JPH1033084A - 浄化装置 - Google Patents

浄化装置

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JPH1033084A
JPH1033084A JP21062096A JP21062096A JPH1033084A JP H1033084 A JPH1033084 A JP H1033084A JP 21062096 A JP21062096 A JP 21062096A JP 21062096 A JP21062096 A JP 21062096A JP H1033084 A JPH1033084 A JP H1033084A
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JP
Japan
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water
solid
shielding member
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container
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JP21062096A
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English (en)
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Hiroshi Yamada
洋 山田
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GUTSUPII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽内に設置されるのに好適な、水等の液体
から固形物を除去するように構成された浄化装置であっ
て、小さな設置容積でも充分な固形物除去能力を備えた
新規の装置構成を提供する。 【解決手段】 吸水管12からは導入口12aを介して
水が流入し、本体部13の内部を旋回流となって下降す
る。水に含まれていた固形物は遠心力によって外側に寄
せられ、分離板14を通過して固形物収容部15に堆積
する。固形物が除去された後、水は遮蔽部材17と排出
管18の間を通って下部開口18aから排出され、濾過
部20にて濾過される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浄化装置に係り、特
に、鑑賞魚用水槽若しくは鑑賞水草用水槽の水の浄化に
用いるのに好適な浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鑑賞魚用水槽若しくは鑑賞水草用
水槽において使用される浄化装置としては、水流ポンプ
やエアポンプの作用によって水槽内の水を濾過フィルタ
に通して水中の固形物を濾過するとともに、濾過フィル
タ内に生息する微生物の分解作用によりアンモニアその
他の成分を分解して浄化するものがほとんどである。
【0003】上記濾過フィルタを用いるものには、水中
に濾過フィルタを配置するもの、水槽の上部に配置する
もの、水槽の外部に配置するもの等の種々の構成がある
が、いずれのものも、長時間浄化を行っていくと濾過フ
ィルタに目詰まりが発生し、濾過水量が低下するととも
に浄化能力も低下する。したがって、濾過フィルタは定
期的に交換や清掃を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の濾過フィル
タを用いた浄化装置においては、水槽内に餌や底砂、水
草の葉や根等が多く浮遊していると、これらによって濾
過フィルタが短時間のうちに目詰まりを起こすが、この
目詰まりの解消のためには、定期的な交換、清掃作業が
必要となり、労力がかかるという問題点がある。
【0005】一方、濾過フィルタの前に沈澱槽を設け
て、沈降性の固形物(以下、単に「固形物」という。)
を予め沈澱槽に堆積させ、固形物がある程度取り除かれ
た状態で濾過フィルタを通過させることによって、濾過
フィルタの目詰まりを低減し、濾過フィルタの長寿命化
を図り、濾過能力を長期に亘って維持することが考えら
れるが、沈澱槽の効力を発揮させるには充分な滞留時間
と、この滞留時間を確保するための設置容積が必要とな
り、浄化装置の小型化を妨げるという問題点がある。す
なわち、浄化装置を小型化すると充分な沈澱除去効果が
得られない。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、水等の液体から固形物を除去する
