JPH1049521A - プレーンテキスト情報に識別情報を添加する方法及びそのための装置 - Google Patents

プレーンテキスト情報に識別情報を添加する方法及びそのための装置

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JPH1049521A
JPH1049521A JP9088686A JP8868697A JPH1049521A JP H1049521 A JPH1049521 A JP H1049521A JP 9088686 A JP9088686 A JP 9088686A JP 8868697 A JP8868697 A JP 8868697A JP H1049521 A JPH1049521 A JP H1049521A
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Jakob Nielsen
ジェイコブ・ニールセン
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子文書配布における機密保護を強化したシ
ステムを提供する。 【解決手段】 電子文書にその文書テキストに1つ以上
の修正を加えることによって識別情報を添加するように
した電子文書配布の機密保護強化のためのシステム。文
書テキストの修正は、同じ文書原本の複数のコピーが同
じ意味を持つように行うことが可能である。不正なコピ
ー中の文書テキストの修正を調べることによって、その
コピーを出した正当な原本コピーの受取人を識別するこ
とができる。コピーの出所を検知できると言うことが、
不正なコピー配布を思いとどまらせる効果をもたらす。
この電子文書配布システムは、特にインターネットでの
用途が期待される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子文書の配布に
おける機密保護の強化技術に関し、より詳しくは、特定
の正当な受取人を識別するために電子文書に識別情報を
添加する言わば「指紋押捺する」技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット及びその他の電子ネット
ワークの発達と共に、テキスト文書を電子的手段により
配布することが望まれるようになって来た。テキスト文
書の電子配布は紙のコピー物の配布より短時間かつ安価
に行うことができる。しかしながら、配布を制御下にお
いて行うことが望ましい場合は、電子配布の低コスト及
び即時性を電子文書のコピーし易さと合わせて達成しよ
うとすると、重大な機密保護上の問題が持ち上がる。電
子文書は、一度一関係者に送られると、その電子文書の
権利の所有者の許可なしで、あるいはそのことを所有者
が知ることさえなしに容易にコピーされ、配布される可
能性がある。この種の不法な文書配布は、権利の所有者
の収入を奪うことにもなり、また本来機密であるはずの
情報が無断で開示されることにもなる。
【0003】正当な受取人を識別するために、フォント
の外観を僅かに変えることによって紙の文書を特殊化す
ることは知られている。フォント外観を緻密に分析する
ことによって、配布を許可されていないコピーの出所を
知ることができる。しかしながら、この方法は、通常フ
ォントの外観情報なしでテキストだけが送信される電子
文書という状況の中ではほとんど役に立たない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、電子文書配布
における機密保護を強化するためのシステムが少なから
ず必要とされている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、文書のテキス
トに1以上の変更を行って電子文書に識別情報を添加す
るようにした電子文書配布の機密保護強化のためのシス
テムにある。文書の変更内容は、同じ文書原本の複数の
コピーは全て同じ意味を持つように選択することができ
る。正当でないコピーは、そのテキストの変更内容を調
べることによって、その出所である正当な受取人を識別
することができる。コピーの出所を検知することができ
るということは、不正な配布を思いとどまらせる効果が
ある。本発明による電子文書配布システムは、特にイン
ターネット上で効果的に利用することができる。
【0006】一実施形態においては、正当な各受取人に
2進顧客番号が割り当てられる。ある文書を特定の顧客
に電子的に送信しようとするとき、その文書のテキスト
は、その2進顧客番号によって意味に影響を及ぼすこと
なく変更される。
【0007】電子配布用の文書原本の作成は、まず2つ
以上の代替可能なストリングが同じ意味を生じる文書中
の位置を特定することから始めることが可能である。た
とえば、文書中に、コンマを入れても入れなくても意味
が変わらない位置が見つかる場合がある。その場合の代
替可能な2つのストリングは“,”及び空ストリングで
あろう。このような代替可能な場合を、正当な受取人を
識別するために用いられる2進顧客番号の桁数と同じだ
け文書中で特定できるはずである。このような各場合を
原本中でタグによって識別すると共に、代替可能なスト
リングを呈示する。
【0008】たとえば、ホストシステムがリモートユー
ザから電子文書コピーの要求を受け取った場合に、これ
に応答してユーザ識別情報を要求することも可能であ
る。このユーザ識別情報は、2進顧客番号を得るための
基礎である。一実施形態においては、2進顧客番号をそ
の文書の文書キーと結合してコピーキーを得る。次に、
ホストシステムは、文書原文中のタグを求めて走査す
る。ホストシステムは、それらの各タグに対し、コピー
キー中の対応ディジットに基づいて、送信しようとする
コピーに入れるためのストリングを選択する。
【0009】正当でないコピーの出所の識別は、文書原
本中の各タグ毎に、コピー中の選択されたストリングを
探し出すことによって行われる。このようにして、コピ
ーキーが1ディジットずつ作成される。すると、コピー
キーを文書キーと結合することによって、最初の受取人
の顧客番号を再現することが可能になる。これによっ
て、その文書の権利の所有者は、その不当なコピーにつ
いて責任を追うべき最初の受取人と連絡を取ることがで
きる。
【0010】本発明のもう一つの態様は、中間のコピー
者による小修正の問題に対応しようとするものである。
コピーキーによって変更されたテキストストリングに対
するそのような修正は、もちろんコピーキーの完全な復
元の妨げになる。コピーキーの1つ以上のビットが破損
することもある。このような修正の影響は通信システム
におけるノイズに似通っている。しかしながら、コピー
キーに誤り訂正符号を適用することによって、小修正の
影響は取り除かれる。
【0011】本発明のその他の特徴及び長所について
は、以下の実施形態の説明及び添付図面より理解するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施するのに好
適なホストコンピュータシステム10をブロック図で示
したものである。図示のコンピュータシステム10は、
バス12を有する。バス12は、中央処理装置14、シ
ステムメモリ16(通常RAM)、入出力(I/O)コ
ントローラ18、ディスプレイアダプタ26を介して接
続されたディスプレイスクリーン24のような外部装
置、シリアルポート28及び30、キーボード32、記
憶装置インタフェース34、フロッピィディスク38を
装着して動作するようになっているフロッピィディスク
ドライブ36、及びCD‐ROM42を装着して動作す
るようになっているCD‐ROM装置40のような主要
サブシステムを相互に接続する。固定ディスクドライブ
44は、ホストコンピュータシステム10の一部であっ
ても、ホストコンピュータシステム10とは独立に設
け、他のインタフェースシステムを介してアクセスする
ようにしてもよい。これら以外にも、SRLポート28
を介して接続されたマウス46及びシリアルポート30
を介して接続されたネットワークインタフェース48
等、多くの装置を接続することが可能である。ネットワ
ークインタフェース48によって、コンピュータシステ
ム10を電話回線リンクを介してリモートサーバに直接
接続することができ、あるいはPOP(ポイント・オブ
・プレゼンス)、すなわち電話会社や長距離キャリアサ
ービスのアクセスポイントを介してインターネットに直
接接続することができる。同様に、他の装置やサブシス
テム(図示省略)も接続することが可能である。
【0013】また、図1に示す全ての装置が必ずしも以
下に説明するような本発明を実施するための構成をなし
ている必要はない。図示の装置及びサブシステムは図1
とは異なる様々な形で相互接続され得る。図1に示すよ
うなコンピュータシステムの動作は、当技術分野におい
て周知であるので、本願では詳細な説明は省略する。本
発明を実装するためのコードは、システムメモリ16、
固定ディスク44、またはフロッピィディスク38のよ
うなコンピュータ可読記憶媒体に使用可能な形で配置ま
たは記憶することができる。
【0014】図2は、ホストコンピュータシステム10
とクライアントシステム50、52、及び54との相互
接続を示す。また、図2には、クライアントシステム5
0、52、及び54を相互接続するインターネット56
も示されている。ホストコンピュータシステム10とイ
ンターネット56との接続には、モデム48または他の
何らかのネットワークインタフェースが用いられる。イ
ンターネットを介してデータをやりとりするためのプロ
トコルは周知であり、本願で説明する必要はない。図2
は、データのやりとりにインターネットを使用するよう
に図示されているが、本発明はインターネットに限定さ
れるものではない。
【0015】本発明は電子文書配布における機密保護を
強化する技術に関するものである。配布される電子文書
は、記憶装置インタフェース34を介してアクセス可能
な固定ディスク44または他の適切な記憶装置に常駐す
る。動作の一例を説明すると、まず、ホストシステム1
0は、ネットワークインタフェース56を介してクライ
アントシステム50、52、及び54の中の1つからこ
の電子文書に対する要求を受け取る。この要求は、たと
えば、電子メールの一部として、あるいはFTP文書要
求の一部として送ることも可能である。また、電子文書
はウェブページであってもよく、また要求はウェブ走査
検索中に発生してもよい。ホストシステム10は、その
要求に応答して、電子文書をコピーし、要求を出したク
ライアントにネットワークインタフェース56を介して
送る。もう一つの動作例を説明すると、1つ以上のクラ
イアントシステムが定期的に生成される電子文書の購読
