JPH10264157A - 廃棄物成型装置 - Google Patents

廃棄物成型装置

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JPH10264157A
JPH10264157A JP19973797A JP19973797A JPH10264157A JP H10264157 A JPH10264157 A JP H10264157A JP 19973797 A JP19973797 A JP 19973797A JP 19973797 A JP19973797 A JP 19973797A JP H10264157 A JPH10264157 A JP H10264157A
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JP
Japan
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waste
section
molding
press
cooling
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JP19973797A
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Yoshinori Miyano
悦甫 宮野
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B17/00Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
    • B29B17/0026Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics by agglomeration or compacting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B17/00Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
    • B29B17/0026Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics by agglomeration or compacting
    • B29B2017/0031Melting the outer surface of compressed waste, e.g. for forming briquets by expelling the compressed waste material through a heated tool
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原材料となる廃棄物によらず、安定して廃棄
物の成形品を得るとともに、その廃棄物成形品を種々要
求される密度に成形して、取り扱いに容易に成形する技
術を提供すること。 【解決手段】 圧入された廃棄物をを収容して加熱溶融
する加熱手段12aを周囲に配設した筒状の加熱溶融部
12を前記溶融成型装置Bに設け、その加熱溶融部12
に廃棄物を圧入する圧入シリンダ7aを備えて圧入装置
7を設け、前記加熱溶融部12で溶融された前記廃棄物
を圧入して、前記圧入部11よりも小径に縮径する絞り
部14を備えた加熱成型部13、および、溶融成型され
た前記廃棄物を圧入して、冷却する冷却成型部15、お
よび、冷却成型された廃棄物を、その長手方向に前記冷
却成型部15から外に押し出す押出部を、前記溶融成型
装置Bに設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックを主
材とする廃棄物を圧縮成型する廃棄物成型装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃棄物成型装置として
は、細断された廃棄物をスクリューコンベヤで搬送しつ
つ溶融させて押出し、直接空冷して、溶融された廃棄物
を成型することが行われている。この際、前記スクリュ
ーコンベヤは、先細りのケーシング内に収容されてお
り、搬送されつつ溶融一体化することによって減容化す
る前記廃棄物を、所定速度で押し出すことで、柱状に成
形可能にするものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の廃棄物成型装置
を用いて得られる廃棄物の成形品についても、周方向か
ら中心にむけて圧力を受けた状態で押し出されるため
に、押し出された後、圧力が開放されると、前記廃棄物
は拡径膨張されつつ硬化するために密度の小さな硬化物
にならざるをえず、また得られた製品は型くずれしやす
いものになり易かった。そのため、前記廃棄物の成形品
を燃料として利用する際に取り扱い困難になって利用価
値が低下してしまうという問題点があった。
【0004】また、従来のスクリューコンベヤを廃棄物
成型装置として利用すると、溶融された廃棄物は、均一
に混練されつつスクリューの搬送力によって、押し出さ
れるのであるが、押し出し圧力は、前記スクリューの回
転力のみで決定されるものとなり、整形される前記廃棄
物の密度は、初期に設定された1種類のものに限られ、
前記廃棄物を異なる密度に整形することはできなかっ
た。ここで、前記廃棄物の密度がスクリューの回転力に
よって決定されることを考慮すればスクリューの回転力
を可変にすることによって密度の異なる廃棄物を得るこ
とができるようにも思われるが、前記スクリューコンベ
ヤに投入される廃棄物によっては溶融しやすいものや、
溶融しないものが混在しており、安定して同じ密度の廃
棄物を成形するためには、自ずからスクリューの回転力
を所定範囲に調整せざるを得ず、同じ廃棄物原材料群か
らは、同じ密度の廃棄物成形品しか得ることができない
現状にあった。
【0005】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、原材料となる廃棄物によらず、安定して廃棄物の成
形品を得る技術を提供することにあり、さらに望ましく
は、その廃棄物成形品を種々要求される密度に成形し
て、取り扱いに容易に成形する技術を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の廃棄物成型装置の特徴構成は、廃棄物加圧導
入する圧入部を備えるとともに、圧縮成型された廃棄物
を外部に押し出す押出部を備えた溶融成型装置を設けた
廃棄物成形装置において、圧入された廃棄物を収容して
加熱溶融する加熱手段を周囲に配設した筒状の加熱溶融
部を前記溶融成型装置に設け、前記加熱溶融部で溶融さ
れた廃棄物を圧入しながら冷却する冷却成型部を設けて
ある点にあり、前記冷却成型部に、廃棄物の圧入方向に
交差する方向に連通する冷却媒体流通空間を形成する冷
媒流路を、前記圧入方向に複数並設し、それぞれの冷媒
流路を、冷却媒体流通状態と、非流通状態とに切り替え
操作する冷媒供給機構を設けてあってもよい。廃棄物加
圧導入する圧入部を備えるとともに、圧縮成型された廃
棄物を外部に押し出す押出部を備えた溶融成型装置を設
け、圧入された廃棄物を収容して加熱溶融する加熱手段
を周囲に配設した筒状の加熱溶融部を前記溶融成型装置
に設け、その加熱溶融部に廃棄物を圧入する圧入シリン
ダを備えて圧入装置を設け、前記加熱溶融部で溶融され
た前記廃棄物を圧入して、前記圧入部よりも小径に縮径
する絞り部を備えた加熱成型部、および、溶融成型され
た前記廃棄物を圧入して、冷却する冷却成型部、およ
び、冷却成型された廃棄物を、その長手方向に前記冷却
成型部から外に押し出す押出部を、前記溶融成型装置に
設けてある事にあり、前記加熱成型部または前記冷却成
型部の少なくとも一方に、前記棒状体からのガスを抜く
脱気部を設けてあっても良く、前記加熱成型部に前記絞
り部よりも大径に拡径する拡径部を設けてあってもよ
く、前記加熱成型部が前記加熱溶融部からの押込圧を受
けて、前記冷却成型部に押出自在に形成してあることが
好ましく、前記冷却成型部の長さを可変にしてあればさ
らによい。さらに、堆積された廃棄物を圧縮し、棒状体
に成型するとともに、その棒状体を前記加熱溶融部に供
給可能にする圧縮成型装置を設けてあることが好まし
く、廃棄物を前記圧入部に対してスクリュー搬送して圧
入するスクリュー供給装置を設けてあってもよく、廃棄
物を投入する廃棄物投入部を上部に備えてなる廃棄物収
容部を設け、その廃棄物収容部内に投入された廃棄物を
上方から下方に向けて圧縮する圧縮部を設け、多数の筒
状空隙を残して互いに接当自在な接当部を、前記圧縮部
の下面と、廃棄物収容部の底面とに形成して前記圧縮成
型装置を構成してあればさらによい。
【0007】〔作用効果〕つまり、廃棄物加圧導入する
圧入部を備えるとともに、圧縮成型された廃棄物を外部
に押し出す押出部を備えた溶融成型装置を設けて、圧入
された廃棄物を収容して加熱溶融する加熱手段を周囲に
配設した筒状の加熱溶融部を前記溶融成型装置に設ける
と、廃棄物を前記加熱溶融部に圧入して、その加熱溶融
部内で溶融させることができる。前記加熱溶融部で溶融
された廃棄物を圧入しながら冷却する冷却成型部を設け
てあれば、その溶融された廃棄物は、圧力を受けた状態
のままで冷却成型される。すなわち、廃棄物は周部の樹
脂過多の層の内方側に溶融軟化しにくい成分の層が圧入
される圧力をうけつつ流動している状態になり易い。上
述の工程で成型された廃棄物を、その長手方向に前記冷
却成型部から外に押し出すと、上述の構成を維持したま
ま硬化して成型体となる。前記冷却成型部に、廃棄物の
圧入方向に交差する方向に連通する冷却媒体流通空間を
形成する冷媒流路を、前記圧入方向に複数並設し、それ
ぞれの冷媒流路を、冷却媒体流通状態と、非流通状態と
に切り替え操作する冷媒供給機構を設けてあれば、その
冷却成型部における冷却効率を調節可能に形成すること
が出来、前記廃棄物の冷却固化度合いを変えることが出
来る。そのため、冷却固化した廃棄物は、前記冷却成型
部から、その廃棄物を押し出すための抵抗になるから、
押出し力を調整することにもなり、その廃棄物の圧密度
合いを調整する手段として用いることが出来る。そのた
め、原材料となる廃棄物によらず、その廃棄物を押し出
す際の圧密度合いを自在に調節することが可能となっ
て、安定して廃棄物の成形品を得ることができるように
なった。
【0008】また、加熱溶融部で溶融した廃棄物を受け
て、前記加熱溶融部で溶融された前記廃棄物を圧入し
て、前記圧入部よりも小径に縮径する絞り部を備えた加
熱成型部を設けてあるから、溶融された廃棄物は、絞り
部で小径に絞られ、さらに圧入力を受け、その圧力に応
じた密度に成型される。このとき、前記廃棄物は周部に
近づくほど溶融軟化しやすく、中央に近づくほど溶融軟
化しにくい。そのため、繊維質など溶融しにくい成分
が、溶融軟化しやすい樹脂成分等に混入していると、圧
入力による移動方向に配向しながら、前記加熱成型部に
圧入される。すなわち、廃棄物は周部の樹脂過多の層の
内方側に溶融軟化しにくい成分の層が圧入される圧力を
うけつつ流動している状態になり易い。さらに、これを
受けて、溶融成型された前記廃棄物を圧入して、冷却す
る冷却成型部を設けてあるから、前記廃棄物は、圧入力
を受けたまま冷却成型される。すなわち、前記廃棄物の
周部の層が、内方側の層にかかる圧縮力を維持しつつ冷
却成型されやすい。上述の工程で成型された廃棄物を、
その長手方向に前記冷却成型部から外に押し出すと、上
述の構成を維持したまま硬化して成型体となる。
【0009】そのため、前記成型体は、圧入力に応じた
任意の密度に成型されつつ、圧縮応力を維持した状態で
成型される。そのため、前記成型体は、カロリー量に応
じた密度に成型されるとともに、シリンダによる圧入に
より圧縮成型するものであるから従来、スクリューコン
ベヤによって成型していたのに比べ、原材料によらず安
定して成型品を得ることが出来るようになった。
【0010】前記加熱成型部または前記冷却成型部の少
なくとも一方に、前記棒状体からのガスを抜く脱気部を
設けてあれば、前記廃棄物に含有される水分が加熱成型
時に大量のガスとなって発生したとしても、そのガスを
成型体を形成する空間から除去することができ、ガス成
分を内部に取り込ませることなく成型体を得ることが出
来、前記成型体の密度を安定化させるのに有効に働くと
ともに、たとえ前記廃棄物中に塩化ビニル等燃焼時に有
害ガスを発生するような成分が大量に混在していたとし
ても、溶融成型時に前記成分の分解生成した有害ガスを
除去した上で成形体を得ることが出来るようになって
(ガス抜き)、燃焼させた場合にも環境にやさしい廃棄
物成形体とすることができ、RDFとして用いるような
場合にも利用価値の高いものを得ることができる。ま
た、この際に、前記成形体は多孔質のものになり易く、
燃焼効率の良い成形体とするのにも有効である。
【0011】また、前記加熱成型部に前記絞り部よりも
大径に拡径する拡径部を設けてあれば、前記絞り部に圧
入されることにより、高密度に圧縮されている廃棄物
が、前記拡径部で減圧され、拡径膨張するために、内部
に取り込まれているガス成分が、外方に抜けやすく、先
のガス抜きの作用を確実に発揮させることが可能にな
る。
【0012】前記加熱成型部が前記加熱溶融部からの押
込圧を受けて、前記冷却成型部に押出自在に形成してあ
れば、前記シリンダによる押込圧が、前記廃棄物に対し
て、その廃棄物が前記冷却成型部に達するまで働き、一
連の動作としてこうりつよく成形作業を行えるととも
に、廃棄物の一連の状態変化に対して途中で余計な加熱
あるいは冷却によるエネルギーが作用しないので、前記
廃棄物の成型品の組成(品質)を安定させる上で有効で
ある。
【0013】また、前記冷却成型部の長さを可変にして
あれば、前記冷却成型部に導入される廃棄物にかかる押
込圧は、主に、冷却成形されつつ前記冷却成型部内を摺
動する廃棄物と、冷却成型部内壁との摩擦抵抗によって
得られるから、冷却成型部において前記廃棄物にかかる
圧縮力を可変にすることができ、最終的に得られる廃棄
物の成形体の密度を自在に調節するのに役立つ。
【0014】またさらに、堆積された廃棄物を圧縮し、
棒状体に成型するとともに、その棒状体を前記加熱溶融
部に供給可能にする圧縮成型装置を設けてあれば、前記
廃棄物は棒状に成形され、加熱溶融部に圧入される廃棄
物の密度が、安定したものになるため、より一層成形体
の密度を安定したものにするのに役立つ。また、棒状に
成形してあれば、その長手方向に押し込むことにより、
前記溶融成型部において、廃棄物をシリンダで圧入する
ときの押込力が棒状体を構成する廃棄物それぞれに有効
に働きやすく、圧入効率を高く維持するのに役立つ。
【0015】この際、先に述べた問題点の内、後段のも
のにおける問題点に対しては、圧入シリンダが好適に用
いられ(請求項3に対応)、このような圧入シリンダに
よれば、前記廃棄物が前記加熱溶融部中を軸心方向に移
動するように、その加熱溶融部に圧入できるようにな
る。また、前記圧入部は、供給される廃棄物を前記加熱
溶融部に圧入すべきものであるから、廃棄物は前記圧入
部に対して圧密状態で供給されることが望ましい。そこ
で、廃棄物を前記圧入部に対してスクリュー搬送して圧
入するスクリュー供給装置を設けてあれば、前記圧入部
に対して廃棄物を圧密状態でしかも連続的に供給できる
という点で望ましい(請求項9に対応)。
【0016】また、前記圧縮成型装置を構成するに、廃
棄物を投入する廃棄物投入部を上部に備えてなる廃棄物
収容部を設け、その廃棄物収容部内に投入された廃棄物
を上方から下方に向けて圧縮する圧縮部を設け、多数の
筒状空隙を残して互いに接当自在な接当部を、前記圧縮
部の下面と、廃棄物収容部の底面とに形成してあれば、
廃棄物を上下に圧縮するだけの簡単な工程で、廃棄物を
棒状に成形する工程を行え、形成した棒状体を、前記圧
入部から前記加熱溶融部に安定供給することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の廃棄物成型装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すよう
に本発明の廃棄物成型装置は、堆積された廃棄物を圧縮
し、棒状体に成型する圧縮成型装置Aを設けるととも
に、成型された棒状体aを加熱溶融させつつ、前記棒状
体aをその長手方向に圧縮して押し出し成型する溶融成
型装置Bを設けて構成してある。
【0018】前記圧縮成型装置Aは、廃棄物を収容する
箱状の廃棄物収容部1の側壁上部に、廃棄物投入口2を
設け、その廃棄物投入口2にホッパ3を設けて廃棄物を
投入自在に形成してある。また、前記廃棄物収容部1の
上部には、廃棄物圧縮板4を備えるとともに、その廃棄
物圧縮板4を油圧シリンダ5aで上下駆動して前記廃棄
物収容部1内に収容した廃棄物を圧縮自在に構成した廃
棄物圧縮装置5を設けてある。さらに、前記廃棄物収容
部1の下底部の側方には、廃棄物押出口6を設けるとと
もに、前記廃棄物収容部1内で圧縮成型された廃棄物の
棒状体aを押し出す圧入シリンダ7aを備えて廃棄物押
出装置7を設けて前記溶融成型装置に廃棄物を圧入する
圧入装置を構成してある。
【0019】前記廃棄物圧縮板4の下面4aと、前記廃
棄物収容部1の下底部の上面1aとは、互いに突き合わ
せた状態で、円柱状の空隙を形成可能な波状に形成して
ある。そのため、前記油圧シリンダ5aを駆動して前記
廃棄物圧縮板5を下方に押し込むと、前記廃棄物を、円
柱状の前記空隙内で圧密化して、円柱棒状の棒状体aに
成型することができるのである。この廃棄物の棒状体a
を、前記廃棄物押出装置7で押し出すと前記廃棄物棒状
体aは長手方向に圧縮成型されるとともに前記廃棄物押
出口6から押し出され、後続の溶融成型装置Bに供され
る。
【0020】前記溶融成型装置Bは、廃棄物の圧縮成型
された棒状体aを長手方向に加圧導入する圧入部11を
備えるとともに、圧入された前記棒状体aを収容可能な
第一筒状部12aに第一加熱装置12bを設けて、前記
廃棄物を加熱溶融する加熱溶融部12を設け、溶融され
た前記棒状体aを収容可能な第二筒状部13aに第二加
熱装置13bを設け、前記溶融された廃棄物を圧入し
て、前記圧入部11よりも小径に絞る絞り部14を形成
するとともに、前記廃棄物を加熱成型する加熱成型部1
3を設け、溶融成型された前記棒状体aを圧入して、冷
却する冷却成型部15を第三筒状部15aから形成する
とともに、その第三筒状部15aに、冷却された棒状体
aを長手方向に押し出す押出部16を設けて、前記廃棄
物が、前記加熱溶融部12からの押込圧を受けて、前記
冷却成型部15に押出されるように構成してある。
【0021】また、前記加熱成型部13及び前記冷却成
型部15には、前記棒状体aからのガスを抜く脱気部1
7a,17bを設けてあるとともに、前記廃棄物押出装
置7からの廃棄物の圧縮成型により絞り出された水分
を、排出できるように構成してある。さらに、前記第三
筒状部15aには第四筒状部材18の一端側を連結する
ことによって、その他端側に押出部16を形成可能にし
て、その内部を冷却成型部15に形成し、その冷却成型
部15の長さを可変に形成してある。尚、前記溶融成型
装置Bの内面はすべてフッ素樹脂加工することによって
必要以上に力を働かせることなく廃棄物を圧入自在に構
成してある。また、前記圧縮成型装置Aと、前記溶融成
型装置Bとの間には、溶融成型される過程で、前記棒状
体aの長手方向の寸法が変化するのを許容するための連
結筒部19を設けるとともに、前記圧縮成型装置Aで成
型される棒状体aを連続的に前記溶融成型装置Bに圧入
自在に構成してある。
【0022】
【実施例】以下に本発明の廃棄物成型装置の実施例を図
面に基づいて説明する。前記第一筒状部を400mm長
の入口径60mm出口径50mmの筒状に設けるととも
に、前記第一加熱装置を約150℃に加熱維持する構成
とし、前記溶融成型部を400mm長の50mm径の筒
状に設け、全体的な連結形状を絞り部に形成し、前記第
二加熱装置を約150℃に加熱維持する構成とし、前記
廃棄物成形装置で成形された長さ1000mmの棒状体
aを、その長手方向に圧入自在に押込み、溶融成形した
ところ、押込圧1.6t〜2t、押込速度3.3cm/
秒〜1.66cm/秒で廃棄物を溶融成形した成型品を
得ることが出来、得られた成型品は外側が樹脂を主成分
とし、緻密に硬化した層となり、また内部が繊維状の廃
棄物を主体として含み、外側の層が溶融したときに圧縮
応力が解放され拡径膨張して燃焼容易になる組成にな
り、燃焼容易な構成に成型できることが分かった。
【0023】〔別実施形態〕以下に別実施形態を説明す
る。先の実施の形態に替え、図3に示すような廃棄物成
型装置を用いることもできる。つまり、前記圧入部に廃
棄物を供給するのには、圧縮成型装置Aを用いて柱状に
成型して供給する先の構成に替え、スクリューコンベヤ
供給装置Cで圧入部11に廃棄物を供給することもでき
る。このようにすれば、前記圧入部11に対する廃棄物
供給は、連続的に行えるようになるとともに、前記圧入
部11から前記加熱溶融部12への廃棄物を圧密化した
状態で圧入することができるようになる。ちなみに、こ
のスクリューコンベヤ供給装置Cは、廃棄物を圧入する
トルクが所定量を超えたときに、前記スクリューコンベ
ヤ供給装置Cによる圧入を停止させる圧入力制御機構を
設けるとともに、そのスクリューコンベヤ供給装置Cの
停止を検知して前記廃棄物圧入装置7の圧入シリンダを
作動させる圧入シリンダ制御装置を設けることにより、
前記スクリューコンベヤ供給装置Cに異常な負荷がかか
るのを防止しながら、円滑な圧入操作が行えるように形
成してある。また、前記加熱手段12b、13bとして
は、前記加熱溶融部12、および、加熱成型部13の周
部に廃棄物の圧入方向に交差する方向に連通する流体流
通空間を形成する流体導入管Dを前記圧入方向に複数並
設し、その流体導入管Dに火炎を導入して加熱自在に構
成してあるものであっても良く、さらに、前記冷却成型
部15においても、同様に流体導入管Dを設けておき、
その流体導入管Dに、水などの冷却媒体を流通させるこ
とにより、冷媒流路として用い、前記廃棄物を冷却可能
に形成することが出来る。このとき、それぞれの冷媒流
路を、冷却媒体流通状態と、非流通状態とに切り替え操
作する冷媒供給機構を設けて、前記冷却媒体を導入する
流体導入管Dの数を変更することによって、冷却成型部
15として働く実質的な長さを可変に成型することが出
来る。尚、このような冷却成型部15の構成は、従来の
スクリューコンベヤ式の加熱溶融部に付加して設けたと
しても、やはり、廃棄物の成型密度を調整するのに役立
つ。
【0024】前記絞り部の下流側で前記溶融成型部に、
前記絞り部よりも大径の拡径部を設けてあってもよく、
このような場合脱気効率が向上し、有害ガスの発生しに
くいRDFを形成できるとともに、そのRDFの特に内
部側を多孔質のものにでき燃焼効率の良い利用価値の高
いものに形成できることが分かった。
【0025】また、図1の構成においては、成型された
廃棄物を多数並設しながら加熱溶融部Bに押し込む形状
に構成したが、圧入部における廃棄物のブリッジ等を回
避する目的で、棒状体1個に対して1個の独立した加熱
溶融部Bを設けた形状であっても良く、さらには、廃棄
物投入部3は共通でありながら、圧入部11において、
廃棄物が互いに独立した加熱溶融部Bに圧入される構成
にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃棄物成型装置の全体斜視図
【図2】溶融成型装置の縦断側面図
【図3】溶融成型装置の縦断側面図
【符号の説明】
A 圧縮成型装置 B 溶融成型装置 a 棒状体 1 廃棄物収容部 2 廃棄物投入口 3 ホッパ 7 廃棄物圧入装置 7a 圧入シリンダ 11 圧入部 12 加熱溶融部 13 加熱成型部 14 絞り部 16 押出部 17a〜c 脱気部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物加圧導入する圧入部を備えるとと
    もに、圧縮成型された廃棄物を外部に押し出す押出部を
    備えた溶融成型装置を設けた廃棄物成形装置であって、 圧入された廃棄物を収容して加熱溶融する加熱手段を周
    囲に配設した筒状の加熱溶融部を前記溶融成型装置に設
    け、 前記加熱溶融部で溶融された廃棄物を圧入しながら冷却
    する冷却成型部を設けてある廃棄物成型装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却成型部に、廃棄物の圧入方向に
    交差する方向に連通する冷却媒体流通空間を形成する冷
    媒流路を、前記圧入方向に複数並設し、それぞれの冷媒
    流路を、冷却媒体流通状態と、非流通状態とに切り替え
    操作する冷媒供給機構を設けた請求項1に記載の廃棄物
    成型装置。
  3. 【請求項3】 廃棄物加圧導入する圧入部を備えるとと
    もに、圧縮成型された廃棄物を外部に押し出す押出部を
    備えた溶融成型装置を設けた廃棄物成形装置であって、 圧入された廃棄物を収容して加熱溶融する加熱手段を周
    囲に配設した筒状の加熱溶融部を前記溶融成型装置に設
    け、 その加熱溶融部に廃棄物を圧入する圧入シリンダを備え
    て圧入装置を設け、 前記加熱溶融部で溶融された前記廃棄物を圧入して、前
    記圧入部よりも小径に縮径する絞り部を備えた加熱成型
    部、 および、溶融成型された前記廃棄物を圧入して、冷却す
    る冷却成型部、 および、冷却成型された廃棄物を、その長手方向に前記
    冷却成型部から外に押し出す押出部を、前記溶融成型装
    置に設けてある廃棄物成型装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱成型部または前記冷却成型部の
    少なくとも一方に、前記棒状体からのガスを抜く脱気部
    を設けてある請求項3に記載の廃棄物成型装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱成型部に前記絞り部よりも大径
    に拡径する拡径部を設けた請求項3〜4のいずれか一項
    に記載の廃棄物成形装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱成型部が前記加熱溶融部からの
    押込圧を受けて、前記冷却成型部に押出自在に形成して
    ある請求項3〜5のいずれか1項に記載の廃棄物成型装
    置。
  7. 【請求項7】 前記冷却成型部の長さを可変にしてある
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の廃棄物成型装置。
  8. 【請求項8】 堆積された廃棄物を圧縮し、棒状体に成
    型するとともに、その棒状体を前記加熱溶融部に供給可
    能にする圧縮成型装置を設けた請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の廃棄物成型装置。
  9. 【請求項9】 廃棄物を前記圧入部に対してスクリュー
    搬送して圧入するスクリュー供給装置を設けた請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の廃棄物成型装置。
  10. 【請求項10】 廃棄物を投入する廃棄物投入部を上部
    に備えてなる廃棄物収容部を設け、その廃棄物収容部内
    に投入された廃棄物を上方から下方に向けて圧縮する圧
    縮部を設け、多数の筒状空隙を残して互いに接当自在な
    接当部を、前記圧縮部の下面と、廃棄物収容部の底面と
    に形成して前記圧縮成型装置を構成してある請求項6に
    記載の廃棄物成型装置。
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