JPH10192249A - 携帯用心電装置 - Google Patents
携帯用心電装置Info
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- JPH10192249A JPH10192249A JP9006644A JP664497A JPH10192249A JP H10192249 A JPH10192249 A JP H10192249A JP 9006644 A JP9006644 A JP 9006644A JP 664497 A JP664497 A JP 664497A JP H10192249 A JPH10192249 A JP H10192249A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/68—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
- A61B5/6801—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
- A61B5/683—Means for maintaining contact with the body
- A61B5/6831—Straps, bands or harnesses
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレーヤーが胸部に装着する心電図検出手段
の小型軽量化を図り、プレーヤーの動作を拘束すること
なく、かつ、長時間の心電データを採集することができ
る携帯用心電装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 心臓の近傍に位置される電極Ａ，Ｂ，Ｃ
と，この電極で検出された心電図信号を微弱電波で送信
する送信器１６ｂと送信アンテナ１７とを有する心電図
検出手段１３と、身体の腰部等運動に邪魔にならない処
に装着されて，上記微弱電波を受信する受信器２１と心
電波形解析手段１９とを有する中継手段１５とを具備す
るようにしたことを特徴とする。
の小型軽量化を図り、プレーヤーの動作を拘束すること
なく、かつ、長時間の心電データを採集することができ
る携帯用心電装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 心臓の近傍に位置される電極Ａ，Ｂ，Ｃ
と，この電極で検出された心電図信号を微弱電波で送信
する送信器１６ｂと送信アンテナ１７とを有する心電図
検出手段１３と、身体の腰部等運動に邪魔にならない処
に装着されて，上記微弱電波を受信する受信器２１と心
電波形解析手段１９とを有する中継手段１５とを具備す
るようにしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用心電装置に
関するもので、特に運動や競技などを行なうプレーヤー
の健康管理のために装着する携帯用心電装置に関するも
のである。
関するもので、特に運動や競技などを行なうプレーヤー
の健康管理のために装着する携帯用心電装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】発明者は、特願平７−３３７３１７号に
おいて、プレーヤーに心電計や加速度センサー等を備え
た携帯端末を装着させ、ゴルフ場でのプレーヤーの心電
データ等の医学データや体動データを取り込んでプレー
ヤーの健康を管理するゴルフ用健康管理システムを提案
している。これは、図３に示すように、プレーヤーがゴ
ルフのプレー中に健康が悪化した場合など、プレーヤー
が所持している携帯端末１より緊急信号が出力され、こ
の緊急信号が、当該ホールＨの近くに停車しているカー
ト２の中継端末により中継され、クラブハウス内の本部
３に通報されるようにしたものである。したがって、ゴ
ルフ場側としては、上記緊急信号を受けとり、緊急事態
に対して迅速かつ適切な処理を行なうことができる。と
ころで、従来の携帯用心電装置４は、図４に示すよう
に、使用者の胸部へ、心臓を囲むように複数個の電極Ａ
〜Ｅを独立に装着し、それぞれの電極からのリード線が
使用者の腰に装着された心電計本体５に接続されるもの
で、この心電計本体５で測定された心電図は、送信器６
