JPH1033242A - ヘアーカール器 - Google Patents

ヘアーカール器

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Publication number
JPH1033242A
JPH1033242A JP19594496A JP19594496A JPH1033242A JP H1033242 A JPH1033242 A JP H1033242A JP 19594496 A JP19594496 A JP 19594496A JP 19594496 A JP19594496 A JP 19594496A JP H1033242 A JPH1033242 A JP H1033242A
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JP
Japan
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heating element
hair
electrode
curling device
hair curling
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19594496A
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English (en)
Inventor
Satoru Yamauchi
哲 山内
Naoyuki Kondo
直幸 近藤
Keiji Azuma
啓二 東
Kazuharu Katada
和晴 堅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH1033242A publication Critical patent/JPH1033242A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱体全体を均等に昇温発熱させる。毛髪巻
胴の表面の温度ムラを防いで毛髪のカール性能を安定さ
せる。 【解決手段】 毛髪巻胴2と、毛髪巻胴2に内包された
発熱体3と、発熱体3に電気を供給する電極4とを備え
たヘアーカール器1である。電極4を発熱体3の略全面
にわたって配置する。毛髪巻胴2全体を均一に加熱す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヘアーアイロ
ン、ヘアーカーラー等の毛髪巻胴に毛髪を沿わせたり、
巻き付けたりして毛髪に癖を付けたり、癖を直したりす
るヘアーカール器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーカール器として、例えば特
開平49−19957号公報には、毛髪巻胴に内包され
る発熱体が合成樹脂材料に導電性粉末を混入してなる電
気発熱体によって構成されており、通電した時に自己発
熱するヘアーカール器が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のヘア
ーカール器は、発熱体に電気を供給する電極部材(ター
ミナルスタッド)が発熱体と局所的に接続されており、
発熱体に通電を開始しても部分的に温度が上昇すること
となる。つまり、発熱体と電極との接触している面積が
小さいために、発熱体と電極とが接触している部分が局
所的に発熱して温度ムラが生じ、ヘアーカーラ全体が均
等に昇温せず、カール性能にバラツキが発生するという
問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、発熱体全体を均等に昇温発熱させることができ、毛
髪巻胴の表面に温度ムラが発生するのを防いで毛髪のカ
ール性能を安定させることによって、毛髪にムラなく癖
付けさせることが可能なヘアーカール器を提供すること
を目的とし、また発熱体に電気を供給する電極の位置、
形状を適切なものとすることにより、発熱特性が良く、
昇温スピードを高めることができると同時に安全性を高
めることができるヘアーカール器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るヘアーカール器は、毛髪巻胴2と、毛
髪巻胴2に内包された発熱体3と、発熱体3に電気を供
給する電極4とを備え、該電極4を発熱体3の略全面に
わたって配置したものであるから、毛髪巻胴2全体を均
一に加熱することができ、癖付け、癖直しをムラなく行
なうことができる。
【0006】ここで、上記発熱体3が鉄、銅、アルミニ
ウム、カーボン等の導電性粉末を含む合成樹脂材料より
成るのが好ましく、この場合、ヘアーカール器1全体の
重量が軽くなり、柔軟性に優れたものとなり、且つ温度
ムラが少なくなる。また発熱体3が鉄、銅、アルミニウ
ム、カーボン等の導電性粉末を含む合成樹脂材料をシー
ト状に加工して構成されているのが好ましく、この場
合、発熱体3の肉厚を薄くして、電気の通電距離、及び
面積を小さくでき、通電のバラツキを抑えることができ
る。
【0007】また発熱体3が正温度係数挙動を有するセ
ラミック材料より成るのが好ましく、この場合、発熱体
3の昇温スピードが早く、また電極4の位置にあまり関
係なく温度のバラツキが少なく、且つ耐熱温度を高める
ことができる。ここで、正温度係数挙動とは、ある温度
まで発熱すればその材料の抵抗値が変化し、材料の発熱
量をコントロールして発熱温度を一定に保つ機能のこと
である。
【0008】また発熱体3が押出成形法により所定形状
に成形されているのが好ましく、この場合、合成樹脂材
料に付加される圧力が低圧となり、得られる成形品の発
熱特性をより安定させることができる。また発熱体3を
螺旋形状に形成するのが好ましく、この場合、使用する
発熱体3の使用量が少なくなって材料コストを下げるこ
とができると共に、電気が通電する面積、距離が小さく
なり、昇温スピードが早くなる。
【0009】また発熱体3を波板状に形成するのが好ま
しく、この場合、円筒状の場合と比較して発熱面積が大
きくなり、昇温スピードが早くなる。また発熱体3を少
なくとも2個以上に分割するのが好ましく、この場合、
発熱体3中を流れる電気の通電距離、面積が小さくな
り、昇温スピードが一層早くなる。
【0010】また発熱体3を部分的に異なる肉厚を有す
る形状とするのが好ましく、この場合、局所発熱してい
る部分を薄肉にすれば、肉厚が薄い部分では発熱材料の
抵抗値が増加して、通電量が減少し、これに伴い発熱量
が減少し、他の温度が低い部分とほぼ同じ昇温特性を得
ることができる。また発熱体3に複数個の穴5を形成す
るのが好ましく、この場合、発熱体3中の通電する面
積、距離が少なくなり、温度のバラツキを減少させるこ
とができる。
【0011】また発熱体3の穴5を多角形状とするのが
好ましく、この場合、発熱体3を細かな素線状の発熱集
合体3Aで構成することが可能となり、発熱温度のバラ
ツキを少なくすることができる。また発熱体3は複数本
の素線状の発熱物3aを立体交差させて、織物状の発熱
集合体3Aとして構成するのが好ましく、この場合、素
線状の発熱物3aを所望する任意の集合体3Aとしての
形状に加工することができ、各素線状の発熱物3aがあ
る一定の方向に配列されることによって、発熱集合体3
Aの形状が安定化すると共に、発熱温度のバラツキをよ
り少なくすることができる。
【0012】また織物状に構成された発熱集合体3A
に、少なくとも1つ以上の通電材料6を少なくとも1点
以上で接触した状態で挿入するのが好ましく、この場
合、この通電材料6を電極材料として使用することで、
発熱集合体3A内に電極が挿入された形となり、発熱体
3に接触している電極の面積が増加して、発熱体3の発
熱が安定化し、且つ昇温スピードがより向上する。
【0013】また発熱体3を挟んでその両側に少なくと
も2個以上の電極4を配置するのが好ましく、この場
合、発熱体3中を通電する電気の通電距離が短くなり、
発熱効率も良く、且つ発熱温度のバラツキを少なくする
ことができる。また発熱体3と電極4とを同心軸上に配
置するのが好ましく、この場合、発熱体3が局所的に発
熱した時、電極4により熱を他の発熱体3の部分に拡散
させることができる。
【0014】また電極4の表面積を発熱体3の表面積よ
りも大きくするのが好ましく、この場合、発熱体3が局
所発熱した場合でも表面積の大きい電極4の方に熱を拡
散させることができる。また電極4がメッキ等の前処理
によって発熱体3の略全面にわたって設けられ、電極4
とは別に該電極4に少なくとも2点以上で接する第2電
極部7を設けるのが好ましく、この場合、発熱体3の周
りにメッキにより電極4を設けることにより、毛髪巻胴
2に内包される電極4の肉厚を薄くでき、また第2電極
部7を例えば外部の電源と連続又は断続的に接続しても
破壊等を起こす危険性のない、剛性の高い金属材料で形
成することで安全性をより向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。図1はヘアーカール器1の断面図を示し、図
2はヘアーカール器1の外観図を示している。ヘアーカ
ール器1は、髪に巻き付けられる円筒形状の毛髪巻胴2
と、毛髪巻胴2に内包された発熱体3と、発熱体3に電
気を供給する電極4とで構成されている。図2中の10
は毛髪巻胴2に電気を供給するための給電器であり、基
台11上の複数箇所(この実施形態では4箇所)に給電
端子部12が突設されている。13は各給電端子部12
に電気的に接続される電源コードである。
【0016】毛髪巻胴2に内包される発熱体3は、導電
性粉末を含む合成樹脂材料により形成されている。合成
樹脂材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリアミド、フッ素樹脂等に代表される熱可塑性樹
脂、或いはフェノール樹脂、エポキシ樹脂等に代表され
る熱硬化性樹脂等が挙げられる。
【0017】また導電性粉末は、例えば鉄、銅、アルミ
ニウム等の金属とか、カーボンのような導電性を有する
材料等から成り、この導電性粉末を合成樹脂材料に混入
することで発熱体3が構成される。このように導電性粉
末を合成樹脂材料に混入したものは一般に導電性合成樹
脂と呼ばれており、特に所定の発熱温度まで昇温するよ
うに導電材料の配合量、種類の選定が行なわれているも
のである。
【0018】本実施形態では、合成樹脂材料に導電性粉
末を添加したものをシート状に形成されており、このシ
ート状の合成樹脂材料を任意の寸法に切断してヘアーカ
ール器1の発熱体3として使用している。ここで述べる
シートとは、肉厚が例えば0.01〜3mm程度のもの
であり、安定した発熱特性を得るために、望ましくは肉
厚は薄ければ薄い程よい。
【0019】ここで合成樹脂材料をシート状に加工する
方法としては、例えば図5に示す押出機14と金型等を
用いた押出成形法が挙げられる。図中の15は冷却水
槽、3aは発熱成形品、16は引取機である。この押出
成形法は、金型内で合成樹脂材料を任意の形状に成形に
する方法で、射出成形法等に比べて成形時に合成樹脂材
料に付加される圧力が低圧であるため、得られる成形品
の発熱特性がより安定して得ることができる利点があ
る。なお、発熱体3を成形する方法は押出成形法に限ら
れず、例えば射出成形法、圧縮成形法等であってもよ
く、要するに合成樹脂材料を任意の形状に加工すること
が可能であればよいものである。また合成樹脂材料に加
える導電材料の重量割合、抵抗値等は特に限定されるも
のではない。
【0020】また、発熱体3は、図1に示すように、異
なる2つ以上の対向する電極4,4間に挟まれた位置に
配置されている。つまり、円筒状の発熱体3の厚み方向
の表面及び裏面に円筒状の電極4が夫々設置されてお
り、外部の電源から発熱体3に電気を供給する役目を有
する電極4を発熱体3のほぼ全周にわたって設けてあ
る。このような電極4の配置構成によって、発熱体3中
を通電する電気の通電距離を短くでき、発熱効率も良く
なり、且つ発熱温度のバラツキを少なくできるようにな
っている。
【0021】また、1つの発熱体3と2つの電極4は、
共に円筒形状に形成されていると共に、この3つの円筒
は夫々外径を異ならせてあり、発熱体3と電極4が同心
軸上に配置さるように発熱体3を2つの電極4間に挿入
してある。このように発熱体3と電極4を同心軸上に配
置することで、電極4の表面積が発熱体3の表面積より
も大きくなり、発熱体3において発生した熱が電極4に
一層拡散し易くすることができる。また、電極4に特に
熱伝導率の高い材料を用いれば、電極4は電気を発熱体
3に供給する役目だけでなく、発熱体3が局所的に発熱
した時、電極4により熱を他の発熱体3の部分により効
率良く拡散させることが可能となる。
【0022】しかして、給電器10の給電端子部12に
毛髪巻胴2を差し込むと、毛髪巻胴2に内包された電極
4と給電端子部12とが電気的に接触して電極4から発
熱体3に電気が流れ、発熱体3が発熱して毛髪巻胴2全
体が加熱される。そして、発熱体3がある所定温度に到
達し、飽和温度に到達した段階でヘアーカール器1を給
電器から取外し、毛髪に所定時間巻き付けることにより
ヘアーカール器1からの熱により毛髪に癖を付けたり、
毛髪に付いていた癖を直したりする。
【0023】ここで、毛髪巻胴2に内包される円筒形状
の発熱体3の表裏両面のほぼ全域にわたって円筒状の電
極4が設置されているので、電極4から発熱体3に電気
が供給される際に、発熱体3が局所的に発熱しても、電
極4により熱を他の発熱体3の部分に拡散させることが
でき、局所的に発熱しても電極4により熱が拡散し、発
熱体3の発熱温度が均一になる。従って、合成樹脂によ
り構成される発熱体3全体を均等に昇温発熱させること
ができ、毛髪巻胴2の表面に温度ムラが発生するのを防
止できる。また、電極4の表面積が発熱体3の表面積よ
りも大きくなっているから、発熱体3の局所発熱が少な
くなり、且つ局所発熱した場合でも電極4の方が発熱体
3よりも表面積が大きいので発熱体3において発生した
熱が電極4により拡散されて、ヘアーカール器1の温度
を一定に保つことが可能となる。
【0024】ところで、従来のように発熱体3と電極4
とが接触している面積が小さい場合のヘアーカール器1
にあっては、図4の電気を供給した時の時間と部位別温
度のグラフに示されているように、A点においては電気
を供給後、約1分程度で毛髪巻胴2の表面温度がおよそ
90℃となるが、B点、C点においては電気を供給後、
2分経過後でも、表面温度がそれぞれ65℃、50℃ま
でしか昇温発熱しなかった。しかも発熱体3の昇温がほ
ぼ無くなり、発熱量が一定になって表面温度が各測定点
で飽和温度に到達した15分後においても、上記温度の
バラツキが解消されることはなかった。
【0025】一方、本実施形態のように円筒状に形成さ
れた発熱体3の略全周にわたって電極4を設け、発熱体
3の表面と電極4とを接触させたヘアーカール器1にあ
っては、図3の測定結果が得られた。つまり、電極4に
電気を供給して、図4と同様な条件で表面温度の測定を
行なったところ、図3に示す測定点A,B,Cにおける
1分後の表面温度はそれぞれ92℃,85℃,80℃と
なり、温度のバラツキが明らかに少なくなった。また表
面温度が飽和温度に到達する時間も約0.5分となり、
ヘアーカール器1に電気を供給してから使用可能な温度
に到達するまでの時間も大幅に短縮されることがわかっ
た。
【0026】この結果、毛髪のカール性能を安定化させ
ることができ、毛髪をムラなく癖付けさせることが可能
となる。しかも毛髪巻胴2に内包される発熱体3は鉄、
銅、アルミニウム、カーボン等の導電性粉末を含む合成
樹脂材料で構成されているので、ヘアーカール器1全体
の重量が軽くなり、柔軟性に優れたものとなり、且つ温
度ムラを少なくすることができる。さらに本実施形態で
は、発熱体3を構成する合成樹脂材料に導電性粉末を添
加したものを薄肉のシート状に加工したから、発熱体3
の肉厚を薄くすることができ、特に安定した発熱特性を
得ることができる。つまり、肉厚を薄くすることによっ
て電気の通電距離、及び面積を小さくして、通電のバラ
ツキを抑えることができ、これにより発熱体3の温度の
バラツキを少なくすることができる。しかも肉厚を薄く
することにより材料コストも低減できると共に、ヘアー
カール器1の肉厚も薄くなり、且つ軽くすることが可能
になるという利点もある。
【0027】上記実施形態では、合成樹脂材料で発熱体
3を構成したが、これに限定されるものではなく、例え
は正温度係数挙動を有するセラミック材料より構成して
もよいものである。このセラミック材料は、例えばチタ
ン酸バリウム等に代表されるものであり、正温度係数挙
動といわれる特性を有している。この正温度係数挙動と
は、ある温度まで発熱すればその材料の抵抗値が変化
し、材料の発熱量をコントロールして発熱温度を一定に
保つ機能のことである。
【0028】このような正温度係数挙動を有するセラミ
ック材料を発熱体3として使用した場合、合成樹脂材料
を使用した場合よりもヘアーカール器1の重量が重くな
り、また材料コストも合成樹脂材料と比較して高くなる
が、セラミック材料を発熱体3として使用する利点は、
合成樹脂材料と比較して昇温スピードが早く、また電極
4の位置にあまり関係なく温度のバラツキが少ないこと
である。さらに合成樹脂材料と比較して耐熱温度も高い
ため、ヘアーカール器1の発熱体3が異常発熱しても発
火したり、変形したりすることがないため、安全で、商
品末期でも商品特性が十分に確保されるという利点もあ
る。このセラミック材料は、前記合成樹脂材料の場合と
同様、押出成形法により所定形状に成形することができ
る。なお、セラミック材料の材料構成、形状は特に限定
するものではない。
【0029】また上記実施形態では毛髪巻胴2に内包さ
れる発熱体3を円筒状に形成したが、例えば図6に示す
ように、発熱体3を毛髪巻胴2と同心円状の螺旋形状に
形成してもよい。この実施形態では、螺旋形状の発熱体
3の表裏両面には電極4がメッキにより施されていると
共に、電極4とは別に該電極4に2点で接する第2電極
部7を設けてある。他の構成は図1の実施形態と同様で
ある。このように発熱体3を螺旋形状に形成すること
で、使用する発熱体3の使用量が少なくなって材料コス
トを下げることができる。また電気が通電する面積、距
離が小さいため、発熱のスピードが早くなり、発熱効率
の優れたヘアーカール器1を得ることができる。なお、
発熱体3を螺旋形状する手法として、例えば予め紐状に
構成された発熱体3を手、又は機械等を用いて行なう方
法が挙げられる。また、第2電極部7を例えば外部の電
源と連続又は断続的に接続しても破壊等を起こす危険性
のない、剛性の高い金属材料で形成することでヘアーカ
ール器1の安全性をより向上させることができる。
【0030】図1の変形例を図7に示す。この実施形態
では、毛髪巻胴2に内包される発熱体3をその厚み方向
Dに波打った波板状に形成してある。また、発熱体3の
略全面にわたって配置される電極4も発熱体3と同様波
板状に形成してある。他の構成は図1の実施形態と同様
である。このように発熱体3を波板状に形成すること
で、通常の円筒状をした発熱体3よりも発熱面積が大き
くなり、ヘアーカール器1の昇温スピードをより早める
ことができるという利点がある。
【0031】図8及び図9は、発熱体3を少なくとも2
個以上に分割した場合を示している。図8は発熱体3を
ヘアーカール器1の軸方向に2分割した場合を示してお
り、図9は発熱体3をヘアーカール器1の円周方向に2
個以上に分割した場合を示している。このように発熱体
3を2つ以上に分割したものを毛髪巻胴2内に挿入する
ことにより、発熱体3中を流れる電気の通電距離、面積
が小さくなるため、発熱スピードが早く、発熱効率がよ
り優れたものとなる。この発熱体3の分割数は特に限定
されないが、発熱効率を更に向上させるためには、ヘア
ーカール器1の軸方向、又は円周方向に可能な限り数多
く分割したものを毛髪巻胴2内に挿入するのが好まし
い。なお分割された夫々の発熱体3の形状は特に限定さ
れるものではない。
【0032】図10は、毛髪巻胴2に内包されている発
熱体3を部分的に異なる肉厚を有する形状とした場合を
示している。他の構成は図1の実施形態と同様である。
発熱体3の肉厚を部分的に異ならせる手法としては、例
えば予め局所発熱している部分を実測により探し出し
て、その部分の肉厚を薄くするか、或いは予め局所発熱
している部分を推測して他の部分より肉厚を薄くする。
これにより、発熱材料中で肉厚を薄くした部分において
材料の抵抗値が増加することによって、通電量が減少
し、これに伴い発熱量が減少し、他の温度が低い部分と
ほぼ同じ昇温特性が得られるようになる。このように発
熱体3を部分的に異なる肉厚を有する形状とすること
で、発熱体3が局所的に発熱し、発熱体3に温度のバラ
ツキが生じたときの対策として有効な手段となる。また
発熱体3の表面にメッキを施すことによって、発熱体3
の厚みが異なる場合でも発熱体3の表面に電極4を容易
に且つ精度良く形成することができる。なお、発熱体3
の肉厚変化は1箇所であってもよく、また複数箇所であ
ってもよい。また肉厚の変化率は特に限定されない。
【0033】図11は更に他の実施形態の発熱体3の展
開図を示している。この実施形態では円筒形状の発熱体
3の厚み方向に複数個の円形状の穴5を形成してある。
他の構造は図1の実施形態と同様である。このように発
熱体3に穴5を設けることで、発熱体3中の通電する面
積、距離が少なくなり、温度のバラツキが減少する。な
お、発熱体3の穴5の個数、大きさ、形状は特に限定さ
れない。
【0034】図12は円筒形状の発熱体3の厚み方向に
複数個の多角形状の穴5を形成した場合を示している。
この実施形態では、発熱体3は細かな素線のようなもの
の集合体により構成されている。このように発熱体3に
設けられる穴5をすべて多角形状とすることで、発熱体
3は細かな素線状の発熱集合体3Aとなり、発熱温度の
バラツキを少なくすることができる。
【0035】また、発熱体3を、予め素線状の発熱物3
aをシート形状のものから切り出したり、或いは素線状
に加工されたものの発熱集合体3Aとして構成する場合
において、図13(b)に示すように、細かな素線状の
発熱物3aを立体交差させて織物状に形成するようにし
てもよい。この場合、素線状の発熱物3aを所望する任
意の集合体3Aとしての形状に加工することができる。
このように形成された発熱集合体3Aは各素線状の発熱
物3aがある一定の方向に配列されることによって、発
熱集合体3Aの形状が安定化すると共に、発熱温度のバ
ラツキが少なくなるという利点がある。
【0036】図13の構成に加えて、図14に示すよう
に、織物状に構成された発熱集合体3Aに、少なくとも
1つ以上の通電材料6を少なくとも1点以上で接触した
状態で挿入するようにしてもよい。他の実施形態は図1
3の構造と同様である。このように発熱集合体3A内に
通電材料6を挿入し、この通電材料6を電極材料として
使用することで、発熱集合体3A内に電極が挿入された
形となり、発熱体3に接触している電極の面積が増加し
て、発熱体3の発熱が安定化し、且つ昇温スピードをよ
り向上させることができるものである。
【0037】図15は、発熱体3に電気を供給する役目
を果たす電極4をメッキ等の前処理によって発熱体3の
略全面にわたって設け、電極4とは別に該電極4に少な
くとも2点以上で接する第2電極部7を設けた場合を示
している。他の構成は図1の実施形態と同様である。こ
の実施形態では発熱体3の製造工程後に、発熱体3の周
りにメッキを施して電極4を形成することで、毛髪巻胴
2に内包される電極4の肉厚が薄くなり、ヘアーカール
器1の肉厚も薄くすることが可能となる。尚、メッキの
材料は特に限定されない。またメッキが施された発熱体
3に別途形成される第2電極部7の材料として、外部の
電源と連続又は断続的に接続しても破壊等を起こす危険
性のない、剛性の高い金属材料を用いることで、安全性
に優れたヘアーカール器1を得ることができる。
【0038】なお、上記各実施形態において、発熱体3
の形状は円筒形状に限定されるものではなく、角筒形そ
の他の形状であってもよいものである。また発熱体3及
び電極4について、その材質、形状、寸法、個数特に限
定されるものではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、毛髪巻胴と、毛髪巻胴に内包された
発熱体と、発熱体に電気を供給する電極とを備え、該電
極を発熱体の略全面にわたって配置したことにより、電
極から発熱体に電気を供給する際に、合成樹脂により構
成される発熱体全体を均等に昇温発熱させることがで
き、毛髪巻胴の表面に温度ムラが発生するのを防いで毛
髪のカール性能を安定化させることができる。従って、
毛髪をムラなく癖付けさせることが可能となる。
【0040】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
熱体が、鉄、銅、アルミニウム、カーボン等の導電性粉
末を含む合成樹脂材料より成るから、請求項1記載の効
果に加えて、ヘアーカール器全体の重量が軽くなり、柔
軟性に優れたものとなり、且つ温度ムラを少なくするこ
とができる。請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発熱体が、鉄、銅、アルミニウム、カーボン等の導
電性粉末を含む合成樹脂材料をシート状に加工して構成
されているから、請求項1又は2記載の効果に加えて、
発熱体を構成する合成樹脂材料に導電性粉末を添加した
ものをシート状に加工して、発熱体の肉厚を薄くするこ
とが可能となる。従って、電気の通電距離、及び面積を
小さくして、通電のバラツキを抑えることができ、結果
として発熱体の温度のバラツキを少なくして安定した発
熱特性を得ることができると共に、発熱体の材料コスト
を低減でき、且つ、薄肉で軽量のヘアーカール器を得る
ことができる。
【0041】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
熱体が、正温度係数挙動を有するセラミック材料より成
るから、請求項1記載の効果に加えて、合成樹脂材料を
発熱体として使用した場合と比較して昇温スピードが早
く、また電極の位置にあまり関係なく温度のバラツキが
少なく、且つ耐熱温度も高いため、ヘアーカール器の発
熱体が異常発熱しても発火したり、変形したりすること
がなく、安全であり、そのうえ商品末期でも商品特性を
十分に確保することができる。
【0042】請求項5記載の発明は、請求項2又は4記
載の発熱体が、押出成形法により所定形状に成形されて
いるから、請求項2又は4記載の効果に加えて、射出成
形法等に比べて成形時に合成樹脂材料に付加される圧力
が低圧となり、得られる成形品の発熱特性をより安定し
て得ることができる。請求項6記載の発明は、請求項1
記載の発熱体を螺旋形状に形成したから、請求項1記載
の効果に加えて、使用する発熱体の使用量が少なくなっ
て材料コストを下げることができると共に、電気が通電
する面積、距離が小さくなり、発熱のスピードが早くな
り、発熱効率の優れたヘアーカール器を得ることができ
る。
【0043】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
熱体を波板状に形成したから、請求項1記載の効果に加
えて、円筒状の場合と比較して発熱面積が大きくなり、
ヘアーカール器の昇温スピードをより早めることができ
る。請求項8記載の発明は、請求項1記載の発熱体を少
なくとも2個以上に分割したから、請求項1記載の効果
に加えて、分割された発熱体を毛髪巻胴内に挿入するこ
とで、発熱体中を流れる電気の通電距離、面積が小さく
なり、従って、発熱スピードが早くなり、発熱効率を一
層向上させることができる。
【0044】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
熱体を部分的に異なる肉厚を有する形状としたから、請
求項1記載の効果に加えて、局所発熱している部分を薄
肉にすることで、肉厚が薄い部分では発熱材料の抵抗値
が増加して、通電量が減少し、これに伴い発熱量が減少
し、他の温度が低い部分とほぼ同じ昇温特性を得ること
ができ、発熱体の温度のバラツキをより効果的に防止す
ることができる。
【0045】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発熱体に複数個の穴を形成したから、請求項1記載の効
果に加えて、発熱体中の通電する面積、距離が少なくな
り、温度のバラツキを減少させることができる。請求項
11記載の発明は、請求項10記載の発熱体の穴を多角
形状としたから、請求項10記載の効果に加えて、発熱
体が細かな素線状の発熱集合体で構成することが可能と
なり、発熱温度のバラツキを少なくすることができる。
【0046】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
発熱体を複数本の素線状の発熱物を立体交差させて、織
物状の発熱集合体として構成したから、請求項1記載の
効果に加えて、素線状の発熱物を所望する任意の集合体
としての形状に加工することができ、各素線状の発熱物
がある一定の方向に配列されることによって、発熱集合
体の形状が安定化すると共に、発熱温度のバラツキをよ
り少なくすることができる。
【0047】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の織物状に構成された発熱集合体に、少なくとも1つ以
上の通電材料を少なくとも1点以上で接触した状態で挿
入したから、請求項12記載の効果に加えて、この通電
材料を電極材料として使用することで、発熱集合体内に
電極が挿入された形となり、発熱体に接触している電極
の面積が増加して、発熱体の発熱が安定化し、且つ昇温
スピードをより向上させることができる。
【0048】請求項14記載の発明は、請求項1記載の
発熱体を挟んでその両側に少なくとも2個以上の電極を
配置したから、請求項1記載の効果に加えて、発熱体中
を通電する電気の通電距離が短くなり、発熱効率も良
く、且つ発熱温度のバラツキを少なくすることができ
る。請求項15記載の発明は、請求項1記載の発熱体と
電極とを同心軸上に配置したから、請求項1記載の効果
に加えて、電極に特に熱伝導率の高い材料を用いれば、
電極は電気を発熱体に供給する役目だけでなく、発熱体
が局所的に発熱した時、電極により熱を他の発熱体の部
分に拡散させることができる。従って、局所的に発熱し
ても電極により熱が拡散し、発熱体の発熱温度が均一に
なり、温度のバラツキをより効果的に防止することがで
きる。
【0049】請求項16記載の発明は、請求項1記載の
電極の表面積を発熱体の表面積よりも大きくしたから、
請求項1記載の効果に加えて、発熱体が局所発熱した場
合でも電極の方が発熱体よりも表面積が大きいことか
ら、発熱体において発生した熱が電極により拡散され、
ヘアーカール器の温度を一定に保つことが容易となる。
請求項17記載の発明は、請求項1記載の電極がメッキ
等の前処理によって発熱体の略全面にわたって設けら
れ、電極とは別に該電極に少なくとも2点以上で接する
第2電極部を設けたから、請求項1記載の効果に加え
て、発熱体の周りにメッキにより電極を設けることによ
り、毛髪巻胴に内包される電極の肉厚が薄くなり、ヘア
ーカール器の肉厚も薄くすることが可能となる。また、
電極に少なくとも2点以上で接する第2電極部を、例え
ば外部の電源と連続又は断続的に接続しても破壊等を起
こす危険性のない、剛性の高い金属材料で形成すること
によって、ヘアーカール器の安全性をより向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、(a)はヘア
ーカール器の一部側面断面図、(b)はヘアーカール器
の平面断面図である。
【図2】同上のヘアーカール器の給電器の使用状態を説
明する斜視図である。
【図3】本発明のヘアーカール器における発熱体の加熱
時間と温度との関係を示すグラフである。
【図4】一般の発熱体と電極との接触面積が小さい場合
のヘアーカール器における発熱体の加熱時間と温度との
関係を示すグラフである。
【図5】同上の発熱体を押出成形する押出成形機の斜視
図である。
【図6】他の実施形態のヘアーカール器を示し、(a)
は側面断面図、(b)は(a)のF−F線断面図であ
る。
【図7】更に他の実施形態のヘアーカール器を示し、
(a)は一部側面断面図、(b)は平面断面図である。
【図8】更に他の実施形態のヘアーカール器を示し、
(a)は一部側面断面図、(b)は平面断面図である。
【図9】更に他の実施形態のヘアーカール器を示し、
(a)は一部側面断面図、(b)は平面断面図である。
【図10】更に他の実施形態のヘアーカール器を示し、
(a)は一部側面断面図、(b)は平面断面図である。
【図11】更に他の実施形態の発熱体の展開図である。
【図12】更に他の実施形態の発熱体の展開図である。
【図13】(a)は更に他の実施形態の発熱体の展開
図、(b)は(a)のイ部の拡大図である。
【図14】(a)は更に他の実施形態の発熱体の展開
図、(b)は(a)のロ部の拡大図である。
【図15】更に他の実施形態のヘアーカール器を示し、
(a)は一部側面断面図、(b)は平面断面図である。
【符号の説明】
1 ヘアーカール器 2 毛髪巻胴 3 発熱体 3A 発熱集合体 3a 素線状の発熱物 4 電極 5 穴 6 通電材料 7 第2電極部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堅田 和晴 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪巻胴と、毛髪巻胴に内包された発熱
    体と、発熱体に電気を供給する電極とを備え、該電極を
    発熱体の略全面にわたって配置したことを特徴とするヘ
    アーカール器。
  2. 【請求項2】 発熱体が鉄、銅、アルミニウム、カーボ
    ン等の導電性粉末を含む合成樹脂材料より成ることを特
    徴とする請求項1記載のヘアーカール器。
  3. 【請求項3】 発熱体が鉄、銅、アルミニウム、カーボ
    ン等の導電性粉末を含む合成樹脂材料をシート状に加工
    して構成されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のヘアーカール器。
  4. 【請求項4】 発熱体が正温度係数挙動を有するセラミ
    ック材料より成ることを特徴とする請求項1記載のヘア
    ーカール器。
  5. 【請求項5】 発熱体が押出成形法により所定形状に成
    形されていることを特徴とする請求項2又は4記載のヘ
    アーカール器。
  6. 【請求項6】 発熱体を螺旋形状に形成したことを特徴
    とする請求項1記載のヘアーカール器。
  7. 【請求項7】 発熱体を波板状に形成したことを特徴と
    する請求項1記載のヘアーカール器。
  8. 【請求項8】 発熱体を少なくとも2個以上に分割した
    ことを特徴とする請求項1記載のヘアーカール器。
  9. 【請求項9】 発熱体を部分的に異なる肉厚を有する形
    状としたことを特徴とする請求項1記載のヘアーカール
    器。
  10. 【請求項10】 発熱体に複数個の穴を形成したことを
    特徴とする請求項1記載のヘアーカール器。
  11. 【請求項11】 発熱体の穴を多角形状としたことを特
    徴とする請求項10記載のヘアーカール器。
  12. 【請求項12】 発熱体は複数本の素線状の発熱物を立
    体交差させて、織物状の発熱集合体として構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のヘアーカール器。
  13. 【請求項13】 織物状に構成された発熱集合体に、少
    なくとも1つ以上の通電材料を少なくとも1点以上で接
    触した状態で挿入したことを特徴とする請求項12記載
    のヘアーカール器。
  14. 【請求項14】 発熱体を挟んでその両側に少なくとも
    2個以上の電極を配置したことを特徴とする請求項1記
    載のヘアーカール器。
  15. 【請求項15】 発熱体と電極とを同心軸上に配置した
    ことを特徴とする請求項1記載のヘアーカール器。
  16. 【請求項16】 電極の表面積を発熱体の表面積よりも
    大きくしたことを特徴とする請求項1記載のヘアーカー
    ル器。
  17. 【請求項17】 電極がメッキ等の前処理によって発熱
    体の略全面にわたって設けられ、電極とは別に該電極に
    少なくとも2点以上で接する第2電極部を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のヘアーカール器。
JP19594496A 1996-07-25 1996-07-25 ヘアーカール器 Withdrawn JPH1033242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515804A (ja) * 2008-03-28 2011-05-19 ブラウン ゲーエムベーハー 温度センサを備える発熱体

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JP2011515804A (ja) * 2008-03-28 2011-05-19 ブラウン ゲーエムベーハー 温度センサを備える発熱体

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