ように構成された浄化装置であって、小さな設置容積で
も充分な固形物除去能力を備えた新規の装置構成を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、分離容器と、該分離容器の上
部から液体を容器内部へ旋回方向に導入するように構成
された導入口と、前記分離容器の下部に設けられた固形
物収容部と、前記分離容器の内部における前記固形物収
容部の上方に配置された開口部を備え、該開口部から伸
びて前記分離容器の外側に連通する排出管とを設けたこ
とを特徴とする。
【0008】この手段によれば、水中ポンプ等の液流発
生手段を導入口又は排出管に接続することによって、導
入口から導入された液体は、分離容器内に入って旋回し
ながら下方に移動する。ここで、液体に固形物が含まれ
ている場合には、旋回流によって生ずる遠心力で固形物
が分離容器の外周側に寄せられ、そのまま固形物収容部
に収容される。また、液体は、固形物が分離された後、
排出管の開口部から分離容器の外部へと排出される。し
たがって、液体から固形物を半ば強制的に除去分離する
ことができるため、コンパクトに構成でき、しかも、後
段に濾過フィルタを配置する場合には濾過フィルタの目
詰まりを防止することができる。
【0009】なお、この浄化装置に、前記導入口から前
記分離容器内へ液体を導き、前記排出管から排出する液
流を発生させる液流発生手段を直接接続することもで
き、或いは、濾過装置を介して接続することも可能であ
る。液流発生手段は結果として浄化装置内に液流を発生
させるものであればよく、水中ポンプ、エアポンプを用
いたエジェクタ等だけではなく、単に高い位置から液体
を供給させるようにした流路でもよい。
【0010】ここで、前記排出管の前記開口部と、前記
固形物収容部との間に配置された遮蔽部材を設けること
が好ましい。この手段によれば、遮蔽部材によって排出
管の開口部と固形物収容部との間に障壁が形成されるの
で、液体の旋回流によって分離された固形物が乱流等に
よって開口部から排出管の内部に進入することを防止で
きる。
【0011】この場合には、前記遮蔽部材は有底筒状に
形成され、前記開口部は前記遮蔽部材の内部に収容され
るように配置されていることが望ましい。この手段によ
れば、遮蔽部材が排出管の開口部を取り囲むように配置
されることとなるため、固形物の開口部から排出管への
進入をさらに完全に防止することができる。なお、遮蔽
部材の外側にさらに内側の液体と外側の液体とを分離す
る遮蔽筒を配置することも効果的である。
【0012】さらに、前記遮蔽部材は前記固形物収容部
に着脱可能に取り付けられ、前記固形物収容部は前記分
離容器に着脱可能に取り付けられていることが好まし
い。この手段によれば、固形物収容部を分離容器から取
り外すことによって、分離収容された固形物を容易に回
収することができるとともに、排出管と遮蔽部材とを分
離することもできるために清掃が容易になる。
【0013】なお、遮蔽部材と分離板とを一体に構成し
ている場合には、固形物収容部を分離容器から取り外し
ても、内部の固形物が脱出することがないため、清掃交
換時に水槽内を清浄に保つことができる。
【0014】また、前記排出管の前記開口部と、前記固
形物収容部との間に開口部を有する分離板を配置するこ
とが好ましい。この手段によれば、分離板によって固形
物は通過できるが、旋回流が固形物収容部の内部にまで
そのまま進入することを防止できるので、乱流に起因す
る固形物の巻き上げを抑制することができる。
【0015】なお、上記開口部は小孔であっても、細長
いスリット状のものであっても、結果として固形物を通
過させることができるが、液流をある程度遮り、液体の
流速を緩和することのできるものであればよい。また、
この分離板は上記遮蔽部材に一体に設けられていること
が望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る浄化装置の実施形態について説明する。以下に示
す実施形態においては、鑑賞魚用水槽の内部に設置され
る場合に適合した浄化装置を示すが、本発明はこのよう
な水槽内に設置される場合に限定されるものではなく、
広く液体から固形物を除去する種々の目的に用いること
ができるものである。
【0017】(第1実施形態)図1及び図2は本発明の
浄化装置の第1実施形態を示すものである。この実施形
態は、上部に収容された濾過フィルタ21を有する濾過
部20と一体化された浄化装置10を示すものである。
この浄化装置10は、水槽内の水を取り込む取水部11
と、取水部11から上方へ伸びる吸水管12と、吸水管
