JPH1041976A - 通信路選択方法および該通信路選択方法を実施するためのルータ - Google Patents
通信路選択方法および該通信路選択方法を実施するためのルータInfo
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- JPH1041976A JPH1041976A JP19436096A JP19436096A JPH1041976A JP H1041976 A JPH1041976 A JP H1041976A JP 19436096 A JP19436096 A JP 19436096A JP 19436096 A JP19436096 A JP 19436096A JP H1041976 A JPH1041976 A JP H1041976A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特性の異なる複数の通信路が存在するネット
ワークにおいて、送信データの大きさやユーザが設定可
能なデータの内容に応じて通信路を選択するようにした
通信路選択方法およびそれを実現するためのルータを提
供すること。 【解決手段】 LANインタフェース6からのデータを
データ受信部2で受信し、制御部3により、送信データ
のサイズと制御部に予め保持してあるサイズ(または送
信データのヘッダ内に設けたユーザによって任意に設定
可能な設定値と制御部に予め設けられている閾値)とを
比較し、その比較結果を参照して特性の異なる複数の通
信路のなかから最適な通信路を選択する。例えば、送信
データのサイズが非常に大きい場合(または前記ヘッダ
情報内にユーザによって設定された設定値が前記閾値よ
り大きい場合)には大容量のLANインタフェース8
(衛星系通信路)を選択する。
ワークにおいて、送信データの大きさやユーザが設定可
能なデータの内容に応じて通信路を選択するようにした
通信路選択方法およびそれを実現するためのルータを提
供すること。 【解決手段】 LANインタフェース6からのデータを
データ受信部2で受信し、制御部3により、送信データ
のサイズと制御部に予め保持してあるサイズ(または送
信データのヘッダ内に設けたユーザによって任意に設定
可能な設定値と制御部に予め設けられている閾値)とを
比較し、その比較結果を参照して特性の異なる複数の通
信路のなかから最適な通信路を選択する。例えば、送信
データのサイズが非常に大きい場合(または前記ヘッダ
情報内にユーザによって設定された設定値が前記閾値よ
り大きい場合)には大容量のLANインタフェース8
(衛星系通信路)を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ通信
のプロトコルとしてTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)を用いるコン
ピュータ通信に関し、さらに詳しくは、特性の異なる複
数の通信路を有するネットワークにおいて、送信データ
の大きさや通信データの設定内容に応じてどの通信路を
使用するかを選択するようにした通信路選択方法および
該通信路選択方法を実施するためのルータに関するもの
である。
のプロトコルとしてTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)を用いるコン
ピュータ通信に関し、さらに詳しくは、特性の異なる複
数の通信路を有するネットワークにおいて、送信データ
の大きさや通信データの設定内容に応じてどの通信路を
使用するかを選択するようにした通信路選択方法および
該通信路選択方法を実施するためのルータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一つの端末からネットワークを介して他
の端末に通信する場合における通信路を大きく分ける
と、地上系の通信路と衛星系の通信路の2種類の通信路
がある。一般に、地上系の通信路は遅延が小さく高速通
信が可能であるが小容量であるという特徴があり、逆に
衛星系の通信路は大容量ではあるが遅延が大きいという
特徴がある。従って、地上系の通信路と衛星系の通信路
と両者の特徴を生かして使い分けることが考えられる。
しかしながら、従来のTCP/IP通信におけるルーテ
ィングには、ユーザが予め固定的に経路を設定するスタ
ティック・ルーティングと、ルータ同士が経路情報やト
ラフィック情報をやりとりして通過するルータ数や遅延
時間を最小にするように自動的に経路を選択するダイナ
ミック・ルーティングがあるが、いずれにしても、使用
される通信路は、ヘッダ情報に含まれるSA(Source
IP Address;送信元IPアドレス)とDA(Destin
ation IP Address;宛先IPアドレス)に基づいて
決められ、宛先への通信路が複数存在したとしても、通
信経路は、例えば障害時や輻輳時などネットワーク側の
論理だけで決められていた。ルーティング処理について
は、例えば、Douglas Comer 著/村井純・楠本博之訳
「TCP/IPによるネットワーク構築(Vol.I)−
原理・プロトコル・アーキテクチャ−」(1993年8
月 共立出版)に詳細に説明されている。
の端末に通信する場合における通信路を大きく分ける
と、地上系の通信路と衛星系の通信路の2種類の通信路
がある。一般に、地上系の通信路は遅延が小さく高速通
信が可能であるが小容量であるという特徴があり、逆に
衛星系の通信路は大容量ではあるが遅延が大きいという
特徴がある。従って、地上系の通信路と衛星系の通信路
と両者の特徴を生かして使い分けることが考えられる。
しかしながら、従来のTCP/IP通信におけるルーテ
ィングには、ユーザが予め固定的に経路を設定するスタ
ティック・ルーティングと、ルータ同士が経路情報やト
ラフィック情報をやりとりして通過するルータ数や遅延
時間を最小にするように自動的に経路を選択するダイナ
ミック・ルーティングがあるが、いずれにしても、使用
される通信路は、ヘッダ情報に含まれるSA(Source
IP Address;送信元IPアドレス)とDA(Destin
ation IP Address;宛先IPアドレス)に基づいて
決められ、宛先への通信路が複数存在したとしても、通
信経路は、例えば障害時や輻輳時などネットワーク側の
論理だけで決められていた。ルーティング処理について
は、例えば、Douglas Comer 著/村井純・楠本博之訳
「TCP/IPによるネットワーク構築(Vol.I)−
原理・プロトコル・アーキテクチャ−」(1993年8
月 共立出版)に詳細に説明されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、データ発出元ではDAで指定される宛先への通信路
が複数存在した場合の通信路の選択は、例えば、障害あ
るいは輻輳等のネットワーク側の論理だけで行われてい
た。TCP/IPプロトコルを用いる場合、IPヘッダ
情報には通信品質に関する種々の情報フィールドが用意
されているが、この情報フィールドを参照してルーティ
ング経路を選択するようにしたルータは従来存在しなか
った。その理由は、パケット発出元でネットワークの状
況を認識して、上記通信品質に関する種々の情報フィー
ルドの内容をどのように設定してよいか分からないた
め、従来はこの情報フィールドは有効に用いられていな
かった。それに伴い、当然のことながらルータでも当該
情報フィールドを使用したルーティングは行われていな
かった。そのため、通信発信者が通信ルートを指定して
パケットを発出することができなかった。本発明の目的
は、特性の異なる複数の通信路が存在するネットワーク
において、送信データの大きさやユーザが設定可能なデ
ータの内容に応じて通信路を選択するようにした通信路
選択方法およびそれを実現するためのルータを提供する
ことを目的としている。
は、データ発出元ではDAで指定される宛先への通信路
が複数存在した場合の通信路の選択は、例えば、障害あ
るいは輻輳等のネットワーク側の論理だけで行われてい
た。TCP/IPプロトコルを用いる場合、IPヘッダ
情報には通信品質に関する種々の情報フィールドが用意
されているが、この情報フィールドを参照してルーティ
ング経路を選択するようにしたルータは従来存在しなか
った。その理由は、パケット発出元でネットワークの状
況を認識して、上記通信品質に関する種々の情報フィー
ルドの内容をどのように設定してよいか分からないた
め、従来はこの情報フィールドは有効に用いられていな
かった。それに伴い、当然のことながらルータでも当該
情報フィールドを使用したルーティングは行われていな
かった。そのため、通信発信者が通信ルートを指定して
パケットを発出することができなかった。本発明の目的
は、特性の異なる複数の通信路が存在するネットワーク
において、送信データの大きさやユーザが設定可能なデ
ータの内容に応じて通信路を選択するようにした通信路
選択方法およびそれを実現するためのルータを提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の通信路選択方法
は、上記目的を達成するために、特性の異なる複数の通
信路を有するネットワークにおける通信路選択方法であ
って、データを受信するデータ受信ステップと、該デー
タ受信ステップにより受信したデータのサイズを認識す
るデータサイズ認識ステップと、該データサイズ認識ス
テップで認識したサイズを参照して前記複数の通信路の
うちの一つを選択する通信路選択ステップとを有する。
さらに、前記通信路選択ステップは、少なくとも、送信
元アドレス,宛先アドレス,判定サイズ,判定回数,お
よびカウンタの組からなる通信ルート判定テーブルを保
持しておき、受信したデータの送信元アドレスと宛先ア
ドレスを前記通信ルート判定テーブルの送信元アドレス
と宛先アドレスとを比較する第1のステップ(図3のス
テップ31)と、該第1のステップによる比較の結果、
両アドレスが一致した場合に、受信したデータのデータ
サイズと前記判定サイズとを比較する第2のステップ
(同ステップ32)と、該第2のによる比較の結果、受
信したデータのデータサイズが前記判定サイズより大き
い場合に前記カウンタを1増加する第3のステップ(同
ステップ33)と、該カウンタの値と前記判定回数を比
較する第4のステップ(同ステップ34)と、該第4の
ステップによる比較の結果、カウンタの値が前記判定回
数より大きい場合に一方の通信路を選択し(同ステップ
35)、カウンタの値が前記判定回数以下の場合に他方
の通信路を選択する第5のステップ(同ステップ37)
を有している。また、本発明の通信路選択方法は、デー
タを受信するデータ受信ステップと、該データ受信ステ
ップにより受信したデータのヘッダ情報に含まれるユー
ザによって任意に設定可能なデータに基づいて前記複数
の通信路のうちの一つを選択するステップとを有する。
は、上記目的を達成するために、特性の異なる複数の通
信路を有するネットワークにおける通信路選択方法であ
って、データを受信するデータ受信ステップと、該デー
タ受信ステップにより受信したデータのサイズを認識す
るデータサイズ認識ステップと、該データサイズ認識ス
テップで認識したサイズを参照して前記複数の通信路の
うちの一つを選択する通信路選択ステップとを有する。
さらに、前記通信路選択ステップは、少なくとも、送信
元アドレス,宛先アドレス,判定サイズ,判定回数,お
よびカウンタの組からなる通信ルート判定テーブルを保
持しておき、受信したデータの送信元アドレスと宛先ア
ドレスを前記通信ルート判定テーブルの送信元アドレス
と宛先アドレスとを比較する第1のステップ(図3のス
テップ31)と、該第1のステップによる比較の結果、
両アドレスが一致した場合に、受信したデータのデータ
サイズと前記判定サイズとを比較する第2のステップ
(同ステップ32)と、該第2のによる比較の結果、受
信したデータのデータサイズが前記判定サイズより大き
い場合に前記カウンタを1増加する第3のステップ(同
ステップ33)と、該カウンタの値と前記判定回数を比
較する第4のステップ(同ステップ34)と、該第4の
ステップによる比較の結果、カウンタの値が前記判定回
数より大きい場合に一方の通信路を選択し(同ステップ
35)、カウンタの値が前記判定回数以下の場合に他方
の通信路を選択する第5のステップ(同ステップ37)
を有している。また、本発明の通信路選択方法は、デー
タを受信するデータ受信ステップと、該データ受信ステ
ップにより受信したデータのヘッダ情報に含まれるユー
ザによって任意に設定可能なデータに基づいて前記複数
の通信路のうちの一つを選択するステップとを有する。
【0005】さらに、本発明のルータ(図1の1)は、
データを受信するデータ受信部(同2)と、該データ受
信部で受信したデータのサイズを参照して前記複数の通
信路のうちの一つを選択する制御部(同3)と、該制御
部で選択された通信路にデータを送出するための、前記
複数の通信路に対応して設けられたデータ送出部(同4
および5)とを具備する。さらに前記制御部は、少なく
とも、送信元アドレス,宛先アドレス,判定サイズ,判
定回数,およびカウンタの組からなる通信ルート判定テ
ーブル(図2)を保持する手段と、受信したデータの送
信元アドレスと宛先アドレスを前記通信ルート判定テー
ブルの送信元アドレスと宛先アドレスとを比較するアド
レス比較手段(図3のステップ31を処理する手段に相
当)と、該アドレス比較手段による比較の結果、両アド
レスが一致した場合に、受信したデータのデータサイズ
と前記判定サイズとを比較するサイズ比較手段(同ステ
ップ32を処理する手段に相当)と、該サイズ比較手段
による比較の結果、受信したデータのデータサイズが前
記判定サイズより大きい場合に前記カウンタを1増加す
る手段(同ステップ33を処理する手段に相当)と、該
カウンタの値と前記判定回数を比較する回数比較手段
(同ステップ34を処理する手段に相当)と、該回数比
較手段による比較の結果、カウンタの値が前記判定回数
より大きい場合に一方の通信路を選択し、カウンタの値
が前記判定回数以下の場合に他方の通信路を選択する手
段(同ステップ35および37を処理する手段に相当)
とを有する。また、本発明のルータの制御部(図1の
3)は、データ受信部(同2)で受信したデータのヘッ
ダ情報(図4参照)に含まれるユーザによって任意に設
定可能なデータ(例えばTTL値)に基づいて特性の異
なる複数の通信路のうちの一つを選択するようにされ
る。
データを受信するデータ受信部(同2)と、該データ受
信部で受信したデータのサイズを参照して前記複数の通
信路のうちの一つを選択する制御部(同3)と、該制御
部で選択された通信路にデータを送出するための、前記
複数の通信路に対応して設けられたデータ送出部(同4
および5)とを具備する。さらに前記制御部は、少なく
とも、送信元アドレス,宛先アドレス,判定サイズ,判
定回数,およびカウンタの組からなる通信ルート判定テ
ーブル(図2)を保持する手段と、受信したデータの送
信元アドレスと宛先アドレスを前記通信ルート判定テー
ブルの送信元アドレスと宛先アドレスとを比較するアド
レス比較手段(図3のステップ31を処理する手段に相
当)と、該アドレス比較手段による比較の結果、両アド
レスが一致した場合に、受信したデータのデータサイズ
と前記判定サイズとを比較するサイズ比較手段(同ステ
ップ32を処理する手段に相当)と、該サイズ比較手段
による比較の結果、受信したデータのデータサイズが前
記判定サイズより大きい場合に前記カウンタを1増加す
る手段(同ステップ33を処理する手段に相当)と、該
カウンタの値と前記判定回数を比較する回数比較手段
(同ステップ34を処理する手段に相当)と、該回数比
較手段による比較の結果、カウンタの値が前記判定回数
より大きい場合に一方の通信路を選択し、カウンタの値
が前記判定回数以下の場合に他方の通信路を選択する手
段(同ステップ35および37を処理する手段に相当)
とを有する。また、本発明のルータの制御部(図1の
3)は、データ受信部(同2)で受信したデータのヘッ
ダ情報(図4参照)に含まれるユーザによって任意に設
定可能なデータ(例えばTTL値)に基づいて特性の異
なる複数の通信路のうちの一つを選択するようにされ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、送信データのデータサ
イズに応じて、またはネットワーク利用者が使用したい
通信路に対応した情報をデータ内(ヘッダ情報内)に予
め設定しておき、その設定情報に応じて、特性の異なる
複数の通信路のなかから最適な通信路を選択するように
したものである。以下、本発明の実施例を図面を参照し
て説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例は、送信データのサ
イズによって通信路を選択する例である。通常、小容量
で遅延が小さい地上系通信路と、大容量で遅延が大きい
衛星系通信路がある場合、その通信路の特徴を生かすた
めには、例えばファイル転送処理のような場合、ファイ
ル情報を送出する側では1つのデータの大きさはできる
だけ大きい方が効率がよい。また、データ受信側では受
信結果を送出側に返すだけなので比較的小さなデータを
送信側に返すことになる。この場合、送信側は大容量の
データなので衛星系通信路を使用し、受信側はその応答
をできるだけ早く返すために、地上系通信路で返すこと
が望ましい。
イズに応じて、またはネットワーク利用者が使用したい
通信路に対応した情報をデータ内(ヘッダ情報内)に予
め設定しておき、その設定情報に応じて、特性の異なる
複数の通信路のなかから最適な通信路を選択するように
したものである。以下、本発明の実施例を図面を参照し
て説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例は、送信データのサ
イズによって通信路を選択する例である。通常、小容量
で遅延が小さい地上系通信路と、大容量で遅延が大きい
衛星系通信路がある場合、その通信路の特徴を生かすた
めには、例えばファイル転送処理のような場合、ファイ
ル情報を送出する側では1つのデータの大きさはできる
だけ大きい方が効率がよい。また、データ受信側では受
信結果を送出側に返すだけなので比較的小さなデータを
送信側に返すことになる。この場合、送信側は大容量の
データなので衛星系通信路を使用し、受信側はその応答
をできるだけ早く返すために、地上系通信路で返すこと
が望ましい。
【0007】図1において、1は本発明を実施するルー
タ、2はLANインタフェースから入力されたデータを
受信するデータ受信部、3は通信制御を行うための制御
部であって通信路を選択する判定基準を登録する通信ル
ート判定テーブルを保持している。4はデータを地上系
通信路へ送信するデータ送信部1、5はデータを衛星系
通信路へ送信するデータ送信部2、6は受信データを取
り入れるLANインタフェース、7は地上系通信路への
LANインタフェース、8は衛星系通信路へのインタフ
ェースである。
タ、2はLANインタフェースから入力されたデータを
受信するデータ受信部、3は通信制御を行うための制御
部であって通信路を選択する判定基準を登録する通信ル
ート判定テーブルを保持している。4はデータを地上系
通信路へ送信するデータ送信部1、5はデータを衛星系
通信路へ送信するデータ送信部2、6は受信データを取
り入れるLANインタフェース、7は地上系通信路への
LANインタフェース、8は衛星系通信路へのインタフ
ェースである。
【0008】図2は、通信ルート判定テーブルの例であ
る。通信ルート判定テーブル20のエントリは、「送信
元アドレス21」,「宛先アドレス22」,「判定サイ
ズ23」,「判定回数24」,「カウンタ25」からな
っている。これらの各エントリの内容に基づいて使用す
る通信路の判定を行う。すなわち、登録されている「送
信元アドレス」から「宛先アドレス」へのデータ通信を
行う場合、「判定サイズ」より大きいサイズのデータが
何回送信されたかを「カウンタ」でカウントし、該カウ
ンタ値が「判定回数」を超えた場合に送信データが大量
であると判断し、通信路を小容量の地上系通信路から大
容量の衛星系通信路に切り換える。
る。通信ルート判定テーブル20のエントリは、「送信
元アドレス21」,「宛先アドレス22」,「判定サイ
ズ23」,「判定回数24」,「カウンタ25」からな
っている。これらの各エントリの内容に基づいて使用す
る通信路の判定を行う。すなわち、登録されている「送
信元アドレス」から「宛先アドレス」へのデータ通信を
行う場合、「判定サイズ」より大きいサイズのデータが
何回送信されたかを「カウンタ」でカウントし、該カウ
ンタ値が「判定回数」を超えた場合に送信データが大量
であると判断し、通信路を小容量の地上系通信路から大
容量の衛星系通信路に切り換える。
【0009】同図は、送信元アドレスが「163.137.120.
10」、宛先アドレスが「163.137.120.50」、判定サイズ
が「1200」、判定回数が「10」の例である。従って、送
信元アドレス「163.137.120.10」から宛先アドレス「16
3.137.120.50」へ通信する場合、送信データのサイズが
判定サイズ「1200」より大きい回数が「10」を超えた場
合に大容量の通信路すなわち衛星系通信路に切り換えら
れる。
10」、宛先アドレスが「163.137.120.50」、判定サイズ
が「1200」、判定回数が「10」の例である。従って、送
信元アドレス「163.137.120.10」から宛先アドレス「16
3.137.120.50」へ通信する場合、送信データのサイズが
判定サイズ「1200」より大きい回数が「10」を超えた場
合に大容量の通信路すなわち衛星系通信路に切り換えら
れる。
【0010】図3は、本実施例におけるルータ1の処理
フローチャートを示す図である。次に、図1のルータ1
の構成図および図2の通信ルート判定テーブル20を参
照しながら、図3のフローチャートに沿ってルータ1の
処理の流れを詳細に説明する。LANインタフェース6
より入力されたデータはデータ受信部2で受信され、制
御部3により当該データの宛先アドレスと発信元アドレ
スを図2に示された通信ルート判定テーブルに登録され
ている宛先アドレスと送信元アドレスとを比較する(ス
テップ31)。比較の結果一致すると、次にその送信デ
ータのサイズと通信ルート判定テーブル20の「判定サ
イズ23」の値を比較する(ステップ32)。その送信
データのサイズが通信ルート判定テーブル20の「判定
サイズ23」の値より大きいときは(ステップ32:
Y)、通信ルート判定テーブル20の「カウンタ25」
の値を1増加させる(ステップ33)。「カウンタ2
5」のカウント値と「判定回数24」の値を比較し(ス
テップ34)、「カウンタ25」の値の方が「判定回数
24」の値より大きい場合は(ステップ34:Y)、連
続的に大きなデータが同一の端末同志で通信を行ったと
判断して、それまでデータ送信部1を介してLANイン
タフェース7(地上系通信路)へ送出していた送信デー
タをデータ送信部2を介してLANインタフェース8
(衛星系通信路)に送出するように変更する(ステップ
35)。
フローチャートを示す図である。次に、図1のルータ1
の構成図および図2の通信ルート判定テーブル20を参
照しながら、図3のフローチャートに沿ってルータ1の
処理の流れを詳細に説明する。LANインタフェース6
より入力されたデータはデータ受信部2で受信され、制
御部3により当該データの宛先アドレスと発信元アドレ
スを図2に示された通信ルート判定テーブルに登録され
ている宛先アドレスと送信元アドレスとを比較する(ス
テップ31)。比較の結果一致すると、次にその送信デ
ータのサイズと通信ルート判定テーブル20の「判定サ
イズ23」の値を比較する(ステップ32)。その送信
データのサイズが通信ルート判定テーブル20の「判定
サイズ23」の値より大きいときは(ステップ32:
Y)、通信ルート判定テーブル20の「カウンタ25」
の値を1増加させる(ステップ33)。「カウンタ2
5」のカウント値と「判定回数24」の値を比較し(ス
テップ34)、「カウンタ25」の値の方が「判定回数
24」の値より大きい場合は(ステップ34:Y)、連
続的に大きなデータが同一の端末同志で通信を行ったと
判断して、それまでデータ送信部1を介してLANイン
タフェース7(地上系通信路)へ送出していた送信デー
タをデータ送信部2を介してLANインタフェース8
(衛星系通信路)に送出するように変更する(ステップ
35)。
【0011】また「カウンタ25」の値が「判定回数2
4」に達していない場合は(ステップ34:N)、デー
タ送信部1を介してそれまでと同一のLANインタフェ
ース7(地上系通信路)へデータを送出する(ステップ
37)。
4」に達していない場合は(ステップ34:N)、デー
タ送信部1を介してそれまでと同一のLANインタフェ
ース7(地上系通信路)へデータを送出する(ステップ
37)。
【0012】一方、送信データの「宛先アドレス」と
「発信元アドレス」が通信ルート判定テーブル20に登
録されている「宛先アドレス22」と「送信元アドレス
21」と一致(ステップ31:Y)するが送信データの
長さが「判定サイズ23」に登録されている値より大き
くないときは(ステップ32:N)、短い送信データが
飛び込んだとして、通信ルート判定テーブル20の「カ
ウンタ25」の値をゼロにリセットするとともに(ステ
ップ36)、データ送信部1を介してLANインタフェ
ース7(地上系通信路)へデータを送出する(ステップ
37)。
「発信元アドレス」が通信ルート判定テーブル20に登
録されている「宛先アドレス22」と「送信元アドレス
21」と一致(ステップ31:Y)するが送信データの
長さが「判定サイズ23」に登録されている値より大き
くないときは(ステップ32:N)、短い送信データが
飛び込んだとして、通信ルート判定テーブル20の「カ
ウンタ25」の値をゼロにリセットするとともに(ステ
ップ36)、データ送信部1を介してLANインタフェ
ース7(地上系通信路)へデータを送出する(ステップ
37)。
【0013】なお、ステップ31において、送信データ
の「宛先アドレス」と「発信元アドレス」が通信ルート
判定テーブル20に登録されている「宛先アドレス2
2」と「送信元アドレス21」と一致していない場合は
(ステップ31:N)、データ送信部1を介してLAN
インタフェース7(地上系通信路)へデータを送出する
(ステップ37)。以上の処理により、長いデータが継
続して流れたときは、その処理はファイル転送のような
大容量のファイルを転送すると判断して、大容量の衛星
回線ルートを選択し、短いデータは遅延の少ない地上回
線を選択する。なお、本実施例において、送信データの
サイズは、ヘッダ情報(図4参照;詳細は後述)に存在
するTL(Total Length:パケットの全長)のデータ
から認識してもよいし、別途データサイズを認識しても
よい。
の「宛先アドレス」と「発信元アドレス」が通信ルート
判定テーブル20に登録されている「宛先アドレス2
2」と「送信元アドレス21」と一致していない場合は
(ステップ31:N)、データ送信部1を介してLAN
インタフェース7(地上系通信路)へデータを送出する
(ステップ37)。以上の処理により、長いデータが継
続して流れたときは、その処理はファイル転送のような
大容量のファイルを転送すると判断して、大容量の衛星
回線ルートを選択し、短いデータは遅延の少ない地上回
線を選択する。なお、本実施例において、送信データの
サイズは、ヘッダ情報(図4参照;詳細は後述)に存在
するTL(Total Length:パケットの全長)のデータ
から認識してもよいし、別途データサイズを認識しても
よい。
【0014】(第2実施例)上述した第1実施例は、送
信データのサイズによって使用する通信路を選択した例
であるが、以下に説明する第2実施例は、ユーザによっ
て設定可能な送信データ内のデータによって通信路を選
択する例である。本第2実施例は送信データのヘッダ情
報を有効に利用したものである。TCP/IPプロトコ
ルを用いる場合のデータフォーマットを図4に示す。I
Pヘッダ情報にはSA(Source IP Address;送信
元IPアドレス)とDA(Destination IP Addres
s;宛先IPアドレス)以外に、通信品質に関する種々
の情報フィールド、例えば、VER(IPヘッダのバー
ジョン)、IHL(Internet Header Length:IP
ヘッダ自体の大きさ)、TOS(Type Of Service:
サービスタイプ)、TL(Total Length:パケットの
全長)、ID(Identification:識別子)、FL(Fl
ag:パケットの分割制御のためのフラグ)、FO(Fra
gment Offset:分割されたフラグメントの位置を示す
フラグメントオフセット)、TTL(Time To Liv
e:生存時間)、PROT(Protocol:上位層のプロト
コル)、HC(Header Checksum:ヘッダチェックサ
ム)などがあるが、本実施例ではこのうちのTTLフィ
ールドの内容を通信路の選択に利用している。
信データのサイズによって使用する通信路を選択した例
であるが、以下に説明する第2実施例は、ユーザによっ
て設定可能な送信データ内のデータによって通信路を選
択する例である。本第2実施例は送信データのヘッダ情
報を有効に利用したものである。TCP/IPプロトコ
ルを用いる場合のデータフォーマットを図4に示す。I
Pヘッダ情報にはSA(Source IP Address;送信
元IPアドレス)とDA(Destination IP Addres
s;宛先IPアドレス)以外に、通信品質に関する種々
の情報フィールド、例えば、VER(IPヘッダのバー
ジョン)、IHL(Internet Header Length:IP
ヘッダ自体の大きさ)、TOS(Type Of Service:
サービスタイプ)、TL(Total Length:パケットの
全長)、ID(Identification:識別子)、FL(Fl
ag:パケットの分割制御のためのフラグ)、FO(Fra
gment Offset:分割されたフラグメントの位置を示す
フラグメントオフセット)、TTL(Time To Liv
e:生存時間)、PROT(Protocol:上位層のプロト
コル)、HC(Header Checksum:ヘッダチェックサ
ム)などがあるが、本実施例ではこのうちのTTLフィ
ールドの内容を通信路の選択に利用している。
【0015】TTLフィールドに設定される値(TTL
値)は、元来、その送信データがネットワークに存在し
てよい時間を秒単位で示し、ルータを一つ通過する毎に
1減じられ、その結果、TTL値がゼロになった場合
は、そのルータで当該送信データを破棄するように定義
されたものである。そのため、TTL値は通信途中で多
くの通信ノードを経由してもよいときには大きな値を、
通信ノードをあまり多く経由させたくないときには小さ
な値を設定するものである。
値)は、元来、その送信データがネットワークに存在し
てよい時間を秒単位で示し、ルータを一つ通過する毎に
1減じられ、その結果、TTL値がゼロになった場合
は、そのルータで当該送信データを破棄するように定義
されたものである。そのため、TTL値は通信途中で多
くの通信ノードを経由してもよいときには大きな値を、
通信ノードをあまり多く経由させたくないときには小さ
な値を設定するものである。
【0016】本実施例は、このTTLフィールドの情報
を経路決定のための制御情報として利用し、送信データ
のTTL値が予め設定した閾値より大きいときには遅延
を容認できるものと判断して、衛星通信路に送信データ
を送出し、逆に該閾値以下のときには遅延が容認できな
いとみなして、地上系通信路に送信データを送出するよ
うにしたものである。
を経路決定のための制御情報として利用し、送信データ
のTTL値が予め設定した閾値より大きいときには遅延
を容認できるものと判断して、衛星通信路に送信データ
を送出し、逆に該閾値以下のときには遅延が容認できな
いとみなして、地上系通信路に送信データを送出するよ
うにしたものである。
【0017】図5は、本実施例におけるルータ1の処理
フローチャートを示す図である。次に、図1のルータ1
の構成図を参照しながら、図5にのフローチャートに沿
ってルータ1の処理の流れを詳細に説明する。LANイ
ンタフェース6より入力された送信データはデータ受信
部2で受信され、制御部3により送信データのヘッダ情
報からTTL値を読み出し、読み出したTTL値と予め
制御部に保持している設定値(ユーザが任意に設定可能
な閾値)とを比較する(ステップ51)。送信データの
TTL値が制御部3に保持している設定値より大きいと
きは(ステップ51:Y)、送信データをデータ送信部
2を介してLANインタフェース8(衛星系通信路)に
送出する(ステップ52)。
フローチャートを示す図である。次に、図1のルータ1
の構成図を参照しながら、図5にのフローチャートに沿
ってルータ1の処理の流れを詳細に説明する。LANイ
ンタフェース6より入力された送信データはデータ受信
部2で受信され、制御部3により送信データのヘッダ情
報からTTL値を読み出し、読み出したTTL値と予め
制御部に保持している設定値(ユーザが任意に設定可能
な閾値)とを比較する(ステップ51)。送信データの
TTL値が制御部3に保持している設定値より大きいと
きは(ステップ51:Y)、送信データをデータ送信部
2を介してLANインタフェース8(衛星系通信路)に
送出する(ステップ52)。
【0018】一方、ステップ51における比較の結果、
送信データのTTL値が制御部3に保持している設定値
以下のときは(ステップ51:N)、送信データをデー
タ送信部1を介してLANインタフェース7(地上系通
信路)に送出する(ステップ53)。以上の処理によ
り、TTL値が予め設定されている値より大きい場合、
すなわち遅延を容認する場合には遅延が大きいが大容量
の衛星系通信路を選択し、逆にTTL値が予め設定され
ている値以下の場合、すなわち遅延を容認しない場合に
は小容量であるが遅延の少ない地上系通信路を選択す
る。このようにして、送信データに最適な通信路を選択
することが可能になる。
送信データのTTL値が制御部3に保持している設定値
以下のときは(ステップ51:N)、送信データをデー
タ送信部1を介してLANインタフェース7(地上系通
信路)に送出する(ステップ53)。以上の処理によ
り、TTL値が予め設定されている値より大きい場合、
すなわち遅延を容認する場合には遅延が大きいが大容量
の衛星系通信路を選択し、逆にTTL値が予め設定され
ている値以下の場合、すなわち遅延を容認しない場合に
は小容量であるが遅延の少ない地上系通信路を選択す
る。このようにして、送信データに最適な通信路を選択
することが可能になる。
【0019】
【発明の効果】本発明のルータを用いた通信方法によれ
ば、送信データの大きさ,または送信データ(のヘッダ
情報)に設定された値(TTL値)に基づいて、地上系
通信路と衛星系通信路の2つの異なる特性の通信路のそ
れぞれの特徴を生かした最適な通信路の選択が容易に行
えるという顕著な効果がある。
ば、送信データの大きさ,または送信データ(のヘッダ
情報)に設定された値(TTL値)に基づいて、地上系
通信路と衛星系通信路の2つの異なる特性の通信路のそ
れぞれの特徴を生かした最適な通信路の選択が容易に行
えるという顕著な効果がある。
【図1】本発明に用いられるルータの機能ブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1実施例に用いられる通信ルート判
定テーブルの例である。
定テーブルの例である。
【図3】本発明の第1実施例のルータの処理フローチャ
ートである。
ートである。
【図4】TCP/IPプロトコルを用いる場合のデータ
フォーマットを説明するための図である。
フォーマットを説明するための図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるルータの処理フロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1:ルータ、2:データ受信部、3:制御部、4:デー
タ送信部1、5:データ送信部2、6:受信データを取
り入れるLANインタフェース、7:地上系通信路への
LANインタフェース、8:衛星系通信路へのLANイ
ンタフェース
タ送信部1、5:データ送信部2、6:受信データを取
り入れるLANインタフェース、7:地上系通信路への
LANインタフェース、8:衛星系通信路へのLANイ
ンタフェース
Claims (6)
- 【請求項1】 特性の異なる複数の通信路を有するネッ
トワークにおける通信路選択方法であって、 データを受信するデータ受信ステップと、該データ受信
ステップにより受信したデータのサイズを認識するデー
タサイズ認識ステップと、該データサイズ認識ステップ
で認識したサイズを参照して前記複数の通信路のうちの
一つを選択する通信路選択ステップとを有することを特
徴とする通信路選択方法。 - 【請求項2】 前記通信路選択ステップは、少なくと
も、送信元アドレス,宛先アドレス,判定サイズ,判定
回数,およびカウンタの組からなる通信ルート判定テー
ブルを保持しておき、受信したデータの送信元アドレス
と宛先アドレスを前記通信ルート判定テーブルの送信元
アドレスと宛先アドレスとを比較する第1のステップ
と、該第1のステップによる比較の結果、両アドレスが
一致した場合に、受信したデータのデータサイズと前記
判定サイズとを比較する第2のステップと、該第2のス
テップによる比較の結果、受信したデータのデータサイ
ズが前記判定サイズより大きい場合に前記カウンタを1
増加する第3のステップと、該カウンタの値と前記判定
回数を比較する第4のステップと、該第4のステップに
よる比較の結果、カウンタの値が前記判定回数より大き
い場合に一方の通信路を選択し、カウンタの値が前記判
定回数以下の場合に他方の通信路を選択する第5のステ
ップを有することを特徴とする請求項1記載の通信路選
択方法。 - 【請求項3】 特性の異なる複数の通信路を有するネッ
トワークにおける通信路選択方法であって、データを受
信するデータ受信ステップと、該データ受信ステップに
より受信したデータのヘッダ情報に含まれるユーザによ
って任意に設定可能なデータに基づいて前記複数の通信
路のうちの一つを選択するステップとを有することを特
徴とする通信路選択方法。 - 【請求項4】 特性の異なる複数の通信路を有するネッ
トワークに用いられるルータであって、 データを受信するデータ受信部と、該データ受信部で受
信したデータのサイズを参照して前記複数の通信路のう
ちの一つを選択する制御部と、該制御部で選択された通
信路にデータを送出するための、前記複数の通信路に対
応して設けられたデータ送出部とを具備することを特徴
とするルータ。 - 【請求項5】 前記制御部は、少なくとも、送信元アド
レス,宛先アドレス,判定サイズ,判定回数,およびカ
ウンタの組からなる通信ルート判定テーブルを保持する
手段と、受信したデータの送信元アドレスと宛先アドレ
スを前記通信ルート判定テーブルの送信元アドレスと宛
先アドレスとを比較するアドレス比較手段と、該アドレ
ス比較手段による比較の結果、両アドレスが一致した場
合に、受信したデータのデータサイズと前記判定サイズ
とを比較するサイズ比較手段と、該サイズ比較手段によ
る比較の結果、受信したデータのデータサイズが前記判
定サイズより大きい場合に前記カウンタを1増加する手
段と、該カウンタの値と前記判定回数を比較する回数比
較手段と、該回数比較手段による比較の結果、カウンタ
の値が前記判定回数より大きい場合に一方の通信路を選
択し、カウンタの値が前記判定回数以下の場合に他方の
通信路を選択する手段とを有することを特徴とする請求
項4記載のルータ。 - 【請求項6】 特性の異なる複数の通信路を有するネッ
トワークに用いられるルータであって、 データを受信するデータ受信部と、該データ受信部で受
信したデータのヘッダ情報に含まれるユーザによって任
意に設定可能なデータに基づいて前記複数の通信路のう
ちの一つを選択する制御部と、該制御部で選択された通
信路にデータを送出するための、前記複数の通信路に対
応して設けられたデータ送出部とを具備することを特徴
とするルータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19436096A JPH1041976A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 通信路選択方法および該通信路選択方法を実施するためのルータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19436096A JPH1041976A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 通信路選択方法および該通信路選択方法を実施するためのルータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1041976A true JPH1041976A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16323290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19436096A Pending JPH1041976A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 通信路選択方法および該通信路選択方法を実施するためのルータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1041976A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001036585A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-09 | Telecommunication Advancement Organization Of Japan | 通信システム、ゲートウェイ送信装置、ゲートウェイ受信装置、送信方法、受信方法および情報記録媒体 |
US7093026B2 (en) | 2000-02-14 | 2006-08-15 | Matsushita Electric Industrial, Co. Ltd | Data transmission system |
KR100811881B1 (ko) | 2005-12-08 | 2008-03-10 | 한국전자통신연구원 | 패킷 전송 경로 선택 장치 및 그 방법 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19436096A patent/JPH1041976A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001036585A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-09 | Telecommunication Advancement Organization Of Japan | 通信システム、ゲートウェイ送信装置、ゲートウェイ受信装置、送信方法、受信方法および情報記録媒体 |
US7093026B2 (en) | 2000-02-14 | 2006-08-15 | Matsushita Electric Industrial, Co. Ltd | Data transmission system |
KR100811881B1 (ko) | 2005-12-08 | 2008-03-10 | 한국전자통신연구원 | 패킷 전송 경로 선택 장치 및 그 방법 |
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