JPH10262121A - 宅内回線終端回路 - Google Patents

宅内回線終端回路

Info

Publication number
JPH10262121A
JPH10262121A JP9066812A JP6681297A JPH10262121A JP H10262121 A JPH10262121 A JP H10262121A JP 9066812 A JP9066812 A JP 9066812A JP 6681297 A JP6681297 A JP 6681297A JP H10262121 A JPH10262121 A JP H10262121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
circuit
polarity
termination
subscriber line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9066812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3832010B2 (ja
Inventor
Masakazu Oi
正和 尾井
Yukio Inagaki
行雄 稲垣
Shoji Kitagawa
昌二 北川
Kazuyoshi Maruyama
和克 丸山
Hiroshi Suda
洋 須田
Naoki Koyakata
直樹 古舘
Kazuo Wani
一夫 和仁
Kiyoshi Taniguchi
清 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP06681297A priority Critical patent/JP3832010B2/ja
Publication of JPH10262121A publication Critical patent/JPH10262121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3832010B2 publication Critical patent/JP3832010B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は加入者線通信系における宅内回線終
端回路に関し、宅内回線終端装置の具備機能を、極力簡
易な回路で構成することを目的とする。 【解決手段】 メタリック二線式の加入者線(3)に端
末装置(2)を収容する宅内回線終端回路(500)で
あって、端末装置の送受信信号を所定周波数帯域の交流
信号に変換して加入者線を経由して局内回線終端装置
(4)との間で送受信する交流信号送受信回路(51
0)と、局内回線終端装置から加入者線に反転極性の直
流電圧が送出された場合に導通状態となる反転極性導通
ダイオード(507)と端末装置が発呼した場合に導通
状態となる開閉手段(505)とを並列接続し、更に所
定の抵抗値を有する終端抵抗(509)を直列接続した
直流終端回路(540)と、加入者線から到着する交流
信号と直流電圧とを分離し、交流信号は交流信号送受信
回路に伝達し、直流電圧は直流終端回路に伝達する直流
交流分離手段(501)とから構成する〔請求項3〕。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加入者線通信系にお
ける宅内回線終端回路に関し、特に一端を局内回線終端
装置を介して交換機に接続されるメタリック二線式加入
者線の、他端と端末装置とを接続する宅内回線終端回路
に関する。
【0002】この種の加入者線通信系により交換機に収
容される端末装置は、従来、交換機から加入者線を経由
して供給される直流電力により動作する、所謂局給電方
式を採用していたが、近年、端末装置の多機能化に伴
い、交換機から供給される直流電力だけでは不足して来
た為、端末装置が独自に宅内の電源設備〔例えば商用電
源系〕から電力の総てまたは一部を受電する、所謂局部
給電方式を採用する場合が増加しつつある。
【0003】局部給電方式の端末装置に併設される宅内
回線終端回路は、局給電機能を始めとして、機能の簡素
化が要望される。
【0004】
【従来の技術】図7は従来ある加入者線通信系を例示す
る図であり、図8は図7における宅内回線終端装置を例
示する図である。
【0005】図7において、総合サービスディジタル網
(ISDN)を構成する交換機(1)が、メタリック二
線式の加入者線(3)を経由して端末装置(2)を収容
する場合に、交換機(1)側に設けられた局内回線終端
装置(4)と、端末装置(2)を設置した宅内側に設け
られた宅内回線終端装置(5)により加入者線(3)の
近端および遠端を終端し、端末装置(2)は四線式端末
回線(6)を介して宅内回線終端装置(5)に接続す
る。
【0006】局内回線終端装置(4)と宅内回線終端装
置(5)とは、端末装置(2)が総合サービスディジタ
ル網(ISDN)の提供する各種の通信サービスを利用
する為に必要な所定周波数帯域の交流信号を、加入者線
(3)を経由して送受信する。
【0007】また局内回線終端装置(4)は、加入者線
(3)を経由して宅内回線終端装置(5)に、宅内回線
終端装置(5)および端末装置(2)が動作するに必要
な直流電力(DC)を供給する、前述の局給電方式を実
現している。
【0008】宅内回線終端装置(5)は、図8に示され
る如く、直流交流分離回路(51)、加入者線インタフ
ェース回路(52)、端末インタフェース回路(5
3)、待機回路(54)、発呼ループ回路(55)、発
呼検出回路(56)および直流変換回路(57)を具備
している。
【0009】加入者線インタフェース回路(52)およ
び端末インタフェース回路(53)は、局内回線終端装
置(4)との間で前述の交流信号を、加入者線(3)を
経由して送受信する役割を果たす。
【0010】また直流変換回路(57)は、局内回線終
端装置(4)から加入者線(3)を経由して供給される
直流電力(DC)を受電し、宅内回線終端装置(5)内
の各回路、並びに端末装置(2)が動作するに適した直
流電力(DC)に変換し、供給する役割を果たす。
【0011】待機回路(54)、発呼ループ回路(5
5)および発呼検出回路(56)は、局内回線終端装置
(4)からの局給電が開始される前の待機状態を形成す
ると共に、待機中に端末装置(2)が発呼したことを、
加入者線(3)を経由して局内回線終端装置(4)に通
知し、局内回線終端装置(4)に対して局給電を実行開
始させる役割を果たす。
【0012】直流交流分離回路(51)は、局内回線終
端装置(4)から加入者線(3)を経由して転送される
交流信号と、局給電用の直流電力(DC)とを受信・分
離し、交流信号は加入者線インタフェース回路(52)
および端末インタフェース回路(53)へ伝達し、直流
電力(DC)は待機回路(54)および直流変換回路
(57)に伝達すると共に、加入者線インタフェース回
路(52)および端末インタフェース回路(53)から
局内回線終端装置(4)に転送される交流信号が、待機
回路(54)および直流変換回路(57)へ伝達される
のを阻止し、加入者線(3)を経由して局内回線終端装
置(4)に転送させる役割を果たす。
【0013】また局内回線終端装置(4)は、待機状態
と通信状態とを、加入者線(3)に供給する直流の極性
で区別しており、待機状態においては、加入者線(3)
のA線側を正極性(+)に、B線側を負極性(−)に設
定しており〔以後ノーマル極性と称する〕、また通信状
態においては、加入者線(3)のB線側を正極性(+)
に、A線側を負極性(−)に設定している〔以後リバー
ス極性と称する〕。
【0014】従って、宅内回線終端装置(5)において
は、待機回路(54)はノーマル極性の直流電力(D
C)〔以後ノーマル電力(DCN )と称する〕のみを受
電可能とし、直流変換回路(57)はリバース極性の直
流電力(DC)〔以後リバース電力(DCR )と称す
る〕のみを受電可能としている。
【0015】待機回路(54)のノーマル電力(D
N )に対する終端抵抗値(R54)は、待機状態におけ
る消費電力を削減する為に、高抵抗値〔例えは数千オー
ム〕に設定されており、また直流変換回路(57)のリ
バース電力(DCR )に対する終端抵抗値(R57)は、
加入者線路抵抗値が許容範囲内〔例えば800オーム以
下〕にある限り、宅内回線終端装置(5)等が動作する
に必要な直流電力(DC)を受電可能な値〔例えば80
0オーム〕に設定されている。
【0016】更に発呼検出回路(56)は、端末回線
(6)の送信線(TA)および(TB)を監視すること
により、端末装置(2)の発呼を監視しており、端末装
置(2)の発呼を検出すると、発呼ループ回路(55)
を起動し、起動された発呼ループ回路(55)は、ノー
マル電力(DCN )に対する終端抵抗値(R65)を低抵
抗値〔例えば800オーム〕に設定し、待機回路(5
4)に代わってノーマル電力(DCN )を終端する。
【0017】局内回線終端装置(4)においては、待機
状態において宅内回線終端装置(5)に供給している給
電電流値を監視することにより、端末装置(2)の発呼
を監視しており、給電中のノーマル電力(DCN )の終
端抵抗値が、(R54)〔=数千オーム〕から(R55
〔=800オーム〕に変化することによる給電電流値の
増加を検出すると、端末装置(2)が発呼したと判定
し、宅内回線終端装置(5)に対して供給する直流電力
(DC)の極性を反転し、給電中のノーマル電力(DC
N )をリバース電力(DCR )に変更する。
【0018】宅内回線終端装置(5)においては、局内
回線終端装置(4)から給電中のノーマル電力(D
N )がリバース電力(DCR )に変更されると、待機
回路(54)が受電を停止し、代わりに直流変換回路
(57)が受電を開始する。
【0019】以後直流変換回路(57)は、終端抵抗値
(R57)〔=800オーム〕により所要のリバース電力
(DCR )を受電し、宅内回線終端装置(5)等の動作
に必要とする直流電力(DC)を生成し、宅内回線終端
装置(5)内の各回路、並びに端末装置(2)に供給す
る。
【0020】以上により、宅内回線終端装置(5)等が
動作状態となり、局内回線終端装置(4)との間で交流
信号を、加入者線(3)を経由して送受信し、交換機
(1)が端末装置(2)に対する発呼処理を開始する。
【0021】一方、交換機(1)に、待機状態にある端
末装置(2)に対する着呼が生起したことを検出する
と、局内回線終端装置(4)は、宅内回線終端装置
(5)に対して供給する直流電力(DC)の極性を反転
し、給電中のノーマル電力(DCN)をリバース電力
(DCR )に変更する。
【0022】宅内回線終端装置(5)においては、局内
回線終端装置(4)から給電中のノーマル電力(D
N )がリバース電力(DCR )に変更されると、待機
回路(54)が受電を停止し、代わりに直流変換回路
(57)が受電を開始する。
【0023】以後直流変換回路(57)は、終端抵抗値
(R57)〔=800オーム〕により所要のリバース電力
(DCR )を受電し、宅内回線終端装置(5)等の動作
に必要とする直流電力(DC)を生成し、宅内回線終端
装置(5)内の各回路、並びに端末装置(2)に供給す
る。
【0024】以上により、宅内回線終端装置(5)等が
動作状態となり、局内回線終端装置(4)との間で交流
信号を、加入者線(3)を経由して送受信し、交換機
(1)が端末装置(2)に対する発呼処理を開始する。
【0025】更に、局内回線終端装置(4)に併設され
る媒体試験装置(7)は、局内回線終端装置(4)に接
続されている加入者線(3)の各種試験〔例えば絶縁試
験、容量試験、線路抵抗試験等で、媒体試験と総称す
る〕を実行しており、試験の対象とする加入者線(3)
を収容する局内回線終端装置(4)を制御し、加入者線
(3)を直接媒体試験装置(7)に引込ませた後、内蔵
する媒体試験用の直流電源および交流電源を印加し、前
述の各種試験項目を、宅内回線終端装置(5)で終端さ
れた状態で実行する。
【0026】なお、局内回線終端装置(4)が局給電用
に使用する電源電圧(V1 )は、負荷抵抗が無限大の場
合に直流60ボルトに設定されているが、媒体試験装置
(7)が媒体試験に使用するノーマル極性の直流電圧
(V2 )は直流15ボルトに設定され、またリバース極
性の直流電圧(V4 )は直流60ボルトに設定されてい
る。
【0027】宅内回線終端装置(5)は、媒体試験装置
(7)が実行する各試験項目に対応して、それぞれ下記
の如き状態を呈することが要求されている。先ず媒体試
験装置(7)が、加入者線(3)の絶縁抵抗試験を実行
する場合には、引込んだ加入者線(3)にノーマル極性
の媒体試験用直流電圧(V2 )〔=直流15ボルト〕を
印加し、絶縁抵抗を測定する。
【0028】かかる場合の宅内回線終端装置(5)は、
ノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2 )に対して絶
縁状態となる必要がある。次に媒体試験装置(7)が、
加入者線(3)の容量試験を実行する場合には、引込ん
だ加入者線(3)に、ノーマル極性の媒体試験用直流電
圧(V2 )〔=直流15ボルト〕を印加し、更に容量測
定用の交流電圧(V3 )を使用して線間容量を測定す
る。
【0029】かかる場合の宅内回線終端装置(5)は、
ノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2 )に対して絶
縁状態となり、且つ容量測定用の交流電圧(V3 )を印
加して、直流交流分離回路(51)内の所定静電容量
〔例えば1マイクロファラド〕を有するコンデンサ(C
1 )を含む加入者線(3)の静電容量値を測定可能とす
る必要がある。
【0030】更に媒体試験装置(7)が、加入者線
(3)の線路抵抗試験を実行する場合には、引込んだ加
入者線(3)にリバース極性の媒体試験用直流電圧(V
4 )〔=直流60ボルト〕を印加し、宅内回線終端装置
(5)内の終端抵抗値(R57)〔前述では800オー
ム〕を含む線路抵抗を測定する。
【0031】かかる場合の宅内回線終端装置(5)は、
加入者線(3)を直流変換回路(57)〔終端抵抗値
(R67=800オーム )〕で終端する必要がある。宅
内回線終端装置(5)内の直流交流分離回路(51)、
加入者線インタフェース回路(52)、待機回路(5
4)および直流変換回路(57)は、媒体試験装置
(7)による媒体試験時に、それぞれ前述の状態を実現
する如く構成されている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある加入者線通信系においては、宅内回線
終端装置(5)および端末装置(2)が動作する為に必
要とする直流電力(DC)を、局内回線終端装置(4)
から加入者線(3)を経由して供給されていた為、宅内
回線終端装置(5)内に上記直流電力(DC)を受電
し、宅内回線終端装置(5)および端末装置(2)が動
作するに適した直流電力(DC)に変換して供給する局
給電機能を具備する必要があった。
【0033】然し近年、端末装置(2)の多機能化に伴
い、交換機から供給される直流電力だけでは不足して来
た為、端末装置(2)が独自に宅内の電源設備〔例えば
商用電源系〕から電力の総てまたは一部を受電する、所
謂局部給電方式を採用する傾向にあり、更に宅内回線終
端装置(5)の具備機能を内蔵する端末装置(2)も実
用化されており、寧ろ宅内回線終端装置(5)の動作電
力も端末装置(2)から供給可能となると共に、宅内回
線終端装置(5)の具備機能を極力簡易な回路で構成す
る要望も高まって来た。
【0034】本発明は、宅内回線終端装置の具備機能
を、極力簡易な回路で構成することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、同図(a) は本発明(請求項1、4)の原理を示
し、同図(b) は本発明(請求項2、4)の原理を示し、
同図(c) は本発明(請求項3、4)の原理を示す。
【0036】図1において、1は交換機、2は端末装
置、3は加入者線、4は局内回線終端装置であり、50
0は本発明により構成される宅内回線終端回路である。
宅内回線終端回路(500)は、一端を局内回線終端装
置(4)を介して交換機(1)に接続するメタリック二
線式の加入者線(3)の、他端と端末装置(2)とを接
続する。
【0037】なお本発明による宅内回線終端回路(50
0)は、動作するに必要な電力を、局内回線終端装置
(4)以外から供給される。本発明(請求項1)による
宅内回線終端回路(500)は、交流信号送受信回路
(510)と、非反転極性直流終端回路(520)と、
反転極性直流終端回路(530)と、直流交流分離手段
(501)とから構成される。
【0038】交流信号送受信回路(510)は、端末装
置(2)が交換機(1)に対して送信する通信用信号
を、所定周波数帯域の交流信号に変換し、加入者線
(3)を経由して局内回線終端装置(4)に送信し、且
つ局内回線終端装置(4)から加入者線(3)を経由し
て受信する交流信号を逆変換し、端末装置(2)に伝達
する。
【0039】非反転極性直流終端回路(520)は、非
反転極性導通ダイオード(503)と、定電圧ダイオー
ド(504)と、開閉手段(505)と、非反転極性終
端抵抗(506)とを直列接続して構成される。
【0040】非反転極性導通ダイオード(503)は、
局内回線終端装置(4)から加入者線(3)のA線に正
極性(+)が、B線に負極性(−)が印加される非反転
極性の直流電圧が送出された場合に導通状態となり、局
内回線終端装置(4)から加入者線(3)のA線に負極
性(−)が、B線に正極性(+)が印加される反転極性
の直流電圧が送出された場合に遮断状態となる。
【0041】定電圧ダイオード(504)は、通信待機
状態にある局内回線終端装置(4)から加入者線(3)
に送出される、非反転極性を有する第一の直流電圧と、
加入者線(3)の試験状態にある局内回線終端装置
(4)から加入者線(3)に送出される、非反転極性を
有し、且つ第一の直流電圧より低電圧を有する第二の直
流電圧との中間値の降伏電圧を具備する。
【0042】開閉手段(505)は、端末装置(2)が
無通信状態にある場合に遮断状態に設定され、端末装置
(2)が発呼した場合に導通状態に設定される。非反転
極性終端抵抗(506)は、第一の直流電圧が送出され
ている加入者線(3)を終端することにより、端末装置
(2)の発呼を通信待機状態にある局内回線終端装置
(4)に通知する。
【0043】反転極性直流終端回路(530)は、反転
極性導通ダイオード(507)と、反転極性終端抵抗
(508)とを直列接続して構成される。反転極性導通
ダイオード(507)は、局内回線終端装置(4)から
加入者線(3)に反転極性の直流電圧が送出された場合
に導通状態となり、局内回線終端装置(4)から加入者
線(3)に非反転極性の直流電圧が送出された場合に遮
断状態となる。
【0044】反転極性終端抵抗(508)は、通信状態
にある局内回線終端装置(4)から加入者線(3)に送
出される、反転極性を有し、且つ第一の直流電圧と等電
圧を有する第三の直流電圧が送出されている加入者線
(3)を終端することにより、安定した通信状態を局内
回線終端装置(4)に通知する。
【0045】直流交流分離手段(501)は、局内回線
終端装置(4)から加入者線(3)を経由して伝達され
る交流信号と、加入者線(3)に送出する各直流電圧と
を分離し、交流信号は交流信号送受信回路(510)に
伝達し、各直流電圧は非反転極性直流終端回路(52
0)および反転極性直流終端回路(530)に伝達し、
且つ交流信号送受信回路(510)から局内回線終端装
置(4)向けに送出される交流信号は、非反転極性直流
終端回路(520)および反転極性直流終端回路(53
0)に伝達すること無く、加入者線(3)を経由して局
内回線終端装置(4)に送出する。
【0046】次に、本発明(請求項2)による宅内回線
終端回路(500)は、本発明(請求項1)による宅内
回線終端回路(500)において、非反転極性直流終端
回路(520)内の非反転極性終端抵抗(506)と、
反転極性直流終端回路(530)内の反転極性終端抵抗
(508)とを、一つの終端抵抗(509)を兼用して
構成することが考慮される。
【0047】次に、本発明(請求項3)による宅内回線
終端回路(500)は、交流信号送受信回路(510)
と、直流終端回路(540)と、直流交流分離手段(5
01)とから構成される。
【0048】直流終端回路(540)は、反転極性導通
ダイオード(507)と、開閉手段(505)とを並列
接続したものに、更に終端抵抗(509)を直列接続し
て構成される。
【0049】反転極性導通ダイオード(507)は、局
内回線終端装置(4)から加入者線(3)に反転極性の
直流電圧が送出された場合に導通状態となり、局内回線
終端装置(4)から加入者線(3)に非反転極性の直流
電圧が送出された場合に遮断状態となる。
【0050】開閉手段(505)は、端末装置(2)が
無通信状態にある場合に遮断状態に設定され、端末装置
(2)が発呼した場合に導通状態に設定される。終端抵
抗(509)は、通信待機状態にある局内回線終端装置
(4)から、非反転極性を有する第一の直流電圧が送出
されている加入者線(3)を終端することにより、端末
装置(2)の発呼を通信待機状態にある局内回線終端装
置(4)に通知し、且つ通信状態にある局内回線終端装
置(4)から加入者線(3)に送出される、反転極性を
有し、且つ第一の直流電圧と等電圧を有する第三の直流
電圧が送出されている加入者線(3)を終端することに
より、安定した通信状態を局内回線終端装置(4)に通
知する。
【0051】直流交流分離手段(501)は、局内回線
終端装置(4)から加入者線(3)を経由して伝達され
る交流信号と、加入者線(3)に送出する各直流電圧と
を分離し、交流信号は交流信号送受信回路(510)に
伝達し、各直流電圧は直流終端回路(540)に伝達
し、且つ交流信号送受信回路(510)から局内回線終
端装置(4)向けに送出される交流信号は、直流終端回
路(540)に伝達すること無く、加入者線(3)を経
由して局内回線終端装置(4)に送出する。
【0052】なお開閉手段(505)は、ホトカプラま
たはホトモスリレーにより構成することが考慮される。
従って宅内回線終端回路は、加入者線を経由して通信状
態並びに加入者線試験状態にある局内回線終端装置に対
する終端条件を従来と変更すること無く、宅内回線終端
回路が動作するに必要な電力を、局内回線終端装置以
外、例えば併設する端末装置から供給されることによ
り、局内回線終端装置から加入者線を経由して供給され
る電力の受電回路を除去すると共に、加入者線に対する
各過程における終端回路の簡易化が可能となり、端末装
置に組込むことも可能となる等、当該宅内回線終端回路
の経済化および小形化が大幅に促進される。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態による加入者線
通信系を示す図であり、図3は本発明(請求項1、4)
の実施形態による宅内回線終端回路を示す図であり、図
4は本発明(請求項2、4)の実施形態による宅内回線
終端回路を示す図であり、図5は本発明(請求項3、
4)の実施形態による宅内回線終端回路を示す図であ
る。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0054】図2においては、宅内回線終端回路
(5A )を内蔵する端末装置(2)が、図7に示される
宅内回線終端装置(5)および端末装置(2)の代わり
に設けられている。
【0055】以後、本発明(請求項1、4)の実施形態
による宅内回線終端回路を(5A1)と称し、本発明(請
求項2、4)の実施形態による宅内回線終端回路を(5
A2)と称し、本発明(請求項3、4)の実施形態による
宅内回線終端回路を(5A3)と称する。
【0056】なお図2における局内回線終端装置(4)
および媒体試験装置(7)は、図7に示されるものと変
わりは無い。即ち、局内回線終端装置(4)は、加入者
線(3)を経由して宅内回線終端回路(5A )との間
で、所定周波数帯域の交流信号を送受信すると共に、宅
内回線終端装置(5)等への給電用の直流電力(DC)
〔負荷抵抗無限大において直流60ボルト〕を送出して
おり、更に媒体試験装置(7)を使用して加入者線
(3)の試験を実行する場合には、給電用の直流電力
(DC)より低電圧〔前述では直流15ボルト〕の直流
電圧(V2 )を送出する。
【0057】なお局内回線終端装置(4)から加入者線
(3)に送出される給電用の直流電力(DC)〔直流電
圧(V1 )は負荷無限大で直流60ボルト〕は、待機状
態においてはノーマル極性〔加入者線(3)のA線に正
極性(+)、B線に負極性(−)〕を、通信状態におい
てはリバース極性〔加入者線(3)のA線に負極性
(−)、B線に正極性(+)〕に設定され、また媒体試
験装置(7)から加入者線(3)に送出される媒体試験
用直流電圧も、加入者線(3)の絶縁抵抗および線間容
量測定時にはノーマル極性の媒体試験用直流電圧
(V2 )〔=直流15ボルト〕が、また線路抵抗測定時
にはリバース極性の媒体試験用直流電圧(V4 )〔=直
流60ボルト〕が、それぞれ使用される。
【0058】最初に、本発明(請求項1、4)の実施形
態による宅内回線終端回路(5A1)を、図2および図3
を用いて説明する。図2および図3において、宅内回線
終端回路(5A1)は、直流交流分離回路(51)、加入
者線インタフェース回路(52)、端末インタフェース
回路(53)、ノーマル極性直流終端回路(5A)およ
びリバース極性直流終端回路(5B)から構成される。
【0059】直流交流分離回路(51)は、図1(a) に
おける直流交流分離手段(501)の役割を果たし、加
入者線インタフェース回路(52)および端末インタフ
ェース回路(53)は、図1(a) における交流信号送受
信回路(510)の役割を果たし、ノーマル極性直流終
端回路(5A)は、図1(a) における非反転極性直流終
端回路(520)の役割を果たし、リバース極性直流終
端回路(5B)は、図1(a) における反転極性直流終端
回路(530)の役割を果たす。
【0060】直流交流分離回路(51)は、直流阻止用
のコンデンサ(C1 )と、交流阻止用の塞流線輪
(L1 )および(L2 )とから構成され、従来ある宅内
回線終端装置(5)における直流交流分離回路(51)
と同様の機能を具備する。
【0061】また加入者線インタフェース回路(52)
および端末インタフェース回路(53)も、従来ある宅
内回線終端装置(5)における加入者線インタフェース
回路(52)および端末インタフェース回路(53)と
同様の機能を具備する。
【0062】ノーマル極性直流終端回路(5A)は、ノ
ーマル導通ダイオード(54A )、定電圧ダイオード
(58)、ホトカプラ(55A )およびノーマル終端抵
抗(55B )を直列接続して構成され、それぞれ図1
(a) における非反転極性導通ダイオード(503)、定
電圧ダイオード(504)、開閉手段(505)および
非反転極性終端抵抗(506)の役割を果たす。
【0063】リバース極性直流終端回路(5B)は、リ
バース導通ダイオード(57A )およびリバース終端抵
抗(57B )を直列接続して構成され、それぞれ図1
(a) における反転極性導通ダイオード(507)および
反転極性終端抵抗(508)の役割を果たす。
【0064】なお定電圧ダイオード(58)は、局内回
線終端装置(4)から送出される通信用の直流電圧(V
1 )〔=直流60ボルト〕と、媒体試験装置(7)から
送出される媒体試験用直流電圧(V2 )〔=直流15ボ
ルト〕とを識別可能な降伏電圧〔例えば30ボルト程
度〕を具備している。
【0065】またホトカプラ(55A )は、端末インタ
フェース回路(53)が端末装置(2)の発呼を検出し
ていない状態では、端末インタフェース回路(53)か
ら発呼検出信号〔例えば地電位〕をホトカプラ(5
A )の発光ダイオード部(DPC)に伝達されない為、
発光ダイオード部(DPC)は付勢されず、従ってホトカ
プラ(55A )のトランジスタ部(QPC)は遮断状態に
設定されているが、端末インタフェース回路(53)が
端末装置(2)の発呼を検出すると、発呼検出信号〔例
えば地電位〕をホトカプラ(55A )の発光ダイオード
部(DPC)に伝達する為、発光ダイオード部(DPC)は
付勢され、ホトカプラ(55A )のトランジスタ部(Q
PC)を導通状態に設定する。
【0066】またノーマル終端抵抗(55B )は、局内
回線終端装置(4)が待機状態にありノーマル電力(D
N )を供給中に、従来ある宅内回線終端装置(5)に
おいて、発呼検出回路(56)が端末装置(2)の発呼
を検出し、発呼ループ回路(55)により加入者線
(3)を終端した抵抗値〔前述では800オーム〕と同
一の抵抗値を有し、またリバース終端抵抗(57B
は、従来ある宅内回線終端装置(5)において、直流変
換回路(57)が加入者線(3)からリバース電力(D
R )を受電する際に、加入者線(3)を終端した抵抗
値〔前述では800オーム〕と同一の抵抗値を有してい
る。
【0067】先ず、交換機(1)に端末装置(2)に対
する着呼が生起しておらず、また端末装置(2)も発呼
していない状態で、局内回線終端装置(4)はノーマル
電力(DCN )を、加入者線(3)に送出しているもの
とする。
【0068】宅内回線終端回路(5A1)においては、直
流交流分離回路(51)が、局内回線終端装置(4)か
ら加入者線(3)を経由して伝達されたノーマル電力
(DC N )を、コンデンサ(C1 )より加入者線インタ
フェース回路(52)へ伝達されるのを阻止し、塞流線
輪(L1 )および(L2 )を介してノーマル極性直流終
端回路(5A)およびリバース極性直流終端回路(5
B)に伝達する。
【0069】ノーマル極性直流終端回路(5A)におい
ては、ノーマル導通ダイオード(54A )が、ノーマル
電力(DCN )に対しては順バイアス状態となる為、導
通状態に設定され、また定電圧ダイオード(58)は降
伏電圧〔=+30ボルト〕以上のノーマル電力(D
N )〔電圧(V1 )=直流60ボルト〕に対しては導
通状態に設定されるが、端末装置(2)が発呼状態にな
い場合には、ホトカプラ(55A )が遮断状態に設定さ
れている為、ノーマル極性直流終端回路(5A)はノー
マル終端抵抗(55B )〔=抵抗値800オーム〕によ
り加入者線(3)を終端することは出来ない。
【0070】また リバース極性直流終端回路(5B)
においては、リバース導通ダイオード(57A )が、ノ
ーマル電力(DCN )に対しては逆バイアス状態となる
為、遮断状態に設定され、やはりリバース終端抵抗(5
B )〔=抵抗値800オーム〕により加入者線(3)
を終端することは出来ない。
【0071】局内回線終端装置(4)においては、加入
者線(3)が宅内回線終端回路(5 A1)により高抵抗
〔現状では無限大〕で終端されていることから、端末装
置(2)が発呼していないことを識別し、待機状態を継
続する。
【0072】かかる状態で、端末インタフェース回路
(53)が端末装置(2)の発呼を検出すると、ホトカ
プラ(55A )に発呼検出信号を伝達し、発光ダイオー
ド(D PC)を付勢する為、トランジスタ部(QPC)が導
通状態となり、ノーマル極性直流終端回路(5A)は、
ノーマル終端抵抗(55B )〔=抵抗値800オーム〕
により、導通状態にあるノーマル導通ダイオード(54
A )、定電圧ダイオード(58)およびホトカプラ(5
A )を介して加入者線(3)を終端することとなる。
【0073】局内回線終端装置(4)においては、加入
者線(3)が宅内回線終端回路(5 A1)においてノーマ
ル終端抵抗(55B )〔=抵抗値800オーム〕により
終端されると、端末装置(2)が発呼したことを検出
し、待機状態から通信状態に移行し、加入者線(3)に
送出する直流電力(DC)を、ノーマル極性からリバー
ス極性に変換する。
【0074】宅内回線終端回路(5A1)においては、ノ
ーマル極性直流終端回路(5A)およびリバース極性直
流終端回路(5B)に伝達されていた直流電力(DC)
が、ノーマル極性からリバース極性に変換すると、ノー
マル極性直流終端回路(5A)においては、ノーマル導
通ダイオード(54A )が逆バイアス状態となる為、遮
断状態に設定され、ノーマル終端抵抗(55B )〔=抵
抗値800オーム〕による終端が遮断されるが、リバー
ス極性直流終端回路(5B)においては、リバース導通
ダイオード(57A )が、リバース電力(DCR )に対
しては順バイアス状態となる為、導通状態に設定され、
リバース終端抵抗(57B )〔=抵抗値800オーム〕
により加入者線(3)を終端することとなる。
【0075】以上により、局内回線終端装置(4)は、
加入者線(3)が引続き宅内回線終端回路(5A1)にお
いてリバース終端抵抗(57B )〔=抵抗値800オー
ム〕により終端されることにより通信状態を持続し、交
換機(1)が端末装置(2)の発呼処理を実行する。
【0076】なお、宅内回線終端回路(5A1)は、加入
者線インタフェース回路(52)、端末インタフェース
回路(53)およびホトカプラ(55A )等が動作する
に必要な直流電力は、宅内回線終端回路(5A1)を内蔵
する端末装置(2)の具備する電源回路から供給される
為、局内回線終端装置(4)から加入者線(3)を経由
して供給されるリバース電力(DCR )を使用する必要
は無く、供給されるリバース電力(DCR )はリバース
終端抵抗(57B )により終端される。
【0077】次に、交換機(1)に端末装置(2)に対
する着呼が生起しておらず、また端末装置(2)も発呼
していない状態で、局内回線終端装置(4)はノーマル
電力(DCN )を加入者線(3)に送出し、待機状態を
持続しているものとする。
【0078】かかる状態で、交換機(1)に端末装置
(2)に対する着呼が生起すると、局内回線終端装置
(4)が端末装置(2)に対する着呼を通知され、待機
状態から通信状態に移行し、加入者線(3)に送出する
直流電力(DC)を、ノーマル極性からリバース極性に
変換する。
【0079】宅内回線終端回路(5A1)においては、ノ
ーマル極性直流終端回路(5A)およびリバース極性直
流終端回路(5B)に伝達されていた直流電力(DC)
が、ノーマル極性からリバース極性に変換すると、前述
と同様に、リバース極性直流終端回路(5B)内のリバ
ース導通ダイオード(57A )が、リバース電力(DC
R )に対しては順バイアス状態となる為、導通状態に設
定され、リバース終端抵抗(57B )〔=抵抗値800
オーム〕により加入者線(3)を終端する。
【0080】以上により、局内回線終端装置(4)は、
加入者線(3)が宅内回線終端回路(5A1)においてリ
バース終端抵抗(57B )〔=抵抗値800オーム〕に
より終端されることにより通信状態を持続し、交換機
(1)が端末装置(2)の着呼処理を実行する。
【0081】なお着呼状態においても、宅内回線終端回
路(5A1)は動作するに必要な直流電力を端末装置
(2)の具備する電源回路から供給される為、局内回線
終端装置(4)から加入者線(3)を経由して供給され
るリバース電力(DCR )を使用する必要は無く、供給
されるリバース電力(DCR )はリバース終端抵抗(5
B )により終端される。
【0082】次に局内回線終端装置(4)に併設される
媒体試験装置(7)が、局内回線終端装置(4)に接続
されている加入者線(3)の媒体試験を実行する場合
に、試験の対象とする加入者線(3)を収容する局内回
線終端装置(4)を制御し、加入者線(3)を直接媒体
試験装置(7)に引込ませる。
【0083】先ず媒体試験装置(7)が、加入者線
(3)の絶縁抵抗試験を実行する場合には、引込んだ加
入者線(3)にノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V
2 )〔=直流15ボルト〕を印加し、絶縁抵抗を測定す
る。
【0084】宅内回線終端回路(5A1)においては、媒
体試験装置(7)から加入者線(3)に送出された媒体
試験用直流電圧(V2 )〔=直流15ボルト〕は、局内
回線終端装置(4)が加入者線(3)に送出する直流電
力(DC)と同様に、直流交流分離回路(51)により
ノーマル極性直流終端回路(5A)およびリバース極性
直流終端回路(5B)に伝達される。
【0085】ノーマル極性直流終端回路(5A)におい
ては、ノーマル導通ダイオード(54A )が、ノーマル
極性の媒体試験用直流電圧(V2 )に対しては順バイア
ス状態となる為、導通状態に設定されるが、定電圧ダイ
オード(58)は降伏電圧〔=+30ボルト〕以下のノ
ーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2 )〔=直流15
ボルト〕に対しては遮断状態に設定される為、ノーマル
極性直流終端回路(5A)はノーマル終端抵抗(5
B )〔=抵抗値800オーム〕により加入者線(3)
を終端せず、殆ど絶縁状態となる。
【0086】また リバース極性直流終端回路(5B)
においては、リバース導通ダイオード(57A )が、ノ
ーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2 )に対しては逆
バイアス状態となる為、遮断状態に設定され、やはりリ
バース終端抵抗(57B )〔=抵抗値800オーム〕に
より加入者線(3)を終端せず、殆ど絶縁状態となる。
【0087】以上により、宅内回線終端回路(5A1
は、ノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2 )〔=直
流15ボルト〕に対して絶縁状態となり、媒体試験装置
(7)は加入者線(3)の線間絶縁抵抗を確実に測定可
能となる。
【0088】次に媒体試験装置(7)が、加入者線
(3)の容量試験を実行する場合には、引込んだ加入者
線(3)の線間に、ノーマル極性の媒体試験用直流電圧
(V2 )〔=直流15ボルト〕を印加し、更に容量測定
用の交流電圧(V3 )を使用して線間容量を測定する。
【0089】宅内回線終端回路(5A1)においては、媒
体試験装置(7)から加入者線(3)に送出された媒体
試験用直流電圧(V2 )〔直流15ボルト〕は、局内回
線終端装置(4)が加入者線(3)に送出する直流電力
(DC)と同様に、直流交流分離回路(51)によりノ
ーマル極性直流終端回路(5A)およびリバース極性直
流終端回路(5B)に伝達されるが、ノーマル極性直流
終端回路(5A)およびリバース極性直流終端回路(5
B)は、前述の如く、ノーマル極性の媒体試験用直流電
圧(V2 )〔=直流15ボルト〕に対しては、何れも殆
ど絶縁状態となる。
【0090】一方、媒体試験装置(7)が加入者線
(3)に送出した容量測定用の交流電圧(V3 )は、宅
内回線終端回路(5A1)内の直流交流分離回路(51)
の、コンデンサ(C1 )を介して加入者線インタフェー
ス回路(52)に伝達される。
【0091】以上により、媒体試験装置(7)から媒体
試験用直流電圧(V2 )〔=直流15ボルト〕と、容量
測定用の交流電圧(V3 )とを送出された加入者線
(3)は、宅内回線終端回路(5A1)内の直流交流分離
回路(51)〔コンデンサ(C1)〕と加入者線インタ
フェース回路(52)とのみにより終端されることとな
り、媒体試験装置(7)は、直流交流分離回路(51)
内のコンデンサ(C1 )を含む、加入者線(3)の線間
容量を確実に測定可能となる。
【0092】更に媒体試験装置(7)が、加入者線
(3)の線路抵抗試験を実行する場合には、引込んだ加
入者線(3)にリバース極性の媒体試験用直流電圧(V
4 )〔=直流60ボルト〕を印加し、宅内回線終端回路
(5A1)の終端抵抗値を含む線路抵抗を測定する。
【0093】宅内回線終端回路(5A1)においては、媒
体試験装置(7)から加入者線(3)に送出された媒体
試験用直流電圧(V4 )〔=直流60ボルト〕は、局内
回線終端装置(4)が加入者線(3)に送出する直流電
力(DC)と同様に、直流交流分離回路(51)により
ノーマル極性直流終端回路(5A)およびリバース極性
直流終端回路(5B)に伝達される。
【0094】ノーマル極性直流終端回路(5A)におい
ては、ノーマル導通ダイオード(54A )が、リバース
極性の媒体試験用直流電圧(V4 )に対しては逆バイア
ス状態となる為、遮断状態に設定され、ノーマル極性直
流終端回路(5A)はノーマル終端抵抗(55B )〔=
抵抗値800オーム〕により加入者線(3)を終端せ
ず、殆ど絶縁状態となる。
【0095】一方 リバース極性直流終端回路(5B)
においては、リバース導通ダイオード(57A )が、リ
バース極性の媒体試験用直流電圧(V4 )に対しては順
バイアス状態となる為、導通状態に設定され、リバース
終端抵抗(57B )〔=抵抗値800オーム〕により加
入者線(3)を終端することとなる。
【0096】以上により、宅内回線終端回路(5A1
は、リバース極性の媒体試験用直流電圧(V4 )に対し
てリバース終端抵抗(57B )〔=抵抗値800オー
ム〕により加入者線(3)を終端することとなり、媒体
試験装置(7)はリバース終端抵抗(57B )〔=抵抗
値800オーム〕を含む加入者線(3)の線路抵抗を確
実に測定可能となる。
【0097】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項1、4)の実施形態によれば、宅内回線終端回路
(5A1)は、動作に必要な直流電力を、内蔵される端末
装置(2)の具備する電源回路から供給される為、従来
ある宅内回線終端装置(5)における直流変換回路(5
7)を除去する一方、局内回線終端装置(4)および媒
体試験装置(7)に対する加入者線(3)を経由する終
端条件は、ノーマル導通ダイオード(54A )、定電圧
ダイオード(58)、ホトカプラ(55A )およびノー
マル終端抵抗(55B )により構成されるノーマル極性
直流終端回路(5A)と、リバース導通ダイオード(5
A )およびリバース終端抵抗(57B )により構成さ
れるリバース極性直流終端回路(5B)とにより、従来
ある宅内回線終端装置(5)と同一条件を維持すること
となる。
【0098】次に本発明(請求項2)の実施形態による
宅内回線終端回路(5A2)を、図2および図4を用いて
説明する。図4に示される宅内回線終端回路(5A2
の、図3に示されるものと異なる点は、ノーマル極性直
流終端回路(5A)を構成するノーマル終端抵抗(55
B )と、リバース極性直流終端回路(5B)を構成する
リバース終端抵抗(57B )とが、共通の終端抵抗(5
9)により置換されていることにある。
【0099】終端抵抗(59)は、図1(b) における終
端抵抗(509)の役割を果たし、その他の宅内回線終
端回路(5A2)の構成各部は、図3に示される宅内回線
終端回路(5A1)の構成各部と同様に、図1(b) の構成
各部の役割を果たす。
【0100】終端抵抗(59)は、ノーマル極性直流終
端回路(5A)内で、ノーマル導通ダイオード(5
A )、定電圧ダイオード(58)およびホトカプラ
(55A )と直列接続されると共に、リバース極性直流
終端回路(5B)内で、リバース導通ダイオード(57
A )と直列接続されている。
【0101】終端抵抗(59)は、ノーマル終端抵抗
(55B )およびリバース終端抵抗(57B )と同一の
抵抗値〔即ち800オーム〕を有している。前述の如
く、図3に示される宅内回線終端回路(5A )において
は、ノーマル極性直流終端回路(5A)は、局内回線終
端装置(4)がノーマル電力(DCN)を加入者線
(3)に送出し、端末装置(2)の発呼が検出された場
合に限り、ノーマル終端抵抗(55B )により加入者線
(3)を終端し、またリバース極性直流終端回路(5
B)は、局内回線終端装置(4)がリバース電力(DC
R )を加入者線(3)に送出した場合に限り、リバース
終端抵抗(57B )により加入者線(3)を終端し、ノ
ーマル極性直流終端回路(5A)およびリバース極性直
流終端回路(5B)が同時にノーマル終端抵抗(5
B )およびリバース終端抵抗(57B )により加入者
線(3)を終端することは無い為、図4に示される宅内
回線終端回路(5A2)においても、ノーマル極性直流終
端回路(5A)が終端抵抗(59)により加入者線
(3)を終端する機会と、リバース極性直流終端回路
(5B)が終端抵抗(59)により加入者線(3)を終
端する機会とは全く独立であり、終端抵抗(59)は図
3におけるノーマル終端抵抗(55B )およびリバース
終端抵抗(57B )と全く同等の役割を果たす。
【0102】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項2、4)の実施形態によれば、本発明(請求項1、
4)における宅内回線終端回路(5A1)の機能を全く損
なうこと無く、宅内回線終端回路(5A1)においてノー
マル極性直流終端回路(5A)およびリバース極性直流
終端回路(5B)にそれぞれ設けられたノーマル終端抵
抗(55B )およびリバース終端抵抗(57B )を、一
個の終端抵抗(59)で兼用することが可能となり、当
該宅内回線終端回路(5A )の簡易化が一層促進可能と
なる。
【0103】次に、本発明(請求項3、4)の実施形態
による宅内回線終端回路(5A3)を、図2および図5を
用いて説明する。図2および図5において、宅内回線終
端回路(5A3)は、直流交流分離回路(51)、加入者
線インタフェース回路(52)、端末インタフェース回
路(53)および直流終端回路(5C)から構成され
る。
【0104】直流交流分離回路(51)は、図1(c) に
おける直流交流分離手段(501)の役割を果たし、加
入者線インタフェース回路(52)および端末インタフ
ェース回路(53)は、図1(c) における交流信号送受
信回路(510)の役割を果たし、直流終端回路(5
C)は、図1(c) における直流終端回路(540)の役
