JPH10291538A - 薬剤入り容器 - Google Patents

薬剤入り容器

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JPH10291538A
JPH10291538A JP9115264A JP11526497A JPH10291538A JP H10291538 A JPH10291538 A JP H10291538A JP 9115264 A JP9115264 A JP 9115264A JP 11526497 A JP11526497 A JP 11526497A JP H10291538 A JPH10291538 A JP H10291538A
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JP
Japan
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container
medicine
main body
drugs
containing container
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JP9115264A
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English (en)
Inventor
Keinosuke Isono
啓之介 磯野
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Material Engineering Technology Laboratory Inc
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Material Engineering Technology Laboratory Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摂取物の選択及びその摂取量の選択等が容易
にできる薬剤入り容器及びその摂取に際してはその飲料
水等が簡単且つ安全に提供される薬剤入り容器を提供。 【構成】 成分が異なる薬剤の少なくとも二以上の薬剤
が一緒に収容される薬剤入り容器であって、上記薬剤は
互いに区別確認が可能な異なる形態を有していることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬剤入り容器に関
するものであり、より詳細には、摂取する際に、本人が
薬剤成分の種類、及び摂取量を正確に把握できる薬剤入
り容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、栄養剤等の食品等を錠剤形式で摂
取する機会が増加している。これは近年摂取食品に偏食
が見られがちなため、ビタミン類やカルシウム等を補う
ためである。例えば、カルシウム不足を例に挙げると、
カルシウム不足は骨粗しょう症の原因とされ、若年時に
カルシウムを多く摂取し、良く運動することが予防策と
される。このため、積極的にカルシウムを摂取すること
が望まれることがある。また、性差により摂取物の相
違、幼児、妊婦等と通常人との相違、又はスポーツ選
手、その他の職業的相違等による摂取物及びその摂取量
が異なってくる。このため、上記のような栄養剤等の薬
剤の形式での食品摂取の要望が高まっている。
【0003】しかしながら、従来の薬剤、栄養剤の摂取
に際しては、薬剤に対する医者等の指示が明確であれば
問題はないが、このような栄養剤の摂取においては、摂
取者の各自の判断の元で、各自が栄養剤の選定及びその
摂取量の選択等をする必要がある。このため、栄養剤を
種々の混合状態で提供される場合は、その摂取物及び摂
取量の判断ができず、間違った摂取をしたり、過剰に摂
取したりするおそれがある。また、かかる摂取物が水溶
液であれば当然に摂取物の判断はできない。更に、摂取
物を水溶液で提供すれば、その摂取物の安定性にも問題
が生じるおそれがある。また、栄養剤等の摂取物を固体
で提供した場合、かかる固形物と一緒に飲料水を必要と
