JPH10311085A - 排水処理施設の遠隔監視システム - Google Patents

排水処理施設の遠隔監視システム

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JPH10311085A
JPH10311085A JP12041297A JP12041297A JPH10311085A JP H10311085 A JPH10311085 A JP H10311085A JP 12041297 A JP12041297 A JP 12041297A JP 12041297 A JP12041297 A JP 12041297A JP H10311085 A JPH10311085 A JP H10311085A
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JP
Japan
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treatment facility
computer
equipment
wastewater treatment
remote monitoring
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Application number
JP12041297A
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English (en)
Inventor
Shizutoshi Amemori
司瑞利 雨森
Koichi Yamura
幸一 八村
Akemasa Ozawa
明正 小沢
Tsutomu Kashimura
勉 樫村
Masabumi Kitada
正文 北田
Makoto Yamaguchi
誠 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAJIMA AQUA TEC KK
Kajima Corp
Original Assignee
KAJIMA AQUA TEC KK
Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水処理施設の運転を自動化し、また、現場
作業の省力化を目指すことができ、故障及び不慮の事故
等に速やかに対応でき、従来知ることができなかった水
位検知スイッチの故障も知ることができ、全体として、
処理場及び中継ポンプ場のトータル管理の機能アップを
図ることができる。 【解決手段】 庁舎等に設置する親局コンピュータ1
と、各処理場に設置されている機器と、処理場に接続さ
れている中継ポンプ場の運転監視を行い、その内容を定
期的に親局コンピュータに送る子局コンピュータ2を電
話回線で接続し、親局コンピュータ1で、排水処理施設
に設置される各種水質計器のデータを遠方で監視し、常
に適正な処理となるように、親局コンピュータ1に備え
られた処理機能診断ソフトにて、例えば、子局コンピュ
ータ2に登録されている制御値、制御範囲等の数値を遠
隔操作により変更することでの間接制御もしくは直接制
御するとともに、遠隔監視画面により処理施設の状況を
監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水処理施設の遠
隔監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】排水処理の方式には、標準活性汚泥方
式、オキシデーションデイッチ方式、接触ばっ気方式な
どがあるが、貯水槽、反応槽、沈殿槽、処理水槽などか
らなり、処理能力を発揮させるために適切な運転管理が
必要となる。
【0003】その運転管理の指標となるものが、溶存酸
素(DO)、酸化還元電位(ORP)、活性汚泥濃度
(MLSS)、水素イオン濃度(PH)、化学的酸素要
求量(COD)等の水質データであり、処理水量、返送
汚泥量、運転水位等のデータである。
【0004】装置の運転はこれらのデータを診断するこ
とにより最適な条件を作り出すべく、機器類およびコン
トロールバルブの操作により成り立っている。
【0005】また、排水処理施設にはポンプ、ブロワー
等に回転機器が数多く設置されており、これらの機器が
事故、故障で運転ができなくなると、排水処理装置の機
能が停止することになる。
【0006】このため排水処理施設の管理の中でも回転
機器の点検は重要な事項であり、日常点検で回転機器の
電流値をチェックし、正常状態の確認を行っているのが
一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記機器類およびコン
トロールバルブの操作は調整行為と、データのフィード
バックの繰り返しにより徐々に最適化されてくる性格の
ものであるため、現場での管理者の拘束時間が長くなる
ことになる。
【0008】排水処理施設の処理状態が外的要因(汚水
量の増大、高濃度汚水の流入等)でバランスがくずれる
たびにこの現場での作業が必要となる。
【0009】ところで、現在下水道関連事業は、地方都
市および集落では特に中小規模に下水道事業の整備が実
施されつつある。しかし、これら中小規模汚染処理場
は、分散しているため数が多く、1か所あたりの規模が
比較的小さく、運転管理に携わる専門技術者の確保が難
しい。その結果、緊急時対応及び管理データの評価な
ど、運転管理が必ずしも十分に行き渡らないという問題
を生じる。
【0010】しかし、現在実用化されている中小規模向
けのシステムに関しては、あるものは非常通報を主機能
とした電話自動通報設備であり、処理場の運転状況全般
を遠隔監視するシステムとしては不十分である。
【0011】また、大規模処理場向けに採用されている
監視システムは、中央監視・制御を基本としており、運
転操作のための高規格な機能が、中小規模処理場の規模
特性・地域特性・管理特性等の実態とは必ずしもそぐわ
ない。
【0012】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、排水処理施設の運転を自動化し、また、現場作業の
省力化を目指すことができ、故障及び不慮の事故等に速
やかに対応でき、比較的故障の頻度が多いが、水槽内に
あって明確な故障の信号を得にくいため、従来知ること
ができなかった水位検知スイッチの故障も知ることがで
き、全体として、処理場及び中継ポンプ場のトータル管
理の機能アップを図ることができる排水処理施設の遠隔
監視システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、庁舎等に設置する親局コンピュータ
と、各処理場に設置されている機器と、処理場に接続さ
れている中継ポンプ場の運転監視を行い、その内容を定
期的に親局コンピュータに送る子局コンピュータを電話
回線で接続し、親局コンピュータで、廃水処理施設に設
置される各種水質計器のデータを遠方で監視し、常に適
正な処理となるように、処理機能診断ソフトにて運転パ
ターンを制御するとともに、遠隔監視画面により処理施
設の状況を監視すること、および、親局コンピュータで
の制御は、親局コンピュータに備えられた処理機能診断
ソフトにて、子局コンピュータに登録されている制御
値、制御範囲等の数値を遠隔操作により変更することで
子局コンピュータによる運転制御パターンを制御するこ
と、第2に、親局コンピュータに水位検出画面を表示
し、水位検出スイッチの故障が原因で排水処理施設に異
常警報が生じた場合、実際の水槽の水位と画面上の水位
との差で水位検出スイッチの故障を知ることを要旨とす
るものである。
【0014】第3に、親局コンピュータは、排水処理施
設に付随するポンプ、ブロワー等の回転機器の仕様、メ
ンテナンス履歴、メンテナンスの予告時期等機器の保全
に係る事項の入力機能を有し、回転機器の時間当たりの
回転数と機器の駆動時間とのデータによる累計を算出
し、メンテナンスの予告を期日として表示すること、第
4に、不慮の事故等で急に機器に異常が発生した場合に
は、親局コンピュータに異常警報と同時に、異常機器の
仕様、サポート先、担当者名、連絡先等を表示すること
を要旨とするものである。
【0015】請求項1記載の本発明によれば、各種デー
タを電話回線により遠方の親局コンピュータに取り込
み、コンピュータソフトによる自動診断機能により、各
種機器、コントロールバルブ等を制御することにより、
排水処理施設の運転を自動化し、現場作業の省力化を目
指すことができる。
【0016】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、親局コンピュータにより機器の運転制御を直
接行うのでは、親局と子局間の回線を専用回線とするこ
とや、より高度な装置を要するが、本発明では親局コン
ピュータは子局コンピュータに登録されている制御値、
制御範囲等の数値を遠隔操作により変更することで子局
コンピュータによる運転制御パターンを制御するように
したので、これら登録されている制御値、制御範囲等の
数値の遠隔からの変更は、データに送信、受信の確認の
みでよいため、親局と子局間の電話回線も一般回線で済
み、比較的高度(高価)なシステムも必要としない。
【0017】請求項3記載の本発明によれば、遠隔監視
システムの親局コンピュータの画面上に、各水槽に断面
をグラフィカルに表示し、水位検出スイッチの作動状況
を水位の変化で確認することにより、水位検出スイッチ
の故障の発生を把握することができる。これにより、水
位検出スイッチの故障を原因とする二次的な事故、ポン
プの故障、水槽からの汚れの流出等の防止に役立つとと
もに、水位検出スイッチの定期的な点検作業が不必要と
なり、維持管理業務の省力化が可能となる。
【0018】請求項4記載の本発明によれば、排水処理
に遠隔監視システムの中で回転機器に仕様、メンテナン
ス履歴、メンテナンスの予告時期、機器のサポート先、
担当者名、連絡先等の機器の保全に係る入力機能を親局
コンピュータに持たせることで、故障および不慮に事故
等に速やかに対応できるものとなり、特にメンテナンス
の予告時期については、補修費用に早期判断の目安とな
るもので、保守に関して大きなメリットとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は本発明の1実施形態を示す説明図
で、農業漁業集落排水処理場、特定環境保全公共下水処
理場、地域し尿処理場、中継ポンプ場など中小規模各種
処理場を対象に、図2に示すように、庁舎等で遠隔管理
するようにした。
【0020】本発明は、庁舎等に設置する親局コンピュ
ータ1と、各処理場に設置されている機器と、処理場に
接続されている中継ポンプ場の運転監視を行い、その内
容を定期的に親局コンピュータに送る子局コンピュータ
2を公衆または専用の電話回線5で接続したコンピュー
タ通信システムとした。
【0021】親局コンピュータ1は、図示は省略するが
CPU(パソコン本体)、カラータッチCRT、プリン
タ3、UPS(無停電源装置)等から構成され、通信の
ためのモデム、保安器を有する。また、親局コンピュー
タ1には警報装置4を接続する。
【0022】処理場側の子局コンピュータ2は、図示は
省略するがCPU(パソコン本体)、カラータッチCR
T、UPSから構成され、通信のためのモデム、保安器
を有し、処理場の機器に接続して計装、満水、漏電、過
負荷、運転を監視する監視装置6に接続される。
【0023】この他中継ポンプ場には満水、漏電、過負
荷、運転を監視する監視装置7が置かれ、また、管理担
当者はポケットベル8を携帯する。
【0024】以上が機器構成であるが、親局コンピュー
タ1は各処理場、中継ポンプ場の監視装置6や監視装置
7から送られてくる情報を集計し、要求に応じて提供す
るが、その内容は、警報内容を画面に表示し、警報装置
を利用して警報が発生したことを通知する「警報発生通
知」、処理場、中継ポンプ場で発生した警報の履歴を、
時系列で管理する「警報履歴管理」、機器毎に、故障回
数を集計する「故障履歴」、機器の運転時間を集計する
「機器の運転時間管理」、流入流量、返送汚泥流量、余
剰汚泥流量、放流流量の積算値、DO(溶在酸素)、O
RP(酸化還元電位)、PH、MLSS(混合液浮遊物
質濃度)、COD(科学的酸素要求量)の最高、最低、
平均値などの「計測値」、これらの内容をもとに、日
報、月報を作成し、必要に応じて印刷する「帳票」など
である。
【0025】さらに、前記内容に加えて、親局コンピュ
ータ1に、機器の運転時間の合計値を利用してメンテナ
ンスが必要な機器を通知する「メンテナンス通知」、原
水ポンプ、流量調整ポンプ、水中攪拌ポンプ、汚水移送
電動弁、ばっ気攪拌装置、ばっ気ブロワー、ばっ気用電
動弁、上澄水排水装置、汚泥引抜ポンプ、散水ポンプ、
散水電動弁、放流ポンプ、エアリフト用ブロワー、ばっ
気沈砂槽用ブロワー、汚泥貯蓄槽用ブロワーなどの機器
の運転状況をタイムチャートで提供するような機能を持
たせるようにしてもよい。
【0026】子局コンピュータ2は、先に述べたよう
に、処理場に設置されている機器と、処理場に接続され
ている中継ポンプ場に運転監視を行い、その内容を定期
的に親局へ送るもので、また、警報は随時親局コンピュ
ータ1に送る。
【0027】中継ポンプ場の監視装置7は、中継ポンプ
場に運転監視を行い、発生した警報、運転状況を親局コ
ンピュータ1へ送るもので、これを直接親局コンピュー
タ1へ送る場合の他、子局コンピュータ2へ送り、子局
コンピュータ2を介して親局コンピュータ1へ送るよう
にするようにしてもよい。
【0028】前記監視装置7の監視内容は、ポンプの運
転状態、ポンプの過負荷、ポンプの漏電、中継ポンプ場
の停電、マンホールの満水などである。
【0029】なお、親局コンピュータ1の機能を「警報
発生通知」、「警報履歴管理」、「故障履歴」、「機器
の運転時間管理」、「計測値」、「帳票」に限定し、メ
ンテナンス通知やタイムチャートを行わない簡易型や逆
に親局コンピュータ1に、この親局コンピュータ1から
処理場、中継ポンプ場の機器を遠隔制御できる遠隔制御
機能を持たせることもできる。
【0030】操作仕様は基本的にはパソコンの画面に付
属しているタッチモニタで行い、マウス等の利用も可能
である。
【0031】操作形式はシステムが起動すると次の順番
で画面が展開される。起動画面が5秒程度表示されたの
ちに排水処理施設に配置地図を表示する画面に切替わ
り、入力待ちになる。
【0032】メニューを選択すると、希望した画面に置
き替わり、起動以外の画面には、日付け、時間が表示さ
れる。警報が発生した場合は、配置地図に警報発生位置
を点滅表示し、警報内容を表示する。
【0033】このようにして、親局コンピュータ1で、
排水処理施設に設置される各種水質計器のデータを遠方
で監視し、常に適正な処理となるように、処理機能診断
ソフトにて運転パターンを制御するとともに、遠隔監視
画面により処理施設の状況を監視する。図3は排水処理
の一方式である活性汚泥法に本発明を適用した例を示
し、10は貯水槽、11は反応槽、12は沈殿槽、13は処理水
槽である。
【0034】この親局コンピュータ1での運転パターン
を制御は、直接各排水処理施設に設置される各種水質計
器、弁類の制御を行うものではない。
【0035】処理場では、DO、ORP、MLSS、P
H、COD等の水質データ、水量、返送汚泥量、運転水
位等の運転データにより機器、弁類の制御は子局コンピ
ュータ2で行うものであり、これらの制御を行うために
子局コンピュータ2に登録されている制御値、制御範囲
等の数値を親局コンピュータ1は遠隔装置により変更す
ることができるものとする。
【0036】かかる親局コンピュータ1の遠隔操作によ
る機器の運転制御は親局と子局間の回線を専用回線とす
ることや、より高度(高価)な装置を要するに比べ、こ
れら登録されている制御値、制御範囲等の数値の遠隔か
らの変更は、データの送信、受信の確認のみで良いた
め、親局と子局間の回線も一般回線で済み、比較的高度
(高価)なシステムも必要としない。
【0037】制御値、制御範囲に値の例としては、ばっ
気槽のDOの上、下限値(ブロワーの運転を制御)、汚
泥返送ポンプの運転時間(MLSS値の制御)、その
他、ポンプ、ブロワー等の運転時間などである。
【0038】また、親局コンピュータ1に水位検出画面
を表示し、水位検出スイッチの故障が原因で排水処理施
設に異常警報が生じた場合、実際の水槽の水位と画面上
の水位との差で水位検出スイッチの故障を知ることがで
きる。
【0039】さらに、親局コンピュータ1には、排水処
理施設に付随するポンプ、ブロワー等の回転機器の仕
様、メンテナンス履歴、メンテナンスの予告時期等機器
の保全に係る事項の入力がなされており、回転機器の時
間当たりの回転数と機器の駆動時間とのデータによる累
計を算出し、メンテナンスの予告を期日として表示す
る。
【0040】これに加えて、不慮の事故等で急に機器に
異常が発生した場合には、親局コンピュータ1に異常警
報と同時に、異常機器の仕様、サポート先、担当者名、
電話番号等連絡先を表示する。早急な対応が必要な故障
については、親局コンピュータ1は子局コンピュータ2
から管理担当者のポケットベル8に電話するような指令
を子局コンピュータ2に送る。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明の排水処理施設
の遠隔監視システムは、排水処理施設の運転を自動化
し、また、現場作業の省力化を目指すことができ、故障
及び不慮の事故等に速やかに対応でき、従来知ることが
できなかった水位検知スイッチの故障も知ることがで
き、全体として、処理場及び中継ポンプ場のトータル管
理の機能アップを図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水処理施設の遠隔監視システムの1
実施形態を示す説明図である。
【図2】中小規模各種処理場の説明図である。
【図3】本発明を標準活性汚泥法に本発明を適用した場
合の説明図である。
【符号の説明】
1…親局コンピュータ 2…子局コンピュータ 3…プリンタ 4…警報装置 5…電話回線 6…監視装置 7…監視装置 8…ポケットベル 10…貯水槽 11…反応槽 12…沈殿槽 13…処理水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 明正 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 樫村 勉 千葉県習志野市谷津3−1−16−1006 (72)発明者 北田 正文 兵庫県西宮市東鳴尾町2−7−16 (72)発明者 山口 誠 大阪府大東市津の辺9−13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庁舎等に設置する親局コンピュータと、
    各処理場に設置されている機器と、処理場に接続されて
    いる中継ポンプ場の運転監視を行い、その内容を定期的
    に親局コンピュータに送る子局コンピュータを電話回線
    で接続し、親局コンピュータで、排水処理施設に設置さ
    れる各種水質計器のデータを遠方で監視し、常に適正な
    処理となるように、処理機能診断ソフトにて運転パター
    ンを制御するとともに、遠隔監視画面により処理施設の
    状況を監視することを特徴とした排水処理施設の遠隔監
    視システム。
  2. 【請求項2】 庁舎等に設置する親局コンピュータと、
    各処理場に設置されている機器と、処理場に接続されて
    いる中継ポンプ場の機器の運転制御を行う子局コンピュ
    ータとを電話回線で接続し、親局コンピュータで子局コ
    ンピュータからの定期的に送られる運転監視内容をもと
    に、排水処理施設に設置される各種水質計器のデータを
    遠方で監視し、常に適正な処理となるように、親局コン
    ピュータに備えられた処理機能診断ソフトにて、子局コ
    ンピュータに登録されている制御値、制御範囲等の数値
    を遠隔操作により変更することで子局コンピュータによ
    る運転制御パターンを制御するとともに、遠隔監視画面
    により処理施設の状況を監視することを特徴とした排水
    処理施設の遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 庁舎等に設置する親局コンピュータと、
    各処理場に設置されている機器と、処理場に接続されて
    いる中継ポンプ場の運転監視を行い、その内容を定期的
    に親局コンピュータに送る子局コンピュータを電話回線
    で接続し、親局コンピュータに水位検出画面を表示し、
    水位検出スイッチの故障が原因で排水処理施設に異常警
    報が生じた場合、実際の水槽の水位と画面上の水位との
    差で水位検出スイッチの故障を知ることを特徴とした排
    水処理施設の遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】 親局コンピュータは、排水処理施設に付
    随するポンプ、ブロワー等の回転機器の仕様、メンテナ
    ンス履歴、メンテナンスの予告時期等機器の保全に係る
    事項の入力機能を有し、回転機器の時間当たりの回転数
    と機器の駆動時間とのデータによる累計を算出し、メン
    テナンスの予告を期日として表示する請求項1または請
    求項2記載の排水処理施設の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 不慮の事故等で急に機器に異常が発生し
    た場合には、親局コンピュータに異常警報と同時に、異
    常機器の仕様、サポート先、担当者名、連絡先等を表示
    する請求項4記載の排水処理施設の遠隔監視システム。
JP12041297A 1997-05-12 1997-05-12 排水処理施設の遠隔監視システム Pending JPH10311085A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102541011A (zh) * 2012-01-06 2012-07-04 无锡和盟物联网科技有限公司 现场控制器与农村生活污水处理站实时在线远程运营系统
CN102768522A (zh) * 2012-08-02 2012-11-07 大连鸿源水设备有限公司 现场总线控制系统
CN115002171A (zh) * 2022-08-08 2022-09-02 安徽新宇环保科技股份有限公司 一种污水处理设施的智能运营监管系统

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