JPH10277569A - 二酸化チタン混入セラミックの水質浄化材 - Google Patents
二酸化チタン混入セラミックの水質浄化材Info
- Publication number
- JPH10277569A JPH10277569A JP11856897A JP11856897A JPH10277569A JP H10277569 A JPH10277569 A JP H10277569A JP 11856897 A JP11856897 A JP 11856897A JP 11856897 A JP11856897 A JP 11856897A JP H10277569 A JPH10277569 A JP H10277569A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium dioxide
- environment
- ceramic
- water quality
- polluted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Physical Water Treatments (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明による二酸化チタン混入セラミック光触
媒は、有毒な薬品などを使用せず光を利用するだけで、
分解されにくい種々の化学物質を安全かつ容易に分解す
ることが出来るため、環境にやさしい環境浄化材料であ
る。 【解決手段】汚染された環境の回復と水質の浄化を目的
とし、本発明の二酸化チタン混入セラミックを適切な分
量を一定量網状の容器に投入することにより、汚染場所
内に発生する青子や藻、悪臭、かび、水質汚染等を防ぐ
ものである
媒は、有毒な薬品などを使用せず光を利用するだけで、
分解されにくい種々の化学物質を安全かつ容易に分解す
ることが出来るため、環境にやさしい環境浄化材料であ
る。 【解決手段】汚染された環境の回復と水質の浄化を目的
とし、本発明の二酸化チタン混入セラミックを適切な分
量を一定量網状の容器に投入することにより、汚染場所
内に発生する青子や藻、悪臭、かび、水質汚染等を防ぐ
ものである
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二酸化チタン混入
セラミックが青子や藻の発生及び悪臭、かび、菌などに
よる居住環境の汚染とともに、様々な化学物質や化石燃
料の大量消費による環境汚染の進行にたいして、二酸化
チタンの光触媒能力を発揮させることにより、水質汚染
に悩まされている分野(プール・下水処理場・河川湖沼
・ゴルフ場の人工池・ビルの高架水槽や受水槽・クーリ
ングタワー・工場廃水・熱帯魚の水槽・公衆浴場等)へ
の投入による環境浄化材料である。
セラミックが青子や藻の発生及び悪臭、かび、菌などに
よる居住環境の汚染とともに、様々な化学物質や化石燃
料の大量消費による環境汚染の進行にたいして、二酸化
チタンの光触媒能力を発揮させることにより、水質汚染
に悩まされている分野(プール・下水処理場・河川湖沼
・ゴルフ場の人工池・ビルの高架水槽や受水槽・クーリ
ングタワー・工場廃水・熱帯魚の水槽・公衆浴場等)へ
の投入による環境浄化材料である。
【0002】
【従来の技術】現在、汚染された環境への回復に対する
対策は今だに決定的な解決方法が見つかっていない。例
えば、青子や藻の発生は太陽の紫外線によるもので、防
ぐには太陽光線が射さないようにするか塩素を多量に投
入するかであるが塩素害が叫ばれている現状ではなかな
か難しいし、悪臭やかび・菌の発生防止も有毒な薬品な
どを使用するしかないのである。
対策は今だに決定的な解決方法が見つかっていない。例
えば、青子や藻の発生は太陽の紫外線によるもので、防
ぐには太陽光線が射さないようにするか塩素を多量に投
入するかであるが塩素害が叫ばれている現状ではなかな
か難しいし、悪臭やかび・菌の発生防止も有毒な薬品な
どを使用するしかないのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クリーンで
無尽蔵の太陽エネルギーを活用することにより、無害で
安価で耐久性に優れた物質である二酸化チタンをセラミ
ックに混入して、この二酸化チタンがもつ光触媒の能力
を利用して水質の浄化や環境を回復させるものである。
無尽蔵の太陽エネルギーを活用することにより、無害で
安価で耐久性に優れた物質である二酸化チタンをセラミ
ックに混入して、この二酸化チタンがもつ光触媒の能力
を利用して水質の浄化や環境を回復させるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】著しくセリサイト化した
流紋岩を主体とした厳選された数種類の天然鉱石を、そ
の鉱石の持つ能力を失わぬように充分配慮して一定の微
粉末にし、配慮された時間温度でもって白色をしたセラ
ミック球に焼上げる。高温で焼成されたセラミックは直
径2mm〜20mm程度の球形で、これに液化した二酸
化チタンを一定時間どぶずけして乾燥させ、さらにもう
一度焼上げる。このようにして出来上がった二酸化チタ
ン混入セラミックを太陽光線又はブラックライトがあた
るようにして汚染された場所に投入する。汚染された場
所の空気又は水が二酸化チタン混入セラミックに触れる
と光触媒能力により浄化されていく。
流紋岩を主体とした厳選された数種類の天然鉱石を、そ
の鉱石の持つ能力を失わぬように充分配慮して一定の微
粉末にし、配慮された時間温度でもって白色をしたセラ
ミック球に焼上げる。高温で焼成されたセラミックは直
径2mm〜20mm程度の球形で、これに液化した二酸
化チタンを一定時間どぶずけして乾燥させ、さらにもう
一度焼上げる。このようにして出来上がった二酸化チタ
ン混入セラミックを太陽光線又はブラックライトがあた
るようにして汚染された場所に投入する。汚染された場
所の空気又は水が二酸化チタン混入セラミックに触れる
と光触媒能力により浄化されていく。
【0005】
【発明の実施の形態】例えば、二酸化チタン混入セラミ
ックを一定量網状の容器に入れ、下水や排水処理場の終
末処理水を殺菌する塩素投入槽に設置する。終末処理水
が二酸化チタン混入セラミックに接触するように設置さ
れていれば、塩素殺菌する必要がなく同等の能力を持つ
ばかりでなく無害で河川に放流することが出来る。
ックを一定量網状の容器に入れ、下水や排水処理場の終
末処理水を殺菌する塩素投入槽に設置する。終末処理水
が二酸化チタン混入セラミックに接触するように設置さ
れていれば、塩素殺菌する必要がなく同等の能力を持つ
ばかりでなく無害で河川に放流することが出来る。
【0006】
【実施例】汚染された環境の選定した場所に適切な分量
を測定した二酸化チタン混入セラミックを一定量網状の
容器に入れ、定量汚染箇所に太陽光線又はブラックライ
トがあたるように設置する。
を測定した二酸化チタン混入セラミックを一定量網状の
容器に入れ、定量汚染箇所に太陽光線又はブラックライ
トがあたるように設置する。
【0007】
【発明の効果】上述のように二酸化チタンは白色顔料・
歯磨き粉・化粧品・食品添加物として広く使用されてお
り、無毒で安価で耐久性に優れた物質である。この二酸
化チタンに光をあてると、消毒などに広く使われている
塩素やオゾンに比べて、非常に強い酸化力を生じ、接触
してくる物質を炭酸ガスなどに酸化分解し、菌やかびの
繁殖を止めることができ、この作用を利用して、水中の
難分解性の有害化学物質の処理も可能にする。
歯磨き粉・化粧品・食品添加物として広く使用されてお
り、無毒で安価で耐久性に優れた物質である。この二酸
化チタンに光をあてると、消毒などに広く使われている
塩素やオゾンに比べて、非常に強い酸化力を生じ、接触
してくる物質を炭酸ガスなどに酸化分解し、菌やかびの
繁殖を止めることができ、この作用を利用して、水中の
難分解性の有害化学物質の処理も可能にする。
Claims (1)
- 【請求項1】青子や藻の発生及び塩素消毒・化学物質や
化石燃料の大量消費によって汚染された環境に対して、
二酸化チタン混入セラミックの投入によって、二酸化チ
タンの光触媒能力が汚染された環境の水質向上及び環境
を回復させる浄化材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11856897A JPH10277569A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 二酸化チタン混入セラミックの水質浄化材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11856897A JPH10277569A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 二酸化チタン混入セラミックの水質浄化材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10277569A true JPH10277569A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14739825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11856897A Pending JPH10277569A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 二酸化チタン混入セラミックの水質浄化材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10277569A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100330627B1 (ko) * | 1999-12-06 | 2002-03-29 | 곽영훈 | 금속산화물 복합 피복 이산화티탄 광촉매의 제조 방법 |
KR20020072856A (ko) * | 2001-03-13 | 2002-09-19 | 주식회사 디.아이 | 주조공정상의 미분사 또는 황토흙을 이용한 수질정화용세라믹소결체 및 그 제조방법 |
JP2002538946A (ja) * | 1999-03-10 | 2002-11-19 | ジョリ、ジウリオ | 水槽内でのポルフィリン誘導体の使用 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP11856897A patent/JPH10277569A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002538946A (ja) * | 1999-03-10 | 2002-11-19 | ジョリ、ジウリオ | 水槽内でのポルフィリン誘導体の使用 |
KR100330627B1 (ko) * | 1999-12-06 | 2002-03-29 | 곽영훈 | 금속산화물 복합 피복 이산화티탄 광촉매의 제조 방법 |
KR20020072856A (ko) * | 2001-03-13 | 2002-09-19 | 주식회사 디.아이 | 주조공정상의 미분사 또는 황토흙을 이용한 수질정화용세라믹소결체 및 그 제조방법 |
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