JPH10269807A - 住宅用照明器具 - Google Patents
住宅用照明器具Info
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- JPH10269807A JPH10269807A JP6766597A JP6766597A JPH10269807A JP H10269807 A JPH10269807 A JP H10269807A JP 6766597 A JP6766597 A JP 6766597A JP 6766597 A JP6766597 A JP 6766597A JP H10269807 A JPH10269807 A JP H10269807A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 住宅内において、居住者が長時間を過ごす和
室における生活行為である「だんらん」と「くつろぎ」
にふさわしい室内の光環境を提供する。 【解決手段】 配光の鉛直断面が、略直下方向に主配光
を持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持ち、前
記主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記主配光
の最大光度と前記副配光の最大の光度のいずれの光度よ
りも低い光度の低光度部分を持つ形状で、配光の水平断
面が、ほぼ同心円状である照明器具を天井面の中央部に
設置することによって「だんらん」「くつろぎ」の両方
の行為にふさわしい光環境を提供できる。
室における生活行為である「だんらん」と「くつろぎ」
にふさわしい室内の光環境を提供する。 【解決手段】 配光の鉛直断面が、略直下方向に主配光
を持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持ち、前
記主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記主配光
の最大光度と前記副配光の最大の光度のいずれの光度よ
りも低い光度の低光度部分を持つ形状で、配光の水平断
面が、ほぼ同心円状である照明器具を天井面の中央部に
設置することによって「だんらん」「くつろぎ」の両方
の行為にふさわしい光環境を提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅において居住
者の生活行為に応じて快適な光環境を実現することがで
きる住宅用照明器具に関するものである。
者の生活行為に応じて快適な光環境を実現することがで
きる住宅用照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅用照明器具には、多様な大き
さ、形状のものがあるが、その配光は、図5に示すよう
な5種類に大別される。従来例の図5(a)の配光では直
下付近は高照度で照明されるが、その周辺は極度に低い
照度となる。(b)の配光では、床面全体がほぼ均一な照
度で照明されるが、壁面は低い照度となる。(c)の配光
では、床面全体及び壁面全体がほぼ均一な照度で照明さ
れる。
さ、形状のものがあるが、その配光は、図5に示すよう
な5種類に大別される。従来例の図5(a)の配光では直
下付近は高照度で照明されるが、その周辺は極度に低い
照度となる。(b)の配光では、床面全体がほぼ均一な照
度で照明されるが、壁面は低い照度となる。(c)の配光
では、床面全体及び壁面全体がほぼ均一な照度で照明さ
れる。
【0003】これらの、(a)、(b)、(c)の配光では、
天井面は直接照明されない。(d)の配光では天井面と床
面がほぼ均一に照明されるが、壁面は低い照度となる。
(e)の配光では天井面、床面、壁面がほぼ均一に照明さ
れる。しかし、これらの(a)から(e)の配光はいずれ
も、住宅内で「だんらん」と「くつろぎ」にふさわしい
光環境は実現できない。また、多くの場合、照明器具1
台で実現できる配光はいずれか1種類であった。
天井面は直接照明されない。(d)の配光では天井面と床
面がほぼ均一に照明されるが、壁面は低い照度となる。
(e)の配光では天井面、床面、壁面がほぼ均一に照明さ
れる。しかし、これらの(a)から(e)の配光はいずれ
も、住宅内で「だんらん」と「くつろぎ」にふさわしい
光環境は実現できない。また、多くの場合、照明器具1
台で実現できる配光はいずれか1種類であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら住宅にお
いて居住者が行う行為は様々であるため、それらの行為
にふさわしい光環境を実現する必要があるが、従来の住
宅用照明器具1台では、生活行為ごとにふさわしい室内
の光環境を実現することは困難であるという問題があっ
た。そのために、複数の照明器具を取り付けて、生活行
為にふさわしい光環境を実現していた。
いて居住者が行う行為は様々であるため、それらの行為
にふさわしい光環境を実現する必要があるが、従来の住
宅用照明器具1台では、生活行為ごとにふさわしい室内
の光環境を実現することは困難であるという問題があっ
た。そのために、複数の照明器具を取り付けて、生活行
為にふさわしい光環境を実現していた。
【0005】本発明は上記問題を安価に解決するための
もので、1台の照明器具で住宅内における居住者の生活
行為ごとにふさわしい室内の光環境実現する住宅用照明
器具を提供することを目的とするものである。
もので、1台の照明器具で住宅内における居住者の生活
行為ごとにふさわしい室内の光環境実現する住宅用照明
器具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の住宅用照明器具
は、上記の目的を達成するため、配光の鉛直断面が、略
直下方向に主配光を持ち、直下方向と水平方向との間に
副配光を持ち、前記主配光と前記副配光との間にあり、
かつ、前記主配光の最大光度と前記副配光の最大光度の
いずれの光度よりも低い光度の低光度部分を持つ形状
で、配光の水平断面が、ほぼ同心円状であることを特徴
とする。
は、上記の目的を達成するため、配光の鉛直断面が、略
直下方向に主配光を持ち、直下方向と水平方向との間に
副配光を持ち、前記主配光と前記副配光との間にあり、
かつ、前記主配光の最大光度と前記副配光の最大光度の
いずれの光度よりも低い光度の低光度部分を持つ形状
で、配光の水平断面が、ほぼ同心円状であることを特徴
とする。
【0007】また、主配光の最大光度が直下方向を0度
とする鉛直角が10度以内の方向にあり、副配光の最大
光度が鉛直角が30度以上50度以下の方向にあり、低
光度部分が鉛直角が10度以上30度以下の方向にある
ことを特徴とする。
とする鉛直角が10度以内の方向にあり、副配光の最大
光度が鉛直角が30度以上50度以下の方向にあり、低
光度部分が鉛直角が10度以上30度以下の方向にある
ことを特徴とする。
【0008】また、主配光の最大光度を1としたときの
副配光の最大光度が0.7以上0.8以下であり、低光度部分
の光度が0.4以上0.5以下であることを特徴とする。
副配光の最大光度が0.7以上0.8以下であり、低光度部分
の光度が0.4以上0.5以下であることを特徴とする。
【0009】また、主配光の最大光度が2800[cd]以上30
00[cd]以下であり、副配光の最大光度が2000[cd]以上23
00[cd]以下であり、低光度部分の光度が1100[cd]以上14
00[cd]以下であることを特徴とする。
00[cd]以下であり、副配光の最大光度が2000[cd]以上23
00[cd]以下であり、低光度部分の光度が1100[cd]以上14
00[cd]以下であることを特徴とする。
【0010】また、主配光の最大光度が2800[cd]以
上300[cd]以下であり、副配光の最大光度が200[c
d]以上230[cd]以下であり、低光度部分の光度が11
0[cd]以上140[cd]以下であることを特徴とする。
上300[cd]以下であり、副配光の最大光度が200[c
d]以上230[cd]以下であり、低光度部分の光度が11
0[cd]以上140[cd]以下であることを特徴とする。
【0011】また、配光の鉛直断面が、略直下方向に主
配光を持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持
ち、前記主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記
主配光の最大光度と前記副配光の最大光度のいずれの光
度よりも低い光度の低光度部分を持つ形状で、前記低光
度部は、鉛直角が10度以上30度以下の方向にあるこ
とを特徴とする。
配光を持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持
ち、前記主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記
主配光の最大光度と前記副配光の最大光度のいずれの光
度よりも低い光度の低光度部分を持つ形状で、前記低光
度部は、鉛直角が10度以上30度以下の方向にあるこ
とを特徴とする。
【0012】また、配光の鉛直断面が、略直下方向に主
配光を持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持
ち、前記主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記
主配光の最大光度と前記副配光の最大光度のいずれの光
度よりも低い光度の低光度部分を持つ形状で、前記主配
光の最大光度を1としたときの低光度部分の光度が0.4
以上0.5以下であることを特徴とする。
配光を持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持
ち、前記主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記
主配光の最大光度と前記副配光の最大光度のいずれの光
度よりも低い光度の低光度部分を持つ形状で、前記主配
光の最大光度を1としたときの低光度部分の光度が0.4
以上0.5以下であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】居住者が住宅内で行う行為は様々
であるが、住宅の中で居住者が最も長い時間を送る居間
での行為を考えたとき、そこで行われる最も重要な行為
は、「くつろぎ」と「だんらん」であることを、生活者
の意識調査を行い明らかにした。
であるが、住宅の中で居住者が最も長い時間を送る居間
での行為を考えたとき、そこで行われる最も重要な行為
は、「くつろぎ」と「だんらん」であることを、生活者
の意識調査を行い明らかにした。
【0014】約30名のモニターに、住宅の居間の中で
行う行為のうち、重要であると考えられる行為を複数回
答を許して答えさせたところ、「くつろぎ」を挙げた人
は22人で、「だんらん」を挙げた人は23人であっ
た。これは、屋外は活動の場であり、住宅内は憩いの場
であるという一般的な通念と一致するものであった。
行う行為のうち、重要であると考えられる行為を複数回
答を許して答えさせたところ、「くつろぎ」を挙げた人
は22人で、「だんらん」を挙げた人は23人であっ
た。これは、屋外は活動の場であり、住宅内は憩いの場
であるという一般的な通念と一致するものであった。
【0015】また、被験者を用いた主観評価実験を行う
ことによって、「くつろぎ」にふさわしい光環境と、
「だんらん」にふさわしい光環境を求めた。実験は、8
畳の和室の中央に置いた四角いテーブルを挟むように被
験者を座らせた状態で、照度分布が種々異なる条件を提
示し、その光環境が「くつろぎ」「だんらん」のそれぞ
れの行為にふさわしいかどうかを答えさせた。
ことによって、「くつろぎ」にふさわしい光環境と、
「だんらん」にふさわしい光環境を求めた。実験は、8
畳の和室の中央に置いた四角いテーブルを挟むように被
験者を座らせた状態で、照度分布が種々異なる条件を提
示し、その光環境が「くつろぎ」「だんらん」のそれぞ
れの行為にふさわしいかどうかを答えさせた。
【0016】その結果、「くつろぎ」にふさわしいとさ
れた光環境は、室内全体が20[lx]〜30[lx]程度の低
い照度で照明されており、部屋の中心付近に眼を休める
ポイント(アイレストポイントと呼ばれている)とし
て、60〜90[lx]程度で照明されたエリアがある状態
のものである。
れた光環境は、室内全体が20[lx]〜30[lx]程度の低
い照度で照明されており、部屋の中心付近に眼を休める
ポイント(アイレストポイントと呼ばれている)とし
て、60〜90[lx]程度で照明されたエリアがある状態
のものである。
【0017】この光環境は、実験に参加した被験者の約
80%以上の人が「くつろぎ」にふさわしい光環境であ
ると答えたものである。
80%以上の人が「くつろぎ」にふさわしい光環境であ
ると答えたものである。
【0018】また、「だんらん」にふさわしいとされた
光環境は、室内全体が200[lx]から300[lx]程度の
照度で照明されており、部屋の中央部付近に家族の心を
集めるポイントとして、500[lx]程度で照明されたエ
リアがある状態である。
光環境は、室内全体が200[lx]から300[lx]程度の
照度で照明されており、部屋の中央部付近に家族の心を
集めるポイントとして、500[lx]程度で照明されたエ
リアがある状態である。
【0019】この光環境は、実験に参加した被験者の約
75%以上の人が「だんらん」にふさわしい光環境であ
ると答えたものである。
75%以上の人が「だんらん」にふさわしい光環境であ
ると答えたものである。
【0020】これらの、各行為にふさわしい光環境と評
価された照度分布の測定結果をもとに、「だんらん」の
照明を実現する住宅用照明器具の配光を、一般的な8畳
の和室の天井面の中央部に照明器具を設置する場合を想
定して、相互反射成分の影響を考慮して例にとって計算
して求めた結果、図2に示す配光が得られた。
価された照度分布の測定結果をもとに、「だんらん」の
照明を実現する住宅用照明器具の配光を、一般的な8畳
の和室の天井面の中央部に照明器具を設置する場合を想
定して、相互反射成分の影響を考慮して例にとって計算
して求めた結果、図2に示す配光が得られた。
【0021】すなわち、直下方向への光度が2900[cd]で
あり、直下方向を0度とする鉛直角が10度の方向への
光度が2900[cd]であり、鉛直角が25度の方向への光度
が1300[cd]であり、鉛直角が40度の方向への光度が21
00[cd]以下であり、鉛直角が60度以上の方向への光度
が1100[cd]以下である配光の照明器具を室内の天井のほ
ぼ中央に設置すれば、「だんらん」にふさわしい光環境
が得られる。
あり、直下方向を0度とする鉛直角が10度の方向への
光度が2900[cd]であり、鉛直角が25度の方向への光度
が1300[cd]であり、鉛直角が40度の方向への光度が21
00[cd]以下であり、鉛直角が60度以上の方向への光度
が1100[cd]以下である配光の照明器具を室内の天井のほ
ぼ中央に設置すれば、「だんらん」にふさわしい光環境
が得られる。
【0022】図3は、同様にして得られた「くつろぎ」
の照明に対する配光である。すなわち、直下方向への光
度が290[cd]であり、直下方向を0度とする鉛直角が
10度の方向への光度が290[cd]であり、鉛直角が2
5度の方向への光度が130[cd]であり、鉛直角が40
度の方向への光度が210[cd]以下であり、鉛直角が6
0度以上の方向への光度が110[cd]以下である配光の
照明器具を室内の天井のほぼ中央に設置すれば、「くつ
ろぎ」にふさわしい光環境が得られる。
の照明に対する配光である。すなわち、直下方向への光
度が290[cd]であり、直下方向を0度とする鉛直角が
10度の方向への光度が290[cd]であり、鉛直角が2
5度の方向への光度が130[cd]であり、鉛直角が40
度の方向への光度が210[cd]以下であり、鉛直角が6
0度以上の方向への光度が110[cd]以下である配光の
照明器具を室内の天井のほぼ中央に設置すれば、「くつ
ろぎ」にふさわしい光環境が得られる。
【0023】また、図2及び図3のそれぞれの配光の照
明器具を6畳の和室または10畳の和室の天井面のほぼ
中央部に設置した場合の室内の光環境を計算により求め
た結果、それぞれ、「だんらん」、「くつろぎ」にふさ
わしい光環境が得られることが明らかになった。
明器具を6畳の和室または10畳の和室の天井面のほぼ
中央部に設置した場合の室内の光環境を計算により求め
た結果、それぞれ、「だんらん」、「くつろぎ」にふさ
わしい光環境が得られることが明らかになった。
【0024】得られた2つの配光は、その形状が相似形
であった。よって、照明器具の直下方向への光度を1と
して各方向への光度を比で表すと、一つの配光形状とな
る。つまり、配光の鉛直断面が、略直下方向に主配光を
持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持ち、前記
主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記主配光の
最大光度と前記副配光の最大の光度のいずれの光度より
も低い光度の低光度部分を持つ形状の一例を示す図1が
得られる。尚、この場合、配光の水平断面が、ほぼ同心
円状であることが好ましい。
であった。よって、照明器具の直下方向への光度を1と
して各方向への光度を比で表すと、一つの配光形状とな
る。つまり、配光の鉛直断面が、略直下方向に主配光を
持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持ち、前記
主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記主配光の
最大光度と前記副配光の最大の光度のいずれの光度より
も低い光度の低光度部分を持つ形状の一例を示す図1が
得られる。尚、この場合、配光の水平断面が、ほぼ同心
円状であることが好ましい。
【0025】したがって、定格出力の時に「だんらん」
の配光が得られるようにし、調光装置によって出力を定
格の1/10にすることによって「くつろぎ」にふさわ
しい光環境となる。
の配光が得られるようにし、調光装置によって出力を定
格の1/10にすることによって「くつろぎ」にふさわ
しい光環境となる。
【0026】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明
する。図4は、以上の結果を元に本発明を実現する一実
施例の形態を示す住宅用照明器具の略断面図である。
する。図4は、以上の結果を元に本発明を実現する一実
施例の形態を示す住宅用照明器具の略断面図である。
【0027】図4において、1は白熱電球で、2は略放
物回転面状で表面が鏡面仕上げされた反射板大、3は2
つの略放物線を組み合わせた断面形状のものを回転させ
て得られる形状で、表面が鏡面仕上げされた反射板小で
ある。白熱電球1から放射された光は、反射板大2の下
方に直接放射されるか、反射板大2によって反射される
か、反射板小3によって反射される。反射板大2によっ
て反射された光は略直下方向である主配光の方向へ放射
される。反射板小3によって反射された光は、副配光の
方向へ放射される。なお、白熱電球1はハロゲン電球な
ど他のランプでも同様の効果が得られる。
物回転面状で表面が鏡面仕上げされた反射板大、3は2
つの略放物線を組み合わせた断面形状のものを回転させ
て得られる形状で、表面が鏡面仕上げされた反射板小で
ある。白熱電球1から放射された光は、反射板大2の下
方に直接放射されるか、反射板大2によって反射される
か、反射板小3によって反射される。反射板大2によっ
て反射された光は略直下方向である主配光の方向へ放射
される。反射板小3によって反射された光は、副配光の
方向へ放射される。なお、白熱電球1はハロゲン電球な
ど他のランプでも同様の効果が得られる。
【0028】図4に示す構成の住宅用照明器具は、図2
または図3に示した配光と類似の配光の形状を持ってい
る。図4に示す構成の照明器具を8畳の和室の天井のほ
ぼ中央部に設置した結果、「だんらん」にふさわしい光
環境が得られた。
または図3に示した配光と類似の配光の形状を持ってい
る。図4に示す構成の照明器具を8畳の和室の天井のほ
ぼ中央部に設置した結果、「だんらん」にふさわしい光
環境が得られた。
【0029】また、図4に示す構成の照明器具を8畳の
和室の天井のほぼ中央部に設置し、光量を定格の1/1
0に調光した結果、「くつろぎ」にふさわしい光環境が
得られた。
和室の天井のほぼ中央部に設置し、光量を定格の1/1
0に調光した結果、「くつろぎ」にふさわしい光環境が
得られた。
【0030】また、図4に示す構成の照明器具を6畳の
和室及び10畳の和室の天井のほぼ中央部に設置し、白
熱電球1から放射される光の量を適切に調節した結果、
「くつろぎ」にふさわしい光環境と「だんらん」にふさ
わしい光環境の両方が得られた。
和室及び10畳の和室の天井のほぼ中央部に設置し、白
熱電球1から放射される光の量を適切に調節した結果、
「くつろぎ」にふさわしい光環境と「だんらん」にふさ
わしい光環境の両方が得られた。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によると、住宅内に
おいて居住者が一定時間過ごす和室における生活行為で
ある「だんらん」と「くつろぎ」にふさわしい室内の光
環境を提供することができる。
おいて居住者が一定時間過ごす和室における生活行為で
ある「だんらん」と「くつろぎ」にふさわしい室内の光
環境を提供することができる。
【図1】本発明の「だんらん」、「くつろぎ」にふさわ
しい光環境を実現する住宅用照明器具の配光形状を示す
特性図
しい光環境を実現する住宅用照明器具の配光形状を示す
特性図
【図2】同「だんらん」にふさわしい光環境を実現する
住宅用照明器具の配光を示す特性図
住宅用照明器具の配光を示す特性図
【図3】同「くつろぎ」にふさわしい光環境を実現する
住宅用照明器具の配光を示す特性図
住宅用照明器具の配光を示す特性図
【図4】本発明の一実施例の住宅用照明器具の略断面図
【図5】(a)〜(e)従来の住宅用照明器具の配光形
状を示す特性図
状を示す特性図
1 白熱電球 2 反射板大 3 反射板小
Claims (7)
- 【請求項1】配光の鉛直断面が、略直下方向に主配光を
持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持ち、前記
主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記主配光の
最大光度と前記副配光の最大光度のいずれの光度よりも
低い光度の低光度部分を持つ形状で、配光の水平断面
が、ほぼ同心円状であることを特徴とする住宅用照明器
具。 - 【請求項2】主配光の最大光度は、直下方向を0度とす
る鉛直角が10度以内の方向にあり、副配光の最大光度
は、鉛直角が30度以上50度以下の方向にあり、低光
度部は、鉛直角が10度以上30度以下の方向にあるこ
とを特徴とする請求項1記載の住宅用照明器具。 - 【請求項3】主配光の最大光度を1としたときの副配光
の最大光度が0.7以上0.8以下であり、低光度部分の光
度が0.4以上0.5以下であることを特徴とする請求項1
または2記載の住宅用照明器具。 - 【請求項4】主配光の最大光度が2800[cd]以上3000[cd]
以下であり、副配光の最大光度が2000[cd]以上2300[cd]
以下であり、低光度部分の光度が1100[cd]以上1400[cd]
以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の住宅用照明器具。 - 【請求項5】主配光の最大光度が280[cd]以上300
[cd]以下であり、副配光の最大光度が200[cd]以上2
30[cd]以下であり、低光度部分の光度が110[cd]以
上140[cd]以下であることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載の住宅用照明器具。 - 【請求項6】配光の鉛直断面が、略直下方向に主配光を
持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持ち、前記
主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記主配光の
最大光度と前記副配光の最大光度のいずれの光度よりも
低い光度の低光度部分を持つ形状で、前記低光度部は、
鉛直角が10度以上30度以下の方向にあることを特徴
とする住宅用照明器具。 - 【請求項7】配光の鉛直断面が、略直下方向に主配光を
持ち、直下方向と水平方向との間に副配光を持ち、前記
主配光と前記副配光との間にあり、かつ、前記主配光の
最大光度と前記副配光の最大光度のいずれの光度よりも
低い光度の低光度部分を持つ形状で、前記主配光の最大
光度を1としたときの前記低光度部分の光度が0.4以上
0.5以下であることを特徴とする住宅用照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6766597A JPH10269807A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 住宅用照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6766597A JPH10269807A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 住宅用照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269807A true JPH10269807A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13351535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6766597A Pending JPH10269807A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 住宅用照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001035202A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明方法および照明器具 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP6766597A patent/JPH10269807A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001035202A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明方法および照明器具 |
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