JPH10281561A - 給湯器の安全装置 - Google Patents

給湯器の安全装置

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Publication number
JPH10281561A
JPH10281561A JP9084958A JP8495897A JPH10281561A JP H10281561 A JPH10281561 A JP H10281561A JP 9084958 A JP9084958 A JP 9084958A JP 8495897 A JP8495897 A JP 8495897A JP H10281561 A JPH10281561 A JP H10281561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water heater
safety device
detecting means
gas
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9084958A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kimura
洋一 木村
Shiro Takeshita
志郎 竹下
Tomomichi Asou
智倫 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9084958A priority Critical patent/JPH10281561A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯器の安全性をさらに高める。 【解決手段】 設定温度になると溶断する2個の伝導体
18の間に、抵抗体19を直列接続させた検知手段17
を設けている。またガスの元電磁弁7を開閉してバーナ
10の点消火を行う出力装置22を設けている。これに
よって検知手段17が溶断・短絡した場合、異常と判定
し出力装置22を作動させガスの元電磁弁7を遮断して
燃焼を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器の安全装
置、特に熱交換器の破損時に給湯器の運転を停止するよ
うにした安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯器の安全装置としては、図
4、図5に示すものがある。図において、給湯器の本体
ケース1内にセットされた熱交換器2の内胴部に近接し
て設定温度になると溶断する伝導体、たとえば温度ヒュ
ーズからなる検知手段3を設け、安全装置4で検知手段
3の導通を検出して出力装置5を作動させ、ガスの元電
磁弁6を遮断して燃焼を停止させるようになっている。
【0003】つまり、図5の説明図に示すように、検知
手段3が導通している時は検知手段3の電気抵抗は0オ
ームで、安全装置4へは5ボルトのON出力信号が入力
される。
【0004】検知手段3の雰囲気温度が設定温度以上に
なると、検知手段3が溶断して検知手段3の電気抵抗は
∞オームで、安全装置4へは0ボルトのOFF出力信号
が入力され,安全装置4はこのOFF出力信号を検出し
て出力装置5を作動させ、ガスの元電磁弁6を遮断して
燃焼を停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、検知手段3が溶断して出力が無くな
り、これを検出して出力装置5を作動させ、ガスの元電
磁弁6を遮断して燃焼を停止させても、応急的運転の方
法として安全装置4の検知手段3からの入力端子を電気
的に短絡する(図4のAの箇所)と、容易に給湯器の運
転を再開できるという安全上の課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、熱交換器の外周の雰囲気温度を検知する検
知手段を設け、この検出手段により熱交換器の破損時の
温度を検知して、この時の検知手段の出力を検出して出
力装置を作動させて、給湯器の運転を停止させるか、又
は給湯器のガス回路を遮断する判定手段を備えた給湯器
の安全装置において、検知手段は設定温度になると溶断
する伝導体と、且つ一定の抵抗値をもつ抵抗体を直列接
続させたものである。
【0007】上記発明によれば、検知手段が設定温度に
なると溶断する伝導体と、且つ一定の抵抗値をもつ抵抗
体を直列接続させたものであるため、安全装置は検知手
段の電気抵抗を0オームで正常、∞オームで異常と判定
せず、抵抗体の持つ抵抗値Rオームで正常、0オームで
異常、∞オームで異常と判定する。
【0008】そして、安全装置の検知手段からの入力端
子を短に電気的に短絡させただけでは給湯器の運転を再
開できず、正規の修理処置を実施した場合のみ給湯器の
運転を再開することができ、給湯器の安全装置の安全性
を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、熱交換器の外周の雰囲
気温度を検知する検知手段をと、この検知手段の出力を
検出して出力装置を作動させて給湯器の運転を停止させ
るか又は給湯器のガス回路を遮断する判定手段を備えた
安全装置を有するものである。
【0010】そして、検知手段は設定温度になると溶断
する伝導体と、且つ一定の抵抗値をもつ抵抗体を直列接
続させたもので、判定手段は抵抗体の持つ抵抗値で正常
判定するものであるので、安全装置の検知手段からの入
力端子を短に電気的に短絡させただけでは給湯器の運転
を再開できず、正規の修理処置を実施した場合のみ給湯
器の運転を再開することができ、給湯器の安全装置の安
全性を向上することができる。
【0011】(実施例)以下、本発明の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実
施例における給湯器の安全装置燃焼装置の概略図であ
る。図2は、本発明の実施例における給湯器の安全装置
の説明図である。図3は、本発明の実施例における給湯
器の安全装置のフローチャートである。
【0012】図1において、7は燃料であるガスの通路
を開閉する元電磁弁、8はガス量を制御する燃料制御装
置、9は燃焼するバーナの本数を制御する切替電磁弁、
10はバーナである。11は燃焼用の空気を供給する送
風機、12は送風機の回転数を検出する回転数検出装
置、13はバーナ10のガスを点火する点火装置であ
る。
【0013】14はバーナ10上部に設けられた炎検出
手段で本実施例の場合はフレームロッドを用いている。
15は水配管で一方が水の供給源に接続され、他方が給
湯口に接続されるもので、途中に内部を通過する水を加
熱する熱交換器16がある。
【0014】17は検知手段で設定温度になると溶断す
る2個の伝導体18の間に、一定の抵抗値をもつ抵抗体
19を直列接続させたものであり、固定金具20により
熱交換器16の内胴に近接して取りつけられている。
【0015】21は安全装置で、元電磁弁7を開閉して
バーナ10の点消火を行う出力装置22と、検知手段1
7の出力を検出する検出装置23と、検知手段17の出
力を判定する判定回路24を備える。なお25は熱交換
器16を通過する水量を検出する水量検出装置である。
【0016】次に以上の構成における動作を説明する。
使用者が電源を入れ、給湯口に接続された蛇口(図示せ
ず)を作動し、水配管15に水流が生じると、水量検出
装置25が水の流れを検出する。一定の水量以上になる
と送風機11が回転を開始し、回転数検出装置12によ
り回転数が検出され、点火に適切な回転数に制御され
る。
【0017】次に、点火装置13が作動し、更に元電磁
弁7が開き、燃料制御装置8により点火に適切なガス量
をバーナ10に供給し、バーナ10で燃料が着火し、炎
検出手段14で着火を検知して燃焼を継続する。この間
常に、安全装置21の検出装置23が検知手段17の出
力を検知し、その出力を判定回路24が判定する。
【0018】本実施例の場合、図2に示すように基準抵
抗1オームは抵抗体19の抵抗1オームとしてるので、
判定回路24は検知手段17の出力を1ボルト未満、1
ボルト以上4ボルト未満、4ボルト以上の3つの判定基
準で分類する。そして、1ボルト未満、4ボルト以上の
2つ場合は、異常と判定して出力装置22を作動させ、
ガスの元電磁弁7を遮断して燃焼を停止する。
【0019】検知手段17が正常の場合、検出装置23
には約2.5ボルトが入力されて燃焼は継続する。検知
手段17の雰囲気温度が設定温度以上になると、伝導体
18が溶断して検出装置23には0ボルト入力されて燃
焼は停止する。
【0020】また、故意に検知手段17または安全装置
21の検知手段17からの入力端子を電気的に短絡する
と、検出装置23には5ボルトが入力され、この場合も
燃焼は停止する。そして、伝導体18による安全が期待
できないような使用法も禁止することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の給湯器の安全装置
によれば次のような効果が得られる。
【0022】(1)熱交換器の外周の内胴部に近接して
検知手段を設け、安全装置で検知手段の導通を検出し、
判定手段が出力装置を作動させてガスの元電磁弁を遮断
して燃焼を停止させることにより、熱交換器の破損時に
給湯器の運転を停止することができ、給湯器の安全性を
高めることができる。
【0023】(2)故意に安全装置の検知手段からの入
力端子を電気的に短絡した場合も、安全装置で検知手段
の短絡を検出し、判定手段が出力装置を作動させてガス
の元電磁弁を遮断して燃焼を停止させることにより、熱
交換器の破損時に給湯器の運転を停止することができ、
給湯器の安全性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における給湯器の安全装置の構
成図
【図2】同装置を説明する図
【図3】同装置のフローチャート
【図4】従来の給湯器における安全装置の構成図
【図5】同装置を説明する図
【符号の説明】
7 元電磁弁 8 燃料制御装置 9 切替電磁弁 10 バーナ 16 熱交換器 17 検知手段 18 伝導体 19 抵抗体 21 安全装置 22 出力装置 23 検出装置 24 判定回路 25 水量検出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器の外周の雰囲気温度を検知する検
    知手段を設け、この検知手段からの出力により出力装置
    を作動させ、給湯器の運転を停止させるか又は給湯器の
    ガス回路を遮断するかを判定する判定手段を備えた給湯
    器の安全装置において、前記検知手段は設定温度になる
    と溶断する伝導体と、この伝導体に直列的に接続された
    抵抗体から成る給湯器の安全装置。
JP9084958A 1997-04-03 1997-04-03 給湯器の安全装置 Pending JPH10281561A (ja)

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JPH10281561A true JPH10281561A (ja) 1998-10-23

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