JPH10328656A - 配管の防錆防藻減菌装置 - Google Patents

配管の防錆防藻減菌装置

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JPH10328656A
JPH10328656A JP17877697A JP17877697A JPH10328656A JP H10328656 A JPH10328656 A JP H10328656A JP 17877697 A JP17877697 A JP 17877697A JP 17877697 A JP17877697 A JP 17877697A JP H10328656 A JPH10328656 A JP H10328656A
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conductor
plate
coil
unit coil
conductor plate
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JP17877697A
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Noritoshi Yamaguchi
文紀 山口
Tokuo Higuchi
徳雄 樋口
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N II T KK
TOYO HOUSING KK
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N II T KK
TOYO HOUSING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管内の錆や藻の発生、さらに菌類の発生を防
止すること。 【解決手段】水道配管等の材料固有の原子レートを、コ
イルを基にした共鳴手段を用いて空間からの共鳴現象に
よって取り出して与えることで、水道管固有の原子レー
トと異なる錆の発生を防止する。また、藻や菌について
もそれらの生育条件と異なる原子レートを水に与えるこ
とで、発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物質に対して流入
流出する振動エネルギーを共鳴制御する技術に属し、配
管を構成する金属材料に、この共鳴エネルギーを与える
ことによって防錆防藻減菌を行う装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば一般家庭の屋内上水道配管には、
通常亜鉛メッキ鋼管(以下白ガス管と称す)や内面を合
成樹脂膜で被服した鋼管(以下ライニング鋼管と称す)
が用いられている。これは、鉄を主体とした安価な材料
を用いながら、長期の使用に際して錆を防ぐためのもの
である。また、ビルや工場の冷却水配管にも、同様にコ
スト上の観点から、鉄系の材料が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、白ガス管や
ライニング鋼管を長期にわたって使用すると、特に朝一
番の水道水が赤く濁る現象(以下赤水と称す)が見られ
る。これは、配管を組み立てる時に切断して接ぎ合わせ
るため、切断面から錆が成長して配管内面にまでこの錆
が成長するためである。すなわち、内面が亜鉛や合成樹
脂等の防錆材料でコーティングされていたとしても、水
道水と常時接しているため、常に新しい錆が成長してい
ることになる。この錆の成長が停止すれば、赤水は発生
しないことになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特願平9
−42793号として、原子エネルギー共鳴誘導制御装
置を提唱し、物質の物性を量子レベルで基本的に制御す
れば、エントロピーの増大を防止することができること
を明らかにした。本発明の装置も、配管材料物質に対し
て、その構成原子の原子エネルギーを共鳴誘導制御する
ことで、配管の防錆防藻減菌効果が得られることが知見
された。
【0005】配管の錆や藻の発生、あるいは菌の繁殖
は、一の導体板における原子エネルギー放射側面に、導
体からなる一のスプリング状単位コイルの一端が電気的
に接続されるとともに、このスプリング状単位コイルの
巻き方向が前記導体板側を始点基準にして右方向で且つ
巻き回数が10〜20回であり、巻き終わり端部が隣接
の導体と電気的に接続されて環状導体部が形成され、こ
