JPH10276495A - デュアル磁気回路を備えたツーウェースピーカー - Google Patents
デュアル磁気回路を備えたツーウェースピーカーInfo
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- JPH10276495A JPH10276495A JP9339753A JP33975397A JPH10276495A JP H10276495 A JPH10276495 A JP H10276495A JP 9339753 A JP9339753 A JP 9339753A JP 33975397 A JP33975397 A JP 33975397A JP H10276495 A JPH10276495 A JP H10276495A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/24—Structural combinations of separate transducers or of two parts of the same transducer and responsive respectively to two or more frequency ranges
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04R9/06—Loudspeakers
- H04R9/063—Loudspeakers using a plurality of acoustic drivers
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スピーカーの全体サイズを小型化すると同時
に、低音拡声器の効率と特徴を向上させる。 【解決手段】 デュアル磁気回路を備えたツーウェース
ピーカーは同心に配列された低音拡声器、補助低音拡声
器及び高音拡声器からなる。補助低音拡声器と低音拡声
器は共同のボビンを有し、共同のボビンの上部には上部
ボイスコイルが巻かれ、共同のボビンの下部には下部ボ
イスコイルが巻かれている。高音拡声器の下部プレート
として補助低音拡声器の上部プレートが共用される。高
音拡声器のリング状の上部プレートはリングの中心に向
かう傾斜壁を有する。
に、低音拡声器の効率と特徴を向上させる。 【解決手段】 デュアル磁気回路を備えたツーウェース
ピーカーは同心に配列された低音拡声器、補助低音拡声
器及び高音拡声器からなる。補助低音拡声器と低音拡声
器は共同のボビンを有し、共同のボビンの上部には上部
ボイスコイルが巻かれ、共同のボビンの下部には下部ボ
イスコイルが巻かれている。高音拡声器の下部プレート
として補助低音拡声器の上部プレートが共用される。高
音拡声器のリング状の上部プレートはリングの中心に向
かう傾斜壁を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデュアル磁気回路を
備えたツーウェースピーカーに関し、特に、補助磁気回
路を備えた補助低音拡声器が主低音磁気回路を備えた低
音拡声器と高音磁気回路を備えた高音拡声器との間に配
置されるデュアル磁気回路を備えたツーウェースピーカ
ーに関する。
備えたツーウェースピーカーに関し、特に、補助磁気回
路を備えた補助低音拡声器が主低音磁気回路を備えた低
音拡声器と高音磁気回路を備えた高音拡声器との間に配
置されるデュアル磁気回路を備えたツーウェースピーカ
ーに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ツーウェースピーカーは、低音
拡声器と高音拡声器を同軸上に配列し低音拡声器と高音
拡声器の音源を一致させたもので、聴取者に最上の音質
を提供する。
拡声器と高音拡声器を同軸上に配列し低音拡声器と高音
拡声器の音源を一致させたもので、聴取者に最上の音質
を提供する。
【０００３】図３は低音拡声器７０と高音拡声器９０と
が同軸に配列される従来のデュアル磁気回路を備えたツ
ーウェースピーカーを示している。低音磁気回路８２を
備えた低音拡声器７０は下部プレート７２のポール７４
の上部にボア７６を有し、高音磁気回路１００を備えた
高音拡声器９０は下部プレート９２の下部にボア９４を
有する。軸１０８がボア９４と７６の間に立設され、高
音拡声器９０が低音拡声器７０のコーン振動板８８の内
部に配列される。低音磁気回路８２に電源が印加されれ
ば、ボイスコイル８６の巻かれたボビン８４が振動し、
このボビン８４の振動によりコーン振動板８８を上下移
動させて低音を放射する。同時に、電源が高音磁気回路
１００に印加されれば、ボイスコイル１０４の巻かれた
ボビン１０２が振動し、このボビン１０２の振動により
下部プレート９２のポール１０８の上部に備えられたコ
ーン振動板１０６を上下移動させて高音を放射する。
が同軸に配列される従来のデュアル磁気回路を備えたツ
ーウェースピーカーを示している。低音磁気回路８２を
備えた低音拡声器７０は下部プレート７２のポール７４
の上部にボア７６を有し、高音磁気回路１００を備えた
高音拡声器９０は下部プレート９２の下部にボア９４を
有する。軸１０８がボア９４と７６の間に立設され、高
音拡声器９０が低音拡声器７０のコーン振動板８８の内
部に配列される。低音磁気回路８２に電源が印加されれ
ば、ボイスコイル８６の巻かれたボビン８４が振動し、
このボビン８４の振動によりコーン振動板８８を上下移
動させて低音を放射する。同時に、電源が高音磁気回路
１００に印加されれば、ボイスコイル１０４の巻かれた
ボビン１０２が振動し、このボビン１０２の振動により
下部プレート９２のポール１０８の上部に備えられたコ
ーン振動板１０６を上下移動させて高音を放射する。
【０００４】従来のツーウェースピーカーにおいて、低
音の能率及び特徴の向上のためには、低音磁気回路８２
を備えた低音拡声器を大きく製作しなければならない
が、そのためには低音磁気回路８２の１つの部品である
マグネット７８を大きく製作しなければならない。従っ
て、高音磁気回路を備えた高音拡声器と低音磁気回路を
備えた低音拡声器を同心に設置する作業が難しくなり、
ツーウェースピーカーの品質を低下させるという問題点
があった。
音の能率及び特徴の向上のためには、低音磁気回路８２
を備えた低音拡声器を大きく製作しなければならない
が、そのためには低音磁気回路８２の１つの部品である
マグネット７８を大きく製作しなければならない。従っ
て、高音磁気回路を備えた高音拡声器と低音磁気回路を
備えた低音拡声器を同心に設置する作業が難しくなり、
ツーウェースピーカーの品質を低下させるという問題点
があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような問題点を解決するデュアル磁気回路を備えたツ
ーウェースピーカーを提供することにある。
のような問題点を解決するデュアル磁気回路を備えたツ
ーウェースピーカーを提供することにある。
【０００６】本発明の他の目的は、小型であっても低音
拡声器の能率及び特徴の向上が図れるデュアル磁気回路
を備えたツーウェースピーカーを提供することにある。
拡声器の能率及び特徴の向上が図れるデュアル磁気回路
を備えたツーウェースピーカーを提供することにある。
【０００７】本発明のまた別の目的は、製作の容易化を
図れるデュアル磁気回路を備えたツーウェースピーカー
を提供することにある。
図れるデュアル磁気回路を備えたツーウェースピーカー
を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデュアル磁気回路を備えたツーウェースピ
ーカーは、低音磁気回路部を備えた低音拡声器と、高音
磁気回路部を備えた高音拡声器と、上記低音拡声器と上
記高音拡声器との間に配列される補助低音磁気回路部を
備えた補助低音拡声器とで構成される。上記低音拡声
器、高音拡声器及び補助低音拡声器は同心に配列され
る。上記低音拡声器と補助低音拡声器はそれぞれ、下部
プレート、上部プレート、上記下部プレートと上記上部
プレートとの間に置かれるリングマグネット、上記リン
グマグネットに嵌められるポール、及び上記ポールを取
り囲み共同のボビンの外側に巻かれるボイスコイルを有
する共同のボビンで構成される。上記高音拡声器は下部
プレート、上部プレート、上記下部プレートのグルーブ
内に置かれるシリンダマグネット、上記シリンダマグネ
ット上に置かれるプレート、及び上記シリンダマグネッ
トを取り囲む第２ボビンで構成される。上記第２ボビン
はその第２ボビンの外側を取り囲む第３ボイスコイルを
備える。
に、本発明のデュアル磁気回路を備えたツーウェースピ
ーカーは、低音磁気回路部を備えた低音拡声器と、高音
磁気回路部を備えた高音拡声器と、上記低音拡声器と上
記高音拡声器との間に配列される補助低音磁気回路部を
備えた補助低音拡声器とで構成される。上記低音拡声
器、高音拡声器及び補助低音拡声器は同心に配列され
る。上記低音拡声器と補助低音拡声器はそれぞれ、下部
プレート、上部プレート、上記下部プレートと上記上部
プレートとの間に置かれるリングマグネット、上記リン
グマグネットに嵌められるポール、及び上記ポールを取
り囲み共同のボビンの外側に巻かれるボイスコイルを有
する共同のボビンで構成される。上記高音拡声器は下部
プレート、上部プレート、上記下部プレートのグルーブ
内に置かれるシリンダマグネット、上記シリンダマグネ
ット上に置かれるプレート、及び上記シリンダマグネッ
トを取り囲む第２ボビンで構成される。上記第２ボビン
はその第２ボビンの外側を取り囲む第３ボイスコイルを
備える。
【０００９】また、上記高音拡声器の下部プレートと上
記補助低音拡声器の上部プレートとは共同の部品であ
る。
記補助低音拡声器の上部プレートとは共同の部品であ
る。
【００１０】また、上記補助低音拡声器のポールは、上
記補助低音拡声器の上部プレートの底面から突出する。
記補助低音拡声器の上部プレートの底面から突出する。
【００１１】また、上記低音拡声器のポールは、上記低
音拡声器の下部プレートの上部面から突出する。
音拡声器の下部プレートの上部面から突出する。
【００１２】さらに、上記高音拡声器の上部プレートは
リング状であって、上記高音拡声器の下部プレートはシ
リンダ状である。
リング状であって、上記高音拡声器の下部プレートはシ
リンダ状である。
【００１３】また、上記高音拡声器のリング状の上部プ
レートの内壁はリングの中心に向かって傾斜している。
レートの内壁はリングの中心に向かって傾斜している。
【００１４】また、上記共同のボビンはその共同のボビ
ンの上部に巻かれた上部ボイスコイルと上記共同のボビ
ンの下部に巻かれた下部ボイスコイルとからなる。
ンの上部に巻かれた上部ボイスコイルと上記共同のボビ
ンの下部に巻かれた下部ボイスコイルとからなる。
【００１５】上記の構成によれば、高音拡声器が補助低
音拡声器の第２上部板に形成されるので、従来の構成に
比べて高音拡声器を低音拡声器に組み立てる作業が容易
である。また、補助低音拡声器の第２上部プレートが高
音拡声器の下部プレートの役割を果たし、第３プレート
が高音拡声器の上部プレート及びイクオライザーの役割
を果たすため、高音を凝縮して四方に均一に放射するこ
とができる。さらに、高音拡声器の第３マグネットが第
２上部プレートのグルーブに置かれるので、高音拡声器
のサイズを小さくすることができる。
音拡声器の第２上部板に形成されるので、従来の構成に
比べて高音拡声器を低音拡声器に組み立てる作業が容易
である。また、補助低音拡声器の第２上部プレートが高
音拡声器の下部プレートの役割を果たし、第３プレート
が高音拡声器の上部プレート及びイクオライザーの役割
を果たすため、高音を凝縮して四方に均一に放射するこ
とができる。さらに、高音拡声器の第３マグネットが第
２上部プレートのグルーブに置かれるので、高音拡声器
のサイズを小さくすることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施例の構成及び作用を詳しく説明する。
発明の実施例の構成及び作用を詳しく説明する。
【００１７】図１及び図２は本発明のデュアル磁気回路
を備えたツーウェースピーカーを示している。ツーウェ
ースピーカーは、低音磁気回路を備えた低音拡声器２
と、補助低音磁気回路を備えた補助低音拡声器２２と、
高音磁気回路を備えた高音拡声器３６とからなる。
を備えたツーウェースピーカーを示している。ツーウェ
ースピーカーは、低音磁気回路を備えた低音拡声器２
と、補助低音磁気回路を備えた補助低音拡声器２２と、
高音磁気回路を備えた高音拡声器３６とからなる。
【００１８】低音拡声器２において、孔１２Ａの形成さ
れた第１リングマグネット１０は第１下部プレート４か
ら垂直に伸びた第１ポール６に嵌められる。第１マグネ
ット１０の下部面は第１下部プレート４の上部面に接触
する。次いで、孔１２Ｂの形成された第１上部プレート
１４が第１ポール６に嵌められて、第１上部プレート１
４の下部面が第１マグネット１０の上部面と接触する。
中空の第１シリンダボビン１６の下端部が第１ポール６
の外側部と各孔１２Ａ、１２Ｂの内側部との間に嵌めら
れる。下部ボイスコイル１８Ｌはボビン１６の下側外周
を取り囲む。
れた第１リングマグネット１０は第１下部プレート４か
ら垂直に伸びた第１ポール６に嵌められる。第１マグネ
ット１０の下部面は第１下部プレート４の上部面に接触
する。次いで、孔１２Ｂの形成された第１上部プレート
１４が第１ポール６に嵌められて、第１上部プレート１
４の下部面が第１マグネット１０の上部面と接触する。
中空の第１シリンダボビン１６の下端部が第１ポール６
の外側部と各孔１２Ａ、１２Ｂの内側部との間に嵌めら
れる。下部ボイスコイル１８Ｌはボビン１６の下側外周
を取り囲む。
【００１９】補助低音拡声器２２において、孔１２Ｄの
形成された第２リングマグネット３２は第２上部プレー
ト２４から垂直に伸びた第２ポール２６に嵌められる。
第２マグネット３２の上部面が第２上部プレート２４の
下部面に接触する。次いで、孔１２Ｃの形成された第２
下部プレート３４が第２ポール２６に嵌められて、第２
マグネット３２の下部面が第２下部プレート３４の上部
面に接触する。中空の第１シリンダボビン１６の上端部
が第２ポール２６の外側部と各孔１２Ｃ、１２Ｄの内側
部との間に嵌められる。上部ボイスコイル１８Ｕはボビ
ン１６の上側外周を取り囲む。第２ポール２６の底面に
は、スクリュー２８が形成され、第１ポール６の上部面
に形成された孔８と螺合される。補助低音磁気回路を備
えた補助低音拡声器２２は低音磁気回路を備えた低音拡
声器２から発生する駆動力と同一方向の駆動力を発生す
る。
形成された第２リングマグネット３２は第２上部プレー
ト２４から垂直に伸びた第２ポール２６に嵌められる。
第２マグネット３２の上部面が第２上部プレート２４の
下部面に接触する。次いで、孔１２Ｃの形成された第２
下部プレート３４が第２ポール２６に嵌められて、第２
マグネット３２の下部面が第２下部プレート３４の上部
面に接触する。中空の第１シリンダボビン１６の上端部
が第２ポール２６の外側部と各孔１２Ｃ、１２Ｄの内側
部との間に嵌められる。上部ボイスコイル１８Ｕはボビ
ン１６の上側外周を取り囲む。第２ポール２６の底面に
は、スクリュー２８が形成され、第１ポール６の上部面
に形成された孔８と螺合される。補助低音磁気回路を備
えた補助低音拡声器２２は低音磁気回路を備えた低音拡
声器２から発生する駆動力と同一方向の駆動力を発生す
る。
【００２０】高音拡声器３６において、第３シリンダマ
グネット３８は第２上部プレート２４の上部中心に形成
された所定の深さのリセス３０に置かれる。ポールの作
用をするプレート４７は第３マグネット３８上に置かれ
る。孔４８の形成された第３プレート４６は第２上部プ
レート２４上に置かれる。第３プレート４６の下部面は
第２上部プレート２４の上部面と接触する。中空の第２
シリンダボビン４０の下端部は、第３マグネット３８の
外側部とリセス３０の内側部との間に嵌められる。第２
ボイスコイル４２は第２ボビン４０の外側部を取り囲
む。高音の振動のためのコーン４４の内側外周は第２ボ
ビン４０の上側外部に接触する。さらに、孔４８の外側
には孔４８の中心に向かって傾斜した高音放射部５０が
置かれる。
グネット３８は第２上部プレート２４の上部中心に形成
された所定の深さのリセス３０に置かれる。ポールの作
用をするプレート４７は第３マグネット３８上に置かれ
る。孔４８の形成された第３プレート４６は第２上部プ
レート２４上に置かれる。第３プレート４６の下部面は
第２上部プレート２４の上部面と接触する。中空の第２
シリンダボビン４０の下端部は、第３マグネット３８の
外側部とリセス３０の内側部との間に嵌められる。第２
ボイスコイル４２は第２ボビン４０の外側部を取り囲
む。高音の振動のためのコーン４４の内側外周は第２ボ
ビン４０の上側外部に接触する。さらに、孔４８の外側
には孔４８の中心に向かって傾斜した高音放射部５０が
置かれる。
【００２１】低音磁気回路を備えた低音拡声器２から発
生する駆動力の方向が補助磁気回路を備えた補助低音拡
声器２２の駆動力の方向と同一であれば、各ボイスコイ
ル１８Ｕ、１８Ｌは対応する第１ボビン１６の上部及び
下部を同一方向に取り囲み、第１マグネット１０と第２
マグネット３２が互いに同一方向に設置される。もしく
は、各ボイスコイル１８Ｕ、１８Ｌは、対応する第１ボ
ビン１６の上部及び下部を反対方向に取り囲み、第１マ
グネット１０と第２マグネット３２を互いに反対方向に
設置する。
生する駆動力の方向が補助磁気回路を備えた補助低音拡
声器２２の駆動力の方向と同一であれば、各ボイスコイ
ル１８Ｕ、１８Ｌは対応する第１ボビン１６の上部及び
下部を同一方向に取り囲み、第１マグネット１０と第２
マグネット３２が互いに同一方向に設置される。もしく
は、各ボイスコイル１８Ｕ、１８Ｌは、対応する第１ボ
ビン１６の上部及び下部を反対方向に取り囲み、第１マ
グネット１０と第２マグネット３２を互いに反対方向に
設置する。
【００２２】高音拡声器３６が第２上部プレート２４上
に置かれるので、第２上部プレートが高音拡声器３６の
下部プレートの役割をする。また、第３プレート４６は
高音拡声器３６の上部プレートの役割をする。さらに、
高音放射部５０は高音波を均一に送るイクオライザーの
役割を果たす。従って、高音拡声器３６の部品数が減っ
てサイズを小さくすることができる。
に置かれるので、第２上部プレートが高音拡声器３６の
下部プレートの役割をする。また、第３プレート４６は
高音拡声器３６の上部プレートの役割をする。さらに、
高音放射部５０は高音波を均一に送るイクオライザーの
役割を果たす。従って、高音拡声器３６の部品数が減っ
てサイズを小さくすることができる。
【００２３】上記のように構成されたデュアル磁気回路
のツーウェースピーカーの作用を説明すれば、次のよう
である。
のツーウェースピーカーの作用を説明すれば、次のよう
である。
【００２４】第１ボビン１６のボイスコイル１８Ｌに電
源が印加されれば、低音拡声器２に駆動力が発生して第
１ボビン１６が振動する。同時に、補助低音拡声器２２
のボイスコイル１８Ｕに電源が印加されれば、低音拡声
器２と同一方向の駆動力が発生する。従って、第１ボビ
ン１６の振動波の振幅が倍加するため、第１ボビン１６
に置かれたコーン振動板５２の振動が倍加する。一方、
第２ボビン１６のボイスコイル４２に電源が印加されれ
ば、第２ボビン４０が振動して第２ボビン４０に連結さ
れた高音振動板４４が振動する。内側に傾斜した形状の
第３プレート４６の孔４８に形成された高音放射部５０
を通して高音波が凝縮され、均一に放射される。
源が印加されれば、低音拡声器２に駆動力が発生して第
１ボビン１６が振動する。同時に、補助低音拡声器２２
のボイスコイル１８Ｕに電源が印加されれば、低音拡声
器２と同一方向の駆動力が発生する。従って、第１ボビ
ン１６の振動波の振幅が倍加するため、第１ボビン１６
に置かれたコーン振動板５２の振動が倍加する。一方、
第２ボビン１６のボイスコイル４２に電源が印加されれ
ば、第２ボビン４０が振動して第２ボビン４０に連結さ
れた高音振動板４４が振動する。内側に傾斜した形状の
第３プレート４６の孔４８に形成された高音放射部５０
を通して高音波が凝縮され、均一に放射される。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動力の方向が低音磁気回路の駆動力の方向と同一に補
助低音磁気回路に発生するため、第１ボビンの振動波の
振幅が倍加して、低音波の効率及び特徴を向上させる。
また、高音拡声器が補助低音拡声器の第２上部板に形成
されるため、従来に比べて高音拡声器を低音拡声器に組
み立てる作業が容易になり、生産性を向上させる。さら
に、補助低音拡声器の第２上部プレートが高音拡声器の
下部プレートの役割を果たし、第３プレートが高音拡声
器の上部プレート及びイクオライザーの役割を果たすた
め、高音を凝縮して四方に均一に放射することができ、
部品数の低減も図れる。また、高音拡声器の第３マグネ
ットが第２上部プレートのグルーブに置かれるので高音
拡声器のサイズを小さくすることができるが、これによ
りツーウェースピーカーの部材数を減らし全体のサイズ
を小型にする効果が得られる。
駆動力の方向が低音磁気回路の駆動力の方向と同一に補
助低音磁気回路に発生するため、第１ボビンの振動波の
振幅が倍加して、低音波の効率及び特徴を向上させる。
また、高音拡声器が補助低音拡声器の第２上部板に形成
されるため、従来に比べて高音拡声器を低音拡声器に組
み立てる作業が容易になり、生産性を向上させる。さら
に、補助低音拡声器の第２上部プレートが高音拡声器の
下部プレートの役割を果たし、第３プレートが高音拡声
器の上部プレート及びイクオライザーの役割を果たすた
め、高音を凝縮して四方に均一に放射することができ、
部品数の低減も図れる。また、高音拡声器の第３マグネ
ットが第２上部プレートのグルーブに置かれるので高音
拡声器のサイズを小さくすることができるが、これによ
りツーウェースピーカーの部材数を減らし全体のサイズ
を小型にする効果が得られる。
【図１】本発明によるデュアル磁気回路を備えたツーウ
ェースピーカーの一部を分解して示した分解斜視図であ
る。
ェースピーカーの一部を分解して示した分解斜視図であ
る。
【図２】図１のデュアル磁気回路を備えたツーウェース
ピーカーの縦断面図である。
ピーカーの縦断面図である。
【図３】従来の技術によるデュアル磁気回路を備えたツ
ーウェースピーカーの縦断面図である。
ーウェースピーカーの縦断面図である。
２ 低音拡声器 １０ 第１リングマグネット １４ 第１上部プレート １６ 中空の第１シリンダボビン １８Ｌ 下部ボイスコイル １８Ｕ 上部ボイスコイル ２２ 補助低音拡声器 ３２ 第２マグネット ３４ 第２下部プレート ３６ 高音拡声器 ３８ 第３シリンダマグネット ４０ 中空の第２シリンダボビン ４２ 第２ボイスコイル ４６ 第３プレート ４７ プレート ５０ 高音放射部
Claims (7)
- 【請求項１】 デュアル磁気回路を備えたツーウェース
ピーカーにおいて、 上記ツーウェースピーカーは、低音磁気回路部を備えた
低音拡声器と、高音磁気回路部を備えた高音拡声器と、
上記低音拡声器と上記高音拡声器との間に配列される補
助低音磁気回路部を備えた補助低音拡声器とで構成さ
れ、上記低音拡声器、高音拡声器及び補助低音拡声器は
同心に配列され、 上記低音拡声器と補助低音拡声器はそれぞれ、下部プレ
ート、上部プレート、上記下部プレートと上記上部プレ
ートとの間に置かれるリングマグネット、上記リングマ
グネットに嵌められるポール、及び上記ポールを取り囲
み共同のボビンの外側に巻かれるボイスコイルを有する
共同のボビンで構成され、 上記高音拡声器は下部プレート、上部プレート、上記下
部プレートのグルーブ内に置かれるシリンダマグネッ
ト、上記シリンダマグネット上に置かれるプレート、及
び上記シリンダマグネットを取り囲む第２ボビンで構成
され、上記第２ボビンは該第２ボビンの外側を取り囲む
第３ボイスコイルを備えることを特徴とするデュアル磁
気回路を備えたツーウェースピーカー。 - 【請求項２】 上記高音拡声器の下部プレートと上記補
助低音拡声器の上部プレートとは共同の部品であること
を特徴とする請求項１に記載のデュアル磁気回路を備え
たツーウェースピーカー。 - 【請求項３】 上記補助低音拡声器のポールは、上記
補助低音拡声器の上部プレートの底面から突出すること
を特徴とする請求項２に記載のデュアル磁気回路を備え
たツーウェースピーカー。 - 【請求項４】 上記低音拡声器のポールは、上記低音
拡声器の下部プレートの上部面から突出することを特徴
とする請求項１に記載のデュアル磁気回路を備えたツー
ウェースピーカー。 - 【請求項５】 上記高音拡声器の上部プレートはリン
グ状であって、上記高音拡声器の下部プレートはシリン
ダ状であることを特徴とする請求項１に記載のデュアル
磁気回路を備えたツーウェースピーカー。 - 【請求項６】 上記高音拡声器のリング状の上部プレー
トの内壁はリングの中心に向かって傾斜していることを
特徴とする請求項５に記載のデュアル磁気回路を備えた
ツーウェースピーカー。 - 【請求項７】 上記共同のボビンは該共同のボビンの上
部に巻かれた上部ボイスコイル及び上記共同のボビンの
下部に巻かれた下部ボイスコイルを備えることを特徴と
する請求項１に記載のデュアル磁気回路を備えたツーウ
ェースピーカー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019960064306A KR0181830B1 (ko) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 듀얼 자기회로 투웨이 스피커 구조 |
| KR64306/96 | 1996-12-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276495A true JPH10276495A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=19487215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9339753A Withdrawn JPH10276495A (ja) | 1996-12-11 | 1997-12-10 | デュアル磁気回路を備えたツーウェースピーカー |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10276495A (ja) |
| KR (1) | KR0181830B1 (ja) |
| CN (1) | CN1186405A (ja) |
| FR (1) | FR2757007A1 (ja) |
| NL (1) | NL1007769C2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9838794B2 (en) | 2013-04-26 | 2017-12-05 | Sound Solutions International Co., Ltd. | Double coil speaker |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100336296B1 (ko) * | 1999-07-30 | 2002-05-13 | 장세열 | 듀얼 음원 구조를 갖는 전기-음향 변환기 |
| US9100733B2 (en) | 2013-06-05 | 2015-08-04 | Harman International Industries, Inc. | Multi-way coaxial loudspeaker with internal magnet motor and permanent magnet cylinder |
| US9036839B2 (en) * | 2013-06-05 | 2015-05-19 | Harman International Industries, Inc. | Multi-way coaxial loudspeaker with magnetic cylinder |
| CN106658271A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-05-10 | 芜湖智美网络科技有限公司 | 一种带负离子发生器的音响 |
-
1996
- 1996-12-11 KR KR1019960064306A patent/KR0181830B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-12-10 JP JP9339753A patent/JPH10276495A/ja not_active Withdrawn
- 1997-12-10 CN CN97121874A patent/CN1186405A/zh active Pending
- 1997-12-11 NL NL1007769A patent/NL1007769C2/nl not_active IP Right Cessation
- 1997-12-11 FR FR9715691A patent/FR2757007A1/fr not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9838794B2 (en) | 2013-04-26 | 2017-12-05 | Sound Solutions International Co., Ltd. | Double coil speaker |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR0181830B1 (ko) | 1999-05-15 |
| CN1186405A (zh) | 1998-07-01 |
| NL1007769A1 (nl) | 1998-06-15 |
| FR2757007A1 (fr) | 1998-06-12 |
| KR19980046033A (ko) | 1998-09-15 |
| NL1007769C2 (nl) | 1998-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |