JPH10295055A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH10295055A
JPH10295055A JP10227097A JP10227097A JPH10295055A JP H10295055 A JPH10295055 A JP H10295055A JP 10227097 A JP10227097 A JP 10227097A JP 10227097 A JP10227097 A JP 10227097A JP H10295055 A JPH10295055 A JP H10295055A
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JP
Japan
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bracket
groove
bushing
electric motor
stator
Prior art date
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Application number
JP10227097A
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English (en)
Inventor
Kenji Narita
憲治 成田
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Yuji Kawai
裕司 河合
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機に係り、電動機の内部加熱時の樹脂溶
出による外部部品の類焼を防止する水抜孔を備え信頼性
を向上した電動機を提供する。 【解決手段】 固定子鉄心1の継鉄部から突出する複数
の歯部を設け、同歯部の間に各々溝を形成し、少なくと
も前記歯部の先端を除き、熱可塑性樹脂でインサート成
形して前記固定子鉄心1を覆い、前記溝に溝絶縁層7f
と、前記固定子鉄心の両端部に端板7aを形成し、前記
溝と次の溝の間に巻線を巻装して固定子を構成し、同固
定子に挿通された回転子10の回転軸10aを、前記固
定子の両側より装着される鋼板製のブラケット12に保
持された軸受11により軸支し、前記ブラケット12の
開口部に形成されたフランジ12aを、固定子鉄心1の
略中央で突き合わせ締結し、前記ブラケットの前記巻線
の近傍に透孔12bを形成し、同透孔12bに水抜手段
を有する口出線のブッシング13を圧入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機に係り、詳し
くは固定子口出線のブッシング取付けと水抜に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の電動機の一例を示す縦断
面図、図5は、従来の電動機の固定子を示す要部拡大断
面図である。
【0003】固定子鉄心1の継鉄部2から略I字型3の
歯部を等間隔に設ける。この略I字型の歯部の一つ置き
の基端より両側に対称な略コ字型の歯部4、5を設け、
同歯部4、5の各々内側と外側に内溝6a、外溝6b、
内溝6c、外溝6dを形成し、前記24スロットの固定
子鉄心1を形成する。
【0004】ここで、少なくとも回転子と相対向する前
記歯部の先端を除き、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)などの熱可塑性樹脂によってインサート成形して
前記固定子鉄心1を覆い、前記内溝6a、6cと外溝6
b、6dに溝絶縁層7fと、前記固定子鉄心1の両端部
に端板7aを成形する。
【0005】そして、外側巻線8aを前記外溝6bから
次の外溝6dの間に巻装する。同様に、他の溝に付いて
外側巻線8b、8cを巻装する。
【0006】次いで、内側巻線9dを、前記内溝6aか
ら次の内溝6cの間に巻装する。同様に、他の溝に付い
て内側巻線9e、9fを巻装する。このようにして、2
4スロット6極の電動機の固定子を構成している。
【0007】次いで、前記ブラケット12の前記巻線の
近傍の底面に透孔12bを形成し、同透孔12bに口出
線の挿通孔13zを中心に形成したブッシング13を圧
入し、さらに前記端板7a近傍の底面に水抜孔12cを
形成してなるようにする。そして、同固定子に挿通され
た回転子10の回転軸10aを、前記固定子の両側に保
持された軸受11により軸支するとともに、同軸受11
を前記ブラケット12により保持し、前記ブラケット1
2の開口部に形成されたフランジ12aを、固定子鉄心
1の略中央で突き合わせ締結して電動機を構成してい
る。
【0008】この場合、前記電動機がロックし、過電流
保護装置の故障などで内部が加熱し、前記熱可塑性樹脂
のPETが燃えて、前記水抜孔12cから外部に溶け出
す(フレームドロップ)と他の部品へ類焼するおそれが
ある問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機の内部加熱時の樹
脂溶出による外部部品の類焼を防止する水抜孔を電動機
の固定子口出線のブッシングに備え、安全性を確保しな
がら製造コストを低下させ、信頼性を向上した電動機を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、固定子鉄心の継鉄部から突出する複数の歯部を設
け、同歯部の間に各々溝を形成し、少なくとも前記歯部
の先端を除き、熱可塑性樹脂でインサート成形して前記
固定子鉄心を覆い、前記溝に溝絶縁層と、前記固定子鉄
心の両端部に端板を形成し、前記溝と次の溝の間に巻線
を巻装して固定子を構成し、同固定子に挿通された回転
子の回転軸を、前記固定子の両側より装着される鋼板製
のブラケットに保持される軸受により軸支し、前記ブラ
ケットの開口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の
略中央で突き合わせ締結し、前記ブラケットの前記巻線
の近傍に円形の透孔を形成し、同透孔に、中心に口出線
の挿通孔と、外周部に取付部と、同取付部の略中央に前
記ブラケットの上下面に対応する両側面と前記透孔に対
応する底面からなる断面略コ字状の環状溝を形成した略
筒状のブッシングを圧入してなる電動機において、前記
ブッシングに、水抜手段を有してなるようにする。
【0011】そして、前記水抜手段が、前記環状溝の両
側面に底面から放射状に形成される複数の放射状リブ
と、同放射状リブと連なり前記環状溝の底面に縦方向に
形成される垂直リブにより、前記ブラケットの透孔と前
記ブッシングの環状溝の底面との間に生じる垂直間隙
と、同間隙と連通し前記ブラケットの上下面と前記ブッ
シングの環状溝の両側面との間に生じる水平間隙とから
なる通路であるようにする。あるいは、前記水抜手段
が、前記環状溝の両側面に底面から放射状に形成される
複数の放射状リブと、前記ブラケットの透孔内側面から
内側に突出する複数の支持片により、前記ブラケットの
透孔と前記ブッシングの環状溝の底面との間に生ずる垂
直間隙と、同間隙と連通し前記ブラケットの上下面と前
記ブッシングの環状溝の両側面との間に生じる水平間隙
とからなる通路であるようにする。
【0012】さらに、前記垂直間隙及び水平間隙を、前
記熱可塑性樹脂が発炎し溶け出して前記通路を通り電動
機外部に流れ出ても、消炎される値、且つ、電動機内部
に入った水が自然に排出される値にしてなるようにす
る。一方、前記口出線のブッシングの材質が、クロロプ
レンゴムであるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】固定子鉄心の継鉄部から突出する
複数の歯部を設け、同歯部の間に各々溝を形成し、少な
くとも前記歯部の先端を除き、熱可塑性樹脂でインサー
ト成形して前記固定子鉄心を覆い、前記溝に溝絶縁層
と、前記固定子鉄心の両端部に端板を形成し、前記溝と
次の溝の間に巻線を巻装して固定子を構成し、同固定子
に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の両側より
装着される鋼板製のブラケットに保持される軸受により
軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフランジ
を、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結し、前記ブラ
ケットの前記巻線の近傍に円形の透孔を形成し、同透孔
に、中心に口出線の挿通孔と、外周部に取付部と、同取
付部の略中央に前記ブラケットの上下面に対応する両側
面と前記透孔に対応する底面からなる断面略コ字状の環
状溝を形成した略筒状のブッシングを圧入してなる電動
機において、前記ブッシングに、水抜手段を有してなる
ようにする。
【0014】そして、電動機の内部加熱時の樹脂溶出に
よる外部部品の類焼を防止する水抜孔を電動機の固定子
口出線のブッシングに備え、安全性を確保しながら製造
コストを低下させ、信頼性を向上することができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を24スロット6極の電動機
について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、従
来例と同じ部分の符号は同一とする。
【0016】図1は、本発明の電動機の一実施例を示す
縦断面図、図2は、本発明による電動機のブッシング近
傍を示す要部拡大横断面図で、(a)は、(b)のBO
B’に対応し、(b)は、(a)のAA’に対応する。
図5は、本発明の電動機の固定子を示す要部拡大断面図
である。
【0017】固定子鉄心1の継鉄部2から歯部3を等間
隔に設ける。この略I字型の歯部3の一つ置きの基端よ
り両側に対称な歯部4、歯部5を設け、同歯部4、歯部
5の各々内側と外側に各々内溝6a、外溝6b、内溝6
c、外溝6dを形成し、前記24スロットの固定子鉄心
1を形成する。
【0018】ここで、少なくとも回転子と相対向する前
記歯部の先端を除き、熱可塑性樹脂であるPET(ポリ
エチレンテレフタレート)樹脂によってインサート成形
して前記固定子鉄心1を覆う。
【0019】そして、前記内溝6a、6cと外溝6b、
6dに、溝絶縁層7fと、前記固定子鉄心1の両端部に
端板7aを成形する。そして、外側巻線8aを、前記外
溝6dから次の外溝6bの間に巻装する。
【0020】更に、それに隣接した前記外溝6dから次
の外溝6bの間に巻装する。同様に、各々の溝に付いて
巻装し、各々の外側巻線8b、8cを形成する。そし
て、前記外側巻線の端末を結線側から前記インサート成
形の案内路に沿って導出し、それらの巻線の端末を端子
に接続して固定する。
【0021】次いで、内側巻線9dを、前記内溝6aか
ら次の内溝6cの間に巻装する。同様に、他のノズルを
用いて各々の溝に付いて巻装し、各々の内側巻線9e、
9fを形成する。
【0022】このようにして24スロット6極の固定子
を形成するようにしている。そして、同固定子に挿通さ
れた回転子10の回転軸10aを、前記固定子の両側よ
り装着される亜鉛メッキ鋼板製のプレスで成形されたブ
ラケット12に保持された軸受11により軸支する。次
いで、前記ブラケット12の前記巻線の近傍に円形の透
孔12bを形成し、同透孔12bに口出線の水抜手段を
有するブッシング13を圧入してなるようにする。
【0023】ここで、本発明による水抜手段を有するブ
ッシング13の構造に付いて説明する。本発明のブッシ
ング13は、材質がクロロプレンゴムで略筒状であり、
中心に口出線の挿通孔13zと、外周部に取付部である
上部取付部13b、下部取付部13cと、同取付部の略
中央に前記ブラケット12の上下面に対応する両側面1
3a1と前記透孔12bに対応する底面13a2からな
る断面略コ字状の環状溝13aを形成している。
【0024】そして、前記環状溝13aの両側面13a
1に底面13a2から放射状に形成される4個の放射状
リブ13dと、同放射状リブ13dと連なり前記環状溝
13aの底面13a2に縦方向に形成される垂直リブ1
3eが形成されている。
【0025】これにより、前記ブラケット12の透孔1
2bと、前記ブッシング13の環状溝13aの底面13
a2との間に生じる垂直間隙13gと、同間隙13gと
連通し前記ブラケット12の上下面と前記ブッシング1
3の環状溝13aの両側面13a1との間に生じる水平
間隙13fとからなる通路が水抜手段となる。
【0026】さらに、前記垂直間隙13g及び水平間隙
13fを、前記熱可塑性樹脂が発炎し溶け出して前記通
路を通り電動機外部に流れ出ても、消炎される値、且
つ、電動機内部に入った水が自然に排出される値(実験
値としては3mmよりも小さくした値)にしている。そ
して、前記ブラケット12の開口部に形成されたフラン
ジ12aを、固定子鉄心1の略中央で突き合わせ締結し
て電動機を構成している。なお、上述の実施例では前記
放射状リブ13d、垂直リブ13eを各々4個としてあ
るが、本発明は、4個に限定されるものではない。
【0027】ここで、前記ブラケット12を鋼板とし、
同ブラケット12に水抜手段を有する口出線のブッシン
グ13を配設してなる作用、効果について説明する。
【0028】本発明の場合、前記水抜の通路となる前記
垂直間隙13g及び水平間隙13fを、前記熱可塑性樹
脂が発炎し溶け出して前記通路を通り電動機外部に流れ
出ても、消炎される値、且つ、電動機内部に入った水が
自然に排出される値である3mmよりも小さくした値に
している。
【0029】このため、水抜きは自然に行われる一方、
前記熱可塑性樹脂が発炎し溶け出しても、消炎されるの
で外部の部品を類焼させることを防止できる。また、前
記ブッシング13の材質がクロロプレンゴムであるの
で、この溶出する樹脂に対し耐熱性を有している。さら
に、ブッシング13自体に水抜手段を有するので、別途
水抜孔を形成する必要はない。この結果、火災や感電の
心配がなく、安全性の高い電動機を得ることができる。
【0030】一方、図3は、本発明による電動機のブッ
シング近傍を示す他の実施例による要部拡大断面図であ
り、(a)は、(b)のDOD’に対応し、(b)は、
(a)のCC’に対応する。前記環状溝13aの両側面
13a1に底面13a2から放射状に形成される4個の
放射状リブ13dと、前記ブラケット12の透孔12b
内側面から内側に突出する4個の支持片12b1が形成
されている。これにより、前記ブラケット12の透孔1
2bと、前記ブッシング13の環状溝13aの底面13
a2との間に生ずる垂直間隙13gと、同間隙と連通し
前記ブラケット12の上下面と、前記ブッシング13の
環状溝13aの両側面13a1との間に生じる水平間隙
13fとからなる通路が水抜手段となる。この場合の作
用、効果は、上述の実施例と同様である。なお、上述の
実施例では前記放射状リブ13d、支持片12b1を各
々4個としてあるが、本発明は、4個に限定されるもの
ではない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の継鉄部から突出する複数の歯部を設け、同歯部の
間に各々溝を形成し、少なくとも前記歯部の先端を除
き、熱可塑性樹脂でインサート成形して前記固定子鉄心
を覆い、前記溝に溝絶縁層と、前記固定子鉄心の両端部
に端板を形成し、前記溝と次の溝の間に巻線を巻装して
固定子を構成し、同固定子に挿通された回転子の回転軸
を、前記固定子の両側より装着される鋼板製のブラケッ
トに保持される軸受により軸支し、前記ブラケットの開
口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の略中央で突
き合わせ締結し、前記ブラケットの前記巻線の近傍に円
形の透孔を形成し、同透孔に、中心に口出線の挿通孔
と、外周部に取付部と、同取付部の略中央に前記ブラケ
ットの上下面に対応する両側面と前記透孔に対応する底
面からなる断面略コ字状の環状溝を形成した略筒状のブ
ッシングを圧入してなる電動機において、前記ブッシン
グに、水抜手段を有してなるようにした。
【0032】この結果、電動機の内部加熱時の樹脂溶出
による外部部品の類焼を防止する水抜孔を電動機の固定
子口出線のブッシングに備え、安全性を確保しながら製
造コストを低下させ、信頼性を向上した電動機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動機の一実施例を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明による電動機のブッシング近傍を示す要
部拡大断面図であり、(a)は、(b)のBOB’に対
応し、(b)は、(a)のAA’に対応する。
【図3】本発明による電動機のブッシング近傍を示す他
の実施例による要部拡大断面図であり、(a)は、
(b)のDOD’に対応し、(b)は、(a)のCC’
に対応する。
【図4】従来の電動機の一例を示す縦断面図である。
【図5】本発明及び従来の電動機の固定子を示す要部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 歯部 4 歯部 5 歯部 6a 内溝 6b 外溝 6c 内溝 6d 外溝 7a 端板 7f 溝絶縁層 8a 外側巻線A 8b 外側巻線B 8c 外側巻線C 9d 内側巻線D 9e 内側巻線E 9f 内側巻線F 10 回転子 10a 回転軸 11 軸受 12 ブラケット 12a フランジ 12b 透孔 12b1 支持片 13 ブッシング 13a 環状溝 13a1 側面 13a2 底面 13b 上部取付部 13c 下部取付部 13d 放射状リブ 13e 垂直リブ 13f 水平間隙 13g 垂直間隙 13z 口出線の挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の継鉄部から突出する複数の
    歯部を設け、同歯部の間に各々溝を形成し、少なくとも
    前記歯部の先端を除き、熱可塑性樹脂でインサート成形
    して前記固定子鉄心を覆い、前記溝に溝絶縁層と、前記
    固定子鉄心の両端部に端板を形成し、 前記溝と次の溝の間に巻線を巻装して固定子を構成し、 同固定子に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の
    両側より装着される鋼板製のブラケットに保持される軸
    受により軸支し、前記ブラケットの開口部に形成された
    フランジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結し、
    前記ブラケットの前記巻線の近傍に円形の透孔を形成
    し、 同透孔に、中心に口出線の挿通孔と、外周部に取付部
    と、同取付部の略中央に前記ブラケットの上下面に対応
    する両側面と前記透孔に対応する底面からなる断面略コ
    字状の環状溝を形成した略筒状のブッシングを圧入して
    なる電動機において、 前記ブッシングに、水抜手段を有してなることを特徴と
    する電動機。
  2. 【請求項2】 前記水抜手段が、前記環状溝の両側面に
    底面から放射状に形成される複数の放射状リブと、同放
    射状リブと連なり前記環状溝の底面に縦方向に形成され
    る垂直リブにより、前記ブラケットの透孔と前記ブッシ
    ングの環状溝の底面との間に生じる垂直間隙と、同間隙
    と連通し前記ブラケットの上下面と前記ブッシングの環
    状溝の両側面との間に生じる水平間隙とからなる通路で
    あることを特徴とする請求項1記載の電動機。
  3. 【請求項3】 前記水抜手段が、前記環状溝の両側面に
    底面から放射状に形成される複数の放射状リブと、前記
    ブラケットの透孔内側面から内側に突出する複数の支持
    片により、前記ブラケットの透孔と前記ブッシングの環
    状溝の底面との間に生ずる垂直間隙と、同間隙と連通し
    前記ブラケットの上下面と前記ブッシングの環状溝の両
    側面との間に生じる水平間隙とからなる通路であること
    を特徴とする請求項1記載の電動機。
  4. 【請求項4】 前記垂直間隙及び水平間隙を、前記熱可
    塑性樹脂が発炎し溶け出して前記通路を通り電動機外部
    に流れ出ても、消炎される値、且つ、電動機内部に入っ
    た水が自然に排出される値にしてなることを特徴とする
    請求項2または請求項3記載の電動機。
  5. 【請求項5】 前記口出線のブッシングの材質が、クロ
    ロプレンゴムであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3記載の電動機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116792329A (zh) * 2023-08-22 2023-09-22 江苏海拓宾未来工业科技集团有限公司 整体齿轮式无油变频离心压缩机及其制备工艺
CN116792329B (zh) * 2023-08-22 2024-06-11 江苏海拓宾未来工业科技集团有限公司 整体齿轮式无油变频离心压缩机及其制备工艺

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CN116792329A (zh) * 2023-08-22 2023-09-22 江苏海拓宾未来工业科技集团有限公司 整体齿轮式无油变频离心压缩机及其制备工艺
CN116792329B (zh) * 2023-08-22 2024-06-11 江苏海拓宾未来工业科技集团有限公司 整体齿轮式无油变频离心压缩机及其制备工艺

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