の送信アンテナ７から病院等の診療装置へ無線送信され
る。
おいて、プレーヤーに心電計や加速度センサー等を備え
た携帯端末を装着させ、ゴルフ場でのプレーヤーの心電
データ等の医学データや体動データを取り込んでプレー
ヤーの健康を管理するゴルフ用健康管理システムを提案
している。これは、図３に示すように、プレーヤーがゴ
ルフのプレー中に健康が悪化した場合など、プレーヤー
が所持している携帯端末１より緊急信号が出力され、こ
の緊急信号が、当該ホールＨの近くに停車しているカー
ト２の中継端末により中継され、クラブハウス内の本部
３に通報されるようにしたものである。したがって、ゴ
ルフ場側としては、上記緊急信号を受けとり、緊急事態
に対して迅速かつ適切な処理を行なうことができる。と
ころで、従来の携帯用心電装置４は、図４に示すよう
に、使用者の胸部へ、心臓を囲むように複数個の電極Ａ
〜Ｅを独立に装着し、それぞれの電極からのリード線が
使用者の腰に装着された心電計本体５に接続されるもの
で、この心電計本体５で測定された心電図は、送信器６
の送信アンテナ７から病院等の診療装置へ無線送信され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の携帯用心電装置４では、電極Ａ〜Ｅと心電計
本体５とを接続するリード線が多数あるため、ゴルフ等
の運動や競技をするプレーヤーが装着する場合には、プ
レーヤーの動作が拘束されるので不便であるばかりでな
く、上記電極を正確な位置に装着することが困難であっ
た。また、図５に示すように、心臓の右外側（胸骨ライ
ン）と下部外周に沿ってたＬ字型シート８上に、複数個
の電極Ａ〜Ｅと、増幅器や送信機を備えた回路ユニット
９及び送信アンテナ１０とを一体化した心電図送信装置
１１が提案されている（ＢＭＥ Ｖｏｌ．１０，Ｎｏ．
５，１９９６）。この心電図送信装置１１は、使用者の
心電図を送信することを目的としているため、送信アン
テナ７から送信される電波の強度を大きくしなければな
らず、更に、使用者が睡眠中も楽に装着できることもを
目的としているため、必要部品を全て上記Ｌ字型シート
８上に搭載しなければならなかった。そのため、回路ユ
ニット９の体積や重量が増加し、従って心電図送信装置
１１の体積や重量も増加してしまい、ゴルフ等の運動や
競技をするプレーヤーがこの心電図送信装置１１を装着
した場合には、プレーヤーの動作を拘束することになっ
てしまうという欠点があった。その上、上述したゴルフ
場の健康管理システムの一環として使用する心電計とし
ては、充電または電池交換を行なわずに長時間（６〜８
時間）使用可能でなければならないが、上記心電図送信
装置１１は、送信電波の出力が大きいために電池の消耗
も激しくなるので、長時間連続して使用することができ
なかった。
うな構造の携帯用心電装置４では、電極Ａ〜Ｅと心電計
本体５とを接続するリード線が多数あるため、ゴルフ等
の運動や競技をするプレーヤーが装着する場合には、プ
レーヤーの動作が拘束されるので不便であるばかりでな
く、上記電極を正確な位置に装着することが困難であっ
た。また、図５に示すように、心臓の右外側（胸骨ライ
ン）と下部外周に沿ってたＬ字型シート８上に、複数個
の電極Ａ〜Ｅと、増幅器や送信機を備えた回路ユニット
９及び送信アンテナ１０とを一体化した心電図送信装置
１１が提案されている（ＢＭＥ Ｖｏｌ．１０，Ｎｏ．
５，１９９６）。この心電図送信装置１１は、使用者の
心電図を送信することを目的としているため、送信アン
テナ７から送信される電波の強度を大きくしなければな
らず、更に、使用者が睡眠中も楽に装着できることもを
目的としているため、必要部品を全て上記Ｌ字型シート
８上に搭載しなければならなかった。そのため、回路ユ
ニット９の体積や重量が増加し、従って心電図送信装置
１１の体積や重量も増加してしまい、ゴルフ等の運動や
競技をするプレーヤーがこの心電図送信装置１１を装着
した場合には、プレーヤーの動作を拘束することになっ
てしまうという欠点があった。その上、上述したゴルフ
場の健康管理システムの一環として使用する心電計とし
ては、充電または電池交換を行なわずに長時間（６〜８
時間）使用可能でなければならないが、上記心電図送信
装置１１は、送信電波の出力が大きいために電池の消耗
も激しくなるので、長時間連続して使用することができ
なかった。
【０００４】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、ゴルフ等の運動や競技をするプレー
ヤーに装着される携帯用心電装置であって、プレーヤー
の動作を拘束することがなく、かつ、長時間の心電デー
タを収集することのできる携帯用心電装置を提供するこ
とを目的とするものである。
てなされたもので、ゴルフ等の運動や競技をするプレー
ヤーに装着される携帯用心電装置であって、プレーヤー
の動作を拘束することがなく、かつ、長時間の心電デー
タを収集することのできる携帯用心電装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に記載
の携帯用心電装置は、心臓の近傍に位置される電極と，
この電極で検出された心電図信号を微弱電波で送信する
送信器とを有する心電図検出手段と、身体の腰部等運動
に邪魔にならない処に装着され，上記送信器の微弱電波
を受信する受信器とを有する中継手段とを具備すること
を特徴とする。
の携帯用心電装置は、心臓の近傍に位置される電極と，
この電極で検出された心電図信号を微弱電波で送信する
送信器とを有する心電図検出手段と、身体の腰部等運動
に邪魔にならない処に装着され，上記送信器の微弱電波
を受信する受信器とを有する中継手段とを具備すること
を特徴とする。
【０００６】本発明の請求項２に記載の携帯用心電装置
は、中継手段が、微弱電波を増幅して他の離れた場所に
送信することを特徴とする。本発明の請求項３に記載の
携帯用心電装置は、中継手段が、微弱電波の心電図信号
を記憶して保持する記憶手段を有することを特徴とす
る。本発明の請求項４に記載の携帯用心電装置は、中継
手段が、微弱電波の心電図信号を解析する解析手段を有
することを特徴とする。
は、中継手段が、微弱電波を増幅して他の離れた場所に
送信することを特徴とする。本発明の請求項３に記載の
携帯用心電装置は、中継手段が、微弱電波の心電図信号
を記憶して保持する記憶手段を有することを特徴とす
る。本発明の請求項４に記載の携帯用心電装置は、中継
手段が、微弱電波の心電図信号を解析する解析手段を有
することを特徴とする。
【０００７】本発明の請求項５に記載の携帯用心電装置
は、心電図検出手段が、心電図信号をデジタル信号に変
換するとともに、上記心電図信号に使用者のコードを付
加することを特徴とする。
は、心電図検出手段が、心電図信号をデジタル信号に変
換するとともに、上記心電図信号に使用者のコードを付
加することを特徴とする。
【０００８】本発明の請求項６に記載の携帯用心電装置
は、使用者の動作状態を検知する加速度計を備えたこと
を特徴とする。
は、使用者の動作状態を検知する加速度計を備えたこと
を特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づき説明する。図１は、本実施の形態に係
わる携帯用心電装置１２をプレーヤーへ装着した状態を
示す図で、プレーヤーの胸部には、心臓の右外側（胸骨
ライン）と下部外周に沿ったをＬ字型シート８に設置さ
れた心電図検出手段１３が装着され、プレーヤーの腰部
には、上記心電図検出手段１３と分離され、かつ、プレ
ーヤーの装着するベルト１４に中継手段１５が設置され
る。心電図検出手段１３には、プレーヤーの胸骨ライン
に沿って上から電極Ａ，電極Ｂが配置され、上記電極Ｂ
から心臓の下部外周に沿った位置で，電極Ａと心臓を挟
む位置に電極Ｃが形成されている。電極Ａ，Ｂ，Ｃは、
Ｌ字型シート８の片面（裏面）側でプレーヤーの肌に接
し、Ｌ字型シート８の他の面（表面）側からリード線が
ａ〜ｃが回路ユニット１６内の心電図信号処理手段１６
ａに接続されている。また、送信アンテナ１７は、回路
ユニット１６内の送信器１６ｂの一端から上記リード線
ａ，ｂの外側を通り、Ｌ字型シート８に沿って、Ｌ字状
に形成されている。ベルト１４に設置された中継手段１
５は、ベルト１４の長さ方向に沿って配置された交信用
アンテナ１８と、送信器１６ｂから送られた心電図信号
を心電図に変換し心電波形を解析する心電波形解析手段
１９とを備えた心電装置本体２０とから成る。
て、図面に基づき説明する。図１は、本実施の形態に係
わる携帯用心電装置１２をプレーヤーへ装着した状態を
示す図で、プレーヤーの胸部には、心臓の右外側（胸骨
ライン）と下部外周に沿ったをＬ字型シート８に設置さ
れた心電図検出手段１３が装着され、プレーヤーの腰部
には、上記心電図検出手段１３と分離され、かつ、プレ
ーヤーの装着するベルト１４に中継手段１５が設置され
る。心電図検出手段１３には、プレーヤーの胸骨ライン
に沿って上から電極Ａ，電極Ｂが配置され、上記電極Ｂ
から心臓の下部外周に沿った位置で，電極Ａと心臓を挟
む位置に電極Ｃが形成されている。電極Ａ，Ｂ，Ｃは、
Ｌ字型シート８の片面（裏面）側でプレーヤーの肌に接
し、Ｌ字型シート８の他の面（表面）側からリード線が
ａ〜ｃが回路ユニット１６内の心電図信号処理手段１６
ａに接続されている。また、送信アンテナ１７は、回路
ユニット１６内の送信器１６ｂの一端から上記リード線
ａ，ｂの外側を通り、Ｌ字型シート８に沿って、Ｌ字状
に形成されている。ベルト１４に設置された中継手段１
５は、ベルト１４の長さ方向に沿って配置された交信用
アンテナ１８と、送信器１６ｂから送られた心電図信号
を心電図に変換し心電波形を解析する心電波形解析手段
１９とを備えた心電装置本体２０とから成る。
【００１０】図２は、本実施の形態に係わる携帯用心電
装置１の構成を示すブロック図で、上述したように、携
帯用心電装置１２は、心電図検出手段１３と、上記心電
図検出手段１３と分離され、プレーヤーの使用者の装着
するベルトに設置された中継手段１５より成る。心電図
検出手段１３は、プレーヤーの心臓近傍の肌に接するよ
うに設置された電極Ａ，Ｂ，Ｃと、電極Ａ，Ｂ，Ｃから
の心電図信号を処理する心電図信号処理手段１６ａと，
処理された心電図信号を中継手段１５に送信する送信器
１６ｂより成る回路ユニット１６と、送信アンテナ１７
より成る。また、中継手段１５は、受信機２１と、受信
した心電図信号を心電図に変換し心電波形を解析する心
電波形解析手段１９と、プレーヤーの動作を検知する３
次元の加速度計２２と、この加速度計２２から得られた
加速度データをプレーヤーの動作データに変換する加速
度データ処理手段２３と、タイマーＴの時間データとプ
レーヤーの動作データ及び心電図データとを対応させる
処理を行なうＣＰＵ２４と、上記ＣＰＵ２４から出力さ
れるプレーヤーの動作データに対応した心電図データを
記憶する記憶手段２５と、上記心電図データをゴルフ場
内を走行するカート２を中継点として本部３に送信した
り、プレーヤーが本部３と交信するための交信手段２６
及び交信用アンテナ１８と、プレーヤーの心拍数データ
が基準値設定手段２７に設定されている基準値を上回っ
た場合にプレーヤーに警告を発するブザー２８とを備え
ている。なお、心電装置本体２０は、上記中継手段１５
の交信用アンテナ１８を除いた上記中継手段１５の各部
品を収容するものである。
装置１の構成を示すブロック図で、上述したように、携
帯用心電装置１２は、心電図検出手段１３と、上記心電
図検出手段１３と分離され、プレーヤーの使用者の装着
するベルトに設置された中継手段１５より成る。心電図
検出手段１３は、プレーヤーの心臓近傍の肌に接するよ
うに設置された電極Ａ，Ｂ，Ｃと、電極Ａ，Ｂ，Ｃから
の心電図信号を処理する心電図信号処理手段１６ａと，
処理された心電図信号を中継手段１５に送信する送信器
１６ｂより成る回路ユニット１６と、送信アンテナ１７
より成る。また、中継手段１５は、受信機２１と、受信
した心電図信号を心電図に変換し心電波形を解析する心
電波形解析手段１９と、プレーヤーの動作を検知する３
次元の加速度計２２と、この加速度計２２から得られた
加速度データをプレーヤーの動作データに変換する加速
度データ処理手段２３と、タイマーＴの時間データとプ
レーヤーの動作データ及び心電図データとを対応させる
処理を行なうＣＰＵ２４と、上記ＣＰＵ２４から出力さ
れるプレーヤーの動作データに対応した心電図データを
記憶する記憶手段２５と、上記心電図データをゴルフ場
内を走行するカート２を中継点として本部３に送信した
り、プレーヤーが本部３と交信するための交信手段２６
及び交信用アンテナ１８と、プレーヤーの心拍数データ
が基準値設定手段２７に設定されている基準値を上回っ
た場合にプレーヤーに警告を発するブザー２８とを備え
ている。なお、心電装置本体２０は、上記中継手段１５
の交信用アンテナ１８を除いた上記中継手段１５の各部
品を収容するものである。
【００１１】次に、以上の構成による携帯用心電装置１
２の動作について説明する。電極Ａ，Ｂ，Ｃは、心臓の
活動によって筋肉や神経に伝わる電流の変化を誘導電位
として検出し、心電図信号処理手段１６ａに転送する。
心電図信号処理手段１６ａは、３個の電極から送られて
来た心電図信号を、各電極毎にデジタル信号に変換し、
プレーヤーの識別コードと各電極の識別コードとともに
送信機１６ｂに送る。上記心電図信号は、送信アンテナ
１７から中継手段１５の受信機２１へ送られ、心電波形
解析手段１９より、３つの心電図に変換され、心電波形
の解析が行なわれる。すなわち、電極Ａと電極Ｂの電位
差からはα誘導の心電図が、電極Ａと電極Ｃの電位差か
らはβ誘導の心電図が、電極Ｂと電極Ｃの電位差からは
γ誘導の心電図が得られる。また、心電波形解析手段１
９は、上記心電図より不整脈を検出したり、プレーヤー
の心拍数を算出して、上記心電図とともにＣＰＵ２４に
転送する。
２の動作について説明する。電極Ａ，Ｂ，Ｃは、心臓の
活動によって筋肉や神経に伝わる電流の変化を誘導電位
として検出し、心電図信号処理手段１６ａに転送する。
心電図信号処理手段１６ａは、３個の電極から送られて
来た心電図信号を、各電極毎にデジタル信号に変換し、
プレーヤーの識別コードと各電極の識別コードとともに
送信機１６ｂに送る。上記心電図信号は、送信アンテナ
１７から中継手段１５の受信機２１へ送られ、心電波形
解析手段１９より、３つの心電図に変換され、心電波形
の解析が行なわれる。すなわち、電極Ａと電極Ｂの電位
差からはα誘導の心電図が、電極Ａと電極Ｃの電位差か
らはβ誘導の心電図が、電極Ｂと電極Ｃの電位差からは
γ誘導の心電図が得られる。また、心電波形解析手段１
９は、上記心電図より不整脈を検出したり、プレーヤー
の心拍数を算出して、上記心電図とともにＣＰＵ２４に
転送する。
【００１２】また、プレーヤーのベルト１４に装着され
た心電装置本体２０に備えられた３次元の加速度計２２
は、プレーヤーのスイングや歩行等の動作に伴うｘ方
向，ｙ方向（水平方向）及びｚ方向（上下方向）の加速
度ｇx，ｇy，ｇzを検出し、加速度データ処理手段２３
に転送する。加速度データ処理手段２３は、上記３方向
の加速度ｇx，ｇy，ｇzからプレーヤーの動作を判断
し、タイマーＴの時間データとともにＣＰＵ２４へ転送
する。ＣＰＵ２４は、プレーヤーの心電図データと動作
データと時間データとを対応させて記憶手段２５に記憶
させる制御を行なうとともに、必要に応じて、上記デー
タを交信手段２６に送り、交信用アンテナ１８からカー
ト２に搭載された無線装置を介して本部３に転送する制
御を行なう。更に、ＣＰＵ２４は、心電波形解析手段１
９より送られたプレーヤーの心拍数データを基準値設定
手段２７に予め設定された基準心拍数と比較しプレーヤ
ーの心拍数データが上記基準心拍数を越えた場合や、不
整脈を検出した場合には、ブザー２８により当該プレー
ヤーに警告信号を発する制御も行なうものである。
た心電装置本体２０に備えられた３次元の加速度計２２
は、プレーヤーのスイングや歩行等の動作に伴うｘ方
向，ｙ方向（水平方向）及びｚ方向（上下方向）の加速
度ｇx，ｇy，ｇzを検出し、加速度データ処理手段２３
に転送する。加速度データ処理手段２３は、上記３方向
の加速度ｇx，ｇy，ｇzからプレーヤーの動作を判断
し、タイマーＴの時間データとともにＣＰＵ２４へ転送
する。ＣＰＵ２４は、プレーヤーの心電図データと動作
データと時間データとを対応させて記憶手段２５に記憶
させる制御を行なうとともに、必要に応じて、上記デー
タを交信手段２６に送り、交信用アンテナ１８からカー
ト２に搭載された無線装置を介して本部３に転送する制
御を行なう。更に、ＣＰＵ２４は、心電波形解析手段１
９より送られたプレーヤーの心拍数データを基準値設定
手段２７に予め設定された基準心拍数と比較しプレーヤ
ーの心拍数データが上記基準心拍数を越えた場合や、不
整脈を検出した場合には、ブザー２８により当該プレー
ヤーに警告信号を発する制御も行なうものである。
【００１３】本実施の形態においては、上述したよう
に、送信アンテナ１７はプレーヤーの胸部に装着された
心電図検出手段１３上にあり、交信用アンテナ１８はプ
レーヤーの腰部に装着されたベルト１４上にあるので、
アンテナ間の距離は極めて短く送信によるロスが少ない
ので、送信に使用される電波は微弱電波で十分である。
すなわち、送信器１６ｂに内蔵された発振器の出力が小
さくて済むので、送信器１６ｂの消費電力も少なく、送
信器１６ｂを小型軽量化することができる。したがっ
て、プレーヤーは、携帯用心電装置１２を装着してもあ
まり拘束を受けずにプレーすることができる。また、心
電図信号をデジタル信号に変換し、プレーヤーの識別コ
ードとともに送信するようにしたので、信号の精度が向
上するとともに、プレーヤーが近接してプレーしていて
も信号の識別が可能である。また、本実施の形態におい
ては、中継手段１５の心電波形解析手段１９により、心
電図信号を解析するようにしたので、心電図信号を逐一
本部に直接送信し解析する必要がなく、その場で心電図
信号の解析を行なうことができる。更に、プレーヤーの
心電データと動作データは中継手段１５内に保存でき、
また必要に応じて、上記データを交信手段２６から、カ
ート２に搭載された無線装置を介して本部３に転送する
ことができる。なお、本実施の形態においては、心電図
信号処理手段１６ａは、心電図信号をデジタル信号に変
換し、プレーヤーの識別コードとともに送信器１６ｂに
送ったが、心電図信号をＦＭ変調し、２５０ＭＨｚ〜３
５０ＭＨｚの搬送波で送信してもよい。このように心電
図信号をＦＭ変調した場合には、回路部品の数がＡ／Ｄ
変換器などデジタル変換に必要な回路部品の数より少な
いので、プレーヤーの胸部に装着される心電図検出手段
１３上の回路ユニット１６の大きさ及び重さを減らすこ
とができる。また、混線を避けるため、ゴルフコースを
一緒に巡るグループの各プレーヤー毎に、上記搬送波の
周波数帯域を変えることが望ましい。
に、送信アンテナ１７はプレーヤーの胸部に装着された
心電図検出手段１３上にあり、交信用アンテナ１８はプ
レーヤーの腰部に装着されたベルト１４上にあるので、
アンテナ間の距離は極めて短く送信によるロスが少ない
ので、送信に使用される電波は微弱電波で十分である。
すなわち、送信器１６ｂに内蔵された発振器の出力が小
さくて済むので、送信器１６ｂの消費電力も少なく、送
信器１６ｂを小型軽量化することができる。したがっ
て、プレーヤーは、携帯用心電装置１２を装着してもあ
まり拘束を受けずにプレーすることができる。また、心
電図信号をデジタル信号に変換し、プレーヤーの識別コ
ードとともに送信するようにしたので、信号の精度が向
上するとともに、プレーヤーが近接してプレーしていて
も信号の識別が可能である。また、本実施の形態におい
ては、中継手段１５の心電波形解析手段１９により、心
電図信号を解析するようにしたので、心電図信号を逐一
本部に直接送信し解析する必要がなく、その場で心電図
信号の解析を行なうことができる。更に、プレーヤーの
心電データと動作データは中継手段１５内に保存でき、
また必要に応じて、上記データを交信手段２６から、カ
ート２に搭載された無線装置を介して本部３に転送する
ことができる。なお、本実施の形態においては、心電図
信号処理手段１６ａは、心電図信号をデジタル信号に変
換し、プレーヤーの識別コードとともに送信器１６ｂに
送ったが、心電図信号をＦＭ変調し、２５０ＭＨｚ〜３
５０ＭＨｚの搬送波で送信してもよい。このように心電
図信号をＦＭ変調した場合には、回路部品の数がＡ／Ｄ
変換器などデジタル変換に必要な回路部品の数より少な
いので、プレーヤーの胸部に装着される心電図検出手段
１３上の回路ユニット１６の大きさ及び重さを減らすこ
とができる。また、混線を避けるため、ゴルフコースを
一緒に巡るグループの各プレーヤー毎に、上記搬送波の
周波数帯域を変えることが望ましい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
携帯用心電装置によれば、心臓の近傍に位置される電極
と，この電極で検出された心電図信号を微弱電波で送信
する送信器とを有する心電図検出手段と、身体の腰部等
運動に邪魔にならない処に装着されて，上記送信器の微
弱電波を受信する受信器とを有する中継手段とを具備す
るようにしたので、電極と心電装置本体を接続するコー
ドが無く、かつ送信機のパワーも小さくて済むので、プ
レーヤーが胸部に付ける装置（心電図検出手段）の小型
軽量化が図れ、したがって、プレーヤーの動作を拘束す
ることなく、かつ、長時間の心電データを採集すること
ができる。
携帯用心電装置によれば、心臓の近傍に位置される電極
と，この電極で検出された心電図信号を微弱電波で送信
する送信器とを有する心電図検出手段と、身体の腰部等
運動に邪魔にならない処に装着されて，上記送信器の微
弱電波を受信する受信器とを有する中継手段とを具備す
るようにしたので、電極と心電装置本体を接続するコー
ドが無く、かつ送信機のパワーも小さくて済むので、プ
レーヤーが胸部に付ける装置（心電図検出手段）の小型
軽量化が図れ、したがって、プレーヤーの動作を拘束す
ることなく、かつ、長時間の心電データを採集すること
ができる。
【００１５】請求項２に記載の携帯用心電装置によれ
ば、中継手段により、微弱電波を増幅して他の離れた場
所に送信するようにしたので、心電図信号や緊急信号を
カートや本部に送信することができる。また、請求項３
に記載の携帯用心電装置によれば、中継手段が、微弱電
波の心電図信号を記憶して保持する記憶手段を有するよ
うにしたので、心電図信号を逐一本部に直接送信する必
要がなく、また、状況に応じてカートや本部に送信する
ことができる。更に、請求項４に記載の携帯用心電装置
によれば、中継手段が、微弱電波の心電図信号を解析す
る解析手段を有するようにしたので、心電図信号を逐一
本部に直接送信し解析する必要がなく、その場で心電図
信号の解析を行なうことができる。
ば、中継手段により、微弱電波を増幅して他の離れた場
所に送信するようにしたので、心電図信号や緊急信号を
カートや本部に送信することができる。また、請求項３
に記載の携帯用心電装置によれば、中継手段が、微弱電
波の心電図信号を記憶して保持する記憶手段を有するよ
うにしたので、心電図信号を逐一本部に直接送信する必
要がなく、また、状況に応じてカートや本部に送信する
ことができる。更に、請求項４に記載の携帯用心電装置
によれば、中継手段が、微弱電波の心電図信号を解析す
る解析手段を有するようにしたので、心電図信号を逐一
本部に直接送信し解析する必要がなく、その場で心電図
信号の解析を行なうことができる。
【００１６】また、請求項５に記載の携帯用心電装置に
よれば、心電図検出手段が、心電図信号をデジタル信号
に変換するとともに、上記心電図信号に使用者のコード
を付加するようにしたので、心電図信号精度が向上する
とともに、同じグリーン上で接近してプレイしているプ
レーヤーの心電図信号を明確に区別することができる。
また、請求項６に記載の携帯用心電装置によれば、使用
者の動作状態を検知する加速度計を備えるようにしたの
で、プレーヤーの心電図の状態と動作状態とを対応づけ
て把握することができる。
よれば、心電図検出手段が、心電図信号をデジタル信号
に変換するとともに、上記心電図信号に使用者のコード
を付加するようにしたので、心電図信号精度が向上する
とともに、同じグリーン上で接近してプレイしているプ
レーヤーの心電図信号を明確に区別することができる。
また、請求項６に記載の携帯用心電装置によれば、使用
者の動作状態を検知する加速度計を備えるようにしたの
で、プレーヤーの心電図の状態と動作状態とを対応づけ
て把握することができる。
【図１】本発明の実施形態に係わる携帯用心電装置の装
着状態を示す図である。
着状態を示す図である。
【図２】本発明の実施形態に係わる携帯用心電装置のブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図３】従来のゴルフ用管理システムを説明するための
図ある。
図ある。
【図４】従来の携帯用心電装置の例を示す図ある。
【図５】従来の携帯用心電装置の他の例を示す図ある。
８ Ｌ字型シート １１ 心電図送信装置 １２ 携帯用心電装置 １３ 心電図検出手段 １４ ベルト １５ 中継手段 １６ 回路ユニット １６ａ 心電図信号処理手段 １６ｂ 送信器 １７ 送信アンテナ １８ 交信用アンテナ １９ 心電波形解析手段 ２０ 心電装置本体 ２１ 受信器 ２２ 加速度計 ２３ 加速度データ処理手段 ２４ ＣＰＵ ２５ 記憶手段 ２６ 交信手段 ２７ 基準値設定手段 ２８ ブザー
Claims (6)
- 【請求項１】 心臓の近傍に位置される電極と，この電
極で検出された心電図信号を微弱電波で送信する送信器
とを有する心電図検出手段と、身体の腰部等運動に邪魔
にならない処に装着され，上記送信器の微弱電波を受信
する受信器とを有する中継手段とを具備することを特徴
とする携帯用心電装置。 - 【請求項２】 中継手段は、微弱電波を増幅して他の離
れた場所に送信することを特徴とする請求項１記載の携
帯用心電装置。 - 【請求項３】 中継手段は、微弱電波の心電図信号を記
憶して保持する記憶手段を有することを特徴とする請求
項１記載の携帯用心電装置。 - 【請求項４】 中継手段は、微弱電波の心電図信号を解
析する解析手段を有することを特徴とする請求項１記載
の携帯用心電装置。 - 【請求項５】 心電図検出手段は、心電図信号をデジタ
ル信号に変換するとともに、上記心電図信号に使用者の
コードを付加することを特徴とする請求項１記載の携帯
用心電装置。 - 【請求項６】 使用者の動作状態を検知する加速度計を
備えたことを特徴とする請求項１記載の携帯用心電装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006644A JPH10192249A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 携帯用心電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006644A JPH10192249A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 携帯用心電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10192249A true JPH10192249A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11644090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9006644A Withdrawn JPH10192249A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 携帯用心電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10192249A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006061416A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 生体電位検知システム |
| KR101194704B1 (ko) * | 2011-01-14 | 2012-11-20 | 주식회사 휴렉스 | 심박수 측정장치 |
| CN110192855A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-09-03 | 安徽华米信息科技有限公司 | 可穿戴设备ecg电极片与天线一体金属结构及可穿戴设备 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP9006644A patent/JPH10192249A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006061416A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 生体電位検知システム |
| KR101194704B1 (ko) * | 2011-01-14 | 2012-11-20 | 주식회사 휴렉스 | 심박수 측정장치 |
| CN110192855A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-09-03 | 安徽华米信息科技有限公司 | 可穿戴设备ecg电极片与天线一体金属结构及可穿戴设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |