JPH1043317A - 磁気治療装置 - Google Patents

磁気治療装置

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JPH1043317A
JPH1043317A JP8202009A JP20200996A JPH1043317A JP H1043317 A JPH1043317 A JP H1043317A JP 8202009 A JP8202009 A JP 8202009A JP 20200996 A JP20200996 A JP 20200996A JP H1043317 A JPH1043317 A JP H1043317A
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JP
Japan
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magnetic field
main shaft
alternating magnetic
segment
field generating
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JP8202009A
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English (en)
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Tetsuro Imoto
哲朗 井本
Takaaki Imoto
孝明 井本
Tadanori Imoto
忠範 井本
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T I TSUSHO KK
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T I TSUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造、電気回路などがシンプルで使い方も簡
単であり、直接触れることなく治療効果が現れ、人体へ
の負担や皮膚損傷のおそれもない磁気治療装置を提供す
る。 【解決手段】 フレーム体26内に、縦方向に3個の交
番磁界発生機構13,14,15を設置し、さらにこれ
らの交番磁界発生機構13,14,15を上下2台配置
している。交番磁界発生機構13,14,15は、モー
タ11によって回転駆動される主軸12に固着した取付
部材17に、凸面20を主軸12側に向けて2個のセグ
メント形磁石18を取付け、その周囲を円筒体19で覆
った構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気の作用により
人体の治療を行う磁気治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人体に磁気を作用させると、腰痛、筋肉
痛、関節痛などが軽減したり、その他の症状が回復する
という事実は、従来より広く知られている。このため、
永久磁石を使用した磁気バンド、磁気ネックレス、磁気
絆創膏、磁気寝具などの磁気治療器具が開発されてい
る。また、通電することにより磁気を発生する機構を備
えた大がかりな磁気治療装置なども開発されている。
【0003】しかし、磁気を人体に作用させたとき、体
内でどのような変化が起きているのかという問題につい
ては、様々な研究が行われているが、明確な結論は出て
いないのが実状である。
【0004】ところで、初期の磁気治療器具は永久磁石
を使用したものが殆どであり、例えば、特公昭59−9
21号公報に開示されているマッサージ装置、特開昭6
2−160952号公報に開示されている磁気治療器な
どがある。
【0005】特公昭59−921号公報に開示されたマ
ッサージ装置は、クッション材の内側に変動磁界発生装
置を収納配備し、変動磁界内のクッション材上面に永久
磁石よりなる振動子を配設して、振動子を非接触にて回
転させることにより、人体に対して磁気作用、指圧作
用、振動作用を総合的に付与するものである。そして、
変動磁界発生装置として、永久磁石を装着した回転板を
モータによって回転させる方式または鉄芯にコイルを巻
いて交流電源に接続する方式を採用している。
【0006】また、特開昭62−160952号公報に
開示された磁気治療器は、細棒状の磁石を軸心回りに回
転させることにより磁界を回転させて、人体の治療を行
うものである。
【0007】一方、近年の研究によれば、磁界の方向が
時間とともに変化しない静磁界よりも、磁界の強弱、磁
界の方向が時間とともに刻々と変化する交番磁界の方が
人体に対する治療効果が顕著であることが分かってい
る。
【0008】そこで、交番磁界を利用した磁気治療器具
として、特開昭54−54488号公報に開示された磁
気治療装置あるいは特開平2−232069号公報に開
示された交流磁気治療装置などがある。これらの磁気治
療装置は、いずれも交流磁界により交番磁界を発生する
ユニットを備えたものであり、交流磁界発生ユニット
は、コイルに交流電流を通電することにより、交流の周
波数に対応して磁界の極性が反転し、交番磁界が発生す
る機構である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気治療装置
は、永久磁石を使用したものと、交流電流により交番磁
界を発生するユニットを使用したものに大別される。ま
た、永久磁石を使用した磁気治療器具には、磁石を固定
した構造のものと、磁石を回転させるものとがあるが、
いずれも磁気治療器具の周囲に発生している磁界の方向
は変化しないため、人体に対する治療効果が不十分であ
る。
【0010】例えば、特公昭59−921号公報に開示
されたマッサージ装置は、永久磁石を接着した回転板の
回転などにより変動磁界を発生する装置を備えている
が、これらは振動子を非接触にて回転させるための手段
に過ぎず、交番磁界を発生させることはできない。ま
た、人体がこのマッサージ装置に接触していなければ、
治療効果が現れない。
【0011】また、特開昭62−160952号公報に
開示された磁気治療器は、細棒状の磁石を軸心回りに回
転させるものであるが、磁界が回転するだけであり、磁
界の方向が時間とともに変化する交番磁界を発生させる
ことはできない。また、人体の患部にこの磁気治療器を
あてがわなければ治療効果が現れない。
【0012】さらに、永久磁石を患部に接触させる方式
の磁気治療器具の場合、体質によっては、磁石との長時
間接触により皮膚障害を生ずるおそれがある。
【0013】一方、交流電流を通電して交番磁界を発生
させる磁気治療装置の場合、コイルを備えているため、
装置の外形が大きく、重量も重い。また、コイルを制御
するための電気回路などを備えているため構造も複雑で
ある。
【0014】例えば、特開昭54−54488号公報に
開示された磁気治療装置、特開平2−232069号公
報に開示された交流磁気治療装置は、いずれも大きなコ
イルを備えているため、構造、電気回路などが複雑であ
り、重量も大である。このため、十分な設置スペースが
ない場合には使用できない。また、相当な重量があるた
め、人体に載せたり、装着して使用する方式のものは、
使用中の人体の負担が大きく、病弱者や老齢者などにと
っては苦痛である。
【0015】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、構造、電気回路がシンプルで使い方も簡単であり、
人体が直接触れることなく治療効果が現れ、人体への負
担や皮膚損傷のおそれもない磁気治療装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の磁気治療装置は、回転駆動される主軸と、
凸面を主軸側に向けて主軸の周囲に取付けられたセグメ
ント形磁石とを有し、主軸とともにセグメント形磁石を
回転させて交番磁界を発生する交番磁界発生機構を備え
たことを特徴とする。
【0017】主軸を回転させると、その周囲に取り付け
られたセグメント形磁石も回転するため、それに伴い周
囲の磁界の方向が変化する。このため、交番磁界発生機
構の周囲には主軸の回転数に対応して磁界の方向が変化
する交番磁界が発生する。したがって、この交番磁界発
生機構を備えた磁気治療装置の周囲に居るだけで、交番
磁界の影響を受けるため、治療効果が現れる。ここで、
セグメント形磁石とは板状磁石を円弧状に撓ませた形状
をした磁石のことをいう。
【0018】本発明では、セグメント形磁石の凸面を主
軸側に向けて主軸の周囲に取付けているため、主軸を回
転させたとき同セグメント形磁石の両端面は最外周を回
転する。このように、最も磁力が強い磁極部分である両
端面が最外周を回転するため、磁界方向の変化が顕著に
現れる交番磁界を発生させることができる。また、理由
については明確でないが、板状または棒状の磁石を主軸
の周囲に取付けて回転させた場合よりも、セグメント形
磁石の凸面を主軸側に向けて主軸の周囲に取付けて回転
させた場合の方が、磁界が広範囲に及ぶ、という実験結
果が得られている。
【0019】また、本発明の磁気治療装置は、主軸の周
囲に、複数のセグメント形磁石を取付けたことを特徴と
する。単位時間あたりの交番磁界の磁界方向変化回数と
治療効果との関係を調査したところ、理由は明確でない
が、磁界方向変化回数が大であるほど治療効果も顕著に
現れるという結果が得られている。このため、主軸に複
数のセグメント形磁石を取付けることにより、主軸が1
回転するときの磁界方向の変化回数を増やし、交番磁界
の治療効果を向上させている。
【0020】そのほか、主軸に複数のセグメント形磁石
を取付けることにより、安定した回転が得られるという
メリットもある。セグメント形磁石の取付け個数につい
ては、特に限定するものではないが、2個のセグメント
形磁石を主軸の周囲に180度間隔で取付けると、磁界
方向の変化回数も適度となり、主軸の回転も安定する。
【0021】さらに、本発明の磁気治療装置は、セグメ
ント形磁石を、常磁性体を素材とする取付部材を介して
主軸に取付けたことを特徴とする。磁石の近辺に強磁性
体を介在させるとセグメント形磁石の磁力線の流れが影
響を受ける。そこで、磁力線に対する影響が極めて小さ
い常磁性体を素材とする取付部材を使用することによ
り、同セグメント形磁石の磁力線に対する悪影響を防止
している。また、常磁性体を素材とする取付部材を使用
することにより、磁力線が悪影響を受けないため、交番
磁界の磁界方向の変化が顕著に現れ、治療効果が良好と
なる。取付部材の素材は特に限定するものではないが、
アルミニウム、鉛、ステンレス鋼などを好適に使用でき
る。
【0022】ここで、本発明の磁気治療装置は、セグメ
ント形磁石の凸面がS極、凹面がN極であることを特徴
とする。セグメント形磁石は、その凸面を主軸側に向け
て取り付けているため、凹面が外周方向を向いている。
一方、磁力線はN極から出てS極に戻る性質がある。そ
こで、セグメント形磁石の凹面をN極とすれば、磁力線
の方向を外周方向に向けることができるため、交番磁界
の治療効果を向上させることができる。
【0023】また、本発明の磁気治療装置は、交番磁界
発生機構を、主軸方向に複数個配列したことを特徴とす
る。交番磁界発生機構を、主軸方向に複数個配列するこ
とにより、交番磁界が発生する領域を拡大することがで
きるため、治療効果を磁気治療装置周囲の広い範囲に及
ぼすことができる。
【0024】さらに、本発明の磁気治療装置では、交番
磁界発生機構を主軸方向に複数個配列した場合、各交番
磁界発生機構が有するセグメント形磁石の主軸方向の長
さが、交番磁界発生機構ごとに相違するものを含むこと
を特徴とする。
【0025】交番磁界発生機構を主軸方向に複数個配列
する場合、各交番磁界発生機構が有するセグメント形磁
石の主軸方向の長さを同一とせずに、交番磁界発生機構
ごとにその長さが相違するものを含ませて配列すること
により、磁界強度に強弱が生ずるため、強弱のコンビネ
ーションにより治療効果が高まるという効果がある。交
番磁界発生機構の配列の仕方は特に限定するものではな
いが、例えば、交番磁界発生機構ごとにセグメント形磁
石の主軸方向の長さを変え、主軸に沿って段階的に配列
することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施の形態である磁気治療
装置を示す斜視図、図2,3は交番磁界発生機構を示す
斜視図、図4は交番磁界発生機構の説明図、図5はセグ
メント形磁石を示す斜視図である。
【0027】本実施形態の磁気治療装置10は、フレー
ム体26内に、縦方向に交番磁界発生機構13,14,
15を配列し、さらにこれら交番磁界発生機構13,1
4,15を上下2台配置している。交番磁界発生機構1
3,14,15はいずれも、図2に示すように、主軸1
2に固着した取付部材17に、凸面20を主軸12側に
向けて2個のセグメント形磁石18を取付け、その周囲
を円筒体19で覆った構造である。また、安全性確保の
ため、交番磁界発生機構13,14,15の周囲は透明
な保護カバー24で覆っている。
【0028】磁気治療装置10を部屋の隅などに置い
て、コントロールパネル23のスイッチをONしてモー
タ11を回転させると、同時に主軸12とともに交番磁
界発生機構13,14,15が回転し、内部のセグメン
ト形磁石18も回転する。これによって、交番磁界発生
機構13,14,15の周囲には主軸12の回転数に対
応して磁界の方向が変化する交番磁界が発生する。
【0029】このため、交番磁界発生機構13,14,
15を備えた磁気治療装置10の周囲に居るだけで、人
体は交番磁界の影響を受けることができ、治療効果が現
れた。なお、交番磁界発生機構13,14,15内に取
付けたセグメント形磁石18は、図5に示すように、板
状磁石を円弧状に撓ませた形状をしている。
【0030】図4に示すように、磁気治療装置10で
は、セグメント形磁石18の凸面20を主軸12側に向
け、凹面21を外側に向けて取付けているため、主軸1
2を回転させたときセグメント形磁石18の両端面22
は最外周を回転する。図5に示すように、磁力線25が
集中し最も強い磁極部分である両端面22が最外周を回
転するため、磁界方向の変化が顕著となり、交番磁界の
治療効果が向上した。
【0031】また、磁気治療装置10は、主軸12の周
囲に180度間隔で2個のセグメント形磁石18を取付
けているため、主軸12が1回転するときの磁界方向の
変化回数が増え、交番磁界の治療効果が向上した。ま
た、180度間隔で2個のセグメント形磁石18を取付
けたことにより、騒音、振動なども少なく安定した回転
が得られた。モータ11のON,OFFおよび主軸12
の回転数の調整などは、磁気治療装置10上部にあるコ
ントロールパネル23で行うことができる。
【0032】ここで、セグメント形磁石18を取付けた
主軸12の回転数については、特に限定するものではな
いが、1分間に800〜1600回転としたところ、人
体に対する治療効果が良好であった。また、その理由に
ついては明確ではないが、回転数を増大させると磁気が
及ぶ範囲が広がるという実験結果が得られている。そこ
で、主軸12の回転数を徐々に増大させたところ、磁気
治療装置10の治療効果が及ぶ領域も広がるという結果
が得られた。したがって、主軸12の回転数をコントロ
ールパネル23で増減することにより、治療効果が及ぶ
領域をコントロールすることができる。一方、磁気治療
装置10から一定距離の場所に静止している人間から見
れば、主軸12の回転数を変化させることにより、交番
磁界の強さを調節できることになる。
【0033】さらに、磁気治療装置10は、セグメント
形磁石18を、アルミニウムを素材とする取付部材17
を介して主軸12に取付けている。アルミニウムは常磁
性体であり、磁力線に対する影響が極めて小さいため、
セグメント形磁石18の磁力線に対しても悪影響を及ぼ
さない。また、アルミニウムを素材とする取付部材17
を使用することにより、磁力線が悪影響を受けないた
め、交番磁界の磁界方向の変化が顕著に現れ、治療効果
が良好となる。取付部材の素材としてはアルミニウムの
ほかに鉛、ステンレス鋼なども使用できる。
【0034】また、セグメント形磁石18の周囲を覆っ
ている円筒体19およびその周囲を覆っている保護カバ
ー24も、合成樹脂製であるため、セグメント形磁石1
8の磁力線に対して悪影響を及ぼすことがない。
【0035】磁気治療装置10で使用したセグメント形
磁石18は、図5に示すように、凸面20がS極、凹面
21がN極である。磁気治療装置10において、セグメ
ント形磁石18は、その凸面20を主軸12側に向けて
取付けているため、凹面21が外周方向を向いている。
一方、磁力線25はN極である凹面21から出て、S極
である凸面20に戻る性質があるため、交番磁界発生機
構13,14,15周囲の磁力線25は図4に示すよう
な状態となる。このように、セグメント形磁石18の凹
面21をN極とすることにより磁力線の方向を外周方向
に向けることができるため、交番磁界の治療効果を向上
させることができた。
【0036】また、磁気治療装置10は、交番磁界発生
機構13,14,15を主軸12方向に3個配列し、さ
らにこれらの交番磁界発生機構13,14,15を上下
に2台配置している。これにより、交番磁界が発生する
領域が拡大し、治療効果を磁気治療装置周囲の広い範囲
に及ぼすことができた。
【0037】さらに、磁気治療装置10では、交番磁界
発生機構13,14,15内のセグメント形磁石18,
27,28の主軸12方向の長さを下方ほど大としてい
る。このように、長さの異なるセグメント形磁石18,
27,28を有する交番磁界発生機構13,14,15
を主軸12に沿って、段階的に配列することにより、磁
界強度に強弱が生ずるため、強弱のコンビネーションに
より治療効果が高まるという効果が得られた。
【0038】このように、磁気治療装置10は、コント
ロールパネル23を操作するだけでON,OFFや主軸
12の回転数調整などができるため使い方は簡単であ
る。また、部屋の隅に置いて作動させるだけで交番磁界
を発生させることができ、その交番磁界の影響はその周
囲に及ぶため、磁気治療装置10の近くに居るだけで治
療効果が現れる。また、磁気治療装置10に直接触れる
必要がないため、人体への負担や皮膚損傷のおそれもな
い。さらに、磁気治療装置10に装備されている電気回
路はモータ11の制御回路だけであるため、構造や電気
回路はシンプルである。
【0039】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏するがで
きる。
【0040】(1)回転駆動される主軸と、凸面を主軸
側に向けて主軸の周囲に取付けられたセグメント形磁石
とを有し、主軸とともにセグメント形磁石を回転させて
交番磁界を発生する交番磁界発生機構を備えたことによ
り、磁気治療装置の周囲に居るだけで、交番磁界の影響
を受けるため、治療効果が現れる。
【0041】(2)セグメント形磁石の凸面を主軸側に
向けて主軸の周囲に取付けているため、最も磁力が強い
磁極部分である両端面が最外周を回転することにより、
磁界方向変化が顕著に現れ、治療効果に優れた交番磁界
を発生させることができる。
【0042】(3)主軸の周囲に、複数のセグメント形
磁石を取付けたことにより、主軸が回転するときの磁界
方向の変化回数が増え、交番磁界の治療効果が向上する
とともに、安定した回転が得られる。
【0043】(4)セグメント形磁石を、常磁性体を素
材とする取付部材を介して主軸に取付けたことにより、
セグメント形磁石の磁力線に対する悪影響を防止でき
る。
【0044】(5)セグメント形磁石の凸面がS極、凹
面がN極であることにより、磁力線の方向を外周方向に
向けることができるため、交番磁界の治療効果が向上す
る。
【0045】(6)交番磁界発生機構を、主軸方向に複
数個配列したことにより、交番磁界が発生する領域を拡
大することができるため、治療効果を磁気治療装置周囲
の広い範囲に及ぼすことができる。
【0046】(7)交番磁界発生機構が有するセグメン
ト形磁石の前記主軸方向の長さが、互いに相違するもの
を含むことにより、磁界強度に強弱が生ずるため、強弱
のコンビネーションにより治療効果が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態である磁気治療装置を示す斜視図で
ある。
【図2】交番磁界発生機構を示す斜視図である。
【図3】交番磁界発生機構を示す斜視図である。
【図4】交番磁界発生機構の説明図である。
【図5】セグメント形磁石を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 磁気治療装置 11 モータ 12 主軸 13,14,15 交番磁界発生機構 17 取付部材 18,27,28 セグメント形磁石 19 円筒体 20 凸面 21 凹面 22 端面 23 コントロールパネル 24 保護カバー 25 磁力線 26 フレーム体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される主軸と、凸面を前記主軸
    側に向けて前記主軸の周囲に取付けられたセグメント形
    磁石とを有し、前記主軸とともに前記セグメント形磁石
    を回転させて交番磁界を発生する交番磁界発生機構を備
    えた磁気治療装置。
  2. 【請求項2】 前記主軸の周囲に、複数のセグメント形
    磁石を取付けた請求項1記載の磁気治療装置。
  3. 【請求項3】 前記セグメント形磁石を、常磁性体を素
    材とする取付部材を介して前記主軸に取付けた請求項
    1,2記載の磁気治療装置。
  4. 【請求項4】 前記セグメント形磁石の凸面がS極、凹
    面がN極である請求項1〜3記載の磁気治療装置。
  5. 【請求項5】 前記交番磁界発生機構を、前記主軸方向
    に複数個配列した請求項1〜4記載の磁気治療装置。
  6. 【請求項6】 前記交番磁界発生機構が有するセグメン
    ト形磁石の前記主軸方向の長さが、交番磁界発生機構ご
    とに相違するものを含む請求項5記載の磁気治療装置。
JP8202009A 1996-07-31 1996-07-31 磁気治療装置 Pending JPH1043317A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107412955A (zh) * 2017-08-30 2017-12-01 华南理工大学 一种交变永磁磁场睡眠治疗仪

Cited By (2)

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CN107412955A (zh) * 2017-08-30 2017-12-01 华南理工大学 一种交变永磁磁场睡眠治疗仪
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