JPH1038574A - 電子レベル用の標尺 - Google Patents

電子レベル用の標尺

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JPH1038574A
JPH1038574A JP21219196A JP21219196A JPH1038574A JP H1038574 A JPH1038574 A JP H1038574A JP 21219196 A JP21219196 A JP 21219196A JP 21219196 A JP21219196 A JP 21219196A JP H1038574 A JPH1038574 A JP H1038574A
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JP
Japan
Prior art keywords
electronic level
staff
long member
wind
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP21219196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Muraki
勝 村木
Takashi Nagao
崇司 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sokkia Co Ltd
Original Assignee
Sokkia Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sokkia Co Ltd filed Critical Sokkia Co Ltd
Priority to JP21219196A priority Critical patent/JPH1038574A/ja
Publication of JPH1038574A publication Critical patent/JPH1038574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、標尺を構成する長尺
部材の横断面を円或いは円に近い楕円或いは多角形に形
成し、外周面全てにバーコードを設けることで、どの方
向からでも電子レベルによるバーコードの認識が可能で
あり、また、一方向に光を反射しにくくすることによ
り、測定条件を一定にし、かつ大きな平面で風を受けな
いので風による影響を防止する電子レベル用の標尺を提
供する。 【解決手段】 長尺部材11の外側面にバーコード1
2が形成された電子レベル用の標尺10において、長尺
部材11の横断面は円形に構成され、バーコード12は
長尺部材11の外周面全体に長手方向に亘って円周状に
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測量に用いられる標
尺に係り、特に電子レベルを用いた測量におけるバーコ
ード付きの電子レベル用の標尺に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レベル用の標尺1は、図3に
示すように板状の四角柱であり、一方の面に電子レベル
用バーコード2、他方の面に目で測定するための数字目
盛(図示せず)等が描かれている。標尺を板状としてい
る理由は、重量を軽減することにより測量時における取
扱を容易にするためである。
【0003】しかし、四角柱の標尺においては、バーコ
ードが平面上に描かれているため、条件によっては平面
に光が反射してしまいバーコードが見えにくくなること
があり、電子レベルで読み取れない場合があるという問
題があった。また、風が強い日には標尺の平面に風が当
たり、標尺が揺れて作業者が持ちにくいという不都合が
あった。
【0004】また、バーコードが平面の一方の面にのみ
形成されているために、電子レベルの方向に正対するよ
うに向けなければならないという不都合があった。
【0005】或いは、多段伸縮型の標尺においては、円
柱状の標尺が 提案されているが(実開平4−3201
3号公報参照)、従来の多段伸縮型の標尺においては、
各筒部同志が摺れ合って筒状部材の表面に設けられた目
盛が次第に磨滅して消えてしまうおそれがあるため、外
面全てにバーコードを形成せずに、目盛は標尺の一部に
のみ記されて、この目盛を目盛保護部材によって保護す
る構成となっているため、どの方向からも目盛を読み取
ることは不可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術では、全ての方向から電子レベルによって、標識上
のバーコードを認識することは不可能であるため、測量
時には、作業者がバーコードの描かれている面を電子レ
ベルの方向に正対させて、バーコード形成面の電子レベ
ルに対する面積をより広く保持して電子レベル側での読
み取りを容易にさせてやる必要があった。また、光や風
の影響を軽減させ、作業効率をあげるという要請もあ
る。
【0007】本発明の目的は、標尺を構成する長尺部材
の横断面を円或いは円に近い楕円或いは多角形に形成
し、外周面全てにバーコードを設けることで、どの方向
からでも電子レベルによるバーコードの認識が可能であ
り、また、一方向に光を反射しにくくすることにより、
測定条件を一定にし、かつ大きな平面で風を受けないの
で風による影響を防止する電子レベル用の標尺を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る電子
レベル用の標尺は、長尺部材の外側面にバーコードが形
成された電子レベル用の標尺において、前記長尺部材の
横断面は円形に構成され、前記バーコードは前記長尺部
材の外周面全体に長手方向に亘って円周状に形成された
ことを特徴とする。
【0009】本願請求項2に係る電子レベル用の標尺
は、長尺部材の外側面にバーコードが形成された電子レ
ベル用の標尺において、前記長尺部材の横断面は楕円形
に構成され、前記バーコードは前記長尺部材の外周面全
体に長手方向に亘って円周状に形成されたことを特徴と
する。
【0010】本願請求項3に係る電子レベル用の標尺
は、長尺部材の外側面にバーコードが形成された電子レ
ベル用の標尺において、前記長尺部材の横断面は多角形
に構成され、前記バーコードは前記長尺部材の外周面全
体に長手方向に亘って円周状に形成されたことを特徴と
する。
【0011】なお、前記長尺部材はグラスファイバー或
いは木からなると好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る電子レベル用の標尺
10は、長尺部材11の外側面にバーコード12が形成
されており、長尺部材11の横断面は円形に構成され、
バーコード12は長尺部材11の外周面全体に長手方向
に亘って円周状に形成されている。
【0013】以上のように本発明の電子レベル用の標尺
10によれば、長尺部材11の外周面全体に長手方向に
亘ってバーコード12が形成されているので、どの方向
からでも電子レベルによるバーコード12の認識が可能
であり、また、横断面が円形の円柱状に形成されている
ので、一方向に光を反射することがないため、測定条件
を一定にでき、かつ平面で風を受けないので風の影響を
防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0015】図1は本発明に係る電子レベル用標尺の一
実施例を示すものであり、本発明に係る電子レベル用標
尺の斜視図である。本例に係る電子レベル用の標尺10
は、長尺部材11と、バーコード12とから構成されて
いる。
【0016】本例の電子レベル用の標尺10を構成する
長尺部材11は図1で示すように中空円筒状であり、グ
ラスファイバー又は木から形成されている。この長尺部
材11は、横断面が円形に構成されており、横断面の形
状は長尺部材11の全ての横断面において同一になるよ
うに構成されている。
【0017】この長尺部材11の表面にはバーコード1
2が付されている。バーコード12は、円筒状の長尺部
材11の表面上を一周するように長手方向に亘って形成
されている。
【0018】なお、本例の長尺部材11の横断面におけ
る直径は、従来の四角柱の標尺の幅と略同じ長さで形成
されており、従来と同様にバーコード12が認識される
ように構成されている。
【0019】以上のように本例における電子レベル用の
標尺10は、横断面が円である長尺部材11の周囲に長
手方向に亘ってバーコード12が付してあるので、電子
レベルが、標尺に対してどの方向に設置されていても、
バーコード12を読み取ることが可能となる。
【0020】そして、バーコード形成面が電子レベルに
常に正対した一定の状態となるので、電子レベルの読み
取りを常に同一条件とすることができ、正確な読み取り
が可能となる。
【0021】またバーコード12が平面上に付されてい
ないために、光が反射しにくく、光によるバーコードの
読み取りにくさを解消することができる。さらに光の反
射を気にしなくてよいので、作業者は標尺を垂直に立て
ることだけに気をつければよく、作業者の手間を軽減す
ることができる。
【0022】さらに、長尺部材11の横断面が円で構成
されているので、風の強い場所での測量作業において
も、平面で風を受けることがなく、電子レベル用の標尺
10が揺れることが少ないため、測量作業中において作
業者が標尺を垂直に立てやすく、作業効率を上げること
ができる。
【0023】また本発明電子レベル用の測量用標尺であ
るため、数字目盛を入れなくても良く、バーコード12
を付すのみで良いため、コストダウンが可能となる。
【0024】なお長尺部材11は円柱状であるため、作
業者の手に持ちやすく持ち運びが容易である。
【0025】図2は本発明における他の実施例を示す説
明図である。前記実施例では、標尺本体の横断面が円で
ある例を示したが、横断面を円形に近い楕円の他、図2
に示す正六角形等、側方からの風の影響を受けにくい多
角形で形成しても良い。
【0026】本例においても、長尺部材11の表面上を
一周するように、バーコード12が長手方向に亘って形
成される。本例においても前記実施例と同様に、どの方
向からでも電子レベルによるバーコード12の認識が可
能である。
【0027】また、横断面が円形に近い楕円或いは多角
形に形成された長尺部材で構成されているので、一方向
に光を反射しにくく、測定条件を一定にすることができ
る。また、風を受ける面積が小さいので風による影響を
防止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の電子レベル用の標
尺10によれば、標尺を構成する長尺部材の横断面を円
或いは円に近い楕円或いは多角形に形成し、外周面全て
にバーコードを設けることで、どの方向から見ても電子
レベルによるバーコードの認識が可能であり、また、一
方向に光を反射しにくくすることにより、測定条件を一
定にし、かつ大きな平面で風を受けないので風による影
響を防止することができ、測量作業における効率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子レベル用の標尺の斜視図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 電子レベル用の標尺 11 長尺部材 12 バーコード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺部材の外側面にバーコードが形成さ
    れた電子レベル用の標尺において、前記長尺部材の横断
    面は円形に構成され、前記バーコードは前記長尺部材の
    外周面全体に長手方向に亘って円周状に形成されたこと
    を特徴とする電子レベル用の標尺。
  2. 【請求項2】 長尺部材の外側面にバーコードが形成さ
    れた電子レベル用の標尺において、前記長尺部材の横断
    面は楕円形に構成され、前記バーコードは前記長尺部材
    の外周面全体に長手方向に亘って円周状に形成されたこ
    とを特徴とする電子レベル用の標尺。
  3. 【請求項3】 長尺部材の外側面にバーコードが形成さ
    れた電子レベル用の標尺において、前記長尺部材の横断
    面は多角形に構成され、前記バーコードは前記長尺部材
    の外周面全体に長手方向に亘って円周状に形成されたこ
    とを特徴とする電子レベル用の標尺。
  4. 【請求項4】 前記長尺部材はグラスファイバー或いは
    木からなることを特徴とする請求項1記載の電子レベル
    用の標尺。
JP21219196A 1996-07-24 1996-07-24 電子レベル用の標尺 Pending JPH1038574A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139737A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Kokusai Kogyo Co Ltd 測量用標尺スタッフ
JP2007155689A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Kokusai Kogyo Co Ltd 測量用スタッフおよび測量方法
JP2012225799A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Acreeg Corp 画像上地物計測用の基準尺
CN104616041A (zh) * 2015-02-09 2015-05-13 许泽人 商品识别码、商品标识及商品的生产工艺

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