する。しかし、飲料水に水道水等を用いたのでは、滅菌
処理用の塩化物等で摂取物の変質を招いて効果を半減さ
せるおそれがある。そこで、飲料水と一緒に提供される
薬剤剤入り容器等が望まれ、しかも、その飲料水が水腐
れがなく長期間安全に維持されることも望まれる。更
に、このような薬剤入り容器は簡単な自動販売機から提
供されることも望まれる。従って、本発明は、摂取物の
選択及びその摂取量の選択等が容易にできる薬剤入り容
器及びその摂取に際してはその飲料水等が簡単且つ安全
に提供される薬剤入り容器を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、成分が異なる
薬剤の少なくとも二以上の薬剤が一緒に収容される薬剤
入り容器であって、上記薬剤は互いに区別確認が可能な
異なる形態を有していることを特徴とする薬剤入り容器
を提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
【0005】本発明に係る薬剤入り容器に収容される薬
剤は医薬品、栄養剤、食品等である。特に、摂取者の各
自が積極的に補給しようとする栄養剤、栄養補給剤等が
望ましい。上記薬剤は異なる一又は二以上の成分を単位
として、錠剤、カプセル、顆粒、フレーク等に形成され
たものが、上記容器内に複数種類で収容されている。そ
して、各薬剤は互いに区別確認が可能な異なる形態に形
成されている。上記薬剤入り容器は、紙製、樹脂製、ガ
ラス製、金属製等でも良いが、少なくとも内容物である
薬剤が外部の酸素や水蒸気によって変質しない程度の気
密壁、液密壁を有するものである。薬剤入り容器は容器
壁が撓むソフトバックでも良く、また容器壁が比較的硬
質なハードボトルであっても良い。また、各自が容器内
の薬剤の種類、量等を一目で確認することから、容器壁
の一部には少なくとも透明な壁が存在し、その透明壁は
ガスバリアー性壁であることが望ましい。薬剤入り容器
にはイージピール方式或いはプルタップ方式等の易開封
口が設けられていることが望ましい。このように構成さ
れる薬剤入り容器にあっては、各自が容器内の薬剤の形
態を識別、確認することにより、積極的に摂取する物を
認識し、しかも必要量の選択をするため、形態に応じた
薬剤を適宜抜き取って摂取することができる。
【0006】本発明の請求項2記載の薬剤入り容器は、
請求項1記載の薬剤入り容器において、上記区別確認が
可能な異なる形態は、形状、模様、又は色が異なってい
ることを特徴とする。上記薬剤を互いに区別認識可能な
形態とするには、形状を異ならせるか、形状に現れる模
様を異ならせるか、或いは形状に現れる色を異ならせる
かにより行うことができる。例えば、形状は真球、楕円
球、円柱、楕円柱、角柱、円錐柱、角柱等に異ならせる
他に、大小によっても形態を異ならせることができる。
形状面に文字、記号、その他の模様を賦与することによ
っても薬剤の形態を異ならせることができる。形状面に
色彩等を賦与することによっても薬剤の形態を異ならせ
ることができる。このように薬剤の形態を異ならせるこ
とにより、摂取に際しては各自が積極的に摂取しようと
する薬剤のみを選択することができ、またその摂取量も
簡単に選定できる。
【0007】本発明の請求項3記載の薬剤入り容器は、
請求項1又は2記載の薬剤入り容器において、上記薬剤
は、ミネラル類、ビタミン類、食物繊維類、蛋白質、又
はアミノ酸類からなる栄養食品である。上記薬剤が上記
栄養食品であれば、摂取者が自己の健康状態に合わせて
適宜必要とされる栄養食品を積極的に適量摂取すること
ができる。このため、医師等の処方箋なしに、自己管理
の元での健康維持を積極的に行うことができる。本発明
に係る請求項4記載の薬剤入り容器は、請求項3記載の
薬剤入り容器において、上記薬剤成分と形態との関係を
識別しうる目印が表示されてなる。上記薬剤と形態の関
係を容器或いはその包装材の外側に認識できる程度の目
印として表示されていれば、その摂取時に簡単に薬剤を
選択できる。
【0008】本発明の請求項5記載の薬剤入り容器は、
請求項1〜4の何れかの記載の薬剤入り容器において、
上記薬剤と共に飲料する飲料水を密封収容した第二容器
を具備していることを特徴とする。上記複数の薬剤は互
いの形態が確認できるように容器に収容されるため、薬
剤は液性であることはない。このため、摂取に際して飲
料水を必要とする場合が殆どである。このため、上記飲
料水を密封収容した第二容器を具備していれば、摂取の
際の手間が殆どない。尚、第二容器は薬剤入り容器と同
様に紙製、樹脂製、ガラス製、金属製等でも良い。また
容器壁が撓むソフトバックでも良く、また容器壁が比較
的硬質なハードボトルであっても良い。また、容器には
イージピール方式或いはプルタップ方式等の易開封口が
設けられていることが望ましい。
【0009】本発明の請求項6記載の薬剤入り容器は、
請求項5記載の薬剤入り容器において、上記第二容器内
の飲料水は該容器と共に蒸気滅菌処理されていることを
特徴とする。蒸気滅菌処理は温度100℃〜140℃、
特に温度105℃〜115℃の範囲で滅菌処理すること
が望ましい。上記範囲を下回る滅菌温度では、時間がか
かり、また滅菌が不十分となるおそれがある。一方、上
記範囲上回る滅菌温度ではプラスチック容器等が熱変
形、熱変質等を起こして好ましくない。上記飲料水は無
菌充填或いは加熱殺菌等によって長期間の保存も可能で
あるが、水腐れ等が保存中に生じない完全な飲料水とし
て提供するためには、第二容器と共に蒸気滅菌処理がな
されていることが望ましい。従来、市販のおいしい水等
は、温度100℃程度で瞬間殺菌されている。また、場
合によっては、ミネラル等を沈殿させないため、殺菌処
理温度を更に低くするものもある。このため、これらの
ボトル中の水を長く保存すると、常在菌等が完全に死滅
していないため、若干存在する有機物等で繁殖して水腐
りが生じるおそれがある。また、水道水でも塩素等が一
旦除去されれば、水腐りの原因となる。従って、飲料水
に完全な滅菌処理をしておけば、上記のような水腐れの
問題は生じない。
【0010】本発明の請求項7記載の薬剤入り容器は、
上記請求項5又は6記載の薬剤入り容器において、上記
第二容器内の飲料水は蒸留水、純水、イオン交換水、R
O水であることを特徴とする。上記飲料水が蒸留水等で
あれば、ミネラルや細菌や黴由来の蛋白質が存在しない
ため、従来のように死滅常在菌蛋白質、変質蛋白質等に
よりアトピー症等の原因を起こすおそれがない。本発明
の請求項8記載の薬剤入り容器は、請求項5〜7の何れ
かに記載の薬剤入り容器において、上記第二容器は転が
り可能な筒状に形成されていることを特徴とする。上記
第二容器が転がり可能な筒状に形成されている場合には
自動販売機等に配して、どこでも提供するようにでき
る。特に、薬剤入り容器はかかる第二容器の筒状部の周
面でなくり両端面の何れかに簡単に取付けることができ
る。従って、自動販売機での薬剤入り容器の提供が簡単
にできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る薬剤入り容器の好ましい
実施例を添付図面を参照しながら詳述する。図1は、本
発明に係る栄養剤入り容器を示す第一実施例の正断面図
である。図2(A)〜(D)は、第一実施例の容器に収
容される栄養剤の形態を示す斜視図である。図3は、第
一実施例の栄養剤入り容器に飲料水用の第二容器を具備
させたときの正断面図である。図4は、第一実施例の栄
養剤入り容器の変形例を示す正断面図である。図5は、
本発明に係る栄養剤入り容器の第二実施例の正断面図で
ある。図6は、本発明に係る栄養剤入り容器の第三実施
例の正断面図である。図7は、本発明に係る栄養剤入り
容器の第四実施例の正断面図である。
【0012】図1〜図3に示す如く、第一実施例に係る
栄養剤入り容器1は、成分が異なる薬剤2A、2B、2
C、及び2Dの薬剤が一緒に収容される薬剤入り容器で
ある。しかして、上記薬剤2A、2B、2C及び2Dは
互いに区別確認が可能な異なる形態を有している。上記
区別認識が可能な異なる形態は、形状が異なっているこ
とである。上記薬剤2A、2B、2C及び2Dは、ミネ
ラル類、ビタミン類、食物繊維類、アミノ酸類からなる
栄養食品である。上記容器1の包装材壁には薬剤2A、
2B、2C及び2Dと形態との関係を識別しうる表示が
なされている。上記薬剤2A、2B、2C及び2Dと共
に飲料する飲料水3を密封収容した第二容器6を具備し
ている。第二容器6内の飲料水9は容器本体7と共に蒸
気滅菌処理されている。第二容器6内の飲料水9は蒸留
水である。第二容器6は転がり可能な円筒状に形成され
ている。上記栄養剤入り容器1の本体5は上記第二容器
6とシュリンクフィルム(熱収縮フィルム包装材)10
を介して組み合わされている。
【0013】本実施例に係る栄養剤入り容器1を更に説
明すると、栄養剤入り容器1は射出成形物からなるプラ
スチック容器本体5、本体5の開口5Aを密封するシー
ル材3、及び保護キャップ4、及び本体5内の各薬剤
(栄養剤)2A、2B、2C及び2Dとからなる。容器
本体5はポリプロピレン製からなり、容器本体2の開口
5Aにはポリプロピレン製のシール材3が剥離可能に熱
溶着シールされている。開口5Aのシール材3は保護キ
ャップ4に覆われ、保護キャップ4は本体5の側面の係
合突起5Bを介して着脱可能に本体5に取付られてい
る。本体5内には薬剤2Aが収容され、薬剤2Aは扁平
円柱形状の錠剤に形成されている。そして、かかる薬剤
2Aは100mgのアスコルビン酸が含まれ、本体2内
に10粒収容されている。本体2内に薬剤2Bが収容さ
れ、薬剤2Bはフットボール状の変形球の錠剤に形成さ
れている。薬剤2Bは100mgのカルシウムが含ま
れ、本体5内に10粒収容されている。本体5内に薬剤
2Cが収容され、薬剤2Cは筒状のカプセルが形成され
ている。薬剤2Cは5mgの各ビタミンB1,B2,B
6,B12が含まれ、本体5内に10粒収容されている。
本体5内に薬剤2Dが収容され、薬剤2Dは筒状のカプ
セルが形成されている。薬剤2Dは100mgの食物繊
維が含まれ、本体5内に10粒収容されている。このよ
うな構成にあっては、各自が容器1内の薬剤2A、2
B、2C及び2Dの形態を識別、確認することにより、
積極的に摂取する物を認識することができる。そして、
各自の判断の元で、それぞれの薬剤2A、2B、2C及
び2Dを必要量の選択をするため、形態に応じた薬剤2
A、2B、2C及び2Dを適宜抜き取って摂取すること
ができる。また、上記薬剤2A、2B、2C及び2Dが
栄養食品であるため、摂取者が自己の健康状態に合わせ
て適宜必要とされる栄養食品を積極的に適量摂取するこ
とができる。このため、医師等の処方箋なしに、自己管
理の元での健康維持を積極的に行うことができる。
【0014】図3に示す如く本実施例の栄養剤入り容器
1は第二容器6が具備される。第二容器6は円筒状に形
成されたスチール缶の本体7と、本体7の上面のプルタ
ップ付き蓋8と、本体7内の飲料水9とからなる。本体
7の蓋8のプルタップ8Bがプルされると、切れ目8A
に沿って蓋8が離切して本体7が開口される。飲料水9
は蒸留水からなり本体7と共に高圧蒸気滅菌処理されて
いる。蒸気滅菌温度120℃で行われる。栄養剤入り容
器1の本体2の底面と第二容器6の本体7の上面とが突
き合わせられ、栄養剤入り容器1と第二容器6とは包装
材としてシュリンクフィルム10で組み合わせられてい
る。また、かかるシュリンクフィルム10の外側には、
栄養剤入り容器1内の薬剤2A、2B、2C及び2Dの
それぞれの形状が記号化されて表記されると共に、それ
に対応する成分及び1粒に対する成分の含有量が表記さ
れている。また、必要により、栄養剤入り容器1の適用
者等も表記されている。従って、薬剤2A、2B、2C
及び2Dと形態の関係を包装材の外側に認識できる程度
の目印として表示されているので、その摂取時に簡単に
薬剤2A、2B、2C及び2Dを選択できる。
【0015】このように構成される栄養剤入り容器1に
あっては、摂取に際して飲料水9を必要とする場合、飲
料水9を密封収容した第二容器6を具備していれば、摂
取の際の手間が殆どない。即ち、シュリンクフィルム1
0を外し、栄養剤入り容器1と第二容器6とを分離す
る。栄養剤入り容器1から保護キャップ4を取り外し、
シール材3を本体5の開口5Aから剥がす。各自が薬剤
2A、2B、2C、及び2Dの成分を確認し、必要量の
薬剤を取り除く。これを経口に入れ、次に第二容器6の
プルタップ付き蓋8を取り去り、第二容器6の飲料水を
経口から摂取する。また飲料水9は第二容器6と共に蒸
気滅菌処理されているため、長期間の保存も可能であ
り、水腐れ等が保存中に生じない完全な飲料水として提
供できる。また飲料水9が蒸留水であるため、ミネラル
や細菌や黴由来の蛋白質が存在しないため、従来のよう
に死滅常在菌蛋白質、変質蛋白質等によりアトピー症等
の原因を起こすおそれがない。更に、第二容器6は円筒
状に形成されているため、自動販売機などに充填してど
こでも販売提供できるようになっている。
【0016】図4は、第一実施例にかかる栄養剤入り容
器1の変形例を示す断面図である。変形例の栄養剤入り
容器11は、第一実施例と同様な第二容器6を具備し、
第二容器6はシュリンクフィルム10を介して組み合わ
されている。ことなる点は、栄養剤入り容器11が一回
り小型に形成され、底面の一部がプルトップ付き蓋8の
プルトップ8Aと接着されていることである。このよう
な構成にあっては、栄養材入り容器11を第二容器6か
ら離すと同時に第二容器6が開口して便利である。
【0017】図5は、本発明に係る第二実施例の栄養剤
入り容器の正断面図である。 第二実施例の栄養剤入り
容器21が第一実施例との異なる点は、第二容器22が
通常の200mlジュース缶と同様な本体が用いられ、
栄養剤入り容器21の本体の容量は50mlに相当し、
栄養剤入り容器21と第二容器22とを組み合わせたと
き、市販の250mlのジュース缶と同様な形状となる
ことである。また、組み合わせに際しては、栄養剤入り
容器21の本体の底部には接続スカート部23が形成さ
れ、接続スカート部23に形成される係合突起24を介
して着脱可能に第二容器22に取付られていることであ
る。このような構成の栄養剤入り容器21においては、
第一実施例と同様な作用効果を奏する他に、栄養剤入り
容器21を既製の自動販売機などに簡単にセットするこ
とができる。
【0018】図6は、本発明に係る第三実施例の栄養剤
入り容器の正断面図である。 第三実施例の栄養剤入り
容器31が第一実施例との異なる点は、栄養剤入り容器
31の本体と第二容器32の本体が一体成形されてお
り、栄養剤入り容器31の本体は下部の室33として形
成され、第二容器32の本体は上部の室34として形成
されている。また、それぞれの室33、34には第一実
施例と同様に開口に剥離可能なシール材3及び保護キャ
ップ4が設けられている。このような構成の栄養剤入り
容器31では第一実施例の栄養剤入り容器1と同様な作
用効果を奏する他に、栄養剤入り容器31及び第二容器
32の本体を簡単に成形することができる。
【0019】図7は、本発明に係る第四実施例の栄養剤
入り容器の正断面図である。 第四実施例の栄養剤入り
容器41が第一実施例との異なる点は、栄養剤入り容器
4の本体は上記第二容器42の口部のキャップとして組
み合わされていることである。即ち、栄養剤入り容器4
1の本体は樹脂成形物であり、その中央部に窪み部43
が形成され、また、外周縁の下端にスカート部44が形
成される。また、窪み部43の内面には雌捻子45が形
成されている。栄養剤入り容器41の開口には第一実施
例と同様に剥離可能なシール材3が設けられている。一
方、第二容器42の本体はボトル状に形成され、開口の
側壁には雄螺子46が形成され、上述の雌捻子45に螺
合することができるようになっている。尚、第二容器4
2の開口部に密封用シール材47が設けられている。こ
のように構成される栄養剤入り容器41では、第一実施
例と同様な作用効果を奏する他に、第二容器42の開口
の飲み口が窪み部43で覆われその保管時に清潔に維持
され、シュリンク包装材がなくても良い。上記各実施例
では、形状の相違で形態を異ならせたが、形状面に文
字、記号、その他の模様を賦与することによっても薬剤
の形態を異ならせても良く、また形状面に色彩等を賦与
することによっても薬剤の形態を異ならせても良い。上
記各実施例では、薬剤に栄養剤を用いたが、医薬品に用
いても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る薬剤入り容器は、成分が異
なる薬剤の少なくとも二以上の薬剤が一緒に収容される
薬剤入り容器であって、上記薬剤は互いに区別確認が可
能な異なる形態を有しているので、摂取する際に、摂取
物の選択及びその摂取量の選択等が容易にでき、また飲
料水等も簡単且つ安全に摂取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る栄養剤入り容器を示す第
一実施例の正断面図である。
【図2】図2(A)〜(D)は、第一実施例の容器に収
容される栄養剤の形態を示す斜視図である。
【図3】図3は、第一実施例の栄養剤入り容器に飲料水
用の第二容器を具備させたときの正断面図である。
【図4】図4は、第一実施例の栄養剤入り容器の変形例
を示す正断面図である。
【図5】図5は、本発明に係る栄養剤入り容器の第二実
施例の正断面図である。
【図6】図6は、本発明に係る栄養剤入り容器の第三実
施例の正断面図である。
【図7】図7は、本発明に係る栄養剤入り容器の第四実
施例の正断面図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、41 栄養剤入り容器 2 薬剤(栄養剤) 3 シール材 4 保護キャップ 5 容器本体 6 第二容器 9 飲料水

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成分が異なる薬剤の少なくとも二以上の薬
    剤が一緒に収容される薬剤入り容器であって、上記薬剤
    は互いに区別確認が可能な異なる形態を有していること
    を特徴とする薬剤入り容器。
  2. 【請求項2】上記区別確認が可能な異なる形態は、形
    状、模様、又は色が異なっていることを特徴とする請求
    項2記載の薬剤入り容器。
  3. 【請求項3】上記薬剤は、ミネラル類、ビタミン類、食
    物繊維類、蛋白質、又はアミノ酸類からなる栄養食品で
    ある請求項1又は2記載の薬剤入り容器。
  4. 【請求項4】上記薬剤成分と形態との関係を識別しうる
    目印が表示されてなる請求項3記載の薬剤入り容器。
  5. 【請求項5】上記薬剤と共に飲料する飲料水を密封収容
    した第二容器を具備していることを特徴とする請求項1
    〜4の何れかに記載の薬剤入り容器。
  6. 【請求項6】上記第二容器内の飲料水は該容器と共に蒸
    気滅菌処理されていることを特徴とする請求項5記載の
    薬剤入り容器。
  7. 【請求項7】上記第二容器内の飲料水は蒸留水、純水、
    イオン交換水、RO水であることを特徴とする請求項5
    又は6記載の薬剤入り容器。
  8. 【請求項8】上記第二容器は転がり可能な筒状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載
    の薬剤入り容器。
  9. 【請求項9】上記薬剤入り容器の本体は上記第二容器と
    熱収縮フィルム包装材を介して組み合わされていること
    を特徴とする請求項8記載の薬剤入り容器。
  10. 【請求項10】上記薬剤入り容器の本体と第二容器は該
    容器同士に形成される係合部を介して組み合わされてい
    ることを特徴とする請求項8又は9記載の薬剤入り容
    器。
  11. 【請求項11】上記第二容器は上記薬剤入り容器の本体
    と一体形成されていることを特徴とする請求項9記載の
    薬剤入り容器。
  12. 【請求項12】上記薬剤入り容器の本体は上記第二容器
    の口部のキャップとして組み合わされていることを特徴
    とする請求項8記載の薬剤入り容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010109610A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 株式会社モリモト医薬 医薬組成物容器
WO2010109612A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 株式会社モリモト医薬 医薬組成物容器
KR20160071287A (ko) 2014-12-11 2016-06-21 이상희 환자용 약 보관 장치

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