JPH10312855A - 電源プラグとその助力装置 - Google Patents
電源プラグとその助力装置Info
- Publication number
- JPH10312855A JPH10312855A JP16037697A JP16037697A JPH10312855A JP H10312855 A JPH10312855 A JP H10312855A JP 16037697 A JP16037697 A JP 16037697A JP 16037697 A JP16037697 A JP 16037697A JP H10312855 A JPH10312855 A JP H10312855A
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- JP
- Japan
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- power plug
- assisting device
- operating
- outlet
- force
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンセントに接続する電源プラグにおいて、コ
ンセントからの抜き取りを容易にする。 【解決手段】コンセントから離脱方向への動きを容易な
らしめる助力装置(7)を本体(2)に具備し、助力装
置(2)に手で操作力を付加すると、操作力が一義的に
離脱方向への助力へと変換される。
ンセントからの抜き取りを容易にする。 【解決手段】コンセントから離脱方向への動きを容易な
らしめる助力装置(7)を本体(2)に具備し、助力装
置(2)に手で操作力を付加すると、操作力が一義的に
離脱方向への助力へと変換される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンセントからの
抜き取りが容易な電気機器等の電源プラグと、その抜き
取りの助力手段に関する。
抜き取りが容易な電気機器等の電源プラグと、その抜き
取りの助力手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器等に給電するためには、
第18図に示すように、電気機器等の電気伝導用コード
52の端部にコンセントへ接続および抜き取り(離脱)
可能な電源プラグ50を接続して、この電源プラグ50
を方々の壁に設置してあるコンセントに接続している。
具体的には、電源プラグ50の本体51から突き出して
いる一組の接続用電極53をコンセント内に挿入する
と、コンセントが接続用電極53を強く保持して、接続
面54がコンセントに当接したままの状態が維持される
ようになっている。
第18図に示すように、電気機器等の電気伝導用コード
52の端部にコンセントへ接続および抜き取り(離脱)
可能な電源プラグ50を接続して、この電源プラグ50
を方々の壁に設置してあるコンセントに接続している。
具体的には、電源プラグ50の本体51から突き出して
いる一組の接続用電極53をコンセント内に挿入する
と、コンセントが接続用電極53を強く保持して、接続
面54がコンセントに当接したままの状態が維持される
ようになっている。
【0003】しかし、このような電源プラグおよびコン
セントにおいては、電気伝導用コードに不意に触れた程
度で電源プラグが抜けて給電が停止しないように、接続
用電極が強く保持されるため、電気機器等の使用を終え
て電源プラグをコンセントから抜こうとしても容易には
抜けない場合が多く、かなりの力を必要とする。そのた
め、非力な女性や子供には困難な作業となる。また、家
具など障害物に囲まれたコンセントから抜こうとする
と、不自然な姿勢を強いられて力が入らず、やはり困難
で辛い作業となる。また、コンセントに接続されている
分岐ソケットに電源プラグを接続した場合は、電源プラ
グを抜こうとすると分岐ソケットも一緒に抜けてしまう
ことが多く、わざわざ分岐ソケットを切り離して再びコ
ンセントに戻す手間がかかり、煩わしい。さらに、電源
プラグの本体を持って抜けない場合は、電気伝導用コー
ドを引っ張って抜こうとする場合があるが、電気伝導用
コード内の断線や接触不良等の不具合を招き易い。
セントにおいては、電気伝導用コードに不意に触れた程
度で電源プラグが抜けて給電が停止しないように、接続
用電極が強く保持されるため、電気機器等の使用を終え
て電源プラグをコンセントから抜こうとしても容易には
抜けない場合が多く、かなりの力を必要とする。そのた
め、非力な女性や子供には困難な作業となる。また、家
具など障害物に囲まれたコンセントから抜こうとする
と、不自然な姿勢を強いられて力が入らず、やはり困難
で辛い作業となる。また、コンセントに接続されている
分岐ソケットに電源プラグを接続した場合は、電源プラ
グを抜こうとすると分岐ソケットも一緒に抜けてしまう
ことが多く、わざわざ分岐ソケットを切り離して再びコ
ンセントに戻す手間がかかり、煩わしい。さらに、電源
プラグの本体を持って抜けない場合は、電気伝導用コー
ドを引っ張って抜こうとする場合があるが、電気伝導用
コード内の断線や接触不良等の不具合を招き易い。
【0004】そこで、上記の問題を解消するために、第
19図に示すように電源ブラグ60内に押し出し棒61
を突出可能に収納し、電気伝導用コード62の動きに連
動して動くフック63によって押し出し棒61を係止し
ておいて、電気伝導用コード62を引っ張る作業でフッ
ク63による押し出し棒61の係止を解除し、バネ64
で付勢された押し出し棒61を接続面65より突出さ
せ、その反力でコンセントからの抜き取りが容易となる
ような助力装置を具備する電源プラグがある(実開平3
−58880号公報参照)。
19図に示すように電源ブラグ60内に押し出し棒61
を突出可能に収納し、電気伝導用コード62の動きに連
動して動くフック63によって押し出し棒61を係止し
ておいて、電気伝導用コード62を引っ張る作業でフッ
ク63による押し出し棒61の係止を解除し、バネ64
で付勢された押し出し棒61を接続面65より突出さ
せ、その反力でコンセントからの抜き取りが容易となる
ような助力装置を具備する電源プラグがある(実開平3
−58880号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電源プラ
グにおいては、抜き取り助力は得られるものの電気伝導
用コードを引っ張るため、依然として電気伝導用コード
内の断線や接触不良等の不具合を免れない。また、コン
セントの強力な保持力に抗するほどの助力を得るために
は相当強力な付勢力が必要であり、内蔵バネの大型化が
避けられず電源プラグ内には収納困難となる。さらに、
電源プラグの接続時にこの強力なバネを圧縮する作業が
必要であり、やはり相当なセット力が必要な難作業であ
る。さらに、強力なバネを普段はフックの係止のみで留
めているため、電気伝導用コードへのちよっとした外力
で簡単に係止が外れて作動してしまう可能性が高い等の
問題がある。
グにおいては、抜き取り助力は得られるものの電気伝導
用コードを引っ張るため、依然として電気伝導用コード
内の断線や接触不良等の不具合を免れない。また、コン
セントの強力な保持力に抗するほどの助力を得るために
は相当強力な付勢力が必要であり、内蔵バネの大型化が
避けられず電源プラグ内には収納困難となる。さらに、
電源プラグの接続時にこの強力なバネを圧縮する作業が
必要であり、やはり相当なセット力が必要な難作業であ
る。さらに、強力なバネを普段はフックの係止のみで留
めているため、電気伝導用コードへのちよっとした外力
で簡単に係止が外れて作動してしまう可能性が高い等の
問題がある。
【0006】本発明は、電気伝導用コードを引っ張るこ
となく、本体に設けた助力手段を手で直接的に操作する
ことで十分な抜き取り助力を得られ、コンセントへの確
実な接続維持と容易なコンセントからの抜き取りが両立
可能な電源プラグの提供を目的としている。
となく、本体に設けた助力手段を手で直接的に操作する
ことで十分な抜き取り助力を得られ、コンセントへの確
実な接続維持と容易なコンセントからの抜き取りが両立
可能な電源プラグの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源プラグにおいては、コンセントからの
抜き取り、即ち離脱方向への動きを容易ならしめる助力
装置を具備し、この助力装置を手で操作することでその
操作力が一義的に離脱方向の助力へと変換されるように
したものである。
に、本発明の電源プラグにおいては、コンセントからの
抜き取り、即ち離脱方向への動きを容易ならしめる助力
装置を具備し、この助力装置を手で操作することでその
操作力が一義的に離脱方向の助力へと変換されるように
したものである。
【0008】助力装置は電源プラグ本体に直接組み付け
てもよいし、本体とは別体とし、本体の外面に固定する
ベース体に組み付けてもよい。
てもよいし、本体とは別体とし、本体の外面に固定する
ベース体に組み付けてもよい。
【0009】助力装置は本体又はベース体に摺動自在に
保持された押し出し棒を有し、この押し出し棒の操作部
を操作することによって当接部が電源プラグの接続面よ
りも突出してコンセントを押し、その反力として助力を
得られるようにするとよい。
保持された押し出し棒を有し、この押し出し棒の操作部
を操作することによって当接部が電源プラグの接続面よ
りも突出してコンセントを押し、その反力として助力を
得られるようにするとよい。
【0010】もしくは、助力装置は本体又はベース体に
摺動自在に保持された押し出し棒を有し、押し出し棒に
刻設された歯部が操作棒を固定した歯車と噛合してお
り、操作棒を操作することで歯車を回動させて、押し出
し棒を接続面よりも突出させるようにしてもよい。
摺動自在に保持された押し出し棒を有し、押し出し棒に
刻設された歯部が操作棒を固定した歯車と噛合してお
り、操作棒を操作することで歯車を回動させて、押し出
し棒を接続面よりも突出させるようにしてもよい。
【0011】もしくは、助力装置は本体又はベース体に
回動自在に軸支された少なくとも一本の操作扞を有し、
操作扞へ操作力を付与することによって、操作扞の当接
部が接続面よりも突出するようにしてもよい。
回動自在に軸支された少なくとも一本の操作扞を有し、
操作扞へ操作力を付与することによって、操作扞の当接
部が接続面よりも突出するようにしてもよい。
【0012】これら助力装置の一部として、電源プラグ
本体又はベース体の外面と一体的に指係止用突起を形成
しておくとよい。
本体又はベース体の外面と一体的に指係止用突起を形成
しておくとよい。
【0013】上記のように構成された助力装置を具備す
る電源プラグを使用すると、その抜き取り時に助力装置
を手で直接的に一方向へ操作することで一義的な、即
ち、操作力、操作ストローク、操作スピードに対応した
離脱方向の抜き取り助力が得られる。従って、随意的か
つ容易にコンセントからの抜き取りが可能となる。
る電源プラグを使用すると、その抜き取り時に助力装置
を手で直接的に一方向へ操作することで一義的な、即
ち、操作力、操作ストローク、操作スピードに対応した
離脱方向の抜き取り助力が得られる。従って、随意的か
つ容易にコンセントからの抜き取りが可能となる。
【0014】助力装置を電源プラグ本体に内蔵すれば、
コンパクトで見栄えの良い助力装置付き電源プラグとな
る。一方、助力装置を本体外側に直接組み付ければ、組
み付けが簡単であるとともに助力装置の大型化が可能
で、助力を大きめに設定可能である。さらに、助力装置
を本体とは別体とし、本体に固着したベース体に組み付
けることで、既存の電源プラグにも助力装置を追加する
ことができるし、不要時は助力装置を電源プラグから外
しておくことも可能である。
コンパクトで見栄えの良い助力装置付き電源プラグとな
る。一方、助力装置を本体外側に直接組み付ければ、組
み付けが簡単であるとともに助力装置の大型化が可能
で、助力を大きめに設定可能である。さらに、助力装置
を本体とは別体とし、本体に固着したベース体に組み付
けることで、既存の電源プラグにも助力装置を追加する
ことができるし、不要時は助力装置を電源プラグから外
しておくことも可能である。
【0015】さらに、上記歯車機構のギア比を調整した
り、上記操作棒や操作扞のレバー比を調整すれば、操作
力と助力および操作ストロークと助力ストロークを任意
に設定できるので、小さな操作力で大きな助力を得るよ
うな倍力設定も容易である。
り、上記操作棒や操作扞のレバー比を調整すれば、操作
力と助力および操作ストロークと助力ストロークを任意
に設定できるので、小さな操作力で大きな助力を得るよ
うな倍力設定も容易である。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1、図2は第1の実施
例を示し、電源プラグ1の本体2内に電気伝導用コード
3が引き込まれており、電気伝導用コード3に内蔵され
た一組の導線4が電気伝導用コード3の先端から露出し
て、本体2のコンセントへの接続面5から突き出してい
る一組の接続用電極6へそれぞれ接続固定されている。
これら接続固定構造は螺着、カシメ、溶着等による周知
技術であるので、詳細説明を省略するとともに以下の実
施例では図示しない。そして、本体2には助力装置7が
一体的に組み付けられている。助力装置7は本体2の一
部を貫通した誘導孔8と、誘導孔8内に摺動自在に内嵌
された押し出し棒9とから成る。押し出し棒9は誘導孔
8よりも十分長く、その一部は常に誘導孔8の外にあ
る。また、押し出し棒9の接続面5側の端部には略半球
状の当接部10が設けられているとともに、他端には傘
状の操作部11が設けられている。
づき図面を参照して説明する。図1、図2は第1の実施
例を示し、電源プラグ1の本体2内に電気伝導用コード
3が引き込まれており、電気伝導用コード3に内蔵され
た一組の導線4が電気伝導用コード3の先端から露出し
て、本体2のコンセントへの接続面5から突き出してい
る一組の接続用電極6へそれぞれ接続固定されている。
これら接続固定構造は螺着、カシメ、溶着等による周知
技術であるので、詳細説明を省略するとともに以下の実
施例では図示しない。そして、本体2には助力装置7が
一体的に組み付けられている。助力装置7は本体2の一
部を貫通した誘導孔8と、誘導孔8内に摺動自在に内嵌
された押し出し棒9とから成る。押し出し棒9は誘導孔
8よりも十分長く、その一部は常に誘導孔8の外にあ
る。また、押し出し棒9の接続面5側の端部には略半球
状の当接部10が設けられているとともに、他端には傘
状の操作部11が設けられている。
【0017】図3は、コンセントに接続されている本発
明の第1の実施例の電源プラグを、手で操作して助力を
得つつコンセントから離脱させる操作を示すものであ
る。先ず、手の親指を操作部11に押し当てて、他の2
本の指を2つの指係止用突起12に各々係止する。そし
て、係止した2本の指と親指とを近接させるようにA方
向に動かすと、指係止用突起12を支点として親指が操
作部11を押すことになる。この操作によって、相対的
に押し出し棒9が誘導孔8内をコンセント方向へ移動し
て接続面5より突出して当接部10がコンセントを押
し、その反力として離脱助力が得られるのである。
明の第1の実施例の電源プラグを、手で操作して助力を
得つつコンセントから離脱させる操作を示すものであ
る。先ず、手の親指を操作部11に押し当てて、他の2
本の指を2つの指係止用突起12に各々係止する。そし
て、係止した2本の指と親指とを近接させるようにA方
向に動かすと、指係止用突起12を支点として親指が操
作部11を押すことになる。この操作によって、相対的
に押し出し棒9が誘導孔8内をコンセント方向へ移動し
て接続面5より突出して当接部10がコンセントを押
し、その反力として離脱助力が得られるのである。
【0018】以上の操作によって、電源プラグを抜き取
る作業および抜き取り力をほとんど必要とせず、指を動
かす動作により離脱助力を得ることで、極めて容易に電
源プラグを抜き取ることができる。
る作業および抜き取り力をほとんど必要とせず、指を動
かす動作により離脱助力を得ることで、極めて容易に電
源プラグを抜き取ることができる。
【0019】また、操作部11を傘状に広げると、脱落
防止のストッパになるとともに指で押し易くなり、都合
が良い。
防止のストッパになるとともに指で押し易くなり、都合
が良い。
【0020】図4、図5は本発明の第2の実施例を示す
もので、2本の接続用電極6の間に助力装置14を構成
する押し出し棒15を配して、それを避けるように導線
4および電気伝導用コード3を配したものである。他の
構成および操作は第1の実施例に準ずるので、詳細な説
明は省略する。
もので、2本の接続用電極6の間に助力装置14を構成
する押し出し棒15を配して、それを避けるように導線
4および電気伝導用コード3を配したものである。他の
構成および操作は第1の実施例に準ずるので、詳細な説
明は省略する。
【0021】この構造によって、接続用電極の間に押し
出し棒が配されるので、コンセントと電源プラグとの接
触面積が小さい場合にも、当接部16が確実にコンセン
トを押すことができる。但し、押し出し棒の径を大きく
出来ないので、押し出し棒の強度を実施例1よりも高く
