては、高電圧直流電流による電力 伝送用の電気的設備または装置を意味する。この概念は2つの主要な形式の設備 を有する。第1のこれらの形式は、2つまたはそれ以上の離れたコンバータステ ーション間の電力伝送に適合する設備から成り、これらのコンバータステーショ ンは直流搬送ケーブルまたは架空線によって相互接続されている。第2のこれら の形式は所謂背面対背面接続(back-to-back connections)から成り、この接続 においては、同一のコンバータステーション中に配置された2つのコンバータが 各々別々の交流電圧ネットワークに接続されそして互いに直流接続されそして交 流電圧ネットワーク間の可制御電力伝送用に適合されている。 第1の形式の設備においては、直流リンクはコンバータステーションの直流側 を接続するケーブルまたは線から成る。第2の形式の設備においては、直流リン クは全般的にステーション中の一対の母線のみから成る。両方の場合において、 しかしながら、電流および電圧測定、過電圧保護その他に対して直流電流の平滑 化およびフィルタリング用にある種の装置が公知の方法で直流リンク中に含まれ ている。 コンバータが『単独の巻線変圧器(すなわち『完全な変圧器』)を使用するこ となく』その交流電圧ネットワークに接続すると言う表現は、コンバータが単独 の巻線変圧器の助けを得ない他の方法でその交流電圧ネットワークに接続される という意味である。単独の巻線変圧器を使用することなく接続されたコンバータ は、したがって、直接または自動変圧器を介してそして可能ならば電流制限用の インダクタを介して、交流電圧ネットワークに直流電気的に接続された交流電圧 端子を有してもよい。単独の巻線変圧器を使用することなく接続されたコンバー タは、代替として、直列容量を介して交流電圧ネットワークに接続された交流電 圧端子を有してもよい。 同様に、本願は、コンバータをその交流電圧端子に接続するために、いかなる 種類の変圧器も使用されず、したがって単独の巻線変圧器も自動変圧器も使用さ れない場合における『変圧器無し』接続の概念を使用する。この場合、このよう に、コンバータはその交流電圧端子が直流電流的にまたは直列容量を介して交流 電圧端子に接続されてもよい。 背景技術 HVDC伝送装置においては、各々のコンバータは通常2つの直列接続6パル スブリッジから成る。各ブリッジは単独の巻線変圧器を介して交流電圧ネットワ ークに接続される。ブリッジの変圧器(すなわち共通変圧器のバルブ巻線)は異 なる接続法(通常はスターおよびデルタ接続)により、ブリッジの交流電圧が3 0度の位相でそれ故コンバータが12パルス設計となるように設計される。この 種のHVDC伝送装置は、例えばエリックウールマン(Elic Uhlmann)の“Power Transmission by Direct Current”,Springer-Verlag Berlin Heidelberg New York 1975(例えば、15頁、第2.7図または187頁第B.1図参照) に広範に記載されている。 コンバータブリッジは変圧器を介して交流電圧ネットワークに接続されている ので、直流電圧レベルおよび伝送直流レベルの技術的経済的最適化の可能性が提 供される。コンバータブリッジを独立の巻線変圧器を介して交流電圧ネットワー クに接続することにより、ブリッジおよび交流電圧ネットワーク間の直流電気的 分離が得られる。これは、上に説明したように、2つのコンバータブリッジが直 流電圧直列接続され、それ故結果的により高いパルス数と調和成分の減少(理論 的には最も低い調和成分の除去)を得ることができる。このようにして、フィル ター装置の大きさを減少でき、フィルター装置のコストが典型的なHVDC設備 の総合コストの本質的部分を占めるので、これは重要である。また、直流電気的 分離は、コンバータが交流電圧ネットワーク中に直流電流の漏れを起こさないこ とを意味するが、この漏れは変圧器飽和のようなある種の妨害の危険を含んでい るものである。 上に述べた形のコンバータステーションの利点は、HVDC設備において実際 広く優越的な種類のものとなっている。 