JPH10250575A - 鉄道車両の軌間可変台車及びその軌間可変方法 - Google Patents

鉄道車両の軌間可変台車及びその軌間可変方法

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JPH10250575A
JPH10250575A JP5890997A JP5890997A JPH10250575A JP H10250575 A JPH10250575 A JP H10250575A JP 5890997 A JP5890997 A JP 5890997A JP 5890997 A JP5890997 A JP 5890997A JP H10250575 A JPH10250575 A JP H10250575A
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wheel
rail
gauge
wheels
variable
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JP5890997A
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Kazuhiro Oda
和裕 小田
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Railway Technical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の軌間と第2の軌間との間で相互に切り
換わる場合は、確実に車輪間の間隔を変更して、円滑な
第1の軌間と第2の軌間との間への移行を実行すること
ができる鉄道車両の軌間可変台車及びその軌間可変方法
を提供する。 【解決手段】 鉄道車両の軌間可変台車において、車両
の両外側に配置される第1の車輪123と、この第1の
車輪123を昇降可能な昇降機構と、この昇降機構の昇
降位置における前記第1の車輪123の保持機構と、前
記第1の車輪123の内側に配置され、前記第1の車輪
123の上昇に伴いレール105に接触可能な一対の第
1の軌間とは異なる第2の軌間の車輪104とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、標準軌間と狭軌間
との間など、異なった軌間のレールを直通運転するため
の鉄道車両の軌間可変台車及びその軌間可変方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、標準軌間から狭軌間に切り換わる
場合は、車両を変えて、乗客に乗換てもらったり、車両
を変えない可変台車の場合には、本願出願人によって既
に提出された特願平7−139510号に示すように、
共通の車軸に取り付けられる車輪間の間隔をロック装置
を用いて、一々調整するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の可変台車の場合には、ロック装置を用いて、車
輪毎に一々車輪間の間隔を調整する必要があり、その間
車両重量を車輪以外の別の保持機構で支えて車輪荷重を
なくすための特別な軌道や設備を必要としたり、変更し
た車輪間隔の精度を高く要求し、機構の複雑化を招来す
るといった問題があった。
【0004】また、車輪に取り付けた軌間変換機構は全
てバネ下重量となり、軌道へ与える動的荷重が大きくな
り、線路の保守量が増大したり、乗り心地に悪い影響を
与える不利な面があった。本発明は、上記問題点を除去
し、第1の軌間と第2の軌間との間で相互に切り換わる
場合は、確実に車輪間の間隔を変更して、円滑な第1の
軌間と第2の軌間との間への移行を実行することができ
る鉄道車両の軌間可変台車及びその軌間可変方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕鉄道車両の軌間可変台車において、台車の両外側
に配置される標準軌間を走行する第1の車輪と、この第
1の車輪を昇降可能な昇降機構と、この昇降機構の昇降
位置における前記第1の車輪の保持機構と、前記第1の
車輪の内側に配置され、前記第1の車輪の上昇に伴いレ
ールに接触可能な一対の狭軌間を走行する第2の車輪と
を設けるようにしたものである。
【0006】〔2〕上記〔1〕記載の鉄道車両の軌間可
変台車において、前記昇降機構は、第1の車輪の駆動機
構と、第1の車輪軸バネ・緩衝器と、この第1の車輪バ
ネ・緩衝器の先端に設けられる第1の車輪軸バネ用電動
アクチュエータと、このアクチュエータが係合する円弧
状のガイド溝と、第1の車輪上下駆動用アクチュエータ
とを設けるようにしたものである。
【0007】〔3〕鉄道車両の軌間可変台車において、
前記第1の車輪と第2の車輪とを駆動する単一の主電動
機を用い、かつ第1の軌間と第2の軌間で運転速度や必
要駆動トルクが異なった運用をする場合、それぞれの運
用に適したギア比の歯車を車輪駆動装置に設定するよう
にしたものである。 〔4〕鉄道車両の軌間可変台車を用いた軌間可変方法に
おいて、台車の両外側に配置される第1の軌間の走行が
可能な第1の車輪と、この第1の車輪を昇降可能な昇降
機構と、この昇降機構の昇降位置における前記第1の車
輪の保持機構と、前記第1の車輪の内側に配置され、前
記第1の車輪の上昇に伴いレールに接触可能な一対の第
2の軌間の走行が可能な第2の車輪とを設け、前記第1
の車輪がレールに接触している場合、前記第2の車輪は
浮上させて車両の荷重を無負荷にし、前記第2の車輪の
レールへの接触により、前記第1の車輪への車両の荷重
を無負荷にし、この無負荷の状態で第1の車輪を上昇さ
せて保持するようにしたものである。
【0008】〔5〕鉄道車両の軌間可変台車を用いた軌
間可変方法において、台車の両外側に配置される第1の
車輪走行が可能な第1の車輪と、この第1の車輪を昇降
可能な昇降機構と、この昇降機構の昇降位置における前
記第1の車輪の保持機構と、前記第1の車輪の内側に配
置され、前記第1の車輪の上昇に伴いレールに接触可能
な一対の第2の軌間を走行可能な第2の車輪とを設け、
前記第2の車輪がレールに接触している場合、前記第1
の車輪は上昇させて車両の荷重を無負荷にし、保持した
状態に置き、軌間変換領域に至ると、前記第1の車輪の
下降準備位置にセットし、前記第1の車輪のレールへの
接触により、前記第2の車輪を前記第1の車輪に対して
相対的に上昇させて、前記第2の車輪への車両の荷重を
無負荷にするようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例
を示す鉄道車両の軌間可変台車の正面図、図2はその鉄
道車両の軌間可変台車の平面図、図3はその鉄道車両の
軌間可変台車の側面図、図4及び図5はその軌間可変台
車の軌間可変方法の説明図である。なお、図1〜図3に
おいて、左半分は狭い側の軌間(第2の車輪)走行、右
半分は広い側の軌間(第1の車輪)走行の場合をそれぞ
れ示している。
【0010】これらの図から明らかなように、狭い側の
軌間の走行時には、レール105に第2の車輪104を
接触させて走行し、その場合、第1の車輪123は第2
の車輪104より外側であって、上昇した位置に保持さ
れる。一方、広い側の軌間の走行時には、第1の車輪1
23をレール(標準軌間)151に接触させて走行し、
その場合、第2の車輪104は第1の車輪123に比べ
て相対的に上昇した位置に保持される。
【0011】以下、本発明の実施例を示す鉄道車両の軌
間可変台車の動作について説明する。 〔A〕まず、狭い側の軌間(第2の軌間)の走行におい
ては、図1〜図3(左半分参照)に示すように、 (1)駆動力(トルク)は、駆動モータ101からの動
力は減速歯車102−車軸103−第2の車輪104へ
と伝達され、更に、第2の軌間のレール(狭軌間)10
5へ伝えられて駆動力を得ることができる。
【0012】(2)前後の力は、レール105から第2
の車輪104−車輪軸受け箱106−軸バリ107−台
車枠108−けん引装置109から車体(図示なし)へ
と伝えられる。 (3)上下の力は、レール105から第2の車輪104
−車輪軸受け箱106−軸バネ110−台車枠108−
空気バネ111−車体(図示なし)へと伝えられる。
【0013】〔B〕次に、広い側の軌間(第1の軌間)
の走行においては、図1〜図3(右半分参照)に示すよ
うに、 (1)駆動力(トルク)は、駆動モータ101からの動
力は、減速歯車102−車軸103−第1の車輪駆動装
置121−車軸122−第1の車輪123に伝達され、
第1の軌間レール151へ伝達される。
【0014】(2)前後の力は、レール151−第1の
車輪123−車軸122−第1の車輪駆動装置121の
外箱−車軸103−車輪車軸受け箱106−軸バリ10
7−台車枠108−けん引装置109−車体(図示な
し)へと伝達される。 (3)上下力は、レール151−車軸122−第1の車
輪軸受け124−第1の車輪軸バネ・緩衡器125−台
車枠108−けん引装置109から車体(図示なし)へ
と伝達される。
【0015】次に、本発明の鉄道車両の軌間可変台車の
広い側の軌間から狭い側の軌間への変換、つまり第1の
車輪走行から第2の車輪走行への切り換え方法につい
て、図4を参照しながら説明する。 (1)図4(a)においては、第1の軌間走行区間にお
いて、第1の車輪123がレール151に接触してい
る、つまり第1の車輪123での走行状態であり、第2
の車輪104は第1の車輪123とは相対的に上方に上
がっており、浮いた位置にあり無負荷であり、第1の車
輪123が車両(図示なし)を支持している。すなわ
ち、上下力は、第1の車輪バネ・緩衡器125で受けら
れている。ここで、第1の車輪バネ・緩衡器125の先
端には第1の車輪軸バネ用電動アクチュエータ126が
設けられており、その第1の車輪バネ用電動アクチュエ
ータ126の回転軸が固定部に形成された円弧状のガイ
ド溝150に係合するように構成されており、ここで
は、円弧状のガイド溝150の左端に保持されている。
また、軸バリ107と第1の車輪駆動装置121間には
第1の車輪上下駆動用アクチェータ128が配置されて
いる。
【0016】(2)次いで、図4(b)に示すように、
第2の車輪走行に入ると、第2の車輪104がレール1
05に接触している、つまり第2の車輪104の走行状
態であり、第1の車輪123は無負荷となり、第1の車
輪123及びバネ・緩衝器125はそのままで、車両荷
重は第2の車輪104で支持するように、レール105
が上昇し、レール151が下降する(変換ステップ
1)。
【0017】(3)次に、図4(c)に示すように、第
2の車輪104が車体を支持し、第1の車輪123は無
負荷であり、第1の車輪バネ・緩衡器125が負担力を
なくした状態で、第1の車輪軸バネ用電動アクチュエー
タ126が駆動されて、第1の車輪バネ用電動アクチュ
エータ126の回転軸が円弧状のガイド溝150を移動
して、ガイド溝150の右端に保持され、第1の車輪軸
122の上昇準備位置(第1の車輪軸122の下降準備
位置でもある)になる。
【0018】(4)次に、図4(d)に示すように、軸
バリ107と第1の車輪駆動装置121間に配置されて
いる第1の車輪上下駆動用アクチェータ128が駆動し
て、第2の車輪車軸受け箱106を支点として、第1の
車輪駆動装置121が回転して、第1の車輪123が上
昇する。その第1の車輪123の上昇した位置では、円
弧状のガイド溝150の右端−第1の車輪バネ・緩衡器
125−第1の車輪122−第1の車輪駆動装置121
−第1の車輪上下駆動用アクチェータ128で確実にそ
の上昇位置が保持される。
【0019】次に、上記とは逆の狭い側の軌間走行から
広い側の軌間走行、つまり第2の軌間から第1の軌間へ
の切り換え方法について、図5を参照しながら説明す
る。 (1)図5(a)においては、狭い軌間(第2の軌間)
の走行区間において、第2の車輪104がレール105
に接触している、つまり、第2の車輪走行状態であり、
第1の車輪123は浮いた位置にあり無負荷であり、第
1の車輪104が車両(図示なし)を支持している。
【0020】すなわち、軸バリ107と第1の車輪駆動
装置121間に配置されている第1の車輪上下駆動用ア
クチェータ128が駆動されており、第2の車輪車軸受
け箱106を支点として、第1の車輪駆動装置121が
回転して、第1の車輪123が上昇している。その第1
の車輪123の上昇した位置では、円弧状のガイド溝1
50の右端−第1の車輪バネ・緩衡器125−第1の車
輪122−第1の車輪駆動装置121−第1の車輪上下
駆動用アクチェータ128で確実にその上昇位置が保持
されている。
【0021】(2)次に、図5(b)に示すように、軸
バリ107と第1の車輪駆動装置121間に配置されて
いる第1の車輪上下駆動用アクチェータ128の駆動が
解かれ、第1の車輪車軸受け箱106を支点として、第
1の車輪駆動装置121が回転して、第1の車輪軸12
2の下降準備位置(第1の車輪軸122の上昇準備位置
でもある)になる。
【0022】(3)次に、図5(c)に示すように、第
1の車輪軸バネ用電動アクチュエータ126が駆動され
て、第1の車輪軸バネ用電動アクチュエータ126の回
転軸が円弧状のガイド溝150を移動して、ガイド溝1
50の左端に保持され、第1の車輪軸122は下降して
レール151と接触可能になる。 (4)次に、図5(d)に示すように、広い側の軌間
(第1の軌間)走行区間に入り、第1の車輪123がレ
ール151に接触する。つまり第1の車輪での走行状態
となり、第2の車輪104は第1の車輪123とは相対
的に上方に上がっており、浮いた位置にあり無負荷であ
り、第1の車輪123が車両(図示なし)を支持する。
すなわち、上下力は、第1の車輪バネ・緩衡器125で
受けられている。
【0023】また、鉄道車両の軌間可変台車において、
前記第1の車輪123と第2の車輪104とを駆動する
単一の主電動機を用い、かつ第1の軌間と第2の軌間で
運転速度や必要駆動トルクが異なった運用をする場合、
それぞれの運用に適したギア比の歯車を車輪駆動装置1
21に設定する。例えば、新幹線と在来線の場合、第1
の車輪の駆動装置123のギア比を増速キア、例えば、
1:2等にする。
【0024】また、狭軌通勤線区と標準通勤線区の場合
は、同速のギア比1:1にする。更に、広軌の路面電車
と狭軌在来線を乗り入れる場合には、ギア比を減速ギア
比とする。なお、上記実施例の鉄道車両の軌間可変台車
においては、中心側より、第2の車輪、台車枠、第1の
車輪と外側に向かって配置されているが、このような配
置は適宜変更することができる。例えば、第1の軌間が
標準軌(1435mm)、第2の軌間が狭軌(1067
mm)の場合は、第1の車輪と台車枠との配置を入れ換
えて、中心側より第2の車輪、第1の車輪、台車枠と外
側に向かって配置することができる。
【0025】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、軌間の異なる軌道が広い側と狭い側の相互に切
り換わる場合は、確実に車輪間の間隔を変更して、円滑
な軌間への移行を実行することができる鉄道車両の軌間
可変台車及びその軌間可変方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す鉄道車両の軌間可変台車
の正面図である。
【図2】本発明の実施例を示す鉄道車両の軌間可変台車
の平面図である。
【図3】本発明の実施例を示す鉄道車両の軌間可変台車
の側面図である。
【図4】本発明の実施例を示す鉄道車両の軌間可変台車
の第1の車輪走行から第2の車輪走行への切り換え方法
の説明図である。
【図5】本発明の実施例を示す鉄道車両の軌間可変台車
の第2の車輪走行から第1の車輪走行への切り換え方法
の説明図である。
【符号の説明】
101 駆動モータ 102 減速歯車 103 第2の車輪の車軸 104 第2の車輪 105 レール(狭い側の軌間) 106 第2の車輪軸受け箱 107 軸バリ 108 台車枠 109 けん引装置 110 軸バネ 111 空気バネ 121 第1の車輪駆動装置 122 第1の車輪軸 123 第1の車輪 124 第1の車輪軸受け 125 第1の車輪軸バネ・緩衡器 126 第1の車輪軸バネ用電動アクチュエータ 128 第1の車輪上下駆動用アクチェータ 150 円弧状のガイド溝 151 レール(広い側の軌間)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両の軌間可変台車において、
    (a)台車の両外側に配置される第1の軌間を走行する
    第1の車輪と、(b)該第1の車輪を昇降可能な昇降機
    構と、(c)該昇降機構の昇降位置における前記第1の
    車輪の保持機構と、(d)前記第1の車輪の内側に配置
    され、前記第1の車輪の上昇に伴いレールに接触可能な
    一対の第2の軌間を走行する第2の車輪とを具備するこ
    とを特徴とする鉄道車両の軌間可変台車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鉄道車両の軌間可変台車
    において、前記昇降機構は、第1の車輪の駆動機構と、
    第1の車輪軸バネ・緩衝器と、該第1の車輪バネ・緩衝
    器の先端に設けられる第1の車輪軸バネ用電動アクチュ
    エータと、該アクチュエータが係合する円弧状のガイド
    溝と、第1の車輪上下駆動用アクチュエータとを具備す
    る鉄道車両の軌間可変台車。
  3. 【請求項3】 鉄道車両の軌間可変台車において、前記
    第1の車輪と第2の車輪とを駆動する単一の主電動機を
    用い、かつ第1の軌間と第2の軌間で運転速度や必要駆
    動トルクが異なった運用をする場合、それぞれの運用に
    適したギア比の歯車を車輪駆動装置に設定することを特
    徴とする鉄道車両の軌間可変台車。
  4. 【請求項4】 鉄道車両の軌間可変台車を用いた軌間可
    変方法において、(a)台車の両外側に配置される第1
    の軌間の走行が可能な第1の車輪と、(b)該第1の車
    輪を昇降可能な昇降機構と、(c)該昇降機構の昇降位
    置における前記第1の車輪の保持機構と、(d)前記第
    1の車輪の内側に配置され、前記第1の車輪の上昇に伴
    いレールに接触可能な一対の第2の軌間を走行が可能な
    第2の車輪とを設け、(e)前記第1の車輪がレールに
    接触している場合、前記第2の車輪は浮上させて車両の
    荷重を無負荷にし、前記第2の車輪のレールへの接触に
    より、前記第1の車輪への車両の荷重を無負荷にし、該
    無負荷の状態で第1の車輪を上昇させて保持することを
    特徴とする鉄道車両の軌間可変台車を用いた軌間可変方
    法。
  5. 【請求項5】 鉄道車両の軌間可変台車を用いた軌間可
    変方法において、(a)台車の両外側に配置される第1
    の軌間走行が可能な第1の車輪と、(b)該第1の車輪
    を昇降可能な昇降機構と、(c)該昇降機構の昇降位置
    における前記第1の車輪の保持機構と、(d)前記第1
    の車輪の内側に配置され、前記第1の車輪の上昇に伴い
    レールに接触可能な一対の第2の軌間を走行可能な第2
    の車輪とを設け、(e)前記第2の車輪がレールに接触
    している場合、前記第1の車輪は上昇させて車両の荷重
    を無負荷にし、保持した状態に置き、軌間変換領域に至
    ると、前記第1の車輪の下降準備位置にセットし、前記
    第1の車輪のレールへの接触により、前記第2の車輪を
    前記第1の車輪に対して相対的に上昇させて、前記第2
    の車輪への車両の荷重を無負荷にすることを特徴とする
    鉄道車両の軌間可変台車を用いた軌間可変方法。
JP5890997A 1997-03-13 1997-03-13 鉄道車両の軌間可変台車及びその軌間可変方法 Withdrawn JPH10250575A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101417981B1 (ko) * 2012-12-24 2014-07-09 한국철도기술연구원 철도차량용 대차의 충격흡수 구조

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