する必要がある。なお、本実施例では指係止用突起を省
略したが、第1の実施例のように本体に設けても良い。
出し棒が配されるので、コンセントと電源プラグとの接
触面積が小さい場合にも、当接部16が確実にコンセン
トを押すことができる。但し、押し出し棒の径を大きく
出来ないので、押し出し棒の強度を実施例1よりも高く
する必要がある。なお、本実施例では指係止用突起を省
略したが、第1の実施例のように本体に設けても良い。
【0022】図6、図7は、本発明の第3の実施例を示
すもので、第2の実施例と同様に2本の接続用電極の間
に押し出し棒18が保持されており、押し出し棒18に
刻設された歯部19に歯車20が噛合し、そして歯車2
0には操作部21を有する操作棒22の一端部が固定さ
れている。歯車20は本体2に回転自在に軸支されてお
り、これらによって助力装置17が構成される。
すもので、第2の実施例と同様に2本の接続用電極の間
に押し出し棒18が保持されており、押し出し棒18に
刻設された歯部19に歯車20が噛合し、そして歯車2
0には操作部21を有する操作棒22の一端部が固定さ
れている。歯車20は本体2に回転自在に軸支されてお
り、これらによって助力装置17が構成される。
【0023】この構造による離脱操作は、先ず手の指を
操作部21に係止し他の指を指係止用突起23に各々係
止する。そして、係止した指同士を近接させるように動
かすと、指係止用突起23を支点として操作部21が反
離脱方向Bに回動して歯車20をC方向に回転させるこ
ととなる。この回転によって、歯車20と噛合している
押し出し棒18はコンセント方向へ移動し接続面7より
突出して当接部24がコンセントを押し、その反力とし
て離脱助力が得られるのである。なお、必ずしも指を指
係止用突起23に係止する必要はなく、ただ操作部21
のみを指で操作しても構わない。
操作部21に係止し他の指を指係止用突起23に各々係
止する。そして、係止した指同士を近接させるように動
かすと、指係止用突起23を支点として操作部21が反
離脱方向Bに回動して歯車20をC方向に回転させるこ
ととなる。この回転によって、歯車20と噛合している
押し出し棒18はコンセント方向へ移動し接続面7より
突出して当接部24がコンセントを押し、その反力とし
て離脱助力が得られるのである。なお、必ずしも指を指
係止用突起23に係止する必要はなく、ただ操作部21
のみを指で操作しても構わない。
【0024】図8、図9は、本発明の第4の実施例を示
すもので、本体2の上部に助力装置24として一組の略
S字状の操作扞25が、ピボット26によって回動自在
に本体2へ軸支されており、ピボット26を挟んで操作
扞25の一端部には操作部27と他端には当接部28が
設けられている。
すもので、本体2の上部に助力装置24として一組の略
S字状の操作扞25が、ピボット26によって回動自在
に本体2へ軸支されており、ピボット26を挟んで操作
扞25の一端部には操作部27と他端には当接部28が
設けられている。
【0025】この構造による離脱操作は、2本の指で各
操作部27を近接方向Dへ動かすように力を付与する。
すると、ピボット26を支点として両操作扞25はE方
向に回転しその結果、当接部28が接続面より突出して
コンセントを押して、離脱助力が得られるものである。
なお、操作扞25は一組である必要はなく1本でも構わ
ないが、その場合は前記実施例と同様に本体2に指係止
用突起を設けることが望ましい。また、操作扞25の形
状も、ピボットの両側に操作部と当接部があるものなら
ば、直線状、弧状、カム形状等任意である。
操作部27を近接方向Dへ動かすように力を付与する。
すると、ピボット26を支点として両操作扞25はE方
向に回転しその結果、当接部28が接続面より突出して
コンセントを押して、離脱助力が得られるものである。
なお、操作扞25は一組である必要はなく1本でも構わ
ないが、その場合は前記実施例と同様に本体2に指係止
用突起を設けることが望ましい。また、操作扞25の形
状も、ピボットの両側に操作部と当接部があるものなら
ば、直線状、弧状、カム形状等任意である。
【0026】図10、図11は、本発明の第5の実施例
を示すもので、前記第1の実施例における助力装置7を
本体2ではなくてベース体29へ組み付けたものであ
る。助力装置7はベース体29の他に、第1の実施例と
同様にベース体29の一部を貫通した誘導孔8と、誘導
孔8内に摺動自在に内嵌された押し出し棒9、および固
定手段31とから成る。ベース体29は固定手段31と
しての両面粘着テープによって2点鎖線で図示された電
源プラグ本体に固定されるもので略コ字状断面が望まし
いが、形状は任意である。また、固定手段も接着以外
に、螺合、嵌合等任意であるが、再現性のある固定手段
が望ましい。
を示すもので、前記第1の実施例における助力装置7を
本体2ではなくてベース体29へ組み付けたものであ
る。助力装置7はベース体29の他に、第1の実施例と
同様にベース体29の一部を貫通した誘導孔8と、誘導
孔8内に摺動自在に内嵌された押し出し棒9、および固
定手段31とから成る。ベース体29は固定手段31と
しての両面粘着テープによって2点鎖線で図示された電
源プラグ本体に固定されるもので略コ字状断面が望まし
いが、形状は任意である。また、固定手段も接着以外
に、螺合、嵌合等任意であるが、再現性のある固定手段
が望ましい。
【0027】この助力装置7を第1の実施例と同様に操
作すると、押し出し棒9の当接部が電源プラグの接続面
よりも突出してコンセントを押し、その反力として離脱
助力が得られ、この離脱助力がベース体29および固定
手段31を介して電源プラグ1へ伝達される。すなわ
ち、電源プラグの離脱助力が得られるのである。
作すると、押し出し棒9の当接部が電源プラグの接続面
よりも突出してコンセントを押し、その反力として離脱
助力が得られ、この離脱助力がベース体29および固定
手段31を介して電源プラグ1へ伝達される。すなわ
ち、電源プラグの離脱助力が得られるのである。
【0028】この構造により、電源プラグと助力装置が
別体となるので、助力装置を持たない既存電源プラグ
に、新たに助力装置7を追加することが可能となる。ま
た、助力装置7を使わない時には電源プラグから取り外
しておくこと、さらには、それを他の電源プラグと兼用
することも可能となる。
別体となるので、助力装置を持たない既存電源プラグ
に、新たに助力装置7を追加することが可能となる。ま
た、助力装置7を使わない時には電源プラグから取り外
しておくこと、さらには、それを他の電源プラグと兼用
することも可能となる。
【0029】図12、図13は、本発明の第6の実施例
を示すもので、前記第3の実施例における助力装置17
を本体2ではなくてベース体32へ組み付けたものであ
る。助力装置17はベース体32の他に、第3の実施例
と同様にベース体29の一部を貫通した誘導孔10と、
誘導孔10内に摺動自在に内嵌された押し出し棒18、
歯車20、操作棒22、および第5の実施例と同様の固
定手段31とから成る。ベース体32の固定方法および
形状は、第5の実施例に準ずる。
を示すもので、前記第3の実施例における助力装置17
を本体2ではなくてベース体32へ組み付けたものであ
る。助力装置17はベース体32の他に、第3の実施例
と同様にベース体29の一部を貫通した誘導孔10と、
誘導孔10内に摺動自在に内嵌された押し出し棒18、
歯車20、操作棒22、および第5の実施例と同様の固
定手段31とから成る。ベース体32の固定方法および
形状は、第5の実施例に準ずる。
【0030】この助力装置17を第3の実施例と同様に
操作すると、押し出し棒18がコンセントを押す反力と
して離脱助力が得られ、この離脱助力がベース体32お
よび固定手段31を介して電源プラグ1へ伝達され、電
源プラグの離脱助力が得られる。
操作すると、押し出し棒18がコンセントを押す反力と
して離脱助力が得られ、この離脱助力がベース体32お
よび固定手段31を介して電源プラグ1へ伝達され、電
源プラグの離脱助力が得られる。
【0031】この構造により、第5の実施例同様、電源
プラグと助力装置が別体となるので、助力装置を持たな
い既存電源プラグに、新たに助力装置17を追加するこ
とが可能となる。また、助力装置17を使わない時には
電源プラグから取り外しておくこと、さらには、それを
他の電源プラグと兼用することも可能となる。
プラグと助力装置が別体となるので、助力装置を持たな
い既存電源プラグに、新たに助力装置17を追加するこ
とが可能となる。また、助力装置17を使わない時には
電源プラグから取り外しておくこと、さらには、それを
他の電源プラグと兼用することも可能となる。
【0032】図14、図15は、本発明の第7の実施例
を示すもので、前記第4の実施例における助力装置24
を本体2ではなくてベース体34へ組み付けたものであ
る。助力装置24はベース体34の他に、第4の実施例
と同様にベース体34にピボット26によって軸支され
た一組の操作杵25と、および第5の実施例と同様の固
定手段31とから成る。ベース体34の固定方法および
形状は、第5の実施例に準ずる。
を示すもので、前記第4の実施例における助力装置24
を本体2ではなくてベース体34へ組み付けたものであ
る。助力装置24はベース体34の他に、第4の実施例
と同様にベース体34にピボット26によって軸支され
た一組の操作杵25と、および第5の実施例と同様の固
定手段31とから成る。ベース体34の固定方法および
形状は、第5の実施例に準ずる。
【0033】この助力装置24を第4の実施例と同様に
操作すると、両操作杵25がコンセントを押す反力とし
て離脱助力が得られ、この離脱助力がベース体34およ
び固定手段31を介して電源プラグ1へ伝達され、電源
プラグの離脱助力が得られる。
操作すると、両操作杵25がコンセントを押す反力とし
て離脱助力が得られ、この離脱助力がベース体34およ
び固定手段31を介して電源プラグ1へ伝達され、電源
プラグの離脱助力が得られる。
【0034】この構造により、第5の実施例と同様、電
源プラグと助力装置が別体となるので、助力装置を持た
ない既存電源プラグに、新たに助力装置24を追加する
ことが可能となる。また、助力装置24を使わない時に
は電源プラグから取り外しておくこと、さらには、それ
を他の電源プラグと兼用することも可能となる。
源プラグと助力装置が別体となるので、助力装置を持た
ない既存電源プラグに、新たに助力装置24を追加する
ことが可能となる。また、助力装置24を使わない時に
は電源プラグから取り外しておくこと、さらには、それ
を他の電源プラグと兼用することも可能となる。
【0035】図16、図17は、本発明の第8の実施例
を示すものである。助力装置35はベース体36の他
に、第6の実施例と同様にベース体36の一部を貫通し
た誘導孔37、誘導孔37内に摺動自在に内嵌された押
し出し棒38、押し出し棒38に設けられた歯部39と
噛合する歯車40、歯車と噛合する歯部41を有し誘導
孔42内に摺動自在に内嵌された一組の操作棒43、お
よび第5の実施例と同様の固定手段31とから成る。ベ
ース体36の固定方法および形状は、第5の実施例に準
じる。
を示すものである。助力装置35はベース体36の他
に、第6の実施例と同様にベース体36の一部を貫通し
た誘導孔37、誘導孔37内に摺動自在に内嵌された押
し出し棒38、押し出し棒38に設けられた歯部39と
噛合する歯車40、歯車と噛合する歯部41を有し誘導
孔42内に摺動自在に内嵌された一組の操作棒43、お
よび第5の実施例と同様の固定手段31とから成る。ベ
ース体36の固定方法および形状は、第5の実施例に準
じる。
【0036】この助力装置35の操作方法は、両操作棒
43を互いに近接する方向Eへ指で操作すると、両操作
棒43と噛合する歯車40がF方向に回転し、歯車40
と噛合する押し出し棒38がコンセント方向に移動して
コンセントを押す。その反力として離脱助力が得られ、
この離脱助力がベース体35および固定手段31を介し
て電源プラグ1へ伝達され、電源プラグの離脱助力が得
られる。
43を互いに近接する方向Eへ指で操作すると、両操作
棒43と噛合する歯車40がF方向に回転し、歯車40
と噛合する押し出し棒38がコンセント方向に移動して
コンセントを押す。その反力として離脱助力が得られ、
この離脱助力がベース体35および固定手段31を介し
て電源プラグ1へ伝達され、電源プラグの離脱助力が得
られる。
【0037】この構造により、第5の実施例同様、電源
プラグと助力装置が別体となるので、助力装置を持たな
い既存電源プラグに、新たに助力装置35を追加するこ
とが可能となる。また、助力装置35を使わない時には
電源プラグから取り外しておくこと、さらには、それを
他の電源プラグと兼用することも可能となる。
プラグと助力装置が別体となるので、助力装置を持たな
い既存電源プラグに、新たに助力装置35を追加するこ
とが可能となる。また、助力装置35を使わない時には
電源プラグから取り外しておくこと、さらには、それを
他の電源プラグと兼用することも可能となる。
【0038】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小変
更を行うことが可能である。例えば、助力装置を構成す
る操作棒、操作杵、押し出し棒、歯車、指係止用突起等
の配置、個数、形状、および組み合わせは任意である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小変
更を行うことが可能である。例えば、助力装置を構成す
る操作棒、操作杵、押し出し棒、歯車、指係止用突起等
の配置、個数、形状、および組み合わせは任意である。
【0039】また、対象を家庭電化製品の電源プラグに
限定するものでもなく、工作機器用、情報機器用等、脱
着可能な電気用プラグには全て適用できる。
限定するものでもなく、工作機器用、情報機器用等、脱
着可能な電気用プラグには全て適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、ほとんど引き抜き操作および引き抜き力
を必要とせずに、助力手段の簡単な操作によって、容易
に電源プラグをコンセントから抜き取れる。また、抜き
取り助力が相手側に直接作用するため、分岐ソケットか
ら抜き取る場合であっても分岐ソケットがコンセントか
ら抜ける事がないので、分岐ソケットを押さえたり戻す
等の余計な手間が不要である。さらに、助力装置に付与
する力が一義的に引き抜き助力へと変換されるので、随
意的な操作を行えて、予想外の動作を起こす危険性およ
び作業上の違和感がない。
発明によれば、ほとんど引き抜き操作および引き抜き力
を必要とせずに、助力手段の簡単な操作によって、容易
に電源プラグをコンセントから抜き取れる。また、抜き
取り助力が相手側に直接作用するため、分岐ソケットか
ら抜き取る場合であっても分岐ソケットがコンセントか
ら抜ける事がないので、分岐ソケットを押さえたり戻す
等の余計な手間が不要である。さらに、助力装置に付与
する力が一義的に引き抜き助力へと変換されるので、随
意的な操作を行えて、予想外の動作を起こす危険性およ
び作業上の違和感がない。
【0041】請求項2記載の発明によれば、助力装置の
操作部と当接部が一体となっている単純な機構のため、
作動が確実であるとともに製造容易かつ製造コストも低
くできる。また、ダイレクトな操作感を得ることができ
る。
操作部と当接部が一体となっている単純な機構のため、
作動が確実であるとともに製造容易かつ製造コストも低
くできる。また、ダイレクトな操作感を得ることができ
る。
【0042】請求項3記載の発明によれば、助力装置が
ラック&ピニオン機構を構成しているため、この部分の
ギア比と操作棒のレバー比を調整することによって、操
作ストロークと作動ストローク(助力ストローク)の割
合、および、操作力と得られる助力の張り合いを任意に
設定できる。少ない操作力で大きな助力を得るような所
謂倍力機構も容易に実現でき、抜き取りが一層軽微な力
で済む。
ラック&ピニオン機構を構成しているため、この部分の
ギア比と操作棒のレバー比を調整することによって、操
作ストロークと作動ストローク(助力ストローク)の割
合、および、操作力と得られる助力の張り合いを任意に
設定できる。少ない操作力で大きな助力を得るような所
謂倍力機構も容易に実現でき、抜き取りが一層軽微な力
で済む。
【0043】請求項4記載の発明によれば、助力装置で
ある操作杵をハサミのように操作すればよく、容易に操
作が可能である。また、請求項3記載の発明と同様、レ
バー比の設定次第で倍力機構も実現可能である。さら
に、操作杵のピボットから操作部までの距離を延ばしや
すいので、請求項3記載の発明よりもレバー比を大きく
して大きな助力を得るように設定し易い。
ある操作杵をハサミのように操作すればよく、容易に操
作が可能である。また、請求項3記載の発明と同様、レ
バー比の設定次第で倍力機構も実現可能である。さら
に、操作杵のピボットから操作部までの距離を延ばしや
すいので、請求項3記載の発明よりもレバー比を大きく
して大きな助力を得るように設定し易い。
【0044】請求項5記載の発明によれば、指を係止し
て支点とし易いため、一層操作が容易になるとともに、
操作力を付加し易い。
て支点とし易いため、一層操作が容易になるとともに、
操作力を付加し易い。
【0045】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体の
助力装置として構成できるので、助力装置を持たない既
存の電源プラグに新たに助力装置を追加することが可能
となる。また、助力装置を使わない時には電源プラグか
ら取り外しておくこと、さらには、それを他の電源プラ
グと兼用することも可能となる。
載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体の
助力装置として構成できるので、助力装置を持たない既
存の電源プラグに新たに助力装置を追加することが可能
となる。また、助力装置を使わない時には電源プラグか
ら取り外しておくこと、さらには、それを他の電源プラ
グと兼用することも可能となる。
【0046】請求項7記載の発明によれば、単体として
の助力装置は電源プラグに取り付け可能なベース体に組
付けられるため、取り付け、取り外しが容易である。ま
た、取り付け時の固定手段に粘着テープ等の再現性のあ
る固定手段を用いると、何度も取り付け、取り外しが可
能である。
の助力装置は電源プラグに取り付け可能なベース体に組
付けられるため、取り付け、取り外しが容易である。ま
た、取り付け時の固定手段に粘着テープ等の再現性のあ
る固定手段を用いると、何度も取り付け、取り外しが可
能である。
【0047】請求項8記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体の
助力装置として構成できる。
載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体の
助力装置として構成できる。
【0048】請求項9記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体の
助力装置として構成できる。
載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体の
助力装置として構成できる。
【0049】請求項10記載の発明によれば、請求項4
記載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体
の助力装置として構成できる。
記載の発明の助力装置を電源プラグとは別体として単体
の助力装置として構成できる。
【0050】請求項11記載の発明によれば、ベース体
に設けた指係止用突起に指を係止して支点とし易いた
め、一層操作が容易になるとともに、操作力を付加し易
い。
に設けた指係止用突起に指を係止して支点とし易いた
め、一層操作が容易になるとともに、操作力を付加し易
い。
【図1】本発明の第1実施例を示す図。
【図2】本発明の第1実施例を示す側面図。
【図3】本発明の第1実施例の操作を示す図。
【図4】本発明の第2実施例を示す図。
【図5】本発明の第1実施例を示す側面図。
【図6】本発明の第3実施例を示す図。
【図7】本発明の第3実施例を示す側面図。
【図8】本発明の第4実施例を示す図。
【図9】本発明の第4実施例を示す側面図。
【図10】本発明の第5実施例を示す図。
【図11】本発明の第5実施例を示す側面図。
【図12】本発明の第6実施例を示す図。
【図13】本発明の第6実施例を示す側面図。
【図14】本発明の第7実施例を示す図。
【図15】本発明の第7実施例を示す側面図。
【図16】本発明の第8実施例を示す側面図。
【図17】本発明の第8実施例を示す図。
【図18】第1の従来技術を示す図。
【図19】第2の従来技術を示す図。
1・・・電源プラグ 2・・・本体 3・・・電気伝導用コード 4・・・導線 5・・・接続面 6・・・接続用電極 7、14、17、24、35・・・助力装置 9、15、18、38・・・押し出し棒 25・・・操作杵
Claims (11)
- 【請求項1】 コンセントに接続および離脱可能な電源
プラグであって、コンセントから離脱方向への動きを容
易ならしめる助力装置を本体に具備しており、該助力手
段へ手で操作力を付与すると、該操作力が一義的に離脱
方向の助力へと変換されることを特徴とする電源プラ
グ。 - 【請求項2】 前記助力装置は、前記本体へ摺動自在に
保持された押し出し棒を有し、該押し出し棒の操作部へ
操作力を付与することで当接部が前記本体の接続面より
突出してコンセントを押し、その反力として助力を得る
ことを特徴とする請求項1記載の電源プラグ。 - 【請求項3】 前記助力装置は、前記本体へ摺動自在に
保持された押し出し棒と、該押し出し棒に刻設された歯
部に噛合する歯車と、該歯車に一端を固定された操作棒
とを有しており、該操作部へ操作力を付与することで前
記押し出し棒の当接部が前記本体の接続面より突出して
コンセントを押し、その反力として助力を得ることを特
徴とする請求項1記載の電源プラグ。 - 【請求項4】 前記助力装置は、前記本体に回動自在に
軸支された少なくとも一本の操作扞を有し、該操作扞へ
操作力を付与することで前記押し出し棒の当接部が前記
本体の接続面より突出してコンセントを押し、その反力
として助力を得ることを特徴とする請求項1記載の電源
プラグ - 【請求項5】 前記助力装置は、前記本体と一体的に形
成された指係止用突起を有することを特徴とする請求項
2、又は3、又は4記載の電源プラグ。 - 【請求項6】 コンセントに接続および離脱可能な電源
プラグに取り付けてコンセントから離脱方向への動きを
容易ならしめる助力装置であって、該助力装置へ一方向
の操作力を付与すると、該操作力が一義的に離脱方向の
助力へと変換されることを特徴とする電源プラグの助力
装置。 - 【請求項7】 前記助力装置はベース体に組付けられて
おり、該ベース体は前記電源プラグ本体へ固定手段によ
って固定されることを特徴とする請求項6記載の電源プ
ラグの助力装置。 - 【請求項8】 前記助力装置は、前記ベース体へ摺動自
在に保持された押し出し棒を具備し、該押し出し棒の操
作部を操作することによって当接部が電源プラグの接続
面より突出し、その反力として助力を得ることを特徴と
する請求項7記載の電源プラグの助力装置。 - 【請求項9】 前記助力装置は、前記ベース体へ摺動自
在に保持された押し出し棒と、該押し出し棒に刻設され
た歯部に噛合する歯車と、該歯車に固定された操作棒と
を有しており、前記操作棒へ操作力を付与ずることで押
し出し棒の当接部が電源プラグの接続面より突出してコ
ンセントを押し、その反力として助力を得ることを特徴
とする請求項7記載の電源プラグの助力装置。 - 【請求項10】 前記助力装置は、前記ベース体へ回動
自在に軸支された少なくとも一本の操作扞を具備し、該
操作扞へ操作力を付与することで当接部が電源プラグの
接続面より突出してコンセントを押し、その反力として
助力を得ることを特徴とする請求項7記載の電源プラグ
の助力装置。 - 【請求項11】 前記助力装置は、前記ベース体と一体
的に形成された指係止用突起を有することを特徴とする
請求項7、又は8、又は9、又は10記載の電源プラグ
の助力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16037697A JPH10312855A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 電源プラグとその助力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16037697A JPH10312855A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 電源プラグとその助力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312855A true JPH10312855A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15713638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16037697A Pending JPH10312855A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 電源プラグとその助力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10312855A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009021069A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Seiko Epson Corp | コネクタ接続構造 |
US9887493B2 (en) | 2015-07-31 | 2018-02-06 | Dong San Electronics Co., Ltd. | Electric plug |
EP3324497A1 (de) * | 2016-11-18 | 2018-05-23 | Metin Musullu | Abnehmbarer auswerferstecker |
CN111262071A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-06-09 | 杭州轩霸科技有限公司 | 一种基于齿轮传动的便拔式电力插头 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP16037697A patent/JPH10312855A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009021069A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Seiko Epson Corp | コネクタ接続構造 |
US9887493B2 (en) | 2015-07-31 | 2018-02-06 | Dong San Electronics Co., Ltd. | Electric plug |
JP2018522391A (ja) * | 2015-07-31 | 2018-08-09 | トンサン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 電気プラグ |
EP3331104A4 (en) * | 2015-07-31 | 2019-03-13 | Dong San Electronics Co., Ltd. | ELECTRICAL CONNECTOR |
EP3324497A1 (de) * | 2016-11-18 | 2018-05-23 | Metin Musullu | Abnehmbarer auswerferstecker |
CN111262071A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-06-09 | 杭州轩霸科技有限公司 | 一种基于齿轮传动的便拔式电力插头 |
CN111262071B (zh) * | 2020-03-24 | 2020-11-13 | 乐清泰起知识产权服务有限公司 | 一种基于齿轮传动的便拔式电力插头 |
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