JPH10266250A - 大型角型鉄蓋 - Google Patents
大型角型鉄蓋Info
- Publication number
- JPH10266250A JPH10266250A JP9114947A JP11494797A JPH10266250A JP H10266250 A JPH10266250 A JP H10266250A JP 9114947 A JP9114947 A JP 9114947A JP 11494797 A JP11494797 A JP 11494797A JP H10266250 A JPH10266250 A JP H10266250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- cover
- receiving frame
- opening
- cover body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 地下埋設電路、大型量水器、浄化槽等に使用
する大型角型鉄蓋の開閉所要力を減じ、更に、開蓋した
時の蓋体専有面積の縮少を図る。 【解決手段】 本来、一組一枚の蓋体を略中央部で２枚
に分割し、該部位をヒンジにより折畳自在に連接すべく
なし、該蓋体の分割した１枚の端面と受枠を丁番により
連接し、更に、もう１枚の蓋体の該丁番を有する端面の
反対端面の両側、すなわち、受枠摺動面に対応するキャ
スターを有する構成とする。尚、１組の受枠に対して複
数個の鉄蓋蓋体を有する構成に於ては、相隣る鉄蓋蓋体
を双方載置すべく、且つ、着脱自在とする中間受枠を有
することにより、前記キャスターをこの面で摺動させる
ことを得る構成とする。
する大型角型鉄蓋の開閉所要力を減じ、更に、開蓋した
時の蓋体専有面積の縮少を図る。 【解決手段】 本来、一組一枚の蓋体を略中央部で２枚
に分割し、該部位をヒンジにより折畳自在に連接すべく
なし、該蓋体の分割した１枚の端面と受枠を丁番により
連接し、更に、もう１枚の蓋体の該丁番を有する端面の
反対端面の両側、すなわち、受枠摺動面に対応するキャ
スターを有する構成とする。尚、１組の受枠に対して複
数個の鉄蓋蓋体を有する構成に於ては、相隣る鉄蓋蓋体
を双方載置すべく、且つ、着脱自在とする中間受枠を有
することにより、前記キャスターをこの面で摺動させる
ことを得る構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】地下埋設電路、大型量水器、浄化
槽等の大型角型鉄蓋、特にインターロッキング等周囲の
路面舗装材と同一の材料を充填する重量鉄蓋に係る。
槽等の大型角型鉄蓋、特にインターロッキング等周囲の
路面舗装材と同一の材料を充填する重量鉄蓋に係る。
【０００２】
【従来の技術】従来、開閉する鉄蓋の蓋体一組は一枚蓋
からなるもので有る。
からなるもので有る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が目的とする要
点は、大型角型鉄蓋の開閉に要する所要力が非常に大き
く、特に昨今、道路舗装面の意匠とマッチしたインター
ロッキング工法の導入により、蓋体重量の増加は、開閉
所要力を通常の方法では不可能な迄にしている状況に鑑
み、該開閉所要力の減少、更に、開蓋した時の蓋体専有
面積が大となり、道路面の可使用面積が制約を受けるも
のであり、これを縮小することは好ましく、これらを解
決することを技術的課題とする。
点は、大型角型鉄蓋の開閉に要する所要力が非常に大き
く、特に昨今、道路舗装面の意匠とマッチしたインター
ロッキング工法の導入により、蓋体重量の増加は、開閉
所要力を通常の方法では不可能な迄にしている状況に鑑
み、該開閉所要力の減少、更に、開蓋した時の蓋体専有
面積が大となり、道路面の可使用面積が制約を受けるも
のであり、これを縮小することは好ましく、これらを解
決することを技術的課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、本来、一組一枚の蓋体を略中央部で２
枚に分割し、該部位をヒンジにより折畳自在に連接すべ
くなし、該蓋体の受枠取付面を丁番により連接し、更
に、該丁番を有する端面の反対端面の両端、すなわち受
枠摺動面に対応するキャスターを有する構成とする。
尚、１組の受枠に対して複数個の鉄蓋蓋体を有する構成
に於ては、相隣る鉄蓋蓋体を双方載置すべく、且つ、着
脱自在とする中間受枠を有することにより、前記キャス
ターをこの面で摺動させることを得る構成とするもので
ある。
の技術的手段は、本来、一組一枚の蓋体を略中央部で２
枚に分割し、該部位をヒンジにより折畳自在に連接すべ
くなし、該蓋体の受枠取付面を丁番により連接し、更
に、該丁番を有する端面の反対端面の両端、すなわち受
枠摺動面に対応するキャスターを有する構成とする。
尚、１組の受枠に対して複数個の鉄蓋蓋体を有する構成
に於ては、相隣る鉄蓋蓋体を双方載置すべく、且つ、着
脱自在とする中間受枠を有することにより、前記キャス
ターをこの面で摺動させることを得る構成とするもので
ある。
【０００５】
【作用】上記構成とすることにより、鉄蓋蓋体を開蓋す
るに際しては、分割した丁番側蓋体の開閉用把手、又は
引掛部に対して引掛具を掛け、これを上方向、丁番側に
手動、又は動力により引張り揚げると、一枚蓋の場合と
比較して動作モーメントは略半分となり、キャスターの
効用によりキャスター側蓋の受枠とのフリクションを小
とし、このため、従来の一枚蓋の場合と比較して操作力
は可成り小となるものであり、閉蓋作業に於ては、キャ
スター側蓋体の開閉用把手、又は引掛部に対して引掛具
を掛け、これを丁番側の反対方向に引張り揚げ、そのま
ま、又は途中からキャスター部で摺動させて作業を完了
するものである。
るに際しては、分割した丁番側蓋体の開閉用把手、又は
引掛部に対して引掛具を掛け、これを上方向、丁番側に
手動、又は動力により引張り揚げると、一枚蓋の場合と
比較して動作モーメントは略半分となり、キャスターの
効用によりキャスター側蓋の受枠とのフリクションを小
とし、このため、従来の一枚蓋の場合と比較して操作力
は可成り小となるものであり、閉蓋作業に於ては、キャ
スター側蓋体の開閉用把手、又は引掛部に対して引掛具
を掛け、これを丁番側の反対方向に引張り揚げ、そのま
ま、又は途中からキャスター部で摺動させて作業を完了
するものである。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面に基ずいて説明する。
図１に於て１は受枠、２は丁番３で受枠１と連接され、
該丁番３を回転中心として開閉するする二分割された丁
番側鉄蓋蓋体、４はピンヒンジ５により丁番側鉄蓋蓋体
２と連接される分割構造の対をなし、且つ、受枠１の摺
動面６との對接する部位にキャスター７を２個有するキ
ャスター側蓋体、８は丁番側鉄蓋蓋体２に構成した開蓋
用把手、９、１０はキャスター側蓋体４に構成した閉蓋
用把手、図２は図１を設置状態とした一部断面正面図を
示すものであり、１１は路面を示し、図３は図２状態か
ら開蓋用把手８に開閉具１２を係合し、矢印Ａで仮想線
の途中状態から開蓋状態Ｂとする動きを示し、次に、閉
蓋用把手９、又は１０に開閉具１２を係合し、矢印Ｃで
仮想線の途中状態から元の閉蓋状態とするものであり、
図４に於ては、複数個の鉄蓋蓋体２、４組を有する構成
を示すものであり、閉蓋状態Ｄ、途中状態Ｅ、開蓋状態
Ｆからなり、矢印Ｇ、Ｈに着脱自在な中間受枠１３を支
持する承部１４を有する受枠１５からなる構成を示すも
のである。
図１に於て１は受枠、２は丁番３で受枠１と連接され、
該丁番３を回転中心として開閉するする二分割された丁
番側鉄蓋蓋体、４はピンヒンジ５により丁番側鉄蓋蓋体
２と連接される分割構造の対をなし、且つ、受枠１の摺
動面６との對接する部位にキャスター７を２個有するキ
ャスター側蓋体、８は丁番側鉄蓋蓋体２に構成した開蓋
用把手、９、１０はキャスター側蓋体４に構成した閉蓋
用把手、図２は図１を設置状態とした一部断面正面図を
示すものであり、１１は路面を示し、図３は図２状態か
ら開蓋用把手８に開閉具１２を係合し、矢印Ａで仮想線
の途中状態から開蓋状態Ｂとする動きを示し、次に、閉
蓋用把手９、又は１０に開閉具１２を係合し、矢印Ｃで
仮想線の途中状態から元の閉蓋状態とするものであり、
図４に於ては、複数個の鉄蓋蓋体２、４組を有する構成
を示すものであり、閉蓋状態Ｄ、途中状態Ｅ、開蓋状態
Ｆからなり、矢印Ｇ、Ｈに着脱自在な中間受枠１３を支
持する承部１４を有する受枠１５からなる構成を示すも
のである。
【０００７】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、開閉の操作
力に於て、一枚蓋と比較して約半分となる利点があり、
開閉時の最大旋回半径も約半分となるため安全性が高
く、開蓋時の蓋体の状態が折畳み状態となって、その占
有面積が半分となり、道路上の邪魔な存在を減じる効果
を生じるものである。更に、この種製品の主要材質は鋳
物であり、受枠構造はセグメント分割製作、組立構造で
あり問題ないが、大型蓋体を一枚一体で製作する場合、
量産用造型機を用いることは困難であり、これを二枚割
とすることにより解決するもので、更に、着脱自在な中
間受枠を構成することにより、防水構造の場合パッキン
グを張付る面を提供するものである。
力に於て、一枚蓋と比較して約半分となる利点があり、
開閉時の最大旋回半径も約半分となるため安全性が高
く、開蓋時の蓋体の状態が折畳み状態となって、その占
有面積が半分となり、道路上の邪魔な存在を減じる効果
を生じるものである。更に、この種製品の主要材質は鋳
物であり、受枠構造はセグメント分割製作、組立構造で
あり問題ないが、大型蓋体を一枚一体で製作する場合、
量産用造型機を用いることは困難であり、これを二枚割
とすることにより解決するもので、更に、着脱自在な中
間受枠を構成することにより、防水構造の場合パッキン
グを張付る面を提供するものである。
【図１】本発明を実施した鉄蓋の一部を断面とした斜視
図。
図。
【図２】図１の構成に於て、設置状態を示す一部を断面
とした正面図。
とした正面図。
【図３】図２の構成に於て、開蓋途中、及び開蓋状態を
示す正面断面図。
示す正面断面図。
【図４】本発明を実施し、一組の受枠に対して複数枚の
蓋体を有する構成の、且つ、蓋体を閉蓋状態、開蓋途
中、開蓋完了状態とした斜視図。
蓋体を有する構成の、且つ、蓋体を閉蓋状態、開蓋途
中、開蓋完了状態とした斜視図。
１、受 枠 ８、開蓋用把手 ２、丁番側鉄蓋蓋体 ９、１０ 閉蓋用把手 ３、丁 番 １１、路 面 ４、キャスター側蓋体 １２、開閉具 ５、ピンヒンジ １３、中間受枠 ６、摺動面 １４、承 部 ７、キャスター １５、受 枠
Claims (3)
- 【請求項１】一端面を丁番により受枠と連接し、該丁番
を回転中心として開閉するする鉄蓋蓋体の略中央部で２
枚に分割し、該部位をヒンジにより折畳自在に連接して
なることを特徴とする大型角型鉄蓋。 - 【請求項２】一端面を丁番により受枠と連接し、該丁番
を回転中心として開閉するする鉄蓋蓋体の略中央部で２
枚に分割し、該部位をヒンジにより折畳自在に連接して
なり、前記丁番を有する端面の反対端面の両端、すなわ
ち開蓋時に受枠摺動面となる部位にキャスターを構成す
ることを特徴とする請求項１の大型角型鉄蓋。 - 【請求項３】１組の受枠に対して複数個の鉄蓋蓋体を有
する構成に於て、相隣る鉄蓋蓋体を双方載置し、且つ、
着脱自在とする中間受枠を有してなることを特徴とする
請求項２の大型角型鉄蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9114947A JPH10266250A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 大型角型鉄蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9114947A JPH10266250A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 大型角型鉄蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266250A true JPH10266250A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14650603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9114947A Pending JPH10266250A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 大型角型鉄蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266250A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101188140B1 (ko) | 2011-05-12 | 2012-10-08 | 류순모 | 고층 건물의 화재피난용 맨홀개폐장치 |
| CN102877489A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-16 | 福州市规划设计研究院 | 对折式防盗井盖 |
| JP2014012942A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Nikko Co Ltd | 地下施設の換気口用止水装置 |
| CN104895115A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-09-09 | 无锡市政设计研究院有限公司 | 开盖警示对折式双层防盗防坠井盖 |
| GB2549561A (en) * | 2016-11-04 | 2017-10-25 | J Breheny Contractors Ltd | Hole covering devices |
| WO2018230837A1 (ko) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | 한국건설기술연구원 | 건축물에서의 화재·재난 피난 시설 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9114947A patent/JPH10266250A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101188140B1 (ko) | 2011-05-12 | 2012-10-08 | 류순모 | 고층 건물의 화재피난용 맨홀개폐장치 |
| JP2014012942A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Nikko Co Ltd | 地下施設の換気口用止水装置 |
| CN102877489A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-16 | 福州市规划设计研究院 | 对折式防盗井盖 |
| CN104895115A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-09-09 | 无锡市政设计研究院有限公司 | 开盖警示对折式双层防盗防坠井盖 |
| GB2549561A (en) * | 2016-11-04 | 2017-10-25 | J Breheny Contractors Ltd | Hole covering devices |
| GB2549561B (en) * | 2016-11-04 | 2018-04-18 | J Breheny Contractors Ltd | Hole Covering Devices |
| WO2018230837A1 (ko) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | 한국건설기술연구원 | 건축물에서의 화재·재난 피난 시설 |
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