JPH10254573A - サービス連合システム - Google Patents

サービス連合システム

Info

Publication number
JPH10254573A
JPH10254573A JP6040697A JP6040697A JPH10254573A JP H10254573 A JPH10254573 A JP H10254573A JP 6040697 A JP6040697 A JP 6040697A JP 6040697 A JP6040697 A JP 6040697A JP H10254573 A JPH10254573 A JP H10254573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
policy
federation
user interface
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6040697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Muratani
博文 村谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Digital Vision Laboratories Corp
Original Assignee
Digital Vision Laboratories Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Digital Vision Laboratories Corp filed Critical Digital Vision Laboratories Corp
Priority to JP6040697A priority Critical patent/JPH10254573A/ja
Priority to US08/935,482 priority patent/US6119109A/en
Publication of JPH10254573A publication Critical patent/JPH10254573A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はサービスの連合の際に、参照元と参照
先の課金ポリシーの整合性をチェックする。 【解決手段】あるサービス(参照元サービス)(10
a)が他のサービス(参照先サービス)(10b)を参
照する際に、参照元サービスの課金ポリシーと参照先サ
ービスの課金ポリシーとを比較し、判定規則(24)に
基づいて参照を許可するか否かを決定し、参照を許可す
ることを決定した場合のみ、参照元サービスに参照先サ
ービスを連合するサービス連合装置(22)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータネット
ワーク等に接続される情報提供システムに関し、特に、
複数のサービスを連合するサービス連合システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの発達に伴い、種
々のサービスがネットワーク上に提供されている。本明
細書では、サービスとはユーザ、または他のサービスに
よって参照され、サービス(提供)の要求に応じて、ユ
ーザ、または他のサービスに対して情報提供を行う主体
を指す。参照とは、サービスの位置や名前といった情報
を利用して、そのサービスに対してサービス要求等のメ
ッセージを送ることをいう。そのため、サービスの位置
や名前は公開されていることが必要である。そして、参
照が可能であるということは、相手サービスの名前等を
知っていて、参照要求を行えることをいう。
【0003】サービスの一例としては、映画等の画像情
報(ディジタル情報)があり、利用者は見たい映画を要
求すると、ネットワークを介して画像情報が利用者に配
信される。利用者は利用(ここでは、表示等の処理も含
めて利用とする)した情報に応じた料金を情報提供者へ
支払う。
【0004】現在、各種のサービスは単独で利用されて
いるが、サービスを部品化して再利用する、具体的には
サービスを連合する(federation)ことが考えられてい
る。例えば、音情報しか所有していない人が、他人の画
像(静止画)情報を利用して、自分の音に他人の静止画
を連合した新しいサービスを提供することが考えられ
る。この場合、利用者は両サービスの提供者にそれぞれ
料金を支払ってもよいが、煩雑であるので、新サービス
の利用者が音情報の所有者のみに利用料を支払うことが
考えられる。画像情報の利用料は、音情報の所有者(新
サービスの提供者)から画像情報の所有者に支払われ
る。そのため、音情報の所有者は、画像情報の利用料を
考慮して新サービスの利用料を決定する。
【0005】ここで、新サービスの利用料を決定した
後、画像情報の利用料が値上げされることがある。ある
いは、画像情報の利用料が利用時間等に応じて変動する
料金形態になっていることもある。さらに、利用料の課
金形態としては、サービスを受けている時間に応じた課
金、サービスを受けた情報量(バイト)に応じた課金、
映画1本毎の一括課金等、無限に近い種々の形態がある
が、音情報の所有者の所望する課金形態と、画像情報の
所有者のそれが異なる場合もある。そこで、無条件に音
情報に画像情報の参照を許可する(サービスを連合す
る)と、音情報の所有者の意図に反する結果となり、サ
ービスの提供事業が利益を出すことができなくなってし
まうことがある。なお、これを防ぐためには、利用者か
ら参照の要求がなされる都度、サービスの提供者がサー
ビス連合の可否を判断すればよいが、これは現実的には
不可能である。
【0006】また、連合サービスではない単独サービス
の利用において、内容は同じ、あるいはほぼ同じである
が、料金、時間遅延等の利用条件が若干異なる複数のサ
ービスが併存することがある。上述したように利用条件
は時々刻々変化することがある。そこで、ユーザがサー
ビスを利用しようとする場合、電子的にサービスを検索
し、希望の利用条件でサービスを選択して利用できるこ
とが望まれている。
【0007】しかし、現状では、利用条件も含めたサー
ビスの電子的な検索手段はあったが、利用条件が希望条
件に合致しているサービスがあるか否かを自動的に判断
して、合致しているサービスのみ利用できるシステムは
なかった。そのため、ユーザが自分の判断でサービスを
選択するようになっており、サービス利用のための手続
きが煩雑であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、サ
ービスの連合に際して参照の可否を判断し、参照を選択
的に許可する機能がないので、他のサービスを参照して
生成した新サービス(連合サービス)を提供する場合、
サービス提供者が赤字になってしまうことがあるという
問題点がある。
【0009】また、情報提供サービスにおいて、内容、
利用条件等に基づいてサービスを検索し最適なサービス
を自動的に利用できるユーザインターフェースが存在し
ていなかったので、ユーザにとって不便があった。
【0010】本発明の目的は、サービスの連合に際して
参照の可否を判断して、参照を選択的に許可する機能を
有するサービス連合システムを提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、内容、利用条
件等に基づいてサービスを検索し、最適なサービスを自
動的に利用できるサービス連合装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】課題を解決し目的を達成
するために、本発明は以下に示す手段を用いている。
【0013】(1)本発明のサービス連合システムは、
各サービスに設けられたサービスの参照に関するポリシ
ーと、参照元サービスから参照先サービスの参照要求が
発生されると、参照元サービスのポリシーと参照先サー
ビスのポリシーとを比較し、比較結果から所定の規則に
基づいて参照先サービスの参照元サービスへの提供を許
可するか否かを決定し、許可を決定した場合、参照先サ
ービスと参照元サービスとを連合するサービス連合手段
とを具備する。
【0014】(2)本発明のサービス連合システムは、
上記(1)に記載した構成であって、かつ参照先サービ
スは異なるポリシーを持った複数のサービス要素を含
み、サービス連合手段は参照元サービスのポリシーと複
数のサービス要素のポリシーとを比較し、比較結果から
所定の規則に基づいて参照元サービスのポリシーに最も
合致する参照先サービスのサービス要素を選択し、選択
したサービス要素と参照元サービスとを連合するものと
なっている。
【0015】(3)本発明のサービス連合システムは、
上記(1)、または(2)に記載した構成であって、か
つサービス連合手段は、不許可を決定した場合、参照先
サービスへ連合不可を通知するものとなっている。
【0016】(4)本発明のサービス連合システムは、
サービスの参照に関するポリシーを有するユーザインタ
ーフェースと、各サービスに設けられたサービスの参照
に関するポリシーと、参照元サービス、またはユーザイ
ンターフェースから参照先サービスの参照要求が発生さ
れると、参照元サービス、またはユーザインターフェー
スのポリシーと参照先サービスのポリシーとを比較し、
比較結果から所定の規則に基づいて参照先サービスの参
照元サービス、またはユーザインターフェースへの提供
を許可するか否かを決定し、許可を決定した場合、参照
先サービスを参照元サービス、またはユーザインターフ
ェースへ提供するサービス連合手段とを具備するもので
ある。
【0017】(5)本発明のサービス連合システムは、
上記(4)に記載した構成であって、かつ参照先サービ
スは異なるポリシーを持った複数のサービス要素を含
み、サービス連合手段は参照元サービスのポリシーと複
数のサービス要素のポリシーとを比較し、比較結果から
所定の規則に基づいて参照元サービスのポリシーに最も
合致する参照先サービスのサービス要素を選択し、選択
したサービス要素を参照元サービス、またはユーザイン
ターフェースに提供するものとなっている。
【0018】(6)本発明のサービス連合システムは、
上記(4)、または(5)に記載した構成であって、か
つサービス連合手段は、不許可を決定した場合、参照元
サービス、またはユーザインターフェースへ連合不可を
通知するものとなっている。
【0019】(7)本発明のサービス連合システムは、
各サービスに設けられたサービスの参照に関するポリシ
ーと、参照元サービスからサービスの参照要求が発生さ
れると、多数のサービスの中から参照元サービスのポリ
シーに最も合致する参照先サービスを決定し、参照先サ
ービスと参照元サービスとを連合するサービス連合手段
とを具備するものである。
【0020】(8)本発明のサービス連合システムは、
サービスの参照に関するポリシーを有するユーザインタ
ーフェースと、各サービスに設けられたサービスの参照
に関するポリシーと、参照元サービス、またはユーザイ
ンターフェースからサービスの参照要求が発生される
と、多数のサービスの中から参照元サービス、またはユ
ーザインターフェースのポリシーに最も合致する参照先
サービスを決定し、参照先サービスを参照元サービス、
またはユーザインターフェースへ提供するサービス連合
手段とを具備するものである。
【0021】(9)本発明のサービス連合システムは、
上記(1)乃至(8)のいずれかに記載した構成であっ
て、かつポリシーは参照元の場合に適用される参照元ポ
リシーと、参照先の場合に適用される参照先ポリシーと
に分類されているものとなっている。
【0022】(10)本発明のサービス連合システム
は、上記(1)乃至(9)のいずれかに記載した構成で
あって、かつポリシーは利用料、決済方法を含む課金ポ
リシーであり、所定の規則は比較される両ポリシーの差
の許容範囲を定義する物となっている。
【0023】(11)本発明のサービス連合システム
は、上記(1)乃至(10)のいずれかに記載した構成
であって、かつポリシーは日時、場所、距離、通信遅延
時間、データ量、サービスの品質のいずれかを含み、所
定の規則は比較される両ポリシーの差の許容範囲を定義
するものとなっている。
【0024】
【発明の実施の形態】先ず、用語の定義をしておく。本
明細書においては、「課金」とは、サービス提供者とサ
ービス利用者間で行われるサービス授受に伴う「契
約」、「料金請求」、「決済」といった行為を意味す
る。ここで、「契約」とは、サービスが提供される条件
に関するサービス提供者と利用者間の合意の行為をい
う。なお、「契約」には、契約違反に対する対処の行為
も含める。「料金請求」とは、契約時の条件に従い、サ
ービスの提供に対して課される利用料を求めて、これを
請求する行為をいう。「決済」とは、サービス提供者と
利用者間で、料金請求された金額の金銭授受を行う行為
をいう。なお、「料金請求」と「決済」との境界を明確
にするために、銀行やカード会社等、実際に決済を行う
組織に対して決済すべき金額を伝える行為は「料金請
求」に含まれるとし、プリペイドカードの利用残高の更
新は「決済」の行為の一部であるとする。
【0025】(第1実施形態)以下、図面を参照して本
発明によるサービス連合装置の第1の実施形態を説明す
る。
【0026】図1は本発明の第1実施形態に係るサービ
ス連合装置を利用する情報提供システムの概念を示す図
である。
【0027】サービス(マルチメディア情報、映画、音
楽、コンピュータプログラム等)10a、10bが情報
処理装置12a、12b、および課金処理装置14a、
14bに接続される。情報処理装置12a、12b、課
金処理装置14a、14bはパーソナルコンピュータ、
ワークステーション等からなる。情報処理装置12a、
12bはコンピュータネットワーク40に接続され、ネ
ットワーク40を介して与えられたサービス10b、1
0aを処理・利用する。処理・利用の具体例としては、
情報を再生(復号化)したり、表示することが含まれ
る。このため、情報処理装置12a、12bには、ディ
スプレイ、スピーカ、キーボード等のサービスの利用に
必要なインターフェースからなるユーザI/F50a、
50bも接続される。また、情報処理装置12a、12
bは、サービスを処理・利用する前に、ユーザの認証も
行う。
【0028】各サービス10a、10bは、提供される
情報を記憶する情報メモリ16と、サービスの利用に対
する多様な課金形態を課金ポリシーとして記述する課金
ポリシーメモリ18を有する。ここで、1つのサービス
が多数の情報と課金ポリシーを有しているので、サービ
ス10には、情報と課金ポリシーの対応関係を示すテー
ブル20も含まれる。情報16が情報処理装置12a、
12bに接続され、課金ポリシー18が課金処理装置1
4a、14bに接続される。
【0029】ポリシーとは、その情報提供サービスの利
用を許すか否かの基準であり、課金ポリシーには利用
料、決済方法等がある。課金ポリシー18は図2に示す
ように、参照元が参照先に求める条件を記述する参照元
課金ポリシー18aと、参照先が参照元に求める条件を
記述する参照先課金ポリシー18bと、それ以外の参照
に無関係な参照独立課金ポリシー18cとからなる。
【0030】情報処理装置12a、12bは、通常の情
報処理(サービス利用)を行う機能の他に、課金処理を
行うべきタイミング、例えばサービス利用の開始・終了
を検知する機能と、検知したタイミング情報を課金処理
装置14a、14bに伝える機能を有する。課金処理装
置14a、14bは種々の課金形態毎の課金処理機能を
予め有し、サービスから供給される課金ポリシーに応じ
て適切な課金処理機能を選択する機能と、選択された課
金処理機能を情報処理装置12a、12bから与えられ
るタイミング情報に基づいて実行する機能を有する。課
金処理装置14a、14bはこのタイミング情報に応じ
て課金を行うとともに、課金状況(ユーザの口座の残高
等)に応じてサービスの利用を制限・制御するための制
御情報を情報処理装置12a、12bに送信する。具体
的には、課金処理装置14a、14bは、サービスの提
供(情報の利用)に対する利用料金を計算し、これを決
済機関(図示せず)へ請求する。このため、課金処理装
置14a、14bもネットワーク40に接続され、図示
しない課金サーバと課金額、口座残高等を通信する。
【0031】課金処理装置14a、14bは判定規則を
記述した判定規則メモリ24を有するサービス連合装置
22にネットワーク40を介して接続される。なお、サ
ービス連合装置22をサービス毎に設けてもよい。課金
処理装置14a、14bは課金ポリシーを参照元ポリシ
ー(当該サービスが参照元の場合)、または参照先ポリ
シー(当該サービスが参照先の場合)としてサービス連
合装置22に送出する。サービス連合装置22は参照元
ポリシーと参照先ポリシーとを入力とし、判定規則メモ
リ24に記述されている判定規則に基づいて両サービス
の連合可能/連合不可能を判定する機能を持つ。ここ
で、連合とは、ぞれぞれ独自のポリシー(課金ポリシー
に限らず)を持った複数のサービスが共同して、あたか
も一つのサービスのようにサービスを提供することを指
す。
【0032】次に、本実施形態の動作を図3に示したフ
ローチャートを参照して説明する。ここでは、サービス
10aがサービス10bに対して参照要求を出す場合を
説明する。この場合は、ユーザインターフェース50b
は無くてもよい。
【0033】参照元サービスの情報処理装置12aがサ
ービス10aの情報16の処理中、参照先サービス10
bの参照を要求することを検出すると、ステップS2
で、課金処理装置14aはサービス連合装置22へ参照
先サービス10bの参照判定要求を送出するとともに、
課金ポリシーメモリ18に記述されている課金ポリシー
を参照元ポリシーとしてサービス連合装置22へ送出す
る。
【0034】ステップS4で、サービス連合装置22は
参照先サービス10bの課金処理装置14bへ参照先ポ
リシーを要求する。
【0035】これを受けて、ステップS6で、参照先サ
ービス10bの課金処理装置14bは課金ポリシーメモ
リ18に記述されている課金ポリシーを参照先ポリシー
としてサービス連合装置22へ送出する。
【0036】ステップS8では、サービス連合装置22
は参照元サービス10aの参照元ポリシーと、参照先サ
ービス10bの参照先ポリシーとを比較し、判定規則メ
モリ24に記述されている判定規則に基づいて連合を許
可するか否かを判定する。
【0037】判定規則とは、参照元ポリシーと参照先ポ
リシーとが必ずしも整合しているとは言えず、整合して
いないものを全て参照不許可すると、許可できるものが
ほとんど無くなってしまうことに対処するために設けた
ものであり、両ポリシーのずれの許容値を規定するもの
である。例えば、参照元は1分当たり10円以下で参照
先のサービスを利用したいが、参照先の利用料金が1分
当たり20円である場合がある。このような場合、参照
を許可しないことが望ましいが、その差が3円以下であ
れば、許可することが望ましいことがある。また、ポリ
シーには決済形態も含まれており、この点からも参照元
と参照先のポリシーが整合しているか否かを判断でき
る。
【0038】ステップS10で、サービス連合装置22
は連合許可/不許可を参照元サービス10aの情報処理
装置12aへ送信するとともに、許可の場合は、参照先
サービス10bの情報を情報処理装置12bからネット
ワーク40を介して参照元サービス10aの情報処理装
置12aへ送る。これにより、参照元サービス10aが
参照先サービス10bを参照し、サービスを連合するこ
とができる。また、不許可の場合は、その旨の表示が照
元サービス10aのユーザI/F50aで行われ、サー
ビス連合の不許可が知らされる。
【0039】このように第1実施形態によれば、サービ
スを連合する前に、課金についての参照元ポリシーと参
照先ポリシーの整合性をチェックするので、参照元の意
図に沿わないサービス連合を防ぐことができる。
【0040】なお、上述の説明は、情報提供サービスの
利用を許すか否かの基準(ポリシー)として課金ポリシ
ーの例を説明したが、課金以外のポリシーの整合性もチ
ェックするように変形してもよい。すなわち、課金ポリ
シー18に加えて、サービス間の参照関係の決定に必要
な課金以外のポリシー(参照ポリシー)を記述する参照
ポリシーメモリを設ければよい。参照ポリシーは、例え
ばサービスの名前、サービスの提供可能な地域(距離)
/日付/時間、サービスの提供における遅延時間、サー
ビスの品質、データ量等に関する条件を記述する。サー
ビス連合装置22は参照元サービスの課金/参照ポリシ
ーと、参照先サービスの課金/参照ポリシーとを入力と
し、判定規則に基づいて連合の許可/不許可を判定す
る。
【0041】このような変形例によれば、料金以外の条
件も考慮してサービスの連合を許可するか否かチェック
でき、参照元サービス提供者の意図に沿ったサービス連
合を行うことができる。
【0042】この発明の他の実施形態を説明する。以下
の説明で、第1実施形態と対応する部分は同じ参照数時
を付して詳細な説明は省略する。
【0043】(第2実施形態)図4は第2実施形態を説
明する図である。上述した実施形態はサービス/サービ
ス間のインターフェースに関するものであるが、第2実
施形態として、参照元がサービスではなく利用者である
場合のユーザインターフェースを説明する。
【0044】第2実施形態は図1に示した第1実施形態
の参照元サービス10aの代わりにユーザインターフェ
ース54が接続される。ユーザインターフェース54は
情報提示・制御入力I/F56、サービス空間ブラウジ
ングI/F58、課金ネゴシエーションI/F60から
なる。
【0045】参照先サービス10bは第1実施形態の変
形例で説明したように課金ポリシー18以外にもその他
の参照ポリシー30を有する。そのため、課金処理装置
14bに代えてポリシー処理装置32が設けられてお
り、課金ポリシー18、参照ポリシー30がポリシー処
理装置32に供給される。
【0046】サービス空間ブラウジングI/F58は参
照ポリシー30の中の参照元ポリシーと等価なブラウジ
ングポリシー62を含み、課金ネゴシエーションI/F
60は課金ポリシー18の中の参照元ポリシーと等価な
課金ネゴシエーションポリシー64を含む。これらのポ
リシー62、64は、利用したいサービス(参照先サー
ビス)に対する希望条件を記述したものであり、利用者
からの入力によって設定、および変更することが可能で
ある。
【0047】このため、サービス連合装置22は、参照
元がサービスであるか、利用者であるかに関わらず、第
1実施形態と同じ処理でよい。ただし、参照可能なサー
ビスが複数ある場合、あるいは参照が不可能な場合に
は、参照可能なサービスのリスト、あるいは次候補サー
ビスのリストを表示して、その中から利用者が利用する
サービスを選ぶようにしておくことが望ましい。
【0048】第2実施形態によれば、利用者は参照先サ
ービスを参照する際に、料金、内容、利用条件等に基づ
いてサービスを検索できるので、料金、条件等を交渉す
ることができる。
【0049】なお、第2実施形態は図1に示した第1実
施形態のように課金ポリシーのみについて交渉するよう
に変形してもよい。すなわち、サービス空間ブラウジン
グI/F58、参照ポリシー30を省略してもよい。
【0050】(変形例)上述の実施形態では、参照先サ
ービスが1つのサービスしか提供しないが、参照先サー
ビスが複数のサービスを提供できるような環境にある場
合、そのうちの1つを自動的に選択して連合/提供する
ようにしてもよい。すなわち、参照先サービスが3種類
のサービス1(品質A、利用料金a)、サービス2(品
質B、利用料金b)、サービス3(品質C、利用料金
c)を提供する時、参照元サービス、あるいはユーザイ
ンターフェースからのポリシーが「品質はB以上で、利
用料金はa以下で、国内のサービスで、かつ最も時間遅
延無く手に入るもの」である場合、サービス連合装置2
2は規則に従いサービス2を選択するようになってい
る。
【0051】さらに、上述の実施形態では、参照先サー
ビスが特定されているが、参照先サービスが特定されて
いなくてもよい。すなわち、サービス連合装置22が、
多数のサービスの中から、参照元サービス、あるいはユ
ーザインターフェースからのポリシーに最も合致するサ
ービスを選んで、参照元サービス、またはユーザインタ
ーフェース提供してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ービスの連合に際して参照の可否を判断して、参照を選
択的に許可する機能を有するサービス連合装置を提供す
ることができる。
【0053】また、本発明によれば、料金、内容、利用
条件等に基づいてサービスを検索できるので、利用の料
金、条件等を交渉できるサービス連合装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサービス連合装置の第1の実施形
態の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態の課金ポリシーの詳細を示す
図。
【図3】第1の実施形態の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明によるサービス連合装置の第2の実施形
態の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10a、10b…サービス 12a、12b…情報処理装置 14a、14b…課金処理装置 16…情報 18…課金ポリシー 22…サービス連合装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各サービスに設けられたサービスの参照
    に関するポリシーと、 参照元サービスから参照先サービスの参照要求が発生さ
    れると、参照元サービスのポリシーと参照先サービスの
    ポリシーとを比較し、比較結果から所定の規則に基づい
    て参照先サービスの参照元サービスへの提供を許可する
    か否かを決定し、許可を決定した場合、参照先サービス
    と参照元サービスとを連合するサービス連合手段とを具
    備するサービス連合システム。
  2. 【請求項2】 前記参照先サービスは異なるポリシーを
    持った複数のサービス要素を含み、 前記サービス連合手段は参照元サービスのポリシーと複
    数のサービス要素のポリシーとを比較し、比較結果から
    所定の規則に基づいて参照元サービスのポリシーに最も
    合致する参照先サービスのサービス要素を選択し、選択
    したサービス要素と参照元サービスとを連合することを
    特徴とする請求項1に記載のサービス連合システム。
  3. 【請求項3】 前記サービス連合手段は、不許可を決定
    した場合、参照先サービスへ連合不可を通知することを
    特徴とする請求項1、または請求項2に記載のサービス
    連合システム。
  4. 【請求項4】 サービスの参照に関するポリシーを有す
    るユーザインターフェースと、 各サービスに設けられたサービスの参照に関するポリシ
    ーと、 参照元サービス、またはユーザインターフェースから参
    照先サービスの参照要求が発生されると、参照元サービ
    ス、またはユーザインターフェースのポリシーと参照先
    サービスのポリシーとを比較し、比較結果から所定の規
    則に基づいて参照先サービスの参照元サービス、または
    ユーザインターフェースへの提供を許可するか否かを決
    定し、許可を決定した場合、参照先サービスを参照元サ
    ービス、またはユーザインターフェースへ提供するサー
    ビス連合手段とを具備するサービス連合システム。
  5. 【請求項5】 前記参照先サービスは異なるポリシーを
    持った複数のサービス要素を含み、 前記サービス連合手段は参照元サービスのポリシーと複
    数のサービス要素のポリシーとを比較し、比較結果から
    所定の規則に基づいて参照元サービスのポリシーに最も
    合致する参照先サービスのサービス要素を選択し、選択
    したサービス要素を参照元サービス、またはユーザイン
    ターフェースに提供することを特徴とする請求項4に記
    載のサービス連合システム。
  6. 【請求項6】 前記サービス連合手段は、不許可を決定
    した場合、参照元サービス、またはユーザインターフェ
    ースへ連合不可を通知することを特徴とする請求項4、
    または請求項5に記載のサービス連合システム。
  7. 【請求項7】 各サービスに設けられたサービスの参照
    に関するポリシーと、 参照元サービスからサービスの参照要求が発生される
    と、多数のサービスの中から参照元サービスのポリシー
    に最も合致する参照先サービスを決定し、参照先サービ
    スと参照元サービスとを連合するサービス連合手段とを
    具備するサービス連合システム。
  8. 【請求項8】 サービスの参照に関するポリシーを有す
    るユーザインターフェースと、 各サービスに設けられたサービスの参照に関するポリシ
    ーと、 参照元サービス、またはユーザインターフェースからサ
    ービスの参照要求が発生されると、多数のサービスの中
    から参照元サービス、またはユーザインターフェースの
    ポリシーに最も合致する参照先サービスを決定し、参照
    先サービスを参照元サービス、またはユーザインターフ
    ェースへ提供するサービス連合手段とを具備するサービ
    ス連合システム。
  9. 【請求項9】 前記ポリシーは参照元の場合に適用され
    る参照元ポリシーと、参照先の場合に適用される参照先
    ポリシーとに分類されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項8のいずれか一項に記載のサービス連合シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記ポリシーは利用料、決済方法を含
    む課金ポリシーであり、前記所定の規則は比較される両
    ポリシーの差の許容範囲を定義することを特徴とする請
    求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載のサービス連
    合システム。
  11. 【請求項11】 前記ポリシーは日時、場所、距離、通
    信遅延時間、データ量、サービスの品質のいずれかを含
    み、前記所定の規則は比較される両ポリシーの差の許容
    範囲を定義することを特徴とする請求項1乃至請求項1
    0のいずれか一項に記載のサービス連合システム。
JP6040697A 1996-09-30 1997-03-14 サービス連合システム Pending JPH10254573A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6040697A JPH10254573A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 サービス連合システム
US08/935,482 US6119109A (en) 1996-09-30 1997-09-24 Information distribution system and billing system used for the information distribution system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6040697A JPH10254573A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 サービス連合システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10254573A true JPH10254573A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13141275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6040697A Pending JPH10254573A (ja) 1996-09-30 1997-03-14 サービス連合システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10254573A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007595A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Hitachi Electronics Service Co Ltd 設備サービスサポートシステム及びサービスセンタ用コンピュータ並びに記録媒体
JP2002099847A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Toshiba Tec Corp 多機能型icカード、決済装置、決済方法および記憶媒体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1049471A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Fujitsu Ltd サーバ連携制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1049471A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Fujitsu Ltd サーバ連携制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007595A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Hitachi Electronics Service Co Ltd 設備サービスサポートシステム及びサービスセンタ用コンピュータ並びに記録媒体
JP2002099847A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Toshiba Tec Corp 多機能型icカード、決済装置、決済方法および記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6119109A (en) Information distribution system and billing system used for the information distribution system
US6892064B2 (en) Method and system for presentation of content from one cellular phone to another through a computer network
US7016878B2 (en) Content sales period verifying system and content decryption key effective period verifying system
US20140344460A1 (en) Brokering network resources
US8725605B1 (en) Method and system for managing service accounts
US20020129359A1 (en) Cross platform system and method for the management and distribution of pay per view video on demand
US20070198427A1 (en) Computer service licensing management
US20040039705A1 (en) Distributing a software product activation key
US20070198428A1 (en) Purchasing of computer service access licenses
US20120041878A1 (en) Method And System For Authenticating Software License
JP3917687B2 (ja) コンテンツ利用管理装置及びその装置を用いたコンテンツ利用システム
JP2002032216A (ja) アプリケーションのホスティング装置
JP2001331654A (ja) コンピュータネットワークを利用して複数の資産を一元管理する方法及びシステム
JP2001344199A (ja) 分散型処理システム及び方法並びに記録媒体
JP2003016286A (ja) ディジタルコンテンツ提供方法及びサーバ並びにプログラム
US7036150B2 (en) Data management apparatus, storage medium having stored therein data management program, storage medium having stored therein usage certificate data, and method of using data
EP1347617B1 (en) Method, computer, and program for content retrieval and payment
JPH10254573A (ja) サービス連合システム
JP5253464B2 (ja) 信用管理システムおよび信用管理方法
US20030046549A1 (en) Program executing apparatus and program executing method as well as program executing program
US11328270B2 (en) Service processing method and apparatus
WO2021078168A1 (zh) 列表信息处理方法、装置、电子设备及计算机存储介质
KR100411903B1 (ko) 통신처리서비스망에서의특수정보접근제한방법
KR20020029466A (ko) 공중컴퓨터 제어방법
JP2004171471A (ja) 口座預貯金残高の管理システム、管理方法、および管理プログラム