JPH10336206A - ルーチング方法 - Google Patents

ルーチング方法

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JPH10336206A
JPH10336206A JP9146881A JP14688197A JPH10336206A JP H10336206 A JPH10336206 A JP H10336206A JP 9146881 A JP9146881 A JP 9146881A JP 14688197 A JP14688197 A JP 14688197A JP H10336206 A JPH10336206 A JP H10336206A
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JP9146881A
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Hiroshi Saito
洋 斎藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の単一尺度最小経路方法と同等の手間で
複数のメトリック・アトリビュートの値を満足する可能
性の高い経路を決定する。 【解決手段】 単一尺度に対して最小経路を決定する方
法を有する複数の交換機からなる通信網について、2つ
以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−エン
ド目標値に対応してQoSクラスが予め定められている
時に、各交換機はメトリック、アトリビュートや接続情
報を必要に応じて他交換機に通知し、それらを受信した
交換機でQoSクラス毎に予め定められた方法でメトリ
ック及びアトリビュートを単一尺度に変換し、呼が発生
してルーチング要求が生じた際に該呼のQoSクラス情
報から決まるQoSクラスと着端末番号から定まる着信
交換機を決定し、QoSクラスに応じて前記単一尺度で
の単一尺度最小経路決定方法を実行して経路を決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nus Transfer Mode:非同期転送モード)やマルチメデ
ィア用インターネット等、複数の品質尺度を有する通信
網のルーチング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信網における情報のルーチングは、情
報源からの情報を目的地に届けるために経路を選定する
作業であり、通信網において必須の作業である。このル
ーチングは、主に2つの段階を有する。その第1がルー
プの回避を含む可到達性、第2が可到達経路が複数あっ
た場合に実際に使用すべき経路の選択である。本発明
は、可到達経路の検出が可能であると仮定し、複数の可
到達経路のうち、いずれを選ぶかという後者に係わる技
術に関するものである。
【0003】経路の選択法としては、電話網のような集
中的に計画された網に対するものと、インターネットの
ように自律分散的網の集合体として形成された網に対す
るものとに大別される。前者の場合は、各目的地に対し
て各交換機における選択順位が、例えば最も目的地に近
い順というように予め定められており、空き回線があれ
ばこれを選択し、空き回線がない場合には次順位の選択
を試みる。近年では、この選択順位を時間帯や直前の呼
の選択可否等によって変更するといった高度化が行われ
ている。
【0004】一方、インターネットのような自律分散型
の場合には、網を構成するルータ間やサブネットワーク
間で、可到達性情報や距離情報あるいは最短経路(コス
ト最小経路)情報を交換し、これによって得られた情報
をもとに、Dijkstra法等に基づいて最小経路を特定・選
択する。こうしたこれまでの網は、単一のトラヒックを
前提としてきたものである。
【0005】ところで、近年、いわゆるマルチメディア
通信を実現するため、例えばATMやインターネット上
でのRSVP等の新たな試みがなされている。マルチメ
ディアトラヒックに対して、複数の可到達経路から1つ
の経路を選択する作業は、以下のようにこれまでとは異
なる問題を生じさせる。
【0006】例えば、情報伝達の遅延と帯域(使用可能
なリンクの太さ、単位時間あたり情報伝達可能量)とい
う2つの尺度を考える。この2つの尺度は、例えば情報
源から10(ms)以内の時間で目的地に到着し、以
後、1(Mbps)の情報量を伝達し続けられる、とい
った要求を表現するものである。
【0007】近くて細い経路(すなわち低遅延、狭帯
域)と遠くて太い経路(すなわち高遅延、広帯域)があ
った場合にいずれを選ぶべきか、といったように複数の
尺度の目標値を満足しつつ、最小コストの経路をどのよ
うにして決定するか。こうしたルーチング(QoSルー
チングと呼ばれる)の問題は、マルチメディア特有のも
のである。このように複数の尺度を有する最小コスト経
路の探索問題は、NP完全すなわち多項式時間で解けな
い問題であることが一般に知られている。
【0008】一方、準最適なQoSルーチングを実現す
るために、ATMフォーラム におけるPrivate Network
Network Interface(PNNI)仕様では、遅延等メトリック
と呼ばれる尺度と帯域等アトリビュートと呼ばれる尺度
を交換機間で交換することを定めている。メトリックと
は、経路を決めるにあたって個々のリンクに対するメト
リックから通常加算によって経路に対する値を求め、エ
ンド−エンド目標値を満たすかどうかを判断することに
よって経路決定の尺度とするものである。また、アトリ
ビュートとは、経路を決めるにあたって個々のリンクの
アトリビュートによって通常1つのリンクでも目標値を
満たさなければ、その経路の当該アトリビュートは目標
値を満たさない、として経路決定の尺度とするものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、単一尺度に
ついては、該尺度を最小化するDijkstra法等の効果的ア
ルゴリズムが知られているが、上述したような複数尺度
におけるQoSルーチングは一般に困難とされているの
が現状である。
【0010】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、既存の単一尺度に対する最小経路の探索方法
と同等の手間で、複数のメトリック及びアトリビュート
の値を満足する可能性の高い経路を決定することが可能
なルーチング方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、単一尺度に対して最小経路を決定する
方法を有する複数の交換機により構成される通信網のル
ーチング方法において、2つ以上のメトリックまたはア
トリビュートのエンド−エンド目標値に対応してQoS
(Quality-of-service)クラスが予め定められている時
に、 a.各交換機はメトリック、アトリビュートや接続情報
を必要に応じて他交換機に通知し、 b.それらの新たな情報を受信した交換機では、QoS
クラス毎に予め定められた方法でメトリック及びアトリ
ビュートを単一尺度に変換して保存し、 c.呼が発生してルーチング要求が生じた際に、該呼の
QoSクラス情報から決まるQoSクラスと着端末番号
から定まる着信交換機を決定し、 d.該QoSクラスに応じて前記変換・保持された単一
尺度での単一尺度最小経路決定方法を実行して経路を決
定する、 という手段を採用する。また、本発明では、単一尺度に
対して最小経路を決定する方法を有する複数の交換機に
より構成される通信網のルーチング方法において、2つ
以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−エン
ド目標値に対応してQoS(Quality-Of-service)クラ
スが予め定められている時に、 a.各交換機は、メトリック、アトリビュートや接続情
報の交換要求発生を検出し、 b.QoSクラス毎に予め定められた方法でメトリッ
ク、アトリビュートを単一尺度に変換して保持し、上記
変換して得られた単一尺度を他の交換機に通知し、 c.呼が発生してルーチング要求が生じた際に、該呼の
QoSクラス情報から決まるQoSクラスと着端末番号
から定まる着信交換機を決定し、 d.該QoSクラスに応じて上記変換・保持された尺度
値での単一尺度最小経路決定方法を実行して経路を決定
する、 という手段を採用する。また、本発明では、単一尺度に
対して最小経路を決定する方法を有する複数の交換機に
より構成される通信網のルーチング方法において、2つ
以上のメトリック又はアトリビュートのエンド−エンド
目標値に対応してQoS(Quality-Of-service)クラス
が予め定められている時に、 a.各交換機は、メトリック、アトリビュートや接続情
報の交換要求発生を検出し、あるいは他の交換機からの
最小経路更新を受信・検出し、 b.該交換機が有する各リンクでQoSクラス毎に予め
定められた方法で単一尺度に変換し、 c.該単一尺度値と予め保持されている最小経路情報か
ら新たな最小経路をQoSクラスに変換された単一尺度
に基づいて新たに決定・保持し、決定を他の交換機に必
要に応じて通知し、 d.呼が発生してルーチング要求が生じた際に、該呼の
Qosクラス情報から決まるQoSクラスと着端末番号
から決まる着信交換機を決定し、 e.前記決定・保持された最小経路を読み出して経路を
決定する、 という手段を採用する。また、本発明では、単一尺度に
対して最小経路を決定する方法を有する複数の交換機に
より構成される通信網のルーチング方法において、2つ
以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−エン
ド目標値が呼毎に与えられる時に、 a.各交換機はメトリック、アトリビュートや接続情報
を必要に応じて他交換機に通知すると共に、更新しつつ
保持し、 b.呼が発生しルーチング要求が発生した際に、着端末
番号とエンド−エンド目標値情報を接続起動信号から読
み出して着信交換機を決定し、 c.予め定められた方法で各リンクに対してメトリック
及びアトリビュートを単一尺度に変換して保持し、 d.一時保持された該情報をもとに単一尺度に対して最
小経路を決定方法を実行する、 という手段を採用する。また、本発明では、単一尺度に
対して最小経路を決定する方法を有する複数の交換機に
より構成される通信網のルーチング方法において、2つ
以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−エン
ド目標値が呼毎に与えられる時に、 a.各交換機はメトリック、アトリビュートや接続情報
を必要に応じて他交換機に通知すると共に、更新しつつ
保持し、 b.呼が発生してルーチング要求が発生した際に、着端
末番号とエンド−エンド目標値情報を接続起動信号から
読み出して着信交換機を決定し、 c.発信交換機を端点とするリンクに対してメトリック
及びアトリビュートを単一尺度に変換して保持し、 d.単一尺度に対する最小経路を決定するアルゴリズム
を実行し、 e.最小経路判明済み交換機の集合Sに属する交換機を
一方の端点に、集合Sに属さない交換機をもう一方の端
点とするリンクがある場合、該当する各リンクに対して
予め定められた方法でメトリック、アトリビュートを単
一尺度に変換して保持し、 f.単一尺度に対する最小経路決定アルゴリズムを実行
して集合Sを拡大し、 g.集合Sに着信交換機が含まれた時点で、得られる着
信交換機までの最小経路により経路とする、 という手段を採用する。また、上記各手段において、予
め定められた単一尺度への変換方法を下式(1)とする
という手段が採用される。
【数2】
【0012】
【作用】本発明によれば、各リンクに対して、m個のメ
トリックx1、…、xmとそのエンド−エンド目標値
x'1、…、x'm、n個のアトリビュートxm+1、…、x
m+nとその目標値x'm+1、…、x'm+nがあった時に、こ
れらを式(1)によって各リンクの単一尺度に変更し
て、単一尺度の最小化アルゴリズムを適用する。
【数3】
【0013】このような変換によって得られた単一尺度
の経路上の和値が1以下であれば、この経路は、各メト
リック及び各アトリビュートの目標値を満足しているこ
とになる。すなわち、単一尺度の経路上の和を最小化す
る経路を選択することによって、QoSルーチングを擬
似的かつ容易に実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるルーチング
方法の実施形態について、図面を参照して説明する。な
お、本実施形態では、QoSクラスが予め設定され、各
QoSクラスに対してエンド−エンドのメトリック目標
値と各リンクのアトリビュート目標値x'1,……,x'
m+nとが予め設定されているものとする。
【0015】まず、図1を参照して、本実施形態が適用
される通信網の一例について説明する。この図におい
て、符号101,106は端末(通信端末)、102〜
105は交換機、107,112は加入者線、108〜
111はリンク、113〜116は情報交換用リンクで
ある。端末101は、加入者線107によって交換機1
02に接続され、端末106は加入者線112によって
交換機105に接続される。
【0016】交換機102と交換機103とは、リンク
108によって接続されると共に、情報交換用リンク1
13によっても接続されている。また、交換機102と
交換機104とは、リンク109によって接続されると
共に、情報交換用リンク114によっても接続されてい
る。一方、交換機105と交換機103とは、リンク1
10によって接続されると共に、情報交換用リンク11
5によっても接続されている。また、交換機105と交
換機104とは、リンク111によって接続されると共
に、情報交換用リンク116によっても相互接続されて
いる。
【0017】このような通信網において、端末101
(あるいは106)からの情報は、加入者線107(あ
るいは112)を経由して交換機102(あるいは10
5)に伝送され、ルーチングによって選択された経路上
のいくつかの交換機102〜105とそれを結ぶいくつ
かのリンク108〜111を経由して相手先に伝達され
る。
【0018】〔第1実施形態〕次に、このような通信網
に本願発明を適用した場合の第1実施形態について、図
2に示すフローチャート及び図3に示す説明図を参照し
て説明する。
【0019】上記交換機102〜105は、経路の可到
達性を保証して適切な可到達経路を決定するために、情
報交換用リンク113〜116を介して各リンクの接続
情報、メトリックx1、…、xm、アトリビュート
m+1、…、xm+nを互いに交換している。この情報交換
は、各交換機102〜105に備えられたタイマによ
り、あるいは各種情報の重要な変化(リンク断やメトリ
ックあるいはアトリビュートの大幅な変化等)に際して
起動される(ステップ201)。
【0020】これらの情報を受信する度に、各交換機1
02〜105では、予め記憶されていたQoSクラス毎
の目標値x'1、…、x'm+nが記憶装置から読み出され
る。(ステップ202)。そして、これら目標値x'1
…、x'm+nと予め記憶された式(1)に基づいて、各Q
oSクラス毎かつ各リンク毎に単一尺度が変換・算出さ
れる(ステップ203)。
【0021】
【数4】
【0022】ここで、上記ステップ201で受信した接
続情報とステップ203において得られた単一尺度は、
図3に示すように、QoSクラス毎に各交換機102〜
105内に網情報として記憶される(ステップ20
4)。
【0023】例えば、端末106への呼(あるいはバケ
ット等の情報転送要求)が端末101において発生する
と、該要求は加入者線107を介して交換機102に伝
送されて該交換機102によって検出される(ステップ
205)。
【0024】交換機102は、該要求に記載されたQo
Sクラスを読み出して着端末番号106から着端末収容
交換機105を既存の方法で特定する(ステップ20
6)。例えば、このQoSクラスがクラス1であった場
合、交換機102は、着端末収容交換機105と上記網
情報とに基づいて、既存の単一尺度最小化アルゴリズム
をQoSクラス1の単一尺度に対して実行する(ステッ
プ207)。
【0025】この結果、交換機102は、交換機102
→交換機104→交換機105を経由する経路、すなわ
ちリンク109からリンク111を通過する経路が最小
であると判断し、該経路を最小経路に決定する(ステッ
プ208)。
【0026】このように最小経路が決定すると、交換機
102は、当該呼を次位交換機である交換機104に接
続する(ステップ209)。交換機104では、上記交
換機102と同様にして、接続起動信号に記載されたQ
oSクラスと着端末番号106とを読み出し、該着端末
番号106から既存の方法により着信端末を収容してい
る交換機105を決定する(ステップ206)。
【0027】すなわち、交換機104にも、上記図3と
同様の網情報が記憶されており、着端末収容交換機10
5に対してQoSクラス1による既存の単一尺度最小経
路方法を実行する(ステップ207)。これによりリン
ク111が最小経路として決定される(ステップ20
8)。そして、交換機104は、次位交換機である交換
機105に当該呼を接続する(ステップ209)。交換
機105は、接続起動信号に示された着端末番号106
から自らに収容された端末106に対する呼であること
を検出し、該呼を端末106に接続する(ステップ21
0)。
【0028】このように本実施形態は、「メトリック及
びアトリビュートの交換と、それらの変換、保持」とい
う手段によってつくられる網情報を「メトリック及びア
トリビュートの単一尺度への変換、変換後、交換、保
持」としたものであり、QoSクラス数がメトリック及
びアトリビュート数に比較して小さい時に、交換情報を
圧縮することができる。
【0029】〔第2実施形態〕次に、本願発明を上記通
信網に適用した場合の第2実施形態について、図4に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0030】この第2実施形態では、QoSクラスが予
め定められ、各QoSクラスに対してエンド−エンドの
メトリック目標値x'1、…、x'm及び各リンクのアトリ
ビュート目標値x'm+1、…、x'm+nが予め設定されてい
るものとする。なお、本実施形態において呼発生後の処
理は、上記第1実施形態と同様なので、ここではこの発
生前の処理についてのみ説明する。
【0031】まず、各交換機102〜105間では、上
述したように経路の可到達性を保証して適切な可到達経
路を決定するための各種情報交換が情報交換用リンク1
13〜116を用いて行われるが、この情報交換の要求
は、各交換機102〜105に設けられたタイマによ
り、あるいは各種情報の重要な変化(リンク断やメトリ
ックあるいはアトリビュートの大幅変化等)により発生
する(ステップ401)。
【0032】この情報交換の要求を検出した交換機で
は、予め記憶された各QoSクラス毎の目標値x'1
…、x'm+nを記憶装置から読み出す(ステップ40
2)。そして、この交換機では、自分の有する各リンク
に対して各QoSクラス毎に、上記式(1)によって変
換された単一尺度を算出する(ステップ403)。ここ
で、この交換機は、自らが有するリンクについての
1、…、xm+nを知っているので、これが可能である。
そして、この交換機は、自分の有する各リンクについ
て、接続情報と各QoSクラスの単一尺度を周囲の交換
機に通知する。
【0033】また、隣接交換機から新情報が得られた時
は、それを周囲の交換機に通知して情報交換を行う(ス
テップ404)。各交換機は、図3に示したような網情
報を記憶しており、周囲の交換機から新情報を得る毎に
該当部分を更新しながら保持する(ステップ405)。
以後、呼の発生後の処理は、上記第1実施形態と同様で
ある。
【0034】〔第3実施形態〕次に、上記図1に示した
通信網に本願発明を適用した場合における第3実施形態
について、図5に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0035】本実施形態は、上記第1実施形態では「メ
トリック及びアトリビュートの交換、それらの変換、保
持、最小経路の算出」となっているものを、あるいは上
記第2実施形態では「メトリック及びアトリビュートの
変換、交換、保持、最小経路の算出」となっているもの
を、「メトリック及びアトリビュートの変換、最小経路
算出、交換、保持」とするものである。
【0036】なお、本実施形態ではQoSクラスが予め
設定され、各QoSクラスに対してエンド−エンドのメ
トリック目標値x'1、…、x'm及び各リンクのアトリビ
ュート目標値x'm+1、…、x'm+nが予め定められている
ものとする。
【0037】まず、上述したように、各交換機102〜
105間では、情報交換用リンク113〜116を用い
て経路の可到達性を保証して適切な可到達経路を決定す
るための各種情報交換が行われるが、この情報交換の要
求は交換機内タイマにより、あるいは各種情報の重要な
変化(リンク断やメトリックあるいはアトリビュートの
大幅変化等)により発生する(ステップ501)。
【0038】そして、この発生を契機に、情報交換の要
求発生を検出した交換機は、予め記憶された各QoSク
ラス毎の目標値x'1、…、x'm+nを記憶装置から読み出
し(ステップ502)、自分の有する各リンクに対して
各QoSクラス毎に上記式(1)によって交換された単
一尺度を算出する(ステップ503)。この交換機は、
自分の有するリンクについてx'1、…、x'm+nを知って
いるので、このようなことが可能となる。
【0039】ここで、各交換機102〜105には、図
6に示すような交換機間の最小経路に対する交換された
単一尺度値と使用リンクがQoSクラス毎に保持されて
いる。なお、この図6における値は、上記図3の数値に
基づいた例になっている。また、各リンクは双方向性を
有するものと仮定している。
【0040】このステップ503において、例えばQo
Sクラス1の使用リンク108の単一尺度が0.2から
0.9に変化したとする。この変化に対してリンク10
8を有する交換機102(簡単のため各リンクに対して
若番交換機が管理権をもつとする)は、リンク108を
使用する交換機102〜103の経路の再計算を行うこ
とになる。
【0041】具体的には、直接交換機102と交換機1
03とを結ぶ場合、つまりリンク108を使用した場合
の値0.9と、もう1つのリンク109を使用して交換
機104へ至り、そこから最小経路を使用する経路によ
る場合の(0.3+0.5)を比較し、小さい方の値で
ある後者を最小経路とする。そして、この再計算の結果
に基づいて、図6のテーブルを更新して保持する(ステ
ップ504)。図7は、この更新結果を示すものであ
る。
【0042】また、上述のようにリンク108の尺度が
0.2から0.9に変化し、変換機102と交換機10
3との間の最小経路上の尺度値が0.2から0.8に変
更になったことを他の交換機に通知する(ステップ50
5)。そして、この情報を受信した各交換機は、既存方
法により最小経路の再計算を行う(ステップ506)。
【0043】具体的には、端末106への呼(あるいは
パケット等の情報転送要求)が端末101において発生
すると、該要求は加入者線107を介して交換機102
にもたらされて検出される(ステップ507)。交換機
102は、この要求に示されたQoSクラスを記憶装置
から読み出し、着端末番号106から着信端末を収容す
る交換機105を既存の方法で特定する(ステップ50
8)。
【0044】例えば、QoSクラスがクラス1であった
場合、交換機102は、上記図7のルーチングテーブル
を読み出す(ステップ509)。そして、交換機102
は、リンク109を使用すべきであることを判断する
(ステップ510)。この判断結果に基づいて、交換機
102は、次位交換機104に上記呼を接続する(ステ
ップ511)。
【0045】交換機104では、上記交換機102と同
様にして、接続起動信号に記載されたQoSクラスと着
端末番号106を読み出し、着交換機105を決定する
(ステップ508)。そして、上記図7と同様のルーチ
ングテーブルを読み出し(ステップ509)、リンク1
11を使用することを判断して(ステップ510)、次
位交換機105に上記呼を接続する(ステップ51
1)。交換機105では、接続起動信号に記載された着
端末番号106から当該呼が自らに収容された端末10
6に対するものであることを検出し、該呼を端末106
に接続する(ステップ512)。
【0046】〔第4実施形態〕続いて、上記通信網に本
願発明を適用した場合における第4実施形態について、
図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0047】本実施形態は、QoSクラスでなく、個々
のメトリック及びアトリビュートのエンド−エンド目標
値x'1、…、x'm+nが呼毎に与えられる場合に係わるも
のである。
【0048】各交換機102〜105は、経路の可到達
性を保証して適切な可到達経路を決定するために、情報
交換用リンク113−116を用いて各リンクの接続情
報、メトリックx1、…、xm、アトリビュートxm+1
…、xm+nを互いに交換している。この情報交換は、交
換機内タイマにより、あるいは、各種情報の重要な変化
(リンク断やメトリックあるいはアトリビュートの大幅
変化等)に際して起動される。
【0049】そして、各交換機102〜105において
上記交換によって得られた情報は、図9に示すように最
新値が記憶装置に保持される(ステップ801)。例え
ば、端末106に対する呼(あるいはパケット等への情
報転送要求)が端末101において発生すると、この要
求は加入者線107を介して交換機102にもたらさ
れ、交換機102によって検出される(ステップ80
2)。
【0050】交換機102は、この要求に記載されたメ
トリック及びアトリビュートの目標値x'1、…、x'm+n
と端末106を示す着端末番号を読み出し、該着端末番
号から既存の方法で端末106(着信端末)を収容する
着信交換機105を特定する(ステップ803)。ここ
で、交換機102は、各リンク108,109に対して
上記式(1)を適用し、図10に示すように、その結果
を自らの記憶装置に一時保持する(ステップ804)。
【0051】そして、交換機102は、交換機105
(着信交換機)と上記記憶装置に一時保持した網情報を
用いて既存の単一尺度最小化アルゴリズムを実行する
(ステップ805)。その結果、リンク109,111
つまり交換機102→交換機104→交換機105を経
由する経路が最小であるので、これを最小経路として決
定する(ステップ806)。そして、交換機102は、
当該呼を次位交換機である交換機104へ接続する(ス
テップ807)。
【0052】交換機104は、接続起動信号に記載され
たエンド−エンド目標値と着端末番号を読み出して該着
端末番号から着信交換機を特定する(ステップ80
3)。交換機104は、各リンクに対して上記式(1)
を適用して、図10のような形で網情報を記憶装置に一
時保持する(ステップ804)。そして、交換機105
(着信交換機)と図10の網情報を用いて既存の単一尺
度最小化アルゴリズムを実行する(ステップ805)。
この結果、リンク111が最小経路であるので、これを
経路として決定する(ステップ806)。
【0053】そして、交換機104は、当該呼を次位交
換機である交換機105へ接続する(ステップ80
7)。交換機105では、接続起動信号に記載の着端末
番号106から当該呼が自らに収容された端末であるこ
とを検出し、端末106へ着呼する(ステップ80
8)。
【0054】〔第5実施形態〕次に、上記通信網に本願
発明を適用した場合における第5実施形態について、図
11に示すフローチャートを参照して説明する。
【0055】なお、本実施形態は、上記第4実施形態に
おける単一尺度への変換に関するものである。上記ステ
ップ804では、単一尺度への変換は、各リンクに対し
て全て行われる。これは網が大規模となりリンク数が増
大した場合に困難となる。本実施形態では、単一尺度へ
の変換を最小経路上のリンクとなる可能性のあるものに
対してのみ行うものである。第4実施形態においてステ
ップ804〜ステップ806に対応する部分のみ以下に
説明する。これ以外の処理については、第4実施形態と
同様である。
【0056】まず、最小経路判明済み集合Sの要素を交
換機102(発信交換機)のみにして初期化する。すな
わち、t[102]=0、r[102]={102}と
する(ステップ1101)。この集合Sに属する全ての
交換機について、それらの交換機を端点とし、また集合
S以外の交換機をもう一方とする全リンクについて上記
式(1)を実行し、変換された単一尺度を求める(ステ
ップ1102)。ここで、該単一尺度値を同リンクの両
端点の交換機番号i、jを用いてl(i、j)と記述す
る。ただし、i<jとする。
【0057】具体的には、集合Sの要素は、交換機10
2のみ、同交換機102を端点とするリンクはリンク1
08(交換機102〜交換機103)とリンク109
(交換機102〜交換機104)であるので、l(10
2,103)及びl(102,104)を求める。い
ま、本実施形態では、この値が0.2と0.3である
(図10参照)。
【0058】続いて、集合Sに属する全交換機と該全交
換機を端点とする全リンクについて、以下の式(2)に
基づいてw[j]を求め、これが最小となる交換機番号
jとそれを実現した交換機番号iとを求める。ここで、
t[i]は、経路の発点から交換機番号iの交換機まで
の最小経路上のリンクの尺度の和(最小経路値)を示す
ものである。
【0059】
【数5】
【0060】いま、集合Sは交換機102のみなので、
j=103では、t[102]+l(102,103)
=0.2であり、j=104に対してはw[104]=
t[102]+l(102,104)=0.3となる。
したがって、ここでは最小となる交換機番号jは交換機
103を示す交換機番号、それに対応する交換機番号i
は交換機102を示す交換機番号となる(ステップ11
03)。この交換機番号jを集合Sに加え、t[10
3]=w[103]、r[103]=r[102]∪
{103}={102,103}とする(ステップ11
14)。
【0061】続いて、着信交換機105が集合Sに属し
ていないことを判定する(ステップ1105)。そし
て、集合S内の交換機つまり交換機102,103を一
方の端点とし、集合S以外の交換機つまり交換機10
4,105を端点とする全リンク、つまりリンク10
9,110に対して換された単一尺度、つまりl[10
2,104]及びl[103,105]を上記式(1)
に基づいて計算する(ステップ1102)。なお、本実
施形態では、図10に示すように、l[102、10
4]=0.3、l[103、105]=0.5である。
【0062】そして、集合Sに属する全交換機つまり交
換機102,103と上記全単一尺度値に対して、上記
式(2)を用いてw[j]を算出する(ステップ110
3)。この結果、w[104]=t[102]+l[1
02,104]=0.3、またw[105]=t[10
3]+l[103,105]=0.8が得られる。
【0063】したがって、w[j]が最小となる交換機
番号j,iは、j=104、i=102となる。この交
換機番号jを集合Sに加え、r[104]=r[10
2]∪{104}={102,104}、S={10
2,103,104}、t[104]=w[104]=
0.3となる(ステップ1104)。そして、着信交換
機105が集合Sに属していないことを判定し(ステッ
プ1105)、集合S内の交換機の一方を端点とし、集
合S以外の交換機をもう一方の端点とするリンク11
0,111に対して、式(1)に基づいて単一尺度を計
算する(ステップ1102)。
【0064】ここで、図10に示すように、l[10
3、105]=0.5、1[104.105]=0.1
である。ここでも集合Sに属する全交換機とこの尺度値
を求めるが、既に集合S以外の交換機は交換機105の
みである。したがって、j=105、w[105]=m
in(t[103]+l[103,105],t[10
4]+l[104,105])=min(0.7,0.
4)=0.4となり、この結果、交換機番号iはi=1
04となる(ステップ1103)。
【0065】また、j=105を集合Sに加え、t[1
05]=w[105]=0.4、r[105]=r[1
04]∪{105}={102,104,105}とな
る(ステップ1104)。そして、着交換機番号105
が集合Sに属していることから、r[105]={10
2,104,105}を経路として決定する(ステップ
1106)。なお、次位交換機104では、自らを経路
の発信交換機として上記手順による処理を行う。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるル
ーチング方法によれば、単一尺度に対して最小経路を決
定する方法を有する複数の交換機により構成される通信
網のルーチング方法において、2つ以上のメトリックま
たはアトリビュートのエンド−エンド目標値に対応して
QoS(Quality-of-service)クラスが予め定められて
いる時に、a.各交換機はメトリック、アトリビュート
や接続情報を必要に応じて他交換機に通知し、b.それ
らの新たな情報を受信した交換機では、QoSクラス毎
に予め定められた方法でメトリック及びアトリビュート
を単一尺度に変換して保存し、c.呼が発生してルーチ
ング要求が生じた際に、該呼のQoSクラス情報から決
まるQoSクラスと着端末番号から定まる着信交換機を
決定し、d.該QoSクラスに応じて前記変換・保持さ
れた単一尺度での単一尺度最小経路決定方法を実行して
経路を決定するので、既存の単一尺度最小経路方法と同
等の手間で、複数のメトリック・アトリビュートの値を
満足する可能性の高い経路を決定することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるルーチング方法が適用される
通信網の一例を示す網構成図である。
【図2】 本発明に係わるルーチング方法の第1実施形
態を示すフローチャートである。
【図3】 本発明に係わるルーチング方法の第1実施形
態において、着信端末を収容している交換機に記憶され
た網情報を示す説明図である。
【図4】 本発明に係わるルーチング方法の第2実施形
態を示すフローチャートである。
【図5】 本発明に係わるルーチング方法の第3実施形
態を示すフローチャートである。
【図6】 本発明に係わるルーチング方法の第3実施形
態において、各交換機に記憶される情報を示す第1の説
明図である。
【図7】 本発明に係わるルーチング方法の第3実施形
態において、各交換機に記憶される情報を示す第2の説
明図である。
【図8】 本発明に係わるルーチング方法の第4実施形
態を示すフローチャートである。
【図9】 本発明に係わるルーチング方法の第4実施形
態において、各交換機に記憶される情報を示す第1の説
明図である。
【図10】 本発明に係わるルーチング方法の第4実施
形態において、各交換機に記憶される情報を示す第2の
説明図である。
【図11】 本発明に係わるルーチング方法の第5実施
形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101,106……端末 102〜105……交換機 107,112……加入者線 108〜111……リンク 113〜116……情報交換用リンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一尺度に対して最小経路を決定する方
    法を有する複数の交換機により構成される通信網のルー
    チング方法であって、 2つ以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−
    エンド目標値に対応してQoS(Quality-of-service)
    クラスが予め定められている時、 a.各交換機はメトリック、アトリビュートや接続情報
    を必要に応じて他交換機に通知し、 b.それらの新たな情報を受信した交換機では、QoS
    クラス毎に予め定められた方法でメトリック及びアトリ
    ビュートを単一尺度に変換して保存し、 c.呼が発生してルーチング要求が生じた際に、該呼の
    QoSクラス情報から決まるQoSクラスと着端末番号
    から定まる着信交換機を決定し、 d.該QoSクラスに応じて前記変換・保持された単一
    尺度での単一尺度最小経路決定方法を実行して経路を決
    定する、 ことを特徴とするルーチング方法。
  2. 【請求項2】 単一尺度に対して最小経路を決定する方
    法を有する複数の交換機により構成される通信網のルー
    チング方法であって、 2つ以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−
    エンド目標値に対応してQoS(Quality-Of-service)
    クラスが予め定められている時、 a.各交換機は、メトリック、アトリビュートや接続情
    報の交換要求発生を検出し、 b.QoSクラス毎に予め定められた方法でメトリッ
    ク、アトリビュートを単一尺度に変換して保持し、上記
    変換して得られた単一尺度を他の交換機に通知し、 c.呼が発生してルーチング要求が生じた際に、該呼の
    QoSクラス情報から決まるQoSクラスと着端末番号
    から定まる着信交換機を決定し、 d.該QoSクラスに応じて上記変換・保持された尺度
    値での単一尺度最小経路決定方法を実行して経路を決定
    する、 ことを特徴とするルーチング方法。
  3. 【請求項3】 単一尺度に対して最小経路を決定する方
    法を有する複数の交換機により構成される通信網のルー
    チング方法であって、 2つ以上のメトリック又はアトリビュートのエンド−エ
    ンド目標値に対応してQoS(Quality-Of-service)ク
    ラスが予め定められている時、 a.各交換機は、メトリック、アトリビュートや接続情
    報の交換要求発生を検出し、あるいは他の交換機からの
    最小経路更新を受信・検出し、 b.該交換機が有する各リンクでQoSクラス毎に予め
    定められた方法で単一尺度に変換し、 c.該単一尺度値と予め保持されている最小経路情報か
    ら新たな最小経路をQoSクラスに変換された単一尺度
    に基づいて新たに決定・保持し、決定を他の交換機に必
    要に応じて通知し、 d.呼が発生してルーチング要求が生じた際に、該呼の
    Qosクラス情報から決まるQoSクラスと着端末番号
    から決まる着信交換機を決定し、 e.前記決定・保持された最小経路を読み出して経路を
    決定する、 ことを特徴とするルーチング方法。
  4. 【請求項4】 単一尺度に対して最小経路を決定する方
    法を有する複数の交換機により構成される通信網のルー
    チング方法であって、 2つ以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−
    エンド目標値が呼毎に与えられる時、 a.各交換機はメトリック、アトリビュートや接続情報
    を必要に応じて他交換機に通知すると共に、更新しつつ
    保持し、 b.呼が発生しルーチング要求が発生した際に、着端末
    番号とエンド−エンド目標値情報を接続起動信号から読
    み出して着信交換機を決定し、 c.予め定められた方法で各リンクに対してメトリック
    及びアトリビュートを単一尺度に変換して保持し、 d.一時保持された該情報をもとに単一尺度に対して最
    小経路を決定方法を実行する、 ことを特徴とするルーチング方法。
  5. 【請求項5】 単一尺度に対して最小経路を決定する方
    法を有する複数の交換機により構成される通信網のルー
    チング方法であって、 2つ以上のメトリックまたはアトリビュートのエンド−
    エンド目標値が呼毎に与えられる時、 a.各交換機はメトリック、アトリビュートや接続情報
    を必要に応じて他交換機に通知すると共に、更新しつつ
    保持し、 b.呼が発生してルーチング要求が発生した際に、着端
    末番号とエンド−エンド目標値情報を接続起動信号から
    読み出して着信交換機を決定し、 c.発信交換機を端点とするリンクに対してメトリック
    及びアトリビュートを単一尺度に変換して保持し、 d.単一尺度に対する最小経路を決定するアルゴリズム
    を実行し、 e.最小経路判明済み交換機の集合Sに属する交換機を
    一方の端点に、集合Sに属さない交換機をもう一方の端
    点とするリンクがある場合、該当する各リンクに対して
    予め定められた方法でメトリック、アトリビュートを単
    一尺度に変換して保持し、 f.単一尺度に対する最小経路決定アルゴリズムを実行
    して集合Sを拡大し、 g.集合Sに着信交換機が含まれた時点で、得られる着
    信交換機までの最小経路により経路とする、 ことを特徴とするルーチング方法。
  6. 【請求項6】 請求1ないし5いずれかに記載のルーチ
    ング方法であって、予め定められた単一尺度への変換方
    法が下式(1)であることを特徴とするルーチング方
    法。 【数1】
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