の環状導体部と第二の導体板とが、この第二の導体板の
原子エネルギー放射側面において電気的に接続されて一
の単位コイルが構成され、この一の単位コイルの第二の
導体板の原子エネルギー放射側面に、導体からなる第二
のスプリング状単位コイルの一端が電気的に接続される
とともに、この第二のスプリング状単位コイルの巻き方
向が前記第二の導体板側を始点基準にして右方向で且つ
巻き回数が10〜20回であり、巻き終わり端部が隣接
の導体と電気的に接続されて環状導体部が形成され、こ
の環状導体部と第三の導体板とが、この第三の導体板の
原子エネルギー放射側面において電気的に接続されて二
段コイルからなる共鳴コイルが構成され、この共鳴コイ
ルにおける一の単位コイルの一の導体板と銅板からなる
受信板とが導電線で電気的に接続されるとともに、第二
の導体板から抵抗を介して出力が導電線によって取り出
された共鳴手段を備えたことを特徴とする、配管の防錆
防藻減菌装置からの出力導線を、配管に対して電気的に
接続することで防止できる。
【0006】ここで、前記抵抗の抵抗値を、20〜20
0オームの間に設定するとより好ましい。また配管に本
発明装置からの出力導線を接続できない場合は、本発明
装置から導体線によって長尺導体が取り付けられたもの
を用い、この長尺導体を配管内を流れる水と常時接触さ
せておくことで、同様の効果が得られる。水と長尺導体
を接触させるためには、例えば長尺導体として銅棒を用
い、配管内にこの銅棒を挿入するか、水タンク等と併用
している場合には、このタンクの水に浸漬しておけばよ
い。さらに共鳴手段が合成樹脂箱体に内装され、受信板
が前記合成樹脂箱体の外部に露出された構造により、安
定的な出力を得ることができる。
【0007】以下、本発明の作用を説明する。全ての原
子には、空間中の極微粒子が絶えず流入して流出してお
り、電子自体も、この極微粒子が通過するエネルギー体
となっている。従って、電子に流入する極微粒子によっ
て、あたかも玉突き状態で同量の極微粒子が流出してい
ることになる。一方、原子の生成を考えると、原始宇宙
の空間中に存在する極微粒子の分布に不均一が生じて渦
が形成され、渦による極微粒子の集合の結果として原子
が生成されたと考えられる。この時のエネルギーが、電
子の公転運動のエネルギー源泉になっている。また、電
荷を持つ電子が運動することによって発生すると考えら
れる電磁波については、複数の電子間で干渉されるため
観測されない。その代わりとして、原子に対する極微粒
子の流入流出に伴う放射振動、すなわち原子エネルギー
が観測される。これは既存技術では測定できないが、本
明細書中で説明する後述の方法で測定することができ
る。従って、エネルギー保存則に反しない。なおこの原
子エネルギーは、ド・ブロイによって提唱された、「物
質波」や「波動」と等価なものと考えられる。この極微
粒子の一つとしては、単極磁気粒子が考えられる。
【0008】この電子の特性を、続く図1として示して
いる。本図は、この単極磁気粒子の振舞いの違いによる
4つのエネルギー領域を総括的に表している。本図はフ
ラクタル理論の立場に基づいた、「全ての物質および電
気エネルギーの特性は、それを構成する電子とその電子
に流入する単極磁気粒子のペア、すなわち対称性を構成
している単位粒子の相似性と連続性によって決定付けら
れる」という考え方を表すものであり、全ての物質の物
性が図上の位置によって定義できるのである。続いて詳
細に説明する。
【0009】図は、電子に流入出する単極磁気粒子の極
性と螺旋回転方向、およびその回数(横軸)に対応する
エネルギー量(縦軸)の関係を模式的に表したものであ
る。図で表されている領域が、単極磁気粒子のエネルギ
ーによって支配される物性界の領域である。そして、生
物をはじめとする殆どの天然物の構成電子には、N磁子
が左方向に螺旋回転して磁気波として流入し、S磁子が
右方向に螺旋回転して物質波として流出している(陰電
子)。この流出している物質波が、「気」や「生体エネ
ルギー」等の言葉で表現されているエネルギーである。
この磁気波は、宇宙空間に満ちている左回転の単極磁気
粒子に起因する波動であり、物質が存在しないと見なせ
る広大な空間中に満ちているエネルギーである。物質波
は、この磁気波が流入する物質から流出することで存在
し、磁気波と同様の波動性を有している。最近生体波動
の研究が活発に行われているが、これは人体等から放射
される物質波によって、その人の健康状態を把握しよう
する試みである。以下に、陰電子の例を説明する。