12に接続された円筒状の壁面を有する本体部13と、
本体部13の下部に設けられた分離板14と、分離板1
4の下部に形成された固形物収容部15と、固形物収容
部15の下部開口に取り付けられたドレン栓16と、分
離板14のやや上に配置された遮蔽部材17と、遮蔽部
材17の内部に開口を備えた上下に伸びる排出管18
と、排出管18の上端と接続され、本体部13と濾過部
20とを仕切る仕切板19とから構成される。
【0018】取水部11は縦方向に伸びるスリット状の
取水口11aを複数備えており、必要以上の大きさの固
形物を通過させないように、水槽内の水を吸入するよう
になっている。吸水管12は、取水部11から上方へ伸
び、本体部13の上部において図2に示すように本体部
13の内壁に対してほぼ水平な接線方向に接続される。
この結果、吸水管12から流入した水は導入口12aか
ら本体部13に入って旋回しながら下降するように構成
されている。
【0019】図2に示すように、分離板14には多数の
小孔14aが一面に分散した状態に形成されている。こ
の小孔14aは、全体として、本体部13の内壁に近い
周縁部では大きな開口径を備えたものが多く、中心に進
むに従ってその開口径が小さいものが増えるように形成
されている。これは旋回流に起因する遠心力によって周
縁部程大きな固形物が増加することに対応させたもので
ある。
【0020】分離板14の上には有底円筒状のコップ形
状をした遮蔽部材17が配置されている。この遮蔽部材
17の内部に、上記排出管18の下端に形成された下部
開口18aが配置されるような構造となっている。この
下部開口18aは本体部13の水平方向略中心部(略軸
線上)に配置されている。排出管18の管径は遮蔽部材
17の内径よりも小さく、両者の間に水の流通できる充
分な間隔が確保されるようになっているとともに、下部
開口18aと遮蔽部材17の底面との間にも、水が充分
に流通できるだけの所定の間隔が設けられている。
【0021】排出管18の上端は仕切板19に接続さ
れ、排出管18は濾過部20の内部に連通している。濾
過部20の内部には発泡ポリウレタン等から成る濾過フ
ィルタ21が収容されており、その上側には、水中ポン
プ22が濾過部20の壁面に嵌合するようにして取り付
けられている。
【0022】水中ポンプ22には、濾過フィルタ21の
内部に突出した吸水口23と、上部側面から水平に突出
した排水口24とが設けられている。水中ポンプ22が
稼働すると、吸水口23から濾過部20内の水を吸い上
げて、排水口24から吐出するようになっている。
【0023】この実施形態においては、上記図1に示す
構造が全て水中に没する状態に配置し、水中ポンプ22
を稼働させると、取水部11から水槽内の水が吸水さ
れ、吸水管12を通って本体部13内に導入される。吸
水管12は図2に示すように本体部13の内部に旋回方
向に開口しているため、導入された水は本体部13の内
部を螺旋状に旋回しながら降下し、遮蔽部材17と排出
管18の間を通過して、下部開口18aから排出管18
の内部に進入する。
【0024】排出管18の内部に進入した水は上昇して
濾過部20に導入され、濾過フィルタ21によって濾過
され、水中ポンプ22の吸水口23からポンプ内部に導
入された後、排水口24から排出され、水槽内に戻され
る。
【0025】この実施形態によれば、本体部13に導入
された水が旋回しながら下降していく途中で、旋回流の
遠心力によって水に含まれている固形物は本体部13内
の周縁部に寄せられ、分離板14を通過して固形物収容
部15に入る。したがって、導入された水からは半ば強
制的に固形物が分離され、固形物の除去された水が排出
管18に入ることとなる。
【0026】一旦固形物収容部15の内部に入った固形
物は、水流による攪乱(乱流)によって多少上方に移動
することはあるが、分離板14によって遮蔽部材17の
底面位置よりも上方には移動しないように構成されてい
る。この分離板14はまた、旋回流が固形物収容部15
の内部にそのままの状態で侵入しないようにしている。
また、遮蔽部材17は、その底面からさらに立ち上がっ
た位置まで円筒壁によって排出管18の下部開口18a
を遮蔽しているので、一旦分離された固形物が排出管1
8内に入ることはほとんどないようになっている。
【0027】この実施形態では、吸入された水から旋回
流によって固形物を分離しているので、沈澱層のように
固形物の分離に時間がかかることがなく、また、水の流
通量も大きくすることができるので、全体としてコンパ
クトに構成でき、鑑賞魚用水槽若しくは鑑賞水草用水槽
の内部に設置するのに適している。なお、上記分離板1
