JPH10248911A - 消臭剤・除菌剤組成物 - Google Patents
消臭剤・除菌剤組成物Info
- Publication number
- JPH10248911A JPH10248911A JP9072759A JP7275997A JPH10248911A JP H10248911 A JPH10248911 A JP H10248911A JP 9072759 A JP9072759 A JP 9072759A JP 7275997 A JP7275997 A JP 7275997A JP H10248911 A JPH10248911 A JP H10248911A
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- JP
- Japan
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- chlorine dioxide
- buffer
- aqueous solution
- buffer liquid
- deodorizing
- Prior art date
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- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の亜塩素酸塩水溶液を用いた消臭剤・除
菌剤組成物では、短時間で二酸化塩素ガスの発生を止め
る欠点があった。 【解決手段】 本発明の消臭剤・除菌剤組成物において
は、安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液を用い、そ
のｐＨ調整剤として、緩衝液を用いる。
菌剤組成物では、短時間で二酸化塩素ガスの発生を止め
る欠点があった。 【解決手段】 本発明の消臭剤・除菌剤組成物において
は、安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液を用い、そ
のｐＨ調整剤として、緩衝液を用いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、消臭剤・除菌剤組
成物、特に、安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液を
用いた消臭剤・除菌剤組成物に関するものである。
成物、特に、安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液を
用いた消臭剤・除菌剤組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、安定化二酸化塩素（亜塩素酸
塩）水溶液をｐＨ調整し、ｐＨ９以下にすると二酸化塩
素ガスが発生する。この二酸化塩素ガスが消臭や除菌の
効果を持っていることはよく知られている。
塩）水溶液をｐＨ調整し、ｐＨ９以下にすると二酸化塩
素ガスが発生する。この二酸化塩素ガスが消臭や除菌の
効果を持っていることはよく知られている。
【０００３】従って、従来、安定化二酸化塩素（亜塩素
酸塩）水溶液をｐＨ調整し、容器に入れ蓋を開放し、二
酸化塩素ガスを発生させて、継続的に空間の消臭、除菌
の用途に用いられている。
酸塩）水溶液をｐＨ調整し、容器に入れ蓋を開放し、二
酸化塩素ガスを発生させて、継続的に空間の消臭、除菌
の用途に用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
ｐＨ調整にはクエン酸等の酸を用いており、この方法で
は使用中に水分が蒸発し、二酸化塩素ガスが発生するに
つれて、ｐＨが９以上に変化し二酸化塩素ガスが発生し
なくなってしまうため、最後まで有効に使用することが
困難であった。
ｐＨ調整にはクエン酸等の酸を用いており、この方法で
は使用中に水分が蒸発し、二酸化塩素ガスが発生するに
つれて、ｐＨが９以上に変化し二酸化塩素ガスが発生し
なくなってしまうため、最後まで有効に使用することが
困難であった。
【０００５】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の消臭剤・除菌剤
組成物は、安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液を用
い、そのｐＨ調整剤として、緩衝液を用いることを特徴
とする。
組成物は、安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液を用
い、そのｐＨ調整剤として、緩衝液を用いることを特徴
とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明においては、消臭剤・除菌
剤組成物として安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液
を用い、そのｐＨ調整剤として、緩衝液を用いる。
剤組成物として安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液
を用い、そのｐＨ調整剤として、緩衝液を用いる。
【０００８】本発明で使用する安定化二酸化塩素（亜塩
素酸塩）の種類、濃度等には特に制限はない。
素酸塩）の種類、濃度等には特に制限はない。
【０００９】また、安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）と
組み合わされるｐＨ調整剤としての緩衝液は、調整後の
二酸化塩素水溶液のｐＨが９以下、好ましくは５．０〜
８．５になるものであれば特に制限はなく、例えば、Ｃ
ｌａｒｋ−Ｌｕｂｓの緩衝液、Ｓφｒｅｎｓｅｎの緩衝
液、Ｋｏｌｔｈｏｆｆの緩衝液、Ｍｉｃｈａｅｌｉｓの
緩衝液、ＭｃＩｌｖａｉｎの広域緩衝液、Ｂｒｉｔｔｏ
ｎ−Ｒｏｂｉｎｓｏｎの広域緩衝液、Ｃａｒｍｏｄｙの
広域緩衝液、Ｇｏｍｏｒｉの緩衝液、Ｂａｔｅｓ−Ｂｏ
ｗｅｒのＴｒｉｓ緩衝液、ＨＥＰＥＳ緩衝液、塩酸−塩
化カリウム緩衝液、フタル酸水素カリウム−塩酸緩衝
液、リン酸二水素カリウム−水酸化ナトリウム緩衝液、
ほう酸−水酸化ナトリウム緩衝液、リン酸二水素カリウ
ム−リン酸水素ナトリウム緩衝液等を使用できる。
組み合わされるｐＨ調整剤としての緩衝液は、調整後の
二酸化塩素水溶液のｐＨが９以下、好ましくは５．０〜
８．５になるものであれば特に制限はなく、例えば、Ｃ
ｌａｒｋ−Ｌｕｂｓの緩衝液、Ｓφｒｅｎｓｅｎの緩衝
液、Ｋｏｌｔｈｏｆｆの緩衝液、Ｍｉｃｈａｅｌｉｓの
緩衝液、ＭｃＩｌｖａｉｎの広域緩衝液、Ｂｒｉｔｔｏ
ｎ−Ｒｏｂｉｎｓｏｎの広域緩衝液、Ｃａｒｍｏｄｙの
広域緩衝液、Ｇｏｍｏｒｉの緩衝液、Ｂａｔｅｓ−Ｂｏ
ｗｅｒのＴｒｉｓ緩衝液、ＨＥＰＥＳ緩衝液、塩酸−塩
化カリウム緩衝液、フタル酸水素カリウム−塩酸緩衝
液、リン酸二水素カリウム−水酸化ナトリウム緩衝液、
ほう酸−水酸化ナトリウム緩衝液、リン酸二水素カリウ
ム−リン酸水素ナトリウム緩衝液等を使用できる。
【００１０】また、ｐＨ調整に用いる緩衝液は、単独で
も２種以上混合してもよく、その他必要に応じて、界面
活性剤、色素（染料、顔料）、ｐＨ指示薬、ゲル化剤、
乳化剤、香料、紫外線吸収剤、水溶性溶剤、油溶性溶
剤、等を配合しても良い。
も２種以上混合してもよく、その他必要に応じて、界面
活性剤、色素（染料、顔料）、ｐＨ指示薬、ゲル化剤、
乳化剤、香料、紫外線吸収剤、水溶性溶剤、油溶性溶
剤、等を配合しても良い。
【００１１】（実施例１）
【００１２】次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれら実施例のみに制約を受け
るものではない。
く説明するが、本発明はこれら実施例のみに制約を受け
るものではない。
【００１３】亜塩素酸ナトリウム０．５部、リン酸二水
素カリウム０．６部、水酸化ナトリウム０．１部、水９
８．８部を混合し亜塩素酸ナトリウムとリン酸二水素カ
リウム−水酸化ナトリウム緩衝液の混合液を調整した。
素カリウム０．６部、水酸化ナトリウム０．１部、水９
８．８部を混合し亜塩素酸ナトリウムとリン酸二水素カ
リウム−水酸化ナトリウム緩衝液の混合液を調整した。
【００１４】（比較例）
【００１５】亜塩素酸ナトリウム０．５部、無水クエン
酸０．１部、水９９．４部を混合し、安定化二酸化塩素
（亜塩素酸塩）を酸でｐＨ調整したものを比較例として
用いた。
酸０．１部、水９９．４部を混合し、安定化二酸化塩素
（亜塩素酸塩）を酸でｐＨ調整したものを比較例として
用いた。
【００１６】（比較例）
【００１７】実施例と比較例のものを室温で揮散させ液
のｐＨ変化を比較した結果を図１に示す。この結果より
本発明の消臭剤・除菌剤組成物は、比較例に比べ、明ら
かにｐＨ変化が少なく、最後まで安定して二酸化塩素ガ
スを発生していることが判る。
のｐＨ変化を比較した結果を図１に示す。この結果より
本発明の消臭剤・除菌剤組成物は、比較例に比べ、明ら
かにｐＨ変化が少なく、最後まで安定して二酸化塩素ガ
スを発生していることが判る。
【００１８】
【発明の効果】上記のように本発明の消臭剤・除菌剤組
成物はｐＨ調整に緩衝液を用いているため、クエン酸等
の酸をｐＨ調整剤として用いる場合と違い、二酸化塩素
ガスの揮散による二酸化塩素水溶液のｐＨ変化が少な
く、最後まで安定した二酸化塩素ガスを発生できるよう
になる大きな利益がある。
成物はｐＨ調整に緩衝液を用いているため、クエン酸等
の酸をｐＨ調整剤として用いる場合と違い、二酸化塩素
ガスの揮散による二酸化塩素水溶液のｐＨ変化が少な
く、最後まで安定した二酸化塩素ガスを発生できるよう
になる大きな利益がある。
【図１】本発明の消臭剤・除菌剤組成物と従来例のｐＨ
と揮散率の比較結果を示す線図である。
と揮散率の比較結果を示す線図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 安定化二酸化塩素（亜塩素酸塩）水溶液
を用い、そのｐＨ調整剤として、緩衝液を用いることを
特徴とする消臭剤・除菌剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072759A JPH10248911A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 消臭剤・除菌剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072759A JPH10248911A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 消臭剤・除菌剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10248911A true JPH10248911A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13498620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9072759A Pending JPH10248911A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 消臭剤・除菌剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10248911A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6077502A (en) * | 1998-02-27 | 2000-06-20 | The Procter & Gamble Company | Oral care compositions comprising chlorite and methods |
| US6132702A (en) * | 1998-02-27 | 2000-10-17 | The Procter & Gamble Company | Oral care compositions comprising chlorite and methods |
| US6251372B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-06-26 | The Procter & Gamble Company | Oral care compositions comprising chlorite and methods |
| JP2014226123A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社デンソー | 藻類培養方法 |
| CN111097270A (zh) * | 2018-10-26 | 2020-05-05 | 浙江地球村环保科技有限公司 | 一种空气净化凝胶盒及其使用方法和应用 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP9072759A patent/JPH10248911A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6077502A (en) * | 1998-02-27 | 2000-06-20 | The Procter & Gamble Company | Oral care compositions comprising chlorite and methods |
| US6132702A (en) * | 1998-02-27 | 2000-10-17 | The Procter & Gamble Company | Oral care compositions comprising chlorite and methods |
| US6251372B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-06-26 | The Procter & Gamble Company | Oral care compositions comprising chlorite and methods |
| JP2014226123A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社デンソー | 藻類培養方法 |
| CN111097270A (zh) * | 2018-10-26 | 2020-05-05 | 浙江地球村环保科技有限公司 | 一种空气净化凝胶盒及其使用方法和应用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031216 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050922 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060214 |