JPH10312824A - 角形電池 - Google Patents

角形電池

Info

Publication number
JPH10312824A
JPH10312824A JP9265939A JP26593997A JPH10312824A JP H10312824 A JPH10312824 A JP H10312824A JP 9265939 A JP9265939 A JP 9265939A JP 26593997 A JP26593997 A JP 26593997A JP H10312824 A JPH10312824 A JP H10312824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode plate
active material
core
prismatic battery
battery case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9265939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963538B2 (ja
Inventor
Takeo Hamamatsu
太計男 浜松
Masao Inoue
雅雄 井上
Takashi Nagase
敬 長瀬
Satoru Yonetani
悟 米谷
Nobutake Ooi
伸剛 大井
Hirofumi Sako
洋文 佐古
Hiroshi Sato
博 佐藤
Tadashi Ise
忠司 伊勢
Yasushi Kuroda
黒田  靖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP26593997A priority Critical patent/JP3963538B2/ja
Priority to TW087103475A priority patent/TW369734B/zh
Priority to CNB98106096XA priority patent/CN1156045C/zh
Priority to US09/038,133 priority patent/US6103424A/en
Priority to DE69824337T priority patent/DE69824337T2/de
Priority to EP98301773A priority patent/EP0869570B1/en
Priority to KR1019980008093A priority patent/KR100310875B1/ko
Publication of JPH10312824A publication Critical patent/JPH10312824A/ja
Priority to HK99100939A priority patent/HK1015959A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3963538B2 publication Critical patent/JP3963538B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極板群を電池ケースに挿入するときに、活物
質が電池ケースの開口部に付着するのを防止して、電池
ケースを確実に気密に密閉する。極めて簡単な構造で、
角形電池の体積エネルギー密度を改善し、安価に多量生
産する。 【解決手段】 角形電池は、正極板4と負極板3をセパ
レータ5を介して交互に積層してなる極板群2を、底を
閉塞してなる角形の外装缶1Aに挿入して、外装缶1A
の開口部を封口板1Bで気密に密閉している。さらに、
角形電池は、極板群2の最外側極板を、芯体7の表面に
活物質8を塗着してなる極板とし、さらに、極板群2の
両面に位置する最外側極板を同一極性としている。さら
にまた、最外側極板は、電池ケース1に接する表面を、
芯体7を露出させてなる芯体露出面9としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角形の電池ケース
に、正極板と負極板とを積層してなる極板群を挿入して
気密に密閉してなる角形電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型携帯機器の増加に伴い、二次
電池の需要が高まってきている。特に、機器の小型・薄
型化、スペース効率化に伴い、角形の二次電池が急速に
求められるようになった。
【0003】角形の二次電池は、極板群を、密閉構造の
角形電池ケースに収納した構造となっている。極板群
は、多用されているアルカリ二次電池においては、活物
質に水酸化ニッケルを使用する正極板と、活物質に水素
吸蔵合金を使用する負極板が使用される。正極板と負極
板は、絶縁のためのセパレータを介して積層され、集電
タブをスポット溶接して電気接続している。極板群は、
角形の電池ケースに収納して密閉される。正極板に接続
される集電タブは、正極端子に接続される。
【0004】極板群を挿入した金属製の電池ケースは、
金属製の封口板を、レーザー溶接やかしめ等の方法で開
口部に溶着して、開口部を気密に密閉するのが一般的で
ある。レーザー溶接で角形電池の開口部を気密に封口す
る方法は、かしめて開口部を密閉する電池ケースのよう
に、開口部を局部的に独特の物性とすることが要求され
