JPH10339088A - 岩盤等の掘削工法及びそれに使用する装置 - Google Patents
岩盤等の掘削工法及びそれに使用する装置Info
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Abstract
効率的で経済的な掘削工法を提供する。 【解決手段】 さく孔装置のガイドセルに搭載したさく
岩機にさく孔ロッドを取り付け、該さく孔ロッドの先端
部に装着したビットで岩盤等に下孔を穿孔して発破を行
う掘削工法において、前記さく孔装置として、例えば、
走行車体に水平面内で旋回可能に設置したターンテーブ
ルに伸縮可能なスライドブームを起立・倒伏自在に設
け、該スライドブームに傾動可能に取り付けた有効長
4.5m以上のガイドセルにさく岩機を前後移動自在に
搭載した装置を使用し、前記さく孔ロッドとして長さ
4.5m以上のさく孔ロッドを用い、穿孔中にさく孔ロ
ッドの継ぎ足しを行うことなく、垂直深さ4.5±0.
5mの下孔を適当間隔で複数本穿孔し、該下孔に火薬を
装填し発破を行う。
Description
経済的な岩盤等の掘削工法に関する。
ルやダウンザホールドリルなどのさく孔装置を使用して
下孔を穿孔し、当該下孔に火薬を充填して発破を行う岩
盤等の下向き掘削作業に際しては、まず作業効率が良好
で、コストができるだけ低い作業条件の設定が行われ
る。この場合、作業現場に騒音や振動の規制がなけれ
ば、穿孔の口径を大きく、深さも深くすることを検討す
るのが一般的である。このような場合は、穿孔の間隔も
幾分長く、さく岩機も大型のものが使用できる。
ることが多く、その場合は穿孔深さを6m以内に抑える
のが一般的である。このような場合、実際の条件として
は、例えば、穿孔間隔を2.8m、穿孔口径を75m
m、穿孔深さを5.5m程度とする条件、またはこれら
に近い穿孔条件で従来は作業を行なっていた。この場
合、市販のさく孔ロッドの長さは、3m,3.66m,
4mの3種であるので、深い下穴を穿孔する場合は、複
数本のロッドをカップリングスリーブで継ぎ合わせて使
用していた。
ても、穿孔ロッドの長さ、継ぎ本数、孔径、穿孔間隔、
火薬量等によって掘削コストがかなり変化する。すなわ
ち、穿孔する下孔の深さを深くすれば、一回の発破によ
る破砕量は多いが、単一のロッド(寸法は限定されてい
る)で当該下孔の全長を穿孔することができなくなり、
複数本のロッドを継ぎ足して穿孔しなければならないの
で、ロッドを接続したり切り離したりする手間がかか
り、穿孔速度も低下する。また、深い下孔を穿孔するに
は、ビットの口径も大きくする必要があり、掘進抵抗が
大きくなり穿孔速度が低下する。しかも下孔の全長が長
いので、その範囲を破砕するための火薬の装填量も多く
なる。逆に下孔の深さを浅くすれば、孔1本の穿孔時間
は短くなるが、1回の発破で破砕できる量が少なくな
る。
1回の発破で破砕できる岩石量と、それに必要な火薬の
量、作業時間等によって定まるが、従来は、上記長さが
規定された市販のさく孔ロッドを使用することを前提と
していたため、十分にコストダウンを図ることができな
かった。本発明の課題は、上記のような掘削工事におい
て、従来工法よりも効率的で経済的な掘削工法を提供す
ることにある。
め、本発明者らは穿孔作業条件に着目して種々試行錯誤
を行った結果、以下のような方法が最適であることを見
出した。すなわち、本発明の掘削工法は、ガイドセルに
搭載したさく岩機にさく孔ロッドを取り付け、該さく孔
ロッドの先端部に装着したビットで岩盤等に下孔を穿孔
して発破を行う工法において、前記さく孔ロッドとして
長さ4.5m以上のさく孔ロッドを用い、穿孔中にさく
孔ロッドの継ぎ足しを行うことなく、垂直深さ4.5±
0.5mの下孔を適当間隔で複数本穿孔し、該下孔に火
薬を装填し発破を行うことを特徴としている。
車体に水平面内で旋回可能に設置したターンテーブルに
伸縮可能なスライドブームを起立・倒伏自在に設け、該
スライドブームに傾動可能に取り付けた有効長4.5m
以上のガイドセルにさく岩機を移動自在に搭載したさく
孔装置、または、走行装置を有する油圧ショベルのブー
ムの先端部に伸縮自在なアームを回動自在に取り付け、
該アームの先端部に傾動可能に取り付けた有効長4.5
m以上のガイドセルにさく岩機を移動自在に搭載したさ
く孔装置を使用するのが便利である。
しを行わず、垂直深さ4.5±0.5mの下孔を穿孔し
て発破を行うが、これは、条件を変えた種々の試験の結
果、最も経済的であると判明したからである。そして、
当該下孔の穿孔には、ロッドの継ぎ足しを必要としない
長さのさく孔ロッドを用い、伸縮自在かつ水平面内で旋
回可能なさく孔装置で穿孔を行うのが最も効率的であ
る。
て具体例を挙げて説明する。本発明において使用するさ
く孔装置1としては、例えば図1及び図2に示すような
クローラ式走行装置を有する車体2に長尺のガイドセル
5を搭載し、これにさく岩機(通常は油圧式ドリフタ)
Dを前後移動自在に取り付けたものが好ましい。このさ
く孔装置1は、走行装置としてオッシレーションシリン
ダ6を有する独立懸下式の無限軌道7が設けられてお
り、凹凸のある地面でも安定させることができるように
なっている。
機の移動距離)が4.5m以上であり、好ましくは4.
5〜6.0mである。これに、さく岩機Dの長さ、及び
先端部に設けられるフットパット11、セントラライザ
13等の長さが加わるため、ガイドセル5の全長は8m
程度となる。
ングによって縦軸回りに360度旋回可能なターンテー
ブル15が設けられ、これに機枠17が固着されてい
る。そして、この機枠17上にエンジン19、油圧装置
20、コンプレッサー22、集塵装置24、制御盤25
等が設置されている。また、機枠17の前部にはコラム
27が設けられ、これにスライドブーム30の基部が軸
31により上下に回動自在に取り付けられている。スラ
イドブーム30は、外側ブーム30aと内側ブーム30
bとを摺動自在に嵌合させたもので、外側ブーム内に設
けたエクステンションシリンダ32によって伸縮させる
ことができる。なお、スライドブーム30の外側ブーム
30a先端部と機枠17とが上下回動用油圧シリンダ3
5で連結されており、この油圧シリンダを伸縮させるこ
とによって、スライドブーム30を上下に回動させるこ
とができる。
け部材37が取り付けられている。この取り付け部材3
7は、前後傾斜シリンダ38で前後に傾斜可能で、かつ
左右傾斜シリンダ39で左右に傾斜可能に取り付けられ
ている。取り付け部材37の前面にはガイドセル5が支
承具37a,37aによって上下にスライド自在に支持
されており、ガイドセル5と平行に設けられたスライド
シリンダ40によってガイドセル5を上下にスライドさ
せることができる。
ットホイールが設けられ、これにフィードチェンが掛け
られている。油圧式フィードモータ43でこのフィード
チェンを循環させることにより、さく岩機Dを搭載する
キャリッジ4をガイドセル5に沿って往復動(図1の上
下動)させることができる。ガイドセル5の側部には、
予備用のさく孔ロッドを保持するロッド保持装置44が
設けられている。
をあらわすもので、このさく孔装置50は、前記と同様
な無限軌道式走行装置51にターンテーブル52を水平
面内で旋回自在に取り付け、その上にエンジン、油圧装
置等を搭載した公知の油圧ショベルを利用したものであ
る。このターンテーブル52に設けたコラムにブーム5
3が上下に回動自在に取り付けられており、このブーム
に伸縮可能なアーム55が軸56によって回動自在に取
り付けられている。アーム55は、前記ブーム53に取
り付けられた基部側アーム55aと、該基部側アームに
スライド自在に取り付けられた可動側アーム55bから
なり、当該可動側アーム55bを伸縮用油圧シリンダ5
8でスライドさせることにより、当該アーム55の全長
を伸縮させることができる。59はブーム回動用の油圧
シリンダ、60はアーム回動用の油圧シリンダである。
が油圧シリンダ63によって回動自在に取り付けられ、
これにガイドセル65が上下に摺動自在に支持されてい
る。ガイドセル65はスライドシリンダ66によって上
下方向(図3の矢印X方向)にスライドさせることがで
きる。ガイドセル65の構造は前記さく孔装置1とほぼ
同様であり、油圧モータからなるフィードモータ69、
フットパット70、セントラライザ71等が設けられ、
フィードチェンによって移動させられるキャリッジ74
にさく岩機Dが取り付けられている。
下孔を穿孔する場合は、さく岩機DのシャンクロッドS
に公知のカップリングスリーブを介してさく孔ロッドR
を接続し、該ロッドの先端部にロックビットBを装着し
て穿孔を行う。さく岩機Dの打撃力、回転力、推力は、
さく孔ロッドRを介してビットBに伝達され、穿孔が行
われる。穿孔中は、さく孔ロッドの芯部に設けられてい
る水孔を通して空気、水等の流体がビットに供給され、
該ビットの開口部から吐出される。
に説明する。本発明の掘削工法では、すでに述べた通
り、さく孔ロッドとして長さ4.5m以上のさく孔ロッ
ドを用い、穿孔中にさく孔ロッドの継ぎ足しを行うこと
なく、垂直深さ4.5±0.5mの下孔を適当間隔で複
数本穿孔し、該下孔に火薬を装填し発破を行う。この穿
孔深度(垂直深さ)を4mよりも浅くすると、発破とズ
リ処理のサイクルが多くなり、しかも1回当りの岩石破
砕量が少なくなるので好ましくない。また、垂直穿孔深
さ(穿孔深度)を5mよりも深くすると、狭い切羽面積
で発破回数とズリ処理のサイクル数を減少させることが
でき、捨石等大石を採取することができるというメリッ
トがある反面、次に挙げるようなデメリットがある。す
なわち、大型ドリルが必要で、2次破砕が必要となり、
トータルコストが増大する。振動が増大する。装薬にデ
ッキチャージが必要となり、爆薬の不発、電気雷管脚線
の断線、静電気の発生によるトラブル等が生じやすい。
ベンチカットの場合、浮き石の除去に手間がかかり、危
険である。穿孔角度のコントロールが困難で、孔間隔が
接近することにより火薬量が不適切となって発破事故が
発生しやすい。粘土層や岩石の割れ目等の影響でロッド
の引き抜きが困難となるおそれが強い。さく孔装置、さ
く岩機、さく孔ロッド等の消耗が激しく、単位岩石破砕
量当りの機械損料が大きい。単位岩石破砕量当りの火薬
必要量が大きい等である。
あるが、本発明は、これを実験的に確かめたうえで、最
も経済的な掘削工法を見出して完成したのである。この
実験結果によれば、さく孔ロッドとして4.5m以上、
好ましくは5.0〜6.0mのロッドを用い、単一のロ
ッドで順次複数の下孔を穿孔し発破するのが最も有利で
あった。このためには、上記の如く、さく孔装置のガイ
ドセルの有効長を5m以上とするのが好ましい。また、
掘削面に複数の下孔を能率よく穿孔するためには、1回
の位置決めで広範囲にわたって穿孔することができるさ
く孔装置を用いることが好ましいのである。なお、穿孔
深度と穿孔間隔については、穿孔深度が3〜4.5mで
は深度の70%、穿孔深度が4.5〜5mでは深度の6
5%、穿孔深度が5〜5.5mでは深度の60%、穿孔
深度が5.5〜6mでは深度の55%、穿孔深度が6〜
6.5mでは深度の50%とするのが好ましかった。
長さは4.5m以上であるから、垂直深さ4.5±0.
5mの傾斜した下孔を穿孔する場合は、傾斜角度によっ
てさく孔ロッドRの長さが不足することがある。図6
は、このような場合にさく岩機のシャンクロッドとさく
孔ロッドとの間に介装して長さを補充する補充ロッドを
あらわすもので、この補充ロッド80は、通常使用され
るさく孔ロッドRと同様な断面形状(図示例では六角形
であるが、円形でもよい。)を有する本体81の両端部
にそれぞれねじソケット部82,82を一体に設けたも
ので、全長は数百mm(図示例では600〜700m
m)とするのが好ましい。この補充ロッドの芯部には、
通常のさく孔ロッドと同様な水孔83が穿設されてい
る。なお、通常のさく孔ロッドの場合は、両端部に雄ね
じ部が形成されているので、両端部にねじソケット(雌
ねじ部)を設けた上記補充ロッドとは基本的に相違す
る。
ぎ合わせるためのカップリングスリーブがある。この種
のカップリングスリーブは、外形円筒状の部材の両端部
からねじ穴を穿設し、当該両ねじ穴の突き合わせ部に厚
さ数mm乃至十数mmの仕切り壁を設けたもので、両側
のねじ穴にさく孔ロッドを螺着することにより、2本の
ロッドを直列に接続することができるものである。しか
しながら、このようなカップリングスリーブを用いて別
のさく孔ロッドを継ぎ合わせることにより、ロッド全体
の長さを補充すると、先端側のさく孔ロッドが、さく岩
機のシャンクロッドから2個のカップリングスリーブを
介して接続されることになり、ねじ螺合部が4か所にも
なって、力の伝達効率が低下するし、耐熱グリスの塗布
に余計な時間を必要とする。また、公知のカップリング
スリーブは、外形が全体的にロッドの外径よりも大きい
円筒形であるから、長さを長くすると穿孔時の回転抵抗
が増大し、繰粉の排出の障害にもなる。この点、図の補
充ロッド80を使用すれば、ねじ螺合部が2か所ですむ
ので、力の伝達効率が大幅に向上し、中間部の外径はさ
く孔ロッドと同程度であるから、能率的な穿孔を行うこ
とができるのである。ガイドセルの長さに余裕がある場
合は、垂直方向の穿孔を行う場合も、この補充ロッドを
介装したままとしておけばよい。
に岩盤の掘削を行った結果について説明する。表1は、
中硬岩である安山岩の岩盤を3人の作業員で掘削した結
果をあらわす。同表によると、ロッドの継ぎ足しを行わ
ずに垂直深さ4.5〜5.0mの穿孔を行った実施例1
及び実施例2の1日(作業時間7時間)当りの破砕量が
他の比較例に比べて著しく多く、使用する爆薬量はその
割に増大しないことがわかる。なお、同表において、実
施例1と実施例2には若干のデッドホールがあった。ま
た、比較例1にはデッドホールがなかったが、比較例2
〜6にはデッドホールがあった。
をグラフ化したもので、図7は穿孔深さ(m)と破砕岩
石量(m3 /日)の関係、図8は穿孔深さ(m)と単位
破砕岩石量当り爆薬使用量の関係、図9は穿孔深さ
(m)と爆砕岩石効率(%)の関係をそれぞれあらわ
す。
破砕量は、ロッドの継ぎ合わせなしで穿孔深さが4〜5
mの範囲が多く、5.0mとするのが最も多いことがわ
かる。また、図8によると、岩石破砕量当りの爆薬使用
量は、穿孔深度が5m以下で少なくてすむことがわか
る。さらに、図9は、穿孔深度5.0mを基準とする岩
石破砕効率をあらわすもので、同図から、穿孔深度4.
5m未満では効率が低下することがわかる。
によれば、従来の方法よりも大幅な能率向上が認めら
れ、例えば、従来の方法で8日を要する破砕作業に対し
て、本発明の方法によれば6.5日で完了させるような
ことも可能になる。以上のように、本発明の掘削工法及
びその装置は、岩盤等を効率よく低コストで破砕するこ
とのできる優れたものである。
である。
である。
である。
フである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ガイドセルに搭載したさく岩機にさく孔
ロッドを取り付け、該さく孔ロッドの先端部に装着した
ビットで岩盤等に下孔を穿孔して発破を行う掘削工法に
おいて、前記さく孔ロッドとして長さ4.5m以上のさ
く孔ロッドを用い、穿孔中にさく孔ロッドの継ぎ足しを
行うことなく、垂直深さ4.5±0.5mの下孔を適当
間隔で複数本穿孔し、該下孔に火薬を装填し発破を行う
ことを特徴とする岩盤等の掘削工法。 - 【請求項2】 走行車体に水平面内で旋回可能に設置し
たターンテーブルに伸縮可能なスライドブームを起立・
倒伏自在に設け、該スライドブームに傾動可能に取り付
けた有効長4.5m以上のガイドセルにさく岩機を前後
移動自在に搭載したことを特徴とするさく孔装置。 - 【請求項3】 走行装置を有する油圧ショベルのブーム
の先端部に伸縮自在なアームを回動自在に取り付け、該
アームの先端部に傾動可能に取り付けた有効長4.5m
以上のガイドセルにさく岩機を前後移動自在に搭載した
ことを特徴とするさく孔装置。 - 【請求項4】 長さ400mm以上のロッドの両端部に
それぞれねじソケットを一体に設けたことを特徴とする
補充ロッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16539497A JP3286728B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 岩盤等の掘削工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16539497A JP3286728B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 岩盤等の掘削工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339088A true JPH10339088A (ja) | 1998-12-22 |
JP3286728B2 JP3286728B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=15811576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16539497A Expired - Fee Related JP3286728B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 岩盤等の掘削工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3286728B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104747193A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-07-01 | 李强 | 一种浅孔凿岩爆破掘进台车 |
CN107829749A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-03-23 | 重庆格德瑞重工智能装备研究院 | 全液压切顶泄压钻车 |
USD927558S1 (en) * | 2019-03-05 | 2021-08-10 | Yamamoto Foundation Works Co., Ltd. | Boring machine with casing driver |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP16539497A patent/JP3286728B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104747193A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-07-01 | 李强 | 一种浅孔凿岩爆破掘进台车 |
CN104747193B (zh) * | 2015-01-27 | 2016-09-21 | 李强 | 一种浅孔凿岩爆破掘进台车 |
CN107829749A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-03-23 | 重庆格德瑞重工智能装备研究院 | 全液压切顶泄压钻车 |
USD927558S1 (en) * | 2019-03-05 | 2021-08-10 | Yamamoto Foundation Works Co., Ltd. | Boring machine with casing driver |
USD949929S1 (en) | 2019-03-05 | 2022-04-26 | Yamamoto Foundation Works Co., Ltd. | Boring machine with casing driver |
USD949928S1 (en) | 2019-03-05 | 2022-04-26 | Yamamoto Foundation Works Co., Ltd. | Boring machine with casing driver |
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---|---|
JP3286728B2 (ja) | 2002-05-27 |
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