JPH103593A - 信号伝送装置 - Google Patents

信号伝送装置

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JPH103593A
JPH103593A JP17708296A JP17708296A JPH103593A JP H103593 A JPH103593 A JP H103593A JP 17708296 A JP17708296 A JP 17708296A JP 17708296 A JP17708296 A JP 17708296A JP H103593 A JPH103593 A JP H103593A
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JP
Japan
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current
sensor
power supply
receiver
detected
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Pending
Application number
JP17708296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoaki Inaba
清章 稲葉
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP17708296A priority Critical patent/JPH103593A/ja
Publication of JPH103593A publication Critical patent/JPH103593A/ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、航空機検出信号を信号用電線を用い
ることなくできるようにして、設備コストを低減させ
る。 【解決手段】 光電素子形センサあるいはマイクロ波遮
断形センサ等のセンサの受信器側を駆動するための電源
用電線に流れる電流を検出する電流検出手段と、検出さ
れた電流の変化から前記センサの検出状態を判定する判
定手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号伝送装置に係
り、特に、2値化の検出信号を効果的に伝送できるよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、光電素子形のセンサやマ
イクロ波遮断形のセンサで被検出体の有無を検出する検
出装置において、センサの設置してある披検出場所と被
検出体を監視するセンタとの間、あるいは複数のセンサ
を一括して制御する集線装置(後述の図5参照)を有す
る場合は、その集線装置とセンサとの間が離れている場
合は、センサとセンタとの間、あるいはセンサと集線装
置との間に、センサを駆動するための電源用電線、及び
そのセンサが検出した信号を送出する信号用電線が布設
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、センタ
から離れた披検出場所にセンサを設置して検出する場合
は、電源用電線と信号用電線とを必要としているので、
設備コストがかさむ欠点があった。
【0004】特に、空港の誘導路等における航空機の有
無を検出する航空機センサシステムにおいては、センサ
の設置場所とセンタとの距離が大きいばかりでなく、空
港施設の性質上、電源用電線及び信号用電線は地下に埋
設しなければならないので、その設備コストがさらにか
さむ欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、一般に、光電素子形やマイ
クロ波遮断形等のセンサは、検出された情報の信号を絶
縁するために、比較的大きな電力を消費するリレーを出
力段に使用していることに着目し、センサを駆動する電
線を利用してセンサの検出信号を送出することのできる
信号伝送装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号伝送装
置は、上記目的を達成するために、光電素子形センサあ
るいはマイクロ波遮断形センサ等のセンサの受信器側を
駆動するための電源用電線に流れる電流を検出する電流
検出手段と、検出された電流の変化から前記センサの検
出状態を判定する判定手段と、を有することを特徴とし
ている。また、前記判定手段は、検出された電流値を所
定の範囲に区分して判定する判定窓を有することを特徴
としている。さらに、前記センサが非検出状態にあると
き、前記電源用電線にそのセンサをバイパスする電流調
整手段を設けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)は、一実施の形態に係
る信号伝送装置の概略構成図であって、Eは、受信器S
を駆動するための交流の定電圧電源部である。
【0008】受信器Sは、遮断器(ヒューズ)F及び電
流検出部Dを直列に介在させて電線路Lにより定電圧電
源Eから電源が供給されるように構成されている。
【0009】受信器Sは、例えば、光電素子形センサの
受光器あるいはマイクロ波遮断形センサの受波器等から
なり、その受信器Sを駆動するための回路により構成さ
れている。すなわち、この受信器Sは、図1(b)に示
されるように、周知の受信器と同じく後段にリレーを出
力段に形成された回路から構成されている。
【0010】受信器Sが、上述のように、光電素子形セ
ンサあるいはマイクロ波遮断形センサからなるときは、
受信器Sの図示しない受光器あるいは受波器に対向して
投光器あるいは送波器が設けられるが、ここでは省略さ
れている。もちろん、これら投光器あるいは送波器を有
する送信器に対しても、定電圧電源部Eから駆動電源が
供給されている。もちろん、この送信器には、別の定電
圧電源部から駆動電源を供給するようにしてもよい。
【0011】電流検出部Dは、電線路Lに流れる交流電
流を検出することのできる電流検出器から構成されてい
る。
【0012】なお、センサ機器Sが直流電源で駆動され
るときは、定電圧電源部Eから直流の定電圧電源が供給
されるとともに、電流検出部Dは直流電流を検出するこ
とのできる電流検出器が用いられる。
【0013】電流調整器Rは、受信器Sをバイパスする
ように電線路Lに接続されていて、電流調整用の抵抗R
1 とスイッチR2 とから構成されている。このスイッチ
R2は、受信器Sが被検出状態にあるとき、つまり受信
器Sの受光器あるいは受波器が送信器の投光器からの光
線あるいは送波器からのマイクロ波を受信しているとき
に、受信器Sに設けられているリレー(図示せず)の接
点を利用してONとなるように構成されている。
【0014】図2は、受信器Sとしてマイクロ波遮断形
センサとしたときの受信器Sの電源端子で見た印加電圧
対電流の特性図である。
【0015】この図2において、入力電圧10V以上の
領域における電流値の大きい方(図2の(イ)参照)は
非検出時を示し、電流値の小さい方(図2の(ロ)参
照)は検出時を示している。すなわち、センサの定常時
において、受信器Sがマイクロ波を受信しているとき
は、受信器S内に組込まれているリレーの消費電流が大
きくなって大きい電流値となり、受信器Sが被検出体に
より遮断されているときはそのリレーの消費電流が小さ
くなって小さい電流値となることを意味している。
【0016】また、図2において、58.4Ωの直線
は、上述のマイクロ波遮断形センサの受信器Sを航空地
上施設の航空機センサに適用したときの例を示すもので
あって、0.9mmφのペア銅線を1kmの電線路Lに
布設したときの全長2kmにおける電線路Lの抵抗値で
ある。
【0017】したがって、上述の抵抗値となる電線路L
を用いたとき、非検出時及び検出時の電流値は、図中の
A点及びB点となり、両者間に十分な変化があることを
示している。
【0018】図2中、(イ′)は、受信器Sと並列に設
けられた電流調整器Rを作動させたときの特性を示して
いる。すなわち、この受信器Sにバイパスを設けたとき
は、非検出時の電流値をより大きくでき(図2の(イ)
及びA′点参照)、非検出時と検出時との差をより大き
くとれることを意味している。
【0019】したがって、このように電流調整器Rを設
けたときは、電流検出部Dの検出信号を基にした判定に
おいて、確実な判定を行うことのできるS/Nを得るこ
とができる。
【0020】図3は、航空機センサの温度変化に対する
電圧電流特性を示すものであって、ここに示されるよう
に、20℃(常温)を中心に±40℃の範囲において
も、非検出時と検出時とで十分な電流値の差があること
が分る。
【0021】以上のように、上記構成の信号伝送装置に
おいては、電線路Lの電流を検出するだけで、すなわち
信号用電線を布設することなく、受信器Sへの電源送出
端でその受信器Sへの電線Lを利用して受信状態を検出
することができる特長がある。
【0022】図4は、本発明の他の実施の形態を示すも
のであって、電流検出部Dで検出された電流を複数の検
出窓を用いて被検出体の有無の外に、信号伝送装置自体
も監視できるようにしたものである。
【0023】すなわち、図2の(イ),(イ′),A点
又はA′点を中心に上下に所定の電流値の幅の非検出窓
W1 を設けるとともに、図2の(ロ)又はB点を中心に
上下に所定の電流値の幅の検出窓W2 を設けておき、検
出された電流値が上述のいずれかの範囲にあるときは、
その範囲に受信器Sの状態があると判定される。
【0024】短絡検出窓W3 は、非検出窓W1 よりも電
流値の高いところに所定の電流値の幅で形成されてい
て、検出された電流値がこの窓W3 内にあるときは、受
信器Sの電線路等が短絡事故を起こしていると判定され
る。
【0025】故障検出窓W4 は、電流値が0から検出窓
W2 の電流値より低い値のところに設定され、検出され
た電流値がこの範囲にあるときは、電線路の断線等の故
障が発生したと判定される。
【0026】このように、検出窓(W1 〜W4 )を設け
ることにより、被検出体の有無の判定だけでなく、信号
伝送回路自体を監視することができる。
【0027】図5は、本発明に係る信号伝送装置を航空
機センサシステムに適用したときの概略構成図であっ
て、受信器S1 〜Sn は、例えば、誘導路に沿って所定
の間隔を保って複数個設けられている。
【0028】図5中、鎖線で示される枠内は、空港施設
内に設置される集線装置であって、複数個の受信器S1
〜Sn 毎に設置されるように構成されている。そして、
空港施設の灯火電源線1から絶縁トランス2を介して供
給された電源は、定電圧を生成する給電部3に入力され
るように構成されている。
【0029】給電部3からの交流電源は、メイントラン
スTを介して各受信器S1 〜Sn 用のトランスt1 〜t
n にそれぞれ供給されるように構成されている。そし
て、各受信器S1 〜Sn は、遮断器F1 〜Fn 及び電流
検出部D1 〜Dn をそれぞれ直列に接続した状態で各ト
ランスt1 〜tn から電源が供給されるように構成され
ている。
【0030】各電流検出部D1 〜Dn で検出された電流
値は、SP(シリアルパラレル)変換器4でデータ変換
処理されたのち、モデム5を介して監視センタ(図示せ
ず)に送出されるように構成されている。
【0031】以上のように、本発明に係る信号伝送装置
を航空機センサシステムに利用した場合は、信号用電線
を用いることなく、受信器S1 〜Sn の駆動用の電線L
1 〜Ln を利用して航空機の有無を検出することができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る信号伝送装置は、光電素子
形センサあるいはマイクロ波遮断形センサ等のセンサの
受信器側を駆動するための電源用電線に流れる電流を検
出する電流検出手段と、検出された電流の変化から前記
センサの検出状態を判定する判定手段とからなるので、
信号用電線を用いずに検出することができ、設備コスト
を低減させることができる。
【0033】また、判定手段に、検出された電流値を所
定の範囲に区分して判定する判定窓を有するようにした
ときは、判定内容を増加させることができる。
【0034】さらに、センサが非検出状態にあるとき、
電源用電線にそのセンサをバイパスする電流調整手段を
設けた時は、判定用S/Nを大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る信号伝送装置の概
略構成図である。
【図2】印加電圧対電流の特性図である。
【図3】温度変化に対する印加電圧対電流の特性図であ
る。
【図4】検出窓の説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る信号伝送装置を航
空機センサシステムに適用したときの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
E 定電圧電源部 F,F1 〜Fn 遮断器 L,L1 〜Ln 電線路 S,S1 〜Sn 受信器 R 電流調整器 D,D1 〜Dn 電流検出部(電流検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電素子形センサあるいはマイクロ波遮
    断形センサ等のセンサの受信器側を駆動するための電源
    用電線に流れる電流を検出する電流検出手段と、 検出された電流の変化から前記センサの検出状態を判定
    する判定手段と、 を有することを特徴とする信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、検出された電流値を所
    定の範囲に区分して判定する判定窓を有することを特徴
    とする請求項1記載の信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記センサが非検出状態にあるとき、前
    記電源用電線にそのセンサをバイパスする電流調整手段
    を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の信号
    伝送装置。
JP17708296A 1996-06-17 1996-06-17 信号伝送装置 Pending JPH103593A (ja)

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