JPH10247399A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH10247399A
JPH10247399A JP9063749A JP6374997A JPH10247399A JP H10247399 A JPH10247399 A JP H10247399A JP 9063749 A JP9063749 A JP 9063749A JP 6374997 A JP6374997 A JP 6374997A JP H10247399 A JPH10247399 A JP H10247399A
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JP
Japan
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signal
input
circuit
test
signals
Prior art date
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JP9063749A
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Yuji Yokoyama
勇治 横山
Masataka Saito
賢孝 斎藤
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Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で柔軟性のあるテスト動作を可能
にしたテスト回路を具備する半導体集積回路装置を提供
する。 【解決手段】 複数からなる制御信号の組み合わせによ
り動作モードが指定される半導体集積回路装置におい
て、通常動作に無い第1の組み合わ制御信号とともに上
記制御信号以外の入力信号を暗証信号としてN回にわた
って入力させて上記各暗証信号をレジスタに保持させ、
上記レジスタに保持された暗証信号をテストモード判定
回路により解読して予め指定された複数通りのビットパ
ーンの1つを検出し、かかる検出信号によりテスト回路
を起動させ、上記第1の組み合わせ制御信号とともにN
+1回目に入力された上記複数の入力信号により予め用
意されている複数通りの中の1つのテストモードの実行
を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置関し、主として大記憶容量のダイナミック型RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)におけるテスト技術に
利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック型RAMでは、その回路規
模の増大に伴い、テスト時間が増加するので内部にテス
ト回路を設け、テスト時間の短縮化を図るような工夫が
行われている。ただし、テスト回路は通常のリード/ラ
イト動作とは全く異なる特殊な動作であり、RAMのリ
ード/ライト時に上記テスト回路が作動してしまうと、
記憶すべきデータを破壊させてしまう等メモリとしての
重大な問題が生じてしまうのでユーザーには解放されて
いない。つまり、上記テスト回路を起動させるために
は、暗証信号の入力を行うことを必要とし、誤って上記
テスト回路が起動されないように保護されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】記憶容量の増大や多機
能化とともにテスト項目も増大する傾向にある。あるい
は、1つのベーチップを基に機能が異なるようにして多
品種の展開を行うようにすることも考えられる。しかし
がなら、従来のテスト回路ではテスト回路を起動させる
暗証信号の組み合わせが1通りしか用意されていなかっ
たため柔軟性に欠け、上記のようなテスト項目の増大や
多品種の展開に対して有効に適用できなくなってしまう
という問題が生じる。
【0004】この発明の目的は、簡単な構成で柔軟性の
あるテスト動作を可能にしたテスト回路を具備する半導
体集積回路装置を提供することにある。この発明の前記
ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記
述および添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数からなる制御信号の組
み合わせにより動作モードが指定される半導体集積回路
装置において、通常動作に無い第1の組み合わ制御信号
とともに上記制御信号以外の入力信号を暗証信号として
N回にわたって入力させて上記各暗証信号をレジスタに
保持させ、上記レジスタに保持された暗証信号をテスト
モード判定回路により解読して予め指定された複数通り
のビットパーンの1つを検出し、かかる検出信号により
テスト回路を起動させ、上記第1の組み合わせ制御信号
とともにN+1回目に入力された上記複数の入力信号に
より予め用意されている複数通りの中の1つのテストモ
ードの実行を指示する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係るダイナ
ミック型RAMに搭載されるテスト系回路の一実施例の
概略ブロック図が示されている。ロウアドレスストロー
ブ信号/RAS(以下、単に/RAS信号という)、カ
ラムアドレスストローブ信号/CAS(以下、単に/C
AS信号という)及びライトイネーブル信号/WE(以
下、単に/WE信号という)は、タイミング制御回路T
Gに供給され、ここで動作モードの判定とそれに対応し
た各種タイミング信号が発生される。この明細書及び図
面では、/はロウレベルがアクティブレベルであること
を意味するのに用いている。
【0007】同図ではテスト系回路のみが示されてお
り、タイミング制御回路TGにおいては、メモリのリー
ド/ライト動作のための通常動作モード以外の上記/R
AS信号、/CAS信号及び/WE信号の組み合わせ、
例えば/RAS信号がハイレベルからロウレベルのよう
なアクティブレベルに変化するタイミングで、/CAS
信号及び/WE信号が共にロウレベルのアクティブレベ
ルであること(以下、単にWCBR)によって暗証信号
の入力であると判断して、レジスタRG1,RG2及び
RG3に供給されるタイミング信号φa〜φcを発生さ
せる。
【0008】第1回目にWBCRが入力されると、タイ
ミング信号φcによりレジスタRG2のデータがレジス
タRG3に転送され、タイミング信号φbによりレジス
タRG1のデータがレジスタRG2に転送され、タイミ
ング信号φaによりアドレス信号A0〜A3からなる暗
証信号aがレジスタRG1に取り込まれる。上記1回目
のWBCRではレジスタRG1〜RG3には無意味なデ
ータしか存在しないから、上記1回目ではレジスタRG
1に取り込まれた暗証信号aのみが有効なデータとされ
る。
【0009】第2回目にWBCRが入力されると、タイ
ミング信号φcによりレジスタRG2のデータがレジス
タRG3に転送され、タイミング信号φbによりレジス
タRG1のデータaがレジスタRG2に転送され、タイ
ミング信号φaによりアドレス信号A0〜A3からなる
暗証信号bがレジスタRG1に取り込まれる。上記2回
目のWBCRではレジスタRG3のみ無意味なデータで
あり、レジスタRG2には1回目の暗証信号aが保持さ
れ、レジスタRG1には2回目の暗証信号bが保持され
る。
【0010】第3回目にWBCRが入力されると、タイ
ミング信号φcによりレジスタRG2のデータaがレジ
スタRG3に転送され、タイミング信号φbによりレジ
スタRG1のデータbがレジスタRG2に転送され、タ
イミング信号φaによりアドレス信号A0〜A3からな
る暗証信号cがレジスタRG1に取り込まれる。この結
果、上記3回目のWBCRではレジスタRG3に1回目
に入力されたアドレス信号A0〜A3からなる第1の暗
証信号aが保持され、レジスタRG2には2回目に入力
されたアドレス信号A0〜A3からなる第2の暗証信号
bが保持され、レジスタRG1には3回目のアドレス信
号A0〜A3からなる第3の暗証信号cが保持される。
【0011】上記アドレス信号A0〜A3からなる3回
にわたって入力された暗証信号a〜cは、上記レジスタ
RG1〜RG3にそれぞれ取り込まれる。この実施例で
は、上記レジスタRG3とRG2に保持された暗証信号
aとbは、第1のデコーダDEC1に供給されて、ここ
で上記の例では8ビットからなるビットパターンの判定
が行われる。つまり、第1のデコーダでは、暗証信号a
とbからなる8ビットで指定される特定の1つのビット
パターンの有無判定し、第2のデコーダDEC2の動作
を有効とする。
【0012】第2のデコーダDEC2では、3回目に入
力された暗証信号cのビットパターンを判定する。ただ
し、上記第1のデコーダDEC1からの一致信号が出力
されたときにその動作又は判定出力が有効にされる。こ
の第2のデコーダにおいては、特に制限されないが、2
