JPH10260950A - マイクロプロセッサ及びデータ処理システム - Google Patents

マイクロプロセッサ及びデータ処理システム

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JPH10260950A
JPH10260950A JP9062791A JP6279197A JPH10260950A JP H10260950 A JPH10260950 A JP H10260950A JP 9062791 A JP9062791 A JP 9062791A JP 6279197 A JP6279197 A JP 6279197A JP H10260950 A JPH10260950 A JP H10260950A
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JP
Japan
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dram
microprocessor
refresh
drams
instruction
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Withdrawn
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JP9062791A
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English (en)
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Susumu Narita
進 成田
Kazushige Ayukawa
一重 鮎川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフレッシュ動作との関係でデータ処理効率
が低下したり電力消費が増えるのを最小限に抑えること
ができるマイクロプロセッサを提供する。 【解決手段】 CPU(2)と複数個のDRAM(6〜
9)をオンチップしたマイクロプロセッサ(1)は、C
PUで設定された制御情報に従って複数個のDRAMの
リフレッシュ動作を個々に抑止可能なDRAMコントロ
ーラ(10)を有する。DRAMを規則的に連続してア
クセスしながらデータ処理を行う期間がリフレッシュイ
ンターバルを超える場合のように、リフレッシュ動作を
必要としないとき、当該DRAMのリフレッシュ動作を
キャンセルさせれば、当該データ処理途中にリフレッシ
ュ動作は割り込まず、データ処理効率が低下したり実質
的に無駄なリフレッシュ動作による電力消費が増えるの
を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPU(Central
Processing Unit:中央処理装置)とDRAM(Dynamic
Random Access Memory:ダイナミック型ランダム・ア
クセス・メモリ)を有する1つの半導体チップに集積回
路化されたマイクロプロセッサに係り、例えば機器組み
込み制御用途に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子情報通信学会技術研究報告(通学技
報Vol.96 No.20 1996年4月25日)第49頁〜第55頁に
はマイクロプロセッサとDRAMを1チップ化した技術
について記載されている。これによれば、DRAMとマ
イクロプロセッサを別チップで構成する場合に、バス幅
を広げるとパッケージのピン数やボード上の配線駆動に
要する消費電力が増加するという問題があり、この問題
を解決する試みとして、DRAMとプロセッサを1チッ
プ化し、パッケージのピン数や消費電力を抑えてDRA
M−マイクロプロセッサ間のバス幅を広げられるように
した。前記オンチップDRAMはメインメモリ又はデー
タメモリとしての利用が想定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等もCPU及
び大容量DRAMを1チップ化したマイクロプロセッサ
を検討した。これによれば、DRAMに対するリフレッ
シュインターバルはマイクロプロセッサの動作サイクル
に対して極めて長い時間であるから、データ処理内容に
よってはリフレッシュ動作を行わなくてもよい場合があ
り、この様なときにリフレッシュ動作を行えば、その期
間CPUがDRAMをアクセスできず、データ処理効率
が低下し、更には、実質的に不要なリフレッシュ動作に
よって無駄に電力が消費されてしまうということが明ら
かにされた。
【0004】特に、マイクロプロセッサが実行すべきプ
ログラム規模やデータ量はマイクロプロセッサの制御用
途に応じて相違されるから、その制御用途に応じて内蔵
DRAMの利用形態を可変にできるようにすることが、
マイクロプロセッサの使い勝手を良好にする上で望まし
いということが本発明者によって先に見い出された。こ
のように、内蔵DRAMの用途を可変にできるようにし
た場合、個々のDRAM単位で用途を限定し得るため、
上記リフレッシュ動作に付随してデータ処理効率が低下
したり電力消費が増大するという点を、個々のDRAM
の利用形態に応じてユーザが容易に解消できるようにす
る、という考慮の必要性が本発明者によって更に見出さ
れた。
【0005】本発明の目的は、リフレッシュ動作との関
係でデータ処理効率が低下したり電力消費が増大するの
を最小限に抑えることができるマイクロプロセッサを提
供することにある。
【0006】本発明の別の目的は、リフレッシュ動作に
付随してデータ処理効率が低下したり電力消費が増大す
るという点を、個々のDRAMの利用形態に応じてユー
ザが容易に解消若しくは最適化できるマイクロプロセッ
サを提供することにある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0009】すなわち、CPU(2)と、前記CPUに
よってアクセスされる複数個のDRAM(6〜9)とを
1個の半導体基板に含んで成るマイクロプロセッサ
(1)は、前記CPUにより設定される制御情報に従っ
て前記複数個のDRAMのリフレッシュ動作を個々に抑
止可能なDRAMコントローラ(10)を有する。例え
ば前記DRAMコントローラは、前記CPUによってア
クセスされるコントロールレジスタ(100)を有し、
前記コントロールレジスタは、個々のDRAMと一対一
対応でリフレッシュ動作の可否を指定するための制御情
報(RF0〜RF3)が設定されるリフレッシュコント
ロールフィールド(103)を含む。
【0010】上記マイクロプロセッサによれば、CPU
は個々のDRAM毎にリフレッシュ動作を選択的にキャ
ンセルできる。したがって、DRAMを規則的に連続し
てアクセスしながらデータ処理を行う期間がリフレッシ
ュインターバルを超える場合、DRAMに対するリフレ
ッシュ動作は必要とされない。この様なときは、当該D
RAMのリフレッシュ動作がキャンセルされ、当該デー
タ処理途中にリフレッシュ動作が割り込まない様にす
る。これにより、データ処理効率が低下したり、さらに
は、実質的に無駄なリフレッシュ動作による電力消費が
増大するのを抑えることができる。
【0011】前記DRAMコントローラは、前記個々の
DRAMに対応してリフレッシュ要求信号(RRF0〜
RRF3)を出力するリフレッシュインターバルタイマ
(RFT0〜RFT3)を有する。このリフレッシュイ
ンターバルタイマは、前記リフレッシュコントロールフ
ィールドの内容にタイマ動作を停止することが定義され
た場合、前記リフレッシュインターバルタイマは、当該
リフレッシュコントロールフィールドの内容に従って該
当するDRAMのリフレッシュ動作を抑止する。これに
よれば、リフレッシュを要しないDRAMのリフレッシ
ュインターバルタイマの動作が停止されるから、当該タ
イマによる無駄な電力消費も抑えることができる。
【0012】前記コントロールレジスタは、個々のDR
AMと一対一対応でそのDRAMに対する動作停止又は
動作可能を指定するためのイネーブルコントロールフィ
ールド(101)を含む。前記DRAMコントローラ
は、前記イネーブルコントロールフィールドの内容に従
って、個々のDRAMの動作停止又は動作可能を指定す
ることができる。これによれば、内蔵DRAMの全てを
用いない制御用途において、不使用DRAMによる無駄
な電力消費を削減することができる。
【0013】上記内蔵DRAMがクロック信号に同期し
てメモリ動作を行うシンクロナスDRAM若しくはパイ
プラインバーストDRAMなどの場合には、クロックジ
ェネレータ(11)を用いてDRAMのイネーブル制御
を行うことができる。すなわち、クロックジェネレータ
(11)は、前記DRAMコントローラによって動作停
止が指定されたDRAMへの前記クロック信号(CK0
〜CK3)の供給を停止し、前記DRAMコントローラ
によって動作可能が指定されたDRAMへ前記クロック
信号を供給する。
【0014】前記コントロールレジスタは、個々のDR
AMと一対一対応で前記命令格納用又はオペランド格納
用の指定を行うための制御情報が設定されるタイプコン
トロールフィールド(102)を有し、前記DRAMコ
ントローラは前記タイプコントロールフィールドの内容
に従って前記複数個のDRAMを個々に命令格納用又は
オペランド格納用に指定することができる。
【0015】これによれば、個々のDRAMの用途はC
PUによって命令又はオペランド格納用にプログラマブ
ルに設定することができ、プログラム規模やデータ量が
マイクロプロセッサの制御用途に応じて相違されるとい
う事情に対し、内蔵DRAMを容易に命令格納用又はオ
ペランド格納用に設定でき、DRAMを内蔵するマイク
ロプロセッサの使い勝手を向上させることができる。
【0016】特に、そのように内蔵DRAMの用途をC
PUのソフトウェア制御で可変できるようにした場合、
個々のDRAM単位で用途を限定し得るため、上記リフ
レッシュ動作に付随してデータ処理効率が低下したり電
力消費が増大するという点を、DRAMの利用形態に応
じてユーザが容易に最適化若しくは解消することができ
るようになる。
【0017】上記において、前記複数個のDRAMを、
前記CPUによる命令フェッチに利用される命令フェッ
チバス(13、14)と、前記CPUによるオペランド
アクセスに利用されるオペランドアクセスバス(15、
16)とに夫々接続し、前記個々のDRAMは、前記タ
イプコントロールフィールドの設定内容に従って命令フ
ェッチバスとのインタフェース又はオペランドフェッチ
バスとのインタフェースを選択する選択手段(611、
613、614))を有することにより、どのDRAM
が命令格納用又はオペランド格納用に設定されても命令
格納用DRAMとオペランド格納用DRAMとをオペラ
ンドバスと命令バスとを用いて並列的にアクセス可能に
なり、データ処理効率の向上に寄与する。
【0018】
【発明の実施の形態】
《マイクロプロセッサの概要》図1には本発明に係るマ
イクロプロセッサの一例ブロック図が示される。同図に
示されるマイクロプロセッサは、特に制限されないが、
半導体集積回路製造技術によって単結晶シリコンのよう
な1個の半導体基板に形成されている。
【0019】マイクロプロセッサ1は、CPU(中央処
理装置)2、プリフェッチキュー(FPQ)3、プリフ
ェッチアドレスジェネレータ(PAG)4、ロードスト
アバッファ(LDSTB)5、DRAM(ダイナミック
型ランダム・アクセス・メモリ)[0]6、DRAM[1]
7、DRAM[2]8、DRAM[3]9、DRAMコントロ
ーラ(DRAMC)10、クロックジェネレータ11及
び外部バスインタフェース回路(EXIF)12を有す
る。尚、DRAM[0]6〜DRAM[3]9を単にDRAM
6〜DRAM9とも記す。
【0020】前記CPU2は、特に制限されないが、代
表的に示された命令制御部200、アドレス演算回路2
02及びデータ演算回路203を有する。前記命令制御
部200は図示を省略する命令レジスタ、命令デコーダ
及びシーケンサ等を有し、命令プリフェッチキュー3を
介して命令レジスタにフェッチした命令をシーケンサの
制御に従って順次デコードして各種制御信号を生成す
る。例えばシーケンサはCPU内部の動作タイミングを
制御する。図1にはCPU2によるアクセス制御信号と
して、オペランドのリード動作を指示するリード信号R
Do、オペランドのライト動作を指示するライト信号W
Ro及び命令フェッチアクセスであることを示す命令フ
ェッチ信号IFが代表的に示されている。それら信号
は、前記命令デコーダの解読結果とシーケンサによるタ
イミング制御に従って、命令制御部200からCPU2
の外部に出力される。
【0021】前記アドレス演算回路202は図示を省略
するアドレス演算器やアドレスレジスタを有し、命令の
デコード結果などに従ってオペランドアドレス及び命令
アドレスを生成する。前記データ演算回路203は図示
を省略する算術論理演算器やデータレジスタ等を有し、
命令のデコード結果等に従ってオペランドに対する演算
を行う。
【0022】前記ロードストアバッファ5は、前記アド
レス演算回路202で生成されたオペランドアドレス
と、そのオペランドアドレスに対応されるオペランドを
保持する。特に制限されないが、このロードストアバッ
ファ5は、CPU2の動作速度とDRAM6などのメモ
リの動作速度との相違を吸収するための複数段のバッフ
ァとされる。オペランドアドレスはロードスストアバッ
ファ5を介してオペランドアドレスバス15に出力され
る。オペランドアドレスに従って例えばDRAM7など
から読出されたオペランド、或いはオペランドアドレス
に従ってDRAM7等に書き込むべきオペランドは、オ
ペランドデータバス16を介してロードストアバッファ
5との間で転送される。
【0023】前記プリフェッチアドレスジェネレータ4
はアドレス演算回路202から出力される命令アドレス
に基づいて命令プリフェッチアドレスを生成する。命令
プリフェッチアドレスは命令アドレスバス13に供給さ
れる。命令プリフェッチアドレスによって例えばDRA
M6などから読出された命令は命令データバス14を介
して前記プリフェッチキュー3に取り込まれる。プリフ
ェッチキュー3はFIFO(First-In First-Out)構造
の複数段の命令バッファである。前記命令フェッチ信号
IFがアサートされると、プリフェッチキュー3は命令
を出力する。前記プリフェッチアドレスジェネレータ4
は、前記命令フェッチ信号IFにより命令フェッチが指
示されたとき、前記プリフェッチキュー3に所定語数以
上の空き領域がある場合に、その命令フェッチの指示に
同期して命令プリフェッチアドレスを出力する。特に制
限されないが、プリフェッチアドレスジェネレータ4
は、命令プリフェッチの期間にリード信号RDiをアサ
ートする。
【0024】前記DRAM6〜9は、前記命令アドレス
バス13及び命令データバス14から成る命令バスと、
前記オペランドアドレスバス15及びオペランドデータ
バス16から成るオペランドバスに個別的に接続され、
前記オペランドバスと命令バスの何れからも選択的にア
クセス可能にされる。特に制限されないが、各々のDR
AM6〜9は、夫々1メガバイトの記憶容量を有する。
前記命令バス及びオペランドバスは、特に制限されない
が、データバス(14、16)とアドレスバス(13、
15)はそれぞれ32ビットとされる。前記DRAM6
〜9には32ビットのアドレス信号の内、下位側22ビ
ットが供給される。前記DRAM6〜9は、後でその詳
細を説明するように、CPU2の設定によってオペラン
ド格納用又は命令格納用の何れにも選択的に利用される
から、双方のリード信号RDi,RDoと前記ライト信
号WRが供給される。前記DRAM6〜9は個々にメモ
リ部MEM[0]60、MEM[1]70、MEM[2]80、
MEM[3]90と制御部CNT[0]61、CNT[1]7
1、CNT[2]81、CNT[3]91とを有する。
【0025】前記DRAMコントローラ10は、コント
ロールレジスタ(ODCR)100を有する。CPU2
は、オペランドアドレスバス15及びオペランドデータ
バス16を介してコントロールレジスタ100をアクセ
スして、所望の制御情報を設定することができる。DR
AMコントローラ10は、コントロールレジスタ10に
設定された制御情報に従って前記複数個のDRAM6〜
9を個々に、命令格納用又はオペランド格納用にプログ
ラマブルに指定し、書き込み動作の可否を指定し、リフ
レッシュ動作の可否を指定し、そして、動作停止又は動
作可能を指定することができる。
【0026】前記クロックパルスジェネレータ11は前
記DRAM6〜9の同期クロック信号を形成し、また、
CPU2の動作基準クロック信号を生成する。
【0027】図1において、外部バスインタフェース回
路12は、特に制限されないが、オペランドアドレスバ
ス15とオペランドデータバス16を外部アドレスバス
20と外部データバス21にインタフェースさせる。図
1の例では、外部アドレスバス20及び外部データバス
21には、マイクロプロセッサ1とは別チップで構成さ
れたROM(Read Only Memory:リード・オンリ・メモ
リ)22と外部DRAM(ダイナミック型ランダム・ア
クセス・メモリ)23が一例として結合されている。
【0028】《DRAMコントロール》図2には前記コ
ントロールレジスタ100の一例が示される。コントロ
ールレジスタ100は、特に制限されないが、32ビッ
トのレジスタとされ、それぞれ4ビットのイネーブルコ
ントロールフィールド101、タイプコントロールフィ
ールド102、リフレッシュロールフィールド103、
及びライトコントロールフィールド104を有する。
尚、図中において、初期値は、リセット時の各ビットの
値を示し、リード/ライトはRがリード可能を示し、R
/Wがリード及びライト可能を示す。
【0029】前記イネーブルコントロールフィールド1
01はDRAM[3]9〜DRAM[0]6に一対一対応され
る4ビットのイネーブルビットEN3〜EN0を有し、
その論理値“1”は対応するDRAMの動作可能を指示
し、その論理値“0”は対応するDRAMの動作停止を
指示する。動作停止が指示されたDRAMを指定するア
ドレス信号が発生されても当該DRAMは一切動作を行
わない。
【0030】前記タイプコントロールフィールド102
はDRAM[3]9〜DRAM[0]6に一対一対応される4
ビットのタイプビットTY3〜TY0を有し、その論理
値“1”は対応するDRAMをオペランド格納用に指示
し、その論理値“0”は対応するDRAMを命令格納用
に指示する。
【0031】前記リフレッシュロールフィールド103
はDRAM[3]9〜DRAM[0]6に一対一対応される4
ビットのリフレッシュビットRF3〜RF0を有し、そ
の論理値“1”はリフレッシュ動作可能を指示し、その
論理値“0”は対応するDRAMのリフレッシュ動作抑
止を指示する。
【0032】前記ライトコントロールフィールド104
はDRAM[3]9〜DRAM[0]6に一対一対応される4
ビットのライトコントロールビットWD3〜WD0を有
し、その論理値“1”は書き込み可能を指示し、その論
理値“0”は書き込み禁止を指示する。書き込み禁止が
指示されたDRAMはこれにライト信号WRが供給され
ても無視する。
【0033】図3にはDARM6の一例が示される。メ
モリ部(MEM)60において600で示されるものは
多数のダイナミック型メモリセルがマトリクス配置され
たメモリセルアレイ(MARY)である。メモリセルの
選択端子は行毎にワード線WLに接続され、メモリセル
のデータ入出力端子は列毎にビット線BLに結合されて
いる。ワード線はロウアドレスデコーダ(RDEC)6
01によるアドレスデコード結果に従って選択される。
ビット線BLは一方においてセンスアンプアレイ602
に接続され、ワード線で選択されたメモリセルからビッ
ト線に読出された微少電位差を増幅する。また、ビット
線BLは他方においてカラムスイッチ回路(CSW)6
03を介してコモンデータ線CDに接続される。カラム
スイッチ回路603は、カラムアドレスデコーダ604
のデコード結果に従って選択されるビット線をコモンデ
ータ線CDに導通させる。コモンデータ線CDは図示を
省略するメインアンプを含む入出力回路(I/O)60
5に接続されている。
【0034】前記コントロール部(CNT)61は、D
RAM6の内部タイミング信号を発生するタイミングジ
ェネレータ(TG)610、4個のセレクタ(SEL1
〜SEL4)611〜614、入力ゲート615、アド
レス加算器(AU)616、ラッチ617及びアドレス
カウンタ(ACUNT)618を有する。
【0035】前記セレクタ613は前記命令データバス
14又はオペランドデータバス16をタイプビットTY
0によって選択して前記入出力回路605に接続する。
タイプビットTY0=1のときオペランドデータバス1
6がセレクタ613によって選択され、タイプビットT
Y0=0のとき命令データバス14がセレクタ613に
よって選択される。前記セレクタ611は前記命令アド
レスバス13又はオペランドアドレスバスをタイプビッ
トTY0によって選択して後段に接続する。タイプビッ
トTY0=1のときオペランドアドレスバス15がセレ
クタ611によって選択され、タイプビットTY0=0
のとき命令アドレスバス13がセレクタ611によって
選択される。前記セレクタ614はオペランドアクセス
用のリード信号RDo又は命令フェッチ用のリード信号
RDiをタイプビットTY0によって選択してタイミン
グジェネレータ610に供給する。タイプビットTY0
=1のときRDoがセレクタ614によって選択され、
タイプビットTY0=0のときRDiがセレクタ614
によって選択される。これより明らかなように、DRA
M6はタイプビットTY0の論理値にしたがってオペラ
ンド格納用又は命令格納用に設定される。
【0036】前記入力ゲート615はライトコントロー
ルビットWD0が論理値“1”のとき前記ライト信号W
Roをタイミングジェネレータ610に出力可能とし、
ライトコントロールビットWD0が論理値“0”のとき
前記ライト信号WRoの状態とは無関係にその信号のネ
ゲートレベルをタイミングジェネレータ610に常時出
力する。前記タイプビットTY0によってDRAM6が
命令格納用途に設定されるとき、ライトコントロールビ
ットWD0を論理値“0”に設定すれば、マイクロプロ
セッサ1が暴走したりしたとき、当該ライトコントロー
ルビットWD0が書き換えられない限り、DRAM6が
不所望に書き換えられる虞を防止でき、データ保護に役
立つ。なお、ライトコントロールビットWRoに代えて
前記タイプビットTY0で入力ゲート615を制御する
ことも可能である。
【0037】DRAM6に対する外部からのアクセス要
求は、特に制限されないが、タイミングジェネレータ6
10がセレクタ612を介して入力するアドレス信号の
上位2ビットをデコードして認識する。タイミングジェ
ネレータ610は、アクセスを認識すると、クロック信
号CK0に同期して内部を制御する。クロック信号CK
0の供給が停止された場合、DRAM6は動作不可能と
される。すなわち、タイミングジェネレータ610はク
ロック信号CK0の変化が一定期間停止された状態を検
出すると、内部回路の入力ノードをハイレベル又はロー
レベルに固定し、回路動作を停止させ、無駄な電力消費
を抑えるスタンバイ状態に制御する。このとき、クロッ
ク信号CK0の入力回路は動作可能に維持されており、
クロック信号CK0の変化を再び検出すれば前記スタン
バイ状態を解除して、DRAM6を動作可能な状態に転
ずる。
【0038】DRAM6はクロック信号CK0に同期動
作されるところの、所謂シンクロナスDRAM若しくは
パイプラインバーストDRAMとされている。即ち、ア
ドレス信号の伝達経路とデータの伝達経路には夫々図示
を省略するラッチ回路が配置され、バーストリードのよ
うなデータ連続読み出し時には、ラッチ回路間でパイプ
ラインを刻むようにメモリ動作され、メモリ部60への
アドレス信号の供給からデータ読み出しまでのアクセス
レイテンシを短縮することができる。コントロール部6
1はそのようなバースト動作をサポートするために、前
記アドレス加算器616及びアドレスラッチ回路617
を有し、セレクタ611,612を介して外部から供給
されるアドレス信号を先頭アドレスとして、順次アドレ
スを+4(データ32ビット分)しながら、所定のバー
スト語数分だけ、内部でアドレスを更新しながら連続ア
クセスできるようになっている。バースト動作時に前記
セレクタ612はセレクタ611からの先頭アドレスを
入力した後、所定期間だけアドレスラッチ回路617の
出力を選択する。
【0039】DRAM6に対するリフレッシュ動作はリ
フレッシュ要求信号RRF0によって指示される。リフ
レッシュ動作が指示されると、タイミングジェネレータ
610はセレクタ612にアドレスカウンタ618の出
力を選択させ、アドレスカウンタ618によってリフレ
ッシュアドレスが生成される。リフレッシュ動作時は、
カラム系の動作は抑止され、順次ワード線選択動作によ
ってメモリセルの記憶情報がリフレッシュされる。
【0040】特に図示はしないがその他のDRAM7〜
9は、前記コントロールレジスタ100から供給される
制御情報が相違される点を除けば、DRAM6と同様に
構成されている。
【0041】図4にはDRAM6〜9に対するリフレッ
シュ要求信号の発生系統とクロック信号の供給系統の一
例が示されている。
【0042】DRAM6〜9にはクロックパルスジェネ
レータ11から個々にクロック信号CK0〜CK3が供
給される。クロックパルスジェネレータ11は夫々図示
を省略する発振回路、分周回路、クロック出力回路を有
する。前記コントロールレジスタ100のイネーブルビ
ットEN0〜EN3は、クロックパルスジェネレータ1
1に供給され、当該対応するクロック信号のクロック出
力回路を、論理値“1”によって活性化して、論理値
“0”によって非活性化する。クロック出力回路が非活
性化されると、その出力は一定レベルに固定され、これ
によって対応するDRAMへのクロック信号の供給が停
止される。前述の通り、DRAM6〜9は、クロック信
号CK0〜CK3の供給が停止されると、当該DRAM
は動作不可能にされる。したがって、内蔵DRAM6〜
9の全てを用いない制御形態にマイクロプロセッサ1を
適用する場合、不使用DRAMによる無駄な電力消費を
削減することができる。
【0043】DRAMコントローラ10は各DRAM6
〜9のリフレッシュサイクルを管理するためのリフレッ
シュインターバルタイマRFT0〜RFT3を有する。
夫々のリフレッシュインターバルタイマRFT0〜RF
T3のタイムアウト信号がリフレッシュ要求信号RRF
0〜RRF3としてDRAM6〜9に供給される。
【0044】前記リフレッシュインターバルタイマRF
T0〜RFT3のタイマ動作は前記リフレッシュビット
RF0〜RF3によって制御され、その論理値“1”に
よってタイマ動作が可能にされ、論理値“0”によって
タイマ動作を停止する。
【0045】DRAM6〜9の記憶情報に対するリフレ
ッシュは、メモリセルの蓄積電荷情報が放電によって失
われないように一定間隔(リフレッシュインターバル)
で行われる。そのリフレッシュインターバルは、マイク
ロプロセッサの動作サイクルに対して極めて長いμse
cのような時間である。データ処理内容によってはその
ようなリフレッシュ動作を行わなくてもよい場合があ
る。例えば、DRAMを画像データや通信データのバッ
ファ領域として用い、間段なくリード・モディファイ・
ライトのような動作を繰り返す場合、或いは格納したデ
ータを連続してDMA(Direct Memory Access)転送す
るような場合である。このように、DRAMを連続的に
アクセスしながらデータ処理を行う期間が比較的長いと
きは、強制的にリフレッシュ動作を途中に介在させる必
要のない場合がある。このような事情に着目すると、実
質的に不要なリフレッシュ動作をデータ処理の間に介在
させることは、データ処理効率を低下させるばかりでな
く、無駄な電力消費も増えることになる。したがって、
CPU2によって選択的に個々のDRAM6〜9に対し
てリフレッシュ動作を抑止できるようにすることは、デ
ータ処理効率の向上、並びに低消費電力化に寄与するこ
とができる。特に、この例の場合、リフレッシュ動作の
抑止は、リフレッシュインターバルタイマRFT0〜R
FT3のタイマ動作若しくは計時動作を停止させて実現
するから、当該タイマで無駄な電力が消費されることも
ない。特に上述のイネーブルコントロールとは別にリフ
レッシュコントロールを可能にするのは、DRAMをア
クセス可能にしつつリフレッシュ動作を選択的にキャン
セルするためである。
【0046】図5にはコントロールレジスタ100によ
るDRAM6〜9の機能設定例が示されている。(a)
では4個のDRAM[0]6〜DRAM[3]9は動作可能に
され(EN0〜EN3=1)、DRAM[0]6及びDR
AM[2]8が命令格納用に(TY0=TY2=0)、D
RAM[1]7及びDRAM[3]9がオペランド格納用に設
定されている。このとき、命令格納用に機能割り当てさ
れたDRAM[0]6及びDRAM[2]8に対しては書き込
みが阻止されている(WD0=WD2=0)。また、全
てのDRAM6〜9はリフレッシュ動作が抑止されてい
ない(RF0〜RF3=1)。
【0047】図5の(b)ではDRAM[0]6が命令格納
用に、DRAM[1]7〜DRAM[3]9がオペランド格納
用に設定され、命令格納用に機能割り当てされたDRA
M[0]6に対しては書き込みが阻止されている(WD0
=0)。また、オペランド格納用に設定された一つのD
RAM9に対してはリフレッシュ動作が抑止されている
(WD=0)。このDRAM9は前述の通り連続的にア
クセスされるようなバッファ領域として利用されるから
である。
【0048】図5の(c)では2個のDRAM[0]6,
DRAM[1]7だけが動作可能にされ(EN0=EN1
=1,EN2=EN3=0)、DRAM[0]6が命令格
納用に、DRAM[1]7がオペランド格納用に設定され
ている。不使用のDRAM8,9に関してはクロック信
号CK2,CK3の供給が停止されているので、タイプ
ビットTY2,TY3及びライトコントロールビットW
D2,WD3の値は任意(×)でよい。但し、リフレッ
シュコントロールビットRF2,RF3は“0”に設定
されている。これは、その設定状態において実質的に不
要なリフレッシュインターバルタイマRFT2,RFT
3の動作による電力消費も抑えるためである。
【0049】図6にはマイクロプロセッサ1のアドレス
マップの一例が示される。E1は図1の外部ROM22
やマイクロプロセッサ1内部の図示を省略する制御RO
Mが配置される。前記制御ROMはマイクロプロセッサ
のアーキテクチャーによって必要とされる場合と必要と
されない場合とがある。例えば当該制御ROMにはOS
(Operating System)が格納されている。E2はマイク
ロプロセッサ1内部のレジスタマッピング領域などであ
る。E3は前記DRAM6〜DRAM9のマッピング領
域である。E4はマイクロプロセッサ1の外部アドレス
空間である。図1の例に従えば、マイクロプロセッサ1
の内蔵DRAM6〜9だけでは不足するメインメモリを
外部DRAM23で補っており、外部アドレス空間E4
には当該DRAM23やその他に必要な周辺回路のアド
レスがマッピングされる。
【0050】前記ROM22は、命令格納用に指定され
たDRAMに格納すべきプログラムと、命令格納用に指
定されたDRAMに前記プログラムを格納するためのイ
ニシャルロードプログラムとの記憶領域E10などを有
している。
【0051】図1のデータ処理システムにおいてマイク
ロプロセッサ1にパワーオンリセット信号RESがアサ
ートされると、パワーオンリセット処理の一環として命
令制御部200はコントロールレジスタ100の各フィ
ールド101〜104を全ビット論理値“1”に設定し
て、ROM22に格納されているイニシャルロードプロ
グラムを例えばDRAM6に転送する。そして、命令制
御部200はDRAM9を命令格納用に設定し、当該イ
ニシャルロードプログラムを実行してROM22に格納
されているアプリケーションプログラムを例えばDRA
M6に転送する。転送終了後、命令制御部200は、イ
ニシャルロードプログラムによってコントロールレジス
タ100を例えば図5の(b)に示される様に設定にす
る。これ以降、マイクロプロセッサはDRAM6に格納
された命令を実行することができる。尚、前記イニシャ
ルロードプログラムは前記図示を省略する制御ROMに
格納しておくことも可能である。
【0052】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0053】例えば、マイクロプロセッサに内蔵された
DRAMの数は4個に限定されず適宜の個数に変更する
ことができる。また、マイクロプロセッサは内部バスと
オペランドバスに分離される構成に限定されない。ま
た、内蔵DRAMに対するアクセス要求の検出はDRA
Mコントローラによって行ってもよい。また、上記の例
ではオペランドキャッシュメモリや命令キャッシュメモ
リを設けていないが、当然キャッシュメモリを含むマイ
クロプロプロセッサにも本発明は適用可能であることは
言うまでもない。また、内蔵DRAMに対する動作可能
又は動作停止の制御はクロック信号の供給を停止するか
否かによって制御する構成に限定されず、低消費電力と
いう観点に立てば、DRAM毎に動作電源の供給を停止
するか否かによって制御することも可能である。また、
上記の例において内蔵DRAMのメモリ部はシングルポ
ートであるが、これをマルチポート化し、一方のポート
を命令バスに、他方のポートをオペランドバスに接続
し、何れのポートを活性化するかを前記タイプコントロ
ールフィールドの値で制御してもよい。また、本発明に
係るマイクロプロセッサは少なくとも同一半導体基板に
CPUとDRAMを内蔵する構成であればよく、その名
称がDSP(Digital Signal Processor)、データプロ
セッサ、データ処理装置或いはマイクロコンピュータで
あっても、本発明を適用可能であることは言うまでもな
い。
【0054】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0055】すなわち、CPUは個々のDRAM毎にリ
フレッシュ動作を選択的にキャンセルできるから、DR
AMを規則的に連続してアクセスしながらデータ処理を
行う期間がリフレッシュインターバルを超えるような場
合にリフレッシュ動作を必要としないときは、当該DR
AMのリフレッシュ動作をキャンセルさせれば、当該デ
ータ処理途中にリフレッシュ動作は割り込まず、これに
より、データ処理効率が低下したり実質的に無駄なリフ
レッシュ動作による電力消費が増大するのを抑えること
ができる。
【0056】CPUによって個々のDRAMの用途を命
令又はオペランド格納用にプログラマブルに設定可能に
すると、プログラム規模やデータ量がマイクロプロセッ
サの制御用途に応じて相違されるという事情に対し、内
蔵DRAMの用途を種々の制御用途に応じて容易に最適
化させることができ、DRAMを内蔵するマイクロプロ
セッサの使い勝手を向上させることができる。特に、そ
のように内蔵DRAMの用途をCPUのソフトウェア制
御で可変できるようにした場合、個々のDRAM単位で
用途を限定し得るため、上記リフレッシュ動作に付随し
てデータ処理効率が低下したり電力消費が増えるという
点を、DRAMの利用形態に応じてユーザが容易に解消
できるようになる。
【0057】前記コントロールレジスタにイネーブルコ
ントロールフィールドを含めることにより、それに対す
るCPUの設定内容に従って個々のDRAMの動作停止
又は動作可能を指定することができ、内蔵DRAMの全
てを用いない制御用途において不使用DRAMによる無
駄な電力消費を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロプロセッサの一例ブロッ
ク図である。
【図2】マイクロプロセッサに内蔵されたDRAMの機
能を設定するためのコントロールレジスタの一例フォー
マット図である。
【図3】マイクロプロセッサ内蔵DARMの一例ブロッ
ク図である。
【図4】マイクロプロセッサに内蔵されたDRAMに対
するリフレッシュ要求信号の発生系統とクロック信号の
供給系統の一例を示すブロック図である。
【図5】コントロールレジスタによる内蔵DRAMの機
能設定例を示す説明図である。
【図6】マイクロプロセッサの一例アドレスマップであ
る。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 CPU 3 プリフェッチキュー 4 プリフェッチアドレスジェネレータ 5 ロードストアバッファ 6〜9 DRAM 10 DRAMコントローラ 11 クロックパルスジェネレータ 13 命令アドレスバス 14 命令データバス 15 オペランドアドレスバス 16 オペランドデータバス 22 外部ROM 23 外部DRAM 100 コントロールレジスタ 101 イネーブルコントロールフィールド 102 タイプコントロールフィールド 103 リフレッシュコントロールフィールド 104 ライトコントロールフィールド 611〜614 セレクタ EN0〜EN3 イネーブルビット TY0〜TY3 タイプビット RF0〜RF3 リフレッシュビット WD0〜WD3 ライトコントロールビット RFT0〜RFT3 リフレッシュインターバルタイマ RREF0〜RREF3 リフレッシュ要求信号 CK0〜CK3 クロック信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、前記CPUによってアクセス
    される複数個のDRAMとを1個の半導体基板に含んで
    成るマイクロプロセッサであって、 前記CPUにより設定される制御情報に従って前記複数
    個のDRAMのリフレッシュ動作を個々に抑止可能なD
    RAMコントローラを有するものであることを特徴とす
    るマイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記DRAMコントローラは、前記CP
    Uによってアクセスされるコントロールレジスタを有
    し、前記コントロールレジスタは、個々のDRAMと一
    対一対応でリフレッシュ動作の可否を指定するための制
    御情報が設定されるリフレッシュコントロールフィール
    ドを含むものであることを特徴とする請求項1記載のマ
    イクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記DRAMコントローラは、前記個々
    のDRAMに対応してリフレッシュ要求信号を出力する
    リフレッシュインターバルタイマを有し、上記リフレッ
    シュインターバルタイマは対応するリフレッシュコント
    ロールフィールドの内容にタイマ動作を停止することが
    定義される場合、対応するDRAMのリフレッシュ動作
    を抑止するものであることを特徴とする請求項2記載の
    マイクロプロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記コントロールレジスタは、個々のD
    RAMと一対一対応でそのDRAMに対する動作停止又
    は動作可能を指定するためのイネーブルコントロールフ
    ィールドを含み、前記DRAMコントローラは前記イネーブ
    ルコントロールフィールドの内容に従って個々のDRA
    Mの動作停止又は動作可能を指定するものであることを
    特徴とする請求項2又は3記載のマイクロプロセッサ。
  5. 【請求項5】 前記DRAMは供給されるクロック信
    号に同期してメモリ動作を行い、 前記DRAMコントローラによって動作停止が指定され
    たDRAMに前記クロック信号の供給を停止し、前記D
    RAMコントローラによって動作可能が指定されたDR
    AMに前記クロック信号を供給するクロックジェネレー
    タを有して成るものであることを特徴とする請求項4記
    載のマイクロプロセッサ。
  6. 【請求項6】 前記コントロールレジスタは、個々のD
    RAMと一対一対応で前記命令格納用又はオペランド格
    納用の指定を行うための制御情報が設定されるタイプコ
    ントロールフィールドを有し、前記DRAMコントロー
    ラは前記タイプコントロールフィールドの内容に従って
    前記複数個のDRAMを個々に命令格納用又はオペラン
    ド格納用に指定するものであることを特徴とする請求項
    2乃至5の何れか1項記載のマイクロプロセッサ。
  7. 【請求項7】 前記複数個のDRAMは、前記CPUに
    よる命令フェッチに利用される命令フェッチバスと、前
    記CPUによるオペランドアクセスに利用されるオペラ
    ンドアクセスバスとに夫々が接続され、 前記個々のDRAMは、前記タイプコントロールフィー
    ルドの設定内容に従って命令フェッチバスとのインタフ
    ェース又はオペランドフェッチバスとのインタフェース
    を選択する選択手段を有して成るものであることを特徴
    とする請求項6記載のマイクロプロセッサ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか1項に記載のマ
    イクロプロセッサと、外部バスを介して前記マイクロプ
    ロセッサによってアクセスされる周辺回路とを含んで成
    るものであることを特徴とするデータ処理システム。
JP9062791A 1997-03-17 1997-03-17 マイクロプロセッサ及びデータ処理システム Withdrawn JPH10260950A (ja)

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JP9062791A JPH10260950A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 マイクロプロセッサ及びデータ処理システム
PCT/JP1998/001096 WO1998041921A1 (fr) 1997-03-17 1998-03-16 Microprocesseur et systeme de traitement de donnees

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7506100B2 (en) 2005-02-23 2009-03-17 United Memories, Inc. Static random access memory (SRAM) compatible, high availability memory array and method employing synchronous dynamic random access memory (DRAM) in conjunction with a data cache and separate read and write registers and tag blocks
WO2014185707A2 (ko) * 2013-05-14 2014-11-20 고려대학교 산학협력단 디지털 신호처리 프로세서 및 데이터 입출력 방법

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