JPH10269673A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH10269673A
JPH10269673A JP8586697A JP8586697A JPH10269673A JP H10269673 A JPH10269673 A JP H10269673A JP 8586697 A JP8586697 A JP 8586697A JP 8586697 A JP8586697 A JP 8586697A JP H10269673 A JPH10269673 A JP H10269673A
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JP
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power supply
switch
turned
supplied
optical disk
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JP8586697A
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Shinichi Kurobe
信一 黒部
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から供給される+5Vと+12V電源の
ような2種類の電圧を、ユーザの選択によるコマンドで
切り換えることにより、+5Vと+12V電源の両方の
選択使用を可能にする。 【解決手段】 モータを駆動するドライバ手段を有する
光ディスクドライブ装置において、電源コネクタから供
給される+5V電源、+12V電源と、+5V電源、+
12V電源をそれぞれオン/オフするスイッチ手段と、
スイッチ手段の切り換えを指令するコマンドを受信する
コマンド受信手段とを設け、コマンドによってドライバ
手段に供給する電圧を+5Vと+12Vで切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクドラ
イブ、例えばCD−Rドライブ、CD−ROMドライ
ブ、CD−DAドライブ、MOドライブ等の光ディスク
装置に係り、特に、光ディスク装置の電源回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクドライブ等のドライブ
に供給される電源は、外部よりコネクタを介して供給さ
れ、この供給された電源はドライブ内の回路の電源ライ
ンと直結される。通常、このドライブには、+5Vと+
12V電源が外部から供給され、一方の+5V電源は、
デジタル・アナログ信号処理回路の電源ラインに使用さ
れ、他方の+12V電源は、モータのドライバ回路の電
源ラインに使用される。また、電源として電池を使用す
る場合、例えば1本の+12V電池から、+5Vと+1
2Vとが得られるような回路を設けておき、この回路の
切り換えによって2つの電圧を供給している。そのた
め、+12V電源で使用すると、+5V電源で使用する
場合に比べて、当然電流が大きくなる。さらに、最近で
は、温度上昇やバッテリーの長寿命化の1つの対策とし
て、消費電力を低くする目的で、モータのドライバ回路
の電源ラインにも+5V電源が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先の従来の技術で述べ
たように、光ディスクドライブ等のドライブには、外部
から+5Vと+12V電源の2種類の電圧が供給されて
いる。この場合に、デジタル・アナログ信号処理回路の
電源と、モータのドライバ回路の電源とは、それぞれ定
格電圧が異なっている。そのため、両者を共通の電源で
駆動すると、例えば、+5V電源の場合には、デジタル
・アナログ信号処理回路は通常の動作が可能であるが、
モータのドライバ回路は、アクセススピードが遅くなっ
てしまう。逆に、+12V電源を使用すると、モータの
ドライバ回路は通常の動作が可能であるが、デジタル・
アナログ信号処理回路は、消費電力が大きくなる、とい
う問題がある。このように、従来のドライブには、外部
から+5Vと+12V電源の2種類の電圧が供給されて
いるが、所望のアクセススピードの設定と消費電力の節
減とを両立させることができない、という不都合があっ
た。
【0004】この発明では、外部から供給される+5V
と+12V電源のような2種類の電圧を、ユーザの選択
によるコマンドで切り換えることにより、+5Vと+1
2V電源の両方の選択使用を可能にすることを課題とす
る(請求項1の発明)。また、ドライブ内の温度に応じ
て、+5Vと+12V電源の両方の切り換えを可能にす
ることを課題とする(請求項2の発明)。さらに、特に
電源として電池を使用する場合に、+12V電源の電圧
値を計測することによって電池の劣化状態を監視し、劣
化が生じそうなときは、+12V電源としての使用を中
止する(+5V電源として使用)ことにより、電池の長
寿命化を図ることを課題とする(請求項3の発明)。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、モ
ータを駆動するドライバ手段を有する光ディスクドライ
ブ装置において、電源コネクタから供給される+5V電
源、+12V電源と、+5V電源、+12V電源をそれ
ぞれオン/オフするスイッチ手段と、スイッチ手段の切
り換えを指令するコマンドを受信するコマンド受信手段
とを設け、コマンドによってドライバ手段に供給する電
圧を+5Vと+12Vで切り換えるようにしている。
【0006】請求項2の発明では、モータを駆動するド
ライバ手段を有する光ディスクドライブ装置において、
電源コネクタから供給される+5V電源、+12V電源
と、+5V電源、+12V電源をそれぞれオン/オフす
るスイッチ手段と、ドライブ装置内の温度を検出する温
度検出手段とを設け、温度検出手段の出力によってドラ
イバ手段に供給する電圧を+5Vと+12Vで切り換え
るようにしている。
【0007】請求項3の発明では、モータを駆動するド
ライバ手段を有する光ディスクドライブ装置において、
電源コネクタから供給される+5V電源、+12V電源
と、+5V電源、+12V電源をそれぞれオン/オフす
るスイッチ手段と、+12V電源の電圧値を検出する電
圧値検出手段とを設け、電圧値検出手段の出力によって
ドライバ手段に供給する電圧を+12V電源から+5V
電源に切り換えるようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の光ディスク装置につい
て、図面を参照しながら、その実施の形態を詳細に説明
する。
【0009】第1の実施の形態 この第1の実施の形態は、請求項1の発明に対応してい
るが、請求項2と請求項3の発明にも関連しており、請
求項1の発明が基本発明である。この第1の実施の形態
では、ユーザが、アクセススピードを速くすることを優
先させるか、消費電力を抑えるを優先させるか、の選択
に応じて、高い電圧の+12V電源と低い電圧の+5V
電源との切り換えが行えるようにした点に特徴を有して
いる。
【0010】図1は、この発明の光ディスク装置につい
て、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロッ
ク図である。図において、10は電源コネクタ、〜
は電源コネクタ10の各ピン、11と12は第1と第2
のスイッチ、21はスピンドルモータドライバ、22は
スピンドルモータ、23はキャリッジモータドライバ、
24はキャリッジモータ、25はローディングモータド
ライバ、26はローディングモータ、30はSCSIコ
ネクタ、31はSCSIコントローラ、32は信号処理
ブロック、33はCPU、34はCPUバスを示し、L
1はモータドライバ電源ライン、L2はポートライン
(スイッチコントロールライン)、+12Vと+5Vは
供給電圧、GNDは接地電位を示す。
【0011】この図1に示した光ディスク装置では、1
0番台の符号を電源系に、20番台の符号をドライバ等
の被駆動系に、30番台の符号を制御系に付けている。
なお、理解を容易にするために、複数のラインにはパラ
レルであることを示す記号を付けて図を簡略化してい
る。図示しない外部から、電源コネクタ10に電源が供
給される。電源コネクタ10には、4つのピン〜が
設けられており、ピンには+12V、ピンには+5
Vの電圧がそれぞれ供給され、また、ピンとピンは
接地(GND)されている。+12Vが供給されるピン
は、第1のスイッチ11の一端に接続され、+5Vが
供給されるピンは、他方の第2のスイッチ12の一端
に接続されており、第1と第2のスイッチ11,12の
他端は、モータドライバ電源ラインL1に接続されてい
る。
【0012】第1と第2のスイッチ11,12のオン/
オフ制御は、ポートライン(スイッチコントロールライ
ン)L2を介して、CPU33によって行われる。この
CPU33に接続されたスイッチコントロールラインL
2からのポート命令(制御信号)は、例えば、+5Vの
「H」レベルと、0Vの「L」レベルとで与えられる。
そして、この制御信号が、「H」レベル(+5V)のと
き、第1と第2のスイッチ11,12がオン、「L」レ
ベル(0V)のとき、第1と第2のスイッチ11,12
はオフとなる。ポートライン(スイッチコントロールラ
イン)L2は、先に述べたように、第1と第2のスイッ
チ11,12のオン/オフ制御用に複数のラインが設け
られているが、ここでは簡略化して図示している。この
CPU33のポート命令によって、スピンドルモータド
ライバ21、キャリッジモータドライバ23、ローディ
ングモータドライバ25のモータドライバ電源ラインL
1には、+12Vまたは+5V電源のどちらかの電圧が
供給されることになる。すなわち、一方の例えば第1の
スイッチ11がオンのときは、他方の第2のスイッチ1
2はオフで、+12V電源が、逆に、第1のスイッチ1
1がオフのときは、他方の第2のスイッチ12はオン
で、+5V電源が供給される。
【0013】スピンドルモータドライバ21、キャリッ
ジモータドライバ23、ローディングモータドライバ2
5の出力には、スピンドルモータ22、キャリッジモー
タ24、ローディングモータ26が結線されており、各
モータ22,24,26は、第1と第2のスイッチ1
1,12のオン・オフ状態によって+5V駆動、または
+12V駆動される。また、信号処理ブロック32は、
光ディスクドライブに必要な各種の信号処理(アナログ
およびデジタル)を行う機能を有しており、CPU33
のポートや、CPUバス34を介してデータのやり取り
を行ったり、逆に、コントロールされたりする。SCS
Iコネクタ30は、SCSIコントローラ31を介して
CPUバス34に接続され、ドライブ外部からのコマン
ド受け渡しやデータのリード/ライトが行われる。以上
が、図1に示した光ディスク装置の構成と機能の概略で
ある。
【0014】光ディスク装置の動作を、より具体的にい
えば、電源パワーオン後、CPU33が、第1のスイッ
チ11をオン、第2のスイッチ12をオフにすると、通
常の動作状態では、各モータドライバ21,23,25
には高い電圧の+12V電源が供給される(第1の設定
状態とする)。逆に、CPU33が、第1のスイッチ1
1をオフ、第2のスイッチ12をオンにすると、通常の
動作状態では、各モータドライバ21、23、25に低
い電圧の+5V電源が供給される(第2の設定状態とす
る)。この第1の設定状態と第2の設定状態との切り換
え制御には、ホストコンピュータ側から2種類のSCS
Iコマンドを与えればよい。例えば、第1の設定状態に
するSCSIコマンドは、“F8:00:00:00:
00:00”とし、第2の設定状態にするSCSIコマ
ンドは、“F8:00:00:00:00:01”とす
る。
【0015】このようなSCSIコマンドを、ホストコ
ンピュータがSCSIコネクタ30から送ることによっ
て、CPU33は、第1のスイッチ11と第2のスイッ
チ12のオン/オフ制御を行う。したがって、第1の設
定状態にするSCSIコマンドのときは、第1のスイッ
チ11がオン、第2のスイッチ12がオフにされて、各
モータドライバ21、23、25には、通常の動作状態
で、高い電圧の+12V電源が供給される。また、第2
の設定状態にするSCSIコマンドのときは、第1のス
イッチ11がオフ、第2のスイッチ12がオンにされ
て、低い電圧の+5V電源が供給されることになる。そ
のため、ユーザは、アクセススピードを速くしたいとき
は、第1の設定状態にするSCSIコマンドを、消費電
力を抑えたいときは、第2の設定状態にするSCSIコ
マンドを、それぞれ選択することができる。以上の動作
をフローに示す。
【0016】図2は、この発明の光ディスク装置の第1
の実施の形態について、電源設定の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#1〜#7は
ステップを示す。
【0017】光ディスク装置の電源が投入されると、こ
の図2のフローがスタートし、ステップ#1で、第1の
スイッチ11をオン、第2のスイッチ12をオフにする
(この状態を初期設定とする場合)。次のステップ#2
で、コマンド受信の有無を監視する。コマンドを受信す
ると、ステップ#3へ進み、電源の切り換えコマンドで
あるかどうか判断する。電源の切り換えコマンドのとき
は、ステップ#4へ進み、第1のスイッチ11をオフ、
第2のスイッチ12をオンにする。
【0018】次のステップ#5で、コマンド受信の有無
を監視する。コマンドを受信すると、ステップ#6へ進
み、電源の切り換えコマンドであるかどうか判断する。
電源の切り換えコマンドのときは、再び先のステップ#
1へ戻り、第1のスイッチ11をオン、第2のスイッチ
12をオフにする。その後、ステップ#2へ進み、以下
同様の処理を行う。なお、先のステップ#3と#6で判
断した結果、電源の切り換えコマンドでないときは、ス
テップ#7で、その他の処理を行って、この図2のフロ
ーを終了する。
【0019】第2の実施の形態 この第2の実施の形態は、請求項2の発明に対応してい
るが、先の第1の実施の形態で説明した請求項1の発明
にも関連している。先の第1の実施の形態では、ユーザ
が、アクセススピードを速くするか、消費電力を抑える
か、の選択に応じて、高い電圧の+12V電源と低い電
圧の+5V電源との切り換えを行う場合について説明し
た。この第2の実施の形態では、ドライブ内の温度に応
じて、高温時には第2の設定状態である低い電圧が、低
温時には第1の設定状態である高い電圧が自動的に供給
されるようにした点に特徴を有している。
【0020】図3は、この発明の光ディスク装置につい
て、その要部構成の第2の実施の形態の一例を示す機能
ブロック図である。図における符号は図1と同様であ
り、41は温度センサ、42はA/D変換器を示す。
【0021】この図3に示すブロックは、先の第1の実
施の形態で説明した図1のブロックに、温度センサ41
とA/D変換器42とを付加した点が異なっている。温
度センサ41は、例えばサーミスタや感温抵抗等で構成
され、ドライブ装置内に設置されて、ドライブ内の温度
を検出する。温度センサ41の出力は、A/D変換器4
2によってデジタルの信号に変換され、CPU33によ
って読み取ることができる。
【0022】この場合にも、CPU33は、第1のスイ
ッチ11をオン、第2のスイッチ12をオフにして、通
常の動作状態では、モータドライバ電源ラインL1に+
12V電源を供給するように設定する(この状態を初期
設定とする場合)。CPU33は、温度センサ41の値
を1sec毎のように定期的に調べ、例えば55℃以上
になった場合には、第1のスイッチ11をオフ、第2の
スイッチ12をオンにして、モータドライバ電源ライン
L1に+5V電源を供給するように設定する。また、そ
の後、55℃より低い例えば50℃以下になった場合に
は、第1のスイッチ11をオン、第2のスイッチ12を
オフにして、通常の動作状態では、モータドライバ電源
ラインL1に+12V電源を供給するように設定する。
【0023】この第2の実施の形態は、その他にも、種
々な応用が可能であり、ディスクの種類によって検出す
る温度のスレッショルドを変えることもできる。例え
ば、CD−Rディスクのような記録可能なディスクの場
合には、劣化防止のために、検出された温度が50℃以
上のとき、ドライバ電圧を+5V電源に切り換えるよう
にする。また、CD−ROMディスクの場合には、再生
専用であるから、検出された温度が60℃以上のとき、
ドライバ電圧を+5V電源に切り換えるようにする。以
上の動作をフローに示す。
【0024】図4は、この発明の光ディスク装置の第2
の実施の形態について、電源設定時における主要な処理
れ流れを示すフローチャートである。図において、#1
1〜#16はステップを示す。
【0025】光ディスク装置の電源が投入されると、こ
の図4のフローがスタートする。ステップ#11で、第
1のスイッチ11をオン、第2のスイッチ12をオフに
する。次のステップ#12で、所定の時間(例えば1
秒)が経過する毎に、温度センサ41の値を測定する。
ステップ#13で、温度センサ41の値が、第1の所定
の温度値(例えば55℃)を超えたかどうか判断する。
温度センサ41の値が、第1の所定の温度値を超えてい
ないときは、先のステップ#12へ戻る。また、ステッ
プ#14で判断した結果、温度センサ41の値が、第1
の所定の温度値を超えたときは、ステップ#14へ進
み、第1のスイッチ11をオフ、第2のスイッチ12を
オンにする。
【0026】次のステップ#15で、所定の時間(例え
ば1秒)が経過する毎に、温度センサ41の値を測定す
る。ステップ#16で、温度センサ41の値が、第2の
所定の温度値(例えば50℃)より低下したかどうか判
断する。温度センサ41の値が、第2の所定の温度値よ
り低下したときは、再び先のステップ#11へ戻り、第
1のスイッチ11をオン、第2のスイッチ12をオフに
する。その後、ステップ#12へ進み、以下同様の処理
を行う。なお、先のステップ#16で判断した結果、温
度センサ41の値が、第2の所定の温度値より低くない
ときは、先のステップ#15へ戻る。
【0027】第3の実施の形態 この第3の実施の形態は、請求項3の発明に対応してい
るが、先の第1の実施の形態で説明した請求項1の発明
にも関連している。先の第1の実施の形態では、ユーザ
が、アクセススピードを速くするか、消費電力を抑える
か、の選択に応じて、高い電圧の+12V電源と低い電
圧の+5V電源との切り換えを行う場合について説明し
た。この第3の実施の形態は、特に電池を使用する電源
の場合に好適であり、電源である電池の電圧値を監視
し、所定の値以下になったときは、第2の設定状態であ
る低い電圧が自動的に供給されるようにして、電源用電
池の長寿命化を図る点に特徴を有している。
【0028】図5は、この発明の光ディスク装置につい
て、その要部構成の第3の実施の形態の一例を示す機能
ブロック図である。図における符号は図1および図3と
同様である。
【0029】この図5に示すブロックは、先の第1の実
施の形態で説明した図1のブロックに、A/D変換器4
2を付加した点が異なっている。このA/D変換器42
は、電源コネクタ10のピンの+12V電源に接続さ
れており、+12V電源の電圧値をデジタル信号で出力
する。このA/D変換器42のデジタル信号を、CPU
33によって読み取ることにより、+12V電源の電圧
値を検知することができる。CPU33は、まず、第1
のスイッチ11をオン、第2のスイッチ12をオフにし
て、通常の動作状態では、モータドライバ電源ラインL
1に+12V電源を供給するように設定する。その後、
CPU33は、外部から供給された+12V電源の電圧
値を1sec毎に調べ、例えば11.5V以下になった
ときは、第1のスイッチ11をオフ、第2のスイッチ1
2をオンにして、モータドライバ電源ラインL1に+5
V電源を供給するように設定する。以上の動作をフロー
に示す。
【0030】図6は、この発明の光ディスク装置の第3
の実施の形態について、電源設定の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#21〜#2
4はステップを示す。
【0031】光ディスク装置の電源が投入されると、こ
の図6のフローがスタートする。ステップ#21で、第
1のスイッチ11をオン、第2のスイッチ12をオフに
する。次のステップ#22で、所定の時間(例えば1
秒)が経過する毎に、A/D変換器42の出力によっ
て、+12V電源の電圧値を測定する。次のステップ#
23で、+12V電源の電圧値が、所定の値(例えば+
11.5V)以下になったかどうか判断する。+12V
電源の電圧値が、所定の値(例えば+11.5V)以下
になったときは、ステップ#24へ進み、第1のスイッ
チ11をオフ、第2のスイッチ12をオンにし、+12
V電源から+5V電源に切り換えて、この図6のフロー
を終了する。なお、先のステップ#23で判断した結
果、+12V電源の電圧値が所定の値以下になっていな
い(例えば+11.5V以上)ときは、再び先のステッ
プ#22へ戻り、同様の処理を行う。
【0032】
【発明の効果】請求項1の光ディスク装置では、SCS
Iコマンドによりモータドライバに供給する電源を、+
12V電源と+5V電源とに切り換えるようにしてい
る。したがって、ユーザの選択により、+12V駆動さ
せてアクセススピードを速めることを優先させるか、+
5V駆動させて消費電力を抑えることを優先させるかの
使い分けを行うことが可能になり、アクセススピードの
選択と消費電力の節減とを両立させることができる。
【0033】請求項2の光ディスク装置においては、内
部温度の検出結果に基いてモータドライバに供給する電
源電圧を+12V電源と+5V電源で切り換えるように
している。したがって、ドライブの内部温度をある所定
の値以下にすることが可能になると共に、ディスクの種
類によって設定温度を変えることもできる。
【0034】請求項3の光ディスク装置においては、供
給される+12V電源の電圧値を一定期間毎に測定する
ことができるので、特に電池駆動の場合、電池の劣化の
度合いを知ることが可能となる。そして、電池の劣化が
大きいときは、モータドライバに供給する電源を+12
V電源から+5V電源に切り換えるようにしている。し
たがって、電池の消費電力を小さくすることができると
共に、電池の寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ディスク装置について、その要部
構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の光ディスク装置の第1の実施の形態
について、電源設定の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】この発明の光ディスク装置について、その要部
構成の第2の実施の形態の一例を示す機能ブロック図で
ある。
【図4】この発明の光ディスク装置の第2の実施の形態
について、電源設定時における主要な処理れ流れを示す
フローチャートである。
【図5】この発明の光ディスク装置について、その要部
構成の第3の実施の形態の一例を示す機能ブロック図で
ある。
【図6】この発明の光ディスク装置の第3の実施の形態
について、電源設定の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10…電源コネクタ、11と12…第1と第2のスイッ
チ、21…スピンドルモータドライバ、22…スピンド
ルモータ、23…キャリッジモータドライバ、24…キ
ャリッジモータ、25…ローディングモータドライバ、
26…ローディングモータ、30…SCSIコネクタ、
31…SCSIコントローラ、32…信号処理ブロッ
ク、33…CPU、34…CPUバス、41…温度セン
サ、42…A/D変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動するドライバ手段を有する
    光ディスクドライブ装置において、 電源コネクタから供給される+5V電源、+12V電源
    と、 前記+5V電源、+12V電源をそれぞれオン/オフす
    るスイッチ手段と、 前記スイッチ手段の切り換えを指令するコマンドを受信
    するコマンド受信手段とを備え、 前記コマンドによって前記ドライバ手段に供給する電圧
    を+5Vと+12Vで切り換えることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】 モータを駆動するドライバ手段を有する
    光ディスクドライブ装置において、 電源コネクタから供給される+5V、+12V電源と、 前記+5V電源、+12V電源をそれぞれオン/オフす
    るスイッチ手段と、 ドライブ装置内の温度を検出する温度検出手段とを備
    え、 前記温度検出手段の出力によって前記ドライバ手段に供
    給する電圧を+5Vと+12Vで切り換えることを特徴
    とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 モータを駆動するドライバ手段を有する
    光ディスクドライブ装置において、 電源コネクタから供給される+5V、+12V電源と、 前記+5V電源、+12V電源をそれぞれオン/オフす
    るスイッチ手段と、 前記+12V電源の電圧値を検出する電圧値検出手段と
    を備え、 前記電圧値検出手段の出力によって前記ドライバ手段に
    供給する電圧を+12V電源から+5V電源に切り換え
    ることを特徴とする光ディスク装置。
JP8586697A 1997-03-19 1997-03-19 光ディスク装置 Pending JPH10269673A (ja)

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JP (1) JPH10269673A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021186521A (ja) * 2020-06-04 2021-12-13 株式会社藤商事 遊技機

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JP2021186521A (ja) * 2020-06-04 2021-12-13 株式会社藤商事 遊技機

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