JPH10247917A - マルチキャスト通信方式 - Google Patents

マルチキャスト通信方式

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JPH10247917A
JPH10247917A JP4949997A JP4949997A JPH10247917A JP H10247917 A JPH10247917 A JP H10247917A JP 4949997 A JP4949997 A JP 4949997A JP 4949997 A JP4949997 A JP 4949997A JP H10247917 A JPH10247917 A JP H10247917A
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Toshiyuki Kuze
俊之 久世
Nobuo Kikuchi
信夫 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全グループ宛てのマルチキャストデータグラ
ムの受信要求や受信終了等の通知を全てのクラスターメ
ンバーへマルチキャストするのでクラスターメンバーの
数に比例してネットワーク内のトラヒックが増加してい
た。 【解決手段】 マルチキャストアドレス登録サーバー1
が送信端末A3からの送信登録要求6を受信し、送信登
録要求6内のグループアドレスと送信端末のアドレスと
を取得し、マルチキャストデータグラムのグループアド
レスとマルチキャストデータグラムを送信するグループ
内の送信端末A3のアドレスをマルチキャスト管理テー
ブル5内に登録し、グループアドレスでマルチキャスト
管理テーブル5内に登録された送信端末のアドレスを含
む全送信端末のアドレスを送信登録応答7として送信端
末A3へ通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATM(Asy
nchronous Transfer Mode)交
換システムに於いて、IPクラスDアドレスなどのグル
ープアドレスを用いて行われるマルチキャスト通信方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来のマルチキャスト通信方式
としては、アイイーティーエフの「“非同期ネットワー
クに基づくUNI3.0/3.1でのマルチキャスト通
信支援”,G.アミテージ、ベルコア,ネットワーク
ワーキング グループ,解説依頼:2022,カテゴ
リ:スタンダード トラック,1996.11」(IE
TFの「“Support for Multicas
t over UNI3.0/3.1 based A
TM Networks”,G.ArmitageBe
llcore、Network Working Gr
oup Request For Comments:
2022,Category:Standards T
rack,November 1996」)に記載され
たものがある。
【0003】図16は、従来のマルチキャスト通信方式
を示す説明図であり、図において、63はMARS(M
ulticast Address Resoluti
onServer)であり、レイヤ3グループアドレス
と、前記レイヤ3グループアドレスを用いるマルチキャ
ストデータグラムの受信を希望する受信端末のATMア
ドレスを、MARS63のtable entry67
内に保持する。64は受信端末A、65は受信端末B、
66は送信端末Aである。これらの受信端末A64、受
信端末B65および送信端末A66は、MARS63が
管理する端末(クラスターメンバー)としてMARS6
3内に登録、或いは登録削除するメッセージをMARS
63と交換するため、ポイント−ツー−ポイントコネク
ションであるメッセージ送信コネクションA68とメッ
セージ送信コネクションB70とメッセージ送信コネク
ションC69を設定する。
【0004】MARS63は、全クラスターメンバーへ
任意マルチキャストデータグラムの受信要求や受信終了
などのメッセージをマルチキャストするため、MARS
63をルートとするポイント−ツー−マルチポイントコ
ネクションであるClusterControlVC7
1を設定する。MARS63が管理する全クラスターメ
ンバーは、このClusterControlVC71
に接続される。
【0005】上記した従来のマルチキャスト通信方式で
は、MARS63内にIPクラスDアドレスなどのグル
ープアドレスとそのグループアドレスで送信されるマル
チキャストデータグラムの受信を望む受信端末のATM
アドレスを登録し、ClusterControlVC
を通してマルチキャストデータグラムの送信者へ受信を
希望する受信端末のATMアドレスをマルチキャストし
て通知する方式を採用している。
【0006】次に動作について説明する。図17は、図
16に示す従来のマルチキャスト通信方式において、受
信端末がデータ用マルチキャストパスに追加される手順
を示す説明図である。図17に示すように、受信端末A
64は、まずメッセージ送信コネクションA68を用い
て、Registration MARS_JOIN7
3を、MARS63から前記メッセージ送信コネクショ
ンA68を通じて、Registration MAR
S_JOIN73のコピーであるRegistrati
onMARS_JOINコピー74を受信するまで繰り
返し送信する。
【0007】Registration MARS_J
OINコピー74は、MARS63によって、受信端末
A64がクラスターメンバーとして登録されたことを確
認するために用いられる。MARS63は、Regis
tration MARS_JOIN73を受信する
と、受信端末A64をClusterControlV
C71のリーフとして追加する。
【0008】次に、受信端末A64は、特定のグループ
アドレスを用いたマルチキャストデータグラムを受信す
るため、グループアドレスを設定したMARS_JOI
N75のメッセージをMARS63へ送信する。MAR
S63は、MARS_JOIN75のメッセージを受信
すると、MARS63のtable entry67内
に受信端末A64より要求されたグループアドレスと受
信端末A64のATMアドレス(ATM2)を登録す
る。
【0009】次に、MARS63は、ClusterC
ontrolVC71を通して、MARS_JOIN7
5のメッセージのコピーであるMARS_JOINコピ
ー76を全クラスターメンバーにマルチキャストする。
次に、MARS_JOINコピー76を受信した送信端
末A66は、自端末が送信するマルチキャストデータグ
ラムの受信を希望する受信端末が追加されたことを認識
し、データ用マルチキャストパス72に受信端末A64
を追加する。
【0010】図18は、図16に示す従来のマルチキャ
スト通信方式において、受信端末がデータ用マルチキャ
ストパスから離脱する手順を示す説明図である。図18
に示すように、受信端末A64は、マルチキャストデー
タグラムの受信を終了する場合、メッセージ送信コネク
ションA68を通してMARS63へMARS_LEA
VE77のメッセージを送信する。
【0011】MARS63は、前記MARS_LEAV
E77のメッセージのコピーであるMARS_LEAV
Eコピー78をClusterControlVC71
を用いて全クラスターメンバーへマルチキャストする。
【0012】次に、MARS_LEAVEコピー78を
受信した送信端末A66は、自端末が送信するマルチキ
ャストデータグラムの受信終了を希望する受信端末が存
在することを認識し、データ用マルチキャストパス72
から受信端末A64を削除する。
【0013】次に、受信端末A64は、クラスターメン
バーから離脱するため、メッセージ送信コネクションA
68を通してNon−registration MA
RS_LEAVE79をMARS63に送信し、Clu
sterControlVC71から離脱する。
【0014】図19は、図16に示す従来のマルチキャ
スト通信方式において、送信端末がデータ用マルチキャ
ストパスを構築し解放する手順を示す説明図である。図
19に示すように、送信端末A66は、まずメッセージ
送信コネクションC69を用いてRegistrati
on MARS_JOIN81を、MARS63からメ
ッセージ送信コネクションC69を通し、Regist
rationMARS_JOIN81のコピーであるR
egistration MARS_JOINコピー8
2を受信するまで繰り返し送信する。
【0015】Registration MARS_J
OINコピー82は、MARS63によって、送信端末
A66が登録されたことを確認するために用いられる。
MARS63は、Registration MARS
_JOIN81を受信すると、送信端末A66をClu
sterControlVC71のリーフとして追加す
る。
【0016】次に、送信端末A66は、送信するマルチ
キャストデータグラムのグループアドレスを設定したM
ARS_REQUEST83のメッセージをMARS6
3に送信し、MARS63のtable entry6
7内に登録されているグループアドレスのマルチキャス
トデータグラムの受信を希望する受信端末のATMアド
レスを問い合わせる。
【0017】MARS63は、MARS_REQUES
T83のメッセージを受信すると、MARS63のta
ble entry67内を検索して、対応する受信端
末のATMアドレスを設定したMARS_MULTI8
4のメッセージを送信端末A66へ通知する。
【0018】次に、送信端末A66は、MARS_MU
LTI84のメッセージに設定された受信端末のATM
アドレスを用いて、受信端末との間に送信端末A66を
ルートとするデータ用マルチキャストパス72を設定す
る。
【0019】次に、送信端末A66は、MARS63か
ら送信端末A66が送信するマルチキャストデータグラ
ムのグループアドレスが設定されたMARS_JOIN
86のメッセージを受信したら、MARS_JOIN8
6のメッセージに設定されている受信端末をデータ用マ
ルチキャストパスに追加する。また、送信端末A66
は、MARS63から送信端末A66が送信するマルチ
キャストデータグラムのグループアドレスが設定された
MARS_LEAVE88のメッセージを受信したら、
MARS_LEAVE88のメッセージに設定されてい
る受信端末をデータ用マルチキャストパス72から削除
する。
【0020】図20は、図16に示す従来のマルチキャ
スト通信方式において、送信端末がClusterCo
ntrolVC71から解放される手順を示す説明図で
ある。図20に示すように、送信端末A66は、受信端
末とのデータ用マルチキャストパスを切断した後、クラ
スターメンバーから離脱するためNon−regist
ration MARS_LEAVE90のメッセージ
をMARS63に送信し、ClusterContro
lVC71から離脱する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチキャスト
通信方式は以上のように構成されているので、全クラス
ターメンバーを、MARS63をルートとするポイント
−ツー−マルチポイントコネクションであるClust
erControlVCに接続し、あらゆるグループ宛
てのマルチキャストデータグラムの受信要求や受信終了
のためのメッセージを、ClusterControl
VCを通して、全クラスターメンバーへマルチキャスト
する方式を採用しており、このためMARS63が管理
するネットワーク内(クラスター内)のトラヒックが増
加するという課題があった。
【0022】また、MARS63は、グループアドレス
と受信メンバーのATMアドレスを保持し、送信者から
の問い合わせに応じて、各受信端末のATMアドレスを
通知するアドレス解決方式を採用しているため、複数M
ARSにより管理されるような大規模ネットワークに於
けるマルチキャスト通信においてMARSアルゴリズム
を適応するには、各MARS間でグループアドレスと受
信端末のATMアドレスを交換し、常に共通のMARS
63のtable entry67を持つようにする必
要がある。このため、放送型のサービスのように、受信
者数が膨大で、かつ受信メンバーの変更が頻繁に行われ
るようなサービスに於いて、このMARSアルゴリズム
を使用した場合、MARS間で交換されるトラヒックが
増加するという課題があった。
【0023】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、マルチキャスト通信方式でマルチ
キャストを行うために必要なメッセージのトラヒック量
を抑制でき、MARSが管理するネットワーク内のメッ
セージトラヒックを低減し、またMARS間で交換され
るメッセージトラヒックを低減できるマルチキャスト通
信方式を得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るマルチキャスト通信方式は、マルチキャストアドレス
登録サーバーが、マルチキャスト管理テーブル内にマル
チキャストデータグラムを送信する送信端末のアドレス
とマルチキャストデータグラムのグループアドレスとを
保持する。マルチキャストアドレス登録サーバーは、マ
ルチキャスト管理テーブル内に保持したアドレスとグル
ープアドレスに基づいて、マルチキャストデータグラム
の送信端末のアドレスを通知し、マルチキャストを実行
するために必要なメッセージのトラヒック量を抑制する
ものである。
【0025】請求項2記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバーが、