割を果たす。
【0105】直流交流分離回路(51)、加入者線イン
タフェース回路(52)および端末インタフェース回路
(53)は、図3に示される宅内回線終端回路(5A1
における直流交流分離回路(51)、加入者線インタフ
ェース回路(52)および端末インタフェース回路(5
3)と変わりは無い。
【0106】直流終端回路(5C)は、ホトカプラ(5
A )とリバース導通ダイオード(57A )とを並列接
続し、並列接続されたホトカプラ(55A )およびリバ
ース導通ダイオード(57A )に、終端抵抗(59)を
直列接続して構成され、それぞれ図1(c) における開閉
手段(505)、反転極性導通ダイオード(507)お
よび終端抵抗(509)の役割を果たす。
【0107】なおホトカプラ(55A )は、図3および
図4に示されるホトカプラ(55A)と同一機能を具備
し、また終端抵抗(59)は、図4に示される終端抵抗
(59)と同一抵抗値〔=800オーム〕を有してい
る。
【0108】先ず、交換機(1)に端末装置(2)に対
する着呼が生起しておらず、また端末装置(2)も発呼
していない状態で、局内回線終端装置(4)はノーマル
電力(DCN )を、加入者線(3)に送出しているもの
とする。
【0109】宅内回線終端回路(5A3)においては、直
流交流分離回路(51)が、局内回線終端装置(4)か
ら加入者線(3)を経由して伝達されたノーマル電力
(DC N )を、コンデンサ(C1 )より加入者線インタ
フェース回路(52)へ伝達されるのを阻止し、塞流線
輪(L1 )および(L2 )を介して直流終端回路(5
C)に伝達する。
【0110】直流終端回路(5C)においては、ホトカ
プラ(55A )は、端末装置(2)が発呼状態にない場
合には遮断状態に設定されており、またリバース導通ダ
イオード(57A )は、ノーマル電力(DCN )に対し
ては逆バイアス状態となる為、遮断状態に設定されてお
り、直流終端回路(5C)は終端抵抗(59)〔=抵抗
値800オーム〕により加入者線(3)を終端すること
は出来ない。
【0111】局内回線終端装置(4)においては、加入
者線(3)が宅内回線終端回路(5 A3)により高抵抗
〔現状では無限大〕で終端されていることから、端末装
置(2)が発呼していないことを識別し、待機状態を継
続する。
【0112】かかる状態で、端末インタフェース回路
(53)が端末装置(2)の発呼を検出すると、ホトカ
プラ(55A )に発呼検出信号を伝達し、発光ダイオー
ド(D PC)を付勢する為、トランジスタ部(QPC)が導
通状態となり、リバース導通ダイオード(57A )を短
絡する為、直流終端回路(5C)は、終端抵抗(59)
〔=抵抗値800オーム〕により、導通状態にあるホト
カプラ(55A )を介して加入者線(3)を終端するこ
ととなる。
【0113】局内回線終端装置(4)においては、加入
者線(3)が宅内回線終端回路(5 A3)において終端抵
抗(59)〔=抵抗値800オーム〕により終端される
と、端末装置(2)が発呼したことを検出し、待機状態
から通信状態に移行し、加入者線(3)に送出する直流
電力(DC)を、ノーマル極性からリバース極性に変換
する。
【0114】宅内回線終端回路(5A3)においては、直
流終端回路(5C)に伝達されていた直流電力(DC)
が、ノーマル極性からリバース極性に変換すると、直流
終端回路(5C)においては、リバース導通ダイオード
(57A )が、リバース電力(DCR )に対しては順バ
イアス状態となる為、導通状態に設定され、終端抵抗
(59)による加入者線(3)の終端を継続する。
【0115】以上により、局内回線終端装置(4)は、
加入者線(3)が引続き宅内回線終端回路(5A3)にお
いて終端抵抗(59)〔=抵抗値800オーム〕により
終端されることにより通信状態を持続し、交換機(1)
が端末装置(2)の発呼処理を実行する。
【0116】なお、宅内回線終端回路(5A3)は、加入
者線インタフェース回路(52)、端末インタフェース
回路(53)およびホトカプラ(55A )等が動作する
に必要な直流電力は、宅内回線終端回路(5A3)を内蔵
する端末装置(2)の具備する電源回路から供給される
為、局内回線終端装置(4)から加入者線(3)を経由
して供給されるリバース電力(DCR )を使用する必要
は無く、供給されるリバース電力(DCR )は終端抵抗
(59)により終端される。
【0117】次に、交換機(1)に端末装置(2)に対
する着呼が生起しておらず、また端末装置(2)も発呼
していない状態で、局内回線終端装置(4)はノーマル
電力(DCN )を加入者線(3)に送出し、待機状態を
持続しているものとする。
【0118】かかる状態で、交換機(1)に端末装置
(2)に対する着呼が生起すると、局内回線終端装置
(4)が端末装置(2)に対する着呼を通知され、待機
状態から通信状態に移行し、加入者線(3)に送出する
直流電力(DC)を、ノーマル極性からリバース極性に
変換する。
【0119】宅内回線終端装置(5)においては、直流
終端回路(5C)に伝達されていた直流電力(DC)
が、ノーマル極性からリバース極性に変換すると、前述
と同様に、直流終端回路(5C)内のリバース導通ダイ
オード(57A )が、リバース電力(DCR )に対して
は順バイアス状態となる為、導通状態に設定され、終端
抵抗(59)〔=抵抗値800オーム〕により加入者線
(3)を終端する。
【0120】以上により、局内回線終端装置(4)は、
加入者線(3)が宅内回線終端回路(5A3)においてリ
バース終端抵抗(57B )〔=抵抗値800オーム〕に
より終端されることにより通信状態を持続し、交換機
(1)が端末装置(2)の着呼処理を実行する。
【0121】なお着呼状態においても、宅内回線終端回
路(5A3)は動作するに必要な直流電力を端末装置
(2)の具備する電源回路から供給される為、局内回線
終端装置(4)から加入者線(3)を経由して供給され
るリバース電力(DCR )を使用する必要は無く、供給
されるリバース電力(DCR )はリバース終端抵抗(5
B )により終端される。
【0122】次に局内回線終端装置(4)に併設される
媒体試験装置(7)が、局内回線終端装置(4)に接続
されている加入者線(3)の媒体試験を実行する場合
に、試験の対象とする加入者線(3)を収容する局内回
線終端装置(4)を制御し、加入者線(3)を直接媒体
試験装置(7)に引込ませる。
【0123】先ず媒体試験装置(7)が、加入者線
(3)の絶縁抵抗試験を実行する場合には、引込んだ加
入者線(3)にノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V
2 )〔=直流15ボルト〕を印加し、絶縁抵抗を測定す
る。
【0124】宅内回線終端回路(5A3)においては、媒
体試験装置(7)から加入者線(3)に送出された媒体
試験用直流電圧(V2 )は、局内回線終端装置(4)が
加入者線(3)に送出する直流電力(DC)と同様に、
直流交流分離回路(51)により直流終端回路(5C)
に伝達される。
【0125】直流終端回路(5C)においては、ホトカ
プラ(55A )は、端末インタフェース回路(53)が
端末装置(2)の発呼を検出していない場合には遮断状
態に設定されており、またリバース導通ダイオード(5
A )は、ノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2
に対しては逆バイアス状態となる為、遮断状態に設定さ
れており、直流終端回路(5C)は終端抵抗(59)
〔=抵抗値800オーム〕により加入者線(3)を終端
せず、殆ど絶縁状態となる。
【0126】以上により、宅内回線終端回路(5A3
は、ノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2 )に対し
て絶縁状態となり、媒体試験装置(7)は加入者線
(3)の線間絶縁抵抗を確実に測定可能となる。
【0127】次に媒体試験装置(7)が、加入者線
(3)の容量試験を実行する場合には、引込んだ加入者
線(3)の線間に、ノーマル極性の媒体試験用直流電圧
(V2 )〔=直流15ボルト〕を印加し、更に容量測定
用の交流電圧(V3 )を使用して線間容量を測定する。
【0128】宅内回線終端回路(5A3)においては、媒
体試験装置(7)から加入者線(3)に送出された媒体
試験用直流電圧(V2 )は、局内回線終端装置(4)が
加入者線(3)に送出する直流電力(DC)と同様に、
直流交流分離回路(51)により直流終端回路(5C)
に伝達されるが、直流終端回路(5C)は、前述の如
く、ノーマル極性の媒体試験用直流電圧(V2 )に対し
ては、何れも殆ど絶縁状態となる。
【0129】一方、媒体試験装置(7)が加入者線
(3)に送出した容量測定用の交流電圧(V3 )は、宅
内回線終端回路(5A3)内の直流交流分離回路(51)
の、コンデンサ(C1 )を介して加入者線インタフェー
ス回路(52)に伝達される。
【0130】以上により、媒体試験装置(7)から媒体
試験用直流電圧(V2 )と、容量測定用の交流電圧(V
3 )とを送出された加入者線(3)は、宅内回線終端回
路(5A3)内の直流交流分離回路(51)〔コンデンサ
(C1 )〕と加入者線インタフェース回路(52)との
みにより終端されることとなり、媒体試験装置(7)
は、直流交流分離回路(51)内のコンデンサ(C1
を含む、加入者線(3)の線間容量を確実に測定可能と
なる。
【0131】更に媒体試験装置(7)が、加入者線
(3)の線路抵抗試験を実行する場合には、引込んだ加
入者線(3)にリバース極性の媒体試験用直流電圧(V
4 )〔=直流60ボルト〕を印加し、宅内回線終端回路
(5A3)の終端抵抗値を含む線路抵抗を測定する。
【0132】宅内回線終端回路(5A3)においては、媒
体試験装置(7)から加入者線(3)に送出された媒体
試験用直流電圧(V4 )は、局内回線終端装置(4)が
加入者線(3)に送出する直流電力(DC)と同様に、
直流交流分離回路(51)により直流終端回路(5C)
に伝達される。
【0133】直流終端回路(5C)においては、リバー
ス導通ダイオード(57A )が、リバース極性の媒体試
験用直流電圧(V4 )に対しては順バイアス状態となる
為、導通状態に設定され、終端抵抗(59)〔=抵抗値
800オーム〕により加入者線(3)を終端することと
なる。
【0134】以上により、宅内回線終端回路(5A3
は、リバース極性の媒体試験用直流電圧(V4 )に対し
て終端抵抗(59)〔=抵抗値800オーム〕により加
入者線(3)を終端することとなり、媒体試験装置
(7)は終端抵抗(59)〔=抵抗値800オーム〕を
含む加入者線(3)の線路抵抗を確実に測定可能とな
る。
【0135】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項3、4)の実施形態によれば、宅内回線終端回路
(5A3)は、動作に必要な直流電力を、宅内回線終端回
路(5 A3)を内蔵する端末装置(2)の具備する電源回
路から供給される為、従来ある宅内回線終端装置(5)
における直流変換回路(57)を除去する一方、局内回
線終端装置(4)および媒体試験装置(7)に対する加
入者線(3)を経由する終端条件は、ホトカプラ(55
A )、リバース導通ダイオード(57A )および終端抵
抗(59)により構成される直流終端回路(5C)によ
り、従来ある宅内回線終端装置(5)と同一条件を維持
することとなり、当該宅内回線終端回路(5A )の簡易
化が一層促進されることとなる。
【0136】なお、図2乃至図5はあく迄本発明(請求
項1乃至4)の一実施形態に過ぎず、 他に幾多の変形
が考慮される。図6は、本発明(請求項1、4)の他の
実施形態による宅内回線終端回路を示す図である。
【0137】図6に示される宅内回線終端回路(5A1
の、図3に示されるものと異なる点は、リバース極性直
流終端回路(5B)内のリバース終端抵抗(57B
が、従来ある宅内回線終端装置(5)に使用されていた
直流変換回路(57)により置換されていることにあ
る。
【0138】例えば、端末装置(2)の具備する電源回
路が、内蔵する宅内回線終端回路(5A1)の所要電力の
総てを供給する余裕が無い場合には、不足分のみを従来
ある宅内回線終端装置(5)と同様に、局内回線終端装
置(4)から加入者線(3)を経由して供給される直流
電力(DC)により補充することも考慮されるが、かか
る場合にも、図3に示されると同様に簡易化されたノー
マル極性直流終端回路(5A)が使用可能となり、本発
明(請求項1、4)による簡易化の効果は変わらない。
【0139】また開閉手段(505)はホトカプラ(5
A )により構成されるものに限定されることは無く、
例えばホトモスリレーにより構成する等、他に幾多の変
形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わ
らない。
【0140】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記宅内回線終
端回路において、加入者線を経由して通信状態並びに加
入者線試験状態にある局内回線終端装置に対する終端条
件を変更すること無く、宅内回線終端回路が動作するに
必要な電力を、局内回線終端装置以外、例えば併設する
端末装置から供給されることにより、局内回線終端装置
から加入者線を経由して供給される電力の受電回路を除
去すると共に、加入者線に対する各過程における終端回
路を簡易化が可能となり、端末装置に組込むことも可能
となる等、当該宅内回線終端回路の経済化および小形化
が大幅に促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による加入者線通信系
【図3】 本発明(請求項1、4)の実施形態による宅
内回線終端回路
【図4】 本発明(請求項2、4)の実施形態による宅
内回線終端回路
【図5】 本発明(請求項3、4)の実施形態による宅
内回線終端回路
【図6】 本発明(請求項1、4)の他の実施形態によ
る宅内回線終端回路
【図7】 従来ある加入者線通信系
【図8】 図7における宅内回線終端装置
【符号の説明】
1 交換機 2 端末装置 3 加入者線 4 局内回線終端装置 5 宅内回線終端装置 5A 、500 宅内回線終端回路 6 端末回線 7 媒体試験装置 51 直流交流分離回路 52 加入者線インタフェース回路 53 端末インタフェース回路 54 待機回路 54A ノーマル導通ダイオード 55 発呼ループ回路 55A ホトカプラ 55B ノーマル終端抵抗 56 発呼検出回路 57 直流変換回路 57A リバース導通ダイオード 57B リバース終端抵抗 58 定電圧ダイオード 59、509 終端抵抗 5A ノーマル極性直流終端回路 5B リバース極性直流終端回路 5C、540 直流終端回路 501 直流交流分離手段 503 非反転極性導通ダイオード 504 定電圧ダイオード 505 開閉手段 506 非反転極性終端抵抗 507 反転極性導通ダイオード 508 反転極性終端抵抗 510 交流信号送受信回路 520 非反転極性直流終端回路 530 反転極性直流終端回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 昌二 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 丸山 和克 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 須田 洋 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 古舘 直樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 和仁 一夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 谷口 清 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を局内回線終端装置を介して交換機
    に接続されるメタリック二線式の加入者線の他端と端末
    装置とを接続する宅内回線終端回路であって、 前記端末装置が前記交換機に対して送信する通信用信号
    を所定周波数帯域の交流信号に変換し、前記加入者線を
    経由して前記局内回線終端装置に送信し、且つ前記局内
    回線終端装置から前記加入者線を経由して受信する前記
    交流信号を逆変換し、前記端末装置に伝達する交流信号
    送受信回路と、 前記局内回線終端装置から前記加入者線のA線に正極性
    が、B線に負極性が印加される非反転極性の直流電圧が
    送出された場合に導通状態となり、前記局内回線終端装
    置から前記加入者線のA線に負極性が、B線に正極性が
    印加される反転極性の直流電圧が送出された場合に遮断
    状態となる非反転極性導通ダイオードと、通信待機状態
    にある前記局内回線終端装置から前記加入者線に送出さ
    れる、前記非反転極性を有する第一の直流電圧と、前記
    加入者線の試験状態にある局内回線終端装置から前記加
    入者線に送出される、前記非反転極性を有し、且つ前記
    第一の直流電圧より低電圧を有する第二の直流電圧との
    中間値の降伏電圧を具備する定電圧ダイオードと、前記
    端末装置が無通信状態にある場合に遮断状態に設定さ
    れ、前記端末装置が発呼した場合に導通状態に設定され
    る開閉手段と、前記第一の直流電圧が送出されている加
    入者線を終端することにより、前記端末装置の発呼を通
    信待機状態にある前記局内回線終端装置に通知する非反
    転極性終端抵抗とを直列接続して構成される非反転極性
    直流終端回路と、 前記局内回線終端装置から前記加入者線に前記反転極性
    の直流電圧が送出された場合に導通状態となり、前記局
    内回線終端装置から前記加入者線に前記非反転極性の直
    流電圧が送出された場合に遮断状態となる反転極性導通
    ダイオードと、通信状態にある前記局内回線終端装置か
    ら前記加入者線に送出される、前記反転極性を有し、且
    つ前記第一の直流電圧と等電圧を有する第三の直流電圧
    が送出されている加入者線を終端することにより、安定
    した通信状態を前記局内回線終端装置に通知する反転極
    性終端抵抗とを直列接続して構成される反転極性直流終
    端回路と、 前記局内回線終端装置から前記加入者線を経由して伝達
    される前記交流信号と、前記加入者線に送出する前記各
    直流電圧とを分離し、前記交流信号は前記交流信号送受
    信回路に伝達し、前記各直流電圧は前記非反転極性直流
    終端回路および反転極性直流終端回路に伝達し、且つ前
    記交流信号送受信回路から前記局内回線終端装置向けに
    送出される前記交流信号は、前記非反転極性直流終端回
    路および反転極性直流終端回路に伝達すること無く、前
    記加入者線を経由して前記局内回線終端装置に送出する
    直流交流分離手段とから構成され、 前記宅内回線終端回路が動作するに必要な電力を、前記
    局内回線終端装置以外から供給されることを特徴とする
    宅内回線終端回路。
  2. 【請求項2】 前記非反転極性直流終端回路内の非反転
    極性終端抵抗と、前記反転極性直流終端回路内の反転極
    性終端抵抗とを、一つの終端抵抗を兼用して構成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の宅内回線終端回路。
  3. 【請求項3】 一端を局内回線終端装置を介して交換機
    に接続されるメタリック二線式の加入者線の他端と端末
    装置とを接続する宅内回線終端回路であって、 前記端末装置が前記交換機に対して送信する通信用信号
    を、所定周波数帯域の交流信号に変換し、前記加入者線
    を経由して前記局内回線終端装置に送信し、且つ前記局
    内回線終端装置から前記加入者線を経由して受信する前
    記交流信号を逆変換し、前記端末装置に伝達する交流信
    号送受信回路と、 前記局内回線終端装置から前記加入者線に前記反転極性
    の直流電圧が送出された場合に導通状態となり、前記局
    内回線終端装置から前記加入者線に前記非反転極性の直
    流電圧が送出された場合に遮断状態となる反転極性導通
    ダイオードと、前記端末装置が無通信状態にある場合に
    遮断状態に設定され、前記端末装置が発呼した場合に導
    通状態に設定される開閉手段とを並列接続し、 且つ、通信待機状態にある前記局内回線終端装置から、
    前記非反転極性を有する第一の直流電圧が送出されてい
    る前記加入者線を終端することにより、前記端末装置の
    発呼を通信待機状態にある前記局内回線終端装置に通知
    し、且つ通信状態にある前記局内回線終端装置から前記
    加入者線に送出される、前記反転極性を有し、且つ前記
    第一の直流電圧と等電圧を有する第三の直流電圧が送出
    されている加入者線を終端することにより、安定した通
    信状態を前記局内回線終端装置に通知する終端抵抗を、
    前記並列接続された反転極性導通ダイオードおよび開閉
    手段に直列接続して構成される直流終端回路と、 前記局内回線終端装置から前記加入者線を経由して伝達
    される前記交流信号と、前記加入者線に送出する前記各
    直流電圧とを分離し、前記交流信号は前記交流信号送受
    信回路に伝達し、前記各直流電圧は前記直流終端回路に
    伝達し、且つ前記交流信号送受信回路から前記局内回線
    終端装置向けに送出される前記交流信号は、前記直流終
    端回路に伝達すること無く、前記加入者線を経由して前
    記局内回線終端装置に送出する直流交流分離手段とから
    構成され、 前記宅内回線終端回路が動作するに必要な電力を、前記
    局内回線終端装置以外から供給されることを特徴とする
    宅内回線終端回路。
  4. 【請求項4】 前記開閉手段は、ホトカプラまたはホト
    モスリレーにより構成することを特徴とする請求項1乃
    至3記載の宅内回線終端回路。
JP06681297A 1997-03-19 1997-03-19 宅内回線終端回路 Expired - Fee Related JP3832010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06681297A JP3832010B2 (ja) 1997-03-19 1997-03-19 宅内回線終端回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06681297A JP3832010B2 (ja) 1997-03-19 1997-03-19 宅内回線終端回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10262121A true JPH10262121A (ja) 1998-09-29
JP3832010B2 JP3832010B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=13326651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06681297A Expired - Fee Related JP3832010B2 (ja) 1997-03-19 1997-03-19 宅内回線終端回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3832010B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3832010B2 (ja) 2006-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9092208B2 (en) Device and method for powering Ethernet midspan device and endspan device
US6762675B1 (en) Method and apparatus for remote powering of device connected to network
CA2685152C (en) Method and apparatus for communicating loss of alternating current power supply
JPH03101550A (ja) Isdn端末への電源入力制御装置
US6603220B2 (en) Terminal adapted to be powered locally and to receive a remote power feed via a link connecting it to a local area network
JPH1169392A (ja) 交換機加入者線路を利用した局給電方式
US4224478A (en) Data transmission circuit for establishing a bidirectional data path in a telephone system
EP1668882A1 (en) Subscriber's side powered telephony system
US6320940B1 (en) Network termination device with automatic detection and correction of circuit polarity
AU627982B2 (en) A new key telephone interface
JPH10262121A (ja) 宅内回線終端回路
JPS6251018B2 (ja)
JPS58115997A (ja) サ−ビス要求呼および連続性センサ回路
JP3915162B2 (ja) 局部給電方式
US20180091321A1 (en) System and apparatus for preventing faulty connection between poc and poe
EP1107552A2 (en) Apparatus and method for testing subscriber loop interface circuits
JP3193799B2 (ja) 通信端末装置
RU2127026C1 (ru) Способ распознавания установления речевых телефонных каналов в средствах связи (варианты) и устройство для его осуществления (варианты)
JP3600987B2 (ja) 給電回路
GB2369745A (en) Loop voltage detection circuit
JPS6158363A (ja) デイジタル加入者線障害検出方式
JP3143322B2 (ja) 加入者回線監視方法とその装置、並びに加入者回線試験監視装置
JPH0231907B2 (ja)
JPS6259500B2 (ja)
JP2001230853A (ja) 電話回線端末用回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees