JPH1033155A - フィルタ付タバコ及び喫煙具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【解決手段】 圧填されたタバコ材と、該タバコ材の一
端に設けたフィルタ部と、これらタバコ材及びフィルタ
部を一体に被覆する紙材とからなるフィルタ付タバコで
あって、該フィルタ部が吸水性樹脂を有するフィルタ付
タバコ。巻タバコを着脱自在に取り付けることが可能な
タバコ取付部と、該タバコ取付部から吸引部に至る煙通
路と、該煙通路内に形成されたフィルタ部とを有する喫
煙具であって、該フィルタ部が吸水性樹脂を有する喫煙
具。上記吸水性樹脂は繊維状が好ましい。 【効果】 喫煙時の煙中の有害成分である一酸化炭素ガ
ス、シアンガス等の他、タール、ニコチン等も効率よく
吸収除去しうる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の技術分野】本発明は、フィルタ付タバコ及び喫
煙具（パイプ）に関し、さらに詳しくは、喫煙時の煙中
の有害成分である一酸化炭素ガス、シアンガス等の他、
タール、ニコチン等も効率よく吸収除去しうるようなフ
ィルタ付タバコ及び喫煙具に関する。

【０００２】

【発明の技術的背景】従来から多くの人の間でタバコが
嗜好品として愛用されている。その一方で、タバコの害
も叫ばれており、健康に注意する人の間にあっては、タ
バコの吸引を全く止めてしまったり、また、吸引を続け
るにしても吸引本数を少なくするなど、次第に健康に対
する配慮が払われるようになっている。

【０００３】その一方で、タバコ製造メーカーサイドで
も近年では、このような健康指向を反映して、タールや
ニコチンなどの人体に有害と思われる物質を低減した低
タール、低ニコチンのタバコを生産し、また吸口に活性
炭を充填しあるいは水分を含ませたフィルタを設けたタ
バコを生産するようになっており、市場で人気を博して
いる。

【０００４】これらの喫煙具（パイプ）あるいはフィル
タ付きタバコのうちで、例えば、水分を含浸させたフィ
ルタ付き喫煙具では、タバコの煙内の一酸化炭素、シア
ンガスなど、喫煙者の脳にも有害とされるような物質が
効率よく吸収除去できる点で評価が高い。

【０００５】しかしながら、このフィルタ内の水分を保
持するために、喫煙具の流通段階や保存・保管時には、
該喫煙具の両端に蓋を取り付けるなど密閉しておく必要
があるなど取扱い上煩雑であるという問題点がある。ま
た折り欠きタイプの蓋材では、一旦この蓋材を折り欠き
喫煙用具の使用を開始したのち水分が蒸発してしまう
と、もうそれ以上使用できなくなってしまうという問題
点がある。

【０００６】またフィルタ付きタバコにこのような水分
を含浸させたフィルタを設けることはタバコの品質を損
なうため現実的でない。

【０００７】

【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題点を解決しようとするものであって、一酸化炭素、
シアンガス等の脳にも有害とされるようなガスの他、ニ
コチン、タール等も効率よく吸収除去でき、より健康に
留意した喫煙ができるようなフィルタ付タバコを提供す
ることを目的としている。

【０００８】本発明は、一酸化炭素、シアンガス等の脳
にも有害とされるようなガスの他、ニコチン、タール等
も効率よく吸収除去でき、より健康に留意した喫煙がで
き、しかも取扱いが容易で、長期間継続して使用しうる
ような喫煙具（パイプ）を提供することを目的としてい
る。

【０００９】

【発明の概要】本発明に係るフィルタ付タバコは、圧填
（加圧充填）されたタバコ材と、該タバコ材の一端に設
けたフィルタ部と、これらタバコ材及びフィルタ部を一
体に被覆する紙材とからなるフィルタ付タバコであっ
て、該フィルタ部が吸水性樹脂を有していることを特徴
としている。

【００１０】本発明では、この吸水性樹脂としては、繊
維状であることが好ましい。本発明に係る喫煙具は、巻
タバコを着脱自在に取り付けることが可能なタバコ取付
部と、該タバコ取付部から吸引部に至る煙通路と、該煙
通路内に形成されたフィルタ部とを有する喫煙具であっ
て、該フィルタ部が吸水性樹脂を有していることを特徴
としている。本発明においては、上記タバコ、喫煙具い
ずれの場合も、該フィルタ部の全体または一部、好まし
くは全体が吸水性樹脂にて形成されていることが望まし
い。

【００１１】本発明においては、該吸水性樹脂が、繊維
状であることが好ましい。本発明に係るフィルタ付タバ
コによれば、一酸化炭素、シアンガス等の脳にも有害と
されるようなガスの他、ニコチン、タール等も効率よく
吸収除去でき、より健康に留意した喫煙ができる。

【００１２】本発明に係る喫煙具によれば、一酸化炭
素、シアンガス等の脳にも有害とされるようなガスの
他、ニコチン、タール等も効率よく吸収除去でき、より
健康に留意した喫煙ができ、しかも取扱いが容易で、長
期間継続して使用しうる。

【００１３】

【発明の具体的説明】以下、本発明に係るフィルタ付タ
バコ及び喫煙具の好ましい一態様について図面を参照し
つつ具体的に説明する。なお、添付図面において、同一
符号は、同一部材などを示す。

【００１４】［フィルタ付タバコ］図１（Ａ）及び
（Ｂ）は、本発明に係るフィルタ付タバコの好ましい一
態様を示す断面斜視図である。

【００１５】図１（Ａ）に示すフィルタ付タバコ１０
は、圧填（加圧充填）されたタバコ材３０と、該タバコ
材３０の一端に設けたフィルタ部４０と、これらタバコ
材３０及びフィルタ部４０を一体に被覆する紙材２０と
からなっている。

【００１６】この図１（Ａ）に示すフィルタ付タバコ１
０では、該フィルタ部４０全体が、吸水性樹脂５０から
構成されている。このような吸水性樹脂としては、タバ
コの煙中に含まれる水分や、有毒な一酸化炭素ガス、シ
アンガスの他、ニコチン、タール等を効率よく吸収・吸
着でき、しかも通気性を有しタバコの煙を吸引できる形
状を有している限り、特にその形状は限定されず、具体
的には、例えば、粉末状、繊維状、シート状、巻回・折
曲げシート状、不織布、織布等種々の形状を採ることが
できるが、口当たりの点やこぼれて流失する虞のない点
で繊維状のものが好ましい。

【００１７】このような吸水性樹脂としては、具体的に
は、例えば下記のようなものが挙げられる。ポリアクリ
ル酸塩系の「アラソール」（荒川化学工業製）、「ワン
ダーゲル」（花王製）、「スミカゲル」（住友化学工業
製）、「アクアキープ」（製鉄化学工業製）、「アクア
リック」（日本触媒化学工業製）、「ＤＷＡＬ」（ダウ
ケミカル製）、「Permasorb」（米国ナショナルスター
チ製）、「Luquasorb」（ＢＡＳＦ製）、「Favor」（ス
トックハウゼン製）、「カネボウ ベルオアシス」（英
国アライドコロイド社／コートルズファイバーズ社が共
同開発したポリアクリル酸ソーダ塩の繊維状物、さらに
カネボウが製品化したポリアクリル酸ソーダ塩の不織布
など）；イソブチレン-マレイン酸共重合体系の「ＫＩ
ゲル」（クラレ製）；澱粉-アクリル酸グラフト共重合
体系の「サンウエット」三洋化成製）；澱粉-アクリロ
ニトリルグラフト共重合体鹸化物の「ＧＰＣ」米国グレ
インプロセス製）、「Magic Water Gel」（米国スーパ
ーアブソーブ製）、「Lyogel」（ユニレーバー製）な
ど；酢酸ビニル-アクリル酸エステル共重合体鹸化物、
酢酸ビニル-不飽和ジカルボン酸系モノマー共重合体鹸
化物の「ＧＰ」日本合成化学工業製）；カルボキシメチ
ルセルロース系の（「ジェルファイン」ダイセル製）、
「ＣＬＤ」（米国バッケイ セルロース製）、「Aqualo
n」（米国ヘルクレス製）、「Akucell」（ＥＮＫＡ製）
など；アクリル繊維内芯とアクリル酸塩系共重合体外層
との複合繊維（「ランシール」日本エクスラン製）；な
ど。

【００１８】これらの吸水性樹脂のうちでは、繊維状の
ポリアクリル酸（塩）系、澱粉系、カルボキシメチルセ
ルロース系、複合繊維系のものが好ましく用いられ、特
にポリアクリル酸ソーダ塩系の繊維化物（例：カネボウ
製の「ベルオアシス」）が、高吸水速度、高吸水性、熱
安定性、難燃性、ソフトな口当たり等の点で好ましく用
いられる。

【００１９】ところで、タバコ中には、元々５〜１５％
程度の量で水分が含有されているが、タバコに点火する
ことにより、この水分は気化し、喫煙者の吸引により煙
と共に、この吸水性樹脂中に吸い込まれる。その結果、
該水分中に溶け込んだ一酸化炭素、シアン化合物等のヒ
トの脳にも有害とされるような物質は、効率良く吸水性
樹脂中に取り込まれる。また、該水分には、その後煙と
して吸水性樹脂中に入り込んで来るこれらのガス（一酸
化炭素、シアン）やタール、ニコチン等の物質も該水分
中に溶け込み、効率よく除去される。このため、愛煙者
にとっては、本発明のフィルタ付タバコでは、水パイプ
等のフィルタ付喫煙具を特に用いなくとも、健康タバコ
を楽しむことができる。

【００２０】このようなフィルタ部４０は、その全体が
図１（Ａ）に示すように吸水性樹脂５０から構成されて
いてもよいが、図１（Ｂ）に示すように、該フィルタ部
４０は、吸水性樹脂５０と、従来より公知の「他のフィ
ルタ材」６０とから構成されていてもよい。また、これ
ら吸水性樹脂（α）と「他のフィルタ材（β）」との配
置順序は、図１（Ｂ）に示す態様に限定されず、吸水性
樹脂（α）と「他のフィルタ材（β）」の何れか一方ま
たは両者が２層以上含まれていてもよい。例えば、タバ
コ材／「他のフィルタ材（β）」／吸水性樹脂（α）の
順序でタバコ長手方向に配置されていてもよく、タバコ
材／（β）／（α）／（β）、タバコ材／（α）／
（β）／（α）の順序で配置されていてもよい。また、
吸水性樹脂（α）と「他のフィルタ材（β）」とが複合
され、混合・融着・付着・混織・反応等していてもよ
い。例えば、吸水性樹脂（α）中に活性炭などの「他の
フィルタ材（β）」が混合されていてもよい。

【００２１】このような他のフィルタ材６０としては、
繊維状、粒子状等前述した吸水性樹脂と同様に種々の形
状を採ることができる。このような他のフィルタ材６０
が、図１（Ｂ）に示すように、フィルタ付タバコ１０ａ
の端部７０側に充填された吸水性樹脂５０と、タバコ材
３０との間に挟まれるように配置される場合には、該他
のフィルタ材６０は、繊維状であることが好ましいが、
こぼれて流失する虞がないため粉末状であってもよい。
なお、吸水性樹脂（α）と他のフィルタ材（β）の配置
が逆の場合は、吸水性樹脂（α）は、同様の理由によ
り、繊維状、粉末状のいずれであってもよい。

【００２２】このような他のフィルタ材６０としては、
吸引可能な通気性を有し、一酸化炭素、シアンガスなど
の有害ガス、タール、ニコチンなどに対する吸着性を有
し、喫煙者の唇が接するタバコ端部７０に設ける場合に
はその口当たりがよいものである限り、その形状、材質
などは特に限定されない。形状としては、例えば粒状、
繊維状、紙状、多孔体などであってもよく、材質として
は、例えば粉末状の活性炭、繊維状の天然・合成繊維
（ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、パルプ）、
紙状の天然・合成紙などが挙げられる。

【００２３】［喫煙具］次に、本発明に係る喫煙具につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図２は、本発明に係
る喫煙具の好ましい一態様を示す縦断面図であり、図３
は、両切り紙巻きタバコ１６０を装着した状態の図２に
示す喫煙具を半割に切断して示す斜視図である。

【００２４】本発明に係る喫煙具は、例えば、図２に示
すように、巻タバコを着脱自在に取り付けることが可能
なタバコ取付部１１０と、該タバコ取付部１１０から吸
引部１２０に至る煙通路１３０と、該煙通路内１３０に
形成されたフィルタ部４０とを有する喫煙具である。

【００２５】この図２に示す喫煙具１００では、該フィ
ルタ部４０は、その全体が前記吸水性樹脂５０、好まし
くは繊維状の吸水性樹脂で構成された態様が示されてい
る。特に、吸水性樹脂として、上記繊維状のポリアクリ
ル酸（塩）系、澱粉系、カルボキシメチルセルロース
系、複合繊維系のもの、特に繊維状のポリアクリル酸
（塩）系のもの（例：カネボウ製の「ベルオアシス」）
を用いると、タバコの煙中の水分を喫煙時には、効率良
く吸着し、種々の有害物質をこの吸水性樹脂に水分に溶
解して捕捉（保持）でき、しかも、該吸水性樹脂では、
放置しておくと、該吸水性樹脂に一旦吸着された水分は
経時的に放出され乾燥するため、吸水性樹脂内に水分と
共に取り込まれた上記有害物質も気化放出される。その
ため、再び該吸水性樹脂を用いた喫煙具を使用して喫煙
するときには、先の有毒ガス等の気化成分は、水分の気
化と共に消失しているため、繰り返し同一の喫煙具を用
いて健康タバコを楽しむことができる。

【００２６】このようなフィルタ部４０は、図４に示す
ように、吸水性樹脂の繊維密度が比較的「粗」の層５０
ｂと、「密」の層５０ｃとからなっているなど、繊維密
度の異なる２層以上の吸水性樹脂にて形成されていても
よい。

【００２７】喫煙具のフィルタ部４０は、吸水性樹脂５
０を有している限り、上記の図２あるいは図４に示すよ
うな態様に限定されず、例えば、図５に示すように、前
記フィルタ付タバコのフィルタ部４０と同様に、吸水性
樹脂（α）と「他のフィルタ材（β）」とから構成され
ていてもよい。

【００２８】また、このフィルタ部４０は、それぞれ１
層または２層以上の吸水性樹脂（α）、と「他のフィル
タ材（β）」が、任意の順序で積層されていてもよい。
なお、図５では、該フィルタ部４０は、煙通路１３０の
タバコ取付部１１０側に設けた活性炭層などの「他のフ
ィルタ材（β）」６０からなる第１層と、吸引部１２０
側に設けた吸水性樹脂（α）５０からなる第２層とから
構成されている。また、このフィルタ部は、前記タバコ
の場合と同様に、吸水性樹脂（α）と「他のフィルタ材
（β）」とが複合され、混合・融着・付着・混織・反応
等していてもよい。例えば吸水性樹脂（α）中に、活性
炭などの「他のフィルタ材（β）」が混合されていても
よい。

【００２９】また、このようなフィルタ部４０の吸水性
樹脂、他のフィルタ材は、前記フィルタ付タバコのフィ
ルタ材の場合と同様に、その形状などは、特に限定され
ず、図２に示すように繊維状であってもよく、図５に示
すように顆粒状の「他のフィルタ材」（例：活性炭粉
末）６０と、繊維状の吸水性樹脂５０とが組み合わせて
用いられていてもよく、図６に示すように、多孔質顆粒
状の吸水性樹脂５０ａから構成されていてもよい。

【００３０】このような顆粒状等の吸水性樹脂、他のフ
ィルタ材を用いる場合には、これらフィルタ材（吸水性
樹脂、他のフィルタ材）が吸引部１２０あるいはタバコ
取付部１１０から脱落・飛散・流失などしないように、
吸水性樹脂等の粒径より微細な孔を設けた煙透過膜１４
０を配設することが望ましい（図６参照）。

【００３１】この煙透過膜１４０の材質は、タバコの煙
を通過させることができ、且つフィルタ部材が脱落・流
失等しない限り特に限定されず、種々のものを用いるこ
とができる。

【００３２】またこの煙透過膜１４０は、例えば、図６
に示すように、喫煙具外皮１５０と同一の部材にて一体
形成されていてもよく、紙、布、プラスチック等種々の
材質にて、喫煙具外皮１５０とは別体に形成されていて
もよい。

【００３３】

【発明の効果】本発明に係るフィルタ付タバコによれ
ば、一酸化炭素、シアンガス等の脳にも有害とされるよ
うなガスの他、ニコチン、タール等も効率よく吸収除去
でき、より健康に留意した喫煙ができる。

【００３４】本発明に係る喫煙具によれば、一酸化炭
素、シアンガス等の脳にも有害とされるようなガスの
他、ニコチン、タール等も効率よく吸収除去でき、より
健康に留意した喫煙ができ、しかも取扱いが容易で、長
期間継続して使用しうる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１（Ａ）及び（Ｂ）は、本発明に係るフィ
ルタ付タバコの好ましい一態様を示す断面斜視図であ
る。

【図２】 図２は、本発明に係る喫煙具の好ましい一態
様を示す縦断面図である。

【図３】 図３は、図２に示す喫煙具に両切り紙巻きタ
バコを装着した状態の半割斜視図である。

【図４】 図４は、フィルタ部が、吸水性樹脂の繊維密
度が比較的「粗」の層と、「密」の層とからなっている
本発明の喫煙具の他の好ましい態様を示す縦断面図であ
る。

【図５】 図５は、フィルタ部が活性炭層などの「他の
フィルタ材」層と、吸水性樹脂層とから構成されている
本発明に係る喫煙具の他の好ましい態様を示す縦断面図
である。

【図６】 図６は、フィルタ材の両端面に喫煙具外皮と
同一の部材にて一体形成された煙透過膜を設けた本発明
に係る喫煙具の他の好ましい態様を示す縦断面図であ
る。

【符号の説明】

１０、１０ａ、１０ｂ、１０ｃ・・・・フィルタ付タバ
コ ２０・・・・紙材 ３０・・・・タバコ材 ４０・・・・フィルタ部 ５０、５０ｂ、５０ｃ・・・・吸水性樹脂（繊維状吸水
性樹脂） ５０ａ・・・・顆粒状吸水性樹脂 ６０・・・・他のフィルタ材（活性炭） ７０・・・・タバコの吸引部 １００、１００ａ、１００ｂ、１００ｃ・・・・喫煙具
（パイプ） １１０・・・・タバコ取付部 １２０・・・・吸引部（吸い口） １３０・・・・煙通路（煙道） １４０・・・・煙透過膜 １５０・・・・喫煙具外被 １６０・・・・タバコ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 圧填されたタバコ材と、該タバコ材の一
   端に設けたフィルタ部と、これらタバコ材及びフィルタ
   部を一体に被覆する紙材とからなるフィルタ付タバコで
   あって、 該フィルタ部が吸水性樹脂を有していることを特徴とす
   るフィルタ付タバコ。
2. 【請求項２】 該吸水性樹脂が、繊維状である請求項１
   に記載のフィルタ付タバコ。
3. 【請求項３】 巻タバコを着脱自在に取り付けることが
   可能なタバコ取付部と、該タバコ取付部から吸引部に至
   る煙通路と、該煙通路内に形成されたフィルタ部とを有
   する喫煙具であって、 該フィルタ部が吸水性樹脂を有していることを特徴とす
   る喫煙具。
4. 【請求項４】 該吸水性樹脂が、繊維状である請求項３
   に記載の喫煙具。