マルチキャストデータグラムの受信を希望する受信端末
にのみマルチキャストデータグラムの送信端末のアドレ
スを通知することで、問い合わせのあった受信端末にの
みマルチキャストデータグラムの送信端末のアドレスを
通知するものである。
【0026】請求項3記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストデータグラム送信端末が、
マルチキャストデータグラムの受信を希望する受信端末
にのみマルチキャストデータグラムの送信端末のアドレ
スを提供するため、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーにマルチキャストデータグラムを送信する以前にマル
チキャストデータグラムのグループアドレスと送信端末
のアドレスを登録するものである。
【0027】請求項4記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストデータグラム送信端末が、
全端末にマルチキャストされる受信要求を用いることな
く、マルチキャストデータグラムの受信を希望する受信
端末からのみ受信要求を受信する。受信した受信端末か
らの受信要求に応じてマルチキャストデータグラム送信
のためのデータ用マルチキャストパスに受信端末を追加
するものである。
【0028】請求項5記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストデータグラムの受信端末
が、受信要求を全端末にマルチキャストすることなく、
受信を希望するマルチキャストデータグラムの送信端末
にのみ受信要求を送信するため、マルチキャストアドレ
ス登録サーバーへの問い合わせを行い、受信を希望する
マルチキャストデータグラムの送信端末のアドレスを取
得するものである。
【0029】請求項6記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストデータグラム受信端末が、
受信要求を全端末にマルチキャストすることなく、マル
チキャストアドレス登録サーバーより取得した送信端末
のアドレスを用いて、受信を希望するマルチキャストデ
ータグラムの送信端末にのみ受信要求を通知するもので
ある。
【0030】請求項7記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストデータグラム受信端末が、
マルチキャストデータグラムの受信を終了する場合、全
端末に離脱要求をマルチキャストすることなく、マルチ
キャストアドレス登録サーバーより取得した送信端末の
アドレスを用いて、受信を終了するマルチキャストデー
タグラムの送信端末にのみ離脱要求を通知するものであ
る。
【0031】請求項8記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストデータグラム送信端末が、
全端末にマルチキャストされる離脱要求を用いることな
く、マルチキャストデータグラムの受信終了を希望する
受信端末のみからの離脱要求を受信し、マルチキャスト
データグラム送信のためのデータ用マルチキャストパス
から受信端末を解放するものである。
【0032】請求項9記載の発明に係るマルチキャスト
通信方式は、マルチキャストデータグラム受信端末が、
マルチキャストアドレス登録サーバーに新規登録された
受信を希望するマルチキャストデータグラムの送信端末
を発見するため、周期的にアドレス登録サーバーへ受信
を希望するマルチキャストデータグラムのグループアド
レスで登録されている送信端末のアドレスを問い合わせ
るものである。
【0033】請求項10記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストデータグラム送信端末
が、マルチキャストデータグラムを送信する以前に既に
マルチキャストデータグラムのアドレスを使って送信す
る送信端末が存在する場合、全端末にグループアドレス
で送信する送信端末の追加を示す送信者追加通知をマル
チキャストすることなく、マルチキャストアドレス登録
サーバーより取得したグループアドレスで送信する他の
送信端末アドレスを用いて、他の送信端末へ送信者の追
加通知を行うものである。
【0034】請求項11記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストデータグラム送信端末
が、マルチキャストアドレス登録サーバーに新規に登録
された送信者端末からの送信者追加通知をマルチキャス
トデータグラム送信用のポイント−ツー−マルチポイン
トコネクションへフォワードし、マルチキャストデータ
グラムを受信する受信端末に送信者追加通知を行うもの
である。
【0035】請求項12記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストデータグラム受信端末
が、マルチキャストアドレス登録サーバーにより新規に
登録された送信端末のアドレスと送信するマルチキャス
トデータグラムのグループアドレスを知るため、マルチ
キャストアドレス登録サーバーをルートとするメッセー
ジ用マルチキャストコネクションを通し、新規送信端末
の追加を示す送信者追加通知を受信する。受信端末は、
マルチキャストアドレス登録サーバーへの要求を通し
て、メッセージ用マルチキャストコネクションに追加さ
れたり削除されたりするものである。
【0036】請求項13記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバー
が、全端末に新規送信端末の追加を示す送信者追加通知
をマルチキャストするのではなく、受信端末からの要求
に応じてメッセージ用マルチキャストコネクションを設
定し、新規の送信端末から送信された送信登録要求から
送信者追加通知を作成し、送信者追加通知の受信を望む
受信端末にのみメッセージ用マルチキャストコネクショ
ンを通し、送信登録要求をマルチキャストするものであ
る。
【0037】請求項14記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストデータグラム送受信端末
が、マルチキャストアドレス登録サーバーへの問い合わ
せメッセージを減少させるため、送信登録応答により取
得した情報を用いて受信を希望するマルチキャストデー
タグラムの送信端末へ受信要求を通知するものである。
【0038】請求項15記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストデータグラム送受信端末
が、受信を希望するグループアドレスでマルチキャスト
データグラムを送信する新規の送受信端末のアドレスを
取得するため、任意の送受信端末から受信要求を受信す
ることにより、新規の送受信端末が追加された可能性が
あると予測し、マルチキャストアドレス登録サーバーへ
送信者アドレス要求にて受信を希望する送信端末が追加
されていないかどうかを確認するものである。
【0039】請求項16記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストデータグラム送信端末
が、マルチキャストデータグラムの送信終了を受信端末
へ通知するため、マルチキャストアドレス登録サーバー
のマルチキャスト管理テーブルから登録削除を行った
後、受信端末へデータ用マルチキャストパスを通して送
信終了通知をマルチキャストするものである。
【0040】請求項17記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバー
が、受信端末にマルチキャストデータグラムを送信する
送信端末のアドレスを提供するため、送信を終了した送
信端末のアドレスを送信端末からの登録削除要求により
取得し、アドレスと送信を終了したマルチキャストデー
タグラムのグループアドレスを用いてマルチキャスト管
理テーブルから対応する送信端末の登録を削除するもの
である。
【0041】請求項18記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバー
が、複数のマルチキャストアドレス登録サーバー間で共
通に用いられるマルチキャスト管理テーブルをできるだ
けメッセージトラヒックを増加させることなく維持する
ため、送信端末からの送信登録要求を用いて送信登録要
求で通知されたグループアドレスと送信端末のアドレス
を設定した送信登録通知を作成し、他のマルチキャスト
アドレス登録サーバーへ事前に設定したポイント−ツー
−マルチポイントコネクションを通してマルチキャスト
するものである。
【0042】請求項19記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバー
が、複数のマルチキャストアドレス登録サーバー間で共
通に用いられるマルチキャスト管理テーブルをできるだ
けメッセージトラヒックを増加させることなく維持する
ため、送信端末からの登録削除要求を用いて登録削除要
求で通知されたグループアドレスと送信端末のアドレス
とを設定した登録削除通知を作成し、他のマルチキャス
トアドレス登録サーバーへ事前に設定したポイント−ツ
ー−マルチポイントコネクションを通してマルチキャス
トするものである。
【0043】請求項20記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバー
が、マルチキャスト管理テーブルに登録される送信端末
のアドレスが直接にマルチキャストアドレス登録サーバ
ーにて管理されるものか、他のマルチキャストアドレス
登録サーバーにて管理されるものかを識別するため、マ
ルチキャスト管理テーブル内に管理識別子フィールドを
設け、マルチキャストアドレス登録サーバーにて直接管
理される送信端末に対応する管理フィールドに有意値1
を設定し、またマルチキャストアドレス登録サーバー
が、他のマルチキャストアドレス登録サーバから通知さ
れた送信端末に対応するマルチキャスト管理テーブル内
の管理フィールドを無意値0に設定するものである。
【0044】請求項21記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバー
が、他のマルチキャストアドレス登録サーバーからの登
録確認においてマルチキャストアドレス登録サーバーに
よって直接管理される送信端末のアドレスを応答するた
め、他のマルチキャストアドレス登録サーバーから通知
されたグループアドレスを用いて、マルチキャスト管理
テーブル内から該当する送信端末アドレスを検索し、ま
たマルチキャストアドレス登録サーバーが、検索した1
つ以上の送信端末アドレスのなかで、管理識別子フィー
ルドが有意値1に設定されている1つ以上の送信端末ア
ドレスとグループアドレスとを設定した送信登録情報応
答を、他のマルチキャストアドレス登録サーバーへマル
チキャストするものである。
【0045】請求項22記載の発明に係るマルチキャス
ト通信方式は、マルチキャストアドレス登録サーバー
が、マルチキャスト管理テーブルに登録される任意のグ
ループアドレスに対応する1つ以上の送信端末アドレス
を最新のものに更新するため、グループアドレスを設定
した送信登録情報要求を他のマルチキャストアドレス登
録サーバーへマルチキャストし、他のマルチキャストア
ドレス登録サーバーからマルチキャストされる1つ以上
の送信登録情報応答を受信し、受信した1つ以上の送信
登録情報応答から1つ以上のグループアドレスに対応す
る送信端末のアドレスを取得し、取得した1つ以上のグ
ループアドレスに対応する送信端末のアドレスを用いて
マルチキャスト管理テーブルの再登録を行うものであ
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
マルチキャスト通信方式を示す説明図であり、図におい
て、1はマルチキャストアドレス登録サーバーA、2は
送信端末A(送信端末)、3は受信端末A(受信端
末)、4は受信端末B(受信端末)、5は送信端末A2
とマルチキャストアドレス登録サーバーA1にて管理さ
れるレイヤ3グループアドレスと送信端末A2のATM
アドレスを登録したマルチキャスト管理テーブルであ
る。
【0047】マルチキャストアドレス登録サーバーA1
は、マルチキャスト管理テーブル5内にグループアドレ
スと送信端末A2のATMアドレスを登録保持する。送
信端末A2がマルチキャストデーターグラムの送信を望
む場合、マルチキャストアドレス登録サーバーA1に送
信登録要求6のメッセージを送信する。受信端末A3が
マルチキャストデータグラムの受信を望む場合、マルチ
キャストアドレス登録サーバーA1へ送信者アドレス要
求8のメッセージを送信し、受信したいマルチキャスト
データグラムのグループアドレスに対応した送信者のA
TMアドレスを取得する。
【0048】受信端末A3、A4は、取得したATMア
ドレスを用いて、送信端末A2に受信要求12のメッセ
ージを送信する。
【0049】実施の形態1のマルチキャスト通信方式で
は、マルチキャストデータグラムを送信する送信者のグ
ループアドレスとATMアドレスをマルチキャストアド
レス登録サーバー内のマルチキャスト管理テーブル内に
登録し、受信端末が送信端末のATMアドレスを取得
し、送信を希望する送信端末にのみ受信要求メッセージ
を送信する。そして、マルチキャストデータグラムの受
信を希望する受信端末に送信者のATMアドレスを提供
することで、全ての端末にメッセージをマルチキャスト
する必要がなく、メッセージトラヒックを低減するもの
である。
【0050】次に動作について説明する。図2は、図1
のマルチキャスト通信方式において、データ用マルチキ
ャストパスが構築されるまでの通信手順を示す説明図で
ある。受信端末A3と受信端末B4は、図2に示すシー
ケンスに従ってマルチキャストデータグラムを受信す
る。まず送信端末A2が、マルチキャストアドレス登録
サーバーA1に送信を希望するマルチキャストデータグ
ラムのグループアドレスと送信端末A2のATMアドレ
スを設定した送信登録要求6のメッセージを送信する。
【0051】マルチキャストアドレス登録サーバーA1
は、送信登録要求6のメッセージを受信すると、受信し
たメッセージ内に設定されているグループアドレスとA
TMアドレスをマルチキャスト管理テーブル5内に登録
し、グループアドレスで登録されている送信端末のAT
Mアドレスを設定した送信登録応答7のメッセージを送
信端末A2へ送信する。次に受信端末A3、A4は、受
信を希望するマルチキャストデータグラムのグループア
ドレスを設定した送信者アドレス要求8のメッセージを
マルチキャストアドレス登録サーバーA1へ送信する。
【0052】マルチキャストアドレス登録サーバーA1
は、送信者アドレス要求8のメッセージを受信すると、
マルチキャスト管理テーブル5内のグループアドレスに
対応する送信者のATMアドレスを検索する。次に、マ
ルチキャストアドレス登録サーバーA1は、検索して得
られた送信者のATMアドレスを設定した送信者アドレ
ス応答9のメッセージを受信端末A3、A4へ送信す
る。
【0053】次に、受信端末A3、A4は、送信者アド
レス応答9のメッセージを受信すると、メッセージより
送信のATMアドレスを取得し、取得したATMアドレ
スを用いて、自身のATMアドレスを設定した受信要求
12のメッセージを送信端末A2へ送信する。
【0054】送信端末A2は、受信要求12のメッセー
ジを受信した場合、その要求を受け入れるかどうか判断
した後、その判断結果を受信応答13のメッセージを用
いて受信端末A3、A4へ通知する。送信端末A2が受
信要求12を受け入れる場合、受信端末A3、A4の情
報を図1に示すデータ用マルチキャストパス16内に追
加するため、ATMシグナリング通知であるSETUP
(ADDPARTY)17のメッセージを受信端末A
3、A4に送信してコネクションの設定を行う。
【0055】コネクションが設定された後、受信端末A
3、A4は、送信端末A2から送信されたマルチキャス
トデータグラムを受信する。
【0056】また、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1から送信者アドレス応答9のメッセージには、グ
ループアドレスを用いて登録されている複数の送信端末
のATMアドレスを設定できるため、受信者は、ATM
アドレスを用いて送信を希望する送信端末を複数のAT
Mアドレス内から選択することができる。
【0057】さらに、送信者アドレス応答には、グルー
プアドレスを用いて登録されている送信端末がない場
合、値NULLを設定できるため、受信端末は、送信端
末が存在しないことを認識できる。
【0058】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、マルチキャストデータグラムを送信する送信者のグ
ループアドレスとATMアドレスとを、マルチキャスト
アドレス登録サーバー内のマルチキャスト管理テーブル
内に登録し、マルチキャストデータグラムの受信を希望
する受信端末に送信者のATMアドレスを提供し、送信
を希望する送信端末に対してのみ受信端末から受信要求
メッセージを送信するので、全ての端末にメッセージを
マルチキャストする必要がなく、これによりメッセージ
トラヒックを低減することができる。
【0059】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるマルチキャスト通信方式を示し、特にデー
タ用マルチキャストパスから受信端末が離脱する手順を
示す説明図である。なお、図1に示した実施の形態1の
ものと同様のものについては同一符号を付し重複説明を
省略する。
【0060】実施の形態2のマルチキャスト通信方式
は、マルチキャストデータグラムの受信端末は、受信終
了を希望するマルチキャストデータグラムの送信端末に
のみ離脱要求を通知し、また、マルチキャストデータグ
ラム送信端末は、マルチキャストデータグラムの受信終
了を希望する受信端末からのみ離脱要求を受信するもの
である。
【0061】次に動作について説明する。受信端末は、
図3に示すシーケンスに従ってデータ用マルチキャスト
パス16から離脱する。まず、受信端末は、データ用マ
ルチキャストパス16のルートである送信端末A2へ自
身のATMアドレスを設定した離脱要求18のメッセー
ジを送信する。次に送信端末A2が離脱要求18のメッ
セージを受信した場合、送達確認用の離脱応答19のメ
ッセージを受信端末へ送信する。
【0062】次に、送信端末A2は、ATMのシグナリ
ングであるRELEASE(DROP PARTY)2
0のメッセージを受信端末へ送信し、このメッセージを
用いて、受信端末をデータ用マルチキャストパス16よ
り解放する。
【0063】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、マルチキャストデータグラムの受信端末が、受信終
了を希望するマルチキャストデータグラムの送信端末に
のみ離脱要求を通知し、また、マルチキャストデータグ
ラム送信端末が、マルチキャストデータグラムの受信終
了を希望する受信端末からのみ離脱要求を受信するよう
に構成したので、従来のように受信端末の離脱要求を全
端末にマルチキャストする方式と比較してメッセージト
ラヒックを大きく低減することができる。
【0064】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるマルチキャスト通信方式を示し、特に受信
端末が受信を希望するマルチキャストデータグラムの送
信端末アドレスを取得する手順を示す説明図である。な
お、図1に示した実施の形態1のものと同様のものにつ
いては同一符号を付し重複説明を省略する。
【0065】実施の形態3のマルチキャスト通信方式
は、マルチキャストデータグラムの受信端末において、
受信を希望するマルチキャストデータグラムの送信端末
アドレスを通知されるまで、マルチキャストアドレス登
録サーバーへ周期的に受信を希望するマルチキャストデ
ータグラムのグループアドレスを設定した送信者アドレ
ス要求を通知して、グループアドレスで登録される新規
の送信端末を発見するものである。
【0066】次に動作について説明する。受信端末が受
信を希望するグループアドレスで送信する送信端末A2
のATMアドレスを取得できなかった場合、まず、受信
端末は、受信を希望するグループアドレスを設定して送
信アドレス要求8のメッセージをマルチキャストアドレ
ス登録サーバーA1に通知する。
【0067】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、グループアドレス内に送信者が登録されてい
ない場合、値NULLを設定した送信者アドレス応答9
のメッセージを受信端末へ送信する。次に、値NULL
を設定した送信者アドレス応答9のメッセージを受信し
た受信端末は、当該送信者アドレス応答9のメッセージ
を参照し、マルチキャストデータグラムの送信を希望す
る送信端末A2のATMアドレスが通知されるまで、周
期的に送信者アドレス要求8のメッセージをマルチキャ
ストアドレス登録サーバーへ送信する。
【0068】次に、受信端末は、送信者登録後の送信者
アドレス応答9を受信することで送信端末A2のATM
アドレスを取得する。
【0069】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、マルチキャストデータグラムの受信端末において、
受信を希望するマルチキャストデータグラムの送信端末
アドレスを通知されるまで、マルチキャストアドレス登
録サーバーへ周期的に受信を希望するマルチキャストデ
ータグラムのグループアドレスを設定した送信者アドレ
ス要求を通知するように構成したので、グループアドレ
スで登録される新規の送信端末を発見することができ
る。
【0070】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4によるマルチキャスト通信方式を示し、特に受信
端末が送信端末の追加を認識する手順を示す説明図であ
り、図において、1はマルチキャストアドレス登録サー
バーA、2は送信端末A、22は送信端末B(送信端
末)、3は受信端末A、4は受信端末B、5はグループ
アドレスと送信端末のATMアドレスを登録したマルチ
キャスト管理テーブルである。
【0071】実施の形態4のマルチキャスト通信方式で
は、マルチキャストデータグラム送信端末において、新
規にマルチキャストアドレス登録サーバーに送信するマ
ルチキャストデータグラムのグループアドレスと送信端
末のアドレスを登録した場合、マルチキャストアドレス
登録サーバーから通知されたグループアドレスで既に登
録されている送信端末に、新規送信端末の追加を示す送
信者追加通知を送信し、マルチキャストデータグラムを
受信する受信端末は、周期的にマルチキャストアドレス
登録サーバーへ新規送信端末の発生を送信者アドレス要
求を用いて問い合わせることなく、新規の送信端末の追
加を認識できるようにするものである。また、新規の送
信端末からの送信者追加通知を受信端末にマルチキャス
トし、マルチキャストデータグラムを受信する受信端末
は、周期的にマルチキャストアドレス登録サーバーへ新
規の送信端末の発生を送信者アドレス要求を用いて問い
合わせることなく、新規の送信端末の追加情報を取得で
きるようにするものである。
【0072】次に動作について説明する。図5に示すよ
うに、マルチキャストアドレス登録サーバーA1で新規
に登録された送信端末は、受信端末へ送信端末の追加を
通知する。送信端末A2は、受信端末A3と受信端末B
4にデータ用マルチキャストパス16を用いてマルチキ
ャストデータグラムを送信する。
【0073】ATM4アドレスを持つ送信端末B22
が、新たにマルチキャストデータグラムの送信を希望す
る場合、マルチキャストデータグラムのグループアドレ
スを設定した送信登録要求23のメッセージをマルチキ
ャストアドレス登録サーバーA1へ通知する。次に、マ
ルチキャストアドレス登録サーバーA1は、送信登録要
求23のメッセージを受信すると、対応するグループア
ドレスのメンバーとしてATM4アドレスをマルチキャ
スト管理テーブル5内に追加し、グループアドレスで登
録される送信端末の全ATMアドレスを設定した送信登
録応答24のメッセージを送信端末B22へ送信する。
【0074】次に、例えば受信端末B22は、送信登録
応答24のメッセージを受信し、ATM1、ATM4ア
ドレスを通知されたら、自端末以外のATM1アドレス
を用いて、ATM4アドレスを設定した送信者追加通知
25のメッセージを送信端末A2へ送信する。次に、送
信端末A2は、送信者追加通知25のメッセージを受信
したら、送信端末B22の送達確認のために送信者追加
応答26のメッセージを送信端末B22へ送信する。
【0075】さらに、送信端末A2は、データ用マルチ
キャストパス16に送信者追加通知25のメッセージを
フォワードし、受信端末へ送信端末B22の追加を通知
する。受信端末は、送信者追加25のメッセージを参照
し、送信者端末Bへマルチキャストデータグラムの配信
を要求するかどうかを決定する。
【0076】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、マルチキャストデータグラム送信端末において、新
規にマルチキャストアドレス登録サーバーに送信するマ
ルチキャストデータグラムのグループアドレスと送信端
末のアドレスを登録した場合、マルチキャストアドレス
登録サーバーから通知されたグループアドレスで既に登
録されている送信端末に、新規送信端末の追加を示す送
信者追加通知を送信するように構成したので、マルチキ
ャストデータグラムを受信する受信端末は、周期的にマ
ルチキャストアドレス登録サーバーへ新規送信端末の発
生を送信者アドレス要求を用いて問い合わさなくても新
規送信端末の追加を認識することができる。また、新規
の送信端末からの送信者追加通知を受信端末にマルチキ
ャストするように構成したので、マルチキャストデータ
グラムを受信する受信端末は、周期的にマルチキャスト
アドレス登録サーバーへ新規の送信端末の発生を送信者
アドレス要求を用いて問い合わさなくても新規の送信端
末の追加情報を取得することができる。
【0077】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5によるマルチキャスト通信方式を示し、特に受信
端末が送信端末の追加を認識することを示す説明図であ
り、図において、1はマルチキャストアドレス登録サー
バーA、2は送信端末A、22は送信端末B、3は受信
端末A、4は受信端末B、5はマルチキャスト管理テー
ブルである。
【0078】実施の形態5のマルチキャスト通信方式で
は、マルチキャストデータグラム受信端末において、マ
ルチキャストアドレス登録サーバーをルートとし、各受
信端末へポイント−ツー−マルチポイントコネクション
であるメッセージ用マルチキャストコネクションを通し
て新規の送信端末の追加を示す送信者追加通知を受信
し、周期的にマルチキャストアドレス登録サーバーへ新
規送信端末の発生を送信者アドレス要求を用いて問い合
わせることなく新規の送信端末の追加情報を取得するも
のであり、またマルチキャストアドレス登録サーバーに
おいて、受信端末からの要求に応じてマルチキャストア
ドレス登録サーバーをルートとし、受信端末をポイント
−ツー−マルチポイントコネクションであるメッセージ
用マルチキャストコネクションに追加し、新規の送信端
末からの送信登録要求を用いて送信者追加通知を作成
し、メッセージ用マルチキャストコネクションを通して
受信端末へ通知し、受信端末が周期的にマルチキャスト
アドレス登録サーバーへ新規送信端末の発生を送信者ア
ドレス要求を用いて問い合わせることなく新規の送信端
末の追加情報を取得するものである。
【0079】次に動作について説明する。図5に示す実
施の形態4で説明した送信者追加通知25のメッセージ
は、図6に示すようにメッセージ用マルチキャストコネ
クション27を用いて受信端末へ通知できる。
【0080】各受信端末は、マルチキャストアドレス登
録サーバーA1とポイント−ツー−マルチポイントコネ
クションであるメッセージ用マルチキャストコネクショ
ン27を設定する。マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、送信端末から送信登録要求を受けると、送信
者追加通知25のメッセージを作成し各受信端末へメッ
セージ用マルチキャストコネクション27を用いてマル
チキャストする。
【0081】図7は、図6に示す実施の形態5のマルチ
キャスト通信方式において、受信端末へメッセージを通
知する手順を示す説明図である。受信端末は、図7に示
すシーケンスに従って、メッセージ用マルチキャストコ
ネクション27を設定する。まず、メッセージ用マルチ
キャストコネクション27に追加されることを望む受信
端末は、自端末のATMアドレスを設定したメッセージ
コネクション参加要求28のメッセージをマルチキャス
トアドレス登録サーバーA1へ送信する。
【0082】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、メッセージ用マルチキャストコネクション2
7への追加許可を示すメッセージコネクション参加応答
29のメッセージを受信端末へ送信する。次に、マルチ
キャストアドレス登録サーバーA1は、ATMシグナリ
ングのSETUP(ADD PARTY)30メッセー
ジを用いて、受信端末をメッセージ用マルチキャストコ
ネクション27に追加する。受信端末は、メッセージ用
マルチキャストコネクション27を用いて、送信者追加
通知25のメッセージを受信する。
【0083】次に、受信端末は、メッセージ用マルチキ
ャストコネクション27から離脱する場合、自端末のA
TMアドレスを設定したメッセージコネクション離脱要
求32のメッセージをマルチキャストアドレス登録サー
バーA1へ送信する。
【0084】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、メッセージ用マルチキャストコネクションか
らの離脱許可を示すコネクション離脱応答33のメッセ
ージを受信端末へ通知する。次に、マルチキャストアド
レス登録サーバーA1は、ATMシグナリングのREL
EASE(DROP PARTY)34のメッセージを
送信して、受信端末をメッセージ用マルチキャストコネ
クション27より離脱させる。
【0085】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、マルチキャストデータグラム受信端末において、マ
ルチキャストアドレス登録サーバーをルートとし、各受
信端末へポイント−ツー−マルチポイントコネクション
であるメッセージ用マルチキャストコネクションを通し
て、新規の送信端末の追加を示す送信者追加通知を受信
するように構成したので、周期的にマルチキャストアド
レス登録サーバーへ新規送信端末の発生を送信者アドレ
ス要求を用いて問い合わせることなく新規の送信端末の
追加情報を取得することができ、またマルチキャストア
ドレス登録サーバーにおいて、受信端末からの要求に応
じてマルチキャストアドレス登録サーバーをルートと
し、受信端末をポイント−ツー−マルチポイントコネク
ションであるメッセージ用マルチキャストコネクション
に追加し、新規の送信端末からの送信登録要求を用いて
送信者追加通知を作成し、メッセージ用マルチキャスト
コネクションを通して受信端末へ通知するように構成し
たので、受信端末が周期的にマルチキャストアドレス登
録サーバーへ新規送信端末の発生を送信者アドレス要求
を用いて問い合わせることなく新規の送信端末の追加情
報を取得することができる。
【0086】実施の形態6.図8は、この発明の実施の
形態6によるマルチキャスト通信方式を示し、特に送受
信端末にて新規に追加された送受信端末の認識方法を示
す説明図であり、図において、1はマルチキャストアド
レス登録サーバーA、36は送受信端末A(送受信端
末)、37は送受信端末B(送受信端末)、5はマルチ
キャストアドレス登録サーバーA1、送受信端末A3
6、送受信端末B37にて管理されるマルチキャスト管
理テーブルである。
【0087】実施の形態6のマルチキャスト通信方式で
は、マルチキャストデータグラム送受信端末において、
マルチキャストアドレス登録サーバーからの送信登録応
答にて取得した送受信端末のアドレスを用いて受信要求
を行い、受信を希望するマルチキャストデータグラムの
送信者アドレスをマルチキャストアドレス登録サーバー
へ問い合わせる送信者アドレス要求とその応答の送信者
アドレス応答を省略する。また、マルチキャストデータ
グラム送受信端末において、他の送受信端末から受信要
求を受けることにより、受信を希望するマルチキャスト
データグラムの送信端末が新規に追加されていないかマ
ルチキャストアドレス登録サーバーへ確認し、送受信端
末は、送信者追加通知を用いなくても新規送信者の情報
を取得するものである。
【0088】次に動作について説明する。図9は、図8
に示す実施の形態6のマルチキャスト通信方式における
メッセージ通知手順を示す説明図である。実施の形態5
において、受信端末による新規送信端末の発見を、送受
信端末でマルチキャスト通信を行う場合、図9に示すシ
ーケンスで実現することができる。
【0089】以下、送受信端末による新規の送信端末の
発見動作を説明する。図8は、送受信端末A36と送受
信端末B37が、双方向のマルチキャスト通信を行う場
合、送受信端末A36により新規送信端末である送受信
端末B37の発見例を示している。
【0090】まず、送受信端末A36は、送信するマル
チキャストデータグラムのグループアドレスと送受信端
末A36のATMアドレスであるATM2を設定した送
信要求登録6のメッセージをマルチキャストアドレス登
録サーバーA1へ送信する。
【0091】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、送信登録要求6のメッセージを参照し、グル
ープアドレスとATM2アドレスを登録し、ATM2ア
ドレスを設定した送信登録応答7のメッセージを送受信
端末A33へ送信する。
【0092】次に、送受信端末A36は、送信登録応答
7のメッセージを参照し、他の送信端末が登録されてい
ないことを判断する。次に、送受信端末B37は、送受
信端末A37と同様の動作を行い、送信登録応答24の
メッセージを受信する。
【0093】次に、送受信端末B37は、送信登録応答
24のメッセージを参照し、送信端末としてのATM2
アドレスを取得する。次に、送受信端末B37は、AT
M2アドレスを用いて、送受信端末A36へ送受信端末
B37のATMアドレスであるATM3を設定した受信
要求14のメッセージを送信する。
【0094】次に、送受信端末A36は、受信要求14
のメッセージを受信すると、受信要求を受け入れるかど
うかを示す受信応答15のメッセージを送受信端末B3
7へ送信する。次に、送受信端末A36は、受信要求を
受け入れる場合、ATMシグナリングであるSETUP
(ADD PARTY)のメッセージを用いて送受信端
末B37とコネクションA38を設定する。
【0095】次に、受信要求14のメッセージを受信し
た送受信端末A36は、新規の送受信端末が発生した可
能性があるとして、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1へ確認のため、送受信端末A36が受信を希望す
るグループアドレスを設定した送信者アドレス要求8の
メッセージを送信する。次に、マルチキャストアドレス
登録サーバーA1は、グループアドレスで登録されるA
TM2とATM3のアドレスを設定した送信者アドレス
応答9のメッセージを送受信端末A36へ送信する。
【0096】送受信端末A36は、送信者アドレス応答
9のメッセージを参照して、新規送信端末のATM3ア
ドレスを取得する。次に送受信端末A36は、ATM3
アドレスを用いて、受信要求12のメッセージを受信端
末B37へ送信する。受信端末B37は、送受信端末A
36と同様の手順を用いてコネクションB39を設定す
る。
【0097】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、マルチキャストデータグラム送受信端末において、
マルチキャストアドレス登録サーバーからの送信登録応
答にて取得した送受信端末のアドレスを用いて受信要求
を行うように構成したので、受信を希望するマルチキャ
ストデータグラムの送信者アドレスをマルチキャストア
ドレス登録サーバーへ問い合わせる送信者アドレス要求
とその応答の送信者アドレス応答を省略することがで
き、またマルチキャストデータグラム送受信端末におい
て、他の送受信端末から受信要求を受けることにより、
受信を希望するマルチキャストデータグラムの送信端末
が新規に追加されていないかマルチキャストアドレス登
録サーバーへ確認するように構成したので、送受信端末
は、送信者追加通知を用いなくても新規送信者の情報を
取得することができる。
【0098】実施の形態7.図10は、この発明の実施
の形態7によるマルチキャスト通信方式を示し、特に送
信端末がマルチキャストデータグラムの送信を終了する
手順を示す説明図である。なお、図8に示した実施の形
態6と同様のものについては同一符号を付し重複説明を
省略する。
【0099】実施の形態7のマルチキャスト通信方式で
は、マルチキャストデータグラム送信端末において、マ
ルチキャストアドレス登録サーバーのマルチキャスト管
理テーブルから登録削除を行った後、送信終了通知を受
信端末に通知し、マルチキャストデータグラムの送信を
終了する。マルチキャストアドレス登録サーバーは、マ
ルチキャストデータグラムの送信を終了した送信端末の
アドレスをマルチキャスト管理テーブルから削除し、ま
たマルチキャストアドレス登録サーバーにおいて、送信
端末からの登録削除要求を用いてマルチキャスト管理テ
ーブルの登録から送信端末の情報を削除し、マルチキャ
ストアドレス登録サーバーは、マルチキャストデータグ
ラムの送信を終了した送信端末のアドレスをマルチキャ
スト管理テーブルから削除するものである。
【0100】次に動作について説明する。送信端末は、
図10に示すシーケンスに従って、マルチキャストデー
タグラムの送信を終了する。即ち、まず、送信端末は、
自端末のATMアドレスと送信を停止するマルチキャス
トデータグラムのグループアドレスを設定した登録削除
要求42のメッセージをマルチキャストアドレス登録サ
ーバーA1へ送信する。
【0101】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、登録削除要求42のメッセージを参照して、
グループアドレスに対応するメンバーからATMアドレ
スの登録を削除する。またマルチキャストアドレス登録
サーバーA1は、送信端末が最後のメンバーである場
合、マルチキャスト管理テーブル5内に登録されている
グループアドレスを削除する。
【0102】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、登録削除が完了したことを登録削除応答43
のメッセージで送信端末へ通知する。次に、送信端末
は、データ用マルチキャストパスを用いて、受信端末へ
送信終了通知44のメッセージを送信する。次に、送信
端末は、ATMシグナリングであるRELEASE(D
ROP PARTY)45のメッセージを用いてデータ
用マルチキャストパスを切断する。
【0103】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、マルチキャストデータグラム送信端末において、マ
ルチキャストアドレス登録サーバーのマルチキャスト管
理テーブルから登録削除を行った後、送信終了通知を受
信端末に通知し、マルチキャストデータグラムの送信を
終了するように構成したので、マルチキャストアドレス
登録サーバーは、マルチキャストデータグラムの送信を
終了した送信端末のアドレスをマルチキャスト管理テー
ブルから削除することができ、またマルチキャストアド
レス登録サーバーにおいて、送信端末からの登録削除要
求を用いてマルチキャスト管理テーブルの登録から送信
端末の情報を削除するように構成したので、マルチキャ
ストアドレス登録サーバーは、マルチキャストデータグ
ラムの送信を終了した送信端末のアドレスをマルチキャ
スト管理テーブルから削除することができる。
【0104】実施の形態8.図11は、この発明の実施
の形態8によるマルチキャスト通信方式を示す説明図で
あり、図において、1はマルチキャストアドレス登録サ
ーバーA、2は送信端末A、4は受信端末B、49はマ
ルチキャストアドレス登録サーバーB(マルチキャスト
アドレス登録サーバー)、50はマルチキャストアドレ
ス登録サーバーC(マルチキャストアドレス登録サーバ
ー)、46はマルチキャストアドレス登録サーバーA1
から管理される管理サブネットワークA、47はマルチ
キャストアドレス登録サーバーB49から管理される管
理サブネットワークB、48はマルチキャストアドレス
登録サーバーC50から管理される管理サブネットワー
クC、51はATMネットワークである。
【0105】実施の形態8のマルチキャスト通信方式で
は、複数のマルチキャストアドレス登録サーバーにおい
て、送信端末からの送信登録要求を用いてグループアド
レスと送信端末のアドレスを設定した送信登録通知を他
の管理サブネットワーク内のマルチキャストアドレス登
録サーバーへ通知する。これにより、全てのマルチキャ
ストアドレス登録サーバーは、マルチキャストデータグ
ラムの送信端末アドレスとグループアドレスを共有す
る。また、受信を希望する受信端末が時間的に大きく変
化する放送型サービスにおいてもメッセージトラヒック
を減少するものである。
【0106】次に動作について説明する。図11に示す
ように、各管理サブネットワークA46、B47、C4
8内のマルチキャストアドレス登録サーバーA1、B4
9、C50にて管理されるマルチキャスト通信におい
て、マルチキャストアドレス登録サーバーA1は管理サ
ブネットワークA46を管理し、マルチキャストアドレ
ス登録サーバーB49は管理サブネットワークB47を
管理し、そしてマルチキャストアドレス登録サーバーC
50は管理サブネットワークC48を管理する。マルチ
キャストアドレス登録サーバーA1、B49、C50
は、互いにATMネットワーク51を通して各マルチキ
ャストアドレス登録サブネット間メッセージ用マルチキ
ャストコネクション52で接続する。
【0107】図12は、図11に示すマルチキャスト通
信方式でマルチキャストアドレス登録サーバーが他のマ
ルチキャストアドレス登録サーバーへ送信登録通知を行
う手順を示す説明図である。送信端末A2が、複数のサ
ブネットワーク間を通したマルチキャスト通信を行う場
合、図12に示すシーケンスに従って、マルチキャスト
アドレス登録サーバーA1、B49間で送信端末のグル
ープアドレスとATMアドレスの情報が交換される。
【0108】まず、送信端末A2は、送信するマルチキ
ャストデータグラムのグループアドレスと送信端末A2
のATMアドレスをマルチキャスト管理テーブルに登録
するため、マルチキャストアドレス登録サーバーA1へ
送信登録要求6のメッセージを送信する。
【0109】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、グループアドレスとATMアドレスをマルチ
キャスト管理テーブルに登録し、送達確認用の送信登録
応答7のメッセージを送信端末A1へ送信する。
【0110】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、サブネット間メッセージ用マルチキャストコ
ネクション52を用いて、送信登録要求6のメッセージ
で通知された送信端末A2のATMアドレスとグループ
アドレスを設定した送信登録通知53のメッセージをマ
ルチキャストアドレス登録サーバーB49とマルチキャ
ストアドレス登録サーバーC50へ、サブネット間メッ
セージ用マルチキャストコネクションを通してマルチキ
ャストする。
【0111】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーB49とマルチキャストアドレス登録サーバーC50
は、送信登録通知53のメッセージで通知されたグルー
プアドレスとATMアドレスを各々のマルチキャスト管
理テーブルに登録する。これにより、各管理サブネット
ワーク内の受信端末は、送信端末A2のATMアドレス
とグループアドレスを取得する。
【0112】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、複数のマルチキャストアドレス登録サーバーにおい
て、送信端末からの送信登録要求を用いてグループアド
レスと送信端末のアドレスを設定した送信登録通知を他
の管理サブネットワーク内のマルチキャストアドレス登
録サーバーへ通知するように構成したので、全てのマル
チキャストアドレス登録サーバーは、マルチキャストデ
ータグラムの送信端末アドレスとグループアドレスを共
有することができ、また受信を希望する受信端末が時間
的に大きく変化する放送型サービスにおいても、従来の
受信端末の情報を通知する方式と比較した場合メッセー
ジトラヒックを減少させることができる。
【0113】実施の形態9.図13は、この発明の実施
の形態9によるマルチキャスト通信方式を示し、特にマ
ルチキャストアドレス登録サーバーが他のマルチキャス
トアドレス登録サーバーへ登録削除通知を行う手順を示
す説明図である。なお、図11に示す実施の形態8のも
のと同様のものについては同一符号を付し重複説明を省
略する。
【0114】実施の形態9のマルチキャスト通信方式で
は、マルチキャストアドレス登録サーバーにおいて、送
信端末からの登録削除要求を用いてグループアドレスと
送信端末のアドレスとを設定した登録削除通知を他のマ
ルチキャストアドレス登録サーバーへ通知し、全てのマ
ルチキャストアドレス登録サーバーは、マルチキャスト
データグラムの送信端末アドレスとグループアドレスを
共有でき、また受信を希望する受信端末が時間的に大き
く変化する放送型サービスにおいてもメッセージトラヒ
ックを減少させるものである。
【0115】次に動作について説明する。図13に示す
シーケンスに従って、送信端末A2はマルチキャストデ
ータグラムの送信を終了する。まず、送信端末A2が送
信を終了する場合、送信端末のATMアドレスと送信を
停止するマルチキャストデータグラムのグループアドレ
スとを設定した登録削除要求42のメッセージを、マル
チキャストアドレス登録サーバーA1へ送信する。
【0116】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、登録削除要求42で通知されたグループアド
レスに対応するATMアドレスをマルチキャスト管理テ
ーブルの登録から削除する。また、登録削除したATM
アドレスが、グループの最後のメンバーである場合、マ
ルチキャストアドレス登録サーバーA1は、マルチキャ
スト管理テーブル5からグループアドレスの登録を削除
する。
【0117】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーA1は、送達確認用の登録削除応答43のメッセージ
を送信端末A2へ送信する。次に、マルチキャストアド
レス登録サーバーA1は、サブネット間メッセージ用マ
ルチキャストコネクション52を用いて、マルチキャス
トアドレス登録サーバーB49とマルチキャストアドレ
ス登録サーバーC50へ登録を削除する送信端末A2の
ATMアドレスとグループアドレスを設定した登録削除
通知54のメッセージを送信する。
【0118】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーB49とグループアドレス登録サーバーC50は、登
録削除通知54のメッセージに設定された、グループア
ドレスに対応するATMアドレスの登録をマルチキャス
ト管理テーブルから削除する。また、ATMアドレスが
グループアドレスの最後のメンバーの場合、マルチキャ
ストアドレス登録サーバーB49とグループアドレスサ
ーバーC50は、マルチキャスト管理テーブルの登録か
らグループアドレスを削除する。
【0119】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、マルチキャストアドレス登録サーバーにおいて、送
信端末からの登録削除要求を用いてグループアドレスと
送信端末のアドレスとを設定した登録削除通知を、他の
マルチキャストアドレス登録サーバーへ通知するように
構成したので、全てのマルチキャストアドレス登録サー
バーは、マルチキャストデータグラムの送信端末アドレ
スとグループアドレスを共有することができ、また受信
を希望する受信端末が時間的に大きく変化する放送型サ
ービスにおいても、従来のように受信端末の情報を通知
する方式よりメッセージトラヒックを減少させることが
できる。
【0120】実施の形態10.図14は、この発明の実
施の形態10によるマルチキャスト通信方式を示し、特
にマルチキャストアドレス登録サーバーが管理するマル
チキャスト管理テーブルおよびマルチキャスト管理テー
ブルの更新方法を示す説明図である。また図15は、図
14に示すマルチキャスト通信方式において、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーによるマルチキャスト管理
テーブルの更新方法を示す説明図である。なお、図11
に示した実施の形態8のものと同様のものについては同
一符号を付し重複説明を省略する。
【0121】実施の形態10のマルチキャスト通信方式
では、マルチキャストアドレス登録サーバーのマルチキ
ャスト管理テーブル内に管理識別子フィールドを設け、
直接マルチキャストアドレス登録サーバーにより管理さ
れる送信端末のアドレスと他のマルチキャストアドレス
登録サーバーによって管理される送信端末のアドレスを
識別することで、マルチキャストアドレス登録サーバー
により直接管理され、かつ送信登録情報要求にて指定さ
れたグループアドレスで送信する送信端末のアドレスを
送信登録情報応答にて他のマルチキャストアドレス登録
サーバーへ通知するものである。また、送信登録情報応
答にマルチキャストアドレス登録サーバーにより直接管
理され、かつ送信登録情報要求にて指定されたグループ
アドレスで送信する送信端末のアドレスを設定すること
で、送信登録通知や登録削除通知が何らかの原因で紛失
し、マルチキャスト管理テーブルに差違が発生した場合
であっても、マルチキャスト管理テーブルを正確に更新
するための送信端末アドレス情報を提供するものであ
る。また、1つ以上の送信登録応答を用いてマルチキャ
スト管理テーブルを更新することで、送信登録通知や登
録削除通知が何らかの原因で紛失し、マルチキャスト管
理テーブルに差違が発生した場合であってもマルチキャ
スト管理テーブルを正確に更新するものである。
【0122】次に動作について説明する。各々のマルチ
キャストアドレス登録サーバーにより管理されるマルチ
キャスト管理テーブル5を最新情報に更新する場合、マ
ルチキャスト管理テーブル5に登録された送信端末のア
ドレスが、マルチキャストアドレスサーバーにより直接
登録されたものかどうか識別する必要がある。図14に
示すように、マルチキャストアドレス登録サーバーA1
とマルチキャストアドレス登録サーバーB49とマルチ
キャストアドレス登録サーバーC50は、各々の管理す
るマルチキャスト管理テーブルA(マルチキャスト管理
テーブル)55とマルチキャスト管理テーブルB(マル
チキャスト管理テーブル)56とマルチキャスト管理テ
ーブルC(マルチキャスト管理テーブル)57内に管理
識別子フィールドを設ける。
【0123】マルチキャストアドレス登録サーバーA1
は、実施の形態9で示したように送信端末A2からの送
信登録要求6で通知されたグループアドレスとATMア
ドレスを用いてマルチキャスト管理テーブルA55内に
登録する。またマルチキャストアドレス登録サーバーA
1は、送信登録要求6にて登録したATMアドレスに対
応する管理識別子に1をセットする。
【0124】図14に示すマルチキャスト管理テーブル
A55内では、IPクラスD1のグループアドレスでA
TM1アドレスを持つ送信端末が送信登録要求にて登録
されたことを示している。
【0125】これと同様に、図14に示すマルチキャス
ト管理テーブルB56内では、IPクラスD1のグルー
プアドレスでATM2アドレスを持つ送信端末が、送信
登録要求にて登録されたことを示している。
【0126】また、図14に示すマルチキャスト管理テ
ーブルC57内では、IPクラスD1のグループアドレ
スでATM3アドレスを持つ送信端末とATM4アドレ
スを持つ送信端末が送信登録要求にて登録されたことを
示している。
【0127】さらに、マルチキャストアドレス登録サー
バーB49とマルチキャストアドレス登録サーバーC5
0は、実施の形態9で示したように、マルチキャストア
ドレス登録サーバーA1よりマルチキャストされた送信
登録通知53からIPクラスD1のグループアドレスと
ATM1の送信端末アドレスを取得し、マルチキャスト
管理テーブルB56とマルチキャスト管理テーブルC5
7にIPクラスD1グループアドレスとATM1アドレ
スを登録する。
【0128】さらに、マルチキャストアドレス登録サー
バーB49とマルチキャストアドレス登録サーバC50
は、送信登録通知53を用いて設定した送信端末アドレ
ス(メンバーアドレス)に対応する管理識別子に0を設
定する。
【0129】上記した手順を用いて、マルチキャストア
ドレス登録サーバーB49とマルチキャストアドレス登
録サーバーC50は、直接管理する管理識別が有意値1
にセットされた送信端末のアドレスとグループアドレス
を送信登録通知にてマルチキャストすることにより各々
のマルチキャスト管理テーブル5に登録される。
【0130】マルチキャスト管理テーブルA55では、
IPクラスD1のグループアドレスでATM2アドレス
とATM3アドレスが他のマルチキャストアドレス登録
サーバー1により管理されることを示す。
【0131】マルチキャスト管理テーブルB56では、
IPクラスD1のグループアドレスでATM1アドレス
とATM3アドレスが他のマルチキャストアドレス登録
サーバーにより管理されることを示す。
【0132】マルチキャスト管理テーブルC57では、
IPクラスD1のグループアドレスでATM1アドレス
とATM2アドレスが他のマルチキャストアドレス登録
サーバーにより管理されることを示す。
【0133】このように、マルチキャスト管理テーブル
A55、B56、C57、D58内にそれぞれ管理識別
子フィールドを設けることにより登録されているATM
アドレスがマルチキャストアドレス登録サーバーにより
直接管理される管理サブネットワーク内に存在する送信
端末のアドレスなのか、他のマルチキャストアドレス登
録サーバーによって管理される送信端末のアドレスなの
かを判断することができる。
【0134】図14および図15に示すように、マルチ
キャストアドレス登録サーバーA1、B49、C50
は、マルチキャスト管理テーブルA55、B56、C5
7を更新する。マルチキャストアドレス登録サーバーB
49は、何らかの原因で2つ以上のマルチキャストアド
レス登録サーバーにより管理される各々のマルチキャス
ト管理テーブルに差違が発生したと認識した場合、確認
をするグループアドレスを設定した送信登録情報要求6
0を、マルチキャストアドレス登録サーバーB49をル
ートとし、各マルチキャストアドレス登録サーバーへ設
定されるポイント−ツー−マルチポイントコネクション
のサブネット間メッセージ用マルチキャストコネクショ
ンを通してマルチキャストする。
【0135】例えば、IPクラスD1のグループアドレ
スを設定した送信登録情報要求60を各マルチキャスト
アドレス登録サーバーへマルチキャストしたとする。送
信登録情報要求60を受信したマルチキャストアドレス
登録サーバーA1は、マルチキャスト管理テーブルA5
5を検索し、IPクラスD1のグループアドレスで登録
されるATM1アドレスとATM2アドレスとATM3
アドレスを取得する。
【0136】マルチキャストアドレス登録サーバーA1
は、更に送信端末のアドレスのうち、管理識別子が1で
ある送信端末アドレスを検索し、ATM1アドレスを取
得する。次に、マルチキャストアドレス登録サーバーA
1は、ATM1アドレスとIPクラスD1のグループア
ドレスを設定した送信登録情報応答61のメッセージ
を、マルチキャストアドレス登録サーバーA1をルート
とするサブネット間メッセージ用マルチキャストコネク
ション52を通してマルチキャストする。
【0137】同様に、マルチキャストアドレス登録サー
バーC50は、ATM3アドレスとATM4アドレスと
IPクラスD1アドレスを設定した送信登録情報応答6
1をマルチキャストアドレス登録サーバーA1とマルチ
キャストアドレス登録サーバーB49へマルチキャスト
する。
【0138】送信登録情報応答61を受信したマルチキ
ャストアドレス登録サーバーB49は、マルチキャスト
管理テーブルB56の対応するグループアドレス(IP
クラスD1)の管理識別子が0である送信端末のアドレ
ス(メンバーアドレス)の登録を削除する。
【0139】次に、マルチキャストアドレス登録サーバ
ーB49は、送信登録情報応答61で通知されたIPク
ラスD1のグループアドレスを用いる送信端末のアドレ
スであるATM1アドレスと、ATM3アドレスとAT
M4アドレスをマルチキャスト管理テーブルB56内に
登録し、アドレスに対応する管理識別子を無意値0にセ
ットする。
【0140】マルチキャストアドレス登録サーバーB4
9により更新されたマルチキャスト管理テーブルB56
の内容を、図14内のマルチキャスト管理テーブルD5
8に示す。マルチキャスト管理テーブルD58では、送
信登録情報応答61で通知されたIPクラスD1グルー
プアドレスのATM1アドレスとATM3アドレスとA
TM4アドレスとを管理識別子に無意値0で再登録す
る。
【0141】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、マルチキャスト管理テーブル内に管理識別子フィー
ルドを設け、マルチキャストアドレス登録サーバーによ
り直接管理される送信端末のアドレスと他のマルチキャ
ストアドレス登録サーバーにより管理される送信端末の
アドレスを識別し、これにより、マルチキャストアドレ
ス登録サーバーにより直接管理され、かつ送信登録情報
要求にて指定されたグループアドレスで送信する送信端
末のアドレスを、送信登録情報応答にて他のマルチキャ
ストアドレス登録サーバーへ通知することができる。ま
た、送信登録情報応答にマルチキャストアドレス登録サ
ーバーにより直接管理され、かつ送信登録情報要求にて
指定されたグループアドレスで送信する送信端末のアド
レスを設定するので、送信登録通知や登録削除通知が何
らかの原因で紛失し、マルチキャスト管理テーブル内に
差違が発生したとしても、マルチキャスト管理テーブル
を正確に更新するための送信端末アドレス情報を提供す
ることができる。さらに、1つ以上の送信登録応答を用
いてマルチキャスト管理テーブルを更新するので、送信
登録通知や登録削除通知が何らかの原因で紛失し、マル
チキャスト管理テーブルに差違が発生した場合であって
も、マルチキャスト管理テーブルを正確に更新すること
ができる。
【0142】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、マルチキャストアドレス登録サーバーが、マルチ
キャストデータグラムの送信を希望する送信端末のアド
レスとマルチキャストデータグラムのグループアドレス
とをマルチキャスト管理テーブル内に保持するように構
成したので、従来のように受信端末の追加を全端末にマ
ルチキャストすることなく、マルチキャストデータグラ
ムの受信を希望する受信端末にのみ送信端末のアドレス
を通知することができ、メッセージトラフィックを低減
できる効果がある。
【0143】請求項2記載の発明によれば、マルチキャ
ストアドレス登録サーバーが、受信端末からの問い合わ
せに応じて受信端末にマルチキャストデータグラムの送
信端末アドレスを提供するように構成したので、受信端
末から直接に送信端末へ受信要求を行うことができる効
果がある。
【0144】請求項3記載の発明によれば、マルチキャ
ストデータグラム送信端末が、マルチキャストデータグ
ラムを送信する以前にマルチキャストアドレス登録サー
バーへ送信するマルチキャストデータグラムのグループ
アドレスと送信端末のアドレスを登録するように構成し
たので、マルチキャストデータグラムの受信を希望する
受信端末にのみ送信端末のアドレスを通知できる効果が
ある。
【0145】請求項4記載の発明によれば、マルチキャ
ストデータグラム送信端末が、受信端末からの受信要求
によってのみデータ用マルチキャストパスに受信端末を
追加するように構成したので、従来のように受信端末追
加を全端末にマルチキャストする方式と比較して、受信
要求のためのメッセージトラヒックを抑制できる効果が
ある。
【0146】請求項5記載の発明によれば、マルチキャ
ストデータグラム受信端末が、マルチキャストアドレス
登録サーバーから受信を希望するマルチキャストデータ
グラムの送信端末アドレスを取得するように構成したの
で、受信端末により直接送信端末へ受信要求を実施でき
る効果がある。
【0147】請求項6記載の発明によれば、マルチキャ
ストデータグラム受信端末が、受信を希望するマルチキ
ャストデータグラムの送信端末のみへ受信要求を通知す
るように構成したので、従来のように受信端末追加を全
端末にマルチキャストする方式と比較して、受信要求の
ためのメッセージトラヒックを抑制できる効果がある。
【0148】請求項7記載の発明によれば、マルチキャ
ストデータグラム受信端末が、受信を終了したいマルチ
キャストデータグラムの送信端末にのみ離脱要求を通知
するように構成したので、従来のように受信端末の離脱
要求を全端末にマルチキャストする方式と比較して、メ
ッセージトラヒックを抑制できる効果がある。
【0149】請求項8記載の発明によれば、マルチキャ
ストデータグラム送信端末が、マルチキャストデータグ
ラムの受信終了を希望する受信端末からのみ離脱要求を
受信するように構成したので、従来のように受信端末の
離脱要求を全端末にマルチキャストする方式と比較し
て、メッセージトラヒックを抑制できる効果がある。
【0150】請求項9記載の発明によれば、マルチキャ
ストデータグラム受信端末が、受信を希望するマルチキ
ャストデータグラムの送信端末アドレスを通知されるま
で、マルチキャストアドレス登録サーバーへ周期的に受
信を希望するマルチキャストデータグラムのグループア
ドレスを設定した送信者アドレス要求を通知するように
構成したので、グループアドレスで登録される新規送信
端末を発見できる効果がある。
【0151】請求項10記載の発明によれば、マルチキ
ャストデータグラム送信端末が、新規にマルチキャスト
アドレス登録サーバーに送信するマルチキャストデータ
グラムのグループアドレスと送信端末のアドレスを登録
した場合、マルチキャストアドレス登録サーバーから通
知されたグループアドレスで既に登録されている送信端
末に、新規送信端末の追加を示す送信者追加通知を送信
するように構成したので、マルチキャストデータグラム
を受信する受信端末は、マルチキャストアドレス登録サ
ーバーへ、新規送信端末の発生を送信者アドレス要求を
用いて周期的に問い合わせることなく新規の送信端末の
追加を認識できる効果がある。
【0152】請求項11記載の発明によれば、マルチキ
ャストデータグラム送信端末が、新規の送信端末から送
信された送信者追加通知を受信端末にマルチキャストす
るように構成したので、マルチキャストデータグラムを
受信する受信端末は、マルチキャストアドレス登録サー
バーへ新規送信端末の発生を送信者アドレス要求を用い
て周期的に問い合わせることなく新規の送信端末の追加
情報を取得できる効果がある。
【0153】請求項12記載の発明によれば、マルチキ
ャストデータグラム受信端末が、マルチキャストアドレ
ス登録サーバーをルートとし、各受信端末へポイント−
ツー−マルチポイントコネクションであるメッセージ用
マルチキャストコネクションを通して、新規の送信端末
の追加を示す送信者追加通知を受信するように構成した
ので、マルチキャストアドレス登録サーバーへ新規の送
信端末の発生を送信者アドレス要求を用いて周期的に問
い合わせることなく新規の送信端末の追加情報を取得で
きる効果がある。
【0154】請求項13記載の発明によれば、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーが、受信端末から送信され
た要求に応じて、マルチキャストアドレス登録サーバー
をルートとし、受信端末をポイント−ツー−マルチポイ
ントコネクションであるメッセージ用マルチキャストコ
ネクションに追加し、新規の送信端末からの送信登録要
求を用いて送信者の追加通知を作成し、メッセージ用マ
ルチキャストコネクションを通して受信端末へ通知する
ように構成したので、受信端末がマルチキャストアドレ
ス登録サーバーへ新規の送信端末の発生を送信者アドレ
ス要求を用いて周期的に問い合わせることなく、新規の
送信端末の追加情報を取得できる効果がある。
【0155】請求項14記載の発明によれば、マルチキ
ャストデータグラム送受信端末が、マルチキャストアド
レス登録サーバーから送信された送信登録応答により取
得した送受信端末のアドレスを用いて受信要求を行うよ
うに構成したので、受信を希望するマルチキャストデー
タグラムの送信者アドレスをマルチキャストアドレス登
録サーバーへ問い合わせる送信者アドレス要求とその応
答の送信者アドレス応答を省略できる効果がある。
【0156】請求項15記載の発明によれば、マルチキ
ャストデータグラム送受信端末が、他の送受信端末から
受信要求を受けることにより、受信を希望するマルチキ
ャストデータグラムの送信端末が新規に追加されていな
いかマルチキャストアドレス登録サーバーへ確認するよ
うに構成したので、送受信端末は、送信者追加通知を用
いなくても新規の送信者の情報を取得できる効果があ
る。
【0157】請求項16記載の発明によれば、マルチキ
ャストデータグラム送信端末が、マルチキャストアドレ
ス登録サーバー内のマルチキャスト管理テーブルから登
録削除を実行した後、送信終了通知を受信端末に通知し
てマルチキャストデータグラムの送信を終了するように
構成したので、マルチキャストアドレス登録サーバー
は、マルチキャストデータグラムの送信を終了した送信
端末のアドレスをマルチキャスト管理テーブルから削除
できる効果がある。
【0158】請求項17記載の発明によれば、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーが、送信端末から送信され
た登録削除要求を用いて、マルチキャスト管理テーブル
内に登録されている送信端末の情報を削除するように構
成したので、マルチキャストアドレス登録サーバーは、
マルチキャストデータグラムの送信を終了した送信端末
のアドレスをマルチキャスト管理テーブルから削除でき
る効果がある。
【0159】請求項18記載の発明によれば、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーが、送信端末から送信され
た送信登録要求を用いて、グループアドレスと送信端末
のアドレスとを設定した送信登録通知を、他のマルチキ
ャストアドレス登録サーバーへ通知するように構成した
ので、全てのマルチキャストアドレス登録サーバーは、
マルチキャストデータグラムの送信端末アドレスとグル
ープアドレスを共有でき、また受信を希望する受信端末
が、時間的に大きく変化する放送型サービスにおいて
も、受信端末の情報を通知する従来の場合と比較して、
メッセージトラヒックを減少できる効果がある。
【0160】請求項19記載の発明によれば、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーが、送信端末から送信され
た登録削除要求を用いてグループアドレスと送信端末の
アドレスを設定した登録削除通知を他のマルチキャスト
アドレス登録サーバーへ通知するように構成したので、
全てのマルチキャストアドレス登録サーバーは、マルチ
キャストデータグラムの送信端末アドレスとグループア
ドレスを共有でき、また受信を希望する受信端末が時間
的に大きく変化する放送型サービスにおいても、受信端
末の情報を通知する従来の場合と比較して、メッセージ
トラヒックを減少できる効果がある。
【0161】請求項20記載の発明によれば、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーが、マルチキャスト管理テ
ーブル内に管理識別子フィールドを設け、マルチキャス
トアドレス登録サーバーにより直接管理される送信端末
のアドレスと、他のマルチキャストアドレス登録サーバ
ーによって管理される送信端末のアドレスとを識別する
ように構成したので、マルチキャストアドレス登録サー
バーにより直接管理され、かつ送信登録情報要求にて指
定されたグループアドレスで送信する送信端末のアドレ
スを送信登録情報応答にて他のマルチキャストアドレス
登録サーバーへ通知できる効果がある。
【0162】請求項21記載の発明によれば、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーが、送信登録情報応答にマ
ルチキャストアドレス登録サーバーにより直接管理さ
れ、かつ送信登録情報要求にて指定されたグループアド
レスで送信する送信端末のアドレスを設定するように構
成したので、送信登録通知や登録削除通知が何らかの原
因で紛失し、マルチキャスト管理テーブルに差違が発生
した場合であってもマルチキャスト管理テーブルを正確
に更新するための送信端末アドレス情報を提供できる効
果がある。
【0163】請求項22記載の発明によれば、マルチキ
ャストアドレス登録サーバーが、1つ以上の送信登録応
答を用いてマルチキャスト管理テーブルを更新するよう
に構成したので、送信登録通知や登録削除通知が何らか
の原因で紛失し、マルチキャスト管理テーブルに差違が
発生した場合でも、マルチキャスト管理テーブルを正確
に更新できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマルチキャス
ト通信方式を示す説明図である。
【図2】 図1のマルチキャスト通信方式でデータ用マ
ルチキャストパスが構築されるまでの通信手順を示す説
明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるマルチキャス
ト通信方式を示し、特にデータ用マルチキャストパスか
ら受信端末が離脱する手順を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるマルチキャス
ト通信方式を示し、特に受信端末が受信を希望するマル
チキャストデータグラムの送信端末アドレスを取得する
手順を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるマルチキャス
ト通信方式を示し、特に受信端末が送信端末の追加を認
識する方法を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるマルチキャス
ト通信方式を示し、受信端末が送信端末の追加を認識す
ることを示す説明図である。
【図7】 図6のマルチキャスト通信方式において、受
信端末へメッセージを通知する手順を示す説明図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態6によるマルチキャス
ト通信方式を示し、特に送受信端末にて新規に追加され
た送受信端末の認識方法を示す説明図である。
【図9】 図8のマルチキャスト通信方式でメッセージ
通知手順を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態7によるマルチキャ
スト通信方式を示し、特に送信端末がマルチキャストデ
ータグラムの送信を終了する手順を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態8によるマルチキャ
スト通信方式を示す説明図である。
【図12】 図11のマルチキャスト通信方式でマルチ
キャストアドレス登録サーバーが他のマルチキャストア
ドレス登録サーバーへ送信登録通知を行う手順を示す説
明図である。
【図13】 この発明の実施の形態9によるマルチキャ
スト通信方式を示し、特にマルチキャストアドレス登録
サーバーが他のマルチキャストアドレス登録サーバーへ
登録削除通知を行う手順を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態10によるマルチキ
ャスト通信方式を示し、特にマルチキャストアドレス登
録サーバーが管理するマルチキャスト管理テーブルおよ
びマルチキャスト管理テーブルの更新方法を示す説明図
である。
【図15】 図14のマルチキャスト通信方式でマルチ
キャストアドレス登録サーバーのマルチキャスト管理テ
ーブルの更新方法を示す説明図である。
【図16】 従来のマルチキャスト通信方式を示す説明
図である。
【図17】 図16に示す従来のマルチキャスト通信方
式において、受信端末がデータ用マルチキャストパスに
追加される手順を示す説明図である。
【図18】 図16に示す従来のマルチキャスト通信方
式において、受信端末がデータ用マルチキャストパスか
ら離脱する手順を示す説明図である。
【図19】 図16に示す従来のマルチキャスト通信方
式において、送信端末がデータ用マルチキャストパスを
構築し解放する手順を示す説明図である。
【図20】 図16に示す従来のマルチキャスト通信方
式において、送信端末がClusterControl
VCから解放される手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 マルチキャストアドレス登録サーバーA(マルチキ
ャストアドレス登録サーバー)、2 送信端末A(送信
端末)、3 受信端末A(受信端末)、4 受信端末B
(受信端末)、5 マルチキャスト管理テーブル、22
送信端末B(送信端末)、36 送受信端末A(送受
信端末)、37 送受信端末B(送受信端末)、49
マルチキャストアドレス登録サーバーB(マルチキャス
トアドレス登録サーバー)、50 マルチキャストアド
レス登録サーバーC(マルチキャストアドレス登録サー
バー)、55 マルチキャスト管理テーブルA(マルチ
キャスト管理テーブル)、56 マルチキャスト管理テ
ーブルB(マルチキャスト管理テーブル)、57 マル
チキャスト管理テーブルC(マルチキャスト管理テーブ
ル)。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある送信端末からの送信登録要求を受信
    し、受信した前記送信登録要求から、前記送信端末が送
    信を希望するマルチキャストデータグラムのグループア
    ドレスと前記送信端末のアドレスとを取得し、前記マル
    チキャストデータグラムの前記グループアドレスと前記
    マルチキャストデータグラムを送信する前記グループ内
    のメンバーである前記送信端末のアドレスをマルチキャ
    スト管理テーブル内に登録しかつ保持し、前記グループ
    アドレスで前記マルチキャスト管理テーブル内に登録さ
    れている前記送信端末のアドレスを含む全送信端末のア
    ドレスを送信登録応答として前記送信端末へ通知するこ
    とで、登録された前記グループアドレスから前記グルー
    プに所属する前記マルチキャストデータグラムを送信す
    る前記送信端末のアドレスを保持することを特徴とする
    マルチキャストアドレス登録サーバーのもとで実行され
    るマルチキャスト通信方式。
  2. 【請求項2】 マルチキャストアドレス登録サーバー
    は、マルチキャストデータグラムの受信を希望するある
    受信端末から送信された送信者アドレス要求を受信し、
    受信した前記送信者アドレス要求から前記受信端末が受
    信を希望する前記マルチキャストデータグラムのグルー
    プアドレスを取得し、マルチキャスト管理テーブルから
    前記グループアドレスのメンバーとして登録されている
    前記送信端末のアドレスを検索し、検索して得られた前
    記送信端末のアドレスを含む送信者アドレス応答を前記
    受信端末へ通知し、前記マルチキャストデータグラムの
    前記送信端末のアドレスを前記受信端末のみへ通知する
    ことを特徴とする請求項1記載のマルチキャスト通信方
    式。
  3. 【請求項3】 送信を希望するマルチキャストデータグ
    ラムのグループアドレスと送信端末のアドレスを設定し
    た送信登録要求をマルチキャストアドレス登録サーバー
    へ通知し、前記マルチキャストアドレス登録サーバーか
    ら送信される送信登録応答を受信し、受信した前記送信
    登録応答より前記グループアドレスで既に登録されてい
    る全送信端末のアドレスを取得し、マルチキャストデー
    タグラムの送信端末が、前記マルチキャストデータグラ
    ムを送信する以前に、前記マルチキャストアドレス登録
    サーバーへ前記グループアドレスと前記送信端末のアド
    レスとを送信して前記マルチキャスト管理テーブル内に
    登録させることを特徴とする請求項1記載のマルチキャ
    スト通信方式。
  4. 【請求項4】 マルチキャストデータグラムの受信を希
    望する受信端末からの受信要求を受信し、受信した前記
    受信要求をもとに受信を希望する前記受信端末のアドレ
    スを取得し、前記受信端末の前記マルチキャストデータ
    グラム受信を許可するかどうかを受信応答にて前記受信
    端末へ通知し、前記受信端末を送信端末をルートとする
    ポイント−ツー−マルチポイントコネクションであるデ
    ータ用マルチキャストパスに追加することで、マルチキ
    ャストデータグラムの送信端末が、前記受信端末からの
    要求に応じてマルチキャストデータグラム送信のための
    データ用マルチキャストパスに前記受信端末を追加する
    ことを特徴とする請求項3記載のマルチキャスト通信方
    式。
  5. 【請求項5】 受信を希望するマルチキャストデータグ
    ラムのグループアドレスを設定した送信者アドレス要求
    をマルチキャストアドレス登録サーバーへ通知し、前記
    マルチキャストアドレス登録サーバーからの送信者アド
    レス応答を受信し、受信した前記送信者アドレス応答か
    ら前記グループアドレスで送信する送信端末のアドレス
    を取得することで、マルチキャストデータグラムの受信
    端末が、受信を希望するマルチキャストデータグラムの
    送信端末のアドレスを取得することを特徴とする請求項
    1記載のマルチキャスト通信方式。
  6. 【請求項6】 送信端末のアドレスを用いて、受信端末
    のアドレスを設定した受信要求を前記送信端末へ通知
    し、前記送信端末から送信された受信応答を受信し、受
    信した前記受信応答からマルチキャストデータグラムの
    受信を前記送信端末により受け入れられたかどうか判断
    することで、マルチキャストデータグラムの受信端末
    が、受信を希望する前記マルチキャストデータグラムの
    前記送信端末にのみ受信要求を送信することを特徴とす
    る請求項5記載のマルチキャスト通信方式。
  7. 【請求項7】 データ用マルチキャストパスからの離脱
    を希望する場合、受信端末のアドレスを設定した離脱要
    求をマルチキャストデータグラムの送信端末へ通知し、
    前記送信端末から送信された離脱応答を受信し、前記離
    脱応答から前記送信端末により離脱が許可されたことを
    確認することで、マルチキャストデータグラムの受信端
    末が、前記データ用マルチキャストパスのルートである
    前記送信端末にのみ前記データ用マルチキャストパスか
    らの離脱を要求することを特徴とする請求項5記載のマ
    ルチキャスト通信方式。
  8. 【請求項8】 受信端末からの離脱要求を受信し、受信
    した前記離脱要求からデータ用マルチキャストパスから
    の離脱を希望する前記受信端末のアドレスを取得し、離
    脱許可を示す離脱応答を前記受信端末へ通知し、前記受
    信端末のアドレスを用いて前記データ用マルチキャスト
    データパスから前記受信端末を解放することで、前記マ
    ルチキャストデータグラムの送信端末が、データ用マル
    チキャストパスからの解放を希望する受信端末からのみ
    前記離脱要求を受信することを特徴とする請求項3記載
    のマルチキャスト通信方式。
  9. 【請求項9】 送信者アドレス要求をマルチキャストア
    ドレス登録サーバーへ周期的に送信することで、マルチ
    キャストデータグラムの受信端末が、マルチキャスト管
    理テーブル内にグループアドレスで登録される新規の送
    信端末を発見することを特徴とする請求項5記載のマル
    チキャスト通信方式。
  10. 【請求項10】 マルチキャストアドレス登録サーバー
    から送信される送信登録応答により取得したグループア
    ドレスで登録されている送信端末のアドレスを用いて、
    新規登録を行った前記送信端末のアドレスが設定された
    送信者追加通知を、登録されている前記送信端末へ通知
    し、登録されている前記送信端末からの送信者追加応答
    を受信し、前記送信者追加応答の受信後にマルチキャス
    トデータグラム受信端末へ前記送信者追加通知がマルチ
    キャストされたかどうかを確認することで、マルチキャ
    ストデータグラムの送信端末が、前記グループアドレス
    で登録されている前記送信端末へ前記グループアドレス
    のマルチキャストデータグラムを送信する新規の送信端
    末の追加を通知することを特徴とする請求項3記載のマ
    ルチキャスト通信方式。
  11. 【請求項11】 新規登録の送信端末から送信された送
    信者追加通知を受信し、受信した前記送信者追加通知か
    ら新規登録の前記送信端末のアドレスを取得し、マルチ
    キャストデータグラムを送信するデータ用マルチキャス
    トパスを用いて前記送信者追加通知をマルチキャスト
    し、前記送信者追加通知をマルチキャストしたか、或い
    は廃棄したかを設定した送信者追加応答を新規登録の前
    記送信端末へ通知することで、マルチキャストデータグ
    ラムの送信端末が、グループアドレスのマルチキャスト
    データグラムを受信する前記受信端末にのみ前記送信者
    追加通知を通知することを特徴とする請求項4記載のマ
    ルチキャスト通信方式。
  12. 【請求項12】 受信端末のアドレスを設定したメッセ
    ージコネクション参加要求をマルチキャストアドレス登
    録サーバーへ通知し、前記マルチキャストアドレス登録
    サーバーから送信されるメッセージコネクション参加応
    答を受信し、受信した前記メッセージコネクション参加
    応答によりメッセージ用マルチキャストコネクションに
    追加されたかどうかを確認し、前記メッセージ用マルチ
    キャストコネクションから前記送信者追加通知を受信
    し、受信した前記送信者追加通知から受信を希望するグ
    ループアドレスで追加された新規の送信端末のアドレス
    を取得し、前記メッセージ用マルチキャストコネクショ
    ンから離脱する場合、前記受信端末のアドレスを設定し
    たメッセージコネクション離脱要求を前記マルチキャス
    トアドレス登録サーバーへ通知し、前記マルチキャスト
    アドレス登録サーバーから送信されたメッセージコネク
    ション離脱応答を受信し、受信した前記メッセージコネ
    クション離脱応答から、メッセージ用マルチキャストコ
    ネクションからの離脱が前記マルチキャストサーバーに
    より許可されたことを確認することで、マルチキャスト
    データグラムの受信端末が、前記マルチキャストアドレ
    ス登録サーバーをルートとし前記受信端末へ設定された
    メッセージ用マルチキャストコネクションを通して、新
    規前記の送信端末の追加を示す前記送信者追加通知を受
    信することを特徴とする請求項5記載のマルチキャスト
    通信方式。
  13. 【請求項13】 受信端末からのメッセージコネクショ
    ン参加要求を受信し、受信した前記メッセージコネクシ
    ョン参加要求からメッセージ用マルチキャストコネクシ
    ョンへの参加を希望する前記受信端末のアドレスを取得
    し、前記受信端末を前記メッセージ用マルチキャストコ
    ネクションへ追加するかどうかを設定したメッセージコ
    ネクション参加応答を前記受信端末へ通知し、前記メッ
    セージ用マルチキャストコネクションに前記受信端末を
    追加し、新規の送信端末からの送信登録要求により、前
    記送信者端末のアドレスと送信を希望するマルチキャス
    トデータグラムのグループアドレスとを設定した送信者
    追加通知を作成し、前記送信者追加通知を前記メッセー
    ジ用マルチキャストコネクションを通し前記受信端末へ
    マルチキャストし、前記受信端末からの前記メッセージ
    コネクション離脱要求を受信し、受信した前記メッセー
    ジコネクション離脱要求から前記メッセージ用マルチキ
    ャストコネクションからの離脱を要求する前記受信端末
    のアドレスを取得し、前記メッセージ用マルチキャスト
    コネクションから前記受信端末の離脱を許可することを
    示す前記メッセージコネクション離脱応答を送信し、前
    記メッセージ用マルチキャストコネクションから前記受
    信端末を解放することで、マルチキャストアドレス登録
    サーバーが、前記マルチキャストアドレス登録サーバー
    をルートとし前記受信端末へ設定されたメッセージ用マ
    ルチキャストコネクションを通して、新規の送信端末の
    追加を示す送信者追加通知をマルチキャストすることを
    特徴とする請求項1記載のマルチキャスト通信方式。
  14. 【請求項14】 送信登録応答にて取得した登録済みの
    送信端末のアドレスを用い、登録済みの前記送信端末へ
    受信要求を行い、登録済みの前記送信端末から送信され
    た受信応答を受信し、受信した前記受信応答から登録済
    みの前記送信端末によりマルチキャストデータグラムの
    受信が許可されたかどうかを確認することで、双方向の
    マルチキャスト通信を行うマルチキャストデータグラム
    送受信端末が前記送信登録応答により取得した情報を用
    いて、受信を希望する前記マルチキャストデータグラム
    の前記送信端末へ前記受信要求することを特徴とする請
    求項3記載のマルチキャスト通信方式。
  15. 【請求項15】 受信要求を受信した後、マルチキャス
    トアドレス登録サーバーへ送信者アドレス要求を通知
    し、前記マルチキャストアドレス登録サーバーから送信
    された送信者アドレス応答を受信し、受信した前記送信
    者アドレス応答から受信を希望するマルチキャストデー
    タグラムの新規の送受信端末のアドレスを取得し、受信
    要求を受信して受信を希望するグループアドレスで送信
    する新規の送受信端末の追加を予測することで、マルチ
    キャストデータグラム送受信端末が前記マルチキャスト
    アドレス登録サーバーへ送信する前記送信者アドレス要
    求により、受信を希望する前記送信端末が追加されてい
    ないかどうかを確認することを特徴とする請求項14記
    載のマルチキャスト通信方式。
  16. 【請求項16】 マルチキャストアドレス登録サーバー
    へ送信端末のアドレスと送信するマルチキャストデータ
    グラムのグループアドレスとを設定した登録削除要求を
    通知し、前記マルチキャストアドレス登録サーバーから
    送信された登録削除応答を受信し、受信した前記登録削
    除応答をもとに前記マルチキャストアドレス登録サーバ
    ー内のマルチキャスト管理テーブルから前記グループア
    ドレスのメンバーの前記送信端末のアドレスの削除を確
    認し、前記データ用マルチキャストパスを使用してマル
    チキャストデータグラムの送信終了を指示する送信終了
    通知をマルチキャストすることで、マルチキャストデー
    タグラムの送信端末が、前記受信端末への前記データ用
    マルチキャストパスを切断し、前記マルチキャストアド
    レス登録サーバー内の前記マルチキャスト管理テーブル
    から登録の削除を行った後、前記マルチキャストデータ
    グラムの送信を終了することを特徴とする請求項3記載
    のマルチキャスト通信方式。
  17. 【請求項17】 送信端末から送信された登録削除要求
    を受信し、受信した前記登録削除要求に基づいて、マル
    チキャスト管理テーブル内からの削除を望むグループア
    ドレスと前記送信端末のアドレスとを取得し、前記グル
    ープアドレスとメンバーアドレスとを使用して前記マル
    チキャスト管理テーブル内の登録を削除し、前記送信端
    末が前記マルチキャスト管理テーブル内に登録される前
    記グループの最後のメンバーである場合、前記グループ
    を前記マルチキャスト管理テーブルから削除し、前記登
    録削除を行ったことを指示する登録削除応答を前記送信
    端末へ通知することで、マルチキャストアドレス登録サ
    ーバーは、前記送信端末が送信を終了する場合、前記マ
    ルチキャスト管理テーブル内から前記送信端末の登録を
    削除することを特徴とする請求項1記載のマルチキャス
    ト通信方式。
  18. 【請求項18】 送信端末から送信された送信登録要求
    を用いて、前記送信登録要求で通知されたグループアド
    レスと前記送信端末のアドレスとを設定した送信登録通
    知を他のマルチキャストアドレス登録サーバーへマルチ
    キャストし、前記グループアドレスと前記送信端末のア
    ドレスをマルチキャスト管理テーブル内に格納すること
    で、複数のマルチキャストアドレス登録サーバーによっ
    て管理される管理サブネットワーク間で前記マルチキャ
    スト管理テーブルを共有することを特徴とするマルチキ
    ャスト通信方式。
  19. 【請求項19】 あるマルチキャストアドレス登録サー
    バーは、送信端末から送信された登録削除要求を用い
    て、前記登録削除要求で通知されたグループアドレスと
    前記送信端末のアドレスとを設定した登録削除通知を、
    他のマルチキャストアドレス登録サーバーへマルチキャ
    ストし、複数のマルチキャストアドレス登録サーバーの
    それぞれが属する管理サブネットワーク内に格納されて
    いる前記送信端末の前記グループアドレスと前記送信端
    末アドレスとを、複数の前記マルチキャストアドレス登
    録サーバーが共有することを特徴とする請求項18記載
    のマルチキャスト通信方式。
  20. 【請求項20】 マルチキャスト管理テーブル内に管理
    識別子フィールドを設け、あるマルチキャストアドレス
    登録サーバーへの登録を行った送信端末のアドレスに対
    する前記管理識別子フィールドの値を有意値としてセッ
    トし、他のマルチキャストアドレス登録サーバーから通
    知された送信端末のアドレスに対する前記管理フィール
    ドの値を無意値としてセットし、前記マルチキャスト管
    理テーブル内に登録される前記送信端末のアドレスが、
    前記マルチキャストアドレス登録サーバーによって直接
    管理される送信端末のアドレスか、前記他のマルチキャ
    ストアドレス登録サーバーによって管理されるアドレス
    かを識別することを特徴とする請求項18記載のマルチ
    キャスト通信方式。
  21. 【請求項21】 他のマルチキャストアドレス登録サー
    バーから送信登録情報要求を受信し、受信した前記送信
    登録情報要求から登録確認を行うグループアドレスを取
    得し、マルチキャスト管理テーブルから前記グループア
    ドレスで登録され、かつ値が1にセットされている管理
    識別子の示す送信端末のアドレスを取得し、取得した1
    つ以上の前記送信端末のアドレスと前記グループアドレ
    スとを設定した前記送信登録情報応答を、他のマルチキ
    ャストアドレス登録サーバーへマルチキャストすること
    で、マルチキャストアドレス登録サーバーが、前記送信
    登録情報要求で確認要求されたグループアドレスを用い
    て、マルチキャストデータグラムを送信する前記送信端
    末のうち前記マルチキャストアドレス登録サーバーにて
    直接管理される送信端末のアドレスを、前記送信登録情
    報応答によりマルチキャストすることを特徴とする請求
    項20記載のマルチキャスト通信方式。
  22. 【請求項22】 確認を行うグループアドレスを設定し
    た送信登録情報要求を他のマルチキャストアドレス登録
    サーバーへマルチキャストし、他の前記マルチキャスト
    アドレス登録サーバーからマルチキャストされる1つ以
    上の前記送信登録情報応答を受信し、受信した1つ以上
    の前記送信登録情報応答から前記グループアドレスと他
    の前記マルチキャストアドレス登録サーバーにより直接
    管理される1つ以上の送信端末アドレスを取得し、1つ
    以上の前記送信端末アドレスを前記マルチキャストアド
    レス登録サーバーのマルチキャスト管理テーブル内に再
    登録し、再登録した前記送信端末の管理識別子の値を無
    意値にセットすることで、マルチキャストアドレス登録
    サーバーが、送信登録情報応答にて前記マルチキャスト
    アドレス登録サーバー内の前記マルチキャスト管理テー
    ブルを更新することを特徴とする請求項20記載のマル
    チキャスト通信方式。
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