JPH10329796A - 高高度往還・滞空動力気球及びその運行方法 - Google Patents
高高度往還・滞空動力気球及びその運行方法Info
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- JPH10329796A JPH10329796A JP16058197A JP16058197A JPH10329796A JP H10329796 A JPH10329796 A JP H10329796A JP 16058197 A JP16058197 A JP 16058197A JP 16058197 A JP16058197 A JP 16058197A JP H10329796 A JPH10329796 A JP H10329796A
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Abstract
を与える余剰浮力と沈降力となる自重をもっとも有効に
使えるように、全浮力と沈降力を制御し、途中のジェッ
ト気流などによって遠くへ流されることがなく、高速で
上昇・降下することができ、また気球形状や球体剛性を
損なわずに上昇・下降を行うことができる気球の制御機
構を提供すること。 【解決手段】気球は上昇時は浮揚ガスの浮揚力によって
成層圏まで上昇し、成層圏における水平飛行時は浮揚ガ
スの一部分を除去して残存浮揚ガスの浮揚力と気球の重
量を平衡させて高さ位置を保ち、降下時には浮揚ガスの
除去と空気の取り入れを併用して降下力の調整をしつつ
着地点上空まで降下し、着地点上空で減速して着地す
る。
Description
力気球及びその運行方法に関するものである。
い地上約20kmの成層圏下層に昼夜に渡って数年間滞
空し、太陽光や、地上からのマイクロ波のパワー送電で
電気推進で水平飛行をすると共に、地球環境保全のため
の監視や、高感度低電力での無線中継を移動体通信や携
帯電話のためにできる無人気球が提案されている。この
種の高高度往還・滞空動力気球の地上から成層圏への上
昇・降下には、大別して、何らかの原動機のパワーを使
う方法と、浮力と自重の沈降力を使う方法とがある。
交錯しており、気球はこれらを避けて地上と成層圏との
間を上昇・降下せねばならず、かつ、この気球のミッシ
ョン高度と地上の間とはジェット気流等の高風速域があ
り、これらの風に流されずに目的の空域に達する必要が
ある。このようにこの種の気球は、限られた空域内で高
速で確実に往還できる機体の構成と機構及びそれを運行
する運行技術が必要である。また、従来の気球のエンベ
ロプの形は外気の圧力に従って大きくなったり小さくな
ったりして、気球の内外圧力差を一定値以下に保ち、軽
量でなければならない薄くて弱い球皮の破壊を防いでい
るが、高速で上昇・降下を行うと、従来の気球では球皮
が高速の空気流の風圧で振動させられ破壊に至ることが
あるので、機体に装備した太陽電池セルやマイクロ波受
電用アンテナの保護のため気球形状や球体剛性を損なわ
ずに上昇・降下を行う運行技術が必要である。
力気球の地上から成層圏への上昇・降下には、大別し
て、何らかの原動機のパワーを使う方法と、浮力と自重
の沈降力を使う方法とがあるが、このうち、原動機のパ
ワーによる方法では、原動機とその出力パワーの変換器
である推進機の性能が20km上空までの高度の大気状
態全域に渡って有効な出力を出せない。また気球形状や
球体剛性を損なわずに上昇・降下を行う運行技術も開発
されていない。
気球形式の気球は浮力が小さく低速度であり、成層圏ま
での空域を高速で移動するには速度が十分でなく、途中
でジェット気流の影響を受けやすく、かつ航空路の邪魔
になりやすい。また気球形状や球体剛性を損なわずに上
昇・降下を行う運行技術も開発されていない。
れたものであって、地上から20km上空までほぼ変わ
らない上昇力を与える余剰浮力と沈降力となる自重をも
っとも有効に使えるように、全浮力と沈降力を制御し、
途中のジェット気流などによって遠くへ流されることが
なく、高速で上昇・降下することができ、また気球形状
や球体剛性を損なわずに上昇・降下を行うことができる
気球の制御機構を提供することを目的とするものであ
る。
の発明の高高度往還・滞空動力気球は、流線形部分を有
する外形状を有する気球エンベロプと、空気吸入口と前
記空気吸入口に取り付けられた空気吸入口弁と及び前記
空気吸入口に取り付けられた空気吸入ブロアとを前記気
球エンベロプの頭部に備え、かつ前記気球エンベロプ内
の気体を排出する排気口と前記排気口に取り付けられた
排気弁と推進装置及び尾翼を前記気球エンベロプの尾部
に備えていることを特徴としている。
の運行方法は、上昇時は浮揚ガスの浮揚力によって成層
圏まで上昇し、成層圏における水平飛行時は浮揚ガスの
一部分を除去して残存浮揚ガスの浮揚力と気球の重量を
平衡させて高さ位置を保ち、降下時には浮揚ガスの除去
と空気の取り入れを併用して降下力の調整をしつつ着地
点または着水点上空まで降下し、着地点または着水点上
空で減速して着地または着水することを特徴としてい
る。
形態を示す図面について説明する。図1において、1は
高高度往還・滞空動力気球である。高高度往還・滞空動
力気球1は流線形の外形状を有する気球エンベロプ2を
有する。
ていて、そのガス嚢3内にヘリウム等の浮揚ガスを収容
する。気球エンベロプ2は機軸方向の頭部に空気吸入口
4と空気吸入口4を開閉する空気吸入口弁5と及び前記
空気吸入口5を通して気球エンベロプ2内に空気を取り
入れる空気吸入ブロア6とを配設している。また気球エ
ンベロプの頭部外表面に水平と垂直の合計4枚の制御翼
9が取り付けられている。
ガス嚢3内の浮揚ガスを排出する排気口7と排気口7を
開閉する排気弁8を備えている。気球エンベロプの尾部
には推進装置11と尾翼12が取り付けられている。推
進装置11は原動機13、減速器14及びプロペラ15
とを有する。原動機13への電源としては太陽電池1
6、二次電池17を用いる。尾翼12、減速器14はそ
れぞれ気球エンベロプ2の外表面に貼設された尾翼座帯
18、推進機運用座帯21を利用して気球エンベロプ2
に取り付けられる。
及び排気用調圧弁23が設けられている。これらの加圧
ブロア22及び排気用調圧弁23は地上或いは20km
上空の高度を飛行中にガス嚢3内に外部空気を供給しか
つ調圧するためのものである。
力気球1の諸元の一例は次の通りである。気体全長25
m,最大径7m、容積650m3 、表面積436m2 、
機体速度20m/sである。
空動力気球1の運行方法を図4について説明する。
係留索31によって地上に係留される。この時、気球エ
ンベロプ2は頭部を上にしていて補助気球32が連結さ
れていてかつ運用索33が連結している。この時、気球
エンベロプは加圧ブロア22を通して空気が供給され、
加圧され、かつ排気用調圧弁23から排気も行われて圧
力の調整が行われている(図4a、地上係留過程)。
は自動装置で切り離す(図4b、切離し過程)。
球1は補助気球32に浮力補助されて上昇する。気圧の
減少に応じて排気用調圧弁23から排気を行い気球の内
外圧を平衡させる。こうして高高度往還・滞空動力気球
1及び補助気球32は地上約20kmの成層圏下層に達
する(図4c、上昇過程) 次に成層圏下層のミッション高度に達した高高度往還・
滞空動力気球1は滞空飛行をする準備をする。そこでま
ず、補助気球32を切り離す。切り離しの動力としては
電熱若しくは火工品を使用する(図4d、補助気球切離
し過程)。切り離された補助気球から徐々に浮揚ガスを
排出しかつ補助気球内に空気を導入すれば補助気球の浮
揚力は減少して落下し、この間、高高度往還・滞空動力
気球1は徐々に水平飛行姿勢に変化する(図4e、補助
気球落下過程)。
置に移動する(図4f、水平飛行過程)。
進装置を停止させ、気球エンベロプの外側に取り付けら
れている重量搭載物である二次電池等を切り離してケ−
ブルで気球エンベロプの頭部に吊り下げ、気球の重心を
頭部の前方に移動させる。二次電池等の切り離しの動力
としては火工品を使用する。これと同時に次に気球エン
ベロプ2の尾部の排気弁8を開いて排気口7を通してガ
ス嚢3内の浮揚ガスを排出しつつ、頭部の空気吸入口弁
5を開き空気吸入ブロア6を作動させて空気吸入口4を
通して空気を気球エンベロプ内に取り入れると、高高度
往還・滞空動力気球1の浮揚力が徐々に減少して頭部を
下向きに傾け降下態勢になる(図4g、降下開始過
程)。
弁8を開いて排気口7を通してガス嚢3内の浮揚ガスを
排出しつつ、頭部の空気吸入口弁5を開き空気吸入ブロ
ア6を作動させて空気吸入口4を通して空気を気球エン
ベロプ内に取り入れることによって高高度往還・滞空動
力気球1の浮揚力を調整して降下速度を調整すると共
に、内外の圧力差を平衡させて気球エンベロプの形状を
保ち球皮の破裂を防ぎ空気抵抗を最小にする(図4h、
下降過程)。
たら地表または水面との激突を避ける為、着地点または
着水点上空で気球の機軸を水平にして空気抵抗を増加さ
せ、またはフレアアウトによる動的揚力を利用して減速
し、かつ、重量搭載物である二次電池などを係留物とし
て吊り下げ(図4i、フレアアウト過程)、着陸または
着水させ、地上もしは水上に係留して(図4j、係留過
程)、支援車や支援船の回収に備える。
小にするためには、できるだけ短い時間で成層圏への上
昇および地上への降下をおこなわなければならない。
ガスであるへリウムを気球の全備重量のほぼ10倍の浮
力となるまで注入して、理論的にはほぼ10Gの初期加
速度で上昇できる。なぜなら、風のもっとも弱い地上2
0kmのミッション高度の成層圏の空気密度は地上の1
/10位なので、この高度にとどまるには気球の全体積
の約1/10のへリウムの浮力が気球の全備重量と釣り
あえばよい。従って、気球の全体積にへリウムを満たす
と、地上では気球の全備重量の10倍の浮力を持つこと
になる。この状態で上昇を開始し、ミッション高度に到
達するまでに、気球の内外圧差を一定に保つようヘリウ
ムを排気していくと、全長約150m、タテ、ヨコ比一
対四の、全体積が20万立米位の回転楕円体型の気球は
約5分の時間で高度20kmの上空に達する。これはこ
の気球の抗力係数を0.1とし、抗力と浮力の釣り合う
条件から求めれる上昇速度を時間積分した距離が20k
mになることから得られる。
れは、大きな体積を持つ軽量の気球を補助気球として主
気球を牽引させることによって、より大きな利用浮力を
得る方法である。この補助気球はミッション高度で切り
離せば良い。このようにして上昇時間を最小にするに
は、気球の空気抵抗をできるだけ小さくすることと、全
備重量に比して上昇のための過大な浮力に耐えられるよ
うに気球の強度を高めること、そして上昇過程での高速
の空気流が球体に当たって、球皮を振動させて破壊しな
いように、気球の内外圧差を一定に保つことである。
下過程で降下力に使える最大の力は気球の全自重のみで
ある。その力は、ミッション高度から降下に入るとき
に、出来るだけ早く気球内のヘリウムを空気に置換する
ことで得られる。しかしながら、この1G沈下は、全長
150m、全体積20万立米の気球の場合、地表近辺で
毎秒20mを上回る速度になる。この地表へ激突する速
度は、降下時の姿勢を変化させることで約1/3に減速
することができる。すなわち、高空での降下時は最大速
度を得るために、空気抵抗のもっとも小さくなるように
回転楕円体状の球体の長軸方向に沈下した後に、地表近
辺で尾翼等を使い球体を90゜回転させ機軸を水平に
し、沈降方向に対して最大面積となるように姿勢制御す
ることである。これによって、抗力係数と代表面積の積
の値が約10倍となる。沈下速度はこの逆数の平方根な
ので約1/3に減速される。前述の全長150mの気球
の場合では、1Gで沈下を開始し、そのまま地表に到達
するとすると、約15分位で降下を終了することにな
る。しかしながら、低速度に減速したといっても、地表
にかなりの重量の気球が衝突することは、気球自体の損
傷を招くことになるので、出来れば地表に接触する前に
気球の沈降を停止させ、低空に浮揚したままにすること
が望まれる。実際は、1G沈下の開始時は過大な空気量
を吸い込まないと気球の形状と剛性は維持できない。こ
のため1G沈下の代わりに例えば0.2G沈下を行い、
地表近くになり、0.3G相当の重量の搭載物を十分長
いケーブルで吊り、地表に先に到違させることによって
0.1G相当の浮力を得て、気球を低空に浮遊させる。
同時に地表に到達した搭載物をアンカーとして、気球を
空中係留し、風によってある程度の揚力を発生させるよ
うに、この係留ケーブルと気球体との結節点の位置関係
を決めて、気球が地表面に接触しないようにする。気球
の降下は日本の場合は海上で行うことになる。成層圏滞
空飛行船となる高々度気球は推進用の動力系を持ってお
り、このうち、エネルギーの貯蔵器となる電池がかなり
重い搭載物であり、他の推進機やモータなどと比べて、
取り外しが容易な重量物である。この電池を地表到達時
にアンカーとして使用する。もう一方はミッション用の
搭載物である。一般に気球が大型になればなるほど、空
気抵抗にさらされる面積が全備重量や利用浮力の大きさ
の割には相対的に小さくなるので、空気抵抗の効果が上
昇のための浮力や沈降力に比して小さくなり、上昇や降
下速度は増す。さらに、気球の大型化による浮力の増加
の度合いも大きいので、例えば夜間推進用の電池が搭載
できるようになり、昼間のみのミッションだけでなく夜
間の飛行と長期間滞空が可能になるが、この場合はアン
カー用の電池の割合が増すことになるので、その分ヘリ
ウム・ガスを多く放出でき降下速度も大きく取れること
になる。アンカー用ケーブルの長さは気球が減速してか
ら再び上昇に転じる間に地表に接触しないように十分な
長さを持つようにする。成層圏長時間滞空機の機体の重
量構成比の一例を表1に示す。
力を全備重量の0.1〜0.4倍だけ減じて降下し、
地表に近くなったら機軸を水平に姿勢制御をして、沈降
速度を1/3に減速する。同時に、地上近辺で搭載物
を長いロープで吊り下げ、先に地表に到達させ、全備重
量の0.1〜0.2倍になる上昇用の利用浮力を回復し
て低空係留をする。係留ケーブルの長さは地表に接触
せず減速が十分できる長さであると同時に、係留中は風
で地上に接触しない長さであること、である。。以上の
説明から明らかな通りのこの発明の高高度往還・滞空動
力気球技術によれば、ジェット気流等の風で流されない
ように高速で上昇・下降をすることを実現する。この気
球は上昇・降下に伴うへリウムなどの浮揚ガスの膨張・
収縮を上昇・降下の速度に応じて気球内外の空気の出入
りを制御して、気球の形状を不変に保つ機構を有し、空
気抵抗を最小に押さえ、気球の変形による球皮の破壊を
防止する。こうして通常の航空機では上昇して到達する
ことのできない成層圏下層の20kmの高度へ、一定空
域内で高速で随時昇り降りできる気球の性能を実現でき
る。
Claims (6)
- 【請求項1】流線形部分を有する外形状を有する気球エ
ンベロプと、空気吸入口と前記空気吸入口に取り付けら
れた空気吸入口弁と及び前記空気吸入口に取り付けられ
た空気吸入ブロアとを前記気球エンベロプの頭部に備
え、かつ前記気球エンベロプ内の浮揚ガスを排出する排
気口と前記排気口に取り付けられた排気弁と推進装置及
び尾翼を前記気球エンベロプに備えていることを特徴と
する高高度往還・滞空動力気球 - 【請求項2】上昇時は浮揚ガスの浮揚力によって成層圏
まで上昇し、成層圏における水平飛行時は浮揚ガスの一
部分を除去して残存浮揚ガスの浮揚力と気球の重量を平
衡させて高さ位置を保ち、降下時には浮揚ガスの除去と
空気の取り入れを併用して下降力の調整をしつつ着地点
または着水点上空まで降下し、着地点または着水点上空
で減速して着地または着水することを特徴とする高高度
往還・滞空動力気球の運行方法 - 【請求項3】前記浮揚ガスの一部分の除去は前記気球エ
ンベロプ内の浮揚ガスの余剰部分の放出または補助気球
の切り離しによって行うことを特徴とする請求項2記載
の高高度往還・滞空動力気球の運行方法 - 【請求項4】前記減速は前記気球の機軸を水平にして空
気抵抗を増加させ、またはフレアアウトによる動的揚力
を利用して行うことを特徴とする請求項2記載の高高度
往還・滞空動力気球の運行方法 - 【請求項5】上昇時は浮揚ガスの浮揚力によって成層圏
まで上昇し、成層圏における水平飛行時は浮揚ガスの一
部分を除去して残存浮揚ガスの浮揚力と気球の重量を平
衡させて高さ位置を保ち、下降時には浮力を全備重量の
0.1〜0.4倍だけ減じて着地点または着水点上空ま
で下降し、着地点または着水点上空で機軸をほぼ水平に
姿勢制御をして沈降速度を1/3に減速し、かつ搭載物
をロープで吊り下げ、先に地表または水上に到達させて
全備重量の0.1〜0.2倍になる上昇用の利用浮力を
回復して前記ロープを係留ケーブルとして前記気球を低
空係留をすることを特徴とする高高度往還・滞空動力気
球の運行方法 - 【請求項6】前記ロープの長さは前記気球が地表または
水上に接触せず前記減速が可能でありかっ前記低空係留
中は風で前記気球が地上または水上に接触しない長さと
することを特徴とする請求項5記載の高高度往還・滞空
動力気球の運行方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16058197A JP4019165B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 高高度往還・滞空動力気球及びその運行方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16058197A JP4019165B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 高高度往還・滞空動力気球及びその運行方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329796A true JPH10329796A (ja) | 1998-12-15 |
JP4019165B2 JP4019165B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=15718066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16058197A Expired - Lifetime JP4019165B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 高高度往還・滞空動力気球及びその運行方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4019165B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP16058197A patent/JP4019165B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4019165B2 (ja) | 2007-12-12 |
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