JPH10254649A - 可搬媒体ライブラリ装置 - Google Patents

可搬媒体ライブラリ装置

Info

Publication number
JPH10254649A
JPH10254649A JP9060514A JP6051497A JPH10254649A JP H10254649 A JPH10254649 A JP H10254649A JP 9060514 A JP9060514 A JP 9060514A JP 6051497 A JP6051497 A JP 6051497A JP H10254649 A JPH10254649 A JP H10254649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
failed
library
storage medium
failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9060514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3518232B2 (ja
Inventor
Masayuki Yamamoto
山本  政行
Naoto Matsunami
直人 松並
Takashi Oeda
高 大枝
Akira Yamamoto
山本  彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP06051497A priority Critical patent/JP3518232B2/ja
Publication of JPH10254649A publication Critical patent/JPH10254649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3518232B2 publication Critical patent/JP3518232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】可搬記憶媒体で構成されるライブラリ装置にお
いて、故障媒体を排出する方式を提供する。 【解決手段】故障した媒体に次に述べる二つの処理を行
った後、排出を行う。ライブラリ装置内に故障媒体物理
識別処理装置を設け、ユーザがその媒体が故障媒体であ
ると容易に識別できるように、故障媒体に対してユーザ
が当該媒体が故障媒体であると明確に識別できるような
故障識別子を付加する処理を行う。ライブラリ装置内に
故障媒体論理識別処理手段を設け、たとえその故障媒体
がデータ転送装置に装填されても、ライブラリ装置が当
該故障媒体にアクセスするとただちに故障媒体であると
識別できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可搬記憶媒体を対象
とした可用性の高い記憶装置システムの運用方式に関わ
り、特に、故障した可搬記憶媒体の排出処理に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】
(1)ディスクアレイについて 本発明が適用される記憶装置システムに最も近い公知例
としては、Pattersonの論文(D.Patterson, et al, “A
Case for Redundant Arrays of InexpensiveDisks(RAI
D)”, ACM SIGMOD Conference Proceeding, Chicago, I
L, June1-3, 1988, pp.109-116)が知られている。本論
文はディスクアレイ上のデータ配置に関する技術を開示
したものである。
【0003】ディスクアレイは、ディスクシステムの高
性能化・高信頼化を実現するための機構である。ディス
クアレイでは、高性能化のために物理的には複数のディ
スク装置を処理装置に対しては1台のディスク装置に見
せかけ、一方、高信頼化のために、データを格納したデ
ィスク装置に障害が発生した場合はデータの回復を行う
ための冗長データを別のディスク装置に格納しておく。
【0004】ここでPattersonの論文で述べられている
冗長データとしてパリティを用いる場合のデータの回復
方法について説明する。データをライトするときは、ビ
ット、バイト、ないしは処理装置からの書き込み単位で
あるブロックの大きさにn分割し(n≧1)、この分割
した複数のデータをそれぞれ別のディスクドライブに書
き込む。そして分割した複数のデータの排他的論理和を
計算することによってパリティを作成し、データとは別
のディスクドライブに書き込む。例えばデータを5分割
する場合、それぞれのデータをD1〜D5、パリティを
Pとすると、「P=D1 xor D2 xor D3 x
or D4 xor D5(xorは排他的論理和演算子
とする)」の関係式が成立する。このD1〜D5とPか
らなる集合をパリティグループといい、D1〜D5の値
が更新されるときは常にPも上式に従った値を保つよう
に更新される。任意の一つのディスクが故障した場合、
そのデータは、残りのディスク上のデータの排他的論理
和を計算することで復元でき、復元したデータを予備デ
ィスクに書き込み、予備ディスクと故障したディスクを
交換することでシステムの復旧が可能となる。
【0005】(2)可搬媒体ライブラリ装置について ところで、計算機システムにおいて、ディスク装置以外
にしばしば用いられる記憶装置として、磁気テ−プ・光
記憶装置等があり、特に最近ではDVD(DigitalVideo Dis
k)が注目されている。これらの記憶装置の特徴は、いず
れも記憶媒体とリード/ライト装置(以下データ転送装置
と呼ぶ)が分離されており、記憶媒体を任意のデータ転
送装置に装填し、記憶媒体上のデ−タを読み書きすると
いう点である。一般にこれら記憶媒体は可搬媒体とも呼
ばれる。大規模計算機システムにおいては、非常に多く
の枚数の可搬媒体の管理を容易に実現するために、ライ
ブラリが導入される。ライブラリには、記憶媒体・デー
タ転送装置に加えて、多数の記憶媒体を格納する格納庫
と、格納庫とデータ転送装置との間で記憶媒体を転送す
るロボット(以下搬送手段と呼ぶ)等が含まれる。このよ
うなライブラリ装置の可用性の向上に対するニーズも非
常に高いので、Pattersonの論文で提案されているよう
な概念を適用することにより、高可用性を実現すること
は有効である。
【0006】このような概念を適用した技術例として、
DVDアプリケーション(Alan E. Bell(IBM Research Divi
sion) : “DVD Applications”, COMDEX 96, Nov. 20,
1996)がある。本文献ではDVD・データ転送装置・搬送手
段等から構成される通常のライブラリを複数組み合わせ
て冗長性をもつRAIL(Redundant Arrays of Inexpensive
Libraries)を提案している。以降では可搬媒体で構成
されたライブラリ装置のことを単純にライブラリ装置と
呼ぶことにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】可搬媒体は一般にその
媒体が故障しているか否か外見上の違いは存在しない。
つまり、ユーザはその媒体が故障しているか否かを見た
目で識別するすることはできない。ライブラリ装置から
媒体が排出される場合に、その媒体が故障しているか否
かを判断できないと、故障媒体を誤ってその媒体を再度
利用する可能性がある(課題1)。例えばその故障媒体を
通常どおりライブラリを構成する媒体の一部として利用
しようとすると、結果的にライブラリ全体を利用できな
い状態になる。またその故障媒体を予備の媒体として再
度利用しようとした場合、その媒体を用いて行われた処
理は、故障媒体と判断されると再度やり直す必要があ
る。
【0008】また一般に、記憶媒体が故障したと判断さ
れるのは、当該媒体内の全てのブロックが読み出しの際
にエラーが発生するようになった時点ではなく、媒体内
でエラーが発生したブロックの数がある一定の値を越え
た時点である。そのため、故障媒体内には、ライブラリ
装置がエラーなしに読み出し可能なブロックも残されて
いる。ここで、「エラーなしに読み出し可能」とは、ラ
イブラリ装置が当該ブロックをアクセスしたときエラー
が発生することなく、かつ、読み出し時にブロック内部
のエラー訂正情報(以下ECC情報と呼ぶ)によってデ
ータの誤りがないことが確認できたことを指す。このよ
うに、故障媒体内にエラーなしに読み出し可能なブロッ
クを残っていると、たとえ前記課題1の物理的識別が可
能であったとしても、当該媒体をライブラリ装置に投入
してしまうと、データ転送装置がホスト装置からエラー
なしに読み出し可能なブロックに対する要求をうけれ
ば、当該媒体が故障媒体であると判断することはできな
い。つまり、当該媒体は読み出しが不可能なブロックに
対する要求があるまで利用可能な媒体であるとみなされ
て運用される(課題2)。
【0009】以上のような二つの課題のため、故障媒体
をライブラリ装置に投入されるとライブラリ装置の運用
に大きな支障をきたすことがわかった。そこで、本発明
では、上記二つの課題を双方とも解決することでライブ
ラリ装置の円滑な運用を図る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、ライブラリ装置内で故障媒体に二つの
処理を行ったうえで排出する。
【0011】(1)課題1に対する手段(ユーザの物理
的識別を可能にする) 課題1に対しては、ユーザがその媒体が故障媒体である
と見た目で識別できる(以降では物理的識別と呼ぶ)よう
に、ライブラリ装置が故障媒体を加工する故障媒体物理
識別処理装置を設ける。故障媒体物理識別処理装置は、
故障媒体がライブラリ装置から排出される前に、故障媒
体に対してユーザが当該媒体が故障媒体であると明確に
識別できるような故障識別子を付加する。そして、故障
識別子が付加された故障媒体をライブラリ装置から排出
するようにする。
【0012】(2)課題2に対する手段(ライブラリ装
置の論理的識別を可能にする) 課題2に対しては、たとえその故障媒体がデータ転送装
置に装填されても、ライブラリ装置が当該故障媒体にア
クセスするとただちに故障媒体であると識別できる(以
降では論理的識別と呼ぶ)ように、ライブラリ装置が故
障媒体のデータを加工する故障媒体論理識別処理手段を
設ける。故障媒体論理識別処理手段では、媒体の認識を
行う際のアクセスに対して、当該媒体が故障媒体である
ことを識別できるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、前記解決手段に基づいた本
発明の実施形態を図1・図2を用いて説明する。
【0014】(1) 実施形態のライブラリ装置の構成 図1において、100はホスト装置、200はライブラ
リ制御部、300はライブラリ群、400は記憶媒体搬
送部である。ライブラリ制御部200は、アレイ制御部
200の制御を行うメイン制御部201と、記憶媒体8
00の故障を検出する記憶媒体障害検出手段202と、
故障媒体900を論理的に識別可能とする処理を行う故
障媒体論理識別処理手段203と、ホスト入出力手段2
04と、記憶媒体搬送部の制御を行う記憶媒体搬送制御
手段210と、データ転送装置入出力手段221〜22
5で構成し、それぞれをライブラリ制御部内部バス20
5で接続する。ホスト入出力手段204は、ホストイン
タフェース500を介してホスト装置100と接続す
る。
【0015】ライブラリ群300は、本実施形態におい
ては五つのライブラリグループ301〜305により構
成されているものとする。さらに、ライブラリを構成す
る記憶媒体800はライブラリグループ1〜4に格納さ
れ、冗長データをパリティとするディスクアレイの概念
を用いてデータが分割されているものとする。ライブラ
リグループ5は、予備の媒体を保持し、故障した媒体の
データの回復処理に用いられる。ライブラリグループ1
〜5の内部の構成について、ライブラリグループ1を例
に用いて説明する。ライブラリグループ1は、記憶媒体
800のデータのリード/ライトを行いデータを転送す
るデータ転送装置311と、記憶媒体800を格納する
記憶媒体格納手段321を有する。ライブラリグループ
1はデータ転送装置インタフェース701を介してライ
ブラリ制御部200のデータ転送装置入出力手段221
と接続する。
【0016】記憶媒体搬送部400は、記憶媒体800
の外部からの投入/外部への排出を行う記憶媒体投入/排
出手段420と、記憶媒体投入/排出手段420とライ
ブラリ装置群300の間での記憶媒体の搬送を行う記憶
媒体搬送手段410から構成される。さらに、記憶媒体
投入/排出手段420は、記憶媒体搬送手段410から
受け取った故障媒体900に対してユーザが識別可能な
故障識別子901を付加する故障媒体物理識別処理装置
421と、外部からの記憶媒体800の投入/外部への
記憶媒体800の排出/外部への故障識別子901付き
故障媒体900を排出を行う記憶媒体投入/排出装置4
22を有する。以上の構成に基づく記憶媒体搬送部40
0は、記憶媒体搬送制御インタフェース600を介し
て、ライブラリ制御部200の記憶媒体搬送制御手段2
10と接続する。
【0017】以上が本発明の実施形態のライブラリ装置
構成である。
【0018】(2) 故障媒体回復処理 次に、本発明の実施形態における、解決手段を含めた故
障媒体の回復処理の動作を図1と図2を用いて説明す
る。ここで、回復処理の説明上、故障が発生した記憶媒
体はライブラリグループ1のデータ転送装置311にあ
るものとする。
【0019】(2−1) 故障媒体回復処理の流れ 図2において、従来例と同様の方法で記憶媒体障害検出
手段202によりデータ転送装置311の記憶媒体80
0が故障媒体900であると判断されると回復処理を開
始する(11)。まず、故障媒体900の先頭ブロックをア
クセスする(12)。従来例と同様に当該ブロックがエラー
なしに読み出し可能であるかを調べる(13)。読み出し可
能であれば、メイン制御部201は、故障媒体のブロッ
クデータを読み出し(16)、そのデータをライブラリグル
ープ5に装填されている予備媒体の同一ブロックへ書き
込む(17)。読み出し不可能であれば、メイン制御部20
1は、ライブラリグループ2〜4に装填されている他の
全ての記憶媒体の同一ブロックのデータを読み出し(1
4)、排他的論理和の演算を行うことで故障媒体のブロッ
クデータを作成し(15)、そのデータをライブラリグルー
プ5に装填されている予備媒体の同一ブロックへ書き込
む(17)。
【0020】処理(17)が終わった後、メイン制御部20
1は、故障媒体論理識別処理手段203を用いて、故障
媒体900で判断(13)が行われたブロックのデータを論
理的識別可能にする(18)。この「故障媒体論理識別可能
処理」は、そのブロックが正常に読み書きができない状
態にする処理を指す。具体例は後述する。
【0021】処理(18)が終わった後、メイン制御部20
1はそのブロックが故障媒体900の最終ブロックであ
ったかどうか調べる(19)。もし後続のブロックが存在す
れば、故障媒体900の次のブロックをアクセスし(2
0)、判断(13)に戻り処理を繰り返す。もし最終ブロ
ックであれば、メイン制御部201は故障媒体をライブ
ラリ装置から閉塞させる(21)。
【0022】処理(21)が終わった後、メイン制御部20
1はライブラリグループ1のデータ転送装置311にあ
る故障媒体900を記憶媒体搬送手段410を用いて故
障媒体物理識別処理装置421に搬送し、故障媒体を物
理的識別可能にする(22)。この「故障媒体物理識別可能
処理」は、故障媒体900に対して故障媒体識別子90
1を付加することでユーザが見た目で故障媒体であるこ
とを知ることができるようにする処理を指す。具体例は
後述する。
【0023】処理(22)が終わった後、メイン制御部20
1は故障識別子901付き故障媒体900を故障媒体物
理識別処理装置421から記憶媒体投入/排出装置42
2へ搬送し、記憶媒体投入/排出装置422から故障識
別子901付き故障媒体900を排出し(23)、回復処理
を終了する(24)。
【0024】(2−2) 故障媒体論理識別処理の具体
例 故障媒体論理識別処理(18)の具体例を以下に示す。
【0025】第一の方法は、故障媒体の全てのブロック
に対して誤ったECC情報を持つデータを書き込む方法
である。
【0026】一般に記憶媒体内部において、ECC情報
は、データのビット列に対して、ある生成多項式Qの除
算結果が0となるように一定長の冗長ビット列を加えた
ものを一つの単位(以下ECC単位と呼ぶ)として構成
される。データが読み出される際は、ECC単位で生成
多項式との除算結果が0となることを確認し、0になら
ない場合は誤りとみなされる。
【0027】そこで、第一の方法では、まず故障媒体論
理識別処理手段203にデータビット列を全て0、冗長
ビット列を生成多項式の結果が0にならないビット列と
してECC単位を構成したブロックを保持しておく。処
理(18)では、メイン制御部201から故障媒体論理識別
処理手段203の保持するデータを書き込む。処理(18)
が最後のブロックまで繰り返されることで、故障媒体9
00のデータは全て読み込みでエラーが生じるので、当
該媒体を再度ライブラリ装置が認識することはできず、
ただちに故障媒体であると判断できる。
【0028】第二の方法として、第一の方法を簡略化し
たもので、ライブラリ装置において記憶媒体を認識する
際に最初にアクセスされる記憶媒体の管理情報を保持す
るブロックのみ誤ったECC情報を持ったデータに書き
換える方法もある。この場合、全てのブロックを壊すよ
りも論理識別処理を早く終了させることができる。
【0029】(2−3) 故障媒体物理識別処理の具体
例 故障媒体物理識別処理(22)の具体例を以下に示す。
【0030】第一の方法は、故障媒体物理識別処理装置
421において、当該媒体の情報と当該媒体が故障媒体
であることが明記されたシールを作成し、処理(22)とし
て、これを故障識別子901として故障媒体900に貼
る方法である。この方法は任意の可搬媒体に適用可能で
ある。
【0031】第二の方法は、故障媒体物理識別装置42
1において、上記と同じ内容を故障媒体900に直接印
刷することで故障識別子901を付加する処理(22)を実
現する方法である。この方法は、例えばDVDのように
直接印刷可能な可搬媒体に適用できる。
【0032】第三の方法は、故障媒体物理識別装置42
1において、故障媒体900を割ったり曲げたりするこ
とで記憶媒体として利用不可能とする方法である。この
方法は、媒体を割る/曲げる等を行うことで記憶媒体と
して利用できなくなるような可搬媒体に適用できる。
【0033】以上の構成・動作により、本発明によれ
ば、故障媒体回復処理時に故障媒体を論理的・物理的に
識別可能とした上で故障媒体を排出するので、ユーザが
故障媒体を誤って利用することを未然に防ぐことができ
る。またたとえ誤って利用されても、ライブラリ装置が
直ちに故障媒体と判断可能である。したがって、ライブ
ラリ装置の円滑な運用が可能となる。
【0034】また、上記実施形態ではディスクアレイの
パリティによる冗長データの作成を行ったデータ配置の
概念を適用したライブラリ装置について述べたが、本発
明は、適切な冗長データ作成手段と回復処理を行えば、
上記実施形態に拘束されるものではない。
【0035】
【発明の効果】本発明の物理的識別可能な処理によっ
て、ユーザはその媒体が故障していることを見た目で識
別できる。その結果ユーザが故障媒体を再度利用するこ
とを防ぐ効果がある。また論理的識別可能な処理によっ
て、たとえ故障媒体が誤って投入されてもライブラリ装
置はただちに故障媒体であることを識別できる。その結
果、誤って投入された後、その故障媒体を用いてライブ
ラリ装置が運用されたために生じる多重障害の可能性を
未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるライブラリ装置構成図であ
る。
【図2】実施形態における故障媒体論理識別手段の構成
図である。
【符号の説明】
100:ホスト装置、200:ライブラリ制御部、20
1:メイン制御部、202:記憶媒体障害検出手段、2
03:故障媒体論理識別処理手段、204:ホスト入出
力手段、205:ライブラリ制御部内部バス、210:
記憶媒体搬送制御手段、221〜225データ転送装置
入出力手段、300:ライブラリ群、301:ライブラ
リグループ1、302:ライブラリグループ2、30
3:ライブラリグループ3、304:ライブラリグルー
プ4、305:ライブラリグループ5、311:データ
転送装置、321:記憶媒体格納手段、400:記憶媒
体搬送部、410:記憶媒体搬送手段、420:記憶媒
体投入/排出手段、421:故障媒体物理識別処理装
置、422:記憶媒体投入/排出装置、500:ホスト
インタフェース、600:記憶媒体搬送制御インタフェ
ース、701:データ転送装置インタフェース、80
0:記憶媒体、900:故障媒体、901:故障媒体識
別子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F (72)発明者 山本 彰 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可搬媒体ライブラリ装置であって、当該ラ
    イブラリ装置は、複数のライブラリグループへのアクセ
    ス制御を行うライブラリ制御部と、記憶媒体の搬送を行
    う記憶媒体搬送部を有し、当該ライブラリ制御部は、複
    数のライブラリグループの読み出し/書き込み制御と記
    憶媒体の搬送制御を行うメイン制御部と、記憶媒体の故
    障を検出する記憶媒体障害検出手段を有し、当該記憶媒
    体搬送部は、故障した記憶媒体をユーザが識別可能とす
    るべく故障識別子を故障媒体に付加する故障媒体物理識
    別処理装置を有し、 前記記憶媒体障害検出手段によって故障と判断された故
    障媒体に対して、前記メイン制御部は、前記故障媒体物
    理識別処理装置を用いて、故障媒体に対して故障識別子
    を付加して故障媒体を排出する処理を行うことを特徴と
    する可搬媒体ライブラリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記故障媒体物理
    識別処理装置が、当該媒体の情報と当該媒体が故障媒体
    であることが明記されたシールを故障識別子として故障
    媒体に貼ることで、ユーザが故障媒体であると識別可能
    とする処理を行うことを特徴とする可搬媒体ライブラリ
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記故障媒体物理
    識別処理装置が、請求項2のシールの内容を故障媒体に
    直接印刷する処理をすることで、ユーザが故障媒体であ
    ると識別可能とする処理を行うことを特徴とする可搬媒
    体ライブラリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載において、前記故障媒体物理
    識別処理装置が、故障媒体を割るないしは曲げること
    で、ユーザが故障媒体であると識別可能とする処理を行
    うことを特徴とする可搬媒体ライブラリ装置。
  5. 【請求項5】可搬媒体ライブラリ装置であって、当該ラ
    イブラリ装置は、複数のライブラリグループへのアクセ
    ス制御を行うライブラリ制御部を有し、当該ライブラリ
    制御部は、複数のライブラリグループの読み出し/書き
    込み制御と記憶媒体の搬送制御を行うメイン制御部と、
    記憶媒体の故障を検出する記憶媒体障害検出手段と、故
    障した記憶媒体をライブラリ装置が投入後直ちに故障媒
    体であると識別可能と判断できるように記憶媒体を処理
    する故障媒体論理識別処理手段を有し、 前記記憶媒体障害検出手段によって故障と判断された故
    障媒体に対して、前記メイン制御部は、前記故障媒体論
    理識別処理手段を用いて、ライブラリ装置が故障媒体で
    あると識別可能とする処理を行うことを特徴とする可搬
    媒体ライブラリ装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載において、前記故障媒体論理
    識別処理手段が、故障媒体の全てのブロックに対してデ
    ータ誤りを生じるデータを書き込むことで、ライブラリ
    装置が故障媒体であると識別可能とする処理を行うこと
    を特徴とする可搬媒体ライブラリ装置。
JP06051497A 1997-03-14 1997-03-14 可搬媒体ライブラリ装置 Expired - Fee Related JP3518232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06051497A JP3518232B2 (ja) 1997-03-14 1997-03-14 可搬媒体ライブラリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06051497A JP3518232B2 (ja) 1997-03-14 1997-03-14 可搬媒体ライブラリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10254649A true JPH10254649A (ja) 1998-09-25
JP3518232B2 JP3518232B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=13144509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06051497A Expired - Fee Related JP3518232B2 (ja) 1997-03-14 1997-03-14 可搬媒体ライブラリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3518232B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026112A1 (fr) * 1999-09-30 2001-04-12 Fujitsu Limited Procede de gestion de la duree de vie d'un support de stockage, stockage, systeme de stockage et support de stockage
US7213119B2 (en) 2002-12-05 2007-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Inhibiting access to a portable storage device
JP2008052849A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Seiko Epson Corp ディスク処理装置及びディスク処理装置の制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026112A1 (fr) * 1999-09-30 2001-04-12 Fujitsu Limited Procede de gestion de la duree de vie d'un support de stockage, stockage, systeme de stockage et support de stockage
US6707630B2 (en) 1999-09-30 2004-03-16 Fujitsu Limited Method for managing a life of a storage medium, storage device, storage system, and storage medium
US7213119B2 (en) 2002-12-05 2007-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Inhibiting access to a portable storage device
US7447835B2 (en) 2002-12-05 2008-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Determining the accessibility of a portable storage device using format and access right information
JP2008052849A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Seiko Epson Corp ディスク処理装置及びディスク処理装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3518232B2 (ja) 2004-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7206991B2 (en) Method, apparatus and program for migrating between striped storage and parity striped storage
US7103811B2 (en) Mechanisms for detecting silent errors in streaming media devices
US8112679B2 (en) Data reliability bit storage qualifier and logical unit metadata
US5933592A (en) Promoting device level error to raidset level error to restore redundacy in a raid array data storage system
JPH10254648A (ja) 可搬メディアを収納する記憶装置
JP3561002B2 (ja) ディスク装置
US5859965A (en) Method and apparatus for maintaining data consistency in raid
US7818524B2 (en) Data migration systems and methods for independent storage device expansion and adaptation
US20050283654A1 (en) Method and apparatus for decreasing failed disk reconstruction time in a raid data storage system
JPS59134937A (ja) 情報処理システム
JPH10254631A (ja) コンピューターシステム
JP2005004753A (ja) データのバージョンチェックを行う方法及び装置
KR100463841B1 (ko) 레이드 서브 시스템과 이를 이용한 디스크 에러 모드에서데이터 입출력 및 복구 방법
US6041421A (en) Storage apparatus system
JP2010026812A (ja) 磁気ディスク装置
JPH08249218A (ja) ファイル制御装置及びデータ書き込み方法
JP3518232B2 (ja) 可搬媒体ライブラリ装置
JP2001142650A (ja) アレイディスク制御方法及び装置
JP2005166016A (ja) ディスクアレイ装置
JP4205364B2 (ja) 外部記憶装置におけるデータの整合性保証チェック方式
JPH10254634A (ja) 記憶装置および記憶装置の復旧手段
JP3288071B2 (ja) 情報変換処理装置および情報転送制御方法
JP4218636B2 (ja) 可搬メディアを収納する記憶装置
EP0316867A2 (en) Semiconductor file apparatus
JP2000276308A (ja) ディスクサブシステム及びディスクサブシステムにおけるデータ復元方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040119

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees