JPH10320673A - 安全監視システム - Google Patents

安全監視システム

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JPH10320673A
JPH10320673A JP12724397A JP12724397A JPH10320673A JP H10320673 A JPH10320673 A JP H10320673A JP 12724397 A JP12724397 A JP 12724397A JP 12724397 A JP12724397 A JP 12724397A JP H10320673 A JPH10320673 A JP H10320673A
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JP
Japan
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wanderer
transponder
antenna
gate
identification medium
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JP12724397A
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Inventor
Mitsunori Tsuda
光徳 津田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】徘徊者を確実にかつ安心して管理若しくは監視
する安全監視システムを提供する。 【解決手段】個人識別媒体を徘徊者に装着しておくと共
に、前記個人識別媒体との間で非接触でデ−タの授受を
行い得る書込/読取通信手段を前記徘徊者の通路部に設
置しておき、前記書込/読取通信手段がセンタ−の制御
手段に接続され、前記制御手段の管理の基に前記通路部
の開閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、痴呆症老人や高齢
者等の徘徊者(以下、単に「徘徊者」とする)が住む住
宅や、徘徊者を受け入れて生活若しくは治療、リハビリ
等を行う老人ホ−ム等の施設において、徘徊者を自動遠
隔的に確実にかつ安心して管理若しくは監視する安全監
視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を迎え、徘徊者にまつわる問
題は年々増加し、徘徊による凍死や交通事故など生死に
関わる事態も生じて来ている。無断で徘徊者が一旦施設
から出てしまうと、その施設の責任問題だけでなく、そ
の捜索をしなければならず、その管轄区域の警察署や消
防署等から多くの人員を要することになる。
【0003】徘徊者の居所を管理するシステムとして、
従来カ−ナビゲ−ションに使用されている全地球測位シ
ステム(GPS:Global Positionin
gSystem)と携帯電話を組み合わせたものがあ
る。センタ−(管理者)のパソコンが電話で徘徊者の受
信機を呼び出すと、受信機がGPSの電波を利用して割
り出した現在地を受信機と一体となった携帯電話でセン
タ−のパソコンに送り返すようになっている。しかし、
この管理システムでは、GPSの精度が軍事用ではない
ため数10メ−トル(最大100メ−トル位)と悪く、
施設等での徘徊者の管理には不適である。施設では部屋
の大きさや敷地の広さが限られており、ドアや扉を自分
で開閉して徘徊したり、外部に出てしまうことが問題と
なっているからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】軍事用ではないGPS
を用いた場合の居所割り出し精度を上回り、しかも比較
的安価なシステム構成で、徘徊者にまつわる問題を根本
的かつ確実に解決することが、社会的にも強く要請され
ている。個人的医学情報に基いて対象者を適格に管理し
て、安全に治療やリハビリ等に対処する必要がある。
【0005】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、比較的安価なシステム構成
で、徘徊者を確実にかつ安心して管理若しくは監視する
安全監視システムを提供することにある。本発明の目的
は、決して徘徊者を物理的に施設内に閉じ込めようとす
るものではなく、出入口で一時的に徘徊者をチェック
し、対象徘徊者の個人的医学情報に基いて適格に対処し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、徘徊者を確実
にかつ安心して管理若しくは監視する安全監視システム
に関し、本発明の上記目的は、個人識別媒体を徘徊者に
装着しておくと共に、前記個人識別媒体との間で非接触
でデ−タの授受を行い得る書込/読取通信手段を前記徘
徊者の通路部に設置しておき、前記書込/読取通信手段
がセンタ−の制御手段に接続され、前記制御手段の管理
の基に前記通路部の開閉を制御することによって達成さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では図1に示すように、老
人ホ−ム等の施設10に生活や治療のために収容されて
いる徘徊者1は施設10内を自由に移動して、活動若し
くはリハビリ、治療等をできるようになっている。そし
て、徘徊者1が出入口2及び3から施設10を出るのを
監視して管理し、特定の徘徊者1が出入口2及び3に近
付いたときに自動的にドア11及び12を閉めることに
よって、その徘徊者1が危険な場所に出られないように
している。つまり、徘徊者1の施設10内での居所を管
理すると共に、痴呆症や障害等で外部に出ることを禁止
すべき特定の徘徊者1については、外に出られないよう
にして安全を期している。
【0008】徘徊者1の衣服や靴若しくはスリッパ等に
は、個人識別媒体として図2に示すようなトランスポン
ダ20が装着されており、出入口2の床下には徘徊者1
の通過若しくは接近を非接触で検出すると共に、トラン
スポンダ20との間でデ−タの授受を行うアンテナ内臓
マット13が埋設され、出入口3近辺の床上には徘徊者
1の通過若しくは接近を非接触で検出すると共に、トラ
ンスポンダ20との間でデ−タの授受を行うアンテナ内
臓ゲ−ト14が設置されている。トランスポンダ20に
は当該徘徊者1に関する個人的医学情報が個別に記録さ
れており、痴呆症等で外部に出ることを禁止すべき徘徊
者1が出入口2又は3に接近すると、その接近が非接触
でアンテナ内臓マット13又はアンテナ内臓ゲ−ト14
で検知され、IDを確認して記録情報に従ってドア11
又は12が自動的に閉められ、その徘徊者1は出入口2
又は3から施設1の外に出られないようになる。尚、当
然ながら、外部に出ることを禁止されていない徘徊者1
が出入口2又は3に接近してもドア11及び12は閉め
られず、その徘徊者1は自由に外に出ることができる。
【0009】また、施設10の各部屋の出入口にアンテ
ナ内臓マット13又はアンテナ内臓ゲ−ト14を設けて
おき、接近若しくは通過した徘徊者1をIDで識別すれ
ば、各徘徊者1の居所を常時監視することができる。
尚、アンテナから発する電波は、いかなる医療機器にも
影響を与えないことが確認されており、また、トランス
ポンダ20に書き込まれたデータは、X線照射やMRI
などの磁場でも消失しない。
【0010】トランスポンダ20は図2に示すように、
ICパッケ−ジ21がアンテナ22に結合されて防水で
円筒状のガラス管体23内に組み込まれており、ガラス
管体23は、徘徊者1の衣服や靴若しくはスリッパ等に
取り付け易い構造ないしは携帯し易いものとなってい
る。ICパッケ−ジ21はメモリや情報処理用のCPU
等で成っており、サイクリック・リダンダンシ−・チェ
ック機能を有している。尚、トランスポンダ20は電源
を内臓しておらず、アンテナ内臓マット13又はアンテ
ナ内臓ゲ−ト14よりアンテナ22を介して電磁誘導的
に供給される。即ち、トランスポンダ20も共振用のア
ンテナ22を有しており、トランスポンダ20がマット
13又はゲ−ト14に接近すると、トランスポンダ20
のアンテナ22が励磁されているマット13又はゲ−ト
14のアンテナと非接触で共振することにより、トラン
スポンダ20内に電磁誘導で電力が誘起される。
【0011】図3はトランスポンダ20、アンテナ内臓
ゲ−ト14(又はアンテナ内臓マット13)及びセンタ
−の制御手段としてのパソコン(コンピュ−タ)30と
の間の接続通信関係を示しており、トランスポンダ20
及びアンテナ内臓ゲ−ト14の間はアンテナによる無線
でデ−タの授受(読出及び書込)が行われ、パソコン3
0とアンテナ内臓ゲ−ト14との間はインタフェ−ス3
1を介して通信が行われる。図3では1台のパソコン3
0に1台のアンテナ内臓ゲ−ト14が接続されている
が、実際には1台のパソコン30に複数台のアンテナ内
臓ゲ−ト14が接続されており、パソコン30は、収容
されている全ての徘徊者1の居所及び施設10の全ての
出入口のドア開閉を全体的に管理若しくは制御するよう
になっている。
【0012】図4は出入口2の通路とアンテナ内臓マッ
ト13との位置関係を示しており、マット13は徘徊者
1が出入りする通路の床下に埋設若しくは設置されてい
る。アンテナ内臓マット13はCPUや検出器等を具備
しており、徘徊者1が通路に接近するとそれを検出し、
徘徊者1が携帯若しくは装着されているトランスポンダ
20と無線で通信し、トランスポンダ20のIDに従っ
てドア11を開閉制御する。また、図5は出入口3の通
路とアンテナ内臓ゲ−ト14との位置関係を示してお
り、ゲ−ト14は徘徊者1が出入りする通路近辺の床上
に、出入りの邪魔にならないように設置されている。ア
ンテナ内臓ゲ−ト14も、アンテナ内臓マット13と同
様の動作をする。
【0013】上述のような構成において、そのデ−タ送
受信動作を図6のフロ−チャ−トを参照して説明する。
本例はアンテナ内臓ゲ−ト14を使用した場合である。
【0014】先ずトランスポンダ20のメモリに、顧客
受付け票のようなデ−タシ−トに従って徘徊者1に対応
するIDと共に個人的医学情報を記録しておく。IDは
各徘徊者1毎に個別に割り当てられており、この医学情
報によって、その徘徊者1が施設外に自由に出てもよい
か若しくは外に出られないようにすべきか否かが分か
る。また、トランスポンダ20のメモリに記録されたデ
−タは、パソコン30にも同様に登録しておく。これに
よりパソコン30は、トランスポンダ20がアンテナ内
臓ゲ−ト14で検出されたときに、管理対象者である徘
徊者1であるか否かを確認することができる。
【0015】ゲ−ト14内のCPUは常にトランスポン
ダ20への読取要求が来ているか否かを判断しており
(ステップS1)、読取要求があった場合、つまりゲ−
ト14にトランスポンダ20が接近(例えば1メ−ト
ル)した場合にはトランスポンダ20よりデ−タを無線
で受信し(ステップS2)、受信したデ−タを内臓して
いるメモリに格納する(ステップS3)。その後、パソ
コン30よりのデ−タ送信要求の待機状態となり(ステ
ップS4)、デ−タ送信要求があればメモリに格納した
デ−タをインタフェ−ス31を介してパソコン30に送
り(ステップS5)、画面表示する(ステップS6)。
パソコン30の画面には、例えば図7に示すようなデ−
タその他が表示される。
【0016】一方、上記ステップS4でデ−タ送信要求
がない場合には次に、トランスポンダ20への書込要求
があるか否かを判断し(ステップS10)、書込要求が
あればトランスポンダ20へ無線でデ−タを送信し(ス
テップS11)、トランスポンダ20のメモリに送信さ
れたデ−タを書込み(ステップS12)、上記ステップ
S1にリタ−ンする。
【0017】また、図8のフロ−チャ−トは、トランス
ポンダ20によるドアの開閉制御の動作例を示すもので
あり、アンテナ内臓ゲ−ト14は常時トランスポンダ2
0の接近、即ち徘徊者1の接近を検知するようになって
おり(ステップS20)、徘徊者1の接近が検知された
ときは当該トランスポンダ20のID等を読取る(ステ
ップS21)。ゲ−ト14のCPUは読取ったIDに対
応する登録デ−タをパソコン30に問合わせ(ステップ
S22)、その問合わせ結果を受信し(ステップS2
3)、当該徘徊者1に関して、ドアを閉めて安全を期す
必要があるか否かを医学情報より判断し(ステップS2
4)、ドアを閉める必要がある場合にはゲ−ト14を介
してドアを閉める(ステップS25)。
【0018】
【発明の効果】本発明の安全監視システムによれば、大
掛かりなGPSを使用しないので、比較的安価な構成で
徘徊者を確実にかつ安心して管理若しくは監視すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を様子を示す俯瞰図である。
【図2】本発明の通信の様子を示す図である。
【図3】本発明に用いるトランスポンダの構成例を示す
斜視構造図である。
【図4】本発明に用いるアンテナ内臓ゲ−トの埋設例を
示す図である。
【図5】本発明に用いるアンテナ内臓マットの設置例を
示す図である。
【図6】本発明のデ−タ送受信の動作例を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図7】登録デ−タのパソコンの画面表示例を示す図で
ある。
【図8】本発明のデ−タ送受信によるドア開閉の動作例
を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 徘徊者 2、3 出入口 10 施設 13 アンテナ内臓マット 14 アンテナ内臓ゲ−ト 20 トランスポンダ 21 ICパッケ−ジ 30 パソコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人識別媒体を徘徊者に装着しておくと共
    に、前記個人識別媒体との間で非接触でデ−タの授受を
    行い得る書込/読取通信手段を前記徘徊者の通路部に設
    置しておき、前記書込/読取通信手段がセンタ−の制御
    手段に接続され、前記制御手段の管理の基に前記通路部
    の開閉を制御するようになっていることを特徴とする安
    全監視システム。
  2. 【請求項2】前記書込/読取通信手段が前記通路部の床
    下に埋設されたアンテナ内臓マットである請求項1に記
    載の安全監視システム。
  3. 【請求項3】前記書込/読取通信手段が前記通路部の床
    上に設置されてたアンテナ内臓ゲ−トである請求項1に
    記載の安全監視システム。
  4. 【請求項4】前記個人識別媒体の電源を前記書込/読取
    通信手段より電磁誘導で供給するようになっていると共
    に、前記個人識別媒体がメモリ機能を有している請求項
    1乃至3に記載の安全監視システム。
JP12724397A 1997-05-16 1997-05-16 安全監視システム Pending JPH10320673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12724397A JPH10320673A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 安全監視システム

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JP12724397A JPH10320673A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 安全監視システム

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Publication Number Publication Date
JPH10320673A true JPH10320673A (ja) 1998-12-04

Family

ID=14955253

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12724397A Pending JPH10320673A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 安全監視システム

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JP (1) JPH10320673A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2801998A1 (fr) * 1999-12-07 2001-06-08 Dalloz Fall Prot Equipement de protection individuelle
JP2004005511A (ja) * 2002-03-26 2004-01-08 Toshiba Corp 監視システム、監視方法および監視プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2801998A1 (fr) * 1999-12-07 2001-06-08 Dalloz Fall Prot Equipement de protection individuelle
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