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】角形電池は、電子機器
にセットされる状態で、極めてスペース効率が優れてい
る。しかしながら、円筒電池に比較すると、体積エネル
ギー密度が悪くなる欠点がある。たとえば、円筒形のニ
ッケル−水素電池の体積エネルギー密度は、約200〜
220Wh/lにも達するが、角形のニッケル−水素電
池では、約170〜190Wh/lと相当に低下する。
角形電池は、スペース効率が優れているので、体積エネ
ルギー密度を改善できるなら、組電池とした状態で、体
積エネルギー密度を著しく改善できる。
【0006】角形電池の体積エネルギー密度を改善する
ためには、正極板と負極板を積層してなる極板群を、強
くプレスして高密度な状態で電池ケースに挿入する必要
がある。しかしながら、角形電池は、円筒電池に比較し
て、正極板と負極板とを高密度な状態で電池ケースに挿
入するのが極めて難しい。それは、極板群を挿入すると
きに、活物質の一部が、電池ケースの開口部で剥ぎ取ら
れて、芯体の表面から脱落するからである。芯体から脱
落した活物質は、単に極板群の電気性能を低下させるに
とどまらず、角形電池の歩留を著しく低下させる。それ
は、電池ケースの開口部に、付着した活物質が、封口板
を溶接して気密に閉塞するときの弊害になるからであ
る。角形電池は、封口板の周縁と電池ケースの開口部
を、レーザー溶接して気密に密閉すると、レーザー溶接
する境界に、極めて微量の活物質があっても、電池ケー
スと封口板とが気密に密閉できなくなってしまう。かし
めて電池ケースを気密に封口する構造では、コーナー部
を気密に密閉するのが極めて難しく、しかも、この部分
に活物質が付着しやすいので、電池ケースを気密に密閉
するのが非常に難しくなる。このため、角形電池は、極
板群をより高密度な状態で、電池ケースに圧入すること
が要求されるにもかかわらず、芯体から活物質の脱落す
る極板群を、高い密度で電池ケースに圧入するのがより
難しくなる。したがって、角形電池は、体積エネルギー
密度を改善することが極めて難しい。
【0007】とくに、角形電池は、円筒電池では想像も
できない、下記のふたつの相違から、高密度な極板群の
挿入を極めて難しくしている。第1の問題は、角形ケー
スの四隅部で発生する。角形ケースに角形の極板群を挿
入するとき、角形ケースの四隅部で、活物質が極板群か
ら剥離しやすくなる。とくに、電池ケースに隙間なく高
密度に極板群を挿入しようとすると、この弊害は甚だし
くなる。それは、極板群の横幅を、電池ケース内幅にほ
ぼ等しくすると、挿入するときに極板群のコーナー部が
電池ケースの四隅を擦って、活物質が剥離されやすくな
るからである。とくに、複数枚の正極板と負極板とセパ
レータとを積層してなる極板群は、その外形を、正確に
電池ケースの内形に等しくするのが極めて難しい。積層
時の位置ずれや、正極板や負極板の横幅の誤差が、極板
群の外形を狂わせるからである。さらに困ったことに、
電池ケースに封口板を溶接して気密に密閉するとき、そ
のコーナー部はガス漏れが特に発生しやすく、ここに活
物質が付着すると、封口板で電池ケースを過密に密閉で
きなくなってしまう。この弊害を避けるために、正極板
と負極板の横幅を狭くすると、極板の実質的な面積が小
さくなって、体積エネルギー密度が低下してしまう弊害
が発生する。
【0008】さらに、角形電池は、たとえば、負極板を
U曲して、その間に正極板を挟着して積層するものがあ
る。この構造の角形電池は、一方の極板をU曲して積層
するので、全体として少ない枚数の極板で、積層枚数を
多くでき、能率よく多量生産できる特長がある。しかし
ながら、この構造の極板群は、電池ケースに挿入される
ときに、図1と図2に示すように、芯体7のU曲部の近
傍表面に塗着される活物質層が、電池ケース1の開口部
に接触して剥ぎ取られて、剥離しやすくなる欠点があ
る。図1に示すように、極板の下端でU曲された極板群
2は、下端を電池ケース1の開口部に入れるときに、芯
体7のU曲部近傍表面に塗着される活物質8が、開口部
に剥ぎ取られて剥離される。また、図2に示すように、
極板群2の側部でU曲している極板は、極板群2を電池
ケース1に入れる途中で、芯体7のU曲部近傍表面に塗
着された活物質8が剥ぎ取られて剥離する弊害が発生す
る。
【0009】角形電池に独特のこのような弊害を防止す
るために、図3に示すように、極板群2の表面を、コ字
状に折曲してなる金属カバー12で被覆して、電池ケー
ス1に挿入する技術は開発されている(実公平6−45
37号公報)。この構造の角形電池は、金属カバー12
を電池ケース1の内面に摺動させて、金属カバー12を
電池ケース1に挿入できるので、電池ケース1に入れる
ときに、極板群2から活物質が脱落するのを有効に防止
できる特長がある。しかしながら、この構造の角形電池
は、極板群2と電池ケース1との間に、発電に関与しな
い金属カバー12が配設されるために、電池ケース1に
収納できる極板群2の実質的な体積が減少する。このた
め、金属カバー12によって、角形電池の体積エネルギ
ー密度が低下してしまう欠点がある。
【0010】以上のように、角形電池は、体積エネルギ
ー密度を改善することが切望されているにもかかわら
ず、このことを実現することが極めて難しい欠点があ
る。とくに、安価に多量生産して、角形電池の体積エネ
ルギー密度を改善することはさらに難しい技術とされて
いる。
【0011】本発明は、このことを実現することを目的
に開発されたもので、本発明の重要な目的は、極板群を
電池ケースに挿入するときに、活物質が電池ケースの開
口部に付着するのを防止して、電池ケースを確実に気密
に密閉できる角形電池を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の大切な目的は、極めて
簡単な構造で、角形電池の体積エネルギー密度を改善
し、さらに、安価に多量生産できる角形電池を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の角形電池は、正
極板4と負極板3をセパレータ5を介して交互に積層し
てなる極板群2を、底を閉塞してなる角形の外装缶1A
に挿入して、外装缶1Aの開口部を封口板1Bで気密に
密閉している。
【0014】さらに、本発明の請求項1の角形電池は、
極板群2の最外側極板を、芯体7の表面に活物質8を塗
着してなる極板とし、さらに、極板群2の両面に位置す
る最外側極板を同一極性としている。さらにまた、最外
側極板は、外装缶1Aに接する表面を、芯体7を露出さ
せてなる芯体露出面9としている。
【0015】本発明の請求項2の角形電池は、電池ケー
ス1の少なくとも内面と、極板の芯体7が導電性を有
し、かつ、この芯体7が電池ケース1の内面に圧接して
電気接続されている。
【0016】本発明の請求項3の角形電池は、最外側極
板でもって、他極の極板を挟着するようにU曲して積層
している。最外側極板のU曲部は、芯体7表面の活物質
8を除去してなる折曲薄層部6となっている。この折曲
薄層部6に連続して、最外側極板の電池ケース1対向面
に芯体露出面9を設けている。
【0017】さらに、本発明の請求項4の角形電池は、
密閉構造の電池ケース1を外装缶1Aと封口板1Bとで
構成し、角形外装缶1Aの開口部に封口板1Bをレーザ
ー溶接して気密に密閉している。
【0018】本発明の請求項5の角形電池は、ニッケル
−水素電池、ニッケル−カドミウム電池等のアルカリ2
次電池である。
【0019】請求項6の角形電池はニッケル−水素電池
で、芯体7に水素吸蔵合金を含む活物質を付着してい
る。
【0020】本発明の請求項7の角形電池は、最外側極
板の芯体7に、実質的にパンチング穴のない非パンチン
グメタルを使用している。実質的にパンチング穴のない
非パンチングメタルとは、積層した極板群2を外装缶1
Aに挿入するときに、最外側極板の芯体7を透過して、
活物質が芯体7の表面にほとんど移行しない金属プレー
トを意味するものとする。したがって、本発明の非パン
チングメタルは、活物質をほとんど透過させない微細な
パンチング穴の開口されたパンチングメタルを含む意味
に使用する。
【0021】本発明の請求項8の角形電池は、非パンチ
ングメタルの表面に結着剤を介して活物質を付着し、請
求項9の角形電池は、非パンチングメタルの表面を凹凸
処理して活物質を付着し、請求項10の角形電池は、非
パンチングメタルの表面をプラズマ処理して活物質を付
着している。
【0022】さらに、本発明の請求項11に記載される
角形電池は、芯体7をパンチングメタルとしている。
【0023】また、本発明の請求項12の角形電池は、
最外側極板の下端をU曲して、他の極板を挟着するよう
に積層している。
【0024】
【作用】本発明の角形電池は、極板群を電池ケースに挿
入する際に、芯体を図3の金属カバー12に併用する。
金属カバーに併用される芯体は、非パンチングメタルや
パンチングメタル等の導電性の板材で、電池ケースと対
向する面を芯体露出面としている。芯体露出面は、活物
質を除去した芯体であるので、極板群を電池ケースに挿
入するとき、極板群から活物質が剥ぎ取られて脱落する
のを有効に防止する。とくに、角形電池ケースに角形極
板群を挿入するときに、極板群のコーナー部を確実に保
護して、活物質の脱落を防止する。それは、極板群の表
面を別の金属カバーで被覆するのではなく、極板の芯体
を金属カバーに併用しているからである。別の金属カバ
ーで被覆して電池ケースに挿入される極板群は、金属カ
バーが極板群よりも少しでも小さいと、極板群のコーナ
ー部が金属カバーから突出して、突出部の活物質から脱
落する。この弊害を防止するために、金属カバーを大き
くする、いいかえると、極板群を小さくすると、極板群
の実質的な体積が小さくなって体積エネルギー密度が低
下する。これに対して、本発明の角形電池は、積層され
る極板の芯体を金属カバーに併用して、極板群を電池ケ
ースに挿入するので、芯体が極板よりも大きくなること
はない。芯体は、極板群の最外側面の全面を被覆し、こ
れが電池ケースに挿入されるときに、コーナー部を含む
全ての部分から活物質が脱落するのを有効に防止する。
【0025】さらに、最外側極板をU曲して積層してな
る極板群が角形電池ケースに挿入されるときも、最外側
極板の電池ケースとの対向面を芯体露出面としているの
で、極板のU曲部の近傍で活物質が脱落することがな
く、高密度な極板群の脱落を防止して、電池ケースに挿
入できる。このため、本発明の角形電池は、体積エネル
ギー密度を改善できるにもかかわらず、電池ケースを溶
接等の方法で確実に気密に密閉できる。それは、電池ケ
ースに挿入される極板群からの活物質の脱落を防止し
て、封口板を溶接等の方法で気密に密閉できるからであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための角形電池を例示するもの
であって、本発明は角形電池を下記のものに特定しな
い。
【0027】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0028】図4に示す角形電池は、密閉構造の電池ケ
ース1に極板群2を収容している。電池ケース1は、極
板群2を挿入している外装缶1Aと、この外装缶1Aの
開口部を気密に密閉している封口板1Bとで構成してい
る。外装缶1Aは、内面に負極板3を圧接して電気接続
するので、少なくとも内面が導電性を有する。この構造
の外装缶1Aは、一般的には、金属ケースである。た
だ、プラスチックケースの内面に導電層を設けたケース
も使用できる。プラスチック製の外装缶は、プラスチッ
ク製の封口板を溶着して気密に閉塞される。
【0029】以下、角形電池を、アルカリ二次電池であ
るニッケル−水素電池として具体例を詳述する。ただ
し、本発明は、角形電池をニッケル−水素電池であるア
ルカリ二次電池に特定しない。本発明の角形電池は、芯
体の表面に活物質を塗着してなる極板群を電池ケースに
内蔵している全ての電池に採用できる。
【0030】図5は、極板群の断面構造を示す。この図
の極板群2は、2枚の負極板3と、3枚の正極板4から
なる。負極板3は、中央に帯状に設けた折曲薄層部6で
U曲して、その間に、セパレータ5で包まれた正極板4
を挟着している。折曲薄層部6は、芯体7の両面の活物
質8を除去している。折曲薄層部は、芯体表面に付着す
る全ての活物質を除去することを理想とするが、多少の
活物質が残存しても、折曲できればよい。
【0031】負極板3は、芯体7の表面に、活物質8で
ある水表吸蔵合金を塗着して製作される。芯体7には、
パンチングメタルと非パンチングメタルとを使用する。
非パンチングメタルは、パンチング穴のない薄い金属箔
である。非パンチングメタルである芯体は、表面に結着
剤を塗布し、あるいは、表面をプラズマ処理して表面活
性とし、あるいはまた、表面をサンドブラストして微細
な凹凸面とする前処理をして、活物質を剥離し難いよう
に付着できる。結着剤には、ポリビニールアルコール等
の合成樹脂製の接着剤が使用できる。ポリビニールアル
コールを結着剤に使用する場合、これを芯体の表面に塗
布して乾燥させた後、その上に活物質を塗着する。
【0032】活物質8は、バインダーを添加した活物質
スラリーの状態で芯体7の表面に一定の厚さに塗着され
る。活物質スラリーは、芯体7の表面に塗着された後、
バインダーを硬化させる。
【0033】負極板3は、芯体7の全面に活物質8を塗
着しない。図に示す負極板3は、最外側極板の電池ケー
スと対向する面には、活物質8が塗着されない。最外側
極板は、正極板4と対向する片面にのみ、活物質8を塗
着している。さらに、負極板3をU曲する折曲薄層部6
は、芯体7の両面に活物質8が塗着されない。
【0034】活物質8を部分的に塗着するには、芯体7
の一部に活物質8を塗着し、あるいは、芯体7の全面に
活物質スラリーを塗着した後、バインダーが硬化するま
えに、活物質スラリーをブレードで掻き落として、芯体
露出面9と折曲薄層部6の活物質8を除去する。
【0035】正極板4は、水酸化ニッケルを保持し、図
6に示すように、集電タブ10を基材に溶接している。
セパレータ5は、長尺物の1枚の不織布で、袋状にして
正極板4を包むように収納して、正極板4と負極板3を
絶縁する。
【0036】以上の構造の負極板と正極板は、以下のよ
うにして極板群として組み立てられ、さらに、電池ケー
スに入れられて角形電池に組み立てられる。 まず、負極板3を中央部の折曲薄層部6で、U字状
に折り曲げる。 次に、セパレータ5で包まれた正極板4を、U字状
に折り曲げられた負極板の間に挟着する。 正極板4を挟着する2組の負極板3の間に、セパレ
ータ5で包まれた正極板4を挟着するようにして、図5
に示す構造の極板群2を組み立てる。 その後、正極板4の集電タブ10を封口板1Bの正
極端子11に溶接して接続する。 極板群2が、角形で底を閉塞している角筒状の外装
缶1Aに挿入される。外装缶1Aは金属ケースである。
【0037】電池ケース1に挿入された極板群2は、折
曲薄層部6を電池ケース1の底面に接触させる。そし
て、極板群2の最外側極板となっている負極板3は、芯
体露出面9を電池ケース1の内面に圧接して、電気接続
する。この状態で、電池ケース1に挿入された極板群2
は、ガタつきが生じることはなく、電池ケース1に収容
される。
【0038】 その後、電池ケース1に開口部から、
電解液であるKOH液を注液し、次いで正極端子11を
有する封口板1Bを電池ケース1の開口部に挿入する。
その後、封口板1Bと電池ケース1開口部との接合部
に、レーザーを照射して溶接し、封口板1Bを電池ケー
ス1の開口部に気密に固定して気密に封口する。
【0039】以上の工程で、本発明の実施例の角形電池
が得られる。本発明の角形電池が、いかに優れた特性を
示すかを明確にするために、比較電池を試作した。比較
電池は、極板群の構造を図7に示す構造とした。すなわ
ち、最外側極板となる負極板3は、芯体7の両面に活物
質8を塗着した。活物質8の塗着状態を変更する以外、
その他の構造は、前述の極板群と同じにした。とくに、
芯体7表面に塗着する活物質8の総量も同じにした。作
製方法も、前述の実施例の角形電池と同一とした。
【0040】本発明の実施例の角形電池と、比較例の角
形電池は、それぞれ1000個作製して、負極板3と電
池ケース1の溶接部分の良否を判定した。なお、本発明
の実施例の角形電池は、負極板3の芯体7に、パンチン
グメタルを使用するものと、非パンチングメタルを使用
するものをそれぞれ1000個作製した。なお、溶接部
分の良否は、角形電池を完成した後、60日間静置し
て、アルカリ電解液の漏液の有無で封口部の不良率を測
定した。
【0041】負極板の芯体にパンチングメタルを使用す
る角形電池は、負極板の全ての芯体にパンチングメタル
を使用する。また、負極板の芯体に非パンチングメタル
を使用する角形電池は、最外側極板となる負極板のみ非
パンチングメタルを使用し、その他の負極板の芯体には
パンチングメタルを使用する。ただ、負極板の全ての芯
体に非パンチングメタルの使用、あるいは、最外側極板
に連結される極板の芯体にのみ非パンチングメタルを使
用し、その他の負極板の芯体には、パンチングメタルを
使用することもできる。
【0042】本発明の実施例の角形電池は、封口部の不
良率が0%であった。これに対し、比較例の角形電池
は、封口部の不良率が1.6%、すなわち、1000個
に対して16個の電池が封口部で漏液した。
【0043】このように、本発明の角形電池が、封口部
の不良率を極減できるのは、極板群2の最外側極板の電
池ケース1に接する部分を芯体露出部としているので、
極板群2を角形電池ケース1に挿入するときに、極板群
2の表面が電池ケース1と接触して削られることがな
く、したがって、活物質8が脱落することがないため
に、外装缶1Aの開口部を、レーザー溶接等の方法で、
確実に気密に密閉できるからである。
【0044】比較例の角形電池は、電池ケース1に極板
群2を挿入するときに、極板群2の表面に塗着された活
物質8が剥ぎ取られて脱落し、脱落した活物質8が、封
口板1Bと電池ケース1の溶接部分に付着して不純物と
して介在し、溶接性を阻害することでピンホール等が発
生して、封口性が低下する。
【0045】さらに、以上の実施例で試作した本発明の
角形電池と、比較電池の放電率特性を比較すると、本発
明の実施例の角形電池は、1C以上の高率放電特性が数
%以上も改善された。それは、本発明の角形電池が、芯
体露出面を直接に電池ケースに電気接続されるために、
集電性に優れて高率放電特性を改善できるからである。
比較例の角形電池は、最外側極板が芯体ではなくて活物
質を介して電池ケースに接触するので、集電性が低下し
て高率放電特性が低下する。
【0046】以上の比較例の角形電池と本発明の角形電
池は、芯体露出面の効果を明確にするために、負極板に
塗着する活物質量を同じにした。本発明の角形電池は、
電池ケースに挿入するときに、活物質の脱落を有効に防
止できるので、実際に角形電池を製作する工程において
は、芯体に塗着する活物質を多くすることが可能とな
る。それは、活物質を多く塗着しても、芯体露出面で極
板群の両面を押圧する状態、いいかえると、金属カバー
で被覆する状態で、電池ケースに挿入できるからであ
る。したがって、本発明の角形電池は、活物質量を多く
して、高密度な極板群を電池ケースに挿入して、しか
も、活物質に起因する液漏れを極減できる特長がある。
【0047】さらに、本発明の実施例において、負極板
の芯体に、パンチングメタルを使用した角形電池と、非
パンチングメタルを使用した角形電池の特性を比較する
と、非パンチングメタルを使用した角形電池がより優れ
た特性を示した。非パンチングメタルを芯体に使用した
負極板は、パンチングメタルの負極板に比較して、表面
に塗着した活物質が脱落し難く、また、負極板としての
充填密度を高くできた。
【0048】パンチングメタルと非パンチングメタルを
芯体に使用する負極板は、以下の〜のようにして試
作した。なお、〜は片面の活物質を除去した極板で
ある。 パンチングメタルに、表面処理をしないで活物質を
塗着した負極板 非パンチングメタルに、表面処理をしないで活物質
を塗着した負極板 非パンチングメタルの表面に、結着剤を塗布して活
物質を塗着した負極板 非パンチングメタルの表面をサンドフラストして凹
凸面とし、凹凸面に活物質を塗着した負極板 非パンチングメタルの表面をブラズマ処理して、そ
の表面に活物質を塗着した負極板
【0049】以上のようにして試作された負極板は、以
下の試験で活物質の脱落を測定した。負極板の活物質を
塗着している面に、10×10mmの碁盤目状にカッタ
ーで切れ目を入れ、その表面に粘着テープを付着し、粘
着テープに活物質が付着して剥離された数を測定して、
活物質の脱落率を測定した。
【0050】〜の負極板における活物質の脱落率は
下記のようになった。 の負極板……99% の負極板……90% の負極板……75% の負極板……80% の負極板……80%
【0051】この測定条件において、非パンチングメタ
ルを芯体に使用する負極板は、活物質の脱落が少なく、
芯体の表面に強固に付着して極板強度が優れていること
を明示する。とくに、表面処理した非パンチングメタル
の表面に塗着した活物質は、相当に脱落し難く、もっと
も優れた特性を示した。
【0052】さらに、非パンチングメタルの芯体を使用
した負極板の極板群は、外装缶に理想的な状態で挿入で
きる特長がある。それは、最外側極板の芯体露出面とな
る芯体に、パンチング穴がないので、芯体のパンチング
穴を通過して活物質が芯体露出面に移行しないからであ
る。芯体露出面には全く活物質が塗着されず、また、芯
体を透過して活物質が芯体露出面に移行することもない
ので、極板群を外装缶に挿入するときに、活物質が外装
缶の開口部に付着するのを極減できる。
【0053】さらに、以上の〜の負極板を、一定の
条件(10t/cm2)で圧延したときの充填密度を測
定すると、以下のようになった。 の負極板……5.0g/cc の負極板……5.2g/cc の負極板……5.2g/cc の負極板……5.2g/cc の負極板……5.2g/cc の負極板……5.2g/cc
【0054】以上のように、非パンチングメタルの負極
板は、パンチングメタルを芯体とした負極板と比較し
て、充填密度が高くなった。それは、活物質が芯体の表
面に均一に充填されるからである。パンチングメタル
は、パンチング穴に活物質が充填されるので、充填密度
を高くできるように推測されるが、実際には圧延状態で
活物質粒子をパンチング穴に高密度に充填することは難
しい。それは、圧延して活物質粒子をスムーズに移動さ
せて、パンチング穴に圧入できないからである。
【0055】非パンチングメタルは、パンチング穴がな
いので薄くして強くできる。このため、非パンチングメ
タルを芯体に使用する負極板は、薄い芯体を使用するこ
とができ、負極板を全体体積に対する活物質量を多くで
きる。
【0056】以上のように、負極板の芯体に、非パンチ
ングメタルを使用する角形電池は、より優れた電池特性
を実現できる。
【0057】以上の実施例は、外装缶と封口板をレーザ
ー溶接して気密に固定する角形電池を例示して説明し
た。ただ、本発明は、封口板と外装缶を気密に固定する
構造を、レーザー溶接に特定しない。電池ケースと封口
板は、その他の溶接方法を用いて気密に接合することも
でき、また、かしめて気密に封口することもできる。そ
の場合も、前記の実施例と同じような効果が期待できる
のは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】本発明の角形電池は、極板群の最外側極
板の電池ケースに接する部分を芯体露出面としているの
で、極板群を電池ケースに挿入する際に、芯体表面に塗
着している活物質が、電池ケースの開口部に付着するの
を防止できる。このため、電池ケースの開口部が活物質
で汚れ、これが原因で負極板の外装缶の接合部の気密性
が低下することがない。とくに、本発明の角形電池は、
正極板と負極板とを角形に積層してなる極板群の、最外
側極板の芯体を表面に露出させて、芯体を金属カバーと
同等に働かせ、芯体で極板群を保護して、電池ケースに
挿入できるので、角形電池ケースに挿入するときに、極
板群と電池ケースのコーナー部における活物質の脱落も
有効に防止できる。極板群を活物質が脱落しないように
して、電池ケースに挿入できるので、本発明の角形電池
は、極板群を高密度な状態として、電池ケースに挿入で
きる。このため、角形電池に切望されている、体積エネ
ルギー密度を改善して、しかも封口板と電池ケースの液
漏れを極減できる理想的な特長が実現される。
【0059】とくに、本発明の請求項3の角形電池は、
最外側極板のU曲部を、芯体表面の活物質を除去してい
る折曲薄層部とし、この折曲薄層部に連続するように、
最外側極板に芯体露出面を設けている。この構造の角形
電池は、折曲薄層部から芯体露出面に連続する芯体の表
面で、極板群を理想的な状態に保護しながら、電池ケー
スに挿入できる。このため、U曲してなる極板群を、理
想的な状態で、電池ケースに高い密度で圧入できる卓効
を実現する。とくに、図1に示すように、活物質が最も
脱落しやすい、U曲部の近傍で、活物質の脱落を極めて
有効に防止して、極板群を電池ケースに挿入できる特長
を実現する。
【0060】さらに、本発明の請求項7に記載する角形
電池は、芯体露出面となる最外側極板の芯体に非パンチ
ングメタルを使用している。この角形電池は、高い密度
の極板群を外装缶に挿入して、活物質が外装缶の開口部
に付着するのを最も有効に防止して、電池ケースをより
確実に気密に密閉できる特長を実現する。それは、芯体
露出面が、パンチング穴のない非パンチングメタルで覆
われる極板群を、外装缶に挿入するからである。極板群
の芯体露出面に位置する非パンチングメタルは、活物質
の透過するパンチング穴がなく、芯体露出面に全く活物
質のない極板群を外装缶に挿入できる。
【0061】さらに、パンチング穴のない非パンチング
メタルは、薄くて強くできるので、発電に寄与しない芯
体を薄くして、電池の実質的な容量を増大できる特長も
実現できる。また、非パンチングメタルは、請求項8や
請求項9、請求項10に記載しているように、表面処理
することによって活物質を脱落しないように強固に付着
できる特長も実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の角形電池の極板群を電池ケースに挿入す
る状態を示す断面図
【図2】従来の他の角形電池の極板群を電池ケースに挿
入する状態を示す斜視図
【図3】従来の他の角形電池の極板群を金属カバーで被
覆して電池ケースに挿入する状態を示す分解斜視図
【図4】本発明の実施例の角形電池の一部断面斜視図
【図5】図4に示す角形電池の極板群の構造を示す断面
【図6】図4に示す正極板をセパレータに挿入する状態
を示す斜視図
【図7】比較例の角形電池の極板群の構造を示す断面図
【符号の説明】
1…電池ケース 1A…外装缶 1B…封
口板 2…極板群 3…負極板 4…正極板 5…セパレータ 6…折曲薄層部 7…芯体 8…活物質 9…芯体露出面 10…集電タブ 11…正極端子 12…金属カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米谷 悟 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 大井 伸剛 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 佐古 洋文 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊勢 忠司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 黒田 靖 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極板(4)と負極板(3)をセパレータ(5)
    を介して交互に積層してなる極板群(2)が、底を閉塞し
    てなる角形の外装缶(1A)に挿入されて、外装缶(1A)の開
    口部が封口板(1B)で気密に密閉されてなる角形電池にお
    いて、 極板群(2)の最外側極板が、芯体(7)の表面に活物質(8)
    を塗着してなる極板であって、しかも、同一極性であ
    り、さらに、最外側極板は、電池ケース(1)に接する表
    面を、芯体(7)を露出させてなる芯体露出面(9)としてい
    ることを特徴とする角形電池。
  2. 【請求項2】 電池ケース(1)の少なくとも内面と、極
    板の芯体(7)が導電性を有し、かつ、芯体が電池ケース
    (1)の内面に圧接して電気接続されてなることを特徴と
    する請求項1に記載される角形電池。
  3. 【請求項3】 最外側極板は、他極の極板を挟着するよ
    うにU曲して積層されており、U曲部は芯体(7)表面の
    活物質(8)が除去されてなる折曲薄層部(6)となってお
    り、この折曲薄層部(6)に連続して、最外側極板の電池
    ケース(1)対向面に芯体露出面(9)が設けられている請求
    項1に記載される角形電池。
  4. 【請求項4】 密閉構造の電池ケース(1)が、角形の外
    装缶(1A)の開口部に封口板(1B)をレーザー溶接したもの
    である請求項1に記載される角形電池。
  5. 【請求項5】 角形電池がアルカリ2次電池である請求
    項1に記載される角形電池。
  6. 【請求項6】 角形電池がニッケル−水素電池で、芯体
    (7)の表面に水素吸蔵合金を含む活物質が付着されてな
    る請求項5に記載される角形電池。
  7. 【請求項7】 最外側極板の芯体(7)が、実質的にパン
    チング穴のない非パンチングメタルである請求項1に記
    載される角形電池。
  8. 【請求項8】 非パンチングメタルの表面に結着剤を介
    して活物質を付着してなる請求項7に記載される角形電
    池。
  9. 【請求項9】 非パンチングメタルの表面が凹凸処理さ
    れて活物質を付着してなる請求項7に記載される角形電
    池。
  10. 【請求項10】 非パンチングメタルの表面がプラズマ
    処理されて活物質を付着してなる請求項7に記載される
    角形電池。
  11. 【請求項11】 芯体(7)がパンチングメタルである請
    求項1に記載される角形電池。
  12. 【請求項12】 最外側極板が、他の極板を挟着するよ
    うに下端をU曲して積層状態となっている請求項1に記
    載される角形電池。
JP26593997A 1997-03-12 1997-09-30 角形電池 Expired - Fee Related JP3963538B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26593997A JP3963538B2 (ja) 1997-03-12 1997-09-30 角形電池
CNB98106096XA CN1156045C (zh) 1997-03-12 1998-03-10 方形电池
TW087103475A TW369734B (en) 1997-03-12 1998-03-10 Cubical battery
DE69824337T DE69824337T2 (de) 1997-03-12 1998-03-11 Prismatische Batterie
US09/038,133 US6103424A (en) 1997-03-12 1998-03-11 Rectangular battery
EP98301773A EP0869570B1 (en) 1997-03-12 1998-03-11 Rectangular battery
KR1019980008093A KR100310875B1 (ko) 1997-03-12 1998-03-11 각형전지
HK99100939A HK1015959A1 (en) 1997-03-12 1999-03-09 Rectangular battery

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5759897 1997-03-12
JP9-57598 1997-03-12
JP26593997A JP3963538B2 (ja) 1997-03-12 1997-09-30 角形電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10312824A true JPH10312824A (ja) 1998-11-24