つのビットパターンのように複数のビットパターンの判
定が可能にされる。この2つの判定結果TS1とTS2
は、一種のテストモードの分岐として利用される。
【0013】上記判定結果TS1又はTS2はテスト回
路TESTに入力されて、テスト回路の起動が行われ
る。テスト回路TESTは、複数通りのテストモードを
備えており、そのうちの1つのテストモードが第4回目
のWCBRの入力によりタイミング信号φdが発生さ
れ、そのときのアドレス信号A0〜A3がテスト回路T
ESTに入力され、最大16通りのテストの中の1つの
モードが指定される。
【0014】特に制限されないが、上記4回にわたって
入力されたアドレス信号A0〜A3は、同じ組み合わせ
のものが2回以上入力されないことを条件とすることに
より、誤ったテスト回路の起動を防止することができ
る。そしてこのような入力信号の制限を行うようにする
なら、上記テスト回路TESTの起動のために3通りの
組み合わせが使用されるので、上記テストモードは最大
13通りになり、その中の1つが選択される。
【0015】上記構成においては、例えば3(N)回目
に入力される暗証信号を2通り用意するようするなら
ば、それに対応して2通りの判定結果TS1とTS2を
得ることができる。これにより、上記N回目に暗証信号
で2通りのビットパターンを使うことになるから、上記
テスト回路TESTにおいて、それぞれに12通りのテ
ストモードを指定することができる。つまり、同じ構成
で12×2=24通りのテストモードを選択することが
できるようになる。上記テストモードを指定するビット
パーンに制限を設けないようにするなら、上記のように
4ビットのアドレス信号を用いて16通りの指定ができ
るから、上記3回目に入力される暗証信号を2通り用意
するようするならば、それに対応して32通りのテスト
モードを指定するようにできる。
【0016】逆にいうならば、上記のように3回にわた
って入力される暗証信号がそれぞれ異なるビットパター
ンであり、テストモードで指定される入力信号のビット
パターンをそれに制約されないで16通り指定できるよ
うな条件下では、3回目の暗証信号としては、14通り
できるから14×16=224通りのように多数のテス
トモードを指定することができる。この場合において
も、上記のように1回目と2回目に入力される暗証信号
が固定であり、それに対応したデコーダDEC1も固定
回路で構成でき、上記デコーダDEC2だけを上記のよ
うに変更するのみで、最小16から最大244までの柔
軟性を持ったテスト動作を実施するようにすることがで
きる。
【0017】図2には、上記図1の実施例回路の動作の
一例を説明するためのタイミング図が示されている。/
RAS信号がハイレベルからロウレベルに変化するタイ
ミングで、/CASと/WEが共にロウレベルであるこ
とを検出すると、アドレス端子から入力されるアドレス
信号Aiを1回目の暗証信号(a)として取り込む。以
下、同様な動作(WCBR)の繰り返しによりアドレス
信号AjとAkをそれぞれ暗証信号(b)と(c)のよ
うに取り込む。かかる3通りの暗証信号(a)(b)及
び(c)を上記デコーダDEC1により解読してテスト
モードエントリが判定される。そして、4回目のWCB
Rによりアドレス信号Anを取り込む、それを解読して
1つのテストモード機能の選択を行うようにするもので
ある。
【0018】図3には、この発明が適用されたダイナミ
ック型RAMの一実施例のレイアウト図が示されてい
る。同図においては、この発明に係るダイナミック型R
AMの理解を助けるために、主要な各回路ブロックのみ
が例示的に示されている。同図において、MWDは上記
メインワードドライバ、SWDはサブワードドライバ、
SAはセンスアンプ、Column Decは、カラムデコーダ
である。そして、2つのメモリアレイの間に配置された
ACTRLは、アレイ制御回路であり、アドレスデコー
ダや、動作に必要なタイミング信号を供給する。
【0019】この実施例のダイナミック型RAMは、特
に制限されないが、約64M(メガ)ビットの記憶容量
を持つようにされる。メモリアレイは、全体として8個
に分けられる。半導体チップの長手方向に対して左右に
4個ずつのメモリアレイが分けられて、中央部分に同図
では省略されているが、アドレス入力回路、データ入出
力回路等の入出力インターフェイス回路と、この発明に
係るテスト回路TESTが設けられる。上記テスト回路
TESTは、特に制限されないが、上記制御信号が入力
されに入力端子又はアドレス信号が入力されるアドレス
端子付近に近接して設けられる。
【0020】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に4個ずつに分けられたメモリアレイは、2個
ずつ組となって配置される。このように2個ずつ組とな
って配置された2つのメモリアレイは、その中央部分に
メインワードドライバが配置される。このメインワード
ドライバは、それを中心にして上下に振り分けられた2
個のメモリアレイに対応して設けられる。メインワード
ドライバは、上記1つのメモリアレイを貫通するように
延長されるメインワード線の選択信号を形成する。1つ
のメモリアレイは、上記メインワード線方向に2Kビッ
ト、それと直交する図示しない相補ビット線(又はデー
タ線)方向に4Kビットの記憶容量を構成するダイナミ
ック型メモリセルが接続される。このようなメモリアレ
イが全体で8個設けられるから、全体では8×2K×4
K=64Mビットのような大記憶容量を持つようにされ
る。
【0021】上記1つのメモリアレイは、メインワード
線方向に対して8個に分割される。かかる分割されたメ
モリブロック毎にサブワードドライバが設けられる。サ
ブワードドライバは、メインワード線に対して1/8の
長さに分割され、それと平行に延長されるサブワード線
の選択信号を形成する。この実施例では、メインワード
線の数を減らすために、言い換えるならば、メインワー
ド線の配線ピッチを緩やかにするために、特に制限され
ないが、1つのメインワード線に対して、相補ビット線
方向に4本からなるサブワード線を配置させる。このよ
うにメインワード線方向には8本に分割され、及び相補
ビット線方向に対して4本ずつが割り当てられたサブワ
ード線の中から1本のサブワード線を選択するために、
サブワード選択線ドライバが配置される。このサブワー
ド選択線ドライバは、上記サブワードドライバの配列方
向に延長される4本のサブワード選択線の中から1つを
選択する選択信号を形成する。
【0022】これにより、上記1つのメモリアレイに着
目すると、1つのメインワード線に割り当てられる8個
のメモリブロックのうち選択すべきメモリセルが含まれ
る1つのメモリブロックに対応したサブワードドライバ
において、1本のサブワード選択線が選択される結果、
1本のメインワード線に属する8×4=32本のサブワ
ード線の中から1つのサブワード線が選択される。上記
のようにメインワード線方向に2K(2048)のメモ
リセルが設けられるので、1つのサブワード線には、2
048/8=256個のメモリセルが接続されることと
なる。なお、特に制限されないが、リフレッシュ動作
(例えばセルフリフレッシュモード)においては、1本
のメインワード線に対応する8本のサブワード線が選択
状態とされる。
【0023】上記のように1つのメモリアレイは、相補
ビット線方向に対して4Kビットの記憶容量を持つ。し
かしながら、1つの相補ビット線に対して4Kものメモ
リセルを接続すると、相補ビット線の寄生容量が増大
し、微細な情報記憶用キャパシタとの容量比により読み
出される信号レベルが得られなくなってしまうために、
相補ビット線方向に対しても8分割される。つまり、太
い黒線で示されたセンスアンプSAにより 相補ビット
線が8分割に分割される。特に制限されないが、センス
アンプSAは、シェアードセンス方式により構成され、
メモリアレイの両端に配置されるセンスアンプを除い
て、センスアンプを中心にして左右に相補ビット線が設
けられ、左右いずれかの相補ビット線に選択的に接続さ
れる。
【0024】図4には、この発明に係るダイナミック型
RAMの周辺部分の一実施例の概略ブロック図が示され
ている。タイミング制御回路TGは、外部端子から供給
されるロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムア
ドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号
/WE及びアウトプットイネーブル信号/OEを受け
て、動作モードの判定、それに対応して内部回路及びテ
スト回路の起動及びその動作に必要な各種のタイミング
信号を形成する。
【0025】信号R1とR3は、ロウ系の内部タイミン
グ信号であり、ロウ系の選択動作のために使用される。
タイミング信号φXLは、ロウ系アドレスを取り込んで
保持させる信号であり、ロウアドレスバッファRABに
供給される。すなわち、ロウアドレスバッファRAB
は、上記タイミング信号φXLによりアドレス端子A0
〜Aiから入力されたアドレスを取り込んでラッチ回路
に保持させる。
【0026】タイミング信号φYLは、カラムウ系アド
レスを取り込んで保持させる信号であり、カラムアドレ
スバッファCABに供給される。すなわち、カラムアド
レスバッファRABは、上記タイミング信号φYLによ
りアドレス端子A0〜Aiから入力されたアドレスを取
り込んでラッチ回路に保持させる。
【0027】信号φREFは、リフレッシュモードのと
きに発生される信号であり、ロウアドレスバッファの入
力部に設けられたマルチプレクサAMXに供給されて、
リフレッシュモードのときにリフレッシュアドレスカウ
ンタ回路RFCにより形成されたリフレッシュ用アドレ
ス信号に切り替えるよう制御する。リフレッシュアドレ
スカウンタ回路RFCは、タイミング制御回路TGによ
り形成されたリフレッシュ用の歩進パルスφRCを計数
してリフレッシュアドレス信号を生成する。この実施例
では後述するようなオートリフレッシュとセルフリフレ
ッシュを持つようにされる。
【0028】タイミング信号φXは、ワード線選択タイ
ミング信号であり、デコーダXIBに供給されて、下位
2ビットのアドレス信号の解読された信号に基づいて4
通りのワード線選択タイミング信号XiBが形成され
る。タイミング信号φYはカラム選択タイミング信号で
あり、カラム系プリデコーダYPDに供給されてカラム
選択信号AYix、AYjx、AYkxが出力される。
【0029】タイミング信号φWは、書き込み動作を指
示する制御信号であり、タイミング信号φRは読み出し
動作を指示する制御信号である。これらのタイミング信
号φWとφRは、入出力回路I/Oに供給されて、書き
込み動作のときには入出力回路I/Oに含まれる入力バ
ッファを活性化し、出力バッファを出力ハイインピーダ
ンス状態にさせる。これに対して、読み出し動作のとき
には、上記出力バッファを活性化し、入力バッファを出
力ハイインピーダンス状態にする。
【0030】タイミング信号φMSは、特に制限されな
いが、メモリアレイ選択動作を指示する信号であり、ロ
ウアドレスバッファRABに供給され、このタイミング
に同期して選択信号MSiが出力される。タイミング信
号φSAは、センスアンプの動作を指示する信号であ
る。このタイミング信号φSAに基づいて、センスアン
プの活性化パルスが形成される。
【0031】この実施例では、ロウ系の冗長回路X−R
EDが代表として例示的に示されている。すなわち、上
記回路X−REDは、不良アドレスを記憶させる記憶回
路と、アドレス比較回路とを含んでいる。記憶された不
良アドレスとロウアドレスバッファRABから出力され
る内部アドレス信号BXiとを比較し、不一致のときに
は信号XEをハイレベルにし、信号XEBをロウレベル
にして、正規回路の動作を有効にする。上記入力された
内部アドレス信号BXiと記憶された不良アドレスとが
一致すると、信号XEをロウレベルにして正規回路の不
良メインワード線の選択動作を禁止させるとともに、信
号XEBをハイレベルにして、1つの予備メインワード
線を選択する選択信号XRiBを出力させる。
【0032】タイミング制御回路TGは、上記テスト回
路を含み、上記暗証信号の取り込みやそれの解読とテス
トモードに対応したタイミング信号φTSを発生させ
る。タイミング信号φTSは、そのうちの1つが代表と
して例示的に示されており、例えば入出力回路I/Oに
含まれる複数ビットの読み出し信号の全一致/不一致を
判定して、特定の外部端子から上記一致/不一致の出力
をハイレベル/ロウレベル又はその逆のロウレベル/ハ
イレベルとして出力させるような制御を行うものであ
る。
【0033】テストモードの例としては、テストモード
エントリ時のアドレスによって、パラレルテスト時の出
力を可変として、使用するテスタに適用可能なようにす
る。この場合には、パラレルテストモードが、使用する
テスタの機種に対応した数だけ必要となり、上記テスト
モードの項目数が増加する1つの原因である。また、テ
ストモードエントリ時のアドレスによって、3状態出力
回路の出力信号を反転させるような機能を付加する。
【0034】つまり、読み出し信号が全てハイレベルの
ときにロウレベルの一致出力を出力させ、読み出し信号
が全てロウレベルのときにハイレベルの一致出力を出力
させ、上記ハイレベル又はロウレベルのうちいずれか1
ビットでも不一致のものがあればハイインピーダンス状
態の不一致信号を出力させる。上記テストモードの項目
を変更することにより、上記とは逆に読み出し信号が全
てロウレベルのときにロウレベルの一致出力を出力さ
せ、読み出し信号が全てハイレベルのときにハイレベル
の一致出力を出力させ、上記ハイレベル又はロウレベル
のうちいずれか1ビットでも不一致のものがあればハイ
インピーダンス状態の不一致信号を出力させる。上記の
ような出力判定機能を付加するという簡単な構成によ
り、上記判定機能を用いて同じデータの読み出しを繰り
返して判定結果を出力させることにより、テスト回路が
有効に動作しているか否かを確認することができるとい
う優れた効果を奏することができる。
【0035】上記テスト項目は、既存のテスタと新規に
開発されたテスタに適合できるようにしたりするため
に、実質的には同じテスト項目でも出力形態が異なると
それに対応したモードの設定が必要にある。あるいは、
1つの基本チップを基に機能が若干異なる品種展開を行
った際には、個々の機能毎に対応させ、かつ上記テスタ
の機種に対応させたような多様なテストモードの設定が
必要になるものである。この実施例では、上記のように
3回目の暗証信号とそのデコーダに柔軟性を持たせると
いう簡単な構成により、上記最大244通りものテスト
項目の指定が可能になるものである。
【0036】上記の実施例から得られる作用効果は、次
の通りである。すなわち、 (1) 複数からなる制御信号の組み合わせにより動作
モードが指定される半導体集積回路装置において、通常
動作に無い第1の組み合わ制御信号とともに上記制御信
号以外の入力信号を暗証信号としてN回にわたって入力
させて上記各暗証信号をレジスタに保持させ、上記レジ
スタに保持された暗証信号をテストモード判定回路によ
り解読して予め指定された複数通りのビットパーンの1
つを検出し、かかる検出信号によりテスト回路を起動さ
せ、上記第1の組み合わせ制御信号とともにN+1回目
に入力された上記複数の入力信号により予め用意されて
いる複数通りの中の1つのテストモードの実行を指示す
ることにより、多項目のテストモードができるという効
果が得られる。
【0037】(2) 上記制御信号の組み合わせをダイ
ナミック型RAMにおけるWCBRとすることにより、
既存のテスタでのテストモードでの起動をそのまま流用
することができるという効果が得られる。
【0038】(3) 上記テストモード判定回路は、第
1回目からN−1回目に入力されたN−1個の暗証信号
による1つのビットパターンを解読する第1のデコーダ
回路と、第N回目に入力され暗証信号による複数通りの
ビットパターンを解読する第2のデコーダ回路で構成
し、上記第2のデコーダ回路の判定結果は上記第1のデ
コーダ回路により上記1つのビットパターンの判定出力
により有効にすることにより、簡単な構成で柔軟性のあ
るテスト項目の設定が可能になるという効果が得られ
る。
【0039】(4) 上記N回にわたって入力される暗
証信号及び上記N+1回目に入力される入力信号のビッ
トパターンを、それぞれ異なるように設定することによ
り誤ったテストモードエントリを防止することができる
という効果が得られる。
【0040】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、暗証
信号及びテストモードを指定する入力信号のビット数
は、4ビットの3ビットや5ビット等種々の実施形態を
採ることができる。暗証信号を入力する回数は、上記実
施例のような3回の他に種々の実施形態を採ることがで
きる。テストモードの分岐を行う暗証信号は、複数回に
わたって入力される最後の暗証信号以外であってもよ
い。上記テスト回路は、ダイナミック型RAMの他、ス
タティック型RAMあるいは1チップのマイクロコンピ
ュータのような各種半導体集積回路装置に搭載されるテ
スト回路にも同様に適用することができる。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数からなる制御信号の組
み合わせにより動作モードが指定される半導体集積回路
装置において、通常動作に無い第1の組み合わ制御信号
とともに上記制御信号以外の入力信号を暗証信号として
N回にわたって入力させて上記各暗証信号をレジスタに
保持させ、上記レジスタに保持された暗証信号をテスト
モード判定回路により解読して予め指定された複数通り
のビットパーンの1つを検出し、かかる検出信号により
テスト回路を起動させ、上記第1の組み合わせ制御信号
とともにN+1回目に入力された上記複数の入力信号に
より予め用意されている複数通りの中の1つのテストモ
ードの実行を指示することにより、多項目のテストモー
ドができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダイナミック型RAMに搭載さ
れるテスト系回路の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例回路の動作の一例を説明するため
のタイミング図である。
【図3】この発明が適用されたダイナミック型RAMの
一実施例を示すレイアウト図である。
【図4】この発明に係るダイナミック型RAMの周辺部
分の一実施例を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
RG1〜RG3…レジスタ、DEC1,DEC2…デコ
ーダ、TG…タイミング制御回路、TEST…テスト回
路、SA…センスアンプ、SWD…サブワードドライ
バ、MWD…メインワードドライバ、ACTRL…メモ
リアレイ制御回路、I/O…入出力回路、RAB…ロウ
アドレスバッファ、CAB…カラムアドレスバッファ、
AMX…マルチプレクサ、RFC…リフレッシュアドレ
スカウンタ回路、XPD,YPD…プリテコーダ回路、
X−DEC…ロウ系冗長回路、XIB…デコーダ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8242

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数からなる制御信号の組み合わせによ
    り動作モードが指定される半導体集積回路装置におい
    て、 上記制御信号の組み合わせのうち通常動作に無い第1の
    組み合わせと、かかる第1の組み合わせの制御信号とと
    もに入力される上記制御信号以外の複数の入力信号を暗
    証信号とし、上記第1の組み合わせ制御信号とともにN
    回にわって入力させて各暗証信号をレジスタに保持させ
    る入力回路と、 上記レジスタに保持された暗証信号を解読して予め指定
    された複数通りのビットパーンであることを検出するテ
    ストモード判定回路と、 上記テストモード判定回路の判定信号により起動され、
    上記第1の組み合わせ制御信号とともにN+1回目に入
    力された上記複数の入力信号により予め用意されている
    複数通りの中の1つのテストモードの実行を指示してな
    るテスト回路とを備えてなることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体集積回路装置は、ダイナミッ
    ク型RAMであり、 上記制御信号は、ロウアドレスストローブ信号、カラム
    アドレスストローブ信号及びライトイネーブル制御信号
    を含み、上記第1の組み合わせは、ロウアドレスストロ
    ーブ信号がアクティブレベルになるタイミングにおい
    て、上記カラムアドレスストローブ信号及びライトネー
    ブル信号がアクティブレベルであるという組み合わせで
    あり、 上記制御信号以外の複数の入力信号は、複数ビットから
    なるアドレス信号であることを特徴とする請求項1の半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記テストモード判定回路は、第1回目
    からN−1回目に入力されたN−1個の暗証信号による
    1つのビットパターンを解読する第1のデコーダ回路
    と、第N回目に入力され暗証信号による複数通りのビッ
    トパターンを解読する第2のデコーダ回路からなり、上
    記第2のデコーダ回路の判定結果は上記第1のデコーダ
    回路により上記1つのビットパターンの判定出力により
    有効にされるものであることを特徴とする請求項1又は
    請求項2の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記N回にわたって入力される暗証信号
    及び上記N+1回目に入力される入力信号のビットパタ
    ーンは、それぞれ異なるように設定されるものであるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の半導
    体集積回路装置。
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