JPH10277015A - 動作分析計及び動作分析システム - Google Patents

動作分析計及び動作分析システム

Info

Publication number
JPH10277015A
JPH10277015A JP9091099A JP9109997A JPH10277015A JP H10277015 A JPH10277015 A JP H10277015A JP 9091099 A JP9091099 A JP 9091099A JP 9109997 A JP9109997 A JP 9109997A JP H10277015 A JPH10277015 A JP H10277015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
living body
result data
measurement result
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9091099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3031667B2 (ja
Inventor
Toshihito Okuda
敏仁 奥田
Takao Nakajima
孝男 中島
Takashi Hasegawa
崇 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anima Corp
Original Assignee
Anima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anima Corp filed Critical Anima Corp
Priority to JP9091099A priority Critical patent/JP3031667B2/ja
Publication of JPH10277015A publication Critical patent/JPH10277015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3031667B2 publication Critical patent/JP3031667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被験者の動作の計測中において、被験者が不
快な思いをすることなく、且つ正確な計測が可能な動作
分析計及び動作分析システムを提供することである。 【解決手段】 生体の動作に関する事柄を計測する計測
手段(センサ部21,前足センサ部31,後足センサ部
32)と、前記センサ部21,31,32により計測さ
れた前記生体の動作に関する事柄の計測結果データを無
線送信する送信手段(送信部22,33)と、前記生体
の所定部位に装着するための装着手段(バンド25,足
止め36)と、を一体的に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療分野における
治療や訓練、或いはスポーツ分野における運動能力測定
など、生体の動作を分析する際の生体の動作に関する情
報を計測する動作分析計及びそれを利用した動作分析シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療分野における治療や訓練、或
いはスポーツ分野における運動能力測定など、人間の動
作に関する情報を分析する動作分析計として、歩行分析
装置、アクトライザ(商品名)などが知られている。歩
行分析装置は、歩行時等における被験者の筋電、下肢荷
重、関節の角度等をセンサ(動作分析計)などで計測し
て分析する装置である。アクトライザ(商品名)は、被
験者の姿勢、歩数及び心拍数などをセンサにより検出し
て被験者の生活活動を把握する装置である。この種の動
作分析計では、被験者の体の所定部位に装着した各種セ
ンサで計測した計測結果データを、腰などに携帯したメ
モリ装置や解析装置に対し、ケーブルを介して送信して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のケ
ーブルを用いた計測結果データの送信では、被験者がケ
ーブルによって不快な思いをしていたばかりでなく、ケ
ーブルが邪魔になり通常動作と異なる動作になってしま
って正確な計測が行えないという問題点があった。本発
明は上記問題点を解決するために為されたものであっ
て、被験者の動作の計測中において、被験者が不快な思
いをすることなく、且つ正確な計測が可能な動作分析計
及び動作分析システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明の動作分析計は、生体の動作に
関する事柄を計測する計測手段と、前記計測手段により
計測された前記生体の動作に関する事柄の計測結果デー
タを無線送信する送信手段と、前記生体の所定部位に装
着するための装着手段と、を一体的に構成したことを特
徴としている。
【0005】請求項1記載の発明によれば、計測手段と
送信手段が一体化されて生体の所定部位に装着手段によ
り装着され、その計測手段により生体の動作に関する事
柄が計測され、送信手段により計測結果データが送信さ
れる。従って、従来の計測手段と送信手段が別個の構成
でコードなどで接続していた場合のように、被験者がコ
ードを不快に思ったりすることや、或いはコードが邪魔
になって日常動作と異なる動作になることがなく、正確
な計測が出来る。また、計測結果データは無線送信され
るので、多チャンネル化することにより、一回当たりの
計測数を増やすことが出来ることとなって、例えば、従
来同じ試験を2回行っていたのを1回に減らすことが出
来る。
【0006】生体の動作に関する事柄としては、例え
ば、被験者の筋電、下肢荷重、関節の角度、姿勢(傾斜
角度)情報、歩数情報、心拍数などがあるが、これに限
らず生体の動作に関する事柄であればよい。動作分析計
とは、生体の動作に関する情報を計測するための装置で
あり、例えば、既知の筋電計、下肢荷重計、関節角度
計、傾斜角度計などの歩行分析計、或いは傾斜角度計、
歩数計、心拍計などからなるアクトライザ(商品名)な
どが含まれる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1の発明の
動作分析計において、前記送信手段はアンテナを備え、
該アンテナは、可撓性を有し、前記装着手段に沿わせた
状態に取り付け可能であることを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明によれば、送信手段か
ら受信手段へ無線送信する際の送信手段側のアンテナ
は、可撓性を有し、装着手段に沿わせた状態に取り付け
可能であるので、例えば、通常のアンテナのように突出
している場合などに比べ、計測時にアンテナが邪魔にな
るようなことがない。
【0009】ここで、可撓性を有するアンテナとは、装
着手段に取り付け可能なように可撓性を有する材料で作
られたアンテナをいい、例えば、不織布に銀メッキを施
したものや薄い金属板など、アンテナとしての機能を持
ち、可撓性を有するものであればどのようなものであっ
てもよい。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の動
作分析計において、前記アンテナは、前記装着手段の少
なくとも一部を構成していることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、送信手段に
備えられたアンテナにより、装着手段の少なくとも一部
が構成されているので、アンテナが邪魔になるようなこ
とがないとともに、アンテナと装着手段とを兼用するこ
とが出来てアンテナを別個に設ける必要がない。
【0012】請求項4記載の発明は、動作分析システム
において、請求項1〜3の何れかに記載の動作分析計
と、前記生体に取り付けられ当該動作分析計から無線送
信される前記計測結果データを受信する受信手段と、該
受信手段に内蔵され該受信手段により受信された前記計
測結果データを記憶する記憶手段と、前記計測結果デー
タを分析する分析手段と、この分析手段による分析結果
に基づいて前記生体に対し、所定の報知を行う報知手段
を具備し、前記分析手段は少なくとも前記計測結果デー
タと予め設定した設定値或いは設定範囲とを比較して判
定する比較判定手段を含み、前記報知手段は前記比較判
定手段による判定結果に基づいて前記生体に対し所定の
報知を行うように構成されていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項4記載の発明によれば、生体に取り
付けられた受信手段により請求項1〜3のいずれかに記
載の動作分析計から無線送信される生体の動作に関する
事柄の計測結果データが受信され、この受信された計測
結果データが受信手段に内蔵された記憶手段により記憶
され、この計測結果データは分析手段により分析され
る。したがって、動作分析計によって計測されたより正
確な計測結果データに基づいて分析されることとなっ
て、例えば、患者の症状やリハビリなどの進行状態をよ
り正確に把握することができる。また、受信手段と記憶
手段が一体化されて生体に取り付けられるので、例え
ば、据え置き型の受信手段などに比べ、無線送信される
距離に制約されることがなく、自由に動いても確実に受
信され、記憶手段に記憶されることとなって、より計測
時の自由度が大きくなる。また、分析手段には、少なく
とも、前記計測結果データと予め設定した設定値或いは
設定範囲とを比較して判定する比較判定手段が含まれる
ので、例えば、訓練を受けている患者などの運動能力が
所定のレベルに達したか否かの判別や、或いは訓練が所
定の範囲内で行われているかを判別することが出来る。
また、この比較判別結果を、例えば、エルゴメータ(商
品名)などの訓練装置に出力することにより、その比較
判別結果に応じて訓練装置を制御することも可能とな
る。また、報知手段により、比較判定手段による判定結
果に基づいて生体に対し、所定の報知が行われるので、
例えば、患者がある訓練を受けているとき、前記分析手
段により計測結果データが予め設定した範囲内のデータ
でないと判別された場合、報知手段により患者に対しそ
の結果を報知することが出来るので、患者は予め設定し
た範囲内に納まるように意識して訓練することが可能と
なる。
【0014】ここで、記憶手段は、例えば、ICメモリ
やICカードなどの記憶媒体を有し、ICメモリの場合
は、計測後ケーブルにより分析手段と接続してデータを
分析手段に入力させ、ICカードの場合は、計測後IC
カードを分析手段のカードリーダに差し込んでデータを
分析手段に入力させる。また、分析手段としては、例え
ば、パーソナルコンピュータなどを用いるが、ICカー
ド内にCPUを設けてICカード内で分析するようにし
てもよい。
【0015】ここで、報知手段としては、例えば、音や
光による報知が挙げられるが、これ以外でも患者(生
体)が、判別結果を認識可能であればどのようなもので
あってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
動作分析計及び動作分析システムの実施の形態を詳細に
説明する。図1は、本発明に係る歩行動作分析計とその
歩行動作分析システムの構成図である。
【0017】図1に示す歩行動作分析システム1(動作
分析システム)は、筋電計2(動作分析計)や下肢荷重
計3(動作分析計)、受信装置4(受信手段)、分析装
置5(分析手段)、表示装置6及び印刷装置7、ランプ
8(報知手段)、スピーカ9(報知手段)等などから構
成されている。図2に、筋電計2の平面図(a)及び側
面図(b)を示す。前記筋電計2は、被験者の足、或い
は腕に巻き付けて被験者の運動によって筋肉に発生する
電気を計測するセンサである。この筋電計2は、図2に
示すように、生体の歩行動作に関する事柄を計測する計
測手段としてのセンサ部21、該センサ部21による計
測結果データ信号を無線送信する送信手段としての送信
部22、被験者の体の所定部位に装着するための装着手
段としてのバンド25、前記送信部22にコイル23を
介して取り付けられたアンテナ24、及び電源としての
電池26などによって構成されている。
【0018】図3に、送信部22と受信装置4の構成を
示すブロック図を示す。図3に示す送信部22は、前記
センサ部21からの筋電信号を増幅するアンプ22a、
その増幅された筋電信号をFM波に変調する周波数変調
器22b、FM変調された筋電信号を高周波の搬送波に
変換するトランスミッタ22cなどから構成されてい
る。そして、そのトランスミッタ22cにより搬送波に
変換された筋電信号がコイル23を介してアンテナ24
に出力され、アンテナ24を介してさらに受信装置4に
送信される。このアンテナ24は、例えば、不織布に銀
メッキを施した可撓性材からなり、バンド25に沿わせ
て貼り付けられている。バンド25は、布或いはナイロ
ン等の繊維材料などから出来ていて、被験者の体の一部
に巻き付け可能になっている。従って、計測時にアンテ
ナが邪魔になるようなことがない。この場合、バンド2
5にアンテナ24を貼り付けるのではなく、アンテナ2
4がバンド25の一部を形成するようなものであっても
よい。そのようにすれば、アンテナを別個に設ける必要
がない。
【0019】図4に、下肢荷重計3の平面図(a)及び
側面図(b)を示す。下肢荷重計3は、被験者の前後の
足部(つま先近傍、かかと近傍)にかかる荷重を計測す
る装置であり、図4に示すように、計測手段としての前
後のセンサ部31、32、送信手段としての送信部3
3、コイル34、アンテナ35、足止め36、電池3
7、足台38などから一体的に構成されている。前足と
後足のセンサ部31、32は、それぞれ、足台38下面
の前後に取り付けられ、被験者の歩行等の運動時に前足
部と後足部にかかる荷重を電気信号(荷重信号)として
送信部33に出力するようになっている。
【0020】送信部33は、筋電計2の送信部22(図
3)と同様に、アンプ33a、周波数変調器33b、ト
ランスミッタ33cなどから構成され、前足及び後足セ
ンサ部31及び32から入力された荷重信号を増幅、変
調、搬送波へ変換した後、コイル34を介してアンテナ
35から受信装置4に送信するようになっている。送信
用アンテナ35は、前記アンテナ24と同様に構成され
ている。受信装置4は、例えば、被験者の腰等に携帯出
来るようになっていて、図3に示すように、前記送信用
アンテナから送信された搬送波を受信する受信用アンテ
ナ41、この受信された搬送波を分配する分配器42、
この分配された搬送波から各々の帯域の高周波を取り出
すチューナー43、この取り出された高周波を復調する
周波数復調器44、この復調された復調波を再生する再
生器45、この再生された復調波から特定の周波数帯の
みの筋電信号、或いは荷重信号を取り出すフィルター4
6、及び記憶装置47などにより構成されている。
【0021】記憶装置47は、ICメモリ或いはICカ
ードなどからなる記憶媒体(図示省略)を有し、ADコ
ンバータ(図示省略)によりデジタル変換された前記筋
電信号、荷重信号を記憶する。分析装置5は、例えば、
パーソナルコンピュータなどからなり、内部に比較判別
手段としての機能も備えたCPU51を有し、記憶装置
47に記憶された筋電信号、及び荷重信号(計測結果デ
ータ)は、記憶媒体がICメモリの場合、計測結果の記
憶後、ケーブルにより分析手段に入力される。記憶媒体
がICカードの場合は、計測後に、ICカードを分析手
段のカードリーダに差し込むことにより入力される。そ
して、その入力された計測結果データを基に内蔵、或い
は外付けされた分析プログラムに基づいてCPU51に
て種々の動作分析を行うようになっている。その分析結
果は、CPU51から出力される出力信号に基づいて、
例えば、CRT表示器、或いは液晶表示器などの表示装
置6、或いはプリンタなどの印刷装置7に出力されるよ
うになっている。また、分析結果は分析装置5に内蔵、
或いは外付けされた記憶装置(図示省略)に記憶される
ようになっている。また、この分析装置5のCPU51
は、入力された計測結果データと予めROM(図示省
略)に記録された設定値とを比較判別して、その比較判
別結果に基づいてランプ8やスピーカ9に報知信号を出
力するようになっている。具体的には、例えば、患者が
ある訓練を受けているとき、CPU51により計測結果
データがROM(図示省略)に予め設定した範囲内の値
でないと判別された場合、患者に対しその結果を報知す
るための報知信号をランプ8やスピーカ9に出力するよ
うになっている。ランプ8及びスピーカ9は、CPU5
1から出力された報知信号を入力し、該報知信号に基づ
いてランプ8の点灯或いはスピーカ9からの音出力を行
うようになっている。
【0022】次に、上記説明した筋電計2(動作分析
計)、下肢荷重計3(動作分析計)及びその動作分析計
を用いた歩行動作分析システム1(動作分析システム)
による歩行動作分析の動作について説明する。まず、被
験者は、筋電計2を大腿部や膝部にバンド25によって
装着し、センサ部21を被験者の皮膚に直接貼着する。
次に、下肢荷重計3を履き、受信装置4を腰に携帯(或
いは、据え置き型でもよい)する。そして、被験者が所
定の動作、或いは日常動作をすることにより、筋電計2
のセンサ部21が筋肉の動きを電気信号(筋電信号)と
して検出し、下肢荷重計3の前足サンサ部31、及び後
足センサ部32が被験者の荷重を電気信号(荷重信号)
として検出する。
【0023】この検出された計測結果データ(筋電信
号、及び荷重信号)は、送信部22、33における前述
した所定のFM変調処理終了後、送信用アンテナ24、
35から受信装置4側のアンテナ41に出力される。し
たがって、従来のセンサ部21,31,32と送信部2
2,33を別個に構成してコードなどの有線で接続して
いた場合のように、被験者がコードを不快に思ったりす
ることや、或いはコードが邪魔になって動作が日常動作
と異なってしまい正確な計測がし難いということがな
く、使い勝手がよくなる。
【0024】受信装置4に入力されたFM変調処理され
た計測結果データは、復調されて再生される。再生され
た計測結果データは、ADコンバータ(図示省略)でA
D変換された後、記憶装置47の記憶媒体(図示省略)
に記憶される。そして、計測終了後、記憶媒体(図示省
略)に記憶された計測結果データを分析装置5に入力
し、種々の分析を行う。その分析結果は、表示装置6、
或いは印刷装置7に出力される。従って、筋電計2、下
肢荷重計3によって計測されたより正確、且つ沢山の計
測結果データが分析装置5により分析されることとなっ
て、例えば、患者の症状やリハビリなどの進行状態をよ
り正確、且つ迅速に把握することができる。
【0025】また、CPU51により計測結果データが
ROM(図示省略)に予め設定した範囲内の値でないと
判別された場合、患者に対しその結果を報知するランプ
8の点灯或いはスピーカ9からの音出力が行われる。従
って、被験者は予め設定した範囲内に納まるように意識
して訓練することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、計測手段
と送信手段が一体化されて生体の一部に装着手段により
装着されているので、従来の計測手段と送信手段が別個
の構成でコードなどで接続していた場合のように、被験
者がコードを不快に思ったりすることや、或いはコード
が邪魔になって日常動作と異なる動作になることがなく
て正確な計測が出来る。また、計測結果データは無線送
信されるので、多チャンネル化することにより、一回当
たりの計測数を増やすことが出来ることとなって、例え
ば、従来同じ試験を2回行っていたのを1回に減らすこ
とが出来る。
【0027】請求項2記載の発明によれば、送信手段か
ら受信手段へ無線送信する際の送信手段側のアンテナ
は、可撓性を有し、装着手段に沿わせた状態に取り付け
可能であるので、例えば、通常のアンテナのように突出
している場合などに比べ、計測時にアンテナが邪魔にな
るようなことがない。
【0028】請求項3記載の発明によれば、送信手段に
備えられたアンテナにより、装着手段の少なくとも一部
が構成されているので、アンテナが邪魔になるようなこ
とがないとともに、アンテナと装着手段とを兼用するこ
とが出来てアンテナを別個に設ける必要がない。
【0029】請求項4記載の発明によれば、生体に取り
付けられた受信手段により請求項1〜3のいずれかに記
載の動作分析計から無線送信される生体の動作に関する
事柄の計測結果データが受信され、この受信された計測
結果データが受信手段に内蔵された記憶手段により記憶
され、この計測結果データは分析手段により分析される
ので、動作分析計によって計測されたより正確な計測結
果データに基づいて分析されることとなって、例えば、
患者の症状やリハビリなどの進行状態をより正確に把握
することができる。また、受信手段と記憶手段が一体化
されて生体に取り付けられるので、例えば、据え置き型
の受信手段などに比べ、無線送信される距離に制約され
ることがなく、自由に動いても確実に受信され、記憶手
段に記憶されることとなって、より計測時の自由度が大
きくなる。また、分析手段には、少なくとも、前記計測
結果データと予め設定した設定値或いは設定範囲とを比
較して判定する比較判定手段が含まれるので、例えば、
訓練を受けている患者などの運動能力が所定のレベルに
達したか否かの判別や、或いは訓練が所定の範囲内で行
われているかを判別することが出来る。また、この比較
判別結果を、例えば、エルゴメータ(商品名)などの訓
練装置に出力することにより、その比較判別結果に応じ
て訓練装置を制御することも可能となる。また、報知手
段により、比較判定手段による判定結果に基づいて生体
に対し、所定の報知が行われるので、例えば、患者があ
る訓練を受けているとき、前記分析手段により計測結果
データが予め設定した範囲内のデータでないと判別され
た場合、報知手段により患者に対しその結果を報知する
ことが出来るので、患者は予め設定した範囲内に納まる
ように意識して訓練することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歩行分析装置とその分析システム
のシステム構成図である。
【図2】筋電計2の平面図(a)、側面図(b)であ
る。
【図3】送信部と受信装置の要部構成を示すブロック図
である。
【図4】下肢荷重計3の平面図(a)、側面図(b)で
ある。
【符号の説明】
1 歩行動作分析システム(動作分析システム) 2 筋電計(動作分析計) 3 下肢荷重計(動作分析計) 4 受信装置(受信手段) 5 分析装置(分析手段) 6 表示装置 7 印刷装置 8 ランプ(報知手段) 9 スピーカ(報知手段) 21 センサ部(計測手段) 22 送信部(送信手段) 24 アンテナ 25 バンド(装着手段) 31 前足センサ部(計測手段) 32 後足センサ部(計測手段) 33 送信部(送信手段) 35 アンテナ 36 足止め(装着手段) 51 CPU(比較判別手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の動作に関する事柄を計測する計測
    手段と、前記計測手段により計測された前記生体の動作
    に関する事柄の計測結果データを無線送信する送信手段
    と、前記生体の所定部位に装着するための装着手段と、
    を一体的に構成したことを特徴とする動作分析計。
  2. 【請求項2】 前記送信手段はアンテナを備え、該アン
    テナは、可撓性を有し、前記装着手段に沿わせた状態に
    取り付け可能であることを特徴とする請求項1記載の動
    作分析計。
  3. 【請求項3】 前記アンテナは、前記装着手段の少なく
    とも一部を構成していることを特徴とする請求項2記載
    の動作分析計。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の動作分析
    計と、前記生体に取り付けられ当該動作分析計から無線
    送信される前記計測結果データを受信する受信手段と、
    該受信手段に内蔵され該受信手段により受信された前記
    計測結果データを記憶する記憶手段と、前記計測結果デ
    ータを分析する分析手段と、この分析手段による分析結
    果に基づいて前記生体に対し、所定の報知を行う報知手
    段を具備し、前記分析手段は少なくとも前記計測結果デ
    ータと予め設定した設定値或いは設定範囲とを比較して
    判定する比較判定手段を含み、前記報知手段は前記比較
    判定手段による判定結果に基づいて前記生体に対し所定
    の報知を行うように構成されていることを特徴とする動
    作分析システム。
JP9091099A 1997-04-09 1997-04-09 動作分析システム Expired - Fee Related JP3031667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9091099A JP3031667B2 (ja) 1997-04-09 1997-04-09 動作分析システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9091099A JP3031667B2 (ja) 1997-04-09 1997-04-09 動作分析システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10277015A true JPH10277015A (ja) 1998-10-20
JP3031667B2 JP3031667B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=14017082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9091099A Expired - Fee Related JP3031667B2 (ja) 1997-04-09 1997-04-09 動作分析システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3031667B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291723A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Kumamoto Technopolis Foundation 状態評価システムおよび解析装置
JP2006020780A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Nec Tokin Corp 四肢訓練装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291723A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Kumamoto Technopolis Foundation 状態評価システムおよび解析装置
JP2006020780A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Nec Tokin Corp 四肢訓練装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3031667B2 (ja) 2000-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210338086A1 (en) System and method for monitoring cardiorespiratory parameters
KR100670809B1 (ko) 생체신호를 측정하는 스마트 의복
US7238159B2 (en) Device, system and method for monitoring vital signs
US7878055B2 (en) Sensor and analyzer for determining physiological limitations
US4038976A (en) Pulse indicator
US20070106133A1 (en) Monitoring of vital signs and performance levels
WO2009089406A2 (en) Intelligent orthotic insole
WO2013155196A2 (en) Ecard ecg monitor
CN104703535B (zh) 用于新生婴儿的脉搏计
JP2014217707A (ja) 生体情報計測装置及び生体情報計測システム
KR100800075B1 (ko) 심박수 산출 방법 및 심박수 측정 장치
JP3031667B2 (ja) 動作分析システム
KR101197435B1 (ko) 휴대용 비접촉 건강 모니터링 시스템
JP2003325466A (ja) 心拍数計測装置
JP2003169782A (ja) 筋電位計測装置
KR101203902B1 (ko) 운동처방시스템용 개인 생체계측단말기
US20140073484A1 (en) Muscle activity training facility
JP4601207B2 (ja) 体内脂肪測定装置
KR20110100156A (ko) 마이크로 압력센서 유닛 및 그를 이용한 심박수 모니터링 헤어밴드
JPH10192249A (ja) 携帯用心電装置
JP2022174772A (ja) 衣服及び解析システム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees