JPH10328268A - 網付き粘着テープ - Google Patents

網付き粘着テープ

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JPH10328268A
JPH10328268A JP15797997A JP15797997A JPH10328268A JP H10328268 A JPH10328268 A JP H10328268A JP 15797997 A JP15797997 A JP 15797997A JP 15797997 A JP15797997 A JP 15797997A JP H10328268 A JPH10328268 A JP H10328268A
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JP
Japan
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tape
net
adhesive tape
adhesive
mesh
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Pending
Application number
JP15797997A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Kono
俊彦 河野
Shoji Saito
正二 齋藤
Masatoshi Tokura
政敏 戸倉
Takenori Hanaoka
壮典 花岡
Yasushi Fujimori
泰 藤森
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Individual
Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着テープにあらかじめ網状体を保持してお
き、必要時に適宜切り取って用いることができる網付き
粘着テープを提供する。 【解決手段】 本発明によるテープは、粘着テープ3の
粘着面に網状体2を保持し、網状体を皮膚に付着するよ
うに貼着できる構成とする。網状体を構成する糸状体2
aが交わる結び目2bは、糸状体の直線状部より太くな
っている。テープの幅は2〜8cm、長さは10cm〜
10mであり、網状を構成する糸状体の直径は0.1m
m〜2mm、断面の形状は縒糸状、円、楕円、多角形等
である。材質は天然繊維、合成繊維、合成樹脂などであ
り、隣り合う結節状部の間隔は3mm〜15mmがよ
い。前記テープは網付きの状態で重ね巻きにしておい
て、必要に応じて切り取り貼りつけるように構成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクワークや肉
体労働による凝りや筋肉痛の解消、あるいはその他日常
の保健や治療に役立つような網状体を、人体に添付する
のに便利なように保持した、網付き粘着テープに関す
る。
【0002】
【従来の技術】粘着テープ、絆創膏などをスパイラル状
に四肢に巻き付ける療法が行われている。また運動の選
手が絆創膏を格子状に、肩、首、ふくらはぎ等に貼りつ
けて競技をしている例をみる。背中や臀部、ふくらは
ぎ、太股などの筋肉は抗重力筋といわれ、骨格を支える
重要な働きをしている。これらの筋肉は対象性をもち、
これらの筋肉の一部に歪みが生じると前記対象性のバラ
ンスがくずれて肩こり、腰痛、膝のいたみなどの原因と
なる。前記テープ療法は、歪みをとりバランスをとるこ
とによりそれらの痛みを除くことができると説明されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、網状体
を皮膚の表面に押し当てることにより、挫いた部分の疼
痛が減少したり、ワードプロセッサや、コンピュータの
入力作業による腱鞘痛などを減少させることができるこ
とを発見した。またいわゆる人体の壺といわれるところ
に、網状体の糸の交差する結節部が当たるように貼りつ
けると、一層効果があることも発見した。
【0004】しかしながら体の部位にもよるが、網状体
を間に挟み込むように皮膚の表面に載置し、その上から
網状体の位置がずれないよう、絆創膏で貼りつけること
は容易ではない。本発明の目的は、あらかじめ網状体を
粘着テープに付着させておいて、他人の手を借りず容易
に網状体を貼りつけることができる網付き粘着テープを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による網付き粘着テープは、粘着テープの粘
着面に網状体を保持し、皮膚に前記網状体を接触させて
貼着できるように構成されている。網状体を構成する糸
状体の直線状部が交わる部分は、前記直線状部より太く
なっていることが好ましい。また、網状体に粘着剤が塗
布されていてもよい。
【0006】前記テープの幅は2〜8cm、長さは10
cm〜10mが好ましい。網状体の網状を構成する糸状
体の直径は0.1mm〜2mm、断面の形状は縒糸状、
円、楕円、多角形等であり、材質は天然繊維、合成繊
維、合成樹脂等であり、糸状体の直線状部が交わる部分
同士の間隔は3mm〜15mmであることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る網付き粘着テープをさらに詳しく説明する。図1は本
発明による網付き粘着テープの実施形態例を示す斜視図
である。巻心1の外側に網状体2が一様に貼りつけられ
た粘着テープ3を巻いたものであり、図は先端付近の一
部を剥がした状態で示されている。
【0008】図2は、図1の網付き粘着テープの先端付
近を拡大して示した斜視図である。網状体2は、縒糸状
に仕上げられた糸状体2aを網状に構成したものであ
る。2bは、糸状体2aの直線状部が交差する部分(以
下結び目という)である。糸状体2aが縒糸の場合は、
