JPH10263009A - ナプキン包装体 - Google Patents
ナプキン包装体Info
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- JPH10263009A JPH10263009A JP9074118A JP7411897A JPH10263009A JP H10263009 A JPH10263009 A JP H10263009A JP 9074118 A JP9074118 A JP 9074118A JP 7411897 A JP7411897 A JP 7411897A JP H10263009 A JPH10263009 A JP H10263009A
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- JP
- Japan
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- napkin
- sheet
- main body
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- Pending
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/551—Packaging before or after use
- A61F13/5513—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins
- A61F13/55135—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins before use
- A61F13/5514—Packaging before or after use packaging of feminine sanitary napkins before use each item packaged single
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 着用ショーツに止着するための粘着域が外面
に形成されているウイングを後端部に有する生理用ナプ
キンにおいて、その粘着域が不必要なところに止着する
ことを防止する。 【解決手段】 前後に長い生理用ナプキン２が包装用シ
ート３とともにナプキン２の内面を内側にして三つに折
り重ねられてナプキン包装体１を形成する。ナプキン２
の後端部１２の両側に形成されたウイング１０は、ナプ
キン本体９の内面に折り重ねられる。両ウイング１０を
またぐ第２剥離紙２２の内面がウイング１０の粘着域１
９に剥離可能に止着され、第２剥離紙２２の外面がナプ
キン２の前端部１１を越えて延出する部分の包装用シー
ト３の内面に剥離不能に接合される。
に形成されているウイングを後端部に有する生理用ナプ
キンにおいて、その粘着域が不必要なところに止着する
ことを防止する。 【解決手段】 前後に長い生理用ナプキン２が包装用シ
ート３とともにナプキン２の内面を内側にして三つに折
り重ねられてナプキン包装体１を形成する。ナプキン２
の後端部１２の両側に形成されたウイング１０は、ナプ
キン本体９の内面に折り重ねられる。両ウイング１０を
またぐ第２剥離紙２２の内面がウイング１０の粘着域１
９に剥離可能に止着され、第２剥離紙２２の外面がナプ
キン２の前端部１１を越えて延出する部分の包装用シー
ト３の内面に剥離不能に接合される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、経血を吸収保持
する生理用ナプキンの包装体に関する。
する生理用ナプキンの包装体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、生理用ナプキンにおいて、着用シ
ョーツに止着するための粘着域がナプキンの裏面側に形
成されているものは周知である。その粘着域を被覆保護
する剥離紙は、ナプキン包装用のプラスチックフィルム
等に剥離不能に止着されていることがある。包装体とな
ったナプキンは、その包装を解くと、剥離紙がフィルム
とともにナプキンから離脱する。
ョーツに止着するための粘着域がナプキンの裏面側に形
成されているものは周知である。その粘着域を被覆保護
する剥離紙は、ナプキン包装用のプラスチックフィルム
等に剥離不能に止着されていることがある。包装体とな
ったナプキンは、その包装を解くと、剥離紙がフィルム
とともにナプキンから離脱する。
【０００３】特開平８−２２４２６９号公報には、この
種ナプキン包装体であって、ナプキン本体の後端部の両
側にウイングを有するものが開示されている。両ウイン
グはそれぞれがナプキンの内面側に折曲されていて、ウ
イングそれぞれの外面に形成された粘着域が両ウイング
にまたがる１枚の剥離紙によって被覆保護されている。
ナプキンは、その内面を内側にして長手方向にいわゆる
三つ折りに、即ち、三層重ねになるように畳まれてお
り、前端部が中間部に重ねられたのち、ウイングを有す
る後端部がその前端部に重ねられている。ウイングの粘
着域を保護している剥離紙は、その剥離面が粘着域に剥
離可能に止着する一方、非剥離面がナプキン前端部の外
面を覆っている包装用フィルムの外面に剥離不能に止着
している。畳まれたナプキンは、包装を解いて後端部を
伸展すると、ウイングの粘着域を保護している剥離紙が
その粘着域から剥れて包装用フィルム側に残り、粘着域
が露出する。
種ナプキン包装体であって、ナプキン本体の後端部の両
側にウイングを有するものが開示されている。両ウイン
グはそれぞれがナプキンの内面側に折曲されていて、ウ
イングそれぞれの外面に形成された粘着域が両ウイング
にまたがる１枚の剥離紙によって被覆保護されている。
ナプキンは、その内面を内側にして長手方向にいわゆる
三つ折りに、即ち、三層重ねになるように畳まれてお
り、前端部が中間部に重ねられたのち、ウイングを有す
る後端部がその前端部に重ねられている。ウイングの粘
着域を保護している剥離紙は、その剥離面が粘着域に剥
離可能に止着する一方、非剥離面がナプキン前端部の外
面を覆っている包装用フィルムの外面に剥離不能に止着
している。畳まれたナプキンは、包装を解いて後端部を
伸展すると、ウイングの粘着域を保護している剥離紙が
その粘着域から剥れて包装用フィルム側に残り、粘着域
が露出する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例のナプキン
包装体では、包装を解き始めると、ウイングの粘着域が
最初に露出し、その後にナプキン本体の粘着域が露出す
る。ところが、ナプキンの着用者によっては、初めにナ
プキン本体を着用ショーツに止着し、折曲されているウ
イングをその後に広げてショーツに止着することがあ
る。この着用手順の場合、ウイングの粘着域は止着直前
まで剥離紙で被覆されていて、本体を止着しようとして
いるときにウイングが着用者の身体や着用ショーツに徒
に止着しないことが望ましい。それゆえ、この手順で
は、前記公知例の如くウイングの粘着域が真っ先に露出
することは、望ましくない。
包装体では、包装を解き始めると、ウイングの粘着域が
最初に露出し、その後にナプキン本体の粘着域が露出す
る。ところが、ナプキンの着用者によっては、初めにナ
プキン本体を着用ショーツに止着し、折曲されているウ
イングをその後に広げてショーツに止着することがあ
る。この着用手順の場合、ウイングの粘着域は止着直前
まで剥離紙で被覆されていて、本体を止着しようとして
いるときにウイングが着用者の身体や着用ショーツに徒
に止着しないことが望ましい。それゆえ、この手順で
は、前記公知例の如くウイングの粘着域が真っ先に露出
することは、望ましくない。
【０００５】そこで、この発明は、ナプキン後端部のウ
イングに形成された粘着域を止着直前まで被覆しておく
ことができるナプキン包装体の提供を課題にしている。
イングに形成された粘着域を止着直前まで被覆しておく
ことができるナプキン包装体の提供を課題にしている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明が前記課題を解
決するために前提とするのは、透液性内面シートと、不
透液性外面シートと、これら両シート間に介在する吸液
性コアとによってナプキン本体が構成され、該本体が前
後に長く形成されていて着用者のショーツ前方に位置さ
せる前端部と、後方に位置させる後端部と、これら両端
部間の中間部とを有し、前記後端部の幅方向両外側のそ
れぞれにウイングが形成されており、前記本体およびウ
イングそれぞれの着用ショーツ当接面に剥離紙で被覆保
護された第１および第２粘着域を有する生理用ナプキン
が包装用シートで覆われているナプキン包装体である。
決するために前提とするのは、透液性内面シートと、不
透液性外面シートと、これら両シート間に介在する吸液
性コアとによってナプキン本体が構成され、該本体が前
後に長く形成されていて着用者のショーツ前方に位置さ
せる前端部と、後方に位置させる後端部と、これら両端
部間の中間部とを有し、前記後端部の幅方向両外側のそ
れぞれにウイングが形成されており、前記本体およびウ
イングそれぞれの着用ショーツ当接面に剥離紙で被覆保
護された第１および第２粘着域を有する生理用ナプキン
が包装用シートで覆われているナプキン包装体である。
【０００７】かかる前提のもとに、この発明における前
記本体の第１粘着域には内外面を有する第１剥離紙の内
面が剥離可能に止着する一方、外面が該第１剥離紙を介
して前記本体の着用ショーツ当接面を覆っている前記包
装用シートの内面に剥離不能に止着している。前記ウイ
ングのそれぞれは、前記本体の前後方向へ延びる両側縁
に沿って前記内面シートの上面に折り重ねられていて、
該ウイングそれぞれの第２粘着域には内外面を有してい
て両ウイングにまたがる一連の第２剥離紙がその内面に
おいて剥離可能に止着している。また、前記本体の前端
部が、前記第１剥離紙と前記包装用シートとともに、前
記内面シートを内側にして前記中間部と重なり合うよう
に折曲されていて、その折曲状態において該前端部の端
縁から延出している前記包装用シートの内面と前記第２
剥離紙の外面とが剥離不能に止着している。前記本体の
後端部は、折曲状態の前記前端部に該前端部の着用ショ
ーツ当接面を覆っている前記包装用シートの上から折り
重ねられている。加えて、これら前後端部の折り重ねと
ともに前記本体の両側縁から外方へ延出している前記包
装用シートの両側縁部それぞれが折り重ねられて互いに
接合している。
記本体の第１粘着域には内外面を有する第１剥離紙の内
面が剥離可能に止着する一方、外面が該第１剥離紙を介
して前記本体の着用ショーツ当接面を覆っている前記包
装用シートの内面に剥離不能に止着している。前記ウイ
ングのそれぞれは、前記本体の前後方向へ延びる両側縁
に沿って前記内面シートの上面に折り重ねられていて、
該ウイングそれぞれの第２粘着域には内外面を有してい
て両ウイングにまたがる一連の第２剥離紙がその内面に
おいて剥離可能に止着している。また、前記本体の前端
部が、前記第１剥離紙と前記包装用シートとともに、前
記内面シートを内側にして前記中間部と重なり合うよう
に折曲されていて、その折曲状態において該前端部の端
縁から延出している前記包装用シートの内面と前記第２
剥離紙の外面とが剥離不能に止着している。前記本体の
後端部は、折曲状態の前記前端部に該前端部の着用ショ
ーツ当接面を覆っている前記包装用シートの上から折り
重ねられている。加えて、これら前後端部の折り重ねと
ともに前記本体の両側縁から外方へ延出している前記包
装用シートの両側縁部それぞれが折り重ねられて互いに
接合している。
【０００８】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照してこの発明に
係るナプキン包装体の詳細を説明すると、以下のとおり
である。
係るナプキン包装体の詳細を説明すると、以下のとおり
である。
【０００９】図１，２はナプキン包装体１の部分破断斜
視図と、そのＩＩ−ＩＩ線断面図である。包装体１は、
縦長の生理用ナプキン２と縦長でナプキンよりも縦横寸
法が大きいプラスチックフィルム製の包装用シート３と
によって構成されている。ナプキン２は、肌に当接する
内面を内側にして三つに折り重ねられ、即ち、三層重ね
にされており、これを包装するシート３が、ナプキン２
の幅方向へ延出する部分において互いに重なり合い、そ
の重なり域においてシート３の長手方向へ施されたシー
ル線２５で接合している。ナプキン２の幅方向へ延びる
シート３の端縁部２６の中央部分からは封止用テープ片
２７が延出している。テープ片２７は、その下面に塗布
された粘着剤２７Ａを介して一端部がシート３の端縁部
２６に止着し、延出している部分がそれと重なる部分の
シート３に剥離可能に止着している。テープ片２７の延
出端部は、摘持が容易となるようにテープ片２７の下面
側に折り重ねられている。
視図と、そのＩＩ−ＩＩ線断面図である。包装体１は、
縦長の生理用ナプキン２と縦長でナプキンよりも縦横寸
法が大きいプラスチックフィルム製の包装用シート３と
によって構成されている。ナプキン２は、肌に当接する
内面を内側にして三つに折り重ねられ、即ち、三層重ね
にされており、これを包装するシート３が、ナプキン２
の幅方向へ延出する部分において互いに重なり合い、そ
の重なり域においてシート３の長手方向へ施されたシー
ル線２５で接合している。ナプキン２の幅方向へ延びる
シート３の端縁部２６の中央部分からは封止用テープ片
２７が延出している。テープ片２７は、その下面に塗布
された粘着剤２７Ａを介して一端部がシート３の端縁部
２６に止着し、延出している部分がそれと重なる部分の
シート３に剥離可能に止着している。テープ片２７の延
出端部は、摘持が容易となるようにテープ片２７の下面
側に折り重ねられている。
【００１０】図３は、シール線２５で接合しているシー
ト３どうしを剥がして包装体１の包装を解き、ナプキン
２とシート３とをそれらの長手方向に展開した状態で示
す部分破断平面図である。ナプキン２は、本体９と本体
９から側方へ延出する一対の後記ウイング１０とからな
り、本体９は、着用者の肌に当接する透液性内面シート
６と、着用ショーツに当接する不透液性外面シート７
と、これら両シート６，７間に介在する吸液性コア８と
によって構成されている。本体９は、その長手方向にお
いて、着用ショーツの前方に位置させる前端部１１と、
後方に位置させる後端部１２と、これら前後端部１１，
１２間を占める中間部１３とを有し、全体がほぼ長円形
を呈している。図では、これら前後端部１１，１２と中
間部１３とが後記第１，２折曲線Ｘ−Ｘ，Ｙ−Ｙを境界
線とするような態様で例示されている。後端部１２で
は、本体９の左右側縁２Ａから外方へウイング１０が延
出している。ただし図３では、そのように延出するウイ
ング１０は仮想線で示されており、左右側縁で折曲され
て内面シート６に重なるウイング１０が実線で示されて
いる。ウイング１０は、図示されているように、その外
形線の一部が中間部１３にまで延びていることがある。
本体９において、コア８は本体９よりもやや小さい長円
形を呈しており、内外面シート６，７がコア８の周縁か
ら延出する部分で互いに重なり合って接合し、本体９の
周縁部フラップ１６と、後端部１２におけるウイング１
０とを形成している。
ト３どうしを剥がして包装体１の包装を解き、ナプキン
２とシート３とをそれらの長手方向に展開した状態で示
す部分破断平面図である。ナプキン２は、本体９と本体
９から側方へ延出する一対の後記ウイング１０とからな
り、本体９は、着用者の肌に当接する透液性内面シート
６と、着用ショーツに当接する不透液性外面シート７
と、これら両シート６，７間に介在する吸液性コア８と
によって構成されている。本体９は、その長手方向にお
いて、着用ショーツの前方に位置させる前端部１１と、
後方に位置させる後端部１２と、これら前後端部１１，
１２間を占める中間部１３とを有し、全体がほぼ長円形
を呈している。図では、これら前後端部１１，１２と中
間部１３とが後記第１，２折曲線Ｘ−Ｘ，Ｙ−Ｙを境界
線とするような態様で例示されている。後端部１２で
は、本体９の左右側縁２Ａから外方へウイング１０が延
出している。ただし図３では、そのように延出するウイ
ング１０は仮想線で示されており、左右側縁で折曲され
て内面シート６に重なるウイング１０が実線で示されて
いる。ウイング１０は、図示されているように、その外
形線の一部が中間部１３にまで延びていることがある。
本体９において、コア８は本体９よりもやや小さい長円
形を呈しており、内外面シート６，７がコア８の周縁か
ら延出する部分で互いに重なり合って接合し、本体９の
周縁部フラップ１６と、後端部１２におけるウイング１
０とを形成している。
【００１１】本体９とウイング１０とは、外面シート７
の外面に塗布された粘着剤によって形成される本体粘着
域１８とウイング粘着域１９とを有し、それぞれの粘着
域１８，１９が着用ショーツの内面に剥離可能に止着し
てナプキン２を固定することができる。図３において、
２条の本体粘着域１８が一連の第１剥離紙２１によって
被覆保護され、左右各ウイング１０のウイング粘着域１
９が両ウイング１０にまたがる一連の第２剥離紙２２に
よって被覆保護されている。第１剥離紙２１は、その外
面が本体９を覆っている包装用シート３の内面とホット
メルト接着剤２３（図２参照）を介して剥離不能に接合
している。包装用シート３は、ウイング１０が折曲され
ている図３の状態のナプキン２において、左右の側縁２
Ａと前後の端縁２Ｂとから延出する矩形のシートであ
る。
の外面に塗布された粘着剤によって形成される本体粘着
域１８とウイング粘着域１９とを有し、それぞれの粘着
域１８，１９が着用ショーツの内面に剥離可能に止着し
てナプキン２を固定することができる。図３において、
２条の本体粘着域１８が一連の第１剥離紙２１によって
被覆保護され、左右各ウイング１０のウイング粘着域１
９が両ウイング１０にまたがる一連の第２剥離紙２２に
よって被覆保護されている。第１剥離紙２１は、その外
面が本体９を覆っている包装用シート３の内面とホット
メルト接着剤２３（図２参照）を介して剥離不能に接合
している。包装用シート３は、ウイング１０が折曲され
ている図３の状態のナプキン２において、左右の側縁２
Ａと前後の端縁２Ｂとから延出する矩形のシートであ
る。
【００１２】図３においてこのように構成されたナプキ
ン２と包装用シート３とが、ナプキン２の前後方向を３
分する第１，２折曲線Ｘ−ＸとＹ−Ｙとにおいて、内面
シート６を内側にして折り重ねられると図１，２の形状
となる。ナプキン２と包装用シート３とは、第１折曲線
Ｘ−Ｘで折曲されると、鎖線で示されているシート３の
前端部（図３における下端部）内面の第１接合部位３６
が第２剥離紙２２の前端部寄りの外面に鎖線で示されて
いる第２接合部位３７と重なるように形成されていて、
これら両部位３６，３７が、ホットメルト接着剤２８
（図２参照）を介して剥離不能に接合される。後端部１
２は、第２折曲線Ｙ−Ｙに沿って折曲されて前端部１１
に重ねられる。その後にナプキン２の両側縁２Ａの外側
で重なり合うシート３どうしに対して熱溶着処理が施さ
れてシール線２５が形成され、シート３の後端部（図３
の上端部）２６から延出するテープ片２７が、それと当
接する部分のシート３の外面に止着される。
ン２と包装用シート３とが、ナプキン２の前後方向を３
分する第１，２折曲線Ｘ−ＸとＹ−Ｙとにおいて、内面
シート６を内側にして折り重ねられると図１，２の形状
となる。ナプキン２と包装用シート３とは、第１折曲線
Ｘ−Ｘで折曲されると、鎖線で示されているシート３の
前端部（図３における下端部）内面の第１接合部位３６
が第２剥離紙２２の前端部寄りの外面に鎖線で示されて
いる第２接合部位３７と重なるように形成されていて、
これら両部位３６，３７が、ホットメルト接着剤２８
（図２参照）を介して剥離不能に接合される。後端部１
２は、第２折曲線Ｙ−Ｙに沿って折曲されて前端部１１
に重ねられる。その後にナプキン２の両側縁２Ａの外側
で重なり合うシート３どうしに対して熱溶着処理が施さ
れてシール線２５が形成され、シート３の後端部（図３
の上端部）２６から延出するテープ片２７が、それと当
接する部分のシート３の外面に止着される。
【００１３】ナプキン包装体１は、図２に仮想線で示さ
れている手順でその包装を解くことができる。まず、一
方の手で包装体１のテープ片２７を持ち、もう一方の手
でテープ片２７の近傍を持ってテープ片２７を矢印Ｐ1
方向へ引っ張るようにすると、包装体１は、シール線２
５で重なり合う包装用シート３が互いに剥れるか、破れ
るかして開封状態となる。次に、包装体１を持ち替え
て、一方の手でナプキン後端部１２を持ち、もう一方の
手でシート３の後端部を持って、ナプキン２からシート
３と第１剥離紙２１とを引き剥がすように矢印Ｐ2方向
へ引っ張ると、シール線２５がさらに解けて第１剥離紙
２１のナプキン２からの剥離がナプキン前端部１１へ向
かって進行する。第１剥離紙２１が完全に剥離し、本体
粘着域１８が露出したのちでは、シート３が第２剥離紙
２２につながっていて、この第２剥離紙２２がウイング
粘着域１９を被覆している。かかる状態にあるナプキン
２は、最初に本体９を本体粘着域１８で着用ショーツの
股下域に止着する。次いで、第２剥離紙２２をウイング
粘着域１９から剥離し、ウイング１０を左右に広げて着
用ショーツに止着する。このようにすれば、本体９を止
着するときに、ウイング粘着域１９が不必要なところに
止着して本体９の止着の邪魔になるということがない。
れている手順でその包装を解くことができる。まず、一
方の手で包装体１のテープ片２７を持ち、もう一方の手
でテープ片２７の近傍を持ってテープ片２７を矢印Ｐ1
方向へ引っ張るようにすると、包装体１は、シール線２
５で重なり合う包装用シート３が互いに剥れるか、破れ
るかして開封状態となる。次に、包装体１を持ち替え
て、一方の手でナプキン後端部１２を持ち、もう一方の
手でシート３の後端部を持って、ナプキン２からシート
３と第１剥離紙２１とを引き剥がすように矢印Ｐ2方向
へ引っ張ると、シール線２５がさらに解けて第１剥離紙
２１のナプキン２からの剥離がナプキン前端部１１へ向
かって進行する。第１剥離紙２１が完全に剥離し、本体
粘着域１８が露出したのちでは、シート３が第２剥離紙
２２につながっていて、この第２剥離紙２２がウイング
粘着域１９を被覆している。かかる状態にあるナプキン
２は、最初に本体９を本体粘着域１８で着用ショーツの
股下域に止着する。次いで、第２剥離紙２２をウイング
粘着域１９から剥離し、ウイング１０を左右に広げて着
用ショーツに止着する。このようにすれば、本体９を止
着するときに、ウイング粘着域１９が不必要なところに
止着して本体９の止着の邪魔になるということがない。
【００１４】かかるナプキン包装体１において、包装用
シート３が接合している第２剥離紙２２の部位３７は、
図３に示されているようにウイング粘着域１９よりもナ
プキン２の前端部１１に偏倚している態様の他に、粘着
域１９よりも後端部１２に偏倚している態様があり得
る。図２の矢印Ｐ1，Ｐ2で示されるように、シート３を
反時計方向へ旋回させて包装体１を開封しながら第１，
２剥離紙２１，２２を剥がそうとするときには、部位３
７が前端部１１に偏倚していると、シート３を反時計方
向へ旋回させる一連の動作とともに第２剥離紙２２をウ
イング粘着域１９から剥がすことができる。
シート３が接合している第２剥離紙２２の部位３７は、
図３に示されているようにウイング粘着域１９よりもナ
プキン２の前端部１１に偏倚している態様の他に、粘着
域１９よりも後端部１２に偏倚している態様があり得
る。図２の矢印Ｐ1，Ｐ2で示されるように、シート３を
反時計方向へ旋回させて包装体１を開封しながら第１，
２剥離紙２１，２２を剥がそうとするときには、部位３
７が前端部１１に偏倚していると、シート３を反時計方
向へ旋回させる一連の動作とともに第２剥離紙２２をウ
イング粘着域１９から剥がすことができる。
【００１５】この発明において、内面シート６には不織
布や開孔プラスチックフィルムを使用することができ、
外面シート７にはプラスチックフィルムを使用すること
ができる。コア８には粉砕パルプや粉砕パルプと高吸水
性ポリマーとの混合物等を使用できる。
布や開孔プラスチックフィルムを使用することができ、
外面シート７にはプラスチックフィルムを使用すること
ができる。コア８には粉砕パルプや粉砕パルプと高吸水
性ポリマーとの混合物等を使用できる。
【００１６】ナプキン２において、ウイング１０は、内
面シート６および／または外面シート７と別体のシート
材料で形成することができる。包装体１の構成部材を接
合するには、図示例に限ることなくホットメルト接着剤
等の接着剤や粘着剤を使用したり、熱溶融性材料であれ
ば溶着技術を利用したりすることもできる。
面シート６および／または外面シート７と別体のシート
材料で形成することができる。包装体１の構成部材を接
合するには、図示例に限ることなくホットメルト接着剤
等の接着剤や粘着剤を使用したり、熱溶融性材料であれ
ば溶着技術を利用したりすることもできる。
【００１７】
【発明の効果】このように構成されたナプキン包装体で
は、ナプキン本体の後端部から前端部へ向かって第１剥
離紙を包装シートともに剥離してナプキン本体の第１粘
着域を露出させても、ウイングの第２粘着域は第２剥離
紙で被覆しておくことができる。かかる状態でナプキン
本体を着用ショーツに止着すれば、ウイングの第２粘着
域が不必要なところに止着して本体を操作するときの邪
魔になるということがない。
は、ナプキン本体の後端部から前端部へ向かって第１剥
離紙を包装シートともに剥離してナプキン本体の第１粘
着域を露出させても、ウイングの第２粘着域は第２剥離
紙で被覆しておくことができる。かかる状態でナプキン
本体を着用ショーツに止着すれば、ウイングの第２粘着
域が不必要なところに止着して本体を操作するときの邪
魔になるということがない。
【図１】ナプキン包装体の部分破断斜視図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線断面図。
【図３】ナプキン包装体を展開したときの部分破断平面
図。
図。
１ 包装体 ２ ナプキン ２Ａ 側縁 ２Ｂ 端縁 ３ 包装用シート ６ 内面シート ７ 外面シート ８ コア ９ 本体 １０ ウイング １１ 前端部 １２ 後端部 １３ 中間部 １８ 第１粘着域（本体粘着域） １９ 第２粘着域（ウイング粘着域） ２１ 第１剥離紙 ２２ 第２剥離紙
Claims (1)
- 【請求項１】 透液性内面シートと、不透液性外面シー
トと、これら両シート間に介在する吸液性コアとによっ
てナプキン本体が構成され、該本体が前後に長く形成さ
れていて着用者のショーツ前方に位置させる前端部と、
後方に位置させる後端部と、これら両端部間の中間部と
を有し、前記後端部の幅方向両外側それぞれにウイング
が形成されており、前記本体およびウイングそれぞれの
着用ショーツ当接面に剥離紙で被覆保護された第１およ
び第２粘着域を有する生理用ナプキンが包装用シートで
覆われているナプキン包装体であって、 前記本体の第１粘着域には内外面を有する第１剥離紙の
内面が剥離可能に止着し、かつ、該第１剥離紙の外面が
該第１剥離紙を介して前記本体の着用ショーツ当接面を
覆っている前記包装用シートの内面に剥離不能に止着
し、 前記ウイングのそれぞれは、前記本体の前後方向へ延び
る両側縁に沿って前記内面シートの上面に折り重ねられ
ており、該ウイングそれぞれの第２粘着域には内外面を
有していて両ウイングにまたがる一連の第２剥離紙がそ
の内面において剥離可能に止着し、 前記本体の前端部が、前記第１剥離紙と前記包装用シー
トとともに、前記内面シートを内側にして前記中間部と
重なり合うように折曲されていて、その折曲状態におい
て該前端部の端縁から延出している前記包装用シートの
内面と前記第２剥離紙の外面とが剥離不能に止着し、 前記本体の後端部は、折曲状態の前記前端部に該前端部
の着用ショーツ当接面を覆っている前記包装用シートの
上から折り重ねられ、 これら前後端部の折り重ねとともに前記本体の両側縁か
ら外方へ延出している前記包装用シートの両側縁部それ
ぞれが折り重ねられて互いに接合していることを特徴と
する前記ナプキン包装体。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9074118A JPH10263009A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ナプキン包装体 |
| MYPI98001296A MY137410A (en) | 1997-03-26 | 1998-03-25 | Individually packaged sanitary napkin |
| IDP980426A ID20129A (id) | 1997-03-26 | 1998-03-25 | Pembalut kesehatan yang terkemas secara tersendiri |
| SG1998000618A SG71099A1 (en) | 1997-03-26 | 1998-03-25 | Individually packaged sanitary napkin |
| KR10-1998-0010458A KR100489473B1 (ko) | 1997-03-26 | 1998-03-26 | 생리대포장체 |
| CN98105897A CN1195508A (zh) | 1997-03-26 | 1998-03-26 | 卫生巾包装体 |
| TW088205171U TW437384U (en) | 1997-03-26 | 1998-03-26 | Package of sanitary napkins |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9074118A JPH10263009A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ナプキン包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10263009A true JPH10263009A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13537980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9074118A Pending JPH10263009A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ナプキン包装体 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10263009A (ja) |
| KR (1) | KR100489473B1 (ja) |
| CN (1) | CN1195508A (ja) |
| ID (1) | ID20129A (ja) |
| MY (1) | MY137410A (ja) |
| SG (1) | SG71099A1 (ja) |
| TW (1) | TW437384U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1327429A2 (en) * | 2002-01-09 | 2003-07-16 | Uni-Charm Corporation | Individual packaged sanitary napkin |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9074118A patent/JPH10263009A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-25 SG SG1998000618A patent/SG71099A1/en unknown
- 1998-03-25 MY MYPI98001296A patent/MY137410A/en unknown
- 1998-03-25 ID IDP980426A patent/ID20129A/id unknown
- 1998-03-26 TW TW088205171U patent/TW437384U/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-03-26 KR KR10-1998-0010458A patent/KR100489473B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-03-26 CN CN98105897A patent/CN1195508A/zh active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1327429A2 (en) * | 2002-01-09 | 2003-07-16 | Uni-Charm Corporation | Individual packaged sanitary napkin |
| EP1327429A3 (en) * | 2002-01-09 | 2003-12-17 | Uni-Charm Corporation | Individual packaged sanitary napkin |
| KR100821819B1 (ko) * | 2002-01-09 | 2008-04-11 | 유니챰 가부시키가이샤 | 위생용 제품 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ID20129A (id) | 1998-10-08 |
| CN1195508A (zh) | 1998-10-14 |
| TW437384U (en) | 2001-05-28 |
| KR100489473B1 (ko) | 2005-09-30 |
| KR19980080696A (ko) | 1998-11-25 |
| MY137410A (en) | 2009-01-30 |
| SG71099A1 (en) | 2000-03-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030812 |