JPH10285603A - 画像符号化方法 - Google Patents

画像符号化方法

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JPH10285603A
JPH10285603A JP2669298A JP2669298A JPH10285603A JP H10285603 A JPH10285603 A JP H10285603A JP 2669298 A JP2669298 A JP 2669298A JP 2669298 A JP2669298 A JP 2669298A JP H10285603 A JPH10285603 A JP H10285603A
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JP2669298A
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Akifumi Arayashiki
明文 荒屋敷
Masakazu Oyamada
応一 小山田
Shinichi Hirata
晋一 平田
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
    • H04N19/99Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals involving fractal coding

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  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の符号化に際して相似するブロック同士
を高速に探索し、それらの間の動きベクトルやアフィン
変換パラメータを符号化する。 【解決手段】 画像の符号化に際し、符号化対象の入力
ブロック(レンジブロック)及び参照画像フレームの探
索ブロック(ドメインブロック)について、これらブロ
ックを特徴付ける特徴パラメータを算出し、或いは、特
徴パラメータを予め算出して保持しておき、入力ブロッ
クに対して相似度の最も高い探索ブロックを当該特徴パ
ラメータを比較することにより探索する。したがって、
相似するブロックの探索処理(すなわち、動きベクトル
やアフィン変換パラメータの探索処理)は、従来のよう
に二乗誤差の計算を繰り返し行わずとも特徴パラメータ
の比較処理といった単純且つ簡単な処理によって迅速に
実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像の符号化に
適用される動き補償フレーム間符号化に関し、特に、画
像中の小さな領域(ブロック)毎の相似性をフレーム間
で検出する方法に関する。また、本発明は、静止画像又
は動画像の符号化に適用される反復変換符号化に関し、
特に、画像中の小さな領域(ブロック)毎の相似性を同
一フレーム内又はフレーム間で検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像においては、例えば、時間的に前
後するフレームを参照して符号化を行うMPEG(Movi
ng Picture Coding Group)方式のフレーム間符号化
や、時間的に前のフレームを参照して符号化を行うH2
61、H263方式のフレーム間符号化が行われてい
る。そして、このフレーム間符号化においては、更に効
率の高い符号化を行うために、フレーム間で生じた画像
の動きを補正して符号化を行う動き補償フレーム間符号
化が行われている。
【0003】現在、MPEGにはMPEG−1、MEP
G−2といった方式があるが、いずれの方式においても
ランダムアクセス機能と高い符号化効率を得るために、
Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャといった3つのピ
クチャタイプの符号化を採用している。すなわち、動画
像を構成するフレーム列に、これらいずれかのピクチャ
タイプで符号化したフレームを混在させている。
【0004】Iピクチャは他のフレームとは独立してイ
ントラ符号化(フレーム内符号化)されたピクチャフレ
ームであり、当該フレーム中のマクロブロック(所定数
の画素をブロック化した単位)も全てイントラ符号化さ
れている。したがって、動画像を構成するフレーム列に
Iピクチャを周期的に配置することにより、当該Iピク
チャをランダムアクセスやエラー回復ポイントとして用
いることができる。Pピクチャは時間的に前のフレーム
からフレーム間予測符号化されたピクチャフレームであ
り、時間的に過去に位置するIピクチャ又はPピクチャ
に基づいて前方向のみで予測符号化されている。Bピク
チャは時間的に前と後の2つのフレームからフレーム間
予測符号化されたピクチャフレームであり、時間的に前
後に位置するIピクチャ又はPピクチャに基づいて前方
向、後方向、又は、両方向で予測符号化されている。な
お、この予測方向はマクロブロック単位で決定される。
【0005】H261、H263はテレビ電話やテレビ
会議用のビデオ符号化標準であり、上記したMPEG方
式とは異なって時間的に後のフレームに基づく予測符号
化は行わず、時間的に前のフレームに基づいたフレーム
間予測符号化を行っている。すなわち、H261、H2
63方式では、IピクチャとPピクチャといった2つの
ピクチャタイプの符号化を採用し、動画像を構成するフ
レーム列に、これらいずれかのピクチャタイプで符号化
したフレームを混在させている。
【0006】ここで、上記のような動き補償フレーム間
予測符号化では、動画像中の動きベクトルを検出する必
要があり、この検出方法の1つとしてブロックマッチン
グ法が知られている。ブロックマッチング法は、画像フ
レームを例えば8×8画素や16×16画素といったよ
うな矩形領域(矩形ブロック)に分割し、ブロック毎に
フレーム間での動きを検出する方法である。
【0007】より具体的には、ブロックマッチング法で
は、符号化の対象としているフレーム中のブロック(入
力ブロック)と同位置にある前フレーム(参照画像フレ
ーム)のブロックを中心として、所定の探索範囲内で所
定量シフトさせたブロックと入力ブロックとの相似度を
評価し、相似度が最も高いブロック(相似ブロック)を
特定することにより動きベクトルを求めている。例え
ば、水平方向の探索範囲を各フレーム毎に±15画素と
した場合に、符号化対象のPピクチャフレームが参照画
像フレームから4フレーム離れているとすると、±60
画素の範囲を探索することとなる。
【0008】このように動きベクトルは符号化対象の画
像フレームと参照画像フレームとのブロックで相似度
(予測誤差)を演算することにより求められるが、公知
のように、この相似度を求める評価関数として絶対値差
分AEや二乗誤差SEの累積和等が用いられている。な
お、絶対値差分AEや二乗誤差SEの累積和は下記の式
に示す関数によって与えられる。ここで、図8を参照し
て、二乗誤差SEを用いた従来のブロックマッチング法
による画像の符号化を説明する。
【0009】
【数1】
【0010】二乗誤差SEの最小値(小さいほうが相似
度が高い)を保持する変数MINを初期化した後(ステ
ップS60)、符号化対象の画像フレームから最初の入
力ブロックを取り出すとともに(ステップS61)、参
照画像フレームの探索範囲から最初の探索ブロックを取
り出す(ステップS62)。次いで、これら入力ブロッ
クと探索ブロックとの二乗誤差SEを算出し(ステップ
S63)、算出した二乗誤差SEと変数MINとを比較
して(ステップS64)、当該二乗誤差SEが当該変数
MINより小さい場合には算出した二乗誤差SEを変数
MINとして保持するとともに当該探索ブロックのフレ
ーム内の位置を保持する(ステップS65)。
【0011】上記の処理(ステップS62〜S65)を
探索範囲内の全ての探索ブロックについて繰り返し行い
(ステップS66)、先の処理で保持された変数MIN
より小さな二乗誤差SEを求めて保持するとともに当該
探索ブロックのフレーム内の位置を保持する(ステップ
S65)。すなわち、探索範囲内で最も相似が高い(二
乗誤差SEが最小の)探索ブロックの位置を特定する。
そして、入力ブロックと探索された最も相似度が高いブ
ロックとの間の動きベクトルを符号化する(ステップS
67)。
【0012】上記の一連の処理(ステップS62〜S6
5)を、符号化対象フレーム中の全ての入力ブロックに
ついて順次繰り返して行い(ステップS68)、各入力
ブロックと探索ブロックとの間の動きベクトルを符号化
する。この結果、符号化対象フレームの全ての入力ブロ
ックについて、相似度が高い探索ブロックが相似ブロッ
クとして特定され、入力ブロックと相似ブロックとの間
の動きベクトルが符号化される。
【0013】また、ブロックマッチングの他の例とし
て、静止画像や動画像を複数のブロックに分割して、当
該画像中に設定した探索領域から、符号化対象のブロッ
ク(レンジブロック)と相似なブロック(ドメインブロ
ック)を探索し、レンジブロックと探索されたドメイン
ブロックとの間のアフィン変換パラメータを符号化する
反復符号化(フラクタル符号化)方法も知られている。
この反復符号化方法は、「A.E.Barnsley, L.P.Hurd, "F
ractal Image Compression" トッパン、数理科学シリー
ズ−4」「井田、駄竹、”反復符号化による画像圧縮”
信学会春期全国大会、D−341、1991」「A.E.Ja
cquin, "A novel fractal block-coding technique for
digital images" ICASSP 90 Proceeding, M8. 2, 199
2」「米国特許第5065447号」等に記載されてい
るように、画像の自己相関性を利用してモデリングし、
その画像の特徴を表すアフィン変換パラメータを符号化
する方法である。
【0014】ここで、図9を参照して、二乗誤差SEを
用いた従来の反復変換方法による画像の符号化を説明す
る。二乗誤差SEの最小値を保持する変数MINを初期
化した後(ステップS70)、符号化対象の画像から最
初のレンジブロックを取り出して(ステップS71)、
所定の探索領域の最初のドメインブロックに対して当該
レンジブロックをアフィン変換し(ステップS72)、
次いで、当該最初のドメインブロックを取り出す(ステ
ップS73)。次いで、これらレンジブロックとドメイ
ンブロックとの二乗誤差SEを算出し(ステップS7
4)、算出した二乗誤差SEと変数MINとを比較して
(ステップS75)、当該二乗誤差SEが当該変数MI
Nより小さい場合には算出した二乗誤差SEを変数MI
Nとして保持するとともに当該アフィン変換のパラメー
タを保持する(ステップS76)。
【0015】上記の処理(ステップS72〜S76)を
探索領域内の全てのドメインブロックについて繰り返し
行い(ステップS77)、先の処理で保持された変数M
INより小さな二乗誤差SEを求めて保持するととも
に、そのアフィン変換のパラメータを保持する。すなわ
ち、探索領域内で最も相似度が高い(二乗誤差SEが最
小の)ドメインブロックが特定され、その際のアフィン
変換パラメータが保持される。そして、レンジブロック
と探索された最も相似が高いドメインブロックとの間の
アフィン変換パラメータを符号化する(ステップS7
8)。
【0016】上記の一連の処理(ステップS71〜S7
8)を、符号化対象画像中の全てのレンジブロックにつ
いて順次繰り返して行い(ステップS79)、各レンジ
ブロックとドメインブロックとの間のアフィン変換パラ
メータを符号化する。この結果、符号化対象画像の全て
のレンジブロックについて、相似度が高いドメインブロ
ックが特定され、レンジブロックとドメインブロックと
の間のアフィン変換パラメータが符号化される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、入力ブロックや探索ブロックを変更
する度に、或いは、レンジブロックやドメインブロック
を変更する度に、二乗誤差SEや絶対値差分AEを算出
しなければならない。この二乗誤差SEや絶対値差分A
Eの計算では、上記した式から明らかなように、ブロッ
ク内に含まれる画素の数分だけ減算、乗算、加算を繰り
返し行うこととなる。このため、従来の方法にあって
は、入力ブロックや探索ブロック、或いは、レンジブロ
ックやドメインブロックの数が多くなるに従って演算量
が膨大となり、処理を迅速に行えないという問題があっ
た。特に、画像伝送システムにおいては、このような事
情は処理の高速化を図る上で大きな障害となっていた。
【0018】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、動き補償フレーム間符号化や反復変換符号化に用
いられるブロックマッチングにおいて、相似度の高いブ
ロックを迅速に探索することができる方法を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、上記の探索処理をコ
ンピュータ処理によって行うに適した方法を提供するこ
とを目的とする。また、上記の探索処理の精度をより高
めることを実現する方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、動画像の符号化に際し、符号化対象の
画像フレーム中の入力ブロック及び参照画像フレームの
探索ブロックについて、これらブロックを特徴付ける特
徴パラメータを算出し、或いは、特徴パラメータを予め
算出して保持しておき、入力ブロックに対して相似度の
最も高い探索ブロックを当該特徴パラメータを比較する
ことにより探索する。すなわち、本発明では、比較に際
して、入力ブロックと探索ブロックとについて特徴パラ
メータをその都度算出する、或いは、入力ブロックと探
索ブロックとの両者又は一方について特徴パラメータを
算出して保持しておくようにしている。したがって、本
発明では、相似ブロックの探索処理(すなわち、動きベ
クトルの探索処理)は、従来のように二乗誤差の計算を
繰り返し行わずとも特徴パラメータの比較処理といった
単純且つ簡単な処理によって迅速に実現される。
【0020】なお、上記の参照画像フレームとしては、
例えば、MPEG方式では符号化対象の画像フレームに
対して時間的に前後に位置するフレームが用いられ、H
261、H263方式では符号化対象の画像フレームに
対して時間的に前に位置するフレームが用いられる。本
発明は、種々な方式の動き補償フレーム間符号化に適用
できるが、例えばH261、H263方式に適用した場
合には、Pピクチャフレーム中の入力ブロックに対する
相似ブロックの探索を、当該ピクチャフレームの時間的
に前に位置するIピクチャフレーム又はPピクチャフレ
ームから行う。
【0021】また、本発明において用いられる特徴パラ
メータは、例えばブロックに含まれている各画素の画素
値を2値化した値であり、当該2値化値は予め算出され
て読み出し書き込み自在なメモリに保持されている。ま
た、本発明では、ブロックの特徴パラメータを例えば当
該2値化値を1ビットとしたビット列情報とし、当該ビ
ット列情報を比較することにより入力ブロックに対する
相似ブロックを探索する。したがって、本発明は、画素
値の2値化といった単純且つ容易な演算によってブロッ
クの特徴パラメータを迅速に得ることができ、また、こ
の2値化情報の比較といった単純な処理によって相似ブ
ロックの探索を迅速に実現することができる。
【0022】また、本発明では、ブロックの特徴パラメ
ータを例えば当該2値化値のオン(1)又はオフ(0)
の個数とし、当該個数を比較することにより入力ブロッ
クに対する相似ブロックを探索する。したがって、本発
明は、画素値の2値化といった単純且つ容易な演算によ
ってブロックの特徴パラメータを迅速に得ることがで
き、また、この2値化値の一方の値の個数の比較といっ
た単純な処理によって相似ブロックの探索を迅速に実現
することができる。
【0023】本発明では、上記のようにして探索された
相似ブロックと入力ブロックとの間の動きベクトルを符
号化することにより、当該入力ブロックを含む画像フレ
ームを符号化して行くが、特徴パラメータの比較だけで
は高度な相似度を補償することができない場合があるの
で、これを補うために二乗誤差SEや絶対値差分AE等
と言ったブロック内の各画素値間の誤差を用いた評価を
併用し、特徴パラメータの比較によって探索された相似
ブロックに対して更に評価を加えた後に、動きベクトル
を符号化するようにしてもよい。
【0024】すなわち、本発明では、探索領域内から特
徴パラメータ比較によって探索した相似ブロックに対し
て二乗誤差等による評価を更に行い、当該探索領域内で
最も誤差の小さい(最も相似度の高い)ブロックを特定
して、当該相似ブロックと入力ブロックとの間の動きベ
クトルを符号化する。この場合には、特徴パラメータの
比較だけを行う場合に較べて、二乗誤差等による評価処
理を行うために符号化処理の速度は若干落ちるが、従来
のように探索領域内の全てのブロックについて二乗誤差
等による評価を行う場合に較べて、当該評価処理は特徴
パラメータ比較によって探索されたブロックについての
み行うため、符号化処理は格段に迅速なものとなる。
【0025】また、本発明では、このような評価の併用
を行った場合でも符号化処理の迅速性をより高めるため
に、相似度の基準となる閾値を予め設定しておき、探索
領域内から特徴パラメータ比較によって探索した相似ブ
ロックに対して二乗誤差等による評価を更に行って、当
該誤差が閾値より小さい場合には、更に他の相似ブロッ
クについての評価を行わずに動きベクトルの符号化を行
う。これによって、閾値で規定される相似度を確保しつ
つ、二乗誤差等による評価を行う回数を更に減少化させ
る。なお、算出した誤差が閾値以上の場合には、探索領
域内で誤差が閾値より小さくなるブロックの探索を続行
することとなるが、結果として閾値より小さな誤差のブ
ロックがない場合には、誤差が最小な相似ブロックにつ
いて動きベクトルを符号化する。
【0026】本発明では、静止画像や動画像の符号化に
適用する反復変換符号化においても実現でき、符号化対
象の画像中から切り出したレンジブロックと、探索領域
内のドメインブロックとについて、これらブロックを特
徴付ける特徴パラメータを算出し、或いは、特徴パラメ
ータを予め算出して保持しておき、レンジブロックに対
して相似度の最も高いドメインブロックを当該特徴パラ
メータを比較することにより探索する。すなわち、本発
明では、比較に際して、レンジブロックとドメインブロ
ックとについて特徴パラメータをその都度算出する、或
いは、レンジブロックとドメインブロックとの両者又は
一方について特徴パラメータを算出して保持しておくよ
うにしている。したがって、本発明では、相似するドメ
インブロックの探索処理(すなわち、アフィン変換パラ
メータの探索処理)は、従来のように二乗誤差の計算を
繰り返し行わずとも特徴パラメータの比較処理といった
単純且つ簡単な処理によって迅速に実現される。なお、
本発明は、上記したような種々な方式の符号化に適用す
ることができる。
【0027】また、本発明において用いられる特徴パラ
メータは、上記したと同様に、例えば、ブロックに含ま
れている各画素の画素値を2値化した値、当該2値化値
を1ビットとしたビット列情報、当該2値化値のオン
(1)又はオフ(0)の個数であり、本発明では、単純
且つ容易な演算によってブロックの特徴パラメータを迅
速に得ることができ、また、このような特徴パラメータ
の比較といった単純な処理によって相似するドメインブ
ロックの探索を迅速に実現することができる。
【0028】本発明では、上記のようにして探索された
相似なドメインブロックとレンジブロックとの間のアフ
ィン変換パラメータを符号化することにより、当該レン
ジブロックを含む画像を符号化して行くが、特徴パラメ
ータの比較だけでは高度な相似度を補償することができ
ない場合があるので、これを補うために二乗誤差SEや
絶対値差分AE等と言ったブロック内の各画素値間の誤
差を用いた評価を併用し、特徴パラメータの比較によっ
て探索された相似なドメインブロックに対して更に評価
を加えた後に、アフィン変換パラメータを符号化するよ
うにしてもよい。なお、特徴パラメータの比較で探索領
域内に相似するドメインブロックが見い出せない場合に
は、レンジブロックを離散コサイン変換等の公知の直交
変換によって符号化する。
【0029】すなわち、本発明では、探索領域内からア
フィン変換及び特徴パラメータ比較によって探索した相
似ブロックに対して二乗誤差等による評価を更に行い、
当該探索領域内で最も誤差の小さい(最も相似度の高
い)ドメインブロックを特定して、当該ドメインブロッ
クとレンジブロックとの間のアフィン変換パラメータを
符号化する。この場合には、特徴パラメータの比較だけ
を行う場合に較べて、二乗誤差等による評価処理を行う
ために符号化処理の速度は若干落ちるが、従来のように
探索領域内の全てのブロックについて二乗誤差等による
評価を行う場合に較べて、当該評価処理は特徴パラメー
タ比較によって探索されたドメインブロックについての
み行うため、符号化処理は格段に迅速なものとなる。
【0030】また、本発明では、このような評価の併用
を行った場合でも符号化処理の迅速性をより高めるため
に、相似度の基準となる第1及び第2の閾値を予め設定
しておき、探索領域内から特徴パラメータ比較によって
探索したドメインブロックに対して二乗誤差等による評
価を更に行って、当該誤差が第1閾値より小さい場合に
は、更に他のドメインブロックについての評価を行わず
にアフィン変換パラメータの符号化を行う。一方、算出
した誤差が第1閾値以上の場合には、探索領域内で誤差
が第2閾値より小さくなるドメインブロックの探索を続
行し、誤差が第2閾値より小さいドメインブロックにつ
いてアフィン変換パラメータの符号化を行う。なお、こ
の場合には、第1の閾値は第2の閾値以下(すなわち、
相似度が高く)設定される。これによって、これら閾値
で規定される相似度を確保しつつ、二乗誤差等による評
価を行う回数を更に減少化させる。なお、結果として第
2閾値より小さな誤差のドメインブロックがない場合に
は、レンジブロックを離散コサイン変換等の公知の直交
変換によって符号化する。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。まず、本実施形態の方法は、プロセッサや
メモリ等のハードウエア資源を備えコンピュータにおい
て所定のプログラムを実行することにより実施され、処
理対象の画像データに対して所定の処理を行う手順とし
て実現されている。なお、より具体的には、動き補償予
測フレーム間符号化を施して動画像データを伝送や蓄積
等する画像処理システムや、反復変換符号化を施して動
画像データや静止画像データを伝送や蓄積等する画像処
理システムにおいて、本実施形態の方法は実施される。
【0032】図1には、動き補償予測フレーム間符号化
を施して動画像データを符号化するH261、H263
方式の符号化器の一例を示してある。この符号化器で
は、入力されたビデオ信号をA/D変換器1でデジタル
化し、このデジタル信号を、DCT器2で離散コサイン
変換し、量子化器3で量子化し、可変長符号化器4で符
号化して出力バッファ5に書き込む。なお、ビデオ信号
中の最初の画像フレームは、16画素×16画素のマク
ロブロック単位でフレーム内符号化される。この出力バ
ッファ5に書き込まれた符号化データは伝送路を介して
送信されるが、この送信状況に応じてレート制御器6が
量子化器3による量子化特性を制御するとともにスイッ
チ7の切替を制御する。このスイッチ7は画像フレーム
に対するフレーム内符号化とフレーム間符号化をと切替
えており、このフレーム間符号化では本発明の要旨に係
る動き補償予測符号化が行われる。
【0033】そして、ビデオ信号中の2番目の画像フレ
ーム以降については、Pピクチャフレームを生成するた
めにスイッチ7が切り替えられて動き補償予測符号化が
行われる。この動き補償予測符号化処理では、時間的に
前の画像フレーム(すなわち、既に符号化されている過
去のフレーム)を逆量子化器8及び逆DCT器9で復号
化し、この復号化された先の画像フレームと符号化対象
の画像フレーム(2番目以降のフレーム)との差分を取
って、マクロブロック単位で動きベクトルの探索を行
い、探索された動きベクトルを可変長符号化器4で符号
化して出力バッファ5に送信データとして書き込む。な
お、このように動き補償予測符号化されたフレームの送
信データは、動きベクトルが可変長符号化されたマクロ
ブロック、量子化されたDCT係数が可変長符号化され
たマクロブロックで構成される。
【0034】この動きベクトルの探索処理は、図3及び
図4を参照して下記に詳しく説明するが、復号化された
先の画像フレームを保持するためにビデオメモリ10、
復号化された先の画像フレーム中のマクロブロック(探
索ブロック)を特徴付ける特徴パラメータを算出するパ
ラメータ算出器11、算出された特徴パラメータを保持
するRAM12、符号化対象の画像フレーム中のマクロ
ブロック(入力ブロック)を特徴付ける特徴パラメータ
を算出するパラメータ算出器13、入力ブロックと探索
ブロックの特徴パラメータの比較(更には、二乗誤差演
算)を行って動きベクトルを探索する動き補償予測器1
4、によって行われる。
【0035】ここで、画像フレーム間の相関性が比較的
大きい場合には入力ブロックに相似する探索ブロックを
探索領域から見つけ出すことができるが、例えば場面間
で動きの激しい動画のようにフレーム間の相関性が小さ
い場合には、相似する探索ブロックが見つけられないの
で、スイッチ7が切り替えられて、入力ブロックはDC
T器2、量子化器3、可変長符号化器4で符号化され
る。
【0036】図2には、上記のようにして符号化された
ビデオ信号を復号化する復号化器の一例を示してある。
この復号化器では、入力された符号化データをバッファ
20に一旦保持し、可変長復号化器21、逆量子化器2
2、逆DCT器23で復号化し、この復号化信号をD/
A変換器24でアナログ化してビデオ信号として出力す
るとともにメモリ25に一時的に保持する。そして、こ
の復号化に際してフレーム間符号化された画像フレーム
については、可変長復号化器21が動き補償予測器26
を制御して、復号化対象のフレームをメモリ25に保持
されている時間的に前のフレームに基づいてインターモ
ードで復号化する。
【0037】図3には、本実施形態に係るブロックマッ
チングを用いた画像符号化処理の手順の一例を示してあ
る。まず、符号化対象の画像フレーム中の入力ブロッ
ク、及び、参照画像フレームの探索範囲内のブロック
(探索ブロック)について、各ブロックを特徴付ける特
徴パラメータを算出し、これらパラメータを読み出し書
き込み自在なメモリに保持させる(ステップS1)。こ
こで、この特徴パラメータとしてはブロックの中央位置
の画素値等といった種々な量が採用可能であるが、本例
では、図5に基づいて後述するように各ブロックの平均
画素値を用いてパラメータを2値化情報としている。な
お、この処理に際して、入力ブロックの符号化対象フレ
ーム中における位置、及び、後述する相似ブロックの参
照フレーム中の位置を特定するために、各ブロックの識
別子(或いは位置情報)がパラメータと共にメモリに保
持される。
【0038】上記のような準備処理が行われた後にブロ
ックの探索処理が行われ、最初の入力ブロックの特徴パ
ラメータがメモリから取り出されるとともに(ステップ
S2)、探索範囲内の最初の探索ブロックの特徴パラメ
ータがメモリから取り出される(ステップS3)。次い
で、これら入力ブロックと探索ブロックとの特徴パラメ
ータが比較され(ステップS4)、パラメータが一致し
た探索ブロックは入力ブロックに相似する相似ブロック
として、当該探索ブロックと入力ブロックとの間の動き
ベクトルを符号化する(ステップS6)。
【0039】この探索処理は、特徴パラメータが一致す
る探索ブロックが見つかるまで、探索範囲内の全ての探
索ブロックについて繰り返し行われ(ステップS5)、
また、次の入力ブロックに関しても上記と同様に処理が
繰り返し行われる(ステップS7)。この結果、各入力
ブロックに対して相似する探索ブロックが特定され、こ
れら入力ブロックと相似ブロックとの位置情報に基づい
て公知の方法により動きベクトルが算出され、この動き
ベクトルが符号化される。
【0040】なお、本発明では、特徴パラメータは完全
な一致でなくとも、許容できる範囲内に収まるものは一
致したものとみなすことも可能である。また、本発明で
は、上記の処理(ステップS4)において、特徴パラメ
ータが一致した相似ブロックが検出された時点で、他の
探索ブロックについての処理を行うことなく(すなわち
ステップS5をジャンプして)、即座に次の入力ブロッ
クについての処理(ステップS7)へ移行するようにし
てもよい。このようにすれば、探索に多少の荒さが生じ
る可能性があるものの、探索処理の速度を高めることが
できる。
【0041】図4には、本実施形態に係るブロックマッ
チングを用いた画像符号化処理の手順の他の一例を示し
てある。この例は、従来から行われている二乗誤差によ
る評価を併用して探索の精度を向上させたものであり、
特徴パラメータが一致した探索ブロックに対してのみ二
乗誤差による評価を施している。まず、二乗誤差SEの
最小値を保持する変数MINを初期化し、更に、入力ブ
ロック及び探索ブロックについて各ブロックを特徴付け
る特徴パラメータを算出し、これらパラメータを各ブロ
ックの位置を特定するための情報と共に読み出し書き込
み自在なメモリに保持させる(ステップS10)。
【0042】次いで、最初の入力ブロックの特徴パラメ
ータがメモリから取り出されるとともに(ステップS1
1)、探索範囲内の最初の探索ブロックの特徴パラメー
タがメモリから取り出される(ステップS12)。そし
て、これら入力ブロックと探索ブロックとの特徴パラメ
ータが比較され(ステップS13)、特徴パラメータが
一致した探索ブロックについては入力ブロックと共に取
り出されて(ステップS14)、前述したと同様にして
二乗誤差SEが算出される(ステップS15)。
【0043】次いで、所定以上の相似度を得るために予
め設定した閾値と、算出した二乗誤差SEとを比較して
(ステップS16)、当該二乗誤差SEが当該閾値より
小さい場合には、探索されたブロックは入力ブロックと
所定以上の相似度があるので、当該探索されたブロック
と入力ブロックとの間の動きベクトルを符号化する(ス
テップS20)。一方、算出した二乗誤差SEが当該閾
値以上の場合には、当該二乗誤差SEと変数MINとを
比較して(ステップS17)、当該二乗誤差SEが当該
変数MINより小さい場合には算出した二乗誤差SEを
変数MINとして保持するとともに当該探索ブロックの
フレーム内の位置情報をメモリに保持する(ステップS
18)。
【0044】上記のように閾値より小さな誤差の探索ブ
ロックが見つからない場合には、上記の処理(ステップ
S12〜S18)を探索範囲内の全ての探索ブロックに
ついて繰り返し行い(ステップS19)、先の処理で保
持された変数MINより小さな二乗誤差SEを求めて保
持するとともに当該探索ブロックのフレーム内の位置を
保持し(ステップS27)、最終的に誤差の最も小さい
探索ブロックと入力ブロックとの間の動きベクトルを符
号化する(ステップS20)。すなわち、特徴パラメー
タが一致した探索ブロックについては、更に誤差に基づ
いた検証がなされた後に相似するブロックとして特定さ
れ、この特定に基づく符号化においては、所定の閾値条
件を満たせば即座に動きベクトルが符号化され、所定の
閾値条件が満たされない場合には探索領域内で最も小さ
な誤差の探索ブロックについて動きベクトルが符号化さ
れる。
【0045】そして、上記の処理(ステップS10〜S
20)を符号化対象フレームの全ての入力ブロックにつ
いて繰り返し行う(ステップS21)。この結果、符号
化対象フレームの全ての入力ブロックについて、相似度
が高い探索ブロックが相似ブロックとして特定され、入
力ブロックと相似ブロックとの位置に基づいて公知の方
法により動きベクトルが求められて符号化される。
【0046】次に、図5を参照して、ブロックを特徴付
ける特徴パラメータの一例として平均画素値を算出する
方法を説明する。同図(a)には4×4画素から成るブ
ロックの画素値分布を示してあり、この例では、平均画
素値(127)を基準値として、これら画素値を同図
(b)に示すように2値化している。そして更に、同図
(c)に示すように、各2値化値を1ビットとした16
ビットのビット列情報(1次元情報)に変換し、更に、
同図(d)に示すように、このビット列情報を16進数
或いは10進数等で表してパラメータとしている。な
お、基準値として各画素の中心画素値等を用い、各画素
の画素値を2値化することも可能である。
【0047】ここで、図5(b)に示したビットイメー
ジ(2次元情報)の形式で特徴パラメータ比較を行うこ
とも可能であるが、特徴パラメータを同図(c)又は
(d)に示した形式とすることにより、特徴パラメータ
の比較処理をコンピュータにおいて通常行われるデータ
処理において容易且つ迅速に行うことができる。なお、
例えば、8×8画素のブロックにおいては、上記と同様
な処理を行えば64ビットのビット列情報が得られる
が、4画素をまとめて2値化すれば16ビットのビット
列情報として特徴パラメータを得ることができる。
【0048】図6には、本実施形態に係る反復変換符号
化を用いた画像符号化処理の手順の一例を示してある。
なお、この画像符号化処理は、図1に示した符号化器に
おいて動き補償予測器14の機能を変更することにより
実施される。また、この画像符号化処理は、動画像デー
タの符号化ばかりではなく静止画像データの符号化にも
適用でき、動画像の場合にはフレーム間に亘ってアフィ
ン変換を行い、静止画像の場合には同一フレーム内でア
フィン変換を行うこととなる。
【0049】まず、符号化対象のレンジブロック、及
び、任意に設定した探索範囲内のドメインブロックにつ
いて、各ブロックを特徴付ける特徴パラメータを算出
し、これら特徴パラメータを読み出し書き込み自在なメ
モリに保持させる(ステップS30)。ここで、この特
徴パラメータは、本例では、図5に示したような2値化
情報としている。なお、この処理に際して、レンジブロ
ックの符号化対象フレーム中における位置、及び、ドメ
インブロック探索領域内の位置を特定するために、各ブ
ロックの識別子(或いは位置情報)が特徴パラメータと
共にメモリに保持される。
【0050】上記のような準備処理が行われた後にブロ
ックの探索処理が行われ、最初のレンジブロックの特徴
パラメータをメモリから取り出し(ステップS31)、
このレンジブロックにアフィン変換を施し(ステップS
32)、探索範囲内の最初のドメインブロックの特徴パ
ラメータをメモリから取り出して(ステップS33)、
これらレンジブロックとドメインブロックとの特徴パラ
メータを比較する(ステップS34)。
【0051】そして、特徴パラメータが一致したドメイ
ンブロックはレンジブロックに相似するブロックとし
て、当該ドメインブロックとレンジブロックとの間のア
フィン変換パラメータを符号化する(ステップS3
7)。なお、本例では、予め幾つかのパターンのアフィ
ン変換が用意されており、ドメインブロックと相似性が
得られたアフィン変換をそのパラメータで特定してい
る。このような探索処理は、特徴パラメータが一致する
ドメインブロックが見つかるまで、探索範囲内の全ての
ドメインブロックについて繰り返し行われ(ステップS
35)、特徴パラメータの一致が得られない場合には、
レンジブロックをDCT器2及び量子化器3を用いて離
散コサイン変換により符号化する(ステップS36)。
【0052】上記のような一連の処理は、次のレンジブ
ロックに関しても同様に繰り返し行われ(ステップS3
8)、この結果、探索領域内で相似するドメインブロッ
クが特定されたレンジブロックについては、これらレン
ジブロックとドメインブロックとの間のアフィン変換パ
ラメータが符号化され、相似するドメインブロックが特
定されなかったレンジブロックについては、離散コサイ
ン変換により符号化される。なお、上記と同様に、特徴
パラメータは完全な一致でなくとも、許容できる範囲内
に収まるものは一致したものとみなすことも可能であ
る。また、本発明では、上記の処理(ステップS34)
において、特徴パラメータが一致したドメインブロック
が検出された時点でステップS35をジャンプして、即
座に次のレンジブロックについての処理へ移行するよう
にしてもよい。
【0053】図7には、本実施形態に係る反復変換符号
化を用いた画像符号化処理の手順の他の一例を示してあ
る。この例は、従来から行われている二乗誤差による評
価を併用して探索の精度を向上させたものであり、特徴
パラメータが一致したドメインブロックに対してのみ二
乗誤差による評価を施している。まず、二乗誤差SEの
最小値を保持する変数MINを初期化し、更に、レンジ
ブロック及びドメインブロックについて各ブロックを特
徴付ける特徴パラメータを算出し、これら特徴パラメー
タを各ブロックの位置を特定するための情報と共に読み
出し書き込み自在なメモリに保持させる(ステップS4
0)。
【0054】次いで、最初のレンジブロックの特徴パラ
メータをメモリから取り出し(ステップS41)、この
レンジブロックにアフィン変換を施し(ステップS4
2)、探索範囲内の最初のドメインブロックの特徴パラ
メータをメモリから取り出して(ステップS43)、こ
れらレンジブロックとドメインブロックとの特徴パラメ
ータを比較する(ステップS44)。そして、特徴パラ
メータが一致したドメインブロックについてはレンジブ
ロックと共に取り出されて(ステップS45)、前述し
たと同様にして二乗誤差SEが算出される(ステップS
46)。
【0055】次いで、所定以上の相似度を得るために予
め設定した第1閾値と、算出した二乗誤差SEとを比較
して(ステップS47)、当該二乗誤差SEが当該第1
閾値より小さい場合には、探索されたドメインブロック
はレンジブロックと所定以上の相似度があるので、当該
探索されたドメインブロックとレンジブロックとの間の
アフィン変換パラメータを符号化する(ステップS5
2)。一方、算出した二乗誤差SEが当該第1閾値以上
の場合には、当該二乗誤差SEと変数MINとを比較し
て(ステップS48)、当該二乗誤差SEが当該変数M
INより小さい場合には算出した二乗誤差SEを変数M
INとして保持するとともに当該ドメインブロックのに
ついてのアフィン変換パラメータをメモリに保持する
(ステップS49)。
【0056】上記のように第1閾値より小さな誤差の探
索ブロックが見つからない場合には、上記の処理(ステ
ップS43〜S49)を探索範囲内の全てのドメインブ
ロックについて繰り返し行い(ステップS50)、先の
処理で保持された変数MINより小さな二乗誤差SEを
求めて保持するとともに当該ドメインブロックについて
のアフィン変換パラメータを保持する(ステップS4
9)。この結果、第1閾値条件は満たさないが、探索領
域内で誤差の最も小さいドメインブロックとレンジブロ
ックとの間のアフィン変換パラメータが特定される。
【0057】そして、この最も小さい誤差(MIN)と
所定以上の相似度を得るために予め設定した第2閾値と
を比較して(ステップS51)、当該誤差が第2閾値よ
り小さい場合には、探索されたドメインブロックはレン
ジブロックと所定以上の相似度があるので、当該探索さ
れたドメインブロックとレンジブロックとの間のアフィ
ン変換パラメータを符号化する(ステップS52)。一
方、当該誤差が第2閾値以上の場合には、レンジブロッ
クをDCT器2及び量子化器3を用いて離散コサイン変
換により符号化する(ステップS53)。
【0058】そして、上記の処理(ステップS41〜S
53)を符号化対象の全てのレンジブロックについて繰
り返し行い(ステップS54)、この結果、符号化対象
の全てのレンジブロックについて、相似度が高いドメイ
ンブロックが見つかった場合にはそのアフィン変換パラ
メータを符号化し、相似度が高いドメインブロックが見
つからない場合には、レンジブロックをDCT器2及び
量子化器3を用いて離散コサイン変換により符号化す
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
特徴パラメータ同士の比較処理によって符号化対象のブ
ロックに相似するブロックを探索領域から探索するよう
にしたため、従来に比して容易且つ迅速に相似するブロ
ックを探索して、その動きベクトルやアフィン変換パラ
メータを符号化することができる。例えば、二乗誤差を
用いて探索を行っていた場合には、8×8画素のブロッ
クに対しては64回の減算、積算、加算を行う必要があ
ったが、特徴パラメータの比較によれば1回の減算処理
によって相似するブロックを探索することができる。ま
た、本発明によると、特徴パラメータが一致したブロッ
クについてのみ二乗誤差等の評価を行うようにしたた
め、従来に比して演算の負担を大幅に減少させつつ高精
度なブロックマッチングを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る符号化器の構成図で
ある。
【図2】 本発明の一実施例に係る復号化器の構成図で
ある。
【図3】 本発明に係る処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】 本発明に係る処理手順の他の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 特徴パラメータ算出の一例を説明する図であ
る。
【図6】 本発明に係る処理手順の他の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 本発明に係る処理手順の他の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 従来のブロックマッチングの処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図9】 従来のブロックマッチングの処理手順の他の
一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2・・・DCT器、 3・・・量子化器、 4・・・可
変長符号化器、8・・・逆量子化器、 9・・・逆DC
T器、11、13・・・特徴パラメータ算出器、 14
・・・動き補償予測器、

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を動き補償フレーム間符号化する
    に際し、符号化対象フレーム中の複数の画素から成る入
    力ブロックに対して相似するブロックを他のフレーム中
    から探索するブロックマッチング方法において、 前記入力ブロック及び前記他のフレーム中のブロックを
    特徴付ける特徴パラメータをそれぞれ算出し、当該特徴
    パラメータを比較することにより入力ブロックに対して
    相似するブロックを他のフレーム中から探索することを
    特徴とする動き補償予測ブロックマッチング方法。
  2. 【請求項2】 動画像を動き補償フレーム間符号化する
    に際し、符号化対象フレーム中の複数の画素から成る入
    力ブロックに対して相似するブロックを他のフレーム中
    から探索するブロックマッチング方法において、 符号化対象フレーム中の全ての入力ブロック及び探索対
    象となる他のフレーム中の全てのブロックについて予め
    特徴パラメータをそれぞれ算出して保持しておき、当該
    特徴パラメータを比較することにより各入力ブロックに
    対して相似するブロックを他のフレーム中から順次探索
    することを特徴とする動き補償予測ブロックマッチング
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の動き補償
    予測ブロックマッチング方法において、 H261、H263方式におけるPピクチャフレーム中
    の入力ブロックに対する相似ブロックの探索を、当該ピ
    クチャフレームの時間的に前に位置するIピクチャフレ
    ーム又はPピクチャフレームから行うことを特徴とする
    動き補償予測ブロックマッチング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の動き補償
    予測ブロックマッチング方法において、 前記特徴パラメータは、ブロックの各画素の画素値を2
    値化した値であり、当該2値化値を比較することにより
    入力ブロックに対して相似するブロックを他のフレーム
    中から探索することを特徴とする動き補償予測ブロック
    マッチング方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の動き補償予測ブロック
    マッチング方法において、 前記特徴パラメータは各2値化値を1ビットとしたビッ
    ト列情報であり、当該ビット列情報を比較することによ
    り入力ブロックに対して相似するブロックを他のフレー
    ム中から探索することを特徴とする動き補償予測ブロッ
    クマッチング方法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2に記載の動き補償
    予測ブロックマッチング方法において、 前記特徴パラメータはブロックの各画素の画素値を2値
    化したときの当該2値化値のオン又はオフの個数であ
    り、当該個数を比較することにより入力ブロックに対し
    て相似するブロックを他のフレーム中から探索すること
    を特徴とする動き補償予測ブロックマッチング方法。
  7. 【請求項7】 動画像を動き補償フレーム間符号化する
    動画像符号化方法において、 符号化対象フレーム中の複数の画素から成る入力ブロッ
    クと他のフレーム中の複数の画素から成るブロックとに
    ついて特徴パラメータをそれぞれ算出し、 当該特徴パラメータを比較することにより入力ブロック
    に対して相似するブロックを他のフレーム中から探索
    し、 入力ブロックと探索された相似ブロックとの間の動きベ
    クトルを符号化することを特徴とする動画像符号化方
    法。
  8. 【請求項8】 動画像を動き補償フレーム間符号化する
    動画像符号化方法において、 符号化対象フレーム中の複数の画素から成る入力ブロッ
    クと他のフレーム中の複数の画素から成るブロックとに
    ついて特徴パラメータをそれぞれ算出し、 当該特徴パラメータを比較することにより入力ブロック
    に対して相似するブロックを他のフレーム中から探索
    し、 入力ブロックと探索された相似ブロックとの間における
    ブロック内の各画素の画素値間の誤差を算出し、 算出された誤差が探索領域内で最小となる相似ブロック
    と入力ブロックとの間の動きベクトルを符号化すること
    を特徴とする動画像符号化方法。
  9. 【請求項9】 動画像を動き補償フレーム間符号化する
    動画像符号化方法において、 符号化対象フレーム中の複数の画素から成る入力ブロッ
    クと他のフレーム中の複数の画素から成るブロックとに
    ついて特徴パラメータをそれぞれ算出し、 当該特徴パラメータを比較することにより入力ブロック
    に対して相似するブロックを他のフレーム中から探索
    し、 入力ブロックと探索された相似ブロックとの間における
    ブロック内の各画素の画素値間の誤差を算出し、 算出された誤差と予め設定した閾値とを比較して、 当該誤差が当該閾値より小さいときには、当該相似ブロ
    ックと入力ブロックとの間の動きベクトルを符号化する
    一方、 当該誤差が当該閾値以上のときには、前記特徴パラメー
    タの比較による相似ブロックの探索を続行して、算出さ
    れた誤差が探索領域内で最小となる相似ブロックと入力
    ブロックとの間の動きベクトルを符号化することを特徴
    とする動画像符号化方法。
  10. 【請求項10】 静止画像又は動画像を複数のブロック
    に分割し、符号化対象のレンジブロックと相似なドメイ
    ンブロックを当該静止画像又は動画像中に設定した探索
    領域内から探索する反復変換符号化方法において、 前記レンジブロック及び前記探索領域内の各ドメインブ
    ロックを特徴付ける特徴パラメータをそれぞれ算出し、
    当該特徴パラメータを比較することによりレンジブロッ
    クに対して相似するドメインブロックを探索することを
    特徴とする反復変換符号化方法。
  11. 【請求項11】 静止画像又は動画像を複数のブロック
    に分割し、符号化対象のレンジブロックと相似なドメイ
    ンブロックを当該静止画像又は動画像中に設定した探索
    領域内から探索する反復変換符号化方法において、 符号化対象の全てのレンジブロック及び探索領域内の全
    てのドメインブロックについて予め特徴パラメータをそ
    れぞれ算出して保持しておき、当該特徴パラメータを比
    較することにより各レンジブロックに対して相似するド
    メインブロックを順次探索することを特徴とする反復変
    換符号化方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11に記載の反
    復変換符号化方法において、 前記特徴パラメータは、ブロックの各画素の画素値を2
    値化した値であり、当該2値化値を比較することにより
    レンジブロックに対して相似するドメインブロックを探
    索領域から探索することを特徴とする反復変換符号化方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の反復変換符号化方
    法において、 前記特徴パラメータは各2値化値を1ビットとしたビッ
    ト列情報であり、当該ビット列情報を比較することによ
    りレンジブロックに対して相似するドメインブロックを
    探索領域から探索することを特徴とする反復変換符号化
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項10又は請求項11に記載の反
    復変換符号化方法において、 前記特徴パラメータはブロックの各画素の画素値を2値
    化したときの当該2値化値のオン又はオフの個数であ
    り、当該個数を比較することによりレンジブロックに対
    して相似するドメインブロックを探索領域から探索する
    ことを特徴とする反復変換符号化方法。
  15. 【請求項15】 静止画像又は動画像を複数のブロック
    に分割し、符号化対象のレンジブロックと相似なドメイ
    ンブロックを当該静止画像又は動画像中に設定した探索
    領域内から探索し、レンジブロックと探索された相似な
    ドメインブロックとの間のアフィン変換パラメータを符
    号化する画像符号化方法において、 レンジブロック及び探索領域内の各ドメインブロックを
    特徴付ける特徴パラメータをそれぞれ算出し、 レンジブロックをアフィン変換して、当該特徴パラメー
    タを比較することによりレンジブロックに対して相似す
    るドメインブロックを探索し、 レンジブロックと探索された相似なドメインブロックと
    の間のアフィン変換パラメータを符号化することを特徴
    とする画像符号化方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の画像符号化方法に
    おいて、 探索領域内に相似するドメインブロックが見い出せない
    ときには、レンジブロックを直交変換により符号化する
    ことを特徴とする画像符号化方法。
  17. 【請求項17】 静止画像又は動画像を複数のブロック
    に分割し、符号化対象のレンジブロックと相似なドメイ
    ンブロックを当該静止画像又は動画像中に設定した探索
    領域内から探索し、レンジブロックと探索された相似な
    ドメインブロックとの間のアフィン変換パラメータを符
    号化する画像符号化方法において、 レンジブロック及び探索領域内の各ドメインブロックを
    特徴付ける特徴パラメータをそれぞれ算出し、 レンジブロックをアフィン変換して、当該特徴パラメー
    タを比較することによりレンジブロックに対して相似す
    るドメインブロックを探索し、 レンジブロックと探索されたドメインブロックとの間に
    おけるブロック内の各画素の画素値間の誤差を算出し、 算出された誤差が探索領域内で最小となるドメインブロ
    ックとレンジブロックとの間のアフィン変換パラメータ
    を符号化することを特徴とする画像符号化方法。
  18. 【請求項18】 静止画像又は動画像を複数のブロック
    に分割し、符号化対象のレンジブロックと相似なドメイ
    ンブロックを当該静止画像又は動画像中に設定した探索
    領域内から探索し、レンジブロックと探索された相似な
    ドメインブロックとの間のアフィン変換パラメータを符
    号化する画像符号化方法において、 レンジブロック及び探索領域内の各ドメインブロックを
    特徴付ける特徴パラメータをそれぞれ算出し、 レンジブロックをアフィン変換して、当該特徴パラメー
    タを比較することによりレンジブロックに対して相似す
    るドメインブロックを探索し、 レンジブロックと探索されたドメインブロックとの間に
    おけるブロック内の各画素の画素値間の誤差を算出し、 算出された誤差と予め設定した第1閾値とを比較して、 当該誤差が当該第1閾値より小さいときには、当該ドメ
    インブロックとレンジブロックとの間のアフィン変換パ
    ラメータを符号化し、 当該誤差が当該第1閾値以上のときには、前記相似する
    ドメインブロックの探索を続行して、算出された誤差が
    予め設定した第2閾値より小さいときには、当該ドメイ
    ンブロックとレンジブロックとの間のアフィン変換パラ
    メータを符号化し、 当該誤差が当該第2閾値以上のときには、当該レンジブ
    ロックを直交変換により符号化することを特徴とする画
    像符号化方法。
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