JPH10309122A - 穀粒貯蔵庫 - Google Patents

穀粒貯蔵庫

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JPH10309122A
JPH10309122A JP11984297A JP11984297A JPH10309122A JP H10309122 A JPH10309122 A JP H10309122A JP 11984297 A JP11984297 A JP 11984297A JP 11984297 A JP11984297 A JP 11984297A JP H10309122 A JPH10309122 A JP H10309122A
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Eiji Ito
栄二 伊藤
Tsuneyoshi Goto
恒義 後藤
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却空気の循環が損なわれることがなく常に
安定して最適な貯蔵環境を整えることができると共に、
貯蔵スペースの有効利用を図ることができ、さらに使い
勝手も良くなる穀粒貯蔵庫を得る。 【解決手段】 穀粒貯蔵庫10では、本体12の内周壁
に、内側へ突出した状態で複数の棚柱24が設けられて
いる。棚柱24には上下方向に沿って所定間隔で切欠き
部26が形成されており、棚板28が嵌入してこれを取
り外し可能に支持できる。本体12に袋体Gが詰め込ま
れた場合でも、袋体Gと内周壁との間には棚柱24に相
当する隙間が確保され、冷却空気の循環が損なわれるこ
とがない。また、棚板28を取り付けることで野菜や果
物を載置して貯蔵することができ、本体12の上部スペ
ースを有効利用することができ、さらにこれらの被貯蔵
物Hが入出庫の際に不用意に転がり落ちることもなく、
使い勝手が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば玄米や豆類
等の穀粒が収容された袋体を貯蔵する穀粒貯蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】玄米や豆類等の穀粒を貯蔵する穀粒貯蔵
庫のうち、これらの穀粒が収容された袋体を低温の条件
下で貯蔵する穀粒貯蔵庫が知られている。
【0003】図4に示す如く、この種の穀粒貯蔵庫40
は、全体として箱形に形成され前面側が開口する本体4
2を備えており、本体12の開口には開閉扉44が開閉
自在に取付けられている。本体42の壁部分及び開閉扉
44は、断熱材を鋼板によって挟み込んだ構造とされて
おり、断熱性を有している。
【0004】また、本体42の上部にはクーラユニット
46が設けられており、本体42内の冷却空気を循環さ
せながら内部を所定温度(例えば、5℃〜15℃)に維
持することができるようになっている。これにより、玄
米等の穀粒が収容された袋体を、低温の条件下で均一に
本体42内に貯蔵することができる。
【0005】ところで、前述した如き穀粒貯蔵庫40
に、玄米等の穀粒が収容された袋体を貯蔵する場合に、
一般的な装置の利用者は、少しでも多くの袋体を貯蔵し
ようとするあまり、本体42の内周壁にこの袋体を密着
して詰め込みがちである。しかしながら、このように本
体42の内周壁に袋体を密着して詰め込むと、本体42
内の冷却空気の循環が阻害されて不十分になり、内部を
所定温度に維持することが困難になる。したがって、こ
のような場合には、低温の条件下で均一に貯蔵すること
ができなくなるため、この点において何らかの対策が求
められていた。
【0006】またさらに、前述した如き穀粒貯蔵庫40
に、玄米等の穀粒が収容された袋体を貯蔵する場合に、
この袋体によって本体42内が常に満杯の状態になると
は限らず、本体42内の上部に貯蔵スペースが残存して
いる場合がある。このような残存スペースが有ると穀粒
貯蔵庫40の有効利用が図れないため、例えば野菜や果
物あるいはジュース等を前記残存スペースに貯蔵し穀粒
貯蔵庫40の有効利用を図ることが考えられる。
【0007】しかしながら、玄米等の穀粒が収容された
袋体の上にそのまま野菜や果物等を載せて貯蔵するので
は、極めて不安定であり、入出庫の際に不用意に転がり
落ちる可能性もあり、このための対策が切望されてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消するために成されたものであり、冷却空気の循環が
損なわれることがなく常に安定して最適な貯蔵環境を整
えることができると共に、貯蔵スペースの有効利用を図
ることができ、さらに使い勝手も良くなる穀粒貯蔵庫を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の穀
粒貯蔵庫は、全体として箱形に形成され、冷却空気が循
環されると共に、穀粒が収容された袋体が貯蔵される本
体と、前記本体の内周壁から内側へ突出した状態で上下
方向に沿って設けられ、被貯蔵物が載置される棚板を前
記本体の内周壁との間に隙間を確保した状態で取り外し
可能に支持する棚柱と、を備えている。
【0010】請求項1記載の穀粒貯蔵庫では、例えば玄
米等の穀粒が収容された袋体が本体内に貯蔵される。
【0011】ここで、仮に、装置の利用者が少しでも多
くの袋体を貯蔵しようと本体の内周壁に袋体を密着して
詰め込もうとしても、本体の内周壁には棚柱が内周壁か
ら内側へ突出した状態で設けられているため、詰め込ま
れた袋体と本体の内周壁との間には、少なくともこの棚
柱に相当する隙間は確保される。
【0012】したがって、本体内の冷却空気の循環が損
なわれることがなく、内部を所定温度に維持することが
できる。したがって、所定の低温条件下で均一に貯蔵す
ることができる。
【0013】またさらに、請求項1記載の穀粒貯蔵庫で
は、被貯蔵物が載置される棚板を棚柱に取り付けること
が可能である。したがって、例えば、玄米等の穀粒が収
容された袋体を貯蔵してもなお本体内の上部に貯蔵スペ
ースが残存しているような場合には、当該部分の棚柱に
棚板を取り付け、この棚板に例えば野菜や果物あるいは
ジュース等を載置して貯蔵することができる。これによ
り、穀粒貯蔵庫の有効利用を図ることができる。またこ
の場合、棚板上に例えば野菜や果物等の被貯蔵物を載置
できる構成であるため、これらの被貯蔵物が入出庫の際
に不用意に転がり落ちることもなく、安定して貯蔵する
ことができる。
【0014】このように、請求項1記載の穀粒貯蔵庫で
は、冷却空気の循環が損なわれることがなく常に安定し
て最適な貯蔵環境を整えることができると共に、貯蔵ス
ペースの有効利用を図ることができ、さらに使い勝手も
良くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施の形態に係
る穀粒貯蔵庫10の構成が正面図にて示されている。ま
た、図2にはこの穀粒貯蔵庫10の横断面図が示されて
いる。
【0016】穀粒貯蔵庫10は、本体12を備えてい
る。本体12は、全体として箱形に形成されており、前
面側が開口している。本体12の壁部分は、断熱材14
を鋼板16によって挟み込んだ構造とされており、断熱
性を有している。
【0017】本体12の開口の例えば右側壁には、開閉
扉18がヒンジ20によって開閉自在に取付けられてお
り、本体12の開口を開閉するようになっている。これ
により、本体12内部を大きく開放することができ、玄
米等の穀粒が収容された袋体Gを、容易に入出庫するこ
とができる。また、開閉扉18の内側周縁部分には、ド
アパッキン22が取り付けられており、密閉性(断熱
性)を確保している。
【0018】また、本体12の内周壁には、複数の棚柱
24が設けられている。図3に詳細に示す如く、この棚
柱24は、例えば断面コ字形に形成されており、本体1
2の内周壁から内側へ突出した状態で上下方向に沿って
固定されている。また、棚柱24の頂部(内方側先端
部)には、上下方向に沿って所定の間隔で切欠き部26
が形成されている。この切欠き部26は、水平位置で対
向し合うように各棚柱24にそれぞれ形成されており、
棚板28が嵌入してこれを取り外し可能に支持すること
ができる構成である。棚板28が切欠き部26に嵌入し
て支持された状態では、棚板28の周縁と本体12の内
周壁との間に所定の隙間が確保されるように、各部の寸
法が設定されている。
【0019】なお、棚板28は、例えば野菜や果物ある
いはジュース等を載置するためのものであり、「簀の
子」状に形成されたものが好適である。
【0020】一方、本体12の上部にはクーラユニット
36が設けられており、本体12内の冷却空気を循環さ
せながら内部を所定温度(例えば、5℃〜15℃)に維
持することができるようになっている。これにより、玄
米等の穀粒が収容された袋体Gを、低温の条件下で均一
に本体12内に貯蔵することができる。
【0021】次に本実施の形態の作用を説明する。以上
の構成の穀粒貯蔵庫10では、例えば玄米等の穀粒が収
容された袋体Gが本体12内に貯蔵される。
【0022】ここで、仮に、装置の利用者が少しでも多
くの袋体Gを貯蔵しようと本体12の内周壁に袋体Gを
密着して詰め込もうとしても、本体12の内周壁には棚
柱24が内周壁から内側へ突出した状態で設けられてい
るため、詰め込まれた袋体Gと本体12の内周壁との間
には、少なくともこの棚柱24の突出量に相当する隙間
は確保される。
【0023】したがって、本体12内の冷却空気の循環
が損なわれることがなく、内部を所定温度に維持するこ
とができる。したがって、所定の低温条件下で均一に貯
蔵することができる。
【0024】またさらに、穀粒貯蔵庫10では、例えば
野菜や果物等の被貯蔵物Hが載置される棚板28を棚柱
24に取り付けることが可能である。したがって、例え
ば、玄米等の穀粒が収容された袋体Gを貯蔵してもなお
本体12内の上部に貯蔵スペースが残存しているような
場合には、当該部分の棚柱24に棚板28を取り付け、
この棚板28に例えば野菜や果物あるいはジュース等を
載置して貯蔵することができる(図1図示状態)。これ
により、穀粒貯蔵庫10の有効利用を図ることができ
る。またこの場合、棚板28上に例えば野菜や果物等の
被貯蔵物Hを載置できる構成であるため、これらの被貯
蔵物Hが入出庫の際に不用意に転がり落ちることもな
く、安定して貯蔵することができる。
【0025】このように、本実施の形態に係る穀粒貯蔵
庫10では、冷却空気の循環が損なわれることがなく常
に安定して最適な貯蔵環境を整えることができると共
に、貯蔵スペースの有効利用を図ることができ、さらに
使い勝手も良くなる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る穀粒貯蔵
庫は、冷却空気の循環が損なわれることがなく常に安定
して最適な貯蔵環境を整えることができると共に、貯蔵
スペースの有効利用を図ることができ、さらに使い勝手
も良くなるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る穀粒貯蔵庫の構成を
示す開閉扉が開放された状態の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る穀粒貯蔵庫の横断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る穀粒貯蔵庫の棚柱及
び棚板を示す斜視図である。
【図4】従来の穀粒貯蔵庫の外観斜視図である。
【符号の説明】
10 穀粒貯蔵庫 12 本体 18 開閉扉 24 棚柱 26 切欠き部 28 棚板 G 袋体 H 被貯蔵物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体として箱形に形成され、冷却空気が
    循環されると共に、穀粒が収容された袋体が貯蔵される
    本体と、 前記本体の内周壁から内側へ突出した状態で上下方向に
    沿って設けられ、被貯蔵物が載置される棚板を前記本体
    の内周壁との間に隙間を確保した状態で取り外し可能に
    支持する棚柱と、 を備えた穀粒貯蔵庫。
JP11984297A 1997-05-09 1997-05-09 穀粒貯蔵庫 Expired - Fee Related JP3171816B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001174129A (ja) * 1999-12-22 2001-06-29 Waryo Technica Kk 冷蔵庫
CN105766240A (zh) * 2016-03-14 2016-07-20 安徽丰硕种业有限公司 一种种子存储用料仓

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JP2001174129A (ja) * 1999-12-22 2001-06-29 Waryo Technica Kk 冷蔵庫
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