JPH1028483A - ハウス展張用フィルム - Google Patents

ハウス展張用フィルム

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JPH1028483A
JPH1028483A JP8189180A JP18918096A JPH1028483A JP H1028483 A JPH1028483 A JP H1028483A JP 8189180 A JP8189180 A JP 8189180A JP 18918096 A JP18918096 A JP 18918096A JP H1028483 A JPH1028483 A JP H1028483A
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JP
Japan
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film
house
piece
reinforcing
extending
Prior art date
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Pending
Application number
JP8189180A
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English (en)
Inventor
Riyouji Kakihira
良二 柿平
Ryohei Taniguchi
良平 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】農業用のハウスの屋根に極めて簡単に展張でき
るハウス展張用フィルムを提供すること。 【構成】長さ方向に平行な二本の切断部4を有した円筒
状フィルムからなるハウス展張用フィルム1であって、
該切断部4によって円筒状フィルムが基材フィルム片
2、及び補強フィルム片3に分離可能とされ、これら二
枚のフィルム片が積層固着されていることを特徴とする
ハウス展張用フィルム1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農業用のハウスを覆うハ
ウス展張用フィルムに関する。特に展張の困難なハウス
の屋根部分に、極めて簡単に展張することのできるフィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】農業用のハウスにフィルムを取り付ける
場合、まずフィルムをハウスの屋根に展張し、次いでハ
ウスの上部で固定具を用いてフィルムを固定するのであ
るが、従来のフィルムを展張する作業について更に詳し
く説明する。ハウスの屋根にフィルムを展張する最も一
般的な方法は、まず一端に紐の括り付けられた展張用フ
ィルムを、ハウスの一方の側面にたぐり寄せておく。次
にハウスの上部と両側面に人が配置し、紐をハウスの反
対側の側面まで屋根の上を通して渡す。紐が反対側の側
面にまで至ったら、紐を引っ張ってフィルムをハウスの
屋根に被せ、フィルムの展張を完了する。このようなフ
ィルムの展張方法は多数の人手が必要であり、また重い
フィルムを紐で引っ張らなければならないので重労働で
もあった。さらにフィルムを引っ張って展張するため表
面が傷つきやすく、透明性の低下を招いていた。また、
フィルムの表面に防曇処理や流滴処理を施しても、表面
が傷つくと、これらの効果が低下する原因となってい
た。さらにまたフィルムの片面のみに前記処理を施した
場合、表裏の区別が困難で、展張作業を更に難しくして
いた。
【0003】また、近年、図3に示すような、円筒状の
フィルムに二本の切断線の入ったハウス展張用フィルム
10が見られる。該フィルムの展張方法を図4を基に説
明する。まずフィルム10をハウスの上に乗せ、二本の
切断線4によって形成される補強フィルム片3がハウス
上部の固定具6を装着する予定位置になるよう配置し
(A)、固定具でフィルムを固定した後(B)、切断部
4から基材フィルム片2を開き(C)、フィルムの取り
付けが完了する。該フィルムは天候の良い日には展張作
業が簡単であるが、風が強い日には基材フィルム片2と
補強フィルム片3が風でずれ易く、展張作業が困難とな
っていた。また、通常、補強フィルム片3の幅は固定具
6の幅よりも若干広くし、固定具6の両端から補強フィ
ルム片3がはみ出すようにするが、補強フィルム片3の
固定具6からはみ出した部分は、風が吹くとばたついて
騒音を生じたり、捲れ上がって皺になり、ゴミや埃が溜
まる原因になったりしていた。さらにまた一旦取り付け
たフィルムを取り外すと、補強フィルム片3と基材フィ
ルム片2がバラバラになってしまうので、再び取り付け
る場合に補強フィルム3を基材フィルム片2の所望の位
置にセットすることが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、農業用のハウスの屋根に極めて簡単に展張
できるハウス展張用フィルムを提供することである。ま
た、多少の風が吹いても簡単に展張することができ、展
張後は大きな音を立てることが無く、埃やゴミが溜まり
にくく、更に一旦取り外しても再度展張することが簡単
なハウス展張用フィルムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、長さ方向に平行な二本の切断部4を有し
た円筒状フィルムからなるハウス展張用フィルム1であ
って、該切断部4によって円筒状フィルムが基材フィル
ム片2、及び補強フィルム片3に分離可能とされ、これ
ら二枚のフィルム片が積層固着されていることを特徴と
するハウス展張用フィルム1が提供され、さらに、前記
円筒状フィルムが扁平化され、該扁平化された一方のフ
ィルム面の幅方向の中心線に対して対象な位置に設けら
れた二本の平行な切断部4によって、適宜幅の補強フィ
ルム片3が形成され、その扁平化された円筒状フィルム
の幅方向の中心位置に於いて、該補強フィルム片3が基
材フィルム片2に積層固着されていることを特徴とする
前記ハウス展張用フィルム1が提供され、さらにまた、
前記切断部4が、ミシン目によって形成されていること
を特徴とする前記ハウス展張用フィルム1が提供され、
加えて、二枚のフィルム片が、ヒートシールによって積
層固着されていることを特徴とする前記ハウス展張用フ
ィルム1が提供される。
【0006】即ち、補強フィルム片を基材フィルム片に
積層した状態で固着しておくことで上記課題が解決でき
ることを見出し本発明に至った。
【0007】次に、本発明によるハウス展張用フィルム
を図面を基に更に詳細に説明する。図1は本発明による
ハウス展張用フィルムの実施例を表す斜視図である。本
発明によるハウス展張用フィルム1は二本の切断部4を
有しており、該切断部4によって基材フィルム片2と補
強フィルム片3に分けられる。補強フィルム片3はフィ
ルム1をハウスに取り付ける際に、固定具6によって押
さえられる部分を補強する役割を果たす。よって、補強
フィルム片4の幅(即ち二本の切断部4の間隔)は特に
限定されないが固定具6の幅よりも若干広い程度である
ことが好ましく、具体的には5cm〜50cm程度が好まし
い。また、基材フィルム片2の幅は該フィルム1よって
覆うハウスの屋根の幅によって決定され、屋根の幅と同
じ、もしくはそれよりも若干広くすると良い。また、円
筒状フィルムを基材フィルム片2と補強フィルム片3に
分割する切断部4は、カッター等を用いて完全に切断し
ても良く、図1−(B)に示すようにミシン目41を施
して一部がつながった状態に切断してもよい。
【0008】さらに、本発明による展張フィルム1は固
着部5によって基材フィルム片2と補強フィルム片3が
積層固着されている。固着の方法は特に限定されない
が、熱可塑性樹脂の特性を生かして、ヒートシールする
と手軽に固着することができる。固着する形状は、補強
フィルム片4がばたついたり、端部がめくれたりしない
ように積層固着されていればどのような形状であっても
良く、図1−(A)に示すような多数のドットシールを
施したもの、図1−(B)に示すように線状にヒートシ
ールしたもの、補強フィルム片全面をヒートシールした
もの等を例示することができる。
【0009】また、補強フィルム片3はフィルム1を展
張した場合に、基材フィルム片2上の固定具6の取り付
けられる位置に積層固着されていなければならない。固
定具6の取り付けられる位置は、農業用ハウスの形態に
よって様々であるが、ハウスの屋根のほぼ中央部分に設
けられている場合が多い。よって、基材フィルム片2の
中央部分に補強フィルム片3を積層固着させることが好
ましい。基材フィルム片2の中央部分に補強フィルム片
3を積層固着させるには、例えば円筒状のフィルムを扁
平に折り、補強フィルム片3を扁平なフィルムの中央部
分に設け(すなわち、切断部4を扁平なフィルムの幅方
向の中心線に対して対称な位置に設け)、そのままの状
態で補強フィルム片3を相対する基材フィルム片2に積
層固着すると良い。
【0010】尚、本発明によるハウス展張用フィルム1
は、通常農業用のハウスに展張されているフィルムと同
様の材質からなるフィルムを用いることができ、例えば
低密度ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂やエチレン
−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等を用
いることができる。これらの熱可塑性樹脂から本発明に
よるハウス展張用フィルム1を得るには、例えばインフ
レーション押出成型法を用いて円筒状に成形したフィル
ムを、固着処理、及び切断加工(ミシン目加工)すると
よい。
【0011】このようにして得られたハウス展張用フィ
ルム1はこのままの状態では、持ち運びが困難であるの
で展張しやすいように折り畳んでおくことが好ましい。
折り畳み方の一例を図2に示す。まず、本発明のハウス
展張用フィルム1を長さ方向に蛇腹状に折り畳み(図2
−(A))、次に該フィルムの幅方向の両端が中央線に
重なるように折り畳み幅を1/2にする(図2−
(B))。まだ幅が広くて持ち運びが困難な場合、更に
両端をもう一度中央線に重なるように折り畳む(図2−
(C))とよい。
【0012】
【実施例】次にハウス展張用フィルムの一実施例を説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。ま
ず、インフレーション押出成形法を用いて、内外層が低
密度ポリエチレン樹脂からなり、中間層がエチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂からなる、周の長さが800cmの
円筒状多層フィルムを製造する。該フィルムを一旦ロー
ルに巻き取り、次にロールを解きながら、フィルムの中
央部分に長さ方向と平行な二本の切断部を設ける。この
とき該フィルムは円筒状のままロールに巻かれているの
で、二枚重ねになった状態でフィルムがロールから解か
れてくるが、切断部はフィルムの上側の一枚にのみ設け
る。最後に、二本の切断部の間に多数のドットシールを
施して、基材フィルム片と補強フィルム片を積層固着し
本発明のハウス展張用フィルム1は完成する。
【0013】次に、該フィルムを農業用ハウスに取り付
ける方法について説明する。まず、フィルム1を持ち運
びや展張がしやすいように図2に示すように折り畳み、
幅が始めの1/4になるようにする。これを農業用ハウ
スの屋根に乗せ、フィルムを開きながら基材フィルム片
と補強用フィルム片の重なった部分を固定具で止める。
最後に切断部からフィルムを開き、開いた下の部分をハ
ウスの骨組みに固定し本発明のフィルムの取り付けは完
了する。
【0014】
【効果】本発明のハウス展張用フィルムは、ハウスの上
で広げると展張が完了し、少人数で簡単に展張すること
ができる。また固定具の当たる部分に補強フィルム片が
取り付けられているので、固定具で基材フィルム片が破
けることがほとんどない。さらに、補強フィルム片が基
材フィルム片に積層固着されているため、基材フィルム
片や補強フィルム片がずれることが無く、風が多少強い
日であっても展張が可能である。また、補強フィルム片
の端部がばたつくことが無いので、大きな音を立てるこ
とも無く、補強フィルム片の端部が捲れ上がって皺にな
りゴミや埃が溜まるということも無い。
【0015】さらにまた、一旦展張したフィルムを取り
外して再度展張する場合でも、補強フィルム片と基材フ
ィルム片の位置関係がずれることがないので、再展張が
簡単である。
【0016】加えて、本発明によるハウス展張用フィル
ムは、補強フィルム片の幅が多少大きくなっても、種々
の弊害を生じることがないので、基材フィルム片の幅を
若干変更する場合は、補強フィルム片の幅を調整するこ
とによって対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハウス展張用フィルム1の実施例
を表す斜視図である。
【図2】本発明によるハウス展張用フィルムの折り畳み
片を示す説明図である。
【図3】従来のハウス展張用フィルムを表す斜視図であ
る。
【図4】従来のハウス展張用フィルムの展張方法を表す
説明図である。
【符号の説明】
1 ハウス展張用フィルム 2 基材フィルム片 3 補強フィルム片 4 切断部 41 ミシン目 5 固着部 6 固定具 7 農業用ハウス骨組み 10 従来のハウス展張用フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ方向に平行な二本の切断部4を有した
    円筒状フィルムからなるハウス展張用フィルム1であっ
    て、該切断部4によって円筒状フィルムが基材フィルム
    片2、及び補強フィルム片3に分離可能とされ、これら
    二枚のフィルム片が積層固着されていることを特徴とす
    るハウス展張用フィルム1。
  2. 【請求項2】前記補強フィルム片3は、前記円筒状フィ
    ルムが扁平化され、その一方のフィルム面の幅方向の中
    心線に対して対称な位置に設けられた二本の平行な切断
    部4によって形成され、扁平化された円筒状フィルムの
    幅方向の中心位置に於いて基材フィルム片2に積層固着
    されていることを特徴とする請求項1記載のハウス展張
    用フィルム1。
  3. 【請求項3】前記切断部4が、ミシン目によって形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに
    記載のハウス展張用フィルム1。
  4. 【請求項4】二枚のフィルム片が、ヒートシールによっ
    て積層固着されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載のハウス展張用フィルム1。
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