JP3963538B2 JP3963538B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=26398667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26593997A Expired - Fee Related JP3963538B2 (ja) 1997-03-12 1997-09-30 角形電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3963538B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313348A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Nec Corp 二次電池
US6756156B2 (en) 2001-02-27 2004-06-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Rectangular alkaline storage battery
JPWO2013065575A1 (ja) * 2011-10-31 2015-04-02 株式会社村田製作所 リチウムイオン二次電池
WO2022138334A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 株式会社村田製作所 二次電池および二次電池の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6756156B2 (en) 2001-02-27 2004-06-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Rectangular alkaline storage battery
JP2002313348A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Nec Corp 二次電池
JPWO2013065575A1 (ja) * 2011-10-31 2015-04-02 株式会社村田製作所 リチウムイオン二次電池
WO2022138334A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 株式会社村田製作所 二次電池および二次電池の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3963538B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3831525B2 (ja) 電池
US6406815B1 (en) Compact lithium ion battery and method of manufacturing
US20170025703A1 (en) Button cells and method of producing same
US20030162088A1 (en) Coin-shaped battery
JP2012530337A (ja) 巻き電極を持つボタン電池及びその製造方法
EP2341567A1 (en) Secondary battery
JP2010003692A (ja) 電極組立体とこれを利用した二次電池及びその製造方法
KR100515833B1 (ko) 젤리-롤형의 전극조립체와 이를 채용한 이차전지
KR20180107461A (ko) 전지케이스의 크랙 방지를 위한 보조 실링부를 포함하는 전지셀의 제조 방법
JP2003031206A (ja) 蓄電素子およびその製造方法ならびに端子
KR100515832B1 (ko) 이차전지의 전극 조립체
KR100911004B1 (ko) 전지부와 이를 채용한 리튬이차전지
US5225292A (en) Internally folded expanded metal electrode for battery construction
KR100310875B1 (ko) 각형전지
JPH08115729A (ja) 有機電解液電池およびその製造方法
JPH10312824A (ja) 角形電池
KR100502347B1 (ko) 각형 이차전지
KR20010104136A (ko) 파우치 전지
KR20040107868A (ko) 파우치형 리튬 이차 전지
KR20040005242A (ko) 단락방지수단이 형성된 젤리-롤형의 전지부와 이를 채용한리튬이차전지
KR100898069B1 (ko) 리튬 이온 전지의 전극조립체 및 이를 이용한 파우치형 전지
US20040131935A1 (en) [Cell]
JP7459029B2 (ja) 電池および該電池の製造方法
JP3963516B2 (ja) ニッケル−水素電池
JP3880804B2 (ja) 電気二重層キャパシタ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070522

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees