JPH10276536A - フロート式回転カッター形海苔取機 - Google Patents
フロート式回転カッター形海苔取機Info
- Publication number
- JPH10276536A JPH10276536A JP9129093A JP12909397A JPH10276536A JP H10276536 A JPH10276536 A JP H10276536A JP 9129093 A JP9129093 A JP 9129093A JP 12909397 A JP12909397 A JP 12909397A JP H10276536 A JPH10276536 A JP H10276536A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laver
- drum
- net
- seaweed
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 海苔が立毛の自然状態で養殖網に付着してい
たのを根本近くから刈取って能率的、省力的に大量に採
取する。 【解決手段】 長いドラム、海苔養殖網１９、網受板１
４をフロート１５の浮力で押上げて、ドラムと網受板と
の隙間にドラムに内蔵する相対する二個のポンプによっ
て急速流を生じて海苔吸込み溝口２３にほぼ生立した海
苔の根本付近から一枚のカッター７で刈り取って、海水
と共にドラムの中央の網取付曲管１３に吸引して海苔収
納網袋２０で濾過した海苔を、陸上と養殖網の反対側の
舟のウインチで巻き寄せて往復引き作業で取り出す。
たのを根本近くから刈取って能率的、省力的に大量に採
取する。 【解決手段】 長いドラム、海苔養殖網１９、網受板１
４をフロート１５の浮力で押上げて、ドラムと網受板と
の隙間にドラムに内蔵する相対する二個のポンプによっ
て急速流を生じて海苔吸込み溝口２３にほぼ生立した海
苔の根本付近から一枚のカッター７で刈り取って、海水
と共にドラムの中央の網取付曲管１３に吸引して海苔収
納網袋２０で濾過した海苔を、陸上と養殖網の反対側の
舟のウインチで巻き寄せて往復引き作業で取り出す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動モーターによ
って軸にキー止めした一枚のカッター刃をドラムの内壁
に接して回転させると共に、相対の二個のポンプを回転
させて養殖網に付着した海苔を海水と共にドラムの下方
の海苔吸込み溝口の縁とカッター刃で、フロートの上面
に装着した網受板と海苔養殖網をドラムと網受板との隙
間に吸い込ませた後、ドラムの下方の海苔吸込み溝口に
ほぼ直立させて根本近くから刈取る機械に関するもので
ある。
って軸にキー止めした一枚のカッター刃をドラムの内壁
に接して回転させると共に、相対の二個のポンプを回転
させて養殖網に付着した海苔を海水と共にドラムの下方
の海苔吸込み溝口の縁とカッター刃で、フロートの上面
に装着した網受板と海苔養殖網をドラムと網受板との隙
間に吸い込ませた後、ドラムの下方の海苔吸込み溝口に
ほぼ直立させて根本近くから刈取る機械に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】平成９年２月９日のテレビや、その以前
に幾度か有明海地区で海苔養殖網を採取船に乗せて採取
人がその下にもぐって垂れ下がった海苔を手で採取して
いた。
に幾度か有明海地区で海苔養殖網を採取船に乗せて採取
人がその下にもぐって垂れ下がった海苔を手で採取して
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の採取方法を、海
苔が立毛の自然状態で養殖網に付着した海苔を根本近く
から刈取って能率的、省力的に大量に採取する方法を提
供するのを目的とする。
苔が立毛の自然状態で養殖網に付着した海苔を根本近く
から刈取って能率的、省力的に大量に採取する方法を提
供するのを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段、作用、効果】数個のドラ
ムリング（２１）．（２２）．……を適当な間隔で配置
して、その内周に鉄板を張ってドラム（１）の円筒形を
保持して、長い一枚のカッター（７）の回転を円滑にす
る効果がある。
ムリング（２１）．（２２）．……を適当な間隔で配置
