JPH10311478A - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
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- JPH10311478A JPH10311478A JP9137641A JP13764197A JPH10311478A JP H10311478 A JPH10311478 A JP H10311478A JP 9137641 A JP9137641 A JP 9137641A JP 13764197 A JP13764197 A JP 13764197A JP H10311478 A JPH10311478 A JP H10311478A
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Abstract
作誤差や金型等の据え付け誤差等により、複数の固定側
コネクタ部が可動側コネクタ部と対向する姿勢から傾く
と、調心機構も機能しなくなり、複数の可動側コネクタ
部を固定側コネクタ部に対向させることができず円滑に
接続・分離できない。 【解決手段】 プレート部材4は1対のエアシリンダ5
のピストンロッド16の先端部に1対のユニバーサル連
結機構7を介して連結され、各ユニバーサル連結機構7
は、プレート部材4に前記面平行方向へ移動自在に係合
するジョイント部材20と、ピストンロッド16の先端
部に設けられジョイント部材20を全方向へ回動自在に
支持する第1,第2支持部材30,40等で構成されて
いる。
Description
クタ部を複数の固定側コネクタ部に分離可能に接続する
コネクタ装置に関し、特に、複数の可動側コネクタ部を
取付けたプレート部材と1対の流体圧シリンダのピスト
ンロッドの先端部を、1対のユニバーサル連結機構を介
して連結したものに関する。
路,油圧通路,冷却水通路等の流体通路や電気信号線が
組み込まれたものが多く、これら流体通路や電気信号線
に連なる複数の固定側コネクタ部に、プレス機本体側の
流体通路や電気信号線に連なる複数の可動側コネクタ部
を分離可能に接続するコネクタ装置が実用に供されてい
る。一般的なコネクタ装置は、複数の可動側コネクタ部
をプレート部材に取付け、このプレート部材を1対の油
圧シリンダにより移動駆動することにより、複数の可動
側コネクタ部を複数の固定側コネクタ部に一度に接続・
分離できるように構成してある。
のピストンロッドの先端部にプレート部材の面(複数の
可動側コネクタ部を取付けた面)と平行な面平行方向へ
移動可能に連結され、コネクタ装置の製作誤差や金型等
の据え付け誤差等で、複数の固定側コネクタ部が可動側
コネクタ部と対向する位置から前記面平行方向へずれて
も、調心機構が機能してプレート部材が前記面平行方向
へ移動し、複数の可動側コネクタ部が固定側コネクタ部
に調心されて円滑に接続・分離される。
クタ装置では、プレート部材がピストンロッドの先端部
に前記面平行方向へのみ移動可能に連結されているた
め、コネクタ装置の製作誤差や金型等の据え付け誤差等
により、複数の固定側コネクタ部が可動側コネクタ部と
正規の姿勢で対向する姿勢から傾くと、調心機構も機能
しなくなり、複数の可動側コネクタ部を固定側コネクタ
部に正規の姿勢で対向させることができず、円滑に接続
・分離することができなくなる。
が可動側コネクタ部と正規の姿勢で対向する姿勢から傾
いていても、複数の可動側コネクタ部を固定側コネクタ
部に円滑に接続・分離できるコネクタ装置を提供するこ
とである。
置は、複数系統の流体通路や電気信号線を接続したり分
離したりする為の、複数の固定側コネクタ部と可動側コ
ネクタ部とを備えたコネクタ装置において、複数の可動
側コネクタ部を取付けたプレート部材と、複数の可動側
コネクタ部を複数の固定側コネクタ部に接続・分離させ
る為に、プレート部材を移動駆動する1対の流体圧シリ
ンダと、1対の流体圧シリンダのピストンロッドの先端
部に、プレート部材を全方向へ回動可能に且つプレート
部材の面と平行な面平行方向へ移動可能に夫々連結する
1対のユニバーサル連結機構とを備えたものである。
材は1対の流体圧シリンダのピストンロッドの先端部に
全方向へ回動可能に且つ前記面平行方向へ移動可能に夫
々連結されているため、コネクタ装置の製作誤差や固定
側コネクタ部が取付けられる部材(例えば金型)の据え
付け誤差等で、複数の固定側コネクタ部が可動側コネク
タ部と正規の姿勢で対向する姿勢から傾いたり、正規の
姿勢で対向する位置から前記面平行方向へずれたりして
も、プレート部材の回動と前記面平行方向への移動を介
して、複数の可動側コネクタ部を固定側コネクタ部に正
規の姿勢で対向させ円滑に接続することが可能になる。
明において、各ユニバーサル連結機構は、プレート部材
の係合部に前記面平行方向へ移動自在に係合するジョイ
ント部材と、ピストンロッドの先端部に設けられジョイ
ント部材を全方向へ回動自在に支持する支持部材とを備
えたことを特徴とするものである。それ故、プレート部
材は、前記面平行方向へ移動することが可能になるとと
もに、1対のジョイント部材の回動中心を結ぶ軸心回り
に回動し、更に1対のジョイント部材のピストンロッド
の進退方向への相対移動を介して鉛直軸心回りに回動す
ることが可能になるため、プレート部材を全方向へ回動
させることが可能になる。その他請求項1と同様の作用
を奏する。
明において、支持部材はジョイント部材を挟持する1対
の別体の支持部を有し、1対の支持部の少なくとも一方
をジョイント部材側へ弾性付勢する弾性部材を設けたこ
とを特徴とするものである。それ故、ジョイント部材と
1対の支持部との間に作用する摩擦力が大きくなり、複
数の可動側コネクタ部を固定側コネクタ部に接続する前
に、前記摩擦力によりプレート部材を初期姿勢に確実に
保持することができる。その他請求項2と同様の作用を
奏する。
3の発明において、1対の流体圧シリンダのピストンロ
ッドを夫々退入駆動して複数の可動側コネクタ部を複数
の固定側コネクタ部から分離させた際、プレート部材を
初期姿勢に復帰させる復帰手段を備えたことを特徴とす
るものである。それ故、複数の可動側コネクタ部を複数
の固定側コネクタ部から分離したときに、プレート部材
が初期姿勢から回動した姿勢であっても、復帰手段によ
りプレート部材を初期姿勢に確実に復帰させることがで
きる。その他請求項2又は3と同様の作用を奏する。
明において、復帰手段は、ジョイント部材と支持部材と
の間に介装された復帰用弾性部材からなることを特徴と
するものである。それ故、プレート部材が回動すると復
帰用弾性部材が弾性変形し、その弾性力により、複数の
可動側コネクタ部を複数の固定側コネクタ部から分離し
たときに、プレート部材を初期姿勢に復帰させることが
できる。しかも、複数の可動側コネクタ部を固定側コネ
クタ部に接続する前に、弾性復帰部材による摩擦力によ
り、プレート部材を初期姿勢に確実に保持することがで
きる。その他請求項4と同様の作用を奏する。
いて図面を参照して説明する。本実施形態は、射出成形
機の金型に組み込まれた複数の流体通路に連なる複数の
雄型カプラ(固定側コネクタ部)に、射出成形機本体側
の複数の流体通路に連なる複数の雌型カプラ(可動側コ
ネクタ部)を、一度に分離可能に接続するコネクタ装置
に本発明を適用したものである。
は立型射出成形機の固定側のプラテン8に固定される金
型Wに組み込まれた複数の流体通路に連なる複数の雄型
カプラ2と、射出成形機本体側の複数の流体通路に連な
る複数の雌型カプラ3と、複数の雌型カプラ3を取付け
たプレート部材4と、複数の雌型カプラ3を複数の雄型
カプラ2に接続・分離させる為にプレート部材4を左右
方向へ移動駆動する前後1対のエアシリンダ5と、複数
の雌型カプラ3を複数の雄型カプラ2に調心させる調心
機構6を有し、プレート部材4は1対のエアシリンダ5
のピストンロッド16の先端部に1対のユニバーサル連
結機構7を介して連結されている。尚、エアシリンダ5
のエア供給ポート5a,5bには、エア供給源(図示
略)から加圧エアが供給される。
エア,油圧,冷却水用のカプラであり、金型Wの右側面
部に固定されたブロック部材9に、右方突出状に取付け
られている。ブロック部材9の内部には複数のエア通
路,油圧通路,冷却水通路が形成され、これら流体通路
はブロック部材9の前後両面部の複数のポート9a,9
b,9cからホース部材等により金型W内の複数のエア
通路,油圧通路,冷却水通路に夫々接続されている。
0が固定され、載置台10上のベース板11に左右1対
のブラケット12,13が前後に2組立設され、各エア
シリンダ5のシンリダ本体15が左右1対のブラケット
12,13に固定され、ブラケット12を挿通して左側
へ延びるピストンロッド16の先端部に、ブロック部材
9と対向するプレート部材4がユニバーサル連結機構7
を介して連結されている。雌型カプラ3a,3b,3c
は、夫々加圧エア,油圧,冷却水用のカプラで、ブロッ
ク部材9の雄型カプラ2a,2b,2cと対向させ、プ
レート部材4に左方突出状に取付けられている。図示し
ていないが、雌型カプラ3a,3b,3cは、ホース部
材等により加圧エア供給源,油圧供給源,冷却水供給源
に接続されている。
明する。各ユニバーサル連結機構7は、エアシリンダ5
のピストンロッド16の先端部に、プレート部材4を全
方向へ回動可能に且つプレート部材4の右側面4a(複
数の雌型カプラ3が取付けられた面)と平行な面平行方
向へ移動可能に連結する機構で、図5、図6に示すよう
に、各ユニバーサル連結機構7は、プレート部材4に前
記面平行方向へ移動自在に係合するジョイント部材20
と、ピストンロッド16の先端部に設けられジョイント
部材20を全方向へ回動自在に支持する第1,第2支持
部材30,40を有する。
面21,22を有する部分球体であり、その内部には切
削面21,22に直交する軸孔23と軸孔23より大径
の切削面21,22側に臨む1対の穴24,25が形成
され、外周部には軸孔23の回りの環状の係合溝26が
形成され、軸孔23の外周側に軸部27が形成されてい
る。一方、プレート部材4の前後方向両端部の各々に
は、その上下方向中央部において外側へ切欠かれたU字
型の係合部28が形成され、この係合部28にジョイン
ト部材20の軸部27が遊嵌状に係合し、係合溝26の
左右の内面にプレート部材4の係合部28の近傍の左右
の外面が摺接している。
ストンロッド16の先端に螺着されており、ジョイント
部材20の切削面21の近傍の球面部に摺動自在に球面
係合して支持する支持部31と、ピストンロッド16と
同軸状に設けられた大径軸部32と小径軸部33であっ
て、ジョイント部材20の穴24に遊嵌状に内嵌される
大径軸部32と、大径軸部32から延びジョイント部材
20の軸孔23を遊嵌状に挿通する小径軸部33を有す
る。
の切削面22の近傍の球面部を摺動自在に球面係合して
支持する支持部41と、ピストンロッド16と同軸状に
設けられジョイント部材20の穴25に遊嵌状に内嵌さ
れる大径軸部42と、大径軸部42の内部側まで形成さ
れた左方開放状のバネ収容穴43と、大径軸部42に形
成された孔44を有し、第1支持部材30の小径軸部3
3は第2支持部材40を挿通し、小径軸部33は穴44
に摺動自在に挿通している。
には、その左端部に螺着された1対のナット45に当接
するリング状のバネ受け部材46が外嵌され、このバネ
受け部材46とバネ収容穴43の底部との間には、小径
軸部33に外装されたコイルバネ47が圧縮状に装着さ
れ、このコイルバネ47により第2支持部材40がジョ
イント部材20側へ付勢されて、第1,第2支持部材3
0,40の支持部31,41によりジョイント部材20
が全方向へ回動可能に挟持されている。
が、プレート部材4の係合部28に前記面平行方向に移
動自在に係合するジョイント部材20と、ピストンロッ
ド16の先端部に設けられジョイント部材20を全方向
へ回動自在に支持する第1,第2支持部材30,40と
を有するので、プレート部材4は、記面平行方向に移動
することが可能になり、図7に示すように、プレート部
材4は1対のジョイント部材20の回動中心20cを結
ぶ軸心回りに回動し、更に図5に鎖線で示すように、1
対のジョイント部材20の左右方向への相対移動を介し
て鉛直軸心回りに回動する。つまり、プレート部材4を
全方向へ回動させることが可能になる。尚,1対のエア
シリンダ5は同期作動するが、プレート部材4を介して
作用する外力により一方のピストンロッド16が退入す
ると、1対のジョイント部材20が左右方向へ相対移動
する。
4に示すように、調心機構6は、プレート部材4に対角
状に設けられた左方へ突出する1対のガイドピン50
と、ブロック部材9に1対のガイドピン50と対向状に
形成されたガイド孔51を有し、1対のガイドピン50
が1対のガイド孔51に挿入されると、複数の雌型カプ
ラ3が雄型カプラ2に正規の姿勢で対向した状態に調心
されて接続される。尚、各ガイドピン50の先端部には
左側程小径化するテーパ部50aが形成され、各ガイド
孔51の右端部には、右側程大径化するテーパ案内面5
1aが形成されている。
する。図5、図6は、プレート部材4の初期姿勢におけ
るユニバーサル連結機構7の状態を示し、プレート部材
4は全方向へ回動可能に且つ前記面平行方向へ移動可能
な状態にある。複数の雄型カプラ2と雌型カプラ3が分
離している図1の状態から、1対のエアシリンダ5を同
期作動させ、プレート部材4を左方へ移動駆動すると、
先ず、調心機構6の1対のガイドピン50がガイド孔5
1に案内され挿入されていく。
テン8への据え付け誤差等で、複数の雄型カプラ2が雌
側カプラ3と正規の姿勢で対向する姿勢から傾いたり、
正規の姿勢で対向する位置から前記面平行方向へずれて
いる場合、ガイドピン50とガイド孔51との接触によ
る抵抗が初期姿勢(図3、図5に実線で示す)のプレー
ト部材4に作用し、プレート部材4の回動と前記面平行
方向への移動を介して、複数の雌型カプラ3を雄型カプ
ラ2に調心させて円滑に接続することが可能になる。そ
れ故、1対のエアシリンダ5でプレート部材4を右方へ
移動駆動して、複数の雌型カプラ3を雄型カプラ2から
分離する際も円滑に作動する。
材40をジョイント部材20側へ弾性付勢したので、ジ
ョイント部材20と支持部30,40との接触状態を保
持でき、また、ジョイント部材20と第1,第2支持部
材30,40の1対の支持部31,41との間に作用す
る摩擦力が大きくなるので、複数の雌型カプラ2を雄型
カプラ3に接続する前に、プレート部材4を初期姿勢に
確実に保持することが可能になる。
ド16を夫々退入駆動して、複数の雌型カプラ3を複数
の雄型カプラ2から分離させた際、プレート部材4を初
期姿勢に復帰させる復帰手段を設けてもよい。復帰手段
としては、例えば、ピストンロッド16を夫々退入させ
た際に、プレート部材4が初期姿勢になるように、プレ
ート部材4に接触する復帰部材を設けてもよい。
構7の変更形態について説明する。 1〕図8に示すように、ユニバーサル連結機構7Aは、
プレート部材4Aの左側面4bに平行な前記面平行方向
に移動自在に係合するジョイント部材20Aと、ピスト
ンロッド16の先端部に設けられジョイント部材20A
を全方向へ回動自在に支持する第1,第2支持部材30
A,40Aを有する。
を夫々有する1対の部分球面部材50,52からなり、
これら部分球面部材50,52は、第1,第2支持部材
30A,40Aの支持部51,53に夫々球面係合して
摺動自在に支持されている。第1,第2支持部材30
A,40Aは、スリーブ54に挿通した連結ボルト55
により連結され、このスリーブ54がプレート部材4A
の係合部57に遊嵌状に係合し、1対の部分球面部材5
0,52の内面が、プレート部材4Aの係合部57の近
傍の左右の外面と摺接している。
部材50の孔50aに遊嵌状に係合し、凸部58と部分
球面部材50との間に、Oリング56(復帰用弾性部
材)が介装され、第2支持部材40Aの凸部59は部分
球面部材52の孔52aに遊嵌状に係合し、凸部59と
部分球面部材52との間に、Oリング57(復帰用弾性
部材)が介装されている。
実施形態のユニバーサル連結機構機構7と略同様の作用
・効果を奏するが、プレート部材4Aが回動するとOリ
ング56,57が変形し、その弾性力により複数の雌型
カプラ3を複数の雌型カプラ2から分離したときに、プ
レート部材4Aを初期姿勢に復帰させることができる。
しかも、複数の雌型カプラ3を雄型カプラ2に接続する
前に、Oリング56,57による摩擦力によりプレート
部材4を初期姿勢に確実に保持できる。
機構7Bは、前記ユニバーサル連結機構7Aにおいて、
ジョイント部材20Aと第1,第2支持部材30A,4
0Aの形状を変更したものである。ジョイント部材20
Bは凹状球面部61,63を夫々有する1対の部分球面
部材60,62からなり、第1,第2支持部材30B,
40Bは、1対の部分球面部材60,62の凹状球面部
61,63を、夫々球面係合して摺動自在に支持する支
持部65,66を夫々有する。このユニバーサル連結機
構7Bも前記ユニバーサル連結機構7Aと同様の作用・
効果を奏する。
結機構7Cは、プレート部材4Cの右側面4cに平行な
面平行方向へ移動自在にプレート部材4Cに係合するジ
ョイント部材75と、ピストンロッド16の先端部に設