Gebhardt,Technische Hochschule Darmstadt,1976/1977の記述におい ては変圧器なしでコンバータをHVDC背面対背面接続に接続することが提案さ れている。この文献は上述の従来の接続法を第4ページ第1図に示し、そして第 5ページ第2図に変圧器なし接続の例を示している。一見、比較的高価なコンバ ータ変圧器が除外できるので、変圧器なし接続は、経済的利点である。しかしな がら、この接続はいくつかの欠点を有し、実用上この接続は利用することができ ない。まず、この設備の直流電圧レベルは交流電圧ネットワーク中の電圧によっ て決定され、これは、直流リンク及びコンバータの電圧及び電流の最適化の可能 性がないことを意味する。次に、変圧器無しHVDC設備はコンバータの6パル ス動作に制限され、これは低次数(5及び7)の調和を発生させ、これは調和フ ィルタリングについてかなり高価な装置を必要とする。第3に、この形の設備に おいては、3の奇数倍の次数の調和電流(すなわち次数3,9,15,21…の 調和電流)が、コンバータの直流側に発生する。これらの電流はコンバータの交 流電圧ネットワーク中に流れる。このネットワークにおいて、電流はゼロシーケ ンス形であり、そしてネットワーク中における遠隔通信のみだれ及び電圧歪みと いう著しい欠点を発生させる。弱い交流電圧ネットワークにおいては、電圧歪み は、変圧器なし接続が、特定の方法なしには使用できないという重大な欠点とな る。 しかしながら、もちろん、先のパラグラフで述べた次数3,9,15,21… の調和電流に対するフィルタを配置することは可能である。そのようなフィルタ は、コンバータの交流側に配置できる。しかしながら、フィルタは大きく高価で あり、そしてフィルタと交流電圧ネットワーク間の共振効果を避けることは困難 であることを示している。一方、ここに述べた調和用フィルタはコンバータの直 流側に阻止フィルタの形として配置されてもよい。また、この場合、しかしなが ら、フィルタ装置の寸法及びコストは高く、そして共振効果の起こる危険性がか なりある。これらの事実は強い交流電圧ネットワークのみに関して変圧器なし接 続が可能であることを示している。 発明の要約 本発明は、本記述の導入部に記載した形のHVDC伝送装置を提供することを 目的とし、これは、従来使用されている伝送装置より簡単で安価であり、一方同 時に上述の交流電圧側のネットワークみだれ(遠隔通信干渉及び電圧歪み)を減 少または完全に防止することによってそれは弱い交流電圧ネットワークにおいて も使用できる。本発明に従うHVDC伝送装置を特徴づけるものは付随の特許請 求の範囲から明確となる。 図面の簡単な説明 本発明は付随の第1図−第7図を参照して以下に詳細に説明される。 第1図は背面対背面接続として設計された本発明に従うHVDC伝送装置を示 す。第2図は第1図に従う背面対背面接続された1つのコンバータの主要回路を さらに詳細に示す。第3図は第1図に従う背面対背面接続の調和フィルタの1つ の相の実施例を示す。第4a,4b,4cおよび4d図は第1図の背面対背面接 続のゼロシーケンスインダクタの実施例を示す。第5図は本発明に従う2つの地 理的に離れたコンバータステーションから成るHVDC伝送装置を概略的に示し 、これらのステーションは直流ラインによって相互接続されている。第6図は本 発明に従うHVDC伝送装置を示し、2つのコンバータが直列容量を介してそれ らの交流電圧ネットワークに接続されている。第7aおよび第7b図は本発明に 従うHVDC伝送装置のバイポーラコンバータステーションの2つの変更例を示 す。 好適実施例の説明 第1図は本発明に従う背面対背面接続を単一のライン図として示す。それは2 つの3相電力ネットワークN1およびN2間の可制御電力伝送装置を意味する。 それは1つの同一コンバータステーションに配置された2つの可制御高電圧コン バータSR1およびSR2から成る。コンバータSR1の交流リード線VL1は 、図示の3相ゼロシーケンスインダクタ接続IBを介して交流電圧ネットワーク N 1に接続され、このインダクタ接続はゼロシーケンス電流に対しては高インピー ダンスを有し、正のシーケンス電流に対して低インピーダンスを有するように設 計されている。インダクタ接続IBを以下にさらに詳細に説明する。コンバータ SR2の交流リード線VL2は電流制限インダクタILを介して交流電圧ネット ワークN2に接続される。さらに、その交流側において、各コンバータはそれぞ れ図に示す調和フィルタF1およびF2を有している。コンバータの直流端子L LIP,LLINおよびLL2P,LL2N各々は導体L1およびL2を介して 相互接続され、また導体L1およびL2はコンバータステーションの母線等から 成る。これら導体の1つには、直流電流用の平滑インダクタIGが従来の方法で 配置されている。 インダクタ接続IBは、無視できる程の値を除くゼロシーケンス電流がコンバ ータSRIの交流側に発生することを効果的に防止する。このことによって、交 流電圧ネットワーク中のこれらの電流によって起る先に述べた妨害を大巾に低減 する。これにより、非常に強い交流電圧ネットワークのみならず弱いネットワー クへの接続もできる変圧器無しHVDC伝送装置の使用が可能となる。 交流リード線を備えたコンバータは、直流リンクL1およびL2と共に、ゼロ シーケンス電流に対して連続的な分岐無し電流通路を形成する。インダクタ接続 IBは、この通路の1ヶ所すなわちコンバータSR1の交流側にゼロシーケンス 電流が発生することを防止する。それ故、この通路の他の箇所、すなわちコンバ ータSR2の交流側にもゼロシーケンス電流は発生しない。それ故、コンバータ SR2のリード線には、特にゼロシーケンスインダクタ接続は配置されていない 。 第2図は、第1図の背面対背面接続のコンバータSR1の主要回路を示す。コ ンバータはHVDC伝送装置に現在使用されているものと同一種類のコンバータ である。それは、バルブTY1−TY6を備えた6パルスライン整流位相角制御 サイリスタコンバータである。各バルブは、並列接続減衰回路および過電圧保護 装置を備えた複数個の直列接続サイリスタから成る。コンバータは直流接続LL 1PおよびLL1Nおよび交流リード線VL1R,VL1SおよびVL1Tを有 する。コンバータの直流側に配置された平滑インダクタ(第1図のIG参照)に よって、コンバータの機能は電流源コンバータである。 第2図に示すように、ゼロシーケンスインダクタ接続IBは、鉄芯IBCを備 えた3相インダクタおよび図に示す極性を有しそして各々がコンバータの3つの リード線の1つに接続された3つの相巻線IBR,IBSおよびIBTから成る 。ゼロシーケンス電流に対し、インダクタは非常に高いインピーダンスを有し、 一方正のシーケンス電流に対するインピーダンスは非常に低い。 コンバータSR2は同様に設計されている。しかしながら、説明したように、 それはゼロシーケンスインダクタ接続を有しておらず、その代り従来のHVDC 伝送装置に存在するコンバータ変圧器のインピーダンスに置き換わる、電流制限 インダクタを有する。このインダクタはエアーインダクタとして適正に設計でき 、コンバータSR2の交流リード線の各々に1つ配置され、インダクタが例えば 短絡や接地等の欠陥の発生のないような値にコンバータSR2のバルブ電流を制 限するようにそのインダクタンスが定められる。インダクタ接続IBは、コンバ ータSR1の対応機能を充足する程度の大きさの漏れインピーダンスによって適 正に設計される。 第3図は第1図に従う背面対背面接続のフィルタ回路F1の位相F1Rの実施 例を示す。それは、ネットワークN1とコンバータSR1間の交流導体VL1R に、好ましくはネットワークとインダクタ接続IB間に接続される。フィルタ回 路は階調5および7(BP5/7)、11および13(BP11/13)および 階調17および19(BP17/19)用の二重同調バンドパスフィルタおよび 階調30および36(HP30/36)と同様階調24および42(HP24/ 42)用二重同調高パスフィルタから成る。高パスフィルタは充分な減衰を提供 すると共に次数47および49の階調用に適正に設計されている。 第1図のHVDC設備においては、1つのコンバータのみ−SR1−がその交 流リード線内にゼロシーケンスインダクタ接続を有する一方、他のコンバータ− SR2−はその交流リード線内に電流制限インダクタを有している。代替例とし て、勿論ゼロシーケンスインダクタ接続が両コンバータの交流リード線内に設け られてもよい。同様に、ネットワークおよび設備中の他の構成要素のインピーダ ンスに依存して、電流制限インダクタが両コンバータの交流リード線内に配置で き、またはたぶん完全に省略できる。 所望の機能−高インピーダンス対ゼロシーケンス電流および低インピーダンス 対正のシーケンス電流−を達成するために、インダクタ巻線間に良好な磁気結合 が得られるようにゼロシーケンス接続IBが設計されることが重要である。さら に、インダクタ接続内に高度の対称性が得られることが重要である。第4a−4 d図は本発明に従うゼロシーケンスインダクタ接続の実施例を示す。 第4a図は本発明に従うゼロシーケンスインダクタ接続の原理を示す。巻線I BR,IBS,IBTは共通の芯IBC上に設けられている。これら巻線はネッ トワークに面する巻線側の接続RN,SN,TNを有し、コンバータに面する巻 線側の接続RS,SS,TSを有する。結合及び対称性が完全であるとすると、 正のシーケンス電流は芯中にアンペアー巻数バランスを提供し、すなわち芯に磁 束は発生せず、そして誘起されたEMFそれ故正のシーケンス電流に対するイン ピーダンスはゼロになる。同一条件下において、3つの巻線内で同一位相である ゼロシーケンス電流は協同し、芯中に磁束すなわち誘起EMFおよび高いインピ ーダンス(芯が飽和しない限り)を提供する。 巻線間に可能な限り良好な結合を得るためには、1つの巻線を他の外側に配置 し、芯の寸法が許容するなかで出来る限り長くすることが有利である。第4b図 はゼロシーケンスインダクタのそのような実施例を示す。この場合、原理的に、 インダクタは単相3巻線変圧器として設計されている。 第4c図に示すような完全対称を得るためには、インダクタ接続の3つの巻線 のそれぞれが3つの直列接続部分に分割できる。これらの部分は3つのグループ に分割され、各グループが異なる巻線に属する3つの部分を含み、そして相互に 重ねられて配置され、また各巻線が1つのグループにおいては最っとも外側に、 他のグループでは中央位置に、第3のグループでは最っとも内側に置かれる部分 を有するように配置されている。このように巻線IBRは3つの部分IBR1, IBR2およびIBR3を有し、部分IBR1は図中1番上のグループで外側に 配置され、部分IBR2は中段グループで中間に配置され、部分IBR3は最下 方のグループで最内側に配置される。 第4c図の代替実施例は、ゼロシーケンスインダクタ接続を第4b図に示す種 類の3つの直列接続ユニットとし、巻線の放射方向の位置が第4c図の3つのグ ループの場合と同様の方法で3つのユニット間で順序を入れ換えるように設計す るものである。 完全な対称性を得るために、そして正のシーケンス電流について芯の全てのパ ーツにおいてアンペアー巻線バランス(すなわち、可能な最小の正のシーケンス インピーダンス)を得るために、第4図に従うインダクタ接続は、実際、第4d 図に示すように設計され、すなわち各々の位相巻線が3つの直列接続部分に分割 され、これらの部分の1つが3つの脚支持巻線の各々1つの上に配置され、この 部分の放射状の位置は第4c図に示すインダクタ接続におけるものと原理的に同 一の方法でこの3つの脚間に順列して置かれる。 第5図は、コンバータSR1およびSR2で示す2つの地理的に離れたコンバ ータステーションから成る本発明に従うHVDC伝送装置を示し、コンバータS R1およびSR2は導体LAおよびLBを備えたラインDCLによって相互接続 されている。このラインは架空線または地面中又は水中に配置されたケーブルま たはそれらの組合せから成る。各ステーションは第1図に示すように設計され、 その構成要素は参照番号を有する。 しかしながら、この場合、第1図に示す設備の場合とは逆に、各ステーション は上に述べた種類の単独の正のシーケンスインダクタ接続IB1およびIB2を それぞれ備えている。これにより、各コンバータにより発生するゼロシーケンス 電流の効果的な阻止が確実となる。もし1つのコンバータのみがゼロシーケンス インダクタを備えているとすると、通常は充分なライン容量であるので、他のコ ンバータのゼロシーケンス電流を効果的に阻止することは得られない。 さらに、第5図の伝送装置においては、各ステーションはそれぞれ平滑インダ クタIG1およびIG2を有する。 第6図は本発明に従うHVDC伝送装置を示し、実質的には第5図に示すもの に相当するが、しかしながら、コンバータは直列容量C1およびC2それぞれを 介してそれらの交流電圧ネットワークに接続されている。直列容量は直流電圧障 壁として機能し、それ故、これらは各コンバータの直流電圧側を1点で接地させ ることが可能である。この図は各コンバータの1つの極が接地される方法を示し 、それによってコンバータステーション間のラインが1つの単一導体LAから成 る ことができることを示している。直流電流の回復は接地を介して起る。このよう に、第6図は単一極性のHVDC伝送装置を示している。 しかしながら、第6図を参照して説明した方法の直列容量の使用によって、さ らに本発明はバイポーラHVDC伝送装置に適用可能となる。そのような伝送装 置における2つのコンバータステーションの1つが第7a図に示される。それは 2つのコンバータSR1AおよびSR1Bを有する。それらの各々は直列容量C 1AおよびC1BそれぞれおよびゼロシーケンスインダクタIB1AおよびIB 1Bそれぞれを介してネットワークN1に接続される。コンバータに共通の調和 フィルタリング用フィルタ装置F1は、コンバータの交流側に接続される。各コ ンバータはそれぞれ平滑インダクタIG1AおよびIG1Bを備えている。この ステーションは接地端子GAを有し、それは接地ラインLGを介してステーショ ンに接続される。コンバータSR1Aは、その1つの直流電圧接続端がインダク タIG1Aを介して伝送ラインの1つの導体LAに接続され、そして他の直流電 圧接続端が接地ラインLGに接続される。コンバータSR1Bは、その1つの直 流電圧接続端がインダクタIG1Bを介して伝送ラインの他の導体−LB−に接 続され、そして他の直流電圧接続端が接地ラインLGに接続される。 代替例として、第7b図に示すように、2つのコンバータSR1AおよびSR 1Bに共通なゼロシーケンスインダクタIB1がネットワークN1およびコンバ ータに共通なコンバータ間のリード線VL1中に接地されてもよい。 上述においては、HVDC伝送装置中に含まれる全てのコンバータが、直流電 気的または直列容量介在のいずれかにより、変圧器なしでそれらのそれぞれの交 流電圧ネットワークに接続される本発明の実施例のみが説明された。しかしなが ら、本発明の範囲内で、他の実施例もまた可能である。 例えば、コンバータが自動変圧器を介してその交流電圧ネットワークに接続さ れてもよい。そのような実施例は以下のような利点を提供する。すなわち、直流 リンクおよびコンバータの電流および電圧レベルが交流ネットワークの電圧とは 独立に選択出来、それ故、異なる電圧の交流電圧ネットワーク間の電力伝送用に この伝送装置が使用でき、上述の電流制限インダクタ(例えば第1図のIL)が 余分となり、そしてコンバータの直流電圧と交流電圧ネットワークの電圧間の割 合の変化を取り出すために、変圧器の負荷時のタップ切換器が使用でき、これに より、無効電力の点からは、コンバータの一層の最適制御角動作が可能となる。 自動変圧器は単独の巻線変圧器よりもかなり安価であるため、単独の巻線変圧器 を備えた従来のHVDC伝送装置に比べ、重大なコスト削減が得られる。 直流リンクの両端のコンバータは自動変圧器を介してその交流電圧ネットワー クに接続出来、またはリンクの一端にのみコンバータを持ち、リンク他端のコン バータが変圧器無しであったり、または単独の巻線変圧器を介してその交流電圧 ネットワークに接続されてもよい。 上述のとおり、伝送装置の1つのコンバータは単独の巻線変圧器を介してその 交流電圧ネットワークに接続できる。リンクの他端のコンバータは変圧器無しま たは自動変圧器を介して接続できる。この場合、単独の巻線変圧器のタップ切換 器が交流電圧ネットワークの電圧変動を取り出すために使用でき、それにより無 効電力消費を低く抑えることができ、直流リンクおよびコンバータが変圧器を備 えたステーション中の交流電圧ネットワークの電圧に係わりなく最適化でき、そ して単独の巻線変圧器を介して接続されるコンバータに対しては、交流電圧ネッ トワークのリンク効果を阻止するための相互インダクタは必要とされない。 コンバータがタップ切換器を備えた変圧器を介してその交流電圧ネットワーク に接続されない本発明に従うHVDC伝送装置の実施例においては、交流電圧ネ ットワークの電圧と直流リンクの電圧との割合の変動はコンバータの制御角の変 化によって取り出されねばならない。これにより、コンバータの無効電力消費お よび/またはこの消費変動の好ましくない増加をもたらす。もし必要なら、これ らの欠点は、容量、インダクタまたは例えば切換可能な容量と位相制御インダク タの組合せのようなそれ自体公知の制御可能な無効電力手段を交流側のコンバー タに与えることによって、対処または除去できる。 本発明に従うHVDC伝送装置が、直流リンクの一端におけるコンバータの変 圧器無し接続と、リンクの他端におけるタップ切換器付変圧器を介するコンバー タ接続を有する場合、無効電力消費が最少となるように選択された所定の制御角 で前者のコンバータを動作させることにより、交流電圧ネットワークの電圧間の 割合の変動をタップ切換器によって取り出すことができる。 コンバータの2つの直流リード線中の直流電流が可能な限り等しくなるように 常に維持されるように6パルスコンバータの2つの半分部分の各々を独立に制御 する制御装置を、本発明に従う単独巻線変圧器無し接続が備えるならば、交流電 圧ネットワークへのHVDC伝送装置の悪影響は特に低く抑えることができるこ とが見出された。 架空線またはケーブル手段によって相互接続される地理的に離れた2つまたは それ以上のコンバータステーション間のHVDC伝送装置は、単独の巻線変圧器 を使用することなく接続された2つまたはそれ以上のコンバータを有することが できる。この場合、第5図に示すように、単独の巻線変圧器を使用することなく 接続された各コンバータまたはコンバータステーションは、その交流側にゼロシ ーケンスインダクタ接続を有することができる。その代替として、コンバータス テーションのうちの1つのみまたはあるものが、そのようなインダクタ接続を備 えてもよい。単独の巻線変圧器無しに接続された他のコンバータ/ステーション は、ゼロシーケンス電流を阻止する他の形の手段、例えば直流側のゼロシーケン スインダクタ接続を備えてもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少くとも2つのコンバータ(SR1,SR2)を備え、各コンバータが3 相交流電圧ネットワーク(N1,N2)とコンバータに共通の直流リンク(L1 ,L2)間に接続されるように適合されており、そして少くとも第1のコンバー タ(SR1)が、単独の巻線変圧器を使用することなしに、コンバータをその交 流電圧ネットワーク(N1)に接続する交流リード線(VL1)を有するHVD C伝送装置であって、ゼロシーケンスインダクタ接続(IB)が第1のコンバー タ(SR1)の交流リード線(VL1)に配置され、そしてゼロシーケンス電流 に対しては高インピーダンスを、そして正のシーケンス電流に対しては低インピ ーダンスを示すように設計されていることを特徴とする前記HVDC伝送装置。 2.少くとも第1のコンバータ(SR1)が電流源ライン整流コンバータであ ることを特徴とする請求項1に従うHVDC伝送装置。 3.互いに直流接続された2つのコンバータ(SR1,SR2)で背面対背面 接続されるように設計されたHVDC伝送装置であって、2つのコンバータの各 各が、単独の巻線変圧器を使用することなく、離れた交流電圧ネットワーク(N 1,N2)に接続され、1つのコンバータ(SR1)のみがその交流リード線( VL1)に配置されたゼロシーケンスインダクタ接続(IB)を備えていること を特徴とする請求項1または2に従うHVDC伝送装置。 4.互いに地理的に離れた少くとも2つのコンバータ(SR1,SR2)を接 続する直流ライン(DCL)を有するHVDC伝送装置であって、単独の巻線変 圧器を使用することなく、その交流電圧ネットワーク(N1,N2)に接続され た少くとも1つのコンバータ(SR1,SR2)は、その交流リード線(VL1 ,VL2)に配置されたゼロシーケンスインダクタ接続(IB1,IB2)を備 えることを特徴とする、請求項1または2記載のHVDC伝送装置。 5.少くとも1つのコンバータが、単独の巻線変圧器を使用することなく、コ ンバータのその交流リード線に配置された直列容量(C1,C2)を介してその 交流電圧ネットワークに接続されることを特徴とする請求項1ないし4いずれか に従うHVDC伝送装置。 6.バイポーラ伝送装置として設計され、コンバータステーションは1つのみ の交流電圧ネットワーク(N1)に接続された2つのコンバータ(SR1A,S R1B)を備え、各々のコンバータは伝送装置の2つの極導体(LA,LB)の 1つと共通接地ライン(LG)間に直流接続されている伝送装置において、2つ のコンバータのそれぞれ(例えばSR1)が、コンバータの交流リード線(VL 1,VL2)に配置された直列容量(C1A,C1B)を介して交流電圧ネット ワークに接続されることを特徴とする請求項5に従うHVDC装置。 7.ステーションの2つのコンバータの各々は単独のゼロシーケンスインダク タ接続(IB1A,IB1B)を備えている、請求項6に従うHVDC伝送装置 。 8.ステーションの2つのコンバータに共通のゼロシーケンスインダクタ接続 (IB1)がコンバータおよび交流電圧ネットワーク間に配置されている請求項 6に従うHVDC伝送装置。 9.電流制限リアクタ(IL1,IL2)が少なくとも1つのコンバータにつ ながる交流リード線に配置されている請求項1−8のいずれかに従うHVDC伝 送装置。 10.各コンバータ(SR1A,SR1B)が、mを正の整数として6m+/− 1次の階調をフィルタリングするように適合された調和フィルタ回路(F1,F 2)をその交流電圧側に備えたHVDC伝送装置において、単独の巻線変圧器な しに接続されたコンバータ用フィルター回路が5または7次の階調用フィルタを 有することを特徴とする請求項1−9のいずれかに従うHVDC伝送装置。 11.ゼロシーケンスインダクタ接続(IB)が鉄芯(IBC)およびこの芯に 配置された3つの巻線(IBR,IBS,IBT)を有し、巻線の各々はコンバ ータの1つにつながる3つの交流リード線(VL1R,VL1S,VL1T)に 配置されていることを特徴とする請求項1−10のいずれかに従うHVDC伝送 装置。 12.巻線が放射方向にその1つが他の外側に配置されたことを特徴とする請求 項11に従うHVDC伝送装置。 13.各巻線(例えば、IBR)が電気的に互いに直列接続された3つの巻線部 分(IBR1,IBR2,IBR3)を有し、これらの部分が、3つの巻線の各 各1つからの1つの部分を有する各グループ(例えば、IBR1,IBS1,I BT1)を備えた3つの巻線中に配置され、各グループ中の3つの部分が放射方 向にその1つが他の外側に配置され、そしてこの部分の放射方向の位置はグルー プ間で置き換えられていることを特徴とする請求項11に従うHVDC伝送装置 。 14.巻線グループは1つのみの芯脚に沿って順次配置されていることを特徴と する請求項13に従うHVDC伝送装置。 15.鉄芯(IBC)が5つの芯脚(CL1−CL5)を有し、巻線が3つの芯 脚(CL2−CL4)上に配置され、3つの脚の各々上の3つの巻線グループの 1つが巻線を提供していることを特徴とする請求項13に従うHVDC伝送装置 。
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