【0010】流入粒子としてはN磁子とS磁子の2種類
あるが、陰電子はいずれも左回転となっている。また、
流入粒子はC点で示す中立点を境にS磁子からN磁子に
変化するが、中立点まではS磁子のエネルギーが徐々に
減少し、中立点を越えると今度はN磁子のエネルギーが
徐々に増加する。ここで、本明細書中では、図における
中立点の左側を上流側、右側を下流側と呼ぶこととす
る。地球を含む宇宙空間に存在する天然物質のエネルギ
ー特性は、基本的には本図中の任意の2点で表すことが
できる。例えばA点の物質(金など)には、N磁子が左
回転で流入し、S磁子が右回転で流出している。このよ
うに、生物を含む全物質は必ず本図の上下クロス方向、
すなわち流入粒子と流出粒子の対で表現できることにな
り、特に自然発生的に存在する天然物(生物も含む)
は、NまたはS磁子が左回転で流入する一方、反対極性
のものが右回転で流出していることが判った。以上の陰
電子とは逆に陽電子の場合は、図中のB点を代表として
示すように、NまたはS磁子が右回転で流入し、反対極
性のものが左回転で流出している。この流出エネルギー
は磁気波が支配的であり、「生体エネルギー」として観
測されない。例えば、ガソリンや放射性化合物等の合成
物の多くは陽電子依存であり、人体や自然環境に悪影響
を及ぼすものであると言える。これらより、陰電子の自
転は右スピンであり、陽電子は左スピンとなっている。
【0011】ここでは、流入出している単極磁気粒子の
螺旋回転回数の多少の度合いを、0の左回転(0)と
0の右回転(0)〜10の左回転(10)と10の
右回転(10)までの10段階で表し、5と5
エネルギー量ゼロの中立点である。従って、天然物で5
,5の特性を持つものは、殆ど存在しない。本明細
書中では、この数値のことを原子レートと呼ぶ。また、
この原子レートの測定方法については後述する。これよ
り、上述の金(Au)の場合の原子レートは、「1
の対」と表される。また、宇宙空間に満ちている単
極磁気粒子の本来のエネルギー特性は、図の左端欄外に
示しているように、0(N磁子の流入によるS磁子の
流出)と10(N磁子の流入)の対がN磁子のエネル
ギー特性であり、0(S磁子の流入)と10(S磁
子の流入によるN磁子の流出;N磁子のエネルギーと反
転関係)の対がS磁子のエネルギー特性である。
【0012】ここで例えば鉄の場合は、原子レートで
「1〜4と6〜9の対」になっていることが判
った。これは、一般に用いられる鉄には炭素が微量に含
まれており、炭素量の違いによって原子レートに幅が生
じるためと考えられる。また、鉄錆の組成もさまざまな
ことから、原子レートの特定は困難であるが、「6
と1〜4の対」になっているものと考えてい
る。従って、本装置により鉄に対して直接、間接的に
「1〜4と6〜9の対」の原子レートを与えれ
ば、鉄は錆ないことになる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態と作用を、
図面に基づいて説明する。図2には、本発明に用いられ
る共鳴手段の構造を模式的に表している。図は、一の導
体板11における原子エネルギー放射側面11aに、導
体からなる一のスプリング状単位コイル13の一端を電
気的に接続するとともに、このスプリング状単位コイル
13の巻き方向を前記導体板11側を始点基準にして右
方向で且つ巻き回数を15.5回としつつ、巻き終わり
端部を隣接する導体、すなわち巻き回数が14.5回目
となる部分とはんだ付け13sにて電気的に接続して環
状導体部13eを形成し、この環状導体部13eと第二
の導体板15とが、この第二の導体板15の原子エネル
ギー放射側面15aにおいて電気的に接続して一の単位
コイル1とし、この一の単位コイル1の第二の導体板1
5の原子エネルギー放射側面15aに、導体からなる第
二のスプリング状単位コイル17の一端を電気的に接続
し、この第二のスプリング状単位コイル17の巻き方向
を前記第二の導体板15側を始点基準にして右方向で且
つ巻き回数を15.5回としつつ、巻き終わり端部を隣
接する導体、すなわち巻き回数が14.5回目となる部
分とはんだ付け17sによって電気的に接続して環状導
体部17eを形成し、この環状導体部17eと第三の導
体板19とを、この第三の導体板19の原子エネルギー
放射側面において電気的に接続して二段コイルからなる
共鳴コイル2を構成し、この共鳴コイル2における一の
単位コイル1の一の導体板11と、銅板からなる受信板
21とを導線25で電気的に接続するとともに、第三の