けられジョイント部材75を全方向へ回動自在に支持す
る支持部材77を有する。プレート部材4Cにはその係
合孔70の内面部から更に係合溝71が形成され、この
係合溝71にジョイント部材75が前記面平行方向へ移
動可能に係合している。
し、この支持部78にジョイント部75が摺動自在に外
嵌されている。更に、ジョイント部材75には、支持部
78の左半部を摺動自在に覆う凹状球面部76aを有す
る補助部材76が螺合にて固定されて、ジョイント部材
75が支持部材77に全方向に回動可能に支持されてい
る。ジョイント部材75の右端部の孔75aに、支持部
材77の基端部の軸部77aが遊嵌状に係合し、軸部7
7aとジョイント部材75の間にOリング72が介装さ
れている。このユニバーサル連結機構7Cは前記変更形
態のユニバーサル連結機構7Aと同様の作用・効果を奏
する。
型射出成形機の金型に限らず、横型射出成形機械の金
型、プレス機械の金型、圧延機械のローラユニット等に
組み込まれている複数の流体通路や電気信号線に本体側
の複数の流体通路や電気信号線を分離可能に接続するコ
ネクタ装置として適用できる。
分離するコネクタ装置について説明したが、前記1つの
雄型カプラ2の代わりに金型W側の電気信号線に接続さ
れた雄型又は雌型コネクタ部を設け、その雄型カプラ2
に対応する1つの雌型カプラ3の代わりに射出成形機本
体側の電気信号線に接続され且つ前記雄型又は雌型コネ
クタ部に接続可能な雌型又は雄型コネクタ部を設けても
よい。
を接続したり分離したりする為のコネクタ装置以外に、
1又は複数系統の流体通路と1又は複数系統の電気信号
線を接続したり分離する為のコネクタ装置、又は複数系
統の電気信号線を接続したり分離したりする為のコネク
タ装置にも本発明を同様に適用することができる。
対の流体圧シリンダのピストンロッドの先端部に、プレ
ート部材を全方向へ回動可能に且つプレート部材の面と
平行な面平行方向へ移動可能に夫々連結する1対のユニ
バーサル連結機構を設けたので、コネクタ装置の製作誤
差や固定側コネクタ部が取付けられた部材(例えば金
型)の据え付け誤差等で、複数の固定側コネクタ部が可
動側コネクタ部と正規の姿勢で対向する姿勢から傾いた
り、正規の姿勢で対向する位置から前記面平行方向へず
れいたりしても、プレート部材の回動と前記面平行方向
への移動を介して、複数の可動側コネクタ部を固定側コ
ネクタ部に正規の姿勢で対向させ円滑に接続することが
できる。
1と同様の効果を奏するが、各ユニバーサル連結機構
は、プレート部材の係合部に前記面平行方向に移動自在
に係合するジョイント部材と、ピストンロッドの先端部
に設けられジョイント部材を全方向へ回動自在に支持す
る支持部材とを備えたので、プレート部材を全方向へ回
動させ且つ前記面平行方向へ移動させることができ、更
に各ユニバーサル連結機構の構造が部材数の少ない非常
に簡単にものになり製作コスト的に有利になる。
2と同様の効果を奏するが、支持部材はジョイント部材
を挟持する1対の別体の支持部を有し、1対の支持部の
少なくとも一方をジョイント部材側へ弾性付勢する弾性
部材を設けたので、ジョイント部材と1対の支持部の摺
動部の間の摩擦力が大きくなり、複数の可動側コネクタ
部を固定側コネクタ部に接続する前に、前記摩擦力によ
りプレート部材を初期姿勢に保持することが可能にな
る。
2又は3と同様の効果を奏するが、1対の流体圧シリン
ダのピストンロッドを夫々退入駆動して複数の可動側コ
ネクタ部を複数の固定側コネクタ部から分離させた際、
プレート部材を初期姿勢に復帰させる復帰手段を備えた
ので、複数の可動側コネクタ部を複数の固定側コネクタ
部から分離したときに、プレート部材が初期姿勢から傾
動した姿勢であっても、復帰手段によりプレート部材を
初期姿勢に確実に復帰させることができる。
4と同様の効果を奏するが、復帰手段は、ジョイント部
材と支持部材との間に介装された復帰用弾性部材からな
るので、プレート部材が傾動すると復帰用弾性部材の弾
性変形するが、その弾性力により、複数の可動側コネク
タ部を複数の固定側コネクタ部から分離したときに、プ
レート部材を初期姿勢に復帰させることができ、しか
も、複数の可動側コネクタ部を固定側コネクタ部に接続
する前に、弾性復帰部材による摩擦力により、プレート
部材を初期姿勢に確実に保持することができる。
である。
の要部縦断面図である。
断面図である。
断面図である。
縦断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数系統の流体通路や電気信号線を接続
したり分離したりする為の、複数の固定側コネクタ部と
可動側コネクタ部とを備えたコネクタ装置において、 前記複数の可動側コネクタ部を取付けたプレート部材
と、 前記複数の可動側コネクタ部を複数の固定側コネクタ部
に接続・分離させる為に、プレート部材を移動駆動する
1対の流体圧シリンダと、 前記1対の流体圧シリンダのピストンロッドの先端部
に、プレート部材を全方向へ回動可能に且つプレート部
材の面と平行な面平行方向へ移動可能に夫々連結する1
対のユニバーサル連結機構と、 を備えたことを特徴とするコネクタ装置。 - 【請求項2】 前記各ユニバーサル連結機構は、プレー
ト部材の係合部に前記面平行方向へ移動自在に係合する
ジョイント部材と、ピストンロッドの先端部に設けられ
ジョイント部材を全方向へ回動自在に支持する支持部材
とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ
装置。 - 【請求項3】 前記支持部材はジョイント部材を挟持す
る1対の別体の支持部を有し、1対の支持部の少なくと
も一方をジョイント部材側へ弾性付勢する弾性部材を設
けたことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ装置。 - 【請求項4】 前記1対の流体圧シリンダのピストンロ
ッドを夫々退入駆動して複数の可動側コネクタ部を複数
の固定側コネクタ部から分離させた際、プレート部材を
初期姿勢に復帰させる復帰手段を備えたことを特徴とす
る請求項2又は3に記載のコネクタ装置。 - 【請求項5】 前記復帰手段は、ジョイント部材と支持
部材との間に介装された復帰用弾性部材からなることを
特徴とする請求項4に記載のコネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13764197A JP3921273B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP13764197A JP3921273B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | コネクタ装置 |
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JPH10311478A true JPH10311478A (ja) | 1998-11-24 |
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JP13764197A Expired - Fee Related JP3921273B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | コネクタ装置 |
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JP (1) | JP3921273B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019972A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Sakura Gomme Kk | 結合金具の着脱装置 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP13764197A patent/JP3921273B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008019972A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Sakura Gomme Kk | 結合金具の着脱装置 |
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JP3921273B2 (ja) | 2007-05-30 |
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