JPH10264714A - 汚泥等の含水廃棄物の乾燥車 - Google Patents

汚泥等の含水廃棄物の乾燥車

Info

Publication number
JPH10264714A
JPH10264714A JP9075035A JP7503597A JPH10264714A JP H10264714 A JPH10264714 A JP H10264714A JP 9075035 A JP9075035 A JP 9075035A JP 7503597 A JP7503597 A JP 7503597A JP H10264714 A JPH10264714 A JP H10264714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
water
sludge
drying
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9075035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3039776B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Hino
野 俊 之 日
Hideyuki Miura
浦 秀 之 三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP9075035A priority Critical patent/JP3039776B2/ja
Publication of JPH10264714A publication Critical patent/JPH10264714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039776B2 publication Critical patent/JP3039776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚泥等の収集・運搬と同時に、乾燥脱水処理
を経済的かつ省エネルギ的に実現する手段を提供する。 【解決する手段】 トラック(T)後部のフレーム
(1)上に汚泥等の含水破棄物物を入れる真空タンク
(5)を載せ、該真空タンク(5)から水蒸気を吸引し
圧縮する圧縮機(3)と、該圧縮機(3)から加圧水蒸
気が供給され前記真空タンク(2)と熱的に結合された
水蒸気凝縮器(4)と、エンジン冷却水が供給され前記
真空タンク(2)と熱的に結合された熱交換器と、水蒸
気凝縮器(4)からの凝縮水を貯める凝縮水貯蔵タンク
(8)とを備えている汚泥等の含水破棄物の乾燥車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水汚泥やビルピ
ット汚泥等の含水廃棄物を乾燥し運搬する汚泥等の含水
廃棄物の乾燥車に関する。
【0002】
【従来の技術】汚泥類は、我が国の産業廃棄物の半分近
くを占め、その処理やリサイクルが大きな課題になって
いる。これまでは大半が埋め立て処分されているが、埋
立場の不足から、焼却して減量した後の灰を埋め立てる
ようになって来た。しかし汚泥をフィルタで脱水しても
(脱水汚泥)、なお多くの水分が残されているため(約
80%)、その乾燥と焼却には多量のエネルギ(石油
等)を要する問題がある。また、汚泥の微生物処理も行
われているが、大がかりな処理施設を要する上に水質管
理が難しく、費用が掛かる等の問題がある。また、処理
できるのは有機性の汚泥に限られる。
【0003】一般に浄化槽汚泥の引き抜きや運搬にはバ
キューム車が使われるが、その機能は収拾・運搬に限ら
れている。また、液状の汚泥を扱うために、多量の水分
を運搬しなければならない不合理がある。
【0004】そこで、フィルタを有する脱水車を使って
水分を減らした脱水汚泥を作り、これを運搬する工夫が
実施されている。しかしこの方法は、2台の車両(ポン
プ車と脱水車)を要すること、脱水時の排水が汚れてい
ること、悪臭が出やすいこと、等の問題がある。また、
脱水汚泥を焼却処理する際に多量のエネルギを要するこ
とについては、何等の解決になっていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
前記の問題点に鑑みてなされたもので、汚泥等の収集・
運搬と同時に、乾燥脱水処理を経済的かつ省エネルギ的
に実現する手段を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、トラッ
ク後部のフレーム上に汚泥等の含水廃棄物を入れる真空
タンクを載せ、該真空タンクから水蒸気を吸引し圧縮す
る圧縮機と、該圧縮機から加圧水蒸気が供給され前記真
空タンクと熱的に結合された水蒸気凝縮器と、エンジン
冷却水が供給され前記真空タンクと熱的に結合された熱
交換器とを備えた汚泥等の含水廃棄物の乾燥車とする。
【0007】水蒸気凝縮器は、通常、真空タンク外に設
けるが、真空タンク内に設けることもできる。
【0008】真空タンク内に汚泥等の含水廃棄物を撹拌
するスクレーパを設けることも採用される。
【0009】水蒸気圧縮機及びスクレーパの駆動源とし
てトラックのエンジンを用いる。
【0010】水蒸気凝縮器からの凝縮水を貯める凝縮水
貯蔵タンクを設けることも採用される。その際、水蒸気
凝縮器と凝縮水貯蔵タンクとを連結する管路に、凝縮水
のみを通過し蒸気の通過を阻止するスチィームトラップ
を設けるようにする。
【0011】また本発明によれば、前記凝縮水貯留タン
クが給水ポンプを介してエンジンの冷却水と熱交換する
水蒸気発生用熱交換器を設け、該水蒸気発生用熱交換器
からの予熱水蒸気ラインが前記水蒸気圧縮機からの加熱
水蒸気ラインと共に前記水蒸気凝縮器に接続されてい
る。
【0012】更に本発明によれば、前記凝縮水貯留タン
クが給水ポンプを介してエンジンの冷却水と熱交換する
水蒸気発生用熱交換器を設け、該水蒸気発生用熱交換器
からの予熱水蒸気ラインが前記水蒸気圧縮機に至る水蒸
気吸引ラインに接続されている。
【0013】乾燥装置をトラックに搭載したものである
ので、エンジン(内燃機関)からの動力で圧縮機などを
駆動することができる。また、タンク内の高含水廃棄物
の予熱や加熱について、エンジン冷却水の排熱を使うこ
とができるため、ランニングコストが更に低下する。
【0014】真空乾燥機内部は負圧(大気圧よりも低
い)であるため、スラリー状汚泥を自吸できる。
【0015】輸送中に汚泥を乾燥して減量化することが
可能なため、一回の出動で多箇所の収集が可能になる。
排水は、例えば走行中に貯留タンクに貯めておき、ガソ
リンスタンド等で排出する。また、全体が真空密閉系に
なるため、悪臭の発生量が少ない。
【0016】高含水廃棄物は90℃程度に加熱されるこ
とにより、病原菌や微生物が殺菌されるため衛生的であ
る。
【0017】車両だけで乾燥処理まで可能なため、設備
(車両と装置)利用率が高い。また、建物施設は最小限
で済むので、初期投資が少なくて済む。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の実施
例を説明する。
【0019】図1において、トラック後部のフレーム1
上に汚泥等の含水廃棄物を入れる真空タンク2を載せ
る。該タンク2は耐食性のステンレス等で製作され、真
空でも潰れない強度を有するものとする。また、タンク
2の外表面には熱損失を防ぐために断熱層を設けること
がある。
【0020】前記真空タンク2から水蒸気を吸引し圧縮
する水蒸気圧縮機3及び該圧縮機3から加圧水蒸気が供
給され真空タンク2と熱的に結合された水蒸気凝縮器4
を備えている。図示の例では、凝縮器4はタンク2を2
重壁構造とすることにより構成されているが、伝熱が確
保できる構造であれば、これに限定されない。例えば、
タンク内に凝縮器を入れる構造でも良い。
【0021】エンジン冷却水が供給され前記真空タンク
2と熱的に結合された熱交換器を備えている。この手段
は、従来周知の技術であるので図示は省略した。
【0022】タンク2内には、乾燥により粘度が増した
り固化した汚泥を撹拌するためのスクレーパ5が設けら
れている。液状汚泥でも、スクレーパ5を動かすことに
より、凝縮器4からの熱伝達が促進される効果がある。
【0023】前記凝縮器4やスクレーパ5の駆動には、
トラックの走行用エンジン6から動力を取り出すことに
よって行う。しかし専用のエンジンを載せても良い。
【0024】エンジン6からの動力伝達7は、図示では
ベルト駆動を示しているが、歯車や回転軸による動力伝
達でも良い。油圧駆動(油圧ポンプと油圧モータ)も考
えられる。また、エンジンで発電して、その電力による
電動機駆動でも良い。この場合は、車両基地等で車を止
めて乾燥させる際に、エンジンを回さず商用電力に切り
替えることによって、エンジン排気ガスを減らす利点が
ある。
【0025】水蒸気凝縮器4からの凝縮水を貯める凝縮
水貯蔵タンク8が設けられている。該タンク8は、走行
中の乾燥機排水を貯めておくのが主目的であるが、必ず
しも設ける必要はない。例えば、走行中に排水したり
(カーエアコンでは除湿水を常に排水している)、排水
施設のある場所でのみ乾燥運転を行えば、凝縮水貯蔵タ
ンクは無くても澄む。
【0026】前記装置による乾燥操作について述べる。
【0027】先ず圧縮機3を運転し、タンク2内を真空
(負圧)にする。タンク2内にあった空気は、レリーフ
弁(図示せず)を通して外部に排出される。汚泥の乾燥
運転中でも、不凝縮性ガスはここから排気されるので、
悪臭除去のため、ここに脱臭装置(図示せず)を設ける
場合がある。
【0028】弁9を開き、ホース10を使って液状汚泥
をタンク2内に吸引する。
【0029】エンジン冷却水と熱交換して、タンク2内
の汚泥を90℃程度に余熱する(温度は一例であり、こ
れとは異なっても良い)。
【0030】圧縮機3を運転する(最初から運転を継続
しておいても良い)と、タンク2内の圧力が下がり(9
0℃の場合は、その飽和圧力である0.7絶対気圧程
度)、汚泥中の水分が沸騰(蒸気)することにより、水
分が減少して行く。
【0031】この際に大きな蒸発潜熱が必要なため、そ
のままでは汚泥の温度がどんどん低下する。そこで、こ
の水蒸気を圧縮機3に吸引して圧力と温度を上げ、加圧
された吐出水蒸気を凝縮器4内に送ってここで液化さ
せ、水(温水)に戻す。この際の凝縮潜熱で汚泥を加熱
することにより、汚泥の温度が低下することなしに水分
の蒸発が継続する。缶内壁から汚泥への熱伝達を促進す
るためにスクレーパ5を使う場合がある。
【0032】凝縮器4と凝縮水貯留タンク8とを連結す
る管路に設けたスチィームトラップ11により、凝縮水
のみが通過し、蒸気は通過を阻止される。スチィームト
ラップ11は、内部のフロート機構によりこうした機能
を発揮するものであるが、同様に液体を通過させ気体の
通過を阻止できるものであればこれに限定されない。例
えば、電動による制御弁等も考えられる。
【0033】凝縮は大気圧以上で行われる。一例とし
て、1.1気圧(絶対圧力)で飽和温度103℃を例示
する。この条件では大気圧より高いため、凝縮水は自発
的に外部へ排出する。これよりも高い圧力と飽和温度で
も運転が可能であるが、圧縮機動力が増加する不利があ
る。逆に凝縮圧力が大気圧よりも低くければ(例えば、
0.9絶対気圧)圧縮動力が少なくなるが、凝縮水は自
発的に外部へ出ないので、ポンプ等で昇圧する(汲み取
す)必要が生じる。何れにしても運転圧力は、特に限定
するものではない。
【0034】凝縮水は貯留タンク8に貯まり、排水施設
を有る所で弁12を開くことにより、排水する。また、
凝縮水は基本的に蒸留水であるが、廃棄物の種類により
揮発し易い成分(例えば、アンモニア等)を含むことも
ある。
【0035】汚泥の乾燥が進むと、タンク2内の圧力が
下がって来るので、これにより乾燥状態を検知して圧縮
機3を停止させる制御が組み込まれている。汚泥の導電
率など、他の検知手段でも良い。
【0036】汚泥は乾燥が進むと堅くなるので、スクレ
ーパ5により缶壁より剥がし取ることが必要になる場合
がある。乾燥汚泥は、スクレーパ5の動作により、常に
排出口13に集まるような運動をする。そのため、圧縮
機3を停止して真空を解除した後に排出口13を開けれ
ば、外部へ出てくる。
【0037】以上は主として、汚泥の乾燥について述べ
たが、本装置が汚泥の乾燥以外にも広く適用できること
は言うまでもない。例えば、生ごみや廃液など、水分を
多く含む廃棄物全般へ適用できるものである。また、廃
棄物のみならず、生産工行の乾燥濃縮操作一般にも適用
可能である。例えば、牛乳の濃縮などを挙げることがで
きる。この他、タンク内に油を入れて加熱する油温脱水
(天ぷら処理)にも発展させることができる。一例とし
て、弊死魚等の(移動式)飼料化装置を挙げることがで
きる。
【0038】図2はそのような湿潤廃棄物に対し、エン
ジンの冷却水温が例えば105℃程度以上に充分に高
く、これとの熱交換により水蒸気を発生できる場合の例
を示している。
【0039】図2において、真空タンク2の上部には廃
棄物投入口15が設けられ、また凝縮水貯蔵タンク8内
の凝縮水は、そのタンク8に接続され、ラインL1に設
けられた給水ポンプ16により水蒸気発生用熱交換器1
7に送られる。この水蒸気発生用熱交換器17とエンジ
ン6との間にはエンジン冷却水ランイL2が接続されて
いて、エンジンの冷却水を熱交換するようになってい
る。この水蒸気発生用熱交換器17からの加熱流体は気
液分離器18で気液が分離される。そして液は凝縮水貯
留タンク8に接続されている還水ラインL3により還水
される。
【0040】そして気体は二重壁式水蒸気凝縮器4に接
続されている。予熱水蒸気ラインL4を介して水蒸気圧
縮機3からの加圧水蒸気ラインL5と共に前記凝縮器4
に戻される。この予熱水蒸気ラインL4には加圧水蒸気
と合流する上流側に弁19が設けられている。その他の
点は図1と実質的に同じである。
【0041】したがって、例えばラインL2の冷却水温
度が105℃程度以上あれば、これと熱交換することに
よって、飽和温度が103℃の水蒸気を発生させ、ライ
ンL4に送ることが可能である。この水蒸気は飽和圧力
が1.1絶対気圧であるため、弁19を開けることによ
り、自然に水蒸気凝縮器4に移動する。そして、ここで
凝縮潜熱を放出することにより廃棄物を予熱する。液化
状態の水(温水)はスチームトラップ11を通って凝縮
水貯留タンク8に至り、再び水蒸気発生用熱交換器17
に給水される。
【0042】給水量と水蒸気発生量とは必ずしも一致し
ないので、この実施例では過剰分を還水するラインL3
が設けられているが、このラインL3は必ずしも設けな
くてもよい。気液分離器18は温水と水蒸気を分離する
ためであるが、単純な分岐管で済む場合もある。
【0043】この温水は基本的に蒸留水であるため、水
蒸気発生器中でスケール(熱交換壁への堆積物)等を生
ずる恐れも無い。
【0044】図3はエンジン冷却水の温度が水蒸気を発
生させるには充分高くない場合の例である。この例では
気液分離器18からの予熱水蒸気ラインL4が熱真空容
器2から水蒸気圧縮機3に至る水蒸気吸引ラインL6に
接続されている点で図2の例と異なっている。その他の
点は実質的に図2の例と同様である。
【0045】例えば、ラインL2の冷却水温度が95℃
の場合、ラインL4を水蒸気圧縮機3の吸引側に接続す
ることによって水蒸気発生用熱交換器の圧力を例えば
0.7絶対気圧にすれば温水は90℃で沸騰する。この
水蒸気は水蒸気圧縮機によって例えば1.1絶対気圧程
度まで昇圧でき、これを水蒸気凝縮器4に送ればよい。
図2または図3のいずれを採用するかは、エンジン冷却
水温度の仕様により決めればよいが、配管と弁により切
り替えることによって、どちからを選択できるようにし
てもよい(図示せず)。こうすれば冷却水温度が低い時
は図3の方式を使い、冷却水温度が高くなれば図2の方
式に切り替えることによって、圧縮機動力を減らすこと
ができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、次の優れた効果を奏するもに
ある。 (1) 乾燥装置をトラックに搭載したものであるの
で、エンジン(内燃機関)からの動力で圧縮機などを駆
動することができる。特にディーゼルエンジンなどで
は、電動機よりもランニングコストが安くなる利点があ
る。 (2) タンク内の高含水廃棄物の予熱や加熱につい
て、エンジン冷却水の排水を使うことができるため、ラ
ンニングコストが更に低下する。 (3) 真空乾燥機内部は負圧(大気圧よりも低い)で
あるため、スラリー状汚泥を自吸できる。従って、スラ
リーポンプ等を不要にできる。 (4) 輸送中に汚泥を乾燥して減量化することが可能
なため、一回の出動で多箇所の収集が可能になる。排水
は基本的に蒸留水であるため、捨てることには問題が少
ない。例えば、走行中に貯留タンクに貯めておき、ガソ
リンスタンド等で排水する。
【0047】(5) 全体が真空密閉系になるため、悪
臭の発生量が少ない。悪臭が外部に出る箇所は、圧縮機
の吐出管のレリーフ弁(図示せず)等に限られるため、
活性炭等による簡易な脱臭器が使えるなど、対策も容易
である。 (6) 高含水廃棄物は90℃程度に加熱されることに
より、病原菌や微生物が殺菌されるため衛生的である。 (7) 含水物のみならず、有機溶剤含有物や廃液など
にも適用できる。 (8) 車両だだけで乾燥処理まで可能なため、設備
(車両と装置)利用率が高い。また、建物施設は最小限
で済むので、初期投資が少なくて済む。 (9) 乾燥汚泥は、コンポスト材料化、廃棄物燃料
(RDF)化、溶融スラブの建材化などに利用できるた
め、リサイクルが推進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る汚泥等の含水廃棄物の乾
燥車の説明図。
【図2】本発明の別の実施例を示す説明図。
【図3】本発明のさらに別の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・フレーム 2・・・真空タンク 3・・・水蒸気圧縮機 4・・・水蒸気凝縮器 5・・・スクレーパ 6・・・エンジン 7・・・動力伝達 8・・・凝縮水貯留タンク 9・・・弁 10・・・ホース 11・・・スチィームトラップ 12・・・弁 13・・・乾燥汚泥排出口 16・・・給水ポンプ 17・・・水蒸気発生用熱交換器 18・・・気液分離器 T・・・トラック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック後部のフレーム上に汚泥等の含
    水廃棄物を入れる真空タンクを載せ、該真空タンクから
    水蒸気を吸引し圧縮する圧縮機と、該圧縮機から加圧水
    蒸気が供給され前記真空タンクと熱的に結合された水蒸
    気凝縮器と、エンジン冷却水が供給され前記真空タンク
    と熱的に結合された熱交換器とを備えていることを特徴
    とする汚泥等の含水廃棄物の乾燥車。
  2. 【請求項2】 水蒸気凝縮器が真空タンク外に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の汚泥等の含水
    廃棄物の乾燥車。
  3. 【請求項3】 水蒸気凝縮器が真空タンク内に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の汚泥等の含水
    廃棄物の乾燥車。
  4. 【請求項4】 真空タンク内に汚泥等の含水廃棄物を撹
    拌するスクレーパが設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の汚泥等の含水廃棄物の乾燥車。
  5. 【請求項5】 水蒸気圧縮機の駆動源がトラックのエン
    ジンであることを特徴とする請求項1に記載の汚泥等の
    含水廃棄物の乾燥車。
  6. 【請求項6】 水蒸気圧縮機の駆動源及びスクレーパの
    駆動源がトラックのエンジンであることを特徴とする請
    求項4に記載の汚泥等の含水廃棄物の乾燥車。
  7. 【請求項7】 水蒸気凝縮器からの凝縮水を貯める凝縮
    水貯蔵タンクを備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の汚泥等の含水廃棄物の乾燥車。
  8. 【請求項8】 水蒸気凝縮器と凝縮水貯蔵タンクとを連
    結する管路に、凝縮水のみを通過し蒸気の通過を阻止す
    るスチィームトラップを設けて成ることを特徴とする請
    求項7に記載の汚泥等の含水廃棄物の乾燥車。
  9. 【請求項9】 前記凝縮水貯留タンクが給水ポンプを介
    してエンジンの冷却水と熱交換する水蒸気発生用熱交換
    器を設け、該水蒸気発生用熱交換器からの予熱水蒸気ラ
    インが前記水蒸気圧縮機からの加熱水蒸気ラインと共に
    前記水蒸気凝縮器に接続されている請求項7に記載の汚
    泥等の含水廃棄物の乾燥車。
  10. 【請求項10】 前記凝縮水貯留タンクが給水ポンプを
    介してエンジンの冷却水と熱交換する水蒸気発生用熱交
    換器を設け、該水蒸気発生用熱交換器からの予熱水蒸気
    ラインが前記水蒸気圧縮機に至る水蒸気吸引ラインに接
    続されている請求項7に記載の汚泥等の含水廃棄物の乾
    燥車。
JP9075035A 1997-03-27 1997-03-27 汚泥等の含水廃棄物の乾燥車 Expired - Fee Related JP3039776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075035A JP3039776B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 汚泥等の含水廃棄物の乾燥車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075035A JP3039776B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 汚泥等の含水廃棄物の乾燥車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10264714A true JPH10264714A (ja) 1998-10-06
JP3039776B2 JP3039776B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=13564549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9075035A Expired - Fee Related JP3039776B2 (ja) 1997-03-27 1997-03-27 汚泥等の含水廃棄物の乾燥車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3039776B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101015213B1 (ko) * 2010-09-10 2011-02-18 대지정공주식회사 액상류 수거용 특장차
JP2013043150A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kowa Kinzoku Kogyo:Kk 汚泥処理方法及び汚泥処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101015213B1 (ko) * 2010-09-10 2011-02-18 대지정공주식회사 액상류 수거용 특장차
JP2013043150A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kowa Kinzoku Kogyo:Kk 汚泥処理方法及び汚泥処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3039776B2 (ja) 2000-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101774743B (zh) 潜热回收式多相变污泥干化方法与设备
CN111847824A (zh) 一种生活污水处理厂内污泥三段式脱水干化系统及方法
JP4466996B2 (ja) 汚泥焼却設備および汚泥焼却方法
CN111039536A (zh) 一种高效节能污泥热干化脱水装置
KR100853910B1 (ko) 슬러지 진공건조 장치 및 방법
KR20130104420A (ko) 악취 제거장치
JPH09507036A (ja) 蒸気浄化能力を有する蒸発濃縮乾燥装置及び方法
KR20180020821A (ko) 수증기열 재활용 슬러지 건조장치
CN108249733A (zh) 一种低能耗市政污泥热处理脱水装置及方法
JP3039776B2 (ja) 汚泥等の含水廃棄物の乾燥車
CN1978349A (zh) 高环保低成本干燥污泥的设备及方法
KR101364734B1 (ko) 친환경 음식물 쓰레기 재처리 시스템
CN203212442U (zh) 一种用于污泥干化的机械蒸汽再压缩热泵系统
CN107628740A (zh) 一种适用多种形态物料的真空低温干化系统及其工作方法
CN211284122U (zh) 过热蒸汽污泥干化系统
CN107021603A (zh) 一种低能耗的污泥热干化系统
KR20060109619A (ko) 감압증발 고농도 폐수처리장치 및 그 방법
CN110054241A (zh) 一种排泄物自动处理装置及处理方法
KR100368682B1 (ko) 탈수 건조시스템
JP2011218334A (ja) 食品排水処理システム
CN212610195U (zh) 一种生活污水处理厂内污泥三段式脱水干化系统
KR200209352Y1 (ko) 탈수 건조시스템
KR102235341B1 (ko) 유기성 폐수 건조자원화 및 유기산 분리 복합 시스템
CN113651516A (zh) 一种工业污泥连续干燥与无害化处理方法
KR970006460B1 (ko) 사진폐액의 처리장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees