JPH104392A - 複数ビーム無線遠隔通信システム - Google Patents

複数ビーム無線遠隔通信システム

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JPH104392A
JPH104392A JP9041758A JP4175897A JPH104392A JP H104392 A JPH104392 A JP H104392A JP 9041758 A JP9041758 A JP 9041758A JP 4175897 A JP4175897 A JP 4175897A JP H104392 A JPH104392 A JP H104392A
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JP
Japan
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signal
frequency
fdm
signals
antenna
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JP9041758A
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Michael James Gans
ジェームス ガンズ マイケル
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Lucent Technologies Inc
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q25/00Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0408Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas using two or more beams, i.e. beam diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高周波スイッチングおよびケーブル配線の必
要性を回避しながら、複数のアンテナ・ビームで情報含
有信号を送信する。 【解決手段】 無線遠隔通信システムにおいて使われる
ための複数ビーム送信システムが開示されており、その
システムは基地局の塔の底部に設置することができる無
線送信機アッセンブリと、基地局の塔の頂上に設置する
ことができる送信機サブアッセンブリを含んでいる。そ
の無線送信機アッセンブリは、複数の入力の情報含有信
号を変調して、周波数変換するように動作する。各周波
数変換器は情報含有信号の少なくとも一つを所定の変換
される周波数帯域に置く。複数ビームのアンテナは複数
のアンテナ・ビームを放射し、各アンテナ・ビームは関
連付けられた周波数変換器によって変換された周波数帯
域内に置かれた情報含有信号の少なくとも一つを送信す
る。無線端末から入って来る信号を受信するために、複
数ビームの受信システムを採用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、無線遠隔
通信に関し、そして特に、複数アンテナ・ビーム無線遠
隔通信システムおよびそのための基地局の電子装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における無線遠隔通信の基地局
は、通常は一つまたはそれ以上の広ビーム・アンテナを
採用し、基地局の或る半径の範囲内で、例えばセルラー
電話などの無線端末との間で情報含有信号の送信および
受信を行う。この方法では、基地局に関して広い角度セ
クターの中で移動している移動無線端末との通信のため
の通路として普通は方位角における各広ビームを使うこ
とができる。
【0003】広ビーム・システムの一つの欠点は、通信
距離が短いことである。一般に、無線端末が基地局と通
信できる距離は、基地局のアンテナの利得に比例し、与
えられた送信機のパワー・レベルに対してその立体角で
の帯域幅に逆比例する。より詳細には、この距離のn乗
が基地局のアンテナの利得に直接比例する。ここでn
は、通常3から4までの間の値である。通信距離が短い
ことは実際のシステム、特に地方の郊外領域においてコ
ストの制約が厳しくなる可能性がある。というのは、そ
れに対応した広い地理的領域をカバーするために数多く
の基地局が必要となるからである。
【0004】広ビーム・システムのもう一つの欠点は、
送信機のパワーが十分に使われないことである。例え
ば、周波数分割複数アクセス(FDMA)システムにお
いては、例えば30kHzの幅の狭い周波数チャネルが
一つの無線端末との各通信セッションに専用となる。通
常、各広ビームは、多くの通信チャネルの情報含有信号
を搬送する周波数分割型マルチプレックス(FDM)信
号を関連の無線端末に対して送信する。各無線端末は同
時には一つの角度方向だけにしかなく、そして、その無
線端末に対して向けられる信号のパワーが広い角度セク
ター上で送信されるので、パワーが浪費される。さら
に、他の通信セッションからの妨害の可能性が高く、従
って、各無線端末は通信するために多くの望ましくない
信号をフィルタで取り除かなければならない。そのフィ
ルタリングが完全でないと、干渉が発生することが多
い。基地局の受信機も同様な問題がある。
【0005】前記の広ビーム・システムの制限事項に対
する一つの解決策が「パワー共有型線形増幅器ネットワ
ーク」と題する共通に譲渡された同時係属出願の米国特
許出願第08/506286号の中で開示されている。
その中で、複数ビームの通信システムが開示されてお
り、各システムがパワー共有型の増幅器ネットワークを
利用し、そのネットワークは、パワーを共有している一
対のネットワーク、例えば、バトラー・マトリックスな
どから構成され、そして、それらの間に複数の増幅器が
接続されている。
【0006】システムがパワーを共有しているので、各
ビームに対して専用の電力増幅器を使うコンパートメン
ト化された狭いビームのシステムより有利である。すな
わち、パワー共有型増幅器ネットワークの中の各増幅器
は、送信される情報含有信号のすべてのパワーを増幅器
し、それによってシステムの信頼性を改善し、統計的ベ
ースでの通信のトラフィック処理能力を高める。各ビー
ムに対して専用の分離されたアンテナによって、または
いくつかの複数ビーム・アンテナによって複数の高利得
ビームを形成することができる。しかし、その開示され
ているシステムは、通常は交換ネットワークを利用して
送信および受信のために適切なアンテナ・ビームに対し
て変調された信号を切り換える。ユーザの数が多いシス
テムの場合、そのような交換ネットワークは複雑で高価
になる。さらに、その情報含有信号を変調するために使
われる基地局の無線機が基地局の塔の底部にあり、アン
テナが塔の頂上にあった場合(これが普通であるが)、
その無線機をアンテナに接続するために必要なケーブル
配線が厄介になる可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の例示としての実
施例において、無線通信システムの中の基地局において
使うのに適している送信システムは、従来技術のシステ
ムの複雑な高周波スイッチングおよびケーブル配線の必
要性を回避しながら、複数のアンテナ・ビーム上で情報
含有信号を送信することができる。
【0008】例示としての実施例の送信システムは、基
地局の塔の底部に設置することができる無線送信アッセ
ンブリおよび、基地局の塔の頂上に設置することができ
る送信機のサブアッセンブリを含んでいる。その無線送
信機のアッセンブリは、入力の複数の情報含有信号を変
調し、周波数変換を行うように動作する。次に、その信
号が組み合わされて第1のFDM信号を形成し、塔の中
を上に向かって配線されている単独のFDMケーブルを
経由して、その信号を送信機のサブアッセンブリへ回送
することができる。
【0009】送信機のサブアッセンブリは、その第1の
FDM信号を複数の第2のFDM信号に分割するための
パワー分割回路および、それぞれが第2のFDM信号の
一つを周波数変換するための複数の周波数変換器を含ん
でいる。各周波数変換器は少なくとも一つの情報含有信
号を所定の一つの変換された周波数帯域内に置く。オプ
ションとして、その変換される周波数帯域は、各周波数
変換器に対して同じであり、その帯域幅は第1のFDM
信号の帯域幅より狭い。複数ビーム・アンテナは複数の
アンテナ・ビームを放射し、各アンテナ・ビームは関連
付けられている周波数変換器によってその変換される周
波数帯域内に置かれた少なくとも一つの情報含有信号を
送信する。
【0010】無線送信機アッセンブリによって入力の情
報含有信号が置かれるチャネルは、例えば、塔の底部に
ある無線送信機アッセンブリの内部の他の周波数変換器
を制御することによって、動的に割り当てることができ
る。この方法で、情報含有信号のうちの任意のもの、ま
たはすべてをアンテナ・ビームの任意の一つによって送
信することができる。
【0011】例示としての実施例の送信機システムと組
み合わせて一つの受信機システムを使うことができる。
その受信機システムは、受信機サブアッセンブリおよび
無線受信機アッセンブリを含んでいる。その受信機サブ
アッセンブリは複数ビーム上で無線端末から信号を受信
する。その際、送信のために使われるのと同じ複数ビー
ム・アンテナを使うことが好ましい。各ビーム上で受信
された信号は、さらに周波数変換器によって変換されて
から組み合わされて第3のFDM信号が形成される。そ
の第3のFDM信号は、無線受信機アッセンブリへ回送
され、無線受信機アッセンブリを基地局の塔の底部に設
置することができる。その無線受信機アッセンブリは第
3のFDM信号の内部で入って来る信号を分離し、それ
以降で電話ネットワークへ送信するための信号を用意す
るための、複数の周波数変換器およびそれに関連付けら
れた無線受信機を含んでいる。オプションとして、少な
くとも一つの追加の周波数変換器および無線受信機が用
意される。それらは一緒に機能し、そして基地局のコン
トローラと組み合わせられて各無線端末ユーザに対する
適切な、または優勢なアンテナ・ビームを決定する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明をより良く理解するため
に、その実施例が各要素または機能を示している参照番
号入りの付属図面と組み合わせて参照される。
【0013】本発明の原理を示すために、無線遠隔通信
システムの中の基地局の電子装置の一部を形成している
ものとして、以下に本発明の好ましい実施例が説明され
る。しかし、ここで説明される実施例は単に一つの例に
過ぎず、そして本発明は、他のタイプのシステム、例え
ば、衛星通信または放送システムに対しても採用できる
ことを理解されたい。
【0014】図1は、本発明による送信システムの一実
施例を示しており、それは一般に100という番号で示
されている。送信システム100は、周波数分割マルチ
プレックス(FDM)ケーブル110によって相互に接
続されている送信機サブアッセンブリ102および無線
送信機アッセンブリ104を含んでいる。FDMケーブ
ル110は、普通は低損失の、高度にシールドされた同
軸ケーブルである。サブアッセンブリ102は、例え
ば、セルラー電話システムなどの無線遠隔通信システム
において基地局の塔(図示せず)の頂上などの第1の装
置設置場所で採用するのに特に適している。無線送信機
アッセンブリ104は、基地局の塔の底部にある装置の
シェルターの内部などの第2の装置設置場所において採
用することができる。
【0015】基地局コントローラ130は、銅線、光フ
ァイバーまたはマイクロ波リンクなどの通信リンク17
5を経由して公衆電話回線(PSTN)とインターフェ
ースする。普通に行われるように、情報含有信号は基地
局のコントローラとPSTNとの間で無線交換センター
(図示せず)を経由して送受信される。これらの情報含
有信号は音声信号または電子データ、例えば、Eメール
またはファクシミリのデータから構成される可能性があ
る。基地局のコントローラ130はPSTNから受信さ
れた情報含有信号を無線送信機アッセンブリ104の内
部の無線機に対して供給する。アッセンブリ104の内
部でその情報含有信号は変調され、周波数変換されてか
ら組み合わされてFDMケーブル110上で一つのFD
M信号SFDMを形成する。FDM信号の内部の周波数分
割されたチャネルを基地局コントローラ130の制御下
で個々の情報含有信号に対して動的に割り当てることが
できる。信号SFDMはK個までの複数の情報含有信号
を、M個までのFDMチャネルに対してFDMケーブル
上で搬送する。ここで、Kは一般にMより大きい。従っ
て、M個の各チャネルは複数の情報含有信号を搬送する
ことができる。信号の周波数分割マルチプレックスは符
号分割複数アクセス(CDMA)または時分割複数アク
セス(TDMA)と組み合わせても実行できることに留
意されたい。
【0016】送信機サブアッセンブリ102の中で、信
号SFDMは、1:Mのパワー分割回路120によって分
割されてM個のFDM信号を形成し、それぞれがM個の
出力信号線TL1〜TLMのうちの一つに存在する。信号
線TL1〜TLM上のM個の各信号は信号SFDMの減衰さ
れたバージョン(パワー分割のために)であり、それぞ
れの周波数変換器T1〜TMに印加される(ここで開示さ
れている周波数変換器は記号「T」によって示されてい
る)。各周波数変換器T1〜TM周波数変換を行うように
機能し、関連付けられたFDM信号をフィルタすること
が好ましく、それによって情報含有信号をFDMケーブ
ル上のM個の周波数チャネルのうちの一つの中に分離す
る。各周波数変換器T1〜TMは関連付けられている一つ
の制御信号線107−1〜107−Mを経由して共通の
周波数シンセサイザー105に接続されている。各信号
線107−1〜107−M上に異なる局部発信周波数が
提供されているのが好ましい。これによって、各周波数
変換器は以下にさらに詳しく説明されるように、FDM
ケーブル上の永久的に割り当てられたユニークな周波数
帯域の内部に情報信号を分離することができる。
【0017】信号線TR1〜TRM上の分離された信号
は、増幅器ネットワーク140に印加され、そこでそれ
以降の放射のために適切なパワー・レベルにまでパワー
共有の配置で増幅されるのが好ましい、増幅された信号
は信号線L1〜LM上に現われ、それらは複数ビーム・ア
ンテナ150に印加されて、M個の狭いビームB1〜BM
が形成される。B1〜BMの各ビームはビームのほぼピー
クに中心を置いた狭い角度セクタの範囲内で放射するた
めの異なる角度方向を指向する。このように、各ビーム
は、その関連付けられた角度セクタの範囲内で無線端末
と通信するために専用に使われる。B1〜BMは、360
°の方位角を提供することが好ましい。
【0018】図1Bは、無線送信機アッセンブリ104
aの一例を回路図的に示している。無線送信機R1〜RK
は、ベースバンドの情報を含んでいるS1〜SKを基地局
コントローラ130からそれぞれの信号線A1〜AK上で
受け取る。各無線送信機R1〜RKは搬送波信号を生成
し、それはそれぞれのベースバンド信号S1〜SKによっ
て変調される。
【0019】次に、その変調された信号は通常は増幅さ
れ、そしてフィルタされて関連の変調された無線出力信
号SM1〜SMKを作り出す。通常、SM1〜SMKの無線
出力信号の搬送周波数fcは同じである。無線出力信号
の内部で採用することができる適切な変調技法として
は、Advanced Mobile Phone S
ystem(AMPS)、IS−54およびIS−94
の工業標準として確立されている技法があり、それらは
周波数変調(FM)を使っている。他の適切な例として
は、周波数シフト・キーイング(FSK)または位相シ
フト・キーイング(PSK)などのディジタル変調技法
がある。CDMAまたはTDMAも採用することができ
る。これらの場合、いずれにおいても、複数の情報含有
信号を変調するために各無線送信機Riが使われること
になり、無線機の台数が送信できる信号の数より少ない
ようにする。
【0020】無線出力信号SM1〜SMKが、それぞれの
信号線119−1〜119−Kを経由してチューニング
可能な周波数変換器T1′〜TK′へそれぞれ印加され
る。各周波数変換器T1′〜TK′は関連付けられた無線
出力信号を、関連付けられた制御信号線CL1〜CLK
の制御信号経由で基地局コントローラ130によって制
御される選択された周波数制限されたチャネルに変換す
る。変調されて周波数変換された出力信号は信号線11
5−1〜115−K上に提供され、そしてK:1のパワ
ー組合せ回路160へ印加される。この組合せ回路は、
それらの信号を組み合わせてFDMケーブル110上に
信号SFDMを作り出す。
【0021】図2Aを参照して、周波数変換器の一例T
i′を無線出力信号アッセンブリ104aの周波数変換
器T1′〜TK′の任意のものに対して使うことができ
る。アップコンバート・ミクサー250−iは、対応し
ている無線出力信号Riから、搬送周波数fcの関連付け
られている変調された信号SMiを受け取る。また、ミ
クサー250−iは、チューニング可能な周波数シンセ
サイザー260−iから正弦波の局部発信(L.O.)
信号SLO−iも受け取る。信号SLO−iの周波数fLOi
は、基地局コントローラから供給されている信号線CL
i上の制御信号によって制御される。ミクサー250−
iは、信号SLO−iを信号SMiと混合して、信号線1
15−i上に周波数変換された信号SMTiを作り出す。
この信号の搬送周波数は、(fLOi−fC)に等しい。変
調された各信号SMiの信号帯域幅だけ隔てられた異な
る周波数に対して各シンセサイザー260−1〜260
−Kをチューニングすることによって、信号SMT1〜S
MTKは、例えば、30KHz幅の異なる帯域制限された
チャネルを占有することができる。この方法によって、
信号SMT1〜SMTKが組み合わせられてFDM信号SFDM
を形成する時、チャネル間の干渉は生じない。基地局コ
ントローラが個々の周波数変換器T1′〜TM′の内部の
局部発振周波数を制御するので、情報含有信号の任意の
ものに対してそれ以降の放射のために指定されている周
波数チャネルを動的に割り当てることができる。
【0022】例えば、信号SMT1〜SMTKをFDMケーブ
ル上で50〜650MHzの周波数範囲内の任意の場所
に置くことができるが、それらは、それ以降で、例え
ば、2500〜2510MHzのもっと狭い周波数帯域
上で放射される。この例のケースが図8Aおよび図8B
に示されている。この例の中で、60個のFDMケーブ
ル・バンド(またはサブバンド)CH1〜CH60がそれ
ぞれ10MHz幅で生成されている。各FDMケーブル
の帯域は、形成される60個の狭いアンテナ・ビームB
1〜B60のうちの一つだけに関連付けられる。従って、
特定のFDMケーブル帯域の内部に置かれる任意の信号
MT1〜SMTK(図1B)は、その帯域に関連付けられて
いるアンテナ・ビームでのみ放射される。
【0023】図8Bの中で示されているように、333
個の放射チャネルCR1〜CR333(制御チャネルを含
む)を送信に関して確立することができ、各チャネルの
帯域幅は30KHzであり、そしてSMT1〜SMTKのうち
の任意の信号を収容することができる。送信時の放射チ
ャネルは2500〜2510MHzの共通放射帯域内に
落ちる。他の周波数をFDMケーブル上で放射チャネル
のために使えることは理解される。各ビーム(および関
連付けられたFDMケーブル・チャネル)は、通常、無
線端末の呼出しのセットアップのための専用の狭帯域制
御チャネルを少なくとも一つ備えている。例のケースに
おいては、すべての移動無線端末のユーザを任意の時点
においてアンテナ・ビームB1〜BMの一つだけによって
カバーされる単独の角度セクターの範囲内に置くことが
できる。このシナリオにおいて、各移動ユーザは、例え
ば、CH1に関連付けられているビームBiに対する50
〜60MHz(CH1)の範囲内で、そのアンテナ・ビ
ームに関連付けられた10MHz幅のFDMケーブル帯
域内にすべての信号SMT1〜SMTKを置き、そして250
0〜2510MHzの帯域内の選択された30KHzの
チャネルの中のビームBiを経由して、それらの信号を
放射することによって通信することができる。
【0024】また、図8Bには、例えば、2600〜2
610MHzの受信帯域内にあるCR1′〜CR333′の
例も示されている。各受信チャネルCRi′は、無線端
末によって音声/データの伝送のために使われ、その無
線端末が基地局から受け取る対応している送信チャネル
CRiから固定の周波数だけオフセットされている(こ
の例では、そのオフセットは100MHzである)。一
般に、受信帯域は送信帯域とはオーバラップしない。受
信の場合については、さらに詳細に以下に説明される。
【0025】図2Bは、周波数変換器の一例Tiを示し
ており、それは、送信機サブアッセンブリ102の周波
数変換器T1〜TMの任意のものに対して使うことができ
る。関連付けられた入力信号線TLi上の信号S
FDMiは、アップコンバート・ミクサー210−iの第1
入力ポートに印加される。信号SFDMiは、それぞれの搬
送周波数(fLO1−fC)〜(fLOK−fC)における信号
MT1〜SMTKから構成されている複数搬送波信号であ
る。それぞれ周波数が異なる局部発振信号SLOF1〜S
LOFMがそれぞれ信号線107−1〜107−M上で共通
の周波数シンセサイザー105によって提供される。シ
ンセサイザー105は、基地局コントローラから信号線
108の一つにおいてクロック発振器の基準信号を受信
し、合成された局部発振周波数SLOF1〜SLOFMが正確に
生成されるようにすることができる。また、シンセサイ
ザー105はどの局部発振周波数が信号線107−1〜
107−Mのどれに提供されるかを制御するために、基
地局コントローラから信号線108上に制御信号も受け
取る。好適には、所定の一つの局部発振周波数がT1
Mの各周波数変換器に対して永久的に割り当てられて
いることが好ましい。代わりに、局部発振周波数を基地
局コントローラの制御下で動的に変更することもでき
る。
【0026】周波数がfLiである局部発振信号S
LOFiが、信号線107−iを経由してミクサー210−
iの他の入力ポートに印加されている。周波数fLiは関
連付けられたFDMケーブル・バンドCH1〜CHMのう
ちの関連付けられた一つの中の信号だけがミクサー21
0−iによってシステムに対する共通の放射帯域内(例
えば、2500〜2510MHz)に変換されて落ちる
ように選択される。好適には、帯域通過フィルタ220
−iが、その共通放射帯域の外側の周波数をフィルタし
て除外し、そのフィルタされた信号STR−iが信号線T
i上に作られるようにするために採用されていること
が好ましい。例の方法によって、図2Bと一緒に図8A
および図8Bを参照すると、i=2およびバンドCH2
がビームB2(および変換器T2)に関連付けられている
ように選択されている場合、変換器T2は、60−70
MHzのCH2の帯域を2500〜2510MHzの、
共通の放射帯域にアップコンバートすることになる。こ
の場合、fL2=2570MHzとなるように、fL2−6
5MHz=2505MHzである。
【0027】図3は、増幅器ネットワーク140aを示
している。それは図1Aの増幅器ネットワーク140の
一例である。増幅器ネットワーク140aは、パワー共
有型増幅器ネットワークであり、M個の増幅器P1〜P
Mを含んでいて、各増幅器は実質的に同じ量のパワーを
増幅する。このタイプの増幅器ネットワークは、共通に
譲渡される、同時係属特許出願第08/506,286
号の中で記述されており、その主題は参照によってここ
に組み込まれている。
【0028】簡単に説明すると、第1のパワー共有ネッ
トワーク310は、それぞれ信号線TR1〜TRMに接続
されているM個の入力ポート3021〜302Mを含ん
でいる。各変調された情報含有信号STR1〜STRMは、第
1のパワー共有ネットワーク310によって出力ポート
3031〜303Mの中に分割され、それぞれの間にあ
らかじめ決められた位相関係がある。これはすべての信
号STR1〜STRMの信号パワーを備えているコンポジット
信号を各出力ポート3031〜303M上に形成する。
各コンポジット信号は関連付けられている増幅器P1〜
PMによって増幅されて、コンポジット信号の増幅され
た信号を作り出し、それが第2のパワー共有ネットワー
ク320の関連付けられている入力ポート3071〜3
07Mに印加される。ネットワーク320は、その増幅
されたコンポジット信号を再構築して、それぞれの出力
ポート3051〜305M上に信号STR1′〜STRM′を
作り出す。この信号はそれぞれ信号線L1〜LMに接続さ
れている。信号STR1′〜STRM′は信号STR1〜STRM
それぞれの増幅されたバージョンである。図3において
M=3Nであることに留意されたい。すなわち、以下に
さらに詳しく説明されるように、例として三つの複数ビ
ーム・アンテナ配列が3051〜305NなどのN個の
出力ポートに対してそれぞれ結合できるようになってい
る。
【0029】パワー共有ネットワーク310および32
0は、それぞれLog2M段のバトラー・マトリックス
であってよく、パワー共有ネットワーク320はネット
ワーク310の逆である。これは各パワー共有ネットワ
ークに対して同じバトラー・マトリックスを使うことに
よって実現できるが、入力と出力のポートが逆になって
いる。バトラー・マトリックスおよびそれぞれの動作は
この分野の技術においてよく知られている。例えば、
R.Johnsonによる「アンテナ工学ハンドブッ
ク」、McGraw Hill Publishing
Co.,の第3版の第20章を参照されたい。代わり
に、パワー共有ネットワーク310および320は、平
均の信号パワーを増幅器P1〜PMの間で同様に共有す
ることができ、増幅された信号のそれ以降の再構築が可
能なように配置されている直交ハイブリット・カプラー
のネットワークから構成することもできる。
【0030】図4は、複数ビーム・アンテナの例150
aを示している。それは、図1Aの複数ビーム・アンテ
ナ150の一つの実施例である。複数ビーム・アンテナ
150aは三つのアンテナ配列4101〜4103から
構成されていて、それぞれの配列が異なる角度方向をそ
れぞれ指しており、各アンテナ配列が指定された角度セ
クターの内部で複数のビームを作り出すように三つのア
ンテナ配列4101〜4103から構成されている。例
えば、アンテナ配列4101〜4103は方位角が互い
に120°離れている方向を指しているプレーナー配列
とすることができる。放射要素ATiおよび隣り合わせ
の放射要素間の間隔を適切に設計することによって、各
配列が方位角において対応している120°の角度セク
ターをカバーするためのN個の狭いビームを作り出し、
それによって360°の方位角カバレッジを提供するこ
とができる。そのようなビーム・カバレッジを提供する
ために採用されるアンテナ・アレーの数について別の選
択が可能であることは理解される。ビーム間にまたがっ
ている無線端末が、隣接しているビームの一つを経由し
て通信することができるようにするために、隣接するビ
ーム間での或る程度のオーバラップが必要である。
【0031】地勢が変化している領域においては、対応
している仰角セクターをカバーするために追加のアンテ
ナ・アレーを設けることができる。カバーする地勢によ
って、その伝送システムをこれらのアレーの任意のもの
に切り換えることができる。例えば、合計12個のアン
テナ・アレー410iを採用し、各アレーが2度の仰角
セクターおよび120°の方位角セクターをカバーする
ようにすることができる。120°の各方位角セクター
の中で、仰角セクターの選択された一つをカバーするた
めに、アレーの一つに対して切り換えることができる。
【0032】この例の中では、各アンテナ・アレー41
01〜4103はそれぞれのビームを形成するために、
関連付けられたLog2N段のバトラー・マトリックス
4041〜4043を含んでいる。信号線(L1
N)、(LN+1〜L2N)および(L2N+1〜LM)にそれ
ぞれ接続されているN個の入力ポートをそれぞれ備えた
バトラー・マトリックス4041〜4043が、関連付
けられた信号STR1′〜STRM′を伴ってそこに存在して
いる。この例では、M=3Nである。アンテナ・アレー
4101は、さらにライン・アレーに配置されているN
個の広ビーム・アンテナ素子AT1〜ATNをさらに含ん
でおり、バトラー・マトリックス4041の対応してい
るN個の出力ポートに接続されていて、ビームB1〜BN
を放射する。ビームB1〜BNはそれぞれ信号STR1′〜
TRN′を放射する。
【0033】同様に、アレー4102および4103
は、広ビーム・アンテナ素子ATN+1〜AT2N、および
AT2N+1〜ATMをそれぞれ含んでいて、それぞれのバ
トラー・マトリックス4042および4043に接続さ
れ、ビームBN+1〜B2NおよびB2N+1〜BMをそれぞれ放
射する。ビームBN+1〜BMは信号STRN+1′〜STRM′を
それぞれ放射する。通常、この構成によってB1および
2などの隣接しているビームは、そのクロスオーバー
・ポイントにおいて各ビームのパワーが各ビームのピー
クにおけるパワーに相対的に約−4dBとなるようにオ
ーバーラップする。このクロスオーバー・ポイントにお
ける4dBの「波型の損失」は、例えば、アンテナ・ア
レーのバトラー・マトリックスに対して追加の入力およ
び出力のポートを追加し、ビームが元のビームの間の途
中の点をポイントするようにすることによって、約1d
Bまで減らすことができる。
【0034】上記のように、各ビームB1〜BMは、好適
には、永久的に割り当てられたFDMケーブル周波数チ
ャネルの中で信号を放射するのに専用に使われることが
好ましい。示されている例において、Mは60に等しく
することができ、一つのアンテナ・アレー当たり20個
のビームで複数ビーム・アンテナ150aが60個のビ
ームを作り出すようになっている。この場合、各B1
60は6度の3dB帯域幅を持つことができ、主として
関連付けられている6度幅の方位角セクターの中で情報
含有信号を提供する。図8Aおよび図8Bの例において
は、すべてのビームB1〜B60が2500〜2510M
Hzの帯域の中で信号を放射する。しかし、ビームB1
はCH1などの一つのFDMケーブル・チャネル上で搬
送される信号だけを放射し、ビームB2は、CH2などの
別のFDMケーブル・チャネル上で搬送される信号を放
射する。以下同様である。
【0035】図1Aの複数ビーム・アンテナ150は、
それぞれ信号線L1〜LMの一つに接続されて、それぞれ
一つのビームを作り出すM個の狭ビーム・アンテナとし
て実現することもできる。この方式は好ましくない。と
いうのは、これらの単独ビーム・アンテナのそれぞれが
同じ狭帯域を作り出すために各複数ビーム・アンテナ4
10iと同じ空間を必要とし、それによってアンテナに
必要なスペースが大幅に増加することになるからであ
る。
【0036】図5は、本発明による受信システムを示し
ている。これは500として一般的に示され、図1Aの
送信機アッセンブリ100と組み合わせて使うことがで
きる。受信システム500は、FDMケーブル510に
よって相互に接続されている受信機サブアッセンブリ5
02と無線受信機アッセンブリ504、およびアッセン
ブリ504に接続されている基地局コントローラ130
とを含んでいる。FDMケーブル510は通常は低損
失、高遮蔽同軸ケーブルである。サブアッセンブリ50
2は、基地局の塔の頂上において採用するのに特に適し
ており、一方、無線受信機アッセンブリ504は塔の底
部における装置シェルタの内部で採用することができ
る。
【0037】受信機サブアッセンブリ502は複数ビー
ム受信アンテナ550を含んでおり、それは異なるアン
テナとすることができるが、共通のアンテナ・アパーチ
ャおよび図1Aの送信アンテナ150を備えたビーム形
成ネットワークを共有することが望ましい(図10に関
連して以下にさらに詳しく説明されるように)。いずれ
の場合でも、受信アンテナ550は、送信アンテナ15
0と実質的に同じ複数ビームB1〜BNを形成する。受信
アンテナ550は基地局に相対的にランダムな方位角お
よび仰角方向に位置する可能性がある無線端末から発信
される信号SR1〜SRKを受信する。変数Kは一般に受信
の場合と同様に送信の場合の情報信号の数に対応し、そ
して通常はビームの数Mより大きい。上記のように、各
受信チャネル(すなわち、無線端末によって送信される
周波数チャネル)は、好適には、その無線端末に対して
基地局から送信される周波数チャネルから固定の周波数
だけオフセットされていることが好ましい(例えば、図
8Bの例においては100MHzのオフセット)。各受
信ビームB1〜BMは、そのビームのメイン・ローブの所
定の部分によってカバーされる角度セクターから発信し
ている信号を主として受信する。無線端末がオーバーラ
ップしているビームの中間にある時、以下に説明される
技法を使って、その無線端末との通信のために任意の時
点において信号品質のより優れているビームを選択する
ことができる。
【0038】受信アンテナ550は受信された信号SR1
〜SRKを信号線LR1〜LRM上に提供し、そこで信号線L
R1〜LRMの中のこれらの信号のパワー分布がその信号を
送信している無線端末の角度位置、およびアンテナ55
0の隣接ビーム間のオーバーラップの程度によって変わ
る。例えば、図9は、放射または受信パワーと三つの隣
接しているアンテナ・ビーム、BM、B1およびB2の方
位角との間の関係を示している。ビームBM、B1および
2のピークは、それぞれ角度ΦM、Φ1およびΦ2をポイ
ントしており、それぞれのビームの相対的なビーム利得
がGmaxの最大値であり、そして隣接しているビームの
相対利得はレベルGQ以下である。相対利得GQはビーム
間のオーバーラップの量によって変わり、ビームのピー
クでの利得より普通は20〜40dB以下である。それ
ぞれのビームは角度Φm,1およびΦ1,2において交差し、
そこでの相対利得はGINTである。その交差角は各ビー
ムに関連付けられている方位角セクターのエッジを定義
する。
【0039】図5を図9と一緒に参照して、無線端末W
A(図示せず)が角度Φ1にあって、信号SR1を送信して
いると仮定される。この場合、隣接するビームの電界強
度が利得レベルGQ以下であるので、信号SR1は主とし
てビームB1上でのみ受信され、主として信号線LR1
に現われる。同様に、信号SR2が無線端末WB(図示せ
ず)によって角度位置Φ2から送信されている場合、そ
れは主として信号線LR2上に現われる。以下同様であ
る。無線端末WAがビーム交差角Φ1,2の場所まで移動
し、そしてSR1を送信し続ける場合、その受信された信
号は、信号線LR1およびLR2の両方においてほぼ等しい
パワーで現われる。
【0040】信号SR2を送信している端末WBが、交差
角度Φ1,2まで移動した場合にも同様な信号の分布が発
生する。無線端末WAが角度Φ2に向かって移動し続ける
場合、この無線端末との通信はその通信セッションに対
して使われている放射された周波数チャネルを変えるこ
となしにビームB2へ切り換えることができる。送信側
では、これは局部発振信号SLO−iの周波数をシフトす
ることによって行われ(図2A)、そして、変調された
信号SMTiの周波数がシフトされるので、それはビーム
2に関連付けられているFDMケーブル・チャネルの
内部に落ちる。局部発振周波数がFDMケーブル・チャ
ネル間の間隔だけ、例えば、図8Aの例の中では10M
Hzだけシフトされた場合、同じ放射された周波数チャ
ネルが維持される。同様なスイッチングが以下に明らか
になるように受信側において行われる。
【0041】信号線LR1〜LRM上で受信された信号は、
通常はそのシステムに対する受信側での放射帯域、例え
ば、図8Bの例において2600〜2610MHzに対
応している通過帯域をそれぞれ備えた帯域通過フィルタ
(図示せず)によってフィルタされる。そのフィルタさ
れた信号は次に受信プリアンプRA1〜RAMによってそ
れぞれ増幅され、それぞれの周波数変換器F1〜FMへ印
加される。各周波数変換器F1〜FMは、その増幅された
信号を適切なFDM周波数チャネル、例えば、図8Aの
チャネルCH1〜CHMの一つにダウン・コンバートす
る。好適には、送信および受信の両方に対して、与えら
れたビームに関連付けられている同じFDMケーブル・
チャネルが使われることが好ましい。異なるFDMケー
ブル・チャネルに対するダウン・コンバートは、各周波
数変換器F1〜FMを、制御信号線507−1〜507−
Mの対応している一つを経由して共通の周波数シンセサ
イザー505から得られる異なる合成された局部発振周
波数にロックすることによって行われる。
【0042】シンセサイザー505は、信号線508の
一つを経由して基地局コントローラ130の中の基準発
振器にロックされる。通常、信号線507−1〜507
−M上の異なる局部発振周波数は固定されており、塔の
底部にある周波数変換器の局部発振周波数だけがそのス
イッチングを行うために変えられる。しかし、他の実施
例においては、塔の頂上の発振器の周波数を動的に変更
することができ、柔軟性を高めることができることは理
解される。
【0043】図2Bの変換器Tiに対する回路配置を周
波数変換器F1〜FMの任意のものに対して使うことがで
きる。ただし、帯域通過フィルタ220−iは、帯域通
過のフィルタリングが既に行われているので、オプショ
ンである。その要領は次の通りである。クロック発振器
505が、クロック発振器105を置き換え、信号線5
07−1〜507−Mが信号線107−1〜107−M
をそれぞれ置き換え、信号線FLiが信号線TLiを置き
換え、信号線530−iが信号線TRiを置き換える。
【0044】信号線530−1〜530−M上の周波数
変換された信号が1:Mのパワー組合せ回路520に印
加され、この組合せ回路は、その信号を組み合わせてケ
ーブル510上にFDM受信信号SFDM′を形成する。
この信号は無線受信機アッセンブリ504へ供給され、
そこでその受信された情報含有信号がFDM信号の内部
で抽出され、復調されて、さらに基地局コントローラ1
30を経由してPSTNへ次に送信されるためにさらに
調整される。
【0045】図6は、無線受信機アッセンブリ504a
の一例の回路ブロック図を示している。これは図5の無
線受信機504の一つの実施例である。FDMケーブル
510上の信号SFDM′が1:2Kのパワー分割回路6
02へ印加され、このパワー分割回路はその信号を信号
線607−1〜607−Kおよび609−1〜609−
Kの中に分割する。従って、これらの各信号線上の信号
はSFDM′信号の減衰されたバージョンである。信号線
609−1〜609−Kにそれぞれ接続されている周波
数変換器610−1〜610−Kは、それぞれ異なる周
波数シフトによってFDM信号をダウン・コンバートす
るように機能し、各変換器は異なる情報含有信号または
FDM信号の中の信号をあらかじめ選択された共通帯域
へ変換する。各変換器610−1〜610−Kの周波数
シフトは、基地局コントローラ130によって提供され
ているそれぞれの信号線645−1〜645−K上の制
御信号によって制御される。次に、無線受信機615−
1〜615−Kは、それぞれこのあらかじめ選択された
共通帯域に対応している通過帯域を備えた狭帯域フィル
タを利用して、異なるダウンコンバートされた情報含有
信号または複数の信号をそれぞれ分離する。
【0046】次に、無線受信機615−iは普通はその
信号を増幅して復調し、そしてその復調された信号を基
地局コントローラ230へ供給する。CDMAまたはT
DMAの方式が使われている場合、各無線受信機615
−iは、その共通帯域内の複数の情報含有信号を受信す
るための専用の受信機となり、そこで無線受信機アッセ
ンブリ504aがK個の情報含有信号よりかなり多い信
号を受信できる。CDMAの場合には、各受信機は受信
された各信号のチップ・コードをデコードすることによ
って個々の情報信号を抽出することになる。いずれの場
合でも、基地局コントローラは、その復調された信号を
さらに調整し、それらを適切な信号線上に、そして/ま
たは時分割マルチプレックスされた時間スロットおよび
/または電話としてPSTNに対して送信するために、
PSTN FDMチャネルに置く。
【0047】無線受信機アッセンブリ504aは追加の
周波数変換器620−1〜620−Mおよび無線受信機
630−1〜630−Kも含んでいて、それらは一緒に
各無線端末ユーザに対する適切な、または最適のアンテ
ナ・ビームを決定するように働く。図6Aの実施例の中
で、周波数変換器620−1〜620−Kはそれぞれ変
換器610−1〜610−Kに関連付けられており、ま
た、次の方法で無線受信機615−1〜615−Kにも
関連付けられている。FDM受信信号SFDM′の減衰さ
れたバージョンが、それぞれの信号線607−1〜60
7−Kを経由して周波数変換器620−1〜620−K
に印加されている。これらの周波数変換器の周波数シフ
トは基地局コントローラ130によって供給されている
信号線660−1〜660−K上の制御信号によって制
御される。これらの各信号線上の制御信号は各周波数変
換器620−iによって提供される周波数シフトが定期
的にステップされるようにするために定期的に変更され
る。その周波数ステップはFDMケーブルの周波数チャ
ネル間の間隔「FSP」、例えば、図8Aの例の中では1
0MHzに対応していることが好ましい。特定の変換器
620−iの与えられた時点での実際の周波数シフト
は、その関連付けられた変換器610−iの周波数シフ
ト±(N×FSP)に等しいことが好ましい。ここでNは
整数である。
【0048】信号線632−i上の各変換器620−i
の周波数変換された出力は、関連付けられている無線受
信機630−iに対して提供され、無線受信機は狭帯域
のフィルタ(図示せず)をその入力に備えている。変換
器620−iに対する上記の周波数シフトを利用するこ
とによって、そして受信機615−iによって使われて
いるようなこれらの狭帯域フィルタに対して同じ通過帯
域を使うことによって、各受信機630−iによって受
信される情報含有信号は、関連付けられている受信機6
15−iに対する信号と同じとなる。しかし、変換器6
20−iに周波数シフトが周波数FSPだけステップされ
る時、受信機630−iはその情報含有信号を隣のアン
テナ・ビームで受信する。
【0049】次に、各無線受信機630−iはその受信
された信号の強さを示している出力信号を対応している
信号線650−i上で基地局コントローラ130へ供給
する。この方法で、通信セッションのために基地局コン
トローラによって優勢なアンテナ・ビームを選定するこ
とができる。その時点で使われているアンテナ・ビーム
が最善の選択ではなくなったことが分かると、そして隣
のビームの方が優勢であることが分かった時、基地局コ
ントローラ130は、周波数変換器610−iに対する
制御信号を変更して、その周波数シフトをFSPだけ変
え、そしてそれによってその通信セッションを隣のビー
ムへ切り換える。この方法によって、通信セッションが
別のビームに切り換えられた場合であっても、同じ放射
周波数チャネルが継続して使われる。
【0050】例えば、図8Aおよび図8Bを参照する
と、ビームB58(例えば、FDMケーブルのチャネルC
58に関連付けられている)上で受信機615−iと通
信している移動ユーザが周波数チャネルCR1′、すな
わち、2600.00〜2600.03MHz上で基地
局に対して送信していると仮定される。その基地局はそ
の移動ユーザの無線端末に対して送信チャネルCR
1(2500.00−2500.03MHz)上で送信
する。この場合、基地局によってビームB58上で受信さ
れる入力信号の部分は、変換器F58の周波数変換の結果
としてFDMケーブル510上の629.97〜63
0.00MHzの周波数スロットを占有する。一方、6
39.97〜640.00MHzのケーブル510上の
周波数スロットは、変換器F59の周波数変換のために、
ビームB59上で受信された入力信号の部分を搬送する。
【0051】変換器620−iの周波数シフトは固定の
帯域通過フィルタをその入力に備えている受信機630
−iをイネーブルするためにステップされて、そのパワ
ーをこれらのFDMケーブルのスロットに一度に一つだ
け分離する。スロット639.97〜640.00の受
信信号のパワーがスロット629.97−630.00
のスロットの中のパワーを超えたことが知られると、基
地局コントローラ130は変換器610−iに指令を出
してその周波数シフトを10MHzだけ変更し、ビーム
59上での通信を確立する。このために、通信に使われ
るビームが切り換えられ、通信のために使われるFDM
ケーブルの帯域がシフトされていても、2600.00
〜2600.03の受信の同じ放射周波数チャネルが維
持される。同様に、送信側においては、基地局コントロ
ーラ130は、図1Bの対応している変換器Ti′の周
波数シフトを10MHzだけ変更して、PSTNからの
対応している情報信号の送信をビームB59上で実行され
るようにイネーブルする。塔の頂上の周波数変換器に対
して提供されている局部発振周波数が変化しないので、
送信側の同じ周波数CR1もその通信セッション全体を
通して維持される。
【0052】符号分割の複数アクセスが採用されている
場合、630−1〜630−Kの各受信機は任意の与え
られた時点で、その受信機の中で分離されている周波数
チャネル内の各種の情報信号を順次デコードする。各受
信機630−iは基地局コントローラ130の制御下で
異なるチップの符号を走査することになり、その信号強
度の測定のための各信号のサンプルを得る。すべての信
号がサンプルされると、周波数変換器620−iは再び
ステップされ、その隣のビーム上で受信された信号を分
離し、そして信号は再び測定のためにデコードされる。
次に、基地局コントローラはどのユーザが他のビームへ
切り換えられるべきかを決定する。
【0053】基地局コントローラによる別のビームへの
通信セッションの切換えの決定は、純粋の受信信号強度
以外のパラメータに基づいて行うことができる。例え
ば、その決定は代わりに測定されたビット誤り率または
測定された信号対妨害比、または受信された信号のパワ
ーとこれらのパラメータとの組合せに基づいて行うこと
ができる。
【0054】受信機615−1〜615−Kまたは63
0−1〜630−Kの1つまたはそれ以上を、呼出しの
セットアップ時に制御チャネルの中で送信される受信信
号に対して専用とすることができることにさらに留意さ
れたい。上記のように、各アンテナ・ビームはそれ自身
の狭帯域制御チャネルを備えることができ、その中で呼
出しのセットアップ情報が無線端末と基地局との間で転
送される。次に基地局は、無線端末に対してそれ以降の
通信に対して選択された利用できる周波数チャネルに対
してチューニングするよう指令し、その選択されたチャ
ネル上での通信セッションのために無線送信機R1〜RK
および利用できる受信機615−iの一つを割り当て
る。
【0055】任意の周波数変換器610−1〜610−
Kまたは620−1〜620−Kの回路配置の一例が図
2Aの中で示されている変換器Ti′の配置である。そ
れはチューニング可能な局部発振器を使っている。回路
の移植の要領は次の通りである。信号線607−i〜6
09−iが信号線119−iを置き換え、信号線632
−iまたは617−iが信号線115−iを置き換え、
そして制御信号線660−iまたは645−iが制御信
号線CLiを置き換える。
【0056】図7を参照すると、無線受信機アッセンブ
リ504の代わりの実施例が示されており、それは一般
的に504bとして示されている。受信機アッセンブリ
504bの動作は、基本的には504aの動作と同じで
ある。ただし、任意の与えられた時点で各ユーザに対す
る最適な、または適切なビームを見つけるために単独の
周波数変換器620および単独の「ロービング」無線受
信機630が使われる。従って、変換器620および受
信機630が変換器620−1〜620−Kおよび受信
機630−1〜630−Kを置き換える。さらに、1:
(K+1)のパワー分割回路680が1:2Kのパワー
分割回路602を置き換える。変換器620の局部発振
周波数は、或るシーケンスでステップされて受信機63
0が一度に1台の無線受信機620−iに対して最適
な、または適切な通信ビームを決定できるようにする。
この方法で、受信機630はすべてのユーザ間で時間的
に共有される。この方法が実現可能であるのは、周波数
変換器630がすべての通信チャネルを通してステップ
することができ、そして移動している端末がビーム間を
通ることができるより1桁程度速いタイム・フレームで
すべてのデータを基地局コントローラ130が処理でき
るからである。
【0057】代わりの実施例においては、無線端末がそ
の通信セッションに対する最適な、または適切なアンテ
ナ・ビームを決定する。無線端末は各ビームに関連付け
られている制御チャネルの中の符号を解析することによ
って、および無線端末の位置が変化するにつれて各ビー
ムの信号強度を絶えず測定することなどによって、通常
はビーム間の差を知る必要がある。
【0058】さらに、幅の狭い多くのアンテナ・ビーム
を使うことによって、同じ狭帯域放射周波数チャネルが
いくつかのオーバーラップしないビームによって使われ
るように周波数の再使用を採用することができることに
留意されたい。この方法によって、制限された放射周波
数帯域を同時に使えるユーザの数が増加する。さらに、
ユーザの容量を増やすために、分極ダイバーシティを実
装することもできる。
【0059】図10は、本発明による無線遠隔通信シス
テムを概略的に示している。それは一般的に1000と
して示されており、送信および受信に対して共通の複数
ビーム・アンテナ150を採用している。システム10
00は、送信システム100′および受信システム50
0′を含んでおり、その各々がそれぞれの送信および受
信のシステム100および500を上記のように含んで
いる。
【0060】この分野の技術に熟達した人には周知のよ
うに、相反定理ではコヒーレンスの帯域幅内で送信およ
び受信のために共通の、あるいは等価なアンテナ・アパ
ーチャおよびビーム・フォーミング・ネットワークが使
われている時、送信ビーム・パターンは受信ビームのパ
ターンと同じであることが述べられている。図10にお
いて、アンテナ150は、ビームB1〜BM上で情報を送
信し、そして無線端末から送信されるSR1〜SRKの信号
を受信するために採用されている。例として一つのビー
ムBiが情報信号を無線端末Wjへ送信し、その端末は同
じビームB1を経由してアンテナ150へ信号SRjを送
り返す。送受切換器D1〜DMは、それぞれ関連付けられ
た送信信号線L1〜LMに接続されている送信ポートTX
を備えており、そしてそれぞれの受信信号線LR1〜LRM
に接続されている受信ポートRを備えている。送受切換
器によって信号の送信と受信が同時に起こるようにする
ことができる。通常、上記のように、受信のために使わ
れる周波数および制御チャネルは、送信に使われる周波
数および制御チャネルからオフセットされている。送信
信号線L1〜LMは送信システム100′に接続され、一
方、受信信号線LR1〜LRMは受信システム500′に接
続されている。このシステムの残りの部分は送信システ
ム100および受信システム500に関して上記で説明
されたのと実質的に同じように動作する。
【0061】ここで開示された実施例は、単なる例であ
り、FDMケーブルチャネルおよび放射周波数チャネル
に対して開示されている実例としての周波数を含んでお
り、そして、この分野の技術に熟達した人であれば、本
発明の精神および範囲から離れることなしに、この開示
された実施例に対して多くの修正および変形が可能であ
ることは理解される。そのような修正および変形はすべ
て付記された請求項によって定義されているように、本
発明の範囲内に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明による送信システムの一例のブロック
図である。
【図1B】無線送信機アッセンブリのブロック図を示し
ている。
【図2A】周波数変換器の略図である。
【図2B】周波数変換器の略図である。
【図3】増幅器ネットワークの一例を示している略図で
ある。
【図4】複数ビーム・アンテナの一例の略図である。
【図5】本発明による受信システムのブロック図であ
る。
【図6】実施例の無線受信機アッセンブリの略ブロック
図である。
【図7】実施例の無線受信機アッセンブリの略ブロック
図である。
【図8A】それぞれFDMケーブル・チャネルおよび放
射チャネルに対して使うことができる周波数の例を示し
ている。
【図8B】それぞれFDMケーブル・チャネルおよび放
射チャネルに対して使うことができる周波数の例を示し
ている。
【図9】アンテナ・ビームのオーバラップしている様子
を示している。
【図10】本発明による無線遠隔通信システムの略図で
ある。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線遠隔通信システムにおいて使うため
    の複数ビーム送信システムであって、 a)複数の入力の情報含有信号を受信するため、および
    そこから第1の周波数分割マルチプレックスされた(F
    DM)信号を生成するための無線送信機アッセンブリ
    と、 b)送信機サブアッセンブリとを備えてなり、該送信機
    サブアッセンブリが、 i)前記第1のFDM信号を、前記第1のFDM信号に
    関連付けられた複数の第2のFDM信号に分割するため
    の前記無線送信機に接続されているパワー分割回路と、 ii)それぞれが前記第2FDM信号の一つを周波数変
    換し、そしてそれによってその中の前記情報含有信号の
    少なくとも一つを所定の変換される周波数帯域内に置く
    ために、前記パワー分割回路に接続されている複数の周
    波数変換器と、 iii)関連付けられた周波数変換器によって前記変換
    された周波数帯域内に置かれた前記情報含有信号の少な
    くとも一つを各アンテナ・ビームが送信している、複数
    のアンテナ・ビームを放射するための複数ビーム・アン
    テナとを備えてなるシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1のFDM信号が、M個の複数の
    周波数サブ帯域がある第1の周波数範囲内の周波数成分
    を有し、 前記周波数変換器が関連付けられた第2のFDM信号を
    同じ所定の変換される周波数帯域に変換するように働
    き、 前記複数のアンテナ・ビームがM個のアンテナ・ビーム
    を備えてなり、各アンテナ・ビームが前記第1のFDM
    信号の前記のM個のサブ帯域の関連付けられた一つの内
    部にある前記情報含有信号を放射していることを特徴と
    する、請求項1に記載の送信システム。
  3. 【請求項3】 前記各周波数変換器が異なる周波数シフ
    トによって関連付けられた第2のFDM信号を変換する
    ように動作することを特徴とする、請求項2に記載の送
    信システム。
  4. 【請求項4】 前記所定の変換される周波数帯域の帯域
    幅が、前記第1の周波数範囲の帯域幅より狭いことを特
    徴とする、請求項2に記載の送信システム。
  5. 【請求項5】 前記各周波数サブ帯域および前記所定の
    変換される周波数帯域の帯域幅が実質的に同じであるあ
    ことを特徴とする、請求項2に記載の送信システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の入力情報含有信号の数が、前
    記複数のアンテナ・ビームの数Mより大きいことを特徴
    とする、請求項4に記載の送信システム。
  7. 【請求項7】 実質的にすべての前記情報含有信号が、
    与えられた前記アンテナ・ビームに関連付けられた前記
    FDM信号のサブ帯域内に置かれる時、前記入力の情報
    含有信号の実質的にすべてを放射するように、与えられ
    た前記アンテナ・ビームの任意の一つが動作することを
    特徴とする、請求項6に記載の送信システム。
  8. 【請求項8】 前記送信機アッセンブリが、前記周波数
    変換機によって変換された信号を増幅するために、前記
    周波数変換器と前記複数ビーム・アンテナとの間に接続
    されている増幅器ネットワークをさらに備えてなること
    を特徴とする、請求項1に記載の送信システム。
  9. 【請求項9】 前記無線送信機アッセンブリが、 それぞれが前記入力の情報含有信号の少なくとも一つを
    受信し、そしてそこから変調された無線信号を生成する
    ための複数の無線送信機と、 印加された制御信号に応答して、それぞれが前記第1の
    周波数範囲内のチューニング可能な一つの狭い周波数帯
    域に前記無線信号の一つを周波数変換し、それによって
    複数の変換された無線信号を提供するための追加の複数
    の周波数変換器と、 前記変換された無線信号を組み合わせて前記第1のFD
    M信号を作るためのパワー組合せ回路とを備えてなるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の送信システム。
  10. 【請求項10】 前記チューニング可能な狭い周波数帯
    域の帯域幅が約30KHzであることを特徴とする、請
    求項9に記載の送信システム。
  11. 【請求項11】 前記送信機サブアッセンブリが第1の
    装置の場所に置かれ、そして前記無線送信機アッセンブ
    リが、第2の装置の設置場所に置かれ、そして前記送信
    システムが、前記無線送信機アッセンブリの前記パワー
    組合せ回路を前記送信機アッセンブリの前記パワー分割
    回路に接続しているFDMケーブルをさらに含み、前記
    FDMケーブルが前記第1のFDM信号を搬送している
    ことを特徴とする、請求項9に記載の送信システム。
  12. 【請求項12】 前記複数ビーム・アンテナが複数のア
    ンテナ・アレーを含み、前記各アンテナ・アレーが複数
    のアンテナ要素に接続されている複数ビーム・フォーミ
    ング・ネットワークを含み、前記各アンテナ・アレーが
    前記送信機サブアッセンブリに相対的な与えられた角度
    セクターの内部に複数のビームを形成することを特徴と
    する、請求項1に記載の送信システム。
  13. 【請求項13】 前記無線送信機アッセンブリに接続さ
    れている基地局コントローラをさらに含み、前記基地局
    コントローラが電話ネットワークからの電話情報含有信
    号を受信するように働き、そして前記電話信号から得ら
    れた前記入力の情報含有信号を前記無線通信機に対して
    提供し、また、前記基地局コントローラが前記制御信号
    を前記追加の周波数変換器の関連付けられた一つに対し
    て供給し、前記チューニング可能な狭い周波数帯域を制
    御するように働くことを特徴とする、請求項9に記載の
    送信システム。
  14. 【請求項14】 前記送信機サブアッセンブリが、異な
    る周波数での複数の正弦波信号を提供するための周波数
    シンセサイザーをさらに含み、前記各正弦波信号が前記
    周波数変換器の一つに対して提供されていて、前記各周
    波数変換器が、 前記関連付けられた第2のFDM信号を前記正弦波信号
    の関連付けられた一つとミックスして周波数変換された
    FDM信号を作り出すためのミクサーと、 前記変換されたFDM信号の周波数成分をフィルタする
    ための、前記所定の変換される周波数帯域に対して実質
    的に対応している通過帯域を持つ帯域通過フィルタとを
    備えてなることを特徴とする、請求項2に記載の送信シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記増幅器ネットワークが、 前記各周波数変換された信号を複数の第1の出力ポート
    の間に分割し、それによって前記周波数変換された信号
    のすべての信号パワーを持つコンポジット信号を前記各
    第1出力ポート上に形成するための、前記周波数変換器
    の関連付けられたものに接続されている複数の第1入力
    ポートを備えている第1のパワー共有ネットワークと、 各増幅器が前記第1出力ポートに接続されていて、各増
    幅器が前記コンポジット信号の一つを増幅している、増
    幅されたコンポジット信号を提供する複数の増幅器と、 前記増幅されたコンポジット信号を再構築し、それによ
    って、増幅されて周波数変換された複数の信号を関連付
    けられた第2の出力ポート上に提供するための、それぞ
    れ前記増幅器の関連付けられた一つに接続されている、
    複数の第2の入力ポートを備えている第2のパワー共有
    ネットワークとを備えてなり、 前記第2の出力ポートが、前記複数ビーム・アンテナに
    接続されていて、前記増幅されて周波数変換された各信
    号が前記アンテナ・ビームの関連付けられた一つによっ
    て放射されることを特徴とする、請求項8に記載の送信
    システム。
  16. 【請求項16】 前記第1および第2のパワー共有ネッ
    トワークがそれぞれバトラー・マトリックスを備えてな
    ることを特徴とする、請求項15に記載の送信システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記複数ビーム・アンテナが複数のア
    ンテナ・アレーを含み、前記各アンテナ・アレーが複数
    のアンテナ要素に接続されている複数ビーム・フォーミ
    ング・ネットワークを備えてなり、前記各複数ビーム・
    フォーミング・ネットワークが、 N個の入力ポートを備えたバトラー・マトリックスを備
    えてなり、前記N個の各入力ポートが前記第2のパワー
    共有ネットワークの前記第2出力ポートの一つに接続さ
    れており、そして前記バトラー・マトリックスが前記ア
    ンテナ要素の関連付けられたものに接続されているN個
    の出力ポートを備えていてN個のビームを形成し、そし
    て前記N個の各ビームが前記増幅された周波数変換され
    た信号の少なくとも一つを搬送することができることを
    特徴とする、請求項16に記載の送信システム。
  18. 【請求項18】 無線遠隔通信システムであって、 A)複数ビーム送信システムと、 B)受信システムとを備えてなり、 A)前記送信システムが、 i)複数の入力の情報含有信号を受信して、それから第
    1の周波数分割マルチプレックスされた(FDM)信号
    を発生するための無線送信機アッセンブリと、 ii)送信機サブアッセンブリとを含み、該サブアッセ
    ンブリが、 a)前記第1のFDM信号を前記第1のFDM信号に関
    連付けられた複数の第2のFDM信号に分割するため
    の、前記無線送信機に接続されたパワー分割回路と、 b)前記第2のFDM信号の一つを周波数変換し、そし
    てそれによって前記情報含有信号の少なくとも一つを所
    定の変換周波数帯域に置くための、前記パワー分割回路
    に接続されている複数の第1の周波数変換器と、 c)各アンテナ・ビームが、関連付けられた第1の周波
    数変換器によって前記情報含有信号の少なくとも一つを
    前記変換された周波数帯域内で送信する、複数のアンテ
    ナ・ビームを放射するための複数ビーム・アンテナとを
    含んでいる、送信機サブアッセンブリとを含む複数ビー
    ム送信システムとを備えてなり、 B)前記受信システムが、 i)受信機サブアッセンブリと、 ii)前記受信された入力信号を前記第3のFDM信号
    から抽出するための、前記受信機サブアッセンブリに接
    続されている無線受信機アッセンブリとを備えてなり、 i)前記受信機サブアッセンブリが、 a)複数ビームを形成し、そして前記複数ビームを経由
    して、無線端末から発信されている複数の周波数制限さ
    れた入力信号を受信することができる受信アンテナと、 b)各周波数変換器が受信された入力信号を周波数変換
    して、変換された受信信号を提供するための複数の第2
    の周波数変換器と、 c)前記変換された受信信号を組み合わせて第3のFD
    M信号を形成するためのパワー組合せ回路とを含む受信
    機サブアッセンブリとを含む、無線遠隔通信システム。
  19. 【請求項19】 前記複数ビーム・アンテナおよび前記
    受信アンテナが共通のアンテナを備えてなることを特徴
    とする、請求項18に記載の遠隔通信システム。
  20. 【請求項20】 電話ネットワークから電話の情報含有
    信号を受信するため、および前記電話の信号から得られ
    た前記入力の情報含有信号を前記無線送信機アッセンブ
    リに対して提供するために動作する基地局コントローラ
    をさらに備えてなり、 前記基地局コントローラが、さらに前記無線受信機アッ
    センブリによって抽出された前記入力信号を受信し、そ
    して対応している電話信号を前記電話ネットワークに対
    して提供するように動作することを特徴とする、請求項
    18に記載の遠隔通信システム。
  21. 【請求項21】 前記第1のFDM信号が、複数のM個
    の周波数サブ帯域を有する第1の周波数範囲内に周波数
    成分を有していて、 前記第1の各周波数変換器が、関連付けられた第2のF
    DM信号を同じ所定の変換される周波数帯域に変換する
    ように動作し、そして、 前記複数のアンテナ・ビームがM個のアンテナ・ビーム
    を備えてなり、前記各アンテナ・ビームが前記第1のF
    DM信号の前記M個のサブ帯域の関連付けられた一つの
    内部にある前記情報含有信号を送信することを特徴とす
    る、請求項18に記載の遠隔通信システム。
  22. 【請求項22】 前記無線送信機アッセンブリが、 それぞれが前記入力の情報含有信号の少なくとも一つを
    受信し、それから変調された無線信号を生成するための
    複数の無線送信機と、 それぞれが印加される制御信号に応答して、前記無線信
    号の一つを前記第1の周波数範囲内のチューニング可能
    な狭い周波数帯域に周波数変換し、それによって複数の
    変換された無線信号を提供するための複数の第3の変換
    器と、 前記変換された無線信号を組み合わせて、前記第1のF
    DM信号を形成するためのパワー組合せ回路とを備えて
    なることを特徴とする、請求項21に記載の遠隔通信シ
    ステム。
  23. 【請求項23】 前記無線受信機アッセンブリが、 前記第3のFDM信号を前記第3のFDM信号に関連付
    けられている複数の第4のFDM信号に分割するための
    もう一つのパワー分割回路と、 それぞれが第4のFDM信号の一つを周波数変換するた
    めの複数の第4の周波数変換器と、 それぞれが前記第4の周波数変換器の一つに接続されて
    いて、それぞれが関連付けられた変換された第4のFD
    M信号の中に入力信号の少なくとも一つを分離するため
    の複数の無線受信機とを備えてなることを特徴とする、
    請求項22に記載の遠隔通信システム。
  24. 【請求項24】 前記追加のパワー分割回路が、さらに
    前記第3のFDM信号を前記第3のFDM信号に関連し
    ている複数の第5のFDM信号に分割するように動作す
    ることができ、そして前記無線受信機アッセンブリはさ
    らに、 それぞれが前記無線受信機の一つに関連付けられてお
    り、それぞれが基地局コントローラから印加される制御
    信号に応答して周波数シフトを変化させることによっ
    て、前記第5のFDM信号の一つを周波数変換するよう
    に働く複数の第5の周波数変換器と、 それぞれが関連付けられている変換された第5のFDM
    信号の所定の周波数帯域において受信された信号のパワ
    ーを測定するために、関連付けられた前記第5の周波数
    変換器の一つおよび前記基地局コントローラに接続され
    ている複数の追加の無線受信機とを備えてなり、前記追
    加の無線受信機が測定された信号のパワーを示している
    出力信号を前記基地局コントローラに対して提供し、前
    記基地局コントローラが前記無線端末との各通信セッシ
    ョンのための前記アンテナ・ビームのうちの適切なもの
    を決定できるようにすることを特徴とする、請求項23
    に記載の遠隔通信システム。
  25. 【請求項25】 前記追加のパワー分割回路が前記第3
    のFDM信号を前記第3のFDM信号に関連付けられて
    いる追加のFDM信号に分割するようにさらに働き、前
    記無線受信機アッセンブリが、 基地局コントローラから印加される制御信号に応答し
    て、可変の周波数シフトによって前記追加のFDM信号
    を周波数変換するための追加の周波数変換器と、 追加の変換されたFDM信号の所定の周波数帯域におけ
    る受信信号のパワーを測定するための、前記追加の周波
    数変換器および前記基地局コントローラに対して接続さ
    れている追加の無線受信機とを備えてなり、 前記追加の無線受信機が、測定された信号パワーを示す
    出力信号を前記基地局コントローラに対して提供して、
    前記基地局コントローラが前記無線機との各通信セッシ
    ョンに対して前記アンテナ・ビームのうちの適切なもの
    を決定することができるようにすることを特徴とする、
    請求項23に記載の遠隔通信システム。
  26. 【請求項26】 前記送信機サブアッセンブリが、前記
    複数の第1の周波数変換器と、前記複数ビーム・アンテ
    ナとの間に接続されている増幅器ネットワークとをさら
    に備えてなり、そして前記受信機サブアッセンブリが、
    受信アンテナと、前記第2の周波数変換器のうちの関連
    付けられた一つとの間に接続されている複数の受信増幅
    器とをさらに備えてなることを特徴とする、請求項18
    に記載の遠隔通信システム。
  27. 【請求項27】 前記送信機サブアッセンブリおよび前
    記受信機サブアッセンブリが、両方とも第1の装置設置
    場所に置かれていて、前記無線送信機アッセンブリおよ
    び前記無線受信機アッセンブリが両方とも第2の装置設
    置場所に置かれていることを特徴とする、請求項18に
    記載の遠隔通信システム。
  28. 【請求項28】 前記第1の装置設置場所が基地局の塔
    の頂上にあり、そして前記第2の装置設置場所が地上に
    あり、そして前記遠隔通信システムが、前記第1のFD
    M信号を搬送して前記無線送信機アッセンブリを前記送
    信機サブアッセンブリと接続する第1のFDMケーブル
    と、前記第3のFDM信号を搬送し、そして前記無線受
    信機アッセンブリを前記受信機サブアッセンブリと接続
    する第2のFDMケーブルとをさらに備えてなることを
    特徴とする、請求項27に記載の遠隔通信システム。
  29. 【請求項29】 基地局からの複数の入力の情報含有信
    号を、対応している複数の無線端末に対して送信する方
    法であって、 前記入力信号を変調し、周波数変換し、そして組み合わ
    せることによって前記入力信号から第1の周波数分割マ
    ルチプレックス型(FDM)信号を形成するステップ
    と、 第1の装置設置場所から前記第1のFDM信号を第2の
    装置設置場所へ回送するステップと、 前記第2の装置設置場所において前記第1のFDM信号
    を分割し、前記第1のFDM信号に関連付けられた複数
    の第2のFDM信号を提供するステップと、 前記第2の各FDM信号を周波数変換し、それによって
    前記情報含有信号の少なくとも一つを所定の変換される
    周波数帯域の内部に置くステップと、 複数アンテナ・ビームを経由して前記変換された周波数
    帯域内に置かれた前記情報を含んでいる信号を変換し、
    それぞれが前記第2の装置設置場所に関連している異な
    る方向を指向しているようにするステップとを含む方
    法。
  30. 【請求項30】 前記送信のステップに先立って、パワ
    ー共有配置で前記変換された周波数帯域内において前記
    情報含有信号を増幅するステップをさらに含む、請求項
    29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記アンテナ・ビームの関連付けられ
    た一つを経由して無線端末によって送信された入力の情
    報含有信号を、前記第2の装置設置場所において受信す
    るステップと、 前記受信された各入力信号を周波数変換して、変換され
    た受信信号を提供するステップと、 前記変換された受信信号を組み合わせて第3のFDM信
    号を形成するステップと、 前記第3のFDM信号を受信の装置設置場所に対して回
    送するステップと、 前記受信の装置設置場所において前記第3のFDM信号
    を分割して、前記第3のFDM信号に関連付けられた複
    数の第4のFDM信号を作り出すステップと、 前記第4の各FDM信号の中で前記入力信号の少なくと
    も一つを抽出するステップとをさらに含む、請求項29
    に記載の方法。
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