JPH10330228A - 頭髪用化粧料 - Google Patents
頭髪用化粧料Info
- Publication number
- JPH10330228A JPH10330228A JP15811097A JP15811097A JPH10330228A JP H10330228 A JPH10330228 A JP H10330228A JP 15811097 A JP15811097 A JP 15811097A JP 15811097 A JP15811097 A JP 15811097A JP H10330228 A JPH10330228 A JP H10330228A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- present
- hair
- viscosity
- hair cosmetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器頭部を軽く押すだけで定量が吐出される
頭髪用化粧料を提出する。 【解決手段】 容器頭部を押すことによって3000〜
20000cpの高粘度溶液が吐出できかつ下記式
(1)で表わされる吐出パラメータが10〜100であ
るポンプ式容器に充填されている頭髪用化粧料。 【数1】
頭髪用化粧料を提出する。 【解決手段】 容器頭部を押すことによって3000〜
20000cpの高粘度溶液が吐出できかつ下記式
(1)で表わされる吐出パラメータが10〜100であ
るポンプ式容器に充填されている頭髪用化粧料。 【数1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かなり高粘度の内
容物も軽いプッシュ力でほぼ定量を吐出することができ
る頭髪用化粧料に関する。
容物も軽いプッシュ力でほぼ定量を吐出することができ
る頭髪用化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高粘度の頭髪用化粧料は、ヘアジ
ェルやポマード、クリーム、ワックス等家庭や理容・美
容業界で広く使用されている。しかしながら、ジャーボ
トルやチューブ等でないと吐出することができない場合
には、直接指や手をボトル内や内容物に触れざるを得な
いため衛生的ではない。更に、チューブでは吐出量の調
節がしにくいという欠点を有している。
ェルやポマード、クリーム、ワックス等家庭や理容・美
容業界で広く使用されている。しかしながら、ジャーボ
トルやチューブ等でないと吐出することができない場合
には、直接指や手をボトル内や内容物に触れざるを得な
いため衛生的ではない。更に、チューブでは吐出量の調
節がしにくいという欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の高粘度頭髪化粧料を取り出す際の欠点を解消し、衛生
的、定量的かつ簡単に高粘度化粧料を吐出することがで
き、残量が分かるという頭髪用化粧料を提供するもので
ある。
の高粘度頭髪化粧料を取り出す際の欠点を解消し、衛生
的、定量的かつ簡単に高粘度化粧料を吐出することがで
き、残量が分かるという頭髪用化粧料を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ポンプ
に直結したボタン部分を押すことによって3000〜2
0000cpの高粘度溶液が吐出できかつ下記式(1)
で表される吐出パラメータが10〜100のポンプ式容
器に充填されていることを特徴とする頭髪用化粧料が提
供される。なお、本発明にいう「プッシュ力」とは指又
は手の平で前記ポンプに直結したボタン部分を押すとき
の力である。
に直結したボタン部分を押すことによって3000〜2
0000cpの高粘度溶液が吐出できかつ下記式(1)
で表される吐出パラメータが10〜100のポンプ式容
器に充填されていることを特徴とする頭髪用化粧料が提
供される。なお、本発明にいう「プッシュ力」とは指又
は手の平で前記ポンプに直結したボタン部分を押すとき
の力である。
【数1】
【0005】本発明の頭髪用化粧料においては、内容物
(充填物)の粘度は3000〜20000cpが適当で
あり、また容器をプッシュする際の力は200〜300
gが適当である。本発明の頭髪用化粧料の使用に際して
内容物の一回の吐出量は0.5〜2gが適当である。
(充填物)の粘度は3000〜20000cpが適当で
あり、また容器をプッシュする際の力は200〜300
gが適当である。本発明の頭髪用化粧料の使用に際して
内容物の一回の吐出量は0.5〜2gが適当である。
【0006】また、本発明で用いられる容器は、容器本
体と透明な材質でつくり若しくは透明なスリット部を設
けるようにしておけば、内容物の残量が一目にして判り
便利である。
体と透明な材質でつくり若しくは透明なスリット部を設
けるようにしておけば、内容物の残量が一目にして判り
便利である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の頭髪用化粧料は、300
0〜20000cpの高粘度溶液が10〜100の吐出
パラメータのポンプアップ式ボトルに充填されたもので
ある。ポンプアップ式ボトルとしてはHVD(high
viscosity dispenser)ポンプ容
器などがあげられる。
0〜20000cpの高粘度溶液が10〜100の吐出
パラメータのポンプアップ式ボトルに充填されたもので
ある。ポンプアップ式ボトルとしてはHVD(high
viscosity dispenser)ポンプ容
器などがあげられる。
【0008】図1はHVDの一部を切欠した図であり、
この容器自体は一般に知られたものである。容器の頸部
外周面にはオーバキャップ1が着脱自在に嵌め込まれ
る。オーバキャップ1が外されると容器頭部2が露出さ
れ、その容器頭部2には吐出口12が設けられている。
容器頭部2下部中央には、吐出口12につながる流路を
介して、液溜り部13が形成され、その液溜り部13の
底部には弁7が設けられている。容器頭部2はスプリン
グ8によって上方に一定の位置まで持ち上げられてお
り、容器頭部2を下方に押込むとこれとともにピストン
4が下降し、液溜り部13が圧迫されて内容物(液体)
が吐出口12から吐出される。容器頭部2の押込みをや
める(加圧を解除する)と、容器頭部2の上昇により液
溜り部13が負圧になって弁7が少し上方に移動し空隙
が形成され、その空隙から容器本体9内の液体が吸引さ
れ、液溜り部13に充填される。この状態になると弁7
は液溜り部13がもはや負荷でなくなり、また充填され
た内容物の重さにより下方に移動し、液溜り部13の底
に蓋をするようになる。
この容器自体は一般に知られたものである。容器の頸部
外周面にはオーバキャップ1が着脱自在に嵌め込まれ
る。オーバキャップ1が外されると容器頭部2が露出さ
れ、その容器頭部2には吐出口12が設けられている。
容器頭部2下部中央には、吐出口12につながる流路を
介して、液溜り部13が形成され、その液溜り部13の
底部には弁7が設けられている。容器頭部2はスプリン
グ8によって上方に一定の位置まで持ち上げられてお
り、容器頭部2を下方に押込むとこれとともにピストン
4が下降し、液溜り部13が圧迫されて内容物(液体)
が吐出口12から吐出される。容器頭部2の押込みをや
める(加圧を解除する)と、容器頭部2の上昇により液
溜り部13が負圧になって弁7が少し上方に移動し空隙
が形成され、その空隙から容器本体9内の液体が吸引さ
れ、液溜り部13に充填される。この状態になると弁7
は液溜り部13がもはや負荷でなくなり、また充填され
た内容物の重さにより下方に移動し、液溜り部13の底
に蓋をするようになる。
【0009】本発明の内容物の増粘剤としては、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース等のセルロース系高分子、カルボキシビ
ニルポリマー、ポリビニルピロリドン等のビニル系高分
子、その他にアクリル酸系高分子、ポリエチレングリコ
ール類等の有機系増粘剤、更に無機系の増粘剤が挙げら
れる。
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース等のセルロース系高分子、カルボキシビ
ニルポリマー、ポリビニルピロリドン等のビニル系高分
子、その他にアクリル酸系高分子、ポリエチレングリコ
ール類等の有機系増粘剤、更に無機系の増粘剤が挙げら
れる。
【0010】本発明においては、吐出パラメータが10
〜100の範囲にあることが必要である。当該パラメー
タが100より大きいとプッシュ力が大きすぎて簡便性
に欠ける。また、当該パラメータが10より小さいとプ
ッシュ力に対して内容物の粘度が低すぎ吐出時に内容物
の飛び散り、液だれが起きてしまう。
〜100の範囲にあることが必要である。当該パラメー
タが100より大きいとプッシュ力が大きすぎて簡便性
に欠ける。また、当該パラメータが10より小さいとプ
ッシュ力に対して内容物の粘度が低すぎ吐出時に内容物
の飛び散り、液だれが起きてしまう。
【0011】本発明の頭髪化粧料組成物にはその粘度を
損なわない範囲で各種界面活性剤、油性成分、酸、シリ
コーン誘導体、香料、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、殺菌剤等が配合されていてもよい。
損なわない範囲で各種界面活性剤、油性成分、酸、シリ
コーン誘導体、香料、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、殺菌剤等が配合されていてもよい。
【0012】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をより具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0013】実施例1〜3及び比較例3 表1に示すような内容物、容器を用いて頭髪用化粧料を
評価した。表1中の%は重量基準である。また、吐出性
評価に関しては、以下の評価基準を用い、専門パネル4
名で評価した。 ◎:内容物が非常に出しやすく、飛び散りが全くなかっ
た。 ○:内容物が出しやすく、飛び散りがほとんどなかっ
た。 △:内容物がやや出しにくいか、又は飛び散りがややあ
った。 ×:内容物が出しにくいか、又は飛び散りがあった。
評価した。表1中の%は重量基準である。また、吐出性
評価に関しては、以下の評価基準を用い、専門パネル4
名で評価した。 ◎:内容物が非常に出しやすく、飛び散りが全くなかっ
た。 ○:内容物が出しやすく、飛び散りがほとんどなかっ
た。 △:内容物がやや出しにくいか、又は飛び散りがややあ
った。 ×:内容物が出しにくいか、又は飛び散りがあった。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、一定量を容易に吐出で
きる頭髪用化粧料を得ることができる。
きる頭髪用化粧料を得ることができる。
【図1】本発明で用いられる容器の一例の一部を切欠し
た図。
た図。
1 オーバーキャップ 2 容器頭部 3 ピストンガイド 4 ピストン 5 スプリング押さえ 6 シリング 7 弁 8 スプリング 9 容器本体 10 中皿 11 底蓋 12 吐出口 13 液溜り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 勇一 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプに直結したボタン部を押すことに
よって3000〜20000cpの高粘度溶液が吐出で
きかつ下記式(1)で表される吐出パラメータが10〜
100であるポンプ式容器に充填されていることを特徴
とする頭髪用化粧料。 【数1】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15811097A JPH10330228A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 頭髪用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15811097A JPH10330228A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 頭髪用化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10330228A true JPH10330228A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15664529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15811097A Pending JPH10330228A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 頭髪用化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10330228A (ja) |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15811097A patent/JPH10330228A/ja active Pending
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