契約をしていることがある。その場合は、電子文書は要
求がなくてもコピーされ、購読契約のあるクライアント
システムへ送られる。本発明は、ネットワークを通じて
の電子文書の配布に限定されるものではない。たとえ
ば、電子文書配布を磁気記憶媒体または光学記憶媒体に
よって行うことも可能である。
【0016】しかしながら、電子文書のコピーをどのよ
うな形で配布しても、受取人によるそれ以後の文書のコ
ピーを管理することが困難であるという点で問題が生じ
る。本発明は、個々のコピーのテキストを僅かに修正な
いしは変更して正当な受取人を識別することができるよ
うにしたものである。この修正・変更は、コピーの意味
が変わらないようにして行うことが可能である。する
と、不当なコピーが見つかった場合は、分析することに
よって、それを出した正当な受取人を突き止めることが
できる。
【0017】本発明の一実施形態においては、正当な各
受取人は、2進形のユーザ識別子または顧客番号によっ
て識別することができる。50万の正当な受取人を持つ
システムの場合で、顧客番号を決め、チェックサムディ
ジットを入れるには、20ビットで十分である。また、
各文書毎に、顧客番号で使用するのと同じビット数のラ
ンダムな文書キーが生成される。この文書キーまたは番
号を文書エンコーディングキーと称する。いくつかの文
書で同じキーを共用することもできるので、この方法で
文書の数が制限されることはない。データベースによっ
て全ての顧客番号及び全ての文書エンコーディングキー
を記録管理するようにしてもよい。
【0018】本発明によりコピーするための文書を作成
する一つの方法は、コピーエディタで文書を調べて、意
味に変化させずに小さいセグメント変えることができる
位置を探すようにすることである。たとえば、“for
example”または“e.g.”のどちらを用い
ても、同じ意味を得ることができる。もう一つの例は、
コンマを入れても入れなくてもよい位置がある。それ以
外には、コロンとセミコロンが等価になる場合がある。
コピーエディタは、顧客番号で使用する桁数と同数のそ
のような位置を特定する。(以下に説明するように、誤
り訂正符号を用いる場合は、これより多くの位置を特定
することが必要な場合もある)。
【0019】図3は、本発明の一実施形態において電子
配布用に作成された文書原本からの抜粋部分200を示
す。図示の部分には、同じ意味を表すのに使用すること
ができる代替可能な2つのストリングがある3つの位置
にそれぞれタグ202、204、及び206が付されて
いる。各タグの始めは“<FP>”によって識別される。
また、各タグの終わりは“</FP>”によって識別され
る。この実施形態においては、各代替可能ストリングは
完全な1行になっている。従って、これらの代替可能ス
トリング間の区切りは、タグ内にある行の終わりであ
る。この区切りとして文字または他のストリングを用い
る場合は、そのストリングはタグの始めを指示するマー
カ内に属性として指定され、たとえば、コンマを区切り
として機能させるためには、<FP DELIMITE
R=“,”>が用いられる。
【0020】タグ202の場合、行202は、行210
が“particularly”を含む位置に“esp
ecially”を含んでいる。タグ204の場合、行
212は、行214が“have”を含む位置に“co
ntain”を含んでいる。また、タグ206の場合
は、行216は、行218が“it is”を含む位置
に“it’s”を含んでいる。参照しやすいように、引
用したこれらのストリングには図3に下線が付してあ
る。このようにして選択される代替可能ストリングは、
コピーの正当な受取人のアイデンティティを一意に表
す。
【0021】図4は、本発明の一実施形態により文書原
本を電子的にコピーするステップを示したフローチャー
トである。まずステップ302で、ユーザ識別情報が与
えられる。このステップは、状況によって様々な形で起
こり得る。文書がインターネットを介して要求される場
合は、ホストシステム10は電子メールアドレスまたは
パスワードを入力するようユーザに促す。ユーザがその
文書の定期購読契約を有する場合は、ホストシステム1
0は既にユーザ識別情報を持っていよう。ステップ30
4で、ホストシステム10は、ユーザ識別情報に基づい
てそのユーザの顧客番号を検知する。顧客番号にはチェ
ックサムを入れることもできる。顧客番号は、顧客にあ
らかじめ割り当てられたものをデータベースから検索し
て取り出すようにすることもできれば、前に割り当てら
れた顧客番号と異なるように生成することもできる。
【0022】ステップ306で、ホストシステム10は
顧客番号を文書の文書キーと結合して文書に付けるコピ
ーキーを生成する。この結合は論理結合であり、好まし
くは排他的論理和として行う。
【0023】ステップ308で、ホストシステム10
は、随時ブロックコードのような誤り訂正符号をコピー
キーに付加し、その結果、コピーキーの長さが拡張され
ることになろう。誤り訂正符号は、本発明の範囲内にお
いて任意のものを使用することができる。このステップ
によって、本発明の機密保護強化システムは、中間のコ
ピー者により文書が修正された場合においても、その機
能を確保することができる。
【0024】ステップ310で、ホストシステム10は
<FP>タグを探すために文書原本を走査し始める。ステ
ップ312で、タグが識別されると、コピーキーのいず
れかのビットに基づいて代替可能ストリングの1つが選
択される。好ましくは、最初のタグに対しては最初のビ
ットを、2番目のタグには2番目のビットを使用すると
いうように対応を付ける。たとえば、再び図2におい
て、コピーキーの最初のビットが0の場合、ステップ3
12でワード“especially”が選択される。
最初のビットが1の場合は、ワード“particul
arly”が選択される。ステップ314で、ホストシ
ステム10は、文書原本の終わりに達したかどうかをチ
ェックする。文書原本の終わりに達していなければ、ス
テップ310に戻って次のタグを探す。文書原本の終わ
りに達した場合は、各タグについてそれぞれいずれかの
ストリングが選択されたことになる。そのユーザの識別
情報を付加したコピーには、<FP>タグは含まれず、代
わりにステップ312で選択されたいずれかの代替可能
ストリングが入っている。すると、ホストシステム10
は、この文書をフロッピィディスクにコピーするか、ネ
ットワークインタフェース48を介してネットワーク上
に送り出すか、あるいはその他の形でユーザに配布する
ことができる。
【0025】図5は、本発明の一実施形態により文書コ
ピーの出所を確認するステップを示すフローチャートで
ある。不正コピーではないかと思われる電子文書のコピ
ーを入手したと仮定した場合、その著作権所有者は、文
書原本のコピーの正当な受取人の中からその不正コピー
の出所を突き止めることができる。これはその不正コピ
ーがペーパーコピーであっても可能であると言うことに
留意すべきである。
【0026】分析には、<FP>タグの入った文書原本の
コピーを利用することができる。図示の各ステップの説
明においては、典型的なコンピュータシステムからなる
ホストシステム10を使用するものと仮定されている
が、1つ以上のステップを手動で行うことも可能であ
る。まず、ステップ402で、文書原本の走査が開始さ
れる。タグが見つかったならば、ステップ404で、不
正コピーを調べて、そのタグに対してどのストリングが
選択されたかが特定される。ステップ406では、ステ
ップ402で特定されたストリングに従ってコピーキー
中の対応するビットがセットされる。ステップ408
で、ホストシステム10は、文書原本の最後のタグに達
したかどうかを確認する。最後のタグに達していなけれ
ば、処理はステップ402に戻る。最後のタグに達した
場合は、その不正の疑いのあるコピーからコピーキーが
完全に抜き出されたことになる。ステップ410では、
コピーキーに誤り訂正符号が付加されていれば、それが
取り除かれる。ステップ412では、抜き出されたコピ
ーキーをその文書の文書キーと結合して顧客番号が得ら
れる。この実施形態においては、このステップは抜き出
されたコピーキーと文書キーとの排他的論理和演算より
なる。顧客番号に始めからチェックサムが入れられてい
た場合は、この時点で顧客番号の妥当性をチェックする
ことができる。ステップ414では、顧客番号をデータ
ベースと照合して、原本コピーのどの正当受取人が不正
コピーの出所であるかが突き止められる。
【0027】以上の説明においては、本発明を特定の実
施形態に基づいて説明した。しかしながら、特許請求の
範囲の記載に基づく本発明の精神及び範囲を逸脱するこ
となく本発明の様々な修正態様及び変更態様を実施する
ことが可能なことは明白である。
【0028】たとえば、顧客番号は、2進数と異なる基
数を用いて表すこともできる。その場合は、文書原文中
の各タグの位置には、3つ以上の代替可能ストリングが
入れられることになろう。3進法の顧客番号の場合、顧
客番号の各ディジットによって3つの代替可能ストリン
グの中から1つが選択されることになる。
【0029】さらに、本願で説明したフローチャート
は、単に本発明の方法を達成するためのステップの大ま
かな論理の流れを例示的に図解したものであり、図示の
フローチャートについて、本発明の範囲を逸脱すること
なくステップを追加したり、省いたりすることが可能な
ことは明白であろう。また、これらのフローチャートの
ステップの時間順序も、本発明の範囲を逸脱することな
く変更することが可能である。フローチャートによって
説明した方法の実施についてさらに検討する場合に、必
然的にこれらのステップの選択及び順序の変更が必要に
なることも考えられる。たとえば、誤り訂正符号は、文
書キーではなく、顧客番号に対して付加し、取り除くよ
うにしてもよい。また、文書キーと顧客番号との単純な
排他的論理和の代わりに、暗号化方式を用いてコピーキ
ーを得るようにすることもできる。
【0030】総じて、本願明細書のフローチャートに
は、コンピュータシステムで実行されるソフトウェアル
ーチンによって行われる1つ以上のステップが含まれ
る。これらのルーチンは、当技術分野で周知の任意の手
段によって実施することが可能である。たとえば、Ja
va、“C”、Pascal、FORTRAN、アセン
ブリ言語等、何種類のコンピュータプログラミング言語
を用いてもよい。さらに、手順向き、オブジェクト指向
あるいは人工知能技術のような様々なプログラミング技
法を用いることができる。
【0031】当業者には、上記のような変更態様ないし
は修正態様が多数自明である。従って、本願の明細書及
び図面は限定的な意味ではなく、例示説明的な意味に解
釈すべきであり、本発明は特許請求の範囲の記載及びそ
の等価内容の全範囲によってのみ限定されるものであ
る。
【0032】本発明の電子文書に識別情報を添加するた
めのコンピュータに実装される方法は、基本的に、ユー
ザ識別子を得、電子文書の1つ以上の選択されたテキス
トセグメントを上記ユーザ識別子に従って修正する修正
する。その修正ステップは、文書エンコーディングキー
を上記ユーザ識別子と結合し、その結合ステップの結果
に従って上記1つ以上の選択されたテキストセグメント
の各々について代替可能文字ストリングを選択する。そ
の選択は、上記結合した結果に誤り訂正符号を付加する
訂正符号を付加し、その誤り訂正符号付加ステップの結
果に従って上記1つ以上の選択されたテキストセグメン
トの各々について代替可能文字ストリングを選択する。
【0033】結合は、文書エンコーディングキーを上記
ユーザ識別子と論理結合する。さらに論理結合は、ユー
ザエンコーディングキーの2進表現と上記ユーザ識別子
の2進表現との排他的論理和を生成する。上記選択は、
結合ステップの結果の対応ビットに従って1つ以上の選
択されたテキストセグメントの各々について第1の代替
可能文字ストリングと第2の代替可能文字ストリングの
いずれかを選択する。上記修正は、1つ以上の選択され
たセグメントの位置を指示する上記電子文書の文書原本
中の1つ以上のタグを探して走査する。上記ユーザ識別
子を得るには、ユーザ識別情報入力を受け取り、ユーザ
識別子をそのユーザ識別子情報入力に従ってデータベー
スから検索して取り出すようにする。さらに上記ユーザ
識別子を得るには、ユーザ識別情報入力を受け取り、そ
のユーザ識別情報に従ってユーザ識別子を生成する。
【0034】電子文書の複写を検知するためのコンピュ
ータに実装される方法の他の実施形態は、電子文書の出
所を示す上記電子文書の1つ以上のセグメントを特定
し、1つ以上の特定されたセグメントのテキストに基づ
いて文書のコピーキーを抽出する。その際、特定するに
際にしては、参照文書を検索して取り出し、その参照文
書を走査して1つ以上の識別子タグを探し、上記1つ以
上のセグメントが参照文書中の識別子タグの位置に類似
した電子文書中の位置にあることを確認する。上記抽出
するには、1つ以上のセグメントの各々について第1の
代替可能ストリング及び第2の代替可能ストリングを
得、所与のセグメントの内容が上記第1または第2の代
替可能ストリングにと一致するかどうかに基づいて、1
つ以上のセグメントの各々について上記コピーキーのビ
ットを選択する。
【0035】電子文書に識別情報を添加する本発明コン
ピュータプログラム製品は、ユーザ識別子を与えるコー
ドと、ユーザ識別子に従って上記電子文書の1つ以上の
選択されたテキストセグメントを修正する修正コード
と、コンピュータコードを記憶するコンピュータ可読媒
体とを備えている。その修正コードは、文書エンコーデ
ィングコードを上記ユーザ識別子と結合する結合コード
と、その結合コードによる結合の結果に基づいて上記1
つ以上の選択されたセグメントの各々について代替可能
文字ストリングを選択する選択コードとを含む。また選
択コードは、誤り訂正符号を上記結合コードによる結合
の結果に付加する誤り訂正コード付加コードと、その誤
り訂正付加コードによる付加の結果に基づいて上記1つ
以上の選択されたセグメントの各々について代替可能文
字ストリングを選択するコードとを含んでいる。さら
に、結合コードは、文書エンコーディングキーをユーザ
識別子と論理結合する論理結合コードを含んでいる。そ
の論理結合コードは、文書エンコーディングキーの2進
表現とユーザ識別子の2進表現の排他的論理和を生成す
るコードを含んでいる。上記した選択コードは、結合コ
ードによる結合の上記結果の対応するビットに従って上
記1つ以上の選択されたセグメントの各々についていず
れかの2進形の代替可能ストリングを選択するコードを
更に含んでいる。修正コードは、電子文書中の上記1つ
以上の選択されたセグメントの位置を示すタグを探して
走査するコードと、上記1つ以上のタグを取り除くコー
ドとを含んでいる。ユーザ識別子を与えるコードは、ユ
ーザ識別子情報入力を受け取るコードと、そのユーザ識
別子情報入力に従ってそのユーザ識別子をデータベース
から検索して取り出すコードとを含んでいる。ユーザ識
別子を与えるコードは、ユーザ識別子情報入力を受け取
るコードと、そのユーザ識別子情報入力に従ってそのユ
ーザ識別子を生成するコードとを含んでいる。コンピュ
ータプログラムは、修正された形の上記電子文書をネッ
トワークを介して送信するコードをさらに具備するのが
望ましい。
【0036】電子文書の複写を検知するコンピュータプ
ログラム製品の他の実施形態は、上記電子文書の出所を
示す該電子文書の1つ以上のセグメントを特定する特定
コードと、上記1つ以上の特定されたセグメントのテキ
ストに基づいて該電子文書のコードキーを抽出する抽出
コードと、上記コードを記憶するコンピュータ可読媒体
とを具備している。特定コードは、参照文書を検索して
取り出すコードと、その参照文書を走査して1つ以上の
識別子タグを探し出すコードと、1つ以上のセグメント
が上記参照文書中の識別子タグの位置に類似した電子文
書中の位置にあることを確認するコードとを含む。抽出
コードは、1つ以上のセグメントの各々について第1及
び第2の代替可能ストリングを与えるコードと、所与の
セグメントの内容がが第1の代替可能ストリングである
か、第2の代替可能ストリングであるかによって、1つ
以上のセグメントの各々について上記コピーキーのビッ
トを選択するコードとを含む。その製品はコピーキーか
ら誤り訂正コードを取り除くコード、さらにはコピーキ
ーを文書キーと結合する結合コードを含むことが望まし
い。結合コードは、文書キーと上記コピーキーの排他的
論理和を生成するコードを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施するのに好適なホストコンピュ
ータシステムのブロック図である。
【図2】 ホストコンピュータシステムとリモートの顧
客との相互接続を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態に基づき電子配布用に作
成された文書原本の一部を抜粋して示す説明図である。
【図4】 本発明の一実施形態に従って文書原本を電子
的にコピーするステップを説明するためのフローチャー
トである。
【図5】 本発明の一実施形態に従って文書コピーの出
所を確認するステップを説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム、12 バス、14 中央
処理装置、16 システムメモリ、18 入出力コント
ローラ、24 ディスプレイスクリーン、32マウス、
36 フロッピィディスク。

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子文書に識別情報を添加するためのコ
    ンピュータに実装される方法において:ユーザ識別子を
    得るステップと;上記電子文書の1つ以上の選択された
    テキストセグメントを上記ユーザ識別子に従って修正す
    る修正ステップと;を具備した方法。
  2. 【請求項2】 上記修正ステップが:文書エンコーディ
    ングキーを上記ユーザ識別子と結合する結合ステップ
    と;その結合ステップの結果に従って上記1つ以上の選
    択されたテキストセグメントの各々について代替可能文
    字ストリングを選択する選択ステップと;を具備する請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記選択ステップが:上記結合ステップ
    の結果に誤り訂正符号を付加する訂正符号付加ステップ
    と;その誤り訂正符号付加ステップの結果に従って上記
    1つ以上の選択されたテキストセグメントの各々につい
    て代替可能文字ストリングを選択するステップと;を具
    備する請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記結合ステップが:上記文書エンコー
    ディングキーを上記ユーザ識別子と論理結合する論理結
    合ステップ:を具備する請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記論理結合ステップが:上記ユーザエ
    ンコーディングキーの2進表現と上記ユーザ識別子の2
    進表現との排他的論理和を生成するステップ;を具備す
    る請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記選択ステップが:上記結合ステップ
    の上記結果の対応ビットに従って上記1つ以上の選択さ
    れたテキストセグメントの各々について第1の代替可能
    文字ストリングと第2の代替可能文字ストリングのいず
    れかを選択するステップ;を具備する請求項2記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 上記修正ステップが:上記1つ以上の選
    択されたセグメントの位置を指示する上記電子文書の文
    書原本中の1つ以上のタグを探して走査するステップ;
    を具備する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記ユーザ識別子を得るステップが:ユ
    ーザ識別情報入力を受け取るステップと;上記ユーザ識
    別子をそのユーザ識別子情報入力に従ってデータベース
    から検索して取り出すステップと;を具備する請求項1
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記ユーザ識別子を得るステップが:ユ
    ーザ識別情報入力を受け取るステップと;そのユーザ識
    別情報に従ってユーザ識別子を生成するステップと;を
    具備する請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 修正された形の上記電子文書をネット
    ワークを介して送信するステップ;をさらに具備した請
    求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記修正ステップを上記ユーザ識別子
    が上記文書の意味に影響を及ぼさないように行う請求項
    1記載の方法。
  12. 【請求項12】 電子文書の複写を検知するためのコン
    ピュータに実装される方法において:上記電子文書の出
    所を示す上記電子文書の1つ以上のセグメントを特定す
    る特定ステップと;上記1つ以上の特定されたセグメン
    トのテキストに基づいて該文書のコピーキーを抽出する
    抽出ステップと;を具備した方法。
  13. 【請求項13】 上記特定ステップが:参照文書を検索
    して取り出すステップと;その参照文書を走査して1つ
    以上の識別子タグを探すステップと;上記1つ以上のセ
    グメントが参照文書中の識別子タグの位置に類似した電
    子文書中の位置にあることを確認するステップと;を具
    備する請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記抽出ステップが:上記1つ以上の
    セグメントの各々について第1の代替可能ストリング及
    び第2の代替可能ストリングを得るステップと;所与の
    セグメントの内容が上記第1または第2の代替可能スト
    リングにと一致するかどうかに基づいて、該1つ以上の
    セグメントの各々について上記コピーキーのビットを選
    択するステップと;を具備する請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記コピーキーから誤り訂正符号を取
    り除くステップ;をさらに具備した請求項12記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 上記コピーキーを文書キーと結合する
    結合ステップ;をさらに具備した請求項12記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 上記文書キーと上記コピーキー排他的
    論理和を生成するステップ;をさらに具備した請求項1
    6記載の方法。
  18. 【請求項18】 上記結合ステップの結果をユーザ識別
    子データベースと照合して上記電子文書の出所を識別す
    るステップ;をさらに具備した請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介して文書要求を受け
    取るネットワークインタフェースと;上記文書要求に従
    って電子記憶装置よりある文書の文書原本を検索して取
    り出す記憶装置インタフェースと;処理システムであっ
    て:ユーザ識別情報に従い上記文書原本のテキストを修
    正して識別情報添加コピーを生成し;上記識別情報添加
    コピーを上記ネットワークインタフェースを介して送信
    する;よう構成されている処理システムと;を具備した
    コンピュータシステム。
  20. 【請求項20】 上記処理システムが:上記ユーザ識別
    情報をコピーキーに変換し;上記文書原本を走査して、
    タグによって識別される1つ以上のセグメントで、その
    各々について代替可能ストリングが得られるセグメント
    を探し;上記コピーキーに従って、タグによって識別さ
    れる該1つ以上のセグメントの各々について代替可能ス
    トリングのいずれかを選択し;その選択された代替可能
    ストリングを組み込んだ形の該識別情報添加コピーを生
    成する;ようさらに構成されており、この構成によって
    該文書原本を修正するようになっている;請求項19記
    載の方法。
  21. 【請求項21】 上記処理システムが:上記コピーキー
    を文書キーと結合し;そのコピーキーを文書キーと結合
    した結果に基づいて上記代替可能ストリングのいずれか
    を選択する;よう構成されており、この構成によって選
    択を行うようようになっている;請求項20記載のコン
    ピュータシステム。
  22. 【請求項22】 識別情報添加電子文書コピーを記憶す
    るよう構成された電子記憶システムと;処理システムで
    あって:上記文書の出所を示す該電子文書の1つ以上の
    セグメントを特定し;その1つ以上の特定されたセグメ
    ントの内容に基づいて上記電子文書のコピーキーを抽出
    する;よう構成された処理システムと;を具備したコン
    ピュータシステム。
  23. 【請求項23】 上記処理システムが:上記コピーキー
    を文書キーと結合してユーザ識別子を得る;ようさらに
    構成されている請求項22記載のコンピュータシステ
    ム。
  24. 【請求項24】 上記処理システムが:上記ユーザ識別
    子をデータベースと照合して、上記識別情報添加電子文
    書コピーの出所を識別する;ようさらに構成されている
    請求項22記載のコンピュータシステム。
  25. 【請求項25】 電子文書の文書原本を記憶するホスト
    システムと;ネットワークを介して上記ホストシステム
    に接続された1つ以上のリモートシステムと;を具備
    し、 上記ホストシステムが:上記文書原本をユーザ識別情報
    に従って修正して識別情報添加電子文書コピーを生成
    し;上記識別情報添加電子文書コピーを上記1つ以上の
    リモートシステムの中の選択された1つにリモートシス
    テムに送信する;よう構成されており、この構成によっ
    て上記選択された1つのリモートシステムに上記識別情
    報添加電子文書コピーを送るようになっている;コンピ
    ュータシステム。
  26. 【請求項26】 電子文書に識別情報を添加するコンピ
    ュータプログラム製品において:ユーザ識別子を与える
    コードと;上記ユーザ識別子に従って上記電子文書の1
    つ以上の選択されたテキストセグメントを修正する修正
    コードと;コンピュータコードを記憶するコンピュータ
    可読媒体と;を具備したコンピュータプログラム製品。
  27. 【請求項27】 上記修正コードが:文書エンコーディ
    ングコードを上記ユーザ識別子と結合する結合コード
    と;その結合コードによる結合の結果に基づいて上記1
    つ以上の選択されたセグメントの各々について代替可能
    文字ストリングを選択する選択コードと;を含む請求項
    26記載の製品。
  28. 【請求項28】 上記選択コードが:誤り訂正符号を上
    記結合コードによる結合の結果に付加する誤り訂正コー
    ド付加コードと;その誤り訂正付加コードによる付加の
    結果に基づいて上記1つ以上の選択されたセグメントの
    各々について代替可能文字ストリングを選択するコード
    と;を具備する請求項27記載の製品。
  29. 【請求項29】 上記結合コードが:上記文書エンコー
    ディングキーを上記ユーザ識別子と論理結合する論理結
    合コード;を含む請求項27記載の製品。
  30. 【請求項30】 上記論理結合コードが:上記文書エン
    コーディングキーの2進表現と該ユーザ識別子の2進表
    現の排他的論理和を生成するコード;を含む請求項29
    記載の製品。
  31. 【請求項31】 上記の選択コードが:上記結合コード
    による結合の上記結果の対応するビットに従って上記1
    つ以上の選択されたセグメントの各々についていずれか
    の2進形の代替可能ストリングを選択するコード;を含
    む請求項27記載の製品。
  32. 【請求項32】 上記修正コードが:上記電子文書中の
    上記1つ以上の選択されたセグメントの位置を示すタグ
    を探して走査するコードと;上記1つ以上のタグを取り
    除くコードと;を含む請求項26記載の製品。
  33. 【請求項33】 上記ユーザ識別子を与えるコードが:
    ユーザ識別子情報入力を受け取るコードと;そのユーザ
    識別子情報入力に従ってそのユーザ識別子をデータベー
    スから検索して取り出すコードと;を含む請求項26記
    載の製品。
  34. 【請求項34】 上記ユーザ識別子を与えるコードが:
    ユーザ識別子情報入力を受け取るコードと;そのユーザ
    識別子情報入力に従ってそのユーザ識別子を生成するコ
    ードと;を含む請求項26記載の製品。
  35. 【請求項35】 修正された形の上記電子文書をネット
    ワークを介して送信するコード;をさらに具備した請求
    項26記載の製品。
  36. 【請求項36】 上記修正コードが、上記ユーザ識別情
    報が上記電子文書の意味に影響を及ぼさないようにして
    動作する請求項26記載の製品。
  37. 【請求項37】 電子文書の複写を検知するコンピュー
    タプログラム製品において:上記電子文書の出所を示す
    該電子文書の1つ以上のセグメントを特定する特定コー
    ドと;上記1つ以上の特定されたセグメントのテキスト
    に基づいて該電子文書のコードキーを抽出する抽出コー
    ドと;上記コードを記憶するコンピュータ可読媒体と;
    を具備した製品。
  38. 【請求項38】 上記特定コードが:参照文書を検索し
    て取り出すコードと;その参照文書を走査して1つ以上
    の識別子タグを探し出すコードと;上記1つ以上のセグ
    メントが上記参照文書中の該識別子タグの位置に類似し
    た上記電子文書中の位置にあることを確認するコード
    と;を含む請求項37記載の製品。
  39. 【請求項39】 上記抽出コードが:上記1つ以上のセ
    グメントの各々について第1及び第2の代替可能ストリ
    ングを与えるコードと;所与のセグメントの内容がが第
    1の代替可能ストリングであるか、第2の代替可能スト
    リングであるかによって、該1つ以上のセグメントの各
    々について上記コピーキーのビットを選択するコード
    と;を含む請求項37記載の製品。
  40. 【請求項40】 上記コピーキーから誤り訂正コードを
    取り除くコード;をさらに具備した請求項37記載の製
    品。
  41. 【請求項41】 上記コピーキーを文書キーと結合する
    結合コード;をさらに具備した請求項37記載の製品。
  42. 【請求項42】 上記結合コードが:上記文書キーと上
    記コピーキーの排他的論理和を生成するコード;を含む
    請求項41記載の製品。
  43. 【請求項43】 上記結合コードによる結合の結果をユ
    ーザ識別子データベースと照合して、上記電子文書の出
    所を識別するコード:をさらに具備した請求項41記載
    の製品。
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