結び目2bの太さは当然ながら糸状体2aの直線状部よ
り太く、この部分に壺があたるようにすれば、効果を一
層高めることができる。
【0009】糸状体2aの直径は、0.1mm〜2mm
が適当で、本実施形態例は、約0.5mmのものを使用
している。直径は細すぎると効果が減殺されるようであ
る。また、粘着テープ(以下テープという)3が貼られ
る身体の部位、または網状体2の材質にもよるが、太す
ぎると、テープの粘着力の粘着効果を小さくするととも
に、例えば足の裏など体重が掛かる場所に適用すると
き、物理的影響が大きすぎるおそれがある。
【0010】網状体2の隣り合う結び目2bと2bの間
隔は、3mm〜15mmが適当で、本実施形態例は、約
5mmとしているが、間隔が狭すぎると、テープの粘着
力が弱くなり過ぎるとともに効果が減殺されるようであ
る。テープの粘着力が不足する場合は、網状体2をテー
プ3に保持する前に、網状体2に粘着剤を塗布するか、
粘着剤塗布以前のテープに網状体を載置して、網状体と
共にテープに粘着剤を塗布してもよい。結び目2bと2
bの間隔が広過ぎると、糸状体の結び目2bが壺に合わ
せて貼ることか難しくなり、使用上に不便が伴うようで
ある。
【0011】糸状体2aの材質は、本実施形態例のよう
に縒糸状のものは、天然繊維、合成繊維のいずれでもよ
い。合成樹脂でもよいが、この場合は粘着テープに近い
柔軟性と伸縮性のあるものがよく、断面の形状は、円、
楕円、多角形などのいずれでもよい。なお、糸状体の直
線状部が交差する部分(結び目2bに相当する部分)
は、フラットの方が製作費は安いが、直線状部より太い
場合に比べ壺に対する刺激が弱く使用効果が低くなる。
【0012】粘着テープ3は、医療用の粘着テープをそ
のまま用いることができ、テープの幅は2〜8cm、長
さは10cm〜10mが好ましい。その他医療用と同等
の任意のテープを用いることもできるが、テープ、特に
テープに塗布した粘着剤3aおよび網状体2は、いずれ
も皮膚に触れたとき、かぶれ、抗体反応などがなく、ア
レルギー体質の人にも使用できることが必要条件とな
る。なお、テープ、網状体ともに適度の弾力性を有して
いる方が、使用時に皮膚にフィットして違和感がない。
またテープは、長手方向に裂いて使用することも考えら
れるが、前述したように壺に貼りつけるときは、広めに
切断して用いることが好ましく、素人でも壺を外すこと
はない。
【0013】本件発明者は膝の半月盤を損傷した時に、
膝に前記テープを貼りつけたところ疼痛が大幅に減少し
た。しかしながら、このような場合本質的に損傷部分か
治癒したわけではないから、治癒したと錯覚しないよう
に注意を要する。コンピュータの入力などで手の甲に疲
労を感じたときなども手の甲に広く貼りつけて、疲労感
を大幅に減殺できた。またこめかみ等に貼りつけても爽
快感が得られた。貼りつけた状態で入浴しても良く、人
体に貼りつけた状態で数日放置しても効果がある。ただ
し、かぶれやすい体質の人への適用には注意を要する。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によるテー
プは、テープに予め壺を刺激する網状体を貼りつけてあ
るから誰でも簡単に利用できる。網状体を構成する糸状
体が交わる部分を、他の直線状部分より太くすることに
より壺への刺激効果を高めることができる。網状体にも
粘着剤を塗布することによって、網状体の目を細かくし
たときの粘着力の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による網付き粘着テープの実施形態例を
示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態例の一部を拡大して示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 巻心 2 網状体 2a 糸状体 2b 結び目 3 テープ 3a 粘着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596151216 藤森 泰 千葉県松戸市日暮4−10−10 (72)発明者 河野 俊彦 千葉県長生郡長生村中之郷632 (72)発明者 齋藤 正二 千葉県長生郡白子町関60−64 (72)発明者 戸倉 政敏 千葉県山武郡九十九里町小関2148 (72)発明者 花岡 壮典 千葉県山武郡九十九里町片貝3272 (72)発明者 藤森 泰 千葉県松戸市日暮4−10−10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着テープの粘着面に網状体を保持し、
    皮膚に前記網状体を接触させて貼着できるように構成し
    た網付き粘着テープ。
  2. 【請求項2】 網状体を構成する糸状体の直線状部が交
    わる部分が、前記直線状部より太くなっている請求項1
    に記載の網付き粘着テープ。
  3. 【請求項3】 網状体に粘着剤が塗布されている請求項
    1または請求項2のいずれかの項に記載の網付き粘着テ
    ープ。
  4. 【請求項4】 前記テープの幅は2〜8cm、長さは1
    0cm〜10mであり、網状体の網状を構成する糸状体
    の直径は0.1mm〜2mm、断面の形状は縒糸状、
    円、楕円、多角形等であり、材質は天然繊維、合成繊
    維、合成樹脂等であり、糸状体の直線状部が交わる部分
    同士の間隔は3mm〜15mmである請求項1ないし請
    求項3のいずれかの項に記載の網付き粘着テープ。
JP15797997A 1997-05-30 1997-05-30 網付き粘着テープ Pending JPH10328268A (ja)

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