JPH103414A - データ格納制御方式 - Google Patents

データ格納制御方式

Info

Publication number
JPH103414A
JPH103414A JP8175625A JP17562596A JPH103414A JP H103414 A JPH103414 A JP H103414A JP 8175625 A JP8175625 A JP 8175625A JP 17562596 A JP17562596 A JP 17562596A JP H103414 A JPH103414 A JP H103414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key value
record
information
data
management information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8175625A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Shiraishi
雅己 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8175625A priority Critical patent/JPH103414A/ja
Publication of JPH103414A publication Critical patent/JPH103414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データベースの条件検索処理において、利用頻
度の高いキー値またはキー値グループのレコード返却処
理を高速に行えるデータ格納方式の提供。 【解決手段】利用頻度の高いキー値またはキー値グルー
プの値と、そのレコードを格納するのに必要なページ数
を予めキー値情報として定義しておくことにより、デー
タの登録処理にて、キー値情報にて定義されたキー値を
持つレコードは、連続したデータページに格納する。上
記の格納方法により、検索処理において、キー値情報に
定義されているキー値の検索処理が発生した時点で当該
キー値またはキー値グループのレコードが格納されてい
る全てのページを一括してバッファ領域に読み込んでお
くことで、物理I/Oの発生回数を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース管理
システムのデータ格納処理方式に関し、特に条件検索の
高速化のためにインデックスを付加しB−treeで管
理してなるデータ格納構造において、利用頻度が多い特
定キー値またはキー値グループのレコードを高速に読み
込めるようにデータを格納制御するデータ格納制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】データベース管理システムにおけるデー
タ格納方式としては、ヒープ方式、B−tree方式、
ハッシュ方式、クラスタリング方式、サーチ方式、二分
検索法等といったものが従来用いられている(これらの
方式については、例えば特開平7−182222号公
報、特開平4−112240号公報、特開平1−234
929号公報等の記載参照)。以下にこれらのデータ格
納方式を簡単に説明する。
【0003】ヒープ方式:インデックスによるアクセス
はできなく、レコードを追加順に格納し、アクセス時に
は、先頭から格納した順番にアクセスする。
【0004】B−tree方式:インデックスをツリー
構造(木構造)によって管理し、特定キー値を持つレコ
ードをダイレクトにアクセスできる。ダイレクトアクセ
ス時のI/O回数は、ツリーの高さ(階層)とレコード
格納ページとなり、レコードはランダムに格納されてい
るため、必ずI/Oが発生するものと考えられる。
【0005】ハッシュ方式:キーをハッシュ関数によっ
てハッシングし、レコードの格納ページを決定して格納
するため、特定キー値のレコードをダイレクトに検索可
能である。しかし、ハッシュ関数によりシノニムが多発
するとレコードはオーバーフロー領域に格納されるため
アクセス効率が劣化する可能性がある。
【0006】クラスタリング方式:論理的に関係のある
レコードを物理的にも近傍に配置(格納)することで、
キャッシュ(バッファ)のヒット率を上げ、検索性能の
向上を図る。
【0007】サーチ方式:キー及びレコーダの登録は、
追加順に格納し、キー検索時には、キー情報を順次に比
較する。そのため、キー検索では、データ量が増えると
検索性能が劣化する。
【0008】二分検索法:上記のサーチ方式と異なり、
キー情報のみ昇順に並び替えながら格納するため、キー
検索時はサーチ方式よりも高速にアクセス可能である。
しかし、レコードの追加時に毎回、キー情報を変更する
処理が必要となり、その処理負担が増大する。
【0009】上記特開平1−234929号公報には、
前記のレコードの追加時に毎回発生するキー情報の並び
換え等による処理負担を軽減させるために、キー情報と
データとの間にキーターンテーブルを設けて処理の軽減
を図るようにした方式が提案されている。
【0010】また、上記特開平7−18222号公報に
は、クラスタリング方式で各クラスの親子関係や属性の
解析をコンパイル時に行い、オブジェクト間(クラス
間)の論理関係に応じた効率的なクラスタリングを自動
的に行うようにしてアクセス効率を向上することができ
るオブジェクト指向データベース管理装置が提案されて
いる。
【0011】さらに、上記特開平4−112240号公
報には、多様なデータベースのアクセス要求を満足する
ため、上記の格納方法(ヒープ、B−tree、ハッシ
ュ)等、多用なデータベース格納構造を構成する基本デ
ータ編成のアクセス部品を組み合わせることにより、デ
ータベースの処理手順を組み立てる最適処理部を備え、
基本的なデータ編成の組み合わせによる格納構造をもと
にアクセススケジュールを生成するようにした方式が提
案されている。
【0012】データベースに対する条件検索に関して
は、B−tree方式、ハッシュ方式、二分検索法など
によるキー値検索を行うことで高速にアクセスすること
が考えられ、また、論理的な関連のあるレコードの検索
に関しては、クラスタリング方式によるバッファヒット
率の向上による性能向上を図っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
データベース管理システムでは各種データ格納方式が存
在し、プログラムの特性に適合した格納方式を選択して
運用している。
【0014】しかし、データベースの検索プログラムで
は、特定のキー値を条件検索に指定するケースが多く見
受けられるが、従来の格納方式に係る、キー検索に適し
たB−tree方式、ハッシュ方式、二分検索法では、
以下のような問題がある。
【0015】すなわち、B−tree方式、二分検索法
とも、レコードはランダムに格納されているため、利用
頻度の高い特定キー値のレコードの格納場所もまちまち
であるため、レコードが格納されている二次記憶媒体上
のページには必ずI/O(入出力)が発生するという問
題がある。
【0016】また、ハッシュ方式では、ハッシュ関数に
てレコードの格納場所を決定するが、利用頻度の高い特
定キー値以外のレコードも同一のハッシュ値となること
があり、その場合に、オーバーフローページにレコード
が格納され該当レコードに辿り着くまでに余分なI/O
が発生するという問題がある。
【0017】従って、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、上記問題点を解消し、
データベースの検索業務にて、利用頻度の高い特定のキ
ー値またはキー値グループの条件検索を高速に行えるよ
うにレコードを二次記憶媒体に格納するようにした方式
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のデータ格納制御方式は、データベースの検
索処理で使用するインデックスについて、利用頻度が多
いキー値またはキー値グループをデータ登録前に事前
に、キー値情報定義手段により、キー値とそのレコード
を格納する必要ページ数をキー値情報として定義情報格
納域に登録し、アウトプット・オープン要求時に、デー
タベース中のレコード格納管理情報に格納しておくこと
で、その後のデータ登録やデータ検索時に、上記のレコ
ード格納管理情報をレコード格納管理情報展開手段によ
ってデータベースから読み込み、メモリ中のレコード格
納管理情報に展開する。
【0019】データ登録要求時は、登録要求されたデー
タのキー値をレコード格納管理情報域のレコード格納管
理情報のキー値と比較する。キー値の評価結果、当該キ
ー値がキー値情報に登録されている場合は、データ格納
手段にてレコード格納管理情報にて示されるページにレ
コードを格納する。
【0020】また、キー値情報以外のキー値のレコード
格納は、従来のB−tree方式と同様に、ランダムに
データベースに格納する。インデックス部分に関して
は、キー値情報による評価関係なく、ツリー構造にて格
納する。
【0021】データ検索要求時に、データ検索手段にて
該当レコードが格納されているページが既にバッファ領
域に存在するかをバッファ検索手段にて調べて、該当ペ
ージがバッファ領域に存在しない場合に、検索条件にて
使用されるインデックスが前記のキー値情報定義手段に
よって登録されたインデックスであった時に、検索キー
値が前記のレコード格納管理情報域のレコード格納管理
情報のキー値に登録されていると、レコード格納管理情
報の当該キー値またはキー値グループのレコードが格納
されている連続する複数ページを一括してバッファ領域
に読み込む複数ページ一括読み込み手段を備えたことを
特徴とする。
【0022】本発明の原理・作用を以下に説明する。本
発明においては、キー値情報定義手段によって、利用頻
度の高いキー値を定義情報格納域に予め登録しておくこ
とにより、データ登録時には、利用頻度の高いキー値の
レコードのみを、データ格納手段によって、データベー
ス中の連続したページ領域にまとめて格納する。
【0023】そして、データ検索時は、検索条件に指定
されたキー情報を、データ検索手段にて、レコード格納
管理情報域に展開されているレコード格納管理情報のキ
ー値と比較し、検索条件に指定されたキー値が登録され
ている場合には、データベースから当該キー値のレコー
ドが格納されている連続した複数ページを複数ページ一
括読み込み手段によってバッファ領域に読み込んでお
く。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態の構成を示すブロック図である。
【0025】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、キー値情報定義手段101と、キー値情報を格納す
る二次記憶媒体の定義情報格納域102と、アウトプッ
ト(OUTPUT)オープン要求103と、OUTPU
Tオープン要求によって動作するレコード格納管理情報
格納手段104と、二次記憶媒体のデータベース107
内のレコード格納管理情報108と、定義情報格納域か
らキー値情報を取得するキー値情報取得手段105と、
データ登録プログラム106と、データ検索プログラム
112と、それぞれのプログラムのオープン要求によっ
て動作するレコード格納管理情報展開手段109と、レ
コード格納管理情報を展開するレコード格納管理情報域
110と、データ登録時にデータベースにレコードを登
録するデータ格納手段111と、データ検索要求時にデ
ータベースから該当レコードを検索するデータ検索手段
113と、該当レコードが既にバッファ116上に存在
するか否かを調べるバッファ検索手段114と、バッフ
ァ116上に該当レコードのページが存在しない場合に
は、キー値情報に登録されているキー値の場合に複数ペ
ージを一括してデータベースから読み込む複数ページ一
括読み込み手段115と、を備えて構成されている。
【0026】図2は、本発明の実施の形態における、定
義情報格納域102内に格納されるキー値情報の構成の
一例を示す図である。図2を参照すると、キー値情報2
01は、インデックス名202と、キー値203と、必
要ページ数204と、から構成されている。そして、同
一のインデックスに対して、複数のキー値が登録されて
いる場合には、キー値202と必要ページ数203とが
繰り返し作成される。
【0027】図3は、本発明の実施の形態における、レ
コード格納管理情報108の構成の一例を示す図であ
る。図3を参照すると、レコード格納管理情報301
は、サブファイル名302と、レコードが格納される先
頭ページ番号303と、ページ数304と、キー値情報
で登録したインデックス名305と、キー値306と、
当該キー値のレコードが格納される先頭ページ番号30
7と、ページ数308と、から構成される。キー値が複
数個存在する場合は、キー値306、先頭ページ30
7、ページ数308が、必要なキー値の個数分繰り返し
作成される。
【0028】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図1、図2及び図3を参照して詳細に説明する。
【0029】最初に、データベースの検索処理におい
て、利用頻度が高いキー値またはキー値グループ(例え
ば“AAA”以上“CCC”以下のようなキー値の範囲
指定)に関して、キー値情報定義手段101によって、
定義情報格納域102にキー値情報201(図2参照)
を登録する。
【0030】登録する情報としては、インデックス名2
02とキー値203と当該キー値のレコードを格納する
のに必要となるページ数(必要ページ数204)とな
り、複数のキー値またはキー値グループが登録した場合
は、キー値203と必要ページ数204が登録したキー
値分作成する。
【0031】次に、キー値情報定義手段101にて、キ
ー値情報201を登録したインデックスを持つ表のOU
TPUTオープン要求103がなされた時に、キー値情
報取得手段105により、定義情報格納域102からキ
ー値情報201を取得し、データベース107内にレコ
ード格納管理情報108をレコード格納管理情報格納手
段104にて作成する。
【0032】レコード格納管理情報108の作成時に
は、キー値情報201のキー値203毎に必要ページ2
04のページ数分の連続領域をデータベース107に確
保する。確保した領域は、レコード格納管理情報108
のキー値306に対応して先頭ページ番号307とペー
ジ数308にて管理される。
【0033】その後、データ登録プログラム106に
て、データの登録を行う場合に、当該表のオープン要求
時に、レコード格納管理情報展開手段109によって、
OUTPUTオープン要求103の際に作成されたレコ
ード格納管理情報108をデータベース107から取得
し、メモリ中のレコード格納管理情報域110に展開す
る。
【0034】展開されたレコード格納管理情報は、デー
タ登録要求時に、データ格納手段111によって参照さ
れる。登録データの該当インデックスのキー値がキー値
情報定義手段101にて登録されている場合には、レコ
ード格納管理情報域110のレコード格納管理情報にて
示される当該キー値306の先頭ページ番号307から
連続して確保されているレコード格納ページに、データ
格納手段111は、レコードを格納する。
【0035】また、データ検索時には、データ検索プロ
グラム112のオープン要求時に、データ登録プログラ
ム106のオープン要求と同様に、データベース107
中のレコード格納管理情報108をレコード格納管理情
報域110に展開する。
【0036】その後、データ検索要求時のデータ検索手
段113にて、該当レコードが格納されているページが
バッファ領域116に存在するか否かをバッファ検索手
段114にて検索し、該当するレコード格納ページがバ
ッファ領域116に存在しなかった場合には、データ検
索条件で使用されるインデックスがキー値情報定義手段
101で定義したインデックスを使用する検索であるか
否かを、レコード格納管理情報域110に格納されるレ
コード格納管理情報のインデックス名305で調べて、
定義されたインデックスを使用する場合には、検索キー
値がレコード格納管理情報のキー値306に存在するか
否かをチェックし、該当するキー値306の先頭ページ
番号307のレコード格納ページからページ数308分
のページを複数ページ一括読み込み手段114にてバッ
ファ領域116に読み込んでおく。
【0037】上記のように、キー値情報定義手段101
にて登録された、キー値またはキー値グループの値をも
つレコードは、一度、データ検索要求されると、該当す
るキー値またはキー値グループの値を持つ全てのレコー
ドがデータベース107からバッファ領域116に読み
込まれる。
【0038】このため、その後の当該キー値またはキー
値グループの値によるデータ検索に際しては、データベ
ース107に物理I/Oが発生することなく、バッファ
検索手段114にて、バッファ領域116を検索するだ
けで、該当レコードが格納されているデータページを見
つけ、レコードを返却することが可能となる。
【0039】
【実施例】上記した本発明の実施の形態を更に詳細に説
明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下
に詳細に説明する。図4及び図5は、本発明の一実施例
を説明するための図であり、データベース107の構成
の一例を示した図である。なお、図4及び図5は図面作
成の都合で分図されたものである。
【0040】図4及び図5を参照すると、本発明の実施
例は、データベース107内のインデックス部401
と、レコード部410と、が存在し、インデックス部4
01には、B−tree方式で管理されているインデッ
クスページ402、403、404、405、406、
407と、インデックス409が存在し、レコード部4
10には、レコード格納管理情報411と、実際のレコ
ードが格納されるデータページ421と、から構成され
る。
【0041】次に、本発明の実施例の動作について、図
1と図4及び図5を参照して詳細に説明する。キー値情
報定義手段101によって、キー値(“AAA”)と、
キー値グループ(“EEE”以上“HHH”以下)の2
つの情報をキー値情報として定義情報格納域102に登
録する。
【0042】登録するキー値情報は、図2に示すよう
に、キー値“AAA”に対しては、必要ページ数が10
ページで、キー値“EEE”..“HHH”(“EE
E”以上“HHH”以下を示す、以下この記法を用い
る)は、必要ページが50ページであるものとする。
【0043】次に、OUTPUTオープン要求103に
て、データベース107のレコード部410内に、レコ
ード格納管理情報411が、レコード格納管理情報格納
手段104にて作成され、レコード格納管理情報411
に、キー値情報の内容が反映される。
【0044】キー値格納管理情報411内に反映する際
に、キー値情報内に設定されている必要ページ数分の連
続するレコード格納ページを確保し、その先頭ページ番
号を設定する。図4及び図5では、キー値“AAA”が
先頭ページ番号200で、キー値“EEE”..“HH
H”が先頭ページ番号250となっている。
【0045】データ登録時の動作を以下に説明する。
【0046】キー値“AAA”のデータを登録した場
合、レコード格納管理情報展開手段109によってレコ
ード格納管理情報域110に展開されたレコード格納管
理情報411のインデックス名414とキー値415と
を参照し、現在の登録キー値“AAA”は、キー値情報
定義手段101によって、キー値情報として登録されて
いることが分かり、そのレコードを、先頭ページ番号4
15にて示されるページ番号から連続するページ領域に
格納する(図4及び図5では、キー値“AAA”の先頭
ページは200番であるので、レコードはページ番号2
00のページに格納されている)。
【0047】インデックスに関しては、インデックス部
401にB−tree方式で格納されインデックスペー
ジ402が最上位インデックス、403、404が上位
インデックス、405、406、407が最下位インデ
ックスの3階層のツリー構造となっており、キー値“A
AA”のインデックスはページ405に格納される。
【0048】また、キー値“CCC”のデータの登録要
求については、キー値“AAA”のデータ登録と同様
に、レコード格納管理情報域110に展開されているレ
コード格納管理情報411を参照するが、キー値415
に現在の登録キー値“CCC”が登録されていないの
で、従来のB−tree方式のレコード格納と同様に、
ランダムに格納する(図4及び図5では、先頭ページ番
号411が示すページ10番に格納)。
【0049】キー値“FFF”に関しては、キー値情報
の“EEE”..“HHH”の範囲に入っているため、
レコード格納管理情報域110に展開されているレコー
ド格納管理情報411のキー値(“EEE”..“HH
H”)415に基づいて、先頭ページ番号416が示す
ページ250番から連続する50ページにレコードを格
納する(図4及び図5では、キー値“EEE”..“H
HH”の先頭ページ250番に格納)。
【0050】上記のキー値“CCC”、キー値“HH
H”のインデックスに関してもB−tree方式でイン
デックスは格納され、それぞれ406のインデックスペ
ージに格納されている。
【0051】次に、データ検索時の動作について以下に
説明する。
【0052】データ検索時における検索条件に、キー値
情報定義手段101にて定義したインデックスを使用
し、検索キー値条件が“AAA”であった場合に、レコ
ード格納管理情報域110に展開されたレコード格納管
理情報411のキー値を評価する。その際、検索条件値
“AAA”はレコード格納管理情報110に登録されて
いるので、バッファ検索手段114にて、バッファ領域
116を検索し、キー値“AAA”のレコードが格納さ
れているページがバッファ上に存在するか否かをチェッ
クする。
【0053】バッファ領域116に該当ページが存在し
ない場合は、当該キー値“AAA”のレコードが格納さ
れているページ(レコード格納管理情報411のキー値
“AAA”の先頭ページ番号200番から10ページ
分)を複数ページ一括読み込み手段115にてバッファ
領域116に全てのページを読み込んでおくことで、以
降の検索処理は、B−tree方式のインデックスを検
索し、当該インデックスに該当するレコードを読み込
む。
【0054】キー値“AAA”の場合には、インデック
ス部401のインデックスページを402、403、4
05の順に上位インデックスページから最下位インデッ
クスページに辿っていき、キー値“AAA”のレコード
番号(1番)を得た後、当該レコードが格納されている
データベースにアクセスするが、その際には、必ず該当
データページ(ページ番号200、201、202、2
03、204、205、206、207、208、20
9)がバッファ領域116に存在することから、一切の
物理I/Oが発生することなく、レコードを返却するこ
とが可能である(図4及び図5では、ページ番号200
に該当するレコード番号1のレコードが存在する)。
【0055】同一キー値“AAA”を持つ他のレコード
に関しても、レコード番号1番のレコードを返却した際
に、他のページも読み込んでいることで、物理I/Oが
発生することなくレコードの返却が可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データベースの検索処理において、利用頻度の高いキー
値の検索処理の場合に、レコードが格納されているペー
ジのバッファヒット率が向上し、データベース(二次記
憶媒体)に対する物理I/O回数が削減したことによ
り、検索性能の向上を達成することができるという効果
を奏する。
【0057】これは、本発明においては、利用頻度の高
いキー値のレコードをデータベース中の連続したページ
に格納することにより、当該キー値またはキー値グルー
プのレコードが検索された場合に、他のレコードが格納
されているページも全て二次記憶媒体からバッファ領域
に一括読み込みしておくことを可能としたことによる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるキー値情報の構成
の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるレコード格納管理
情報の構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
101 キー値情報定義手段 102 定義情報格納域 103 OUTPUTオープン要求 104 レコード格納管理情報格納手段 105 キー値情報取得手段 106 データ登録プログラム 107 データベース 108 レコード格納管理情報 109 レコード格納管理情報展開手段 110 レコード格納管理情報域 111 データ格納手段 112 データ検索プログラム 113 データ検索手段 114 バッファ検索手段 115 複数ページ一括読み込み手段 116 バッファ領域 201 キー値情報 202 インデックス名 203 キー値 204 必要ページ数 301 レコード格納管理情報 302 サブファイル名 303 先頭ページ番号 304 ページ数 305 インデックス名 306 キー値 307 先頭ページ番号 308 ページ数 401 インデックス部 402、403、404、405、406、407 イ
ンデックスページ 409 レコード番号 410 レコード部 411 レコード格納管理情報 412 先頭ページ番号 413 ページ数 414 インデックス名 415、418 キー値 416、419 先頭ページ番号 417、420 ページ数 421 データページ 422 ページ番号 423 レコード 424 レコード番号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースの検索処理で使用するインデ
    ックスについて、利用頻度が高いキー値またはキー値グ
    ループをデータ登録前に予めキー値とそのレコードを格
    納する必要ページ数をキー値情報として定義情報格納域
    に登録し、アウトプット・オープン要求時に該キー値情
    報をデータベース中のレコード格納管理情報に格納して
    おくことで、その後のデータ登録やデータ検索時に、前
    記レコード格納管理情報をデータベースから読み込み、
    メモリ上のレコード格納管理情報に展開することを特徴
    とするデータ格納制御方式。
  2. 【請求項2】データを2次元の表形式で保持し、行デー
    タ中で特定の属性によって定義されたカラムに対して、
    データの検索性能を考慮して、検索性能の向上のために
    インデックスを付加したデータベース管理システムにお
    いて、個々のキー値のデータに対して利用頻度が一律で
    ないシステムであって、 データベースの検索処理で使用するインデックスについ
    て、利用頻度が高いキー値またはキー値グループをキー
    値情報定義手段により該キー値とそのレコードを格納す
    る必要ページ数をキー値情報として定義情報格納域に登
    録し、 該データベースのアウトプットオープン要求時に、レコ
    ード格納管理情報格納手段は、前記定義情報格納域に登
    録したキー値情報をキー値情報取得手段によって読み込
    んで、レコード管理格納情報を生成して、データベース
    に格納し、 データ登録プログラムやデータ検索プログラムのオープ
    ン要求時に、レコード格納管理情報展開手段によって、
    前記データベース内に格納されているレコード格納管理
    情報をメモリ中のレコード格納管理情報域に展開し、 データ登録要求時に、該データのキー値を前記レコード
    格納管理情報展開手段にて展開したレコード格納管理情
    報域のレコード格納管理情報を調べ、当該キー値がキー
    値情報に登録されている場合、レコード格納管理情報が
    示すデータベース中の該当ページにレコードを格納する
    データ格納手段と、 データ検索要求時に、データ検索手段にて該当レコード
    が格納されるページがバッファ領域に存在するかを調べ
    るバッファ検索手段と、 前記バッファ検索手段にてバッファ領域に該当ページが
    存在しなかった場合に、検索条件で使用するインデック
    スが前記のキー値情報定義手段にて登録されているイン
    デックスであった時に、検索条件値が前記のレコード格
    納管理情報域内のレコード格納管理情報のキー値に登録
    されていると該当レコード格納管理情報で示される連続
    する複数のレコード格納ページを一括してバッファ領域
    に読み込む複数ページ一括読み込み手段と、 を備えたことを特徴とするデータ格納制御方式。
JP8175625A 1996-06-14 1996-06-14 データ格納制御方式 Pending JPH103414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175625A JPH103414A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 データ格納制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175625A JPH103414A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 データ格納制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH103414A true JPH103414A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15999364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8175625A Pending JPH103414A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 データ格納制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH103414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128522A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Canon Inc データ検索装置、方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128522A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Canon Inc データ検索装置、方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3844370B2 (ja) 多次元データを格納しかつアクセスするコンピュータ方法及び格納構造
US7158996B2 (en) Method, system, and program for managing database operations with respect to a database table
US6954759B2 (en) Data processing method using record division storing scheme and apparatus therefor
US6185557B1 (en) Merge join process
US5649181A (en) Method and apparatus for indexing database columns with bit vectors
US5826262A (en) Parallel bottom-up construction of radix trees
US6678687B2 (en) Method for creating an index and method for searching an index
US6668263B1 (en) Method and system for efficiently searching for free space in a table of a relational database having a clustering index
JPH10320423A (ja) データベースシステムにおいて結合質問を実行する方法及び装置
US6760718B2 (en) Database operation processor
JP3318834B2 (ja) データファイルシステム及びデータ検索方法
JPH11120203A (ja) データベースを合併する方法およびデータベースからドキュメントを検索する装置
US6122644A (en) System for halloween protection in a database system
Faloutsos et al. Fast text access methods for optical and large magnetic disks: Designs and performance comparison
US5855013A (en) Method and apparatus for creating and maintaining a computer database utilizing a multi-purpose data format
Lin et al. Frame-sliced signature files
US20040054683A1 (en) System and method for join operations of a star schema database
JPH103414A (ja) データ格納制御方式
JP2000090115A (ja) インデクス作成方法および検索方法
KR20010109945A (ko) 비공간검색조건이 포함된 케이-최근접 질의를 위한알에스트리구조 및 점증적 최근접 방법
KR100333682B1 (ko) 객체-관계 데이터베이스 관리 시스템에서의 역 포인터를이용한 그루핑 연산 방법 및 그 방법에서 생성된 그룹테이블을 이용한 집계 함수 획득 방법
Koçberber Partial query evaluation for vertically partitioned signature files in very large unformatted databases
JPH11306183A (ja) データベース検索システム
JPH05108717A (ja) インデツクスフアイル構造およびデータベース検索方式
Bertino et al. An evaluation of text access methods

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990810