4と遮蔽部材17とは一体に形成しても良い。
【0028】また、上記分離板には、上記のように小孔
を設けるのではなく、細長いスリットを設けてもよい。
例えば、分離板の中心と外縁の中間部に、複数の円弧状
のスリットをリング状に配列してもよい。
【0029】上記実施形態では、分離容器としての本体
部13が濾過部20を介して水中ポンプ22に接続され
ているが、本体部13のみを単体で構成して、濾過器或
いはポンプには別途配管等を介してユーザが任意に接続
するようにしてもよい。また、上記実施形態では浄化装
置を水槽内に収容するように構成しているが、浄化装置
を水槽外に設置して、水槽に対して配管等を介して接続
されるように構成してもよい。
【0030】(第2実施形態)図3は本発明に係る浄化
装置の第2実施形態の構造を示すものである。この実施
形態においても、上記第1実施形態と同様に、取水部1
1、吸水管12、本体部13、固形物収容部15、ドレ
ン栓16、遮蔽部材17、排出管18、仕切板19、濾
過部20、濾過フィルタ21、及び水中ポンプ22を備
えている。
【0031】この実施形態では、第1実施形態における
分離板14を設ける代わりに、遮蔽部材17の周囲に配
置された円筒形状の遮蔽筒27が設けられている。この
遮蔽筒27は、遮蔽部材17よりも大きな径を備えてい
るとともに、本体部13の内径よりも小さな径を備えて
おり、好ましくは遮蔽部材17の外周面と本体部13の
内周面との略中間位置に周壁が位置するように配置され
る。
【0032】遮蔽筒27の下端部には、リング状の端板
27aが取り付けられ、この端板27aが上記第1実施
形態の分離板14と類似の機能を果たすように構成され
ている。この端板27aは、遮蔽筒27の内側には大き
く突出して形成され、遮蔽筒27の外側には小さく突出
している。この結果、遮蔽筒27と遮蔽部材17との間
の開口面積は小さく、遮蔽筒27と本体部13の内壁と
の間の開口面積は大きくなる。
【0033】本体部13の内部を上方から旋回しながら
降下して来た水流のうち、固形物を余り含まない内側の
水流は、上記遮蔽筒27の内側に導入され、固形物を含
む外側の水流は遮蔽筒27の外側に導入されるため、遮
蔽筒27は下降して来た水流を内側と外側で2分する働
きを持つ。遮蔽筒27の内側に導入された水流は、端板
27aによって狭められた小さな開口面積に遮られて、
下方の固形物収容部15には進み難くなっており、遮蔽
筒27の外側に導入された水流は、大きな開口から下方
の固形物収容部15に進み易くなっている。
【0034】この実施形態においては、分離筒27の作
用によって固形物を含む外側の旋回流を固形物収容部1
5に直接導くことができるとともに、固形物を余り含ま
ない内側の旋回流の固形物収容部15への流通を抑制で
きるので、効率的に水から固形物を分離することができ
る。なお、上記遮蔽部材17と遮蔽筒27とを一体に形
成してもよく、さらに、上記第1実施形態と同様の分離
板を一体に形成して、遮蔽部材17及び遮蔽筒27を本
体部13の内部に支持固定するように構成してもよい。
【0035】(第3実施形態)図4は本発明に係る浄化
装置の第3実施形態の構造を示す断面図である。この実
施形態においては、樹脂成形により形成された、円筒形
状の本体部材30と、内外2つの円筒部を備えた形状の
遮蔽部材40と、有底筒状の固形物収容部材50とから
構成されている。
【0036】本体部材30は、円筒状の外壁31と、こ
の外壁31に対して上部にて接続され、上方に開口した
排出管32と、外壁31の上部に取り付けられた、先端
に取水部33を備えた吸水管34とから構成されてい
る。吸水管34は、上記第1及び第2実施形態と同様に
外壁31の内部に旋回流を発生させるべく、外壁31の
内面に対して接線方向に取り付けられ、接線方向に開口
した導入口34aを備えている。
【0037】遮蔽部材40には、上記排出管32の下端
開口32aを収容するように構成された遮蔽筒部43
と、その外側を取り巻くように形成された外筒部41
と、遮蔽筒部43と外筒部41とを下端部同士で接続す
るように形成された分離部42とを備えている。分離部
42における遮蔽筒部43の底面に相当する部分は何も
形成されていない平板状になっている。分離部42にお
ける遮蔽筒部43と外筒部41との間の部分には平板面
に多数の小孔42aが形成されている。
【0038】固形物収容部材50は、円筒状の外周部5
1と、この外周部51の下端部を閉鎖する底板部52と
を備えている。この外周部51の上端縁部51aは、上
記本体部材30の外壁31の下端縁部31aの内側に挿
入された状態で嵌合するように構成されている。また、
外周部51の内面には、上記遮蔽部材40の外筒部41
が挿入された状態で嵌合するように構成されている。
【0039】図5は、上記実施形態を組立てた状態を示
すものであり、組み立てられた状態で、本体部材30は
第1実施形態の本体部13に相当し、遮蔽部材40の遮
蔽筒部43は第1実施形態の遮蔽部材17に相当し、遮
蔽部材40の分離部42は第1実施形態の分離板14に
相当する。また、分離部42と固形物収容部材50の底
面部52との間の空間は、第1実施形態における固形物
収容部15に相当する。したがって、この実施形態は図
5のように組み立てられた状態で第1実施形態と同様の
作用効果を得ることができる。
【0040】この実施形態では、浄化装置を3分割する
ことができるように構成されており、3分割された部品
をそれぞれ着脱自在にしているので、清掃や交換が容易
である。特に、図5に示す状態から、固形物収容部材5
0を引き抜くと、遮蔽部材40とともに本体部材30か
ら取り外すことができるため、水槽内に固形物収容部材
50の中のゴミを撒き散らす恐れなく水槽から取り出す
ことができ、水槽外で固形物収容部材50から遮蔽部材
40を取り外すことによって容易に清掃を行うことがで
きる。
【0041】なお、上記本体部材30、遮蔽部材40、
及び固形物収容部材50との相互間の嵌合部は、単に所
定深さまで挿入すると段差部によって停止するように構
成してもよい。本体部材30の内部は通常負圧となって
いるため、嵌合部が必ずしもしっかりと固定されていな
くても、水中で相互に外れる可能性は低い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
体から固形物を半ば強制的に除去分離することができる
ため、コンパクトに構成でき、しかも、後段に濾過フィ
ルタを配置する場合には濾過フィルタの目詰まりを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄化装置の第1実施形態の構造を
示す縦断面図である。
【図2】第1実施形態の構造を示す横断面図である。
【図3】本発明に係る浄化装置の第2実施形態の構造を
示す縦断面図である。
【図4】本発明に係る浄化装置の第3実施形態の分解状
態を示す縦断面図である。
【図5】第3実施形態の組立状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 浄化装置 12 吸水管 13 本体部 14 分離板 15 固形物収容部 17 遮蔽部材 18 排出管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離容器と、該分離容器の上部から液体
    を容器内部へ旋回方向に導入するように構成された導入
    口と、前記分離容器の下部に設けられた固形物収容部
    と、前記分離容器の内部における前記固形物収容部の上
    方に配置された開口部を備え、該開口部から伸びて前記
    分離容器の外側に連通する排出管とを設けたことを特徴
    とする浄化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記排出管の前記開
    口部と、前記固形物収容部との間に配置された遮蔽部材
    を設けたことを特徴とする浄化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記遮蔽部材は有底
    筒状に形成され、前記開口部は前記遮蔽部材の内部に収
    容されるように配置されていることを特徴とする浄化装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記遮蔽部材は前記
    固形物収容部に着脱可能に取り付けられ、前記固形物収
    容部は前記分離容器に着脱可能に取り付けられているこ
    とを特徴とする浄化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記排出管の前記開
    口部と、前記固形物収容部との間に開口部を有する分離
    板を配置したことを特徴とする浄化装置。
JP21062096A 1996-07-22 1996-07-22 浄化装置 Pending JPH1033084A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100317054B1 (ko) * 1999-12-07 2001-12-24 조부평 활어 수족관

Cited By (1)

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