導体板19から抵抗23を介して出力が導線25によっ
て取り出された共鳴手段2hにより構成した、配管の防
錆防藻減菌装置である。
【0014】空間中に存在する単極磁気粒子は物質に絶
えず流入しているため、受信板21にも同様に作用す
る。この時のエネルギーは、図1で言う磁気波と物質波
が混合してあたかも中和された状態にある。受信板21
に作用したこの単極磁気粒子のエネルギーは導線25を
通って一の導体板11に導かれ、さらに進行方向に対し
て右向きに巻かれた一のスプリング状単位コイル13内
を14.5回スピンしながら進み、最後の一巻き分とな
る環状導体部13eで進行が停止して同心円のスピンと
なる。そして、環状導体部13eから第二の導体板15
まで伝搬する。ここで、この同心円のスピンを作りだす
ことが極めて重要である。仮に環状導体部13eが無
く、同心円のスピンが得られなかったとすると、スピン
しながら進んできた単極磁気粒子のエネルギーは、単位
コイル13と第二の導体板15との接続点において反射
して再び一の導体板11に向かって戻り、入って来るエ
ネルギーと干渉しながら減衰、消滅してしまい、取り出
すことはできないからである。環状導体部13eは、ス
ピンして進行してきたエネルギー波動に対するブレーキ
の機能を有しているものと考えられる。すなわち環状導
体部13eは、共鳴によって誘導した振動エネルギー
(波動性のエネルギー)が、再び一の導体板11に向か
って戻らないようにし、導体を通して外部に取り出せ得
るような状態に変換する一種の整流器であると言える。
従って、本例での共鳴のための実効スピン回数(実効巻
き数)は14.5回である。
【0015】この第二の導体板15に到達したエネルギ
ーは、14.5回右方向にスピンした単極磁気粒子の振
動エネルギーと共鳴したエネルギーであり、図1で示し
た右回転のS磁子と右回転のN磁子、すなわち図の下半
分で表される陰電子からの放射エネルギーである。つま
り、空間中にあたかも中和した状態で存在するエネルギ
ーに右スピンをかけることにより、左スピンの磁気波を
除去して右スピンの物質波のみを誘導することができ
る。また、このエネルギーは電気エネルギーで言うマイ
ナスと等価なエネルギーである。ここで上記の環状導体
部13eに加えて重要なのは、一のスプリング状単位コ
イル13を、一の導体板11と第二の導体板15それぞ
れの原子エネルギー放射側面11a,15aと接続しな
ければならない点にある。これは、受信板21から伝播
してきた単極磁気粒子のエネルギーが、一の導体板11
と第二の導体板15に吸収されてしまうことを防止し、
確実に他の部分に伝播させるためである。
【0016】そして、さらにもう一度14.5回のスピ
ンをかけて第三の導体板19まで導くと、受信板21か
ら流入した単極磁気粒子に14.5回のスピンが2回か
かることになるので、第三の導体板19からはN磁子の
エネルギー(モノポール)を取り出すことができる。こ
こでは、第三の導体板19から抵抗23を介して出力が
導線25によって取り出されているので、N磁子のエネ
ルギーと前述したマイナスエネルギーのうち抵抗値に対
応したエネルギーとが重畳したエネルギーが得られる。
この抵抗23の抵抗値と、N磁子に重畳されるマイナス
エネルギーの原子レート値を、表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】この抵抗値は、単位コイル13,17の実
効巻き数がそれぞれ14.5回の場合であり、巻き数を
請求項の範囲内で増やす場合は抵抗値を下げ、逆に巻き
数を減らす場合は抵抗値を上げればよい。この巻き数の
範囲は、請求項に記載したとおり10〜20回が望まし
い。この範囲を逸脱すると、上記共鳴現象を得るための
抵抗値範囲が大きくなるので好ましくない。またこれま
で説明したように、実効巻き数で14.5回巻き(総巻
き数で15.5回)が最も適していることは勿論であ
る。
【0019】〔実施例1〕次に、本装置を家庭上水配管
に設置した実験例を説明する。対象家庭は、札幌市の築
18年の一戸建て住宅で、毎朝赤水の発生が顕著であっ
た。そこで抵抗23の抵抗値は20オームに設定し、本
装置の出力から2と8が対となった原子レートを銅
線で取り出し、この銅線を家屋への水道管(白ガス管)
引き込み部に接続した。ここで単位コイル13,17に
は銅線を用い、巻き径を27mm、コイルの線径を2m
mとし、導体板11,15,19については幅15m
m,厚さ0.2mmの短冊状銅板を、はんだ付けによっ
て直径27mmのバンド状にし、それぞれのコイルとは
んだ付けして、共鳴コイルの全長として200mmとし
た。受信板21には50mm角,0.2mm厚の銅板を
用いた。さらに抵抗には精度1%,1Wの金属皮膜抵抗
を用い、これら一体となった共鳴手段をABS製箱体内
に内装し、受信板21を箱体外面に取り付けるととも
に、出力をバナナクリップの雌端子として箱体の外部に
取り出した。白ガス管と本装置間は、一端がバナナクリ
ップの雄端子とした銅線で接続し、他端を白ガス管にネ
ジ留めした。そして、本装置設置前と設置後3回にわた
って朝一番の水を採取して、水質分析を行った。結果を
表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】表からわかるように、設置前に高い数値を
示した鉄含有量が、設置後4日経過後に大幅に減少して
いる。これに伴い、この設置後4日目の5月2日以降で
も、朝一番も含めて試験宅に赤水は一切発生せず、顕著
な効果が認められた。また濁度,色度も同様に大きく改
善されており、本発明の理論が立証された。
【0022】〔実施例2〕次に、本装置を藻の発生が顕
著であった受水層に応用した例を説明する。対象は札幌
市内の温泉ホテルであり、地下温泉水タンクに隣接する
180トンの受水層において、藻の発生が顕著で水も濁
っていた。これは、温水からの熱伝導による水温の上昇
のためと考えられる。そこで抵抗23の抵抗値を20オ
ームに設定し、本装置の出力から2と8が対となっ
た原子レートを銅線で取り出し、この銅線に直径70m
m、長さ1mの銅管を接続し、受水層内に浸漬した。こ
こで単位コイル13,17には銅線を用い、巻き径を8
0mm、コイルの線径を5mmとし、導体板11,1
5,19については幅40mm,厚さ0.5mmの短冊
状銅板を、実施例1同様、はんだ付けによって直径80
mmのバンド状にし、それぞれのコイルとはんだ付けし
て、共鳴コイルの全長として900mmとした。受信板
21には500mm角,0.5mm厚の銅板を用いた。
さらに抵抗には精度5%,600Wのリボン抵抗を用
い、これら一体となった共鳴手段をポリプロピレン製箱
体内に内装し、受信板21を箱体外部にスタンドによっ
て設置した。このような条件で、約3日に藻の発生が無
くなり、水の透明度が通常の上水レベルに向上した。
【0023】次に、図1に示したエネルギー特性の測定
方法について説明する。図3は、先ず3つの導体板1
1,15,19に用いる導体板Aの原子エネルギー放射
側面の判定方法を示している。判定したい導体板Aを挟
むように2つの無誘導コイル31,33を対面配置さ
せ、一方の無誘導コイル(発信側)31からオシレータ
35等によって周波数を変えながら微弱な交流電流を流
して、他方の無誘導コイル(受信側)33から発生する
交流電流を取り出し、その電圧や周波数特性の変化を、
アナライザー37等で見ればよい。図において、仮に発
信コイル31側が導体板Aの原子エネルギー放射面であ
れば、発信側の無誘導コイル31から発生する物質波が
導体板Aからの物質波と干渉する結果、特定の周波数領
域において電圧の減少となって観測され、逆の場合は共
鳴によって電圧の増加となって観測される。この無誘導
コイル31,33は例えば図4のような構造を有し、導
線29に流れる電流によって生成される交番磁力線が相
殺されて磁界が発生しない代わりに、物質波が放射され
るものである。これは、エネルギー保存則からすれば当
然のことである。また干渉や共鳴の代わりに、唸波によ
る周波数特性の違いを観測してもよく、本例に何ら限定
されるものではない。
【0024】こうして導体板Aの面を決めれば、本発明
の原子エネルギー共鳴誘導制御装置を用いて、図1のエ
ネルギー特性の測定装置を作製することができる。これ
は図5のように、共鳴コイル2の一の導体板11に、受
信板21を少なくとも20〜200オームの範囲の可変
抵抗23aを介して接続する一方、第二の導体板15か
らは、導体からなる発信板39を取り出した構成が例示
できる。ここで、この発信板39を取り付ける時には、
第二の導体板15からの導線27と発信板39の原子エ
ネルギー吸収側面(原子エネルギー放射側面と反対側の
面)とを接続する。そして図4と同様、発信板39を挟
むように2つの無誘導コイル31,33を配置し、発信
側の無誘導コイル31に交流電流を流して受信側の無誘
導コイル33から発生する電圧や周波数特性の変化を観
測する。
【0025】例えば発信板39の原子エネルギー放射側
面を、受信側の無誘導コイル33側にしておく。そして
被測定物を受信板21の上に載せ、発信側の無誘導コイ
ル31に与える交流電流の周波数を選択しておき、可変
抵抗23aの抵抗値を変えながら、受信側の無誘導コイ
ル33から発生する電圧や周波数特性の変化を観測する
ことで、電圧が増加したり唸波を生成する抵抗値が被測
定物のマイナス側の原子レート(0〜10)として
特定できる。実験の結果、40〜40.1オームの抵抗
値が原子レートの2に,200〜201オームが同1
にそれぞれ対応しており、201オームを越えると
マイナスエネルギーが得られなくなることが判った。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、水道配管
等の材料固有の原子レートを、空間からの共鳴現象によ
って取り出して与えることで、水道管固有の原子レート
と異なる錆の発生を防止することができる。また藻や菌
についても同様に、藻の生育条件と異なる原子レートを
水に与えることで、それらの発生を防止することができ
る。また同じ理由により、例えばクーリングタワーにお
いて問題視されているレジオネラ菌の育成阻害にも効果
が期待できる。このように本発明は、従来の理化学的な
常識を一新する画期的なものであり、また本装置は、そ
の効果を得るための特別な電源も不要なことから、極め
て有益なものであると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子への単極磁気粒子の流入出特性を表す説明
【図2】本発明の防錆防藻減菌装置の構造説明図
【図3】原子エネルギーの放射側面の測定方法の説明図
【図4】無誘導コイルの例を表す説明図
【図5】原子エネルギー特性の測定方法の説明図
【符号の説明】
1 一の単位コイル 2 共鳴コイル 2h 共鳴手段 11,15,19 導体板 11a,15a 原子エネルギー放射側面 13,17 スプリング状単位コイル 13s,17s はんだ付け部 13e,17e 環状導体部 21 受信板 23 抵抗 23a 可変抵抗 25 導線 31,33 無誘導コイル 35 オシレータ 37 アナライザー 39 発信板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一の導体板における原子エネルギー放射側
    面に、導体からなる一のスプリング状単位コイルの一端
    が電気的に接続されるとともに、このスプリング状単位
    コイルの巻き方向が前記導体板側を始点基準にして右方
    向で且つ巻き回数が10〜20回であり、巻き終わり端
    部が隣接の導体と電気的に接続されて環状導体部が形成
    され、この環状導体部と第二の導体板とが、この第二の
    導体板の原子エネルギー放射側面において電気的に接続
    されて一の単位コイルが構成され、この一の単位コイル
    の第二の導体板の原子エネルギー放射側面に、導体から
    なる第二のスプリング状単位コイルの一端が電気的に接
    続されるとともに、この第二のスプリング状単位コイル
    の巻き方向が前記第二の導体板側を始点基準にして右方
    向で且つ巻き回数が10〜20回であり、巻き終わり端
    部が隣接の導体と電気的に接続されて環状導体部が形成
    され、この環状導体部と第三の導体板とが、この第三の
    導体板の原子エネルギー放射側面において電気的に接続
    されて二段コイルからなる共鳴コイルが構成され、この
    共鳴コイルにおける一の単位コイルの一の導体板と銅板
    からなる受信板とが導電線で電気的に接続されるととも
    に、第二の導体板から抵抗を介して出力が導電線によっ
    て取り出された共鳴手段を備えたことを特徴とする、配
    管の防錆防藻減菌装置。
  2. 【請求項2】前記抵抗の抵抗値が、20〜200オーム
    の間に設定された、請求項1記載の配管の防錆防藻減菌
    装置。
  3. 【請求項3】出力から導体線によって長尺導体が接続さ
    れた、請求項2または3記載の配管の防錆防藻減菌装
    置。
  4. 【請求項4】共鳴手段が合成樹脂箱体に内装され、受信
    板が前記合成樹脂箱体の外部に露出された、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の配管の防錆防藻減菌装置。
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