して、その内周に鉄板を張ってドラム（１）の円筒形を
保持して、長い一枚のカッター（７）の回転を円滑にす
る効果がある。
【０００５】ドラムに内蔵する駆動モーター（１０）、
電池（１１）、送水ポンプ（８１）．（８２）及び数個
のカッターボス（６１）．（６２）……を長い一本の軸
（３）のキー（９）で止める。
電池（１１）、送水ポンプ（８１）．（８２）及び数個
のカッターボス（６１）．（６２）……を長い一本の軸
（３）のキー（９）で止める。
【０００６】相対する二個の送水ポンプは、長いドラム
の中央に取付けた一個の吸水管（１２）に合流させる作
用がある。
の中央に取付けた一個の吸水管（１２）に合流させる作
用がある。
【０００７】一枚の長いカッター刃（７）と一個の長い
海苔吸込み溝口（２４１）あるいは（２４２）の横縁と
でほぼ直立になった海苔［「図４」の（ｘ４）］をドラ
ムの厚さの根本近くから各ドラムリングの幅を除く海苔
吸込み溝口の長さの幅の広い面積を本発明機の往き引き
の一回で連続的に刈取ることができるので能率的であ
る。
海苔吸込み溝口（２４１）あるいは（２４２）の横縁と
でほぼ直立になった海苔［「図４」の（ｘ４）］をドラ
ムの厚さの根本近くから各ドラムリングの幅を除く海苔
吸込み溝口の長さの幅の広い面積を本発明機の往き引き
の一回で連続的に刈取ることができるので能率的であ
る。
【０００８】［図３］，［図４］に示すごとくドラムの
進む側の海苔養殖網のＰ部が盛り上がってドラムの下部
と養殖網との隙間に入り易くなると共に、付着海苔は
（ｘ１）．（ｘ２）．（ｘ３）．（ｘ４）のごとく海苔
吸込み溝口（２３）内でほぼ正立状態になって刈り易く
なる効果がある。
進む側の海苔養殖網のＰ部が盛り上がってドラムの下部
と養殖網との隙間に入り易くなると共に、付着海苔は
（ｘ１）．（ｘ２）．（ｘ３）．（ｘ４）のごとく海苔
吸込み溝口（２３）内でほぼ正立状態になって刈り易く
なる効果がある。
【０００９】ポンプ羽根（８１）、（８２）を４枚に
し、カッター刃（７）を一枚にしたのは、回転軸（３）
の回転一回についての時間を長くしてそれだけ刈取海苔
を長くして、各種の加工品の食感性を減ずることが少な
くする効果がある。
し、カッター刃（７）を一枚にしたのは、回転軸（３）
の回転一回についての時間を長くしてそれだけ刈取海苔
を長くして、各種の加工品の食感性を減ずることが少な
くする効果がある。
【００１０】網受板（１４）はドラムの外周から（ａ）
の間隔の円弧でありロートの浮力によって圧せられてい
るので、同一ウインチで別々に海苔養殖網（１９）の上
と下に引かれているが互いにずれることが殆どない。
の間隔の円弧でありロートの浮力によって圧せられてい
るので、同一ウインチで別々に海苔養殖網（１９）の上
と下に引かれているが互いにずれることが殆どない。
【００１１】ストッパー（２１１）、（２１２）はドラ
ムの回転を海苔吸込み溝口（２３１）や（２３２）の開
閉の適当な位置を保つ効果がある。
ムの回転を海苔吸込み溝口（２３１）や（２３２）の開
閉の適当な位置を保つ効果がある。
【００１２】
【発明の実施の形態及び実施例】本発明は、テレビで有
明海地区での舟上に海苔養殖網を引き上げて採取人が下
に潜って垂れ下がった海苔の採取形態を、ドラム（１）
を海苔養殖網（１８）の上に網受板（１４）を海苔養殖
網（１９）と共にフロート（１５）の浮力で押上たまま
往き引き作業は陸上で、復引き作業は網の反対の舟のウ
インチで引いて取納袋（２０）の海苔を取り出す形態と
した物件である。
明海地区での舟上に海苔養殖網を引き上げて採取人が下
に潜って垂れ下がった海苔の採取形態を、ドラム（１）
を海苔養殖網（１８）の上に網受板（１４）を海苔養殖
網（１９）と共にフロート（１５）の浮力で押上たまま
往き引き作業は陸上で、復引き作業は網の反対の舟のウ
インチで引いて取納袋（２０）の海苔を取り出す形態と
した物件である。
【００１３】［図３］、［図４］に示すごとく、往のと
きにはドラムの両端の蓋（４１）、（４２）に取付けた
ドラム引き網取付器具（１６１）は偏心しているので、
引き網（１８１）の引によってドラムが時計反対周りに
回転するが、海苔吸込み溝口（２３１）が来るのに適当
な位置に止まる位置にストッパー（２２２）が網受板
（１４）の左端に止められ、また塞ぎ板（２４２）で海
苔吸込み溝口（２３２）を塞ぎ、復のときには、海苔養
殖網の反対側にいる舟のウインチで反対側に回した引網
（１８２）の引き力によってドラム引き網取付具が（１
６２）の位置にきて、前記と全く反対に塞ぎ板（２
４１）で海苔吸込み溝口（２３１）を塞ぎ、ドラムが反
転してストッパー（２２１）で止められる。
きにはドラムの両端の蓋（４１）、（４２）に取付けた
ドラム引き網取付器具（１６１）は偏心しているので、
引き網（１８１）の引によってドラムが時計反対周りに
回転するが、海苔吸込み溝口（２３１）が来るのに適当
な位置に止まる位置にストッパー（２２２）が網受板
（１４）の左端に止められ、また塞ぎ板（２４２）で海
苔吸込み溝口（２３２）を塞ぎ、復のときには、海苔養
殖網の反対側にいる舟のウインチで反対側に回した引網
（１８２）の引き力によってドラム引き網取付具が（１
６２）の位置にきて、前記と全く反対に塞ぎ板（２
４１）で海苔吸込み溝口（２３１）を塞ぎ、ドラムが反
転してストッパー（２２１）で止められる。
【図１】本発明物件の正面図で、Ｚ Ｚ線から左は断面
図である。
図である。
【図２】［図１］のＹ−Ｙ線からの側断面図である。
【図３】本物件の作用説明図である。［ドラムリングの
Ｎで斜線を削除し（２３１）（２３２）を現すため］
Ｎで斜線を削除し（２３１）（２３２）を現すため］
【図４】［図３］のＭ円部の拡大図である。
【図５】本機の使用実施の説明図である。
【図６】［図５］の側面図である。
１ ドラム ２．２１〜２ｎ（ドラムリングのＮで斜線を削除） ３ 回転軸 ４１．４２ ドラム蓋 ５ 回転軸端 ６１．６２．６３．〜６ｎ カッターボス ７ カッター刃 ８１．８２ ポンプ（４枚羽根） ９ キー １０ モーター １１ 電池 １２ 吸水（刈取海苔を含む） １３ 曲管 １４ 網受板 １５１．１５２ フロート １６．１６１．１６２．１６１’．１６２’ ドラム引
網取付具 １７１．１７１’．１７２．１７２’ フロートの引網
取付具 １８１．１８１’．１８２．１８２’１８３．１８３’
引き網 ２３３．２３３’ ストッパー ｂ （１６１）．（１６２）の回転距離 ｘ１．ｘ２．ｘ３．ｘ４ 養殖海苔の状態変化 Ｐ．養殖海苔の盛り上がり部 ｗ 海水（刈取海苔を含む） Ａ．Ｂ 海陸のウインチ
網取付具 １７１．１７１’．１７２．１７２’ フロートの引網
取付具 １８１．１８１’．１８２．１８２’１８３．１８３’
引き網 ２３３．２３３’ ストッパー ｂ （１６１）．（１６２）の回転距離 ｘ１．ｘ２．ｘ３．ｘ４ 養殖海苔の状態変化 Ｐ．養殖海苔の盛り上がり部 ｗ 海水（刈取海苔を含む） Ａ．Ｂ 海陸のウインチ
Claims (1)
- 【請求項１】 数個のドラムリング（２１）．（２２）
……によって円筒形に形整されたドラム（１）が海苔養
殖網（１９）と共に、フロート（１５）の浮力によって
フロートの表面に取付けた網受板（１４）及びドラム底
との間に海苔養殖網を押し上げて、ドラムに内蔵された
相対の二個のポンプ（８１）．（８２）と数個のカッタ
ーボス（６１）．（６２）……のフレームの先端に共通
の一枚のカッター（７）が一本のモーター軸（３）によ
ってドラム内壁に接して回転し、引き紐（４１）．（４
２）及び（４１’）．（４２’）を別々に海苔養殖網の
上と下に引っ張ることによって連続的に付着海苔（ｘ）
をドラムの下方の海苔吸込み溝口（２３）からほぼ直立
になった海苔の下部をカッター刃（７）と海苔吸込み溝
口の縁とで海苔吸込み溝口の長さの幅に刈取る機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129093A JPH10276536A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | フロート式回転カッター形海苔取機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129093A JPH10276536A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | フロート式回転カッター形海苔取機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276536A true JPH10276536A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=15000908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9129093A Pending JPH10276536A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | フロート式回転カッター形海苔取機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10276536A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105393701A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-16 | 北京师范大学 | 用于低流速水域的水草采集装置及水草采集方法 |
| CN109364560A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 陆鑫 | 一种自清洁河道水质净化过滤系统及其水质净化过滤方法 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9129093A patent/JPH10276536A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105393701A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-16 | 北京师范大学 | 用于低流速水域的水草采集装置及水草采集方法 |
| CN109364560A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 陆鑫 | 一种自清洁河道水质净化过滤系统及其水质净化过滤方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4988125B2 (ja) | 二枚貝の養殖関連作業のためのシステム | |
| CN107972824B (zh) | 一种机械化收割海带的船只和方法 | |
| CN106882335A (zh) | 一种水产品采集船 | |
| CN201526041U (zh) | 水体杂草清淤机 | |
| CN208291438U (zh) | 一种渔业用河面垃圾打捞装置 | |
| CN101946743B (zh) | 工厂化养殖节能吸污装置 | |
| JP3049549B2 (ja) | フロート式回転カッター形海苔取機 | |
| JPH10276536A (ja) | フロート式回転カッター形海苔取機 | |
| CN111964947A (zh) | 淡水养殖水域水底沉积物样品采集装置 | |
| CN208030004U (zh) | 一种海洋牧场水质监测设备 | |
| CN217242214U (zh) | 一种多功能捕鱼浮台旋转捕捞装置 | |
| KR20090072376A (ko) | 홍합 및 홍합 종패 채취장치 | |
| JP4243068B2 (ja) | 陸上における根付魚貝類の養殖方法並びに設備並びに根付魚貝類の養殖方法に用いる水流を伴う長波動発生装置 | |
| JP2563228B2 (ja) | 耳吊り養殖の付着生物除去装置 | |
| CN212753312U (zh) | 一种具有收料机构的菠萝地除草装置 | |
| CN108476704A (zh) | 一种多功能挖藕机 | |
| CN112136774B (zh) | 一种用于池养华吸鳅的捕捞装置 | |
| CN211458582U (zh) | 一种新型多功能扒网 | |
| CN211498751U (zh) | 一种回转式格栅除污设备 | |
| CN112997956A (zh) | 一种甲鱼养殖增氧装置及其使用方法 | |
| JPH0649144Y2 (ja) | 水草回収船 | |
| CN112136776A (zh) | 一种田螺捕捉装置 | |
| CN212697279U (zh) | 一种网箱吸鱼装置 | |
| CN212646126U (zh) | 淡水养殖水域水底沉积物样品采集装置 | |
| CN216874870U (zh) | 一种毛燕浮毛、去毛的装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |