JPH10263068A - 額縁型芳香剤容器 - Google Patents

額縁型芳香剤容器

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JPH10263068A
JPH10263068A JP9072307A JP7230797A JPH10263068A JP H10263068 A JPH10263068 A JP H10263068A JP 9072307 A JP9072307 A JP 9072307A JP 7230797 A JP7230797 A JP 7230797A JP H10263068 A JPH10263068 A JP H10263068A
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JP
Japan
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plate
main body
aromatic
fragrance
window
Prior art date
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Pending
Application number
JP9072307A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shirata
健志 白田
Masayoshi Enomoto
雅壬 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9072307A priority Critical patent/JPH10263068A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄型化が図れるとともに、芳香剤の芳香成分の
放散量をコントロールすることができる額縁型芳香剤容
器を提供することを目的としている。 【解決手段】窓が設けられた枠状の本体と、本体の裏面
側に設けられた挿入口から本体内に嵌まり込み、その周
縁が窓の周縁で係止されるとともに、本体内に嵌まり込
んだとき、本体の表側と本体内部とを連通させる通気口
を窓の周縁に形成する切欠を一部に有する装飾板と、装
飾板の裏面に沿って配置され、装飾板に対して選択自在
な複数の装着姿勢を有し、各装着姿勢毎に通気孔と異な
る面積で重なり合う切欠が設けられた芳香剤の放散量を
調節する調節板と、本体の挿入口を閉鎖して調節板との
間に芳香剤の収容空間を形成する裏板とを備える構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、額縁型芳香剤容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】芳香剤によって室内空間の汚臭を防ぐだ
けでなく、室内の装飾性も確保することができる額縁型
芳香剤容器が実開平6−11563号公報に開示されて
いる。
【0003】すなわち、図5に示すように、この額縁型
芳香剤容器100は、中央に窓が設けられた枠状をし、
窓を塞ぐように絵画などが描かれた装飾板102が設け
られた本体101の内部にポケット103を有し、この
ポケット103に芳香剤が収容されるようになってい
る。また、ポケット103を臨む本体101の上面に多
数の上部通気孔104が設けられ、本体101の表面側
下端部に多数の下部通気孔105が設けられ、下部通気
孔105から本体101内に入った空気が本体101内
で芳香剤から揮発した芳香成分とともに、上部通気孔1
04から抜けることによって芳香成分が室内に放散して
室内の汚臭を防ぐようになっている。
【0004】しかしながら、上記額縁型芳香剤容器10
0の場合、芳香剤の放散量をコントロールすることがで
きないとともに、通気孔104を本体101の上面に設
けたために、本体101の厚みをどうしても厚くしなけ
ればならないと言う問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、薄型化が図れるとともに、芳香剤の芳香
成分の放散量をコントロールすることができる額縁型芳
香剤容器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる額縁型芳
香剤容器は、このような目的を達成するために、窓が設
けられた枠状の本体と、本体の裏面側に設けられた挿入
口から本体内に嵌まり込み、その周縁が窓の周縁で係止
されるとともに、本体内に嵌まり込んだとき、本体の表
側と本体内部とを連通させる通気口を窓の周縁に形成す
る切欠を一部に有する装飾板と、装飾板の裏面に沿って
配置され、装飾板に対して選択自在な複数の装着姿勢を
有し、各装着姿勢毎に通気孔と異なる面積で重なり合う
切欠が設けられた芳香剤の放散量を調節する調節板と、
本体の挿入口を閉鎖して調節板との間に芳香剤の収容空
間を形成する裏板とを備える構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本
発明にかかる額縁型芳香剤容器(以下、「容器」とのみ
記す)の実施の形態をあらわしている。
【0008】図1および図2に示すように、この容器1
は、本体2と、装飾板(レリーフ板)3と、裏板4と、
調節板5と、中板6と、プレート9とを備えている。本
体2は、木製で中央に窓21を備えた矩形の枠状をし、
図2および図3に示すように、裏面側に装飾板3、調節
板5、中板6および芳香剤7の挿入口22が設けられて
いる。
【0009】装飾板3は、合成樹脂製で装飾性に優れた
レリーフ状の装飾面31を備えているとともに、装飾板
3が本体2にはめ込まれた時、図3に示すように、装飾
面31の周縁が窓21の周縁23に係止されるようにな
っているとともに、窓の内縁23とともに、通気口1
1,12を形成する切欠32,33が上下縁にそれぞれ
設けられている。
【0010】調節板5は、合成樹脂製で本体2の挿入口
22から本体2内に嵌め込まれて装飾板3の裏面に密着
するように配置されるようになっているとともに、縦横
の幅が本体2内部の短手側と長さが略同じ略正方形にな
っていて、四辺51,52,53,54のいずれかを選
択的に本体2の内壁下端面25に密着させるようにはめ
込むことで、本体2の長手側の内壁下端面25に面する
辺の両側辺が当接し、所定の装着姿勢に保持されるよう
になっている。すなわち、装飾板3に対して4つの装着
姿勢を選択できるようになっている。
【0011】また、調節板5は、各辺51,52,5
3,54にそれぞれ大きさの異なる切欠55,56,5
7,58が形成されていて、いずれかの辺51(52,
53,54)が下端縁23に密着して装着された時、密
着して設けられた辺51(52,53,54)の切欠5
5(56,57,58)ががそれぞれ下側の通気口12
に重なり合うようになっている。
【0012】すなわち、各切欠55(56,57,5
8)の大きさに応じて、通気口12の開口度が規制され
るようになっている。
【0013】中板6は、合成樹脂製で調節板5を装飾板
3との間に挟み込むように本体2の挿入口22から本体
2内に嵌め込まれ、装飾板3の切欠32,33に一致す
る切欠61,62がそれぞれ上下縁に設けられている。
裏板4は、本体2の挿入口22と略同じ大きさをしてい
て、本体2内に嵌まり込み、図4に示すように、本体2
の挿入口22周縁に回動自在に設けられた係止爪24,
24,24,24によって係止されて挿入口22を閉鎖
状態にするようになっている。また、裏板4は、本体2
側の面に突部43が形成されている。
【0014】突部43は、枠状に形成されていて、裏板
4が本体2内に嵌まり込んだ時、中板6の背面側に当接
して、中板6との間に芳香剤7を囲んで収容部71を形
成するとともに、芳香剤7の芳香成分が中板6の上下に
設けられた切欠61,62を介してのみ装飾板3側に流
れ出るようにしている。
【0015】プレート9は、容器1の取り付け壁面(図
示せず)に予め取り付けられたつり下げピン等の係止孔
91が一端部に設けられ、裏板4の裏面上端部に設けら
れた突起44に嵌合自在な嵌合孔92が他端部に設けら
れるとともに、裏板4の裏面下端部に設けられた嵌合溝
45にその一端が嵌合自在になっている。すなわち、こ
のプレート9は、図3に示すように突起44に嵌合孔9
2を嵌合すれば、容器1を壁面等につり下げることがで
きるようになり、図4に示すように、嵌合溝45にその
一端を嵌合させれば、容器1をテーブル等の上にスタン
ド状に載置できるようになっている。
【0016】この容器1は、以上のように、装飾板3の
上端および下端に切欠32,33を設け、この切欠3
2,33と本体2の窓21の周縁23とによって容器1
の前面側に向かって芳香剤の芳香成分の放散口となる通
気口11,12が形成されるようにするとともに、通気
口12の通気面積を、調節板5の装着姿勢を選択するこ
とで通気口12の通気面積を変更できるようにしたの
で、容器1自体を薄型化できるとともに、芳香剤7の芳
香成分の放散量を通気面積に応じて調節できるようにな
る。
【0017】また、芳香剤7が容器1から裏面側に露出
していないので、壁に吊り下げたりして使用しても、壁
面のクロス等を芳香剤7が溶かしたりすることがない。
しかも、装飾面31が窓21から臨めるため装飾性にも
優れている。
【0018】本発明にかかる額縁型芳香剤容器は、上記
の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の容器1
では、本体2が矩形をしていたが、6角形など多角形形
状や円形、楕円形でも構わない。
【0019】また、上記の容器1では、調節板5が本体
2の内壁面で位置が規制されて所定の装着姿勢になるよ
うになっていたが、たとえば、装飾板の背面に位置決め
突起を突出させ、調節板5にこの位置決め突起が嵌まり
込んで位置決めする複数の溝や孔を設けておき、溝また
は孔を選択することによって調節板5を異なる装着姿勢
で支持させるようにしても構わない。したがって、調節
板5の形状も正方形だけでなく円形や多角形でも構わな
い。
【0020】さらに、上記の容器1では、各切欠32,
33,55,56,57,58,61,62が各板3,
5,6の周縁から裏側に向かって切り込むように設けら
れていたが、孔状にしても構わない。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳しく説明する。
【0022】縦14.5cm×横11cmの木製の本体2、
上下に5cm×0.7cmの切欠11,12のある9cm×1
3cmの装飾板3、一辺9cmの略正方形で5cm×1cmの切
欠55,3cm×1cmの切欠56,2cm×1cmの切欠5
7,1cm×1cmの切欠58を各辺51,52,53,5
4にそれぞれ備えた調節板5、装飾板3と同様の外形形
状の中板6、および裏板4からなる図1〜4に示す容器
1を用意するとともに、各切欠55,56,57,58
が切欠12に一致する各装着姿勢に、調節板5をセット
した時、中板6と裏板4の間にセットされた芳香剤7と
してのレモンおよびフローラルの香りの香料袋の香りが
容器1外に放散される強度をそれぞれ官能的に調べその
結果を表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】上記表1から、調節板5の装着姿勢を選択
することで、芳香剤7の芳香成分の放散強度がうまく調
節できることがわかる。
【0025】
【発明の効果】本発明にかかる容器は、以上のように構
成されているので、薄型化できるとともに、芳香剤の放
散量を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる容器の実施の形態をあらわす分
解斜視図である。
【図2】図1の容器の組み立てた状態の断面図である。
【図3】図1の容器の装飾板および調節板を本体内に挿
入した状態の斜視図である。
【図4】図1の容器をスタンド式として用いた場合の背
面側から見た斜視図である。
【図5】従来の額縁型芳香剤容器をあらわす斜視図であ
る。
【符号の説明】
1・・・額縁型芳香剤容器、11,12・・・通気口、
2・・・本体、21・・・窓、22・・・挿入口、23
・・・内縁(窓の内縁)、24・・・係止爪、25・・
・内壁下端面、3・・・装飾板、31・・・装飾面、3
2,33・・・切欠(装飾板3の切欠)、4・・・裏
板、43・・・突部、44・・・突起、45・・・嵌合
溝、5・・・調節板、51,52,53,54・・・辺
(調節板5の辺)、55,56,57,58・・・切欠
(調節板5の切欠)、6・・・中板、61,62・・・
切欠(中板6の切欠)、7・・・芳香剤、9・・・プレ
ート、91・・・係止孔、92・・・嵌合孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓が設けられた枠状の本体と、本体の裏面
    側に設けられた挿入口から本体内に嵌まり込み、その周
    縁が窓の周縁で係止されるとともに、本体内に嵌まり込
    んだとき、本体の表側と本体内部とを連通させる通気口
    を窓の周縁に形成する切欠を一部に有する装飾板と、装
    飾板の裏面に沿って配置され、装飾板に対して選択自在
    な複数の装着姿勢を有し、各装着姿勢毎に通気孔と異な
    る面積で重なり合う切欠が設けられた芳香剤の放散量を
    調節する調節板と、本体の挿入口を閉鎖して調節板との
    間に芳香剤の収容空間を形成する裏板とを備える額縁型
    芳香剤容器。
JP9072307A 1997-03-25 1997-03-25 額縁型芳香剤容器 Pending JPH10263068A (ja)

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JP9072307A JPH10263068A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 額縁型芳香剤容器

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JP9072307A JPH10263068A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 額縁型芳香剤容器

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JPH10263068A true JPH10263068A (ja) 1998-10-06

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ID=13485492

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JP9072307A Pending JPH10263068A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 額縁型芳香剤容器

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US9248210B2 (en) 2012-08-15 2016-02-02 S.C. Johnson & Son, Inc. Dual purpose cartridge dispensing system

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