JPH10245927A - パネル - Google Patents
パネルInfo
- Publication number
- JPH10245927A JPH10245927A JP5025197A JP5025197A JPH10245927A JP H10245927 A JPH10245927 A JP H10245927A JP 5025197 A JP5025197 A JP 5025197A JP 5025197 A JP5025197 A JP 5025197A JP H10245927 A JPH10245927 A JP H10245927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- synthetic resin
- artificial marble
- resin
- core material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量で装飾性に優れた多目的用のパネルを提
供する。 【解決手段】 発泡樹脂を用いて形成した芯材２の外側
を人造大理石３で被ってパネル１を形成し、このパネル
１をテーブルの天板に用いることにより、大型テーブル
の軽量化が図れ、該テーブルの移動が容易に行なえる。
供する。 【解決手段】 発泡樹脂を用いて形成した芯材２の外側
を人造大理石３で被ってパネル１を形成し、このパネル
１をテーブルの天板に用いることにより、大型テーブル
の軽量化が図れ、該テーブルの移動が容易に行なえる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、テーブルやシス
テムキッチン等の家具類における天板のほか、建物の内
外壁材や床材等の多目的に使用できるパネルに関する。
テムキッチン等の家具類における天板のほか、建物の内
外壁材や床材等の多目的に使用できるパネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、結婚式場などで使用されるテー
ブルは装飾性を要求され、このため、天板を人造大理石
や厚手の合板で形成したものが用いられている。
ブルは装飾性を要求され、このため、天板を人造大理石
や厚手の合板で形成したものが用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の人造
大理石は全体が一枚の合成樹脂や合板で形成されている
ため、重量が極めて重く、移動が一人では行なえないの
で、煩雑に移動を必要とするこの種のテーブルにおいて
は、移動に複数の作業員が必要になる。
大理石は全体が一枚の合成樹脂や合板で形成されている
ため、重量が極めて重く、移動が一人では行なえないの
で、煩雑に移動を必要とするこの種のテーブルにおいて
は、移動に複数の作業員が必要になる。
【０００４】また、樹脂又は合板の一枚物によって形成
された天板はコスト的に高くつくという問題がある。
された天板はコスト的に高くつくという問題がある。
【０００５】そこで、この発明の課題は、軽量でコスト
的に安く、家具類の天板だけでなく建物の壁材や床材等
としても使用できる多目的のパネルを提供することにあ
る。
的に安く、家具類の天板だけでなく建物の壁材や床材等
としても使用できる多目的のパネルを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項１の発明は、発泡合成樹脂を用いて形
成した芯材の外側を合成樹脂の人造大理石で被った構成
を採用したものである。
するため、請求項１の発明は、発泡合成樹脂を用いて形
成した芯材の外側を合成樹脂の人造大理石で被った構成
を採用したものである。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、芯材に用いる発泡合成樹脂が３〜１００倍程度の発
泡ポリスチレンで形成されている構成を採用したもので
ある。
て、芯材に用いる発泡合成樹脂が３〜１００倍程度の発
泡ポリスチレンで形成されている構成を採用したもので
ある。
【０００８】請求項３の発明は、請求項１の発明におい
て、人造大理石がポリエステル系の合成樹脂を用いて形
成され、この合成樹脂に蓄光性の結晶蛍光体が充填され
ている構成を採用したものである。
て、人造大理石がポリエステル系の合成樹脂を用いて形
成され、この合成樹脂に蓄光性の結晶蛍光体が充填され
ている構成を採用したものである。
【０００９】請求項４の発明は、請求項１の発明におい
て、人造大理石がポリエステル系の合成樹脂を用いて形
成され、この合成樹脂に紫外線の照射によって蛍光発光
する無機蛍光顔料が充填されている構成を採用したもの
である。
て、人造大理石がポリエステル系の合成樹脂を用いて形
成され、この合成樹脂に紫外線の照射によって蛍光発光
する無機蛍光顔料が充填されている構成を採用したもの
である。
【００１０】請求項５の発明は、請求項１乃至４の発明
において、発泡ポリスチレンで形成されている芯材の表
面に溶解防止用のプライマー処理を施し、この芯材を合
成樹脂の人造大理石内にインサート成形によって埋設し
た構成を採用したものである。
において、発泡ポリスチレンで形成されている芯材の表
面に溶解防止用のプライマー処理を施し、この芯材を合
成樹脂の人造大理石内にインサート成形によって埋設し
た構成を採用したものである。
【００１１】ここで、パネルは、各種家具類の天板や建
物の内外壁材、床材等として使用され、発泡合成樹脂を
芯材としてこれを人造大理石の内部に埋設することによ
り、人造大理石を形成する合成樹脂の使用量を削減し、
軽量化とコスト低減を図ることができる。
物の内外壁材、床材等として使用され、発泡合成樹脂を
芯材としてこれを人造大理石の内部に埋設することによ
り、人造大理石を形成する合成樹脂の使用量を削減し、
軽量化とコスト低減を図ることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【００１３】図示のように、パネル１は、発泡合成樹脂
を用いた芯材２の外側一部又は全部を合成樹脂製の人造
大理石３で被った構造になっている。
を用いた芯材２の外側一部又は全部を合成樹脂製の人造
大理石３で被った構造になっている。
【００１４】上記芯材２の形成に用いる発泡合成樹脂と
しては、発泡ポリスチレン系樹脂、発泡ポリオレフィン
系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、発泡スチロール系樹脂を
例示することができ、中でも人造大理石３の成形時の熱
に対応するため、耐熱発泡ポリスチレン系樹脂や耐熱性
発泡ポリエチレン系樹脂を使用するのが望ましい。
しては、発泡ポリスチレン系樹脂、発泡ポリオレフィン
系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、発泡スチロール系樹脂を
例示することができ、中でも人造大理石３の成形時の熱
に対応するため、耐熱発泡ポリスチレン系樹脂や耐熱性
発泡ポリエチレン系樹脂を使用するのが望ましい。
【００１５】例えば、ポリスチレンフォームは、直径
０．２ｍｍ〜２．５ｍｍの多数の微細なビーズが組立融
着した硬質発泡プラスチックであり、この空気を含む多
数の独立気泡からなる発泡ポリスチレンは、強度と緩衝
性に優れ、物性は主に密度に依存するが、この密度自体
は広い範囲（約１０〜３００ｋｇ／ｍ2 ）で調整可能で
ある。このような特性により人造大理石３の芯材に必要
な強度を調整することが可能である。
０．２ｍｍ〜２．５ｍｍの多数の微細なビーズが組立融
着した硬質発泡プラスチックであり、この空気を含む多
数の独立気泡からなる発泡ポリスチレンは、強度と緩衝
性に優れ、物性は主に密度に依存するが、この密度自体
は広い範囲（約１０〜３００ｋｇ／ｍ2 ）で調整可能で
ある。このような特性により人造大理石３の芯材に必要
な強度を調整することが可能である。
【００１６】更に、発泡樹脂の発泡率は、３〜１００倍
程度の範囲で任意に設定すればよいが、強度的な面から
３〜５０倍程度の低発泡樹脂を使用するのが好ましい。
程度の範囲で任意に設定すればよいが、強度的な面から
３〜５０倍程度の低発泡樹脂を使用するのが好ましい。
【００１７】前記人造大理石３の形成に用いるポリエス
テル系の合成樹脂は、ポリエステルに水酸化アルミナ、
抗菌剤、硝子パウダー、水晶粉、石のパウダー等を適宜
混合し、加熱による溶融状態で金型内に注入することに
より、製品の外形に対応する形状に成形される。
テル系の合成樹脂は、ポリエステルに水酸化アルミナ、
抗菌剤、硝子パウダー、水晶粉、石のパウダー等を適宜
混合し、加熱による溶融状態で金型内に注入することに
より、製品の外形に対応する形状に成形される。
【００１８】前記パネル１の製造方法の一例は、先ず、
発泡合成樹脂を用いて必要な厚みと平面的な大きさを有
する芯材２を形成し、この芯材２の表面に溶解防止用の
プライマー処理４を施しておく。
発泡合成樹脂を用いて必要な厚みと平面的な大きさを有
する芯材２を形成し、この芯材２の表面に溶解防止用の
プライマー処理４を施しておく。
【００１９】次に、人造大理石３を形成する合成樹脂を
溶融させ、これを金型内に注入し、パネルの一面側とな
るプレート部分３ａを成形する。
溶融させ、これを金型内に注入し、パネルの一面側とな
るプレート部分３ａを成形する。
【００２０】この後、製品の形状を成形する金型内の下
部に上記プレート部分３ａをセットし、その上に芯材２
を載置した状態で該金型の内部空間に上記と同様の溶融
した合成樹脂を注入する。
部に上記プレート部分３ａをセットし、その上に芯材２
を載置した状態で該金型の内部空間に上記と同様の溶融
した合成樹脂を注入する。
【００２１】これによって芯材２は、図２で示すよう
に、プレート部分３ａと溶融した樹脂で包まれ、溶融樹
脂は周囲がプレート部分３ａと溶着一体化し、該樹脂の
硬化後の脱型により、芯材２の外側を合成樹脂の人造大
理石３で被ったパネル１が完成する。
に、プレート部分３ａと溶融した樹脂で包まれ、溶融樹
脂は周囲がプレート部分３ａと溶着一体化し、該樹脂の
硬化後の脱型により、芯材２の外側を合成樹脂の人造大
理石３で被ったパネル１が完成する。
【００２２】上記パネル１の成形時において、芯材２は
外表面に溶解防止用のプライマー処理４が施されている
ので、金型内へ注入した溶融樹脂と接触時に溶解するよ
うなことはなく、確実に人造大理石３内に埋設された状
態になる。
外表面に溶解防止用のプライマー処理４が施されている
ので、金型内へ注入した溶融樹脂と接触時に溶解するよ
うなことはなく、確実に人造大理石３内に埋設された状
態になる。
【００２３】完成したパネル１は、内部に埋設された芯
材２によって人造大理石３の樹脂量を削減でき、これに
よってコスト低減とパネル１の重量を軽くできると共
に、人造大理石３の上下の厚みを適宜確保することによ
って実用上の十分な強度を得ることができる。
材２によって人造大理石３の樹脂量を削減でき、これに
よってコスト低減とパネル１の重量を軽くできると共
に、人造大理石３の上下の厚みを適宜確保することによ
って実用上の十分な強度を得ることができる。
【００２４】パネル１は図示の場合、テーブルの天板と
して用いたが、該パネル１は、システムキッチンや洗面
台のカウンタートップ等の家具類のほか、建物の内壁材
や外壁材、床材として使用できる。
して用いたが、該パネル１は、システムキッチンや洗面
台のカウンタートップ等の家具類のほか、建物の内壁材
や外壁材、床材として使用できる。
【００２５】パネル１は、芯材２の周囲を被う人造大理
石３によって十分な装飾性を有するが、この人造大理石
３内に各種蛍光体や結晶蛍光体、紫外線の照射によって
蛍光発光する無機蛍光顔料を充填しておくと、太陽光や
蛍光灯の光を蓄光し、消灯により室内が暗くなった場合
や、夜間において発光し、または紫外線の光源（ブラッ
クライト）の照射で発光し、全く新たな装飾性や機能を
発揮することになる。
石３によって十分な装飾性を有するが、この人造大理石
３内に各種蛍光体や結晶蛍光体、紫外線の照射によって
蛍光発光する無機蛍光顔料を充填しておくと、太陽光や
蛍光灯の光を蓄光し、消灯により室内が暗くなった場合
や、夜間において発光し、または紫外線の光源（ブラッ
クライト）の照射で発光し、全く新たな装飾性や機能を
発揮することになる。
【００２６】例えば、結婚式の披露宴会場のテーブルに
用いた場合、会場の照明をおとすことにより、蓄光もし
くは紫外線の照射でテーブルの天板が発光して浮き上が
り、視覚的に新しい装飾効果を発揮することができる。
また、建物の壁材として用いた場合も同様である。
用いた場合、会場の照明をおとすことにより、蓄光もし
くは紫外線の照射でテーブルの天板が発光して浮き上が
り、視覚的に新しい装飾効果を発揮することができる。
また、建物の壁材として用いた場合も同様である。
【００２７】上記したテーブルは比較的大型であるが、
天板となるパネル１は軽量であり、一人の作業員でテー
ブルの移動が可能になる。
天板となるパネル１は軽量であり、一人の作業員でテー
ブルの移動が可能になる。
【００２８】また、パネル１を建物の外壁材として使用
した場合、壁面が太陽光を蓄光し、夜間には発光するの
で、夜間も家の周囲が明るく、人が近づくと影となって
浮き上るので、防犯効果の優れたものとなる。
した場合、壁面が太陽光を蓄光し、夜間には発光するの
で、夜間も家の周囲が明るく、人が近づくと影となって
浮き上るので、防犯効果の優れたものとなる。
【００２９】パネル１を壁材や床材として使用した場
合、軽量であるので、施工が簡単に能率よく行なえ、工
期の短縮と専門工の不要化が可能となり、気密性、防音
性、断熱性、防湿性に優れた壁を構築できる。
合、軽量であるので、施工が簡単に能率よく行なえ、工
期の短縮と専門工の不要化が可能となり、気密性、防音
性、断熱性、防湿性に優れた壁を構築できる。
【００３０】ここで、賦活剤を含有する結晶蛍光体は、
無機物からなる固体結晶の蛍光体のうち、母材に対し賦
活剤と呼ばれる微量の物質を含有して発光するものであ
る。母材としては、無色または淡色で融点の比較的高い
無機化合物であれば特に限定されるものではないが、残
光時間が長く好ましい結晶蛍光体の母材として、ＳｒＯ
1.75Ａｌ2 Ｏ3 、ＳｒＯ1.75Ｂ2 Ｏ3 、ＳｒＡｌ
2 Ｏ4 、ＣａＡｌ2 Ｏ4 等が挙げられる。
無機物からなる固体結晶の蛍光体のうち、母材に対し賦
活剤と呼ばれる微量の物質を含有して発光するものであ
る。母材としては、無色または淡色で融点の比較的高い
無機化合物であれば特に限定されるものではないが、残
光時間が長く好ましい結晶蛍光体の母材として、ＳｒＯ
1.75Ａｌ2 Ｏ3 、ＳｒＯ1.75Ｂ2 Ｏ3 、ＳｒＡｌ
2 Ｏ4 、ＣａＡｌ2 Ｏ4 等が挙げられる。
【００３１】また、このような母材に添加される賦活剤
を例示すると、ユーロピウム（Ｅｕ）、ジスプロシウム
（Ｄｙ）、ニオブ（Ｎｂ）、ランタン（Ｌａ）などの一
種以上のものである。
を例示すると、ユーロピウム（Ｅｕ）、ジスプロシウム
（Ｄｙ）、ニオブ（Ｎｂ）、ランタン（Ｌａ）などの一
種以上のものである。
【００３２】すなわち、上記蓄光性樹脂組成物に使用可
能な賦活剤含有の結晶蛍光体を以下に例示する。 ＳｒＯ1.75（Ａｌ，Ｂ）2 Ｏ3 ；Ｅｕ，Ｄｙ ＳｒＡｌ2 Ｏ4 ；Ｅｕ，Ｄｙ ＳｒＡｌ2 Ｏ4 ；Ｅｕ，Ｎｂ ＣａＡｌ2 Ｏ4 ；Ｅｕ，Ｎｂ，Ｌａ 因みに、上記の化学組成の結晶蛍光体の物性は以下の
通りである。 化学組成 ＳｒＯ1.75（Ａｌ，Ｂ）2 Ｏ3 ；Ｅｕ，Ｄｙ 比重 3.8 平均粒径 ６〜10ミクロン 体色 薄黄白色 残光色 ブルーグリーン 発光ヒ゜ーク 波長 490 ナノメーター 残光時間 25時間（残光強度が0.3mcd／m2に減衰するまでの時間） 励起飽和時間 太陽光下（1000ｌ×）で10分以内 耐候性 良好 耐水性 良好 耐熱性 良好（硝子、陶磁器への焼成可） 。
能な賦活剤含有の結晶蛍光体を以下に例示する。 ＳｒＯ1.75（Ａｌ，Ｂ）2 Ｏ3 ；Ｅｕ，Ｄｙ ＳｒＡｌ2 Ｏ4 ；Ｅｕ，Ｄｙ ＳｒＡｌ2 Ｏ4 ；Ｅｕ，Ｎｂ ＣａＡｌ2 Ｏ4 ；Ｅｕ，Ｎｂ，Ｌａ 因みに、上記の化学組成の結晶蛍光体の物性は以下の
通りである。 化学組成 ＳｒＯ1.75（Ａｌ，Ｂ）2 Ｏ3 ；Ｅｕ，Ｄｙ 比重 3.8 平均粒径 ６〜10ミクロン 体色 薄黄白色 残光色 ブルーグリーン 発光ヒ゜ーク 波長 490 ナノメーター 残光時間 25時間（残光強度が0.3mcd／m2に減衰するまでの時間） 励起飽和時間 太陽光下（1000ｌ×）で10分以内 耐候性 良好 耐水性 良好 耐熱性 良好（硝子、陶磁器への焼成可） 。
【００３３】また、結晶蛍光体と混合する透明性のフィ
ラーは、ガラス粉、石英粉またはアクリル粉を使用す
る。
ラーは、ガラス粉、石英粉またはアクリル粉を使用す
る。
【００３４】上記フィラーは無機蓄光体（結晶蛍光体）
間に介在し、吸光、放光を容易なものとし、同時にプレ
ート形成用樹脂中の蓄光体の積層沈殿による固化（固ま
って分布が不均一になる）を防止することができる。な
お、使用するフィラーの粒径は蓄光体と同程度のものを
使用する。
間に介在し、吸光、放光を容易なものとし、同時にプレ
ート形成用樹脂中の蓄光体の積層沈殿による固化（固ま
って分布が不均一になる）を防止することができる。な
お、使用するフィラーの粒径は蓄光体と同程度のものを
使用する。
【００３５】次に、無機蛍光顔料は、波長３６５ナノメ
ーターをピークとする紫外線の照射により蛍光発光する
ものを用い、紫外線波長は人間の可視領域外の為見る事
が出来ない。
ーターをピークとする紫外線の照射により蛍光発光する
ものを用い、紫外線波長は人間の可視領域外の為見る事
が出来ない。
【００３６】この無機蛍光顔料は、適当な量を単用して
もよいが、合成樹脂に対する配合組成（％は重量％を示
す）を例示する。 ホットメルト系樹脂 ３０〜４０％ 無機蛍光顔料（粉末） ３〜１５％ ガラス粉（透明性の高いもの） ６０〜７０％ タルク ０〜１５％ ガラスビーズ （透明性の高いもの）（後処理） ５〜１０％ 着色用砕石又は顔料 ０〜４０％（好ま
しくは２〜４０％） 使用する無機蛍光顔料の組成（ただし、化学物名の：以
下は賦活剤の元素記号を示している。） Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕ ＢａＭｇＡｌ16Ｏ26：Ｅｕ，Ｍｎ （Ｓｒ，Ｃａ，Ｂａ，Ｍｇ）5 （ＰＯ4 ）3 Ｃｌ：Ｅｕ
もよいが、合成樹脂に対する配合組成（％は重量％を示
す）を例示する。 ホットメルト系樹脂 ３０〜４０％ 無機蛍光顔料（粉末） ３〜１５％ ガラス粉（透明性の高いもの） ６０〜７０％ タルク ０〜１５％ ガラスビーズ （透明性の高いもの）（後処理） ５〜１０％ 着色用砕石又は顔料 ０〜４０％（好ま
しくは２〜４０％） 使用する無機蛍光顔料の組成（ただし、化学物名の：以
下は賦活剤の元素記号を示している。） Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕ ＢａＭｇＡｌ16Ｏ26：Ｅｕ，Ｍｎ （Ｓｒ，Ｃａ，Ｂａ，Ｍｇ）5 （ＰＯ4 ）3 Ｃｌ：Ｅｕ
【００３７】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、発泡
合成樹脂を用いた芯材の外側を合成樹脂の人造大理石で
被ったので、軽量で実用に支障のない強度の人造大理石
パネルを形成することができ、これをテーブルの天板に
用いると、一人の作業員で移動可能な大型のテーブルを
構成することができる。
合成樹脂を用いた芯材の外側を合成樹脂の人造大理石で
被ったので、軽量で実用に支障のない強度の人造大理石
パネルを形成することができ、これをテーブルの天板に
用いると、一人の作業員で移動可能な大型のテーブルを
構成することができる。
【００３８】また、発泡樹脂を用いて芯材を形成したの
で、面圧に対する十分な強度を有し、人造大理石との複
合強度によって、強度的に優れたパネルの構成が可能と
なり、各種家具類の天板以外に、建物の壁材や床材等、
多目的な用途に使用可能になる。
で、面圧に対する十分な強度を有し、人造大理石との複
合強度によって、強度的に優れたパネルの構成が可能と
なり、各種家具類の天板以外に、建物の壁材や床材等、
多目的な用途に使用可能になる。
【００３９】更に、人造大理石に結晶蛍光体や紫外線の
照射によって蛍光発光する無機蛍光顔料を充填すれば、
パネルは太陽光や蛍光灯の光を蓄光し、又は紫外線の照
射によって発光し、夜間や暗所で発光するので、全く新
しい感覚の家具や壁面を構成することができる。
照射によって蛍光発光する無機蛍光顔料を充填すれば、
パネルは太陽光や蛍光灯の光を蓄光し、又は紫外線の照
射によって発光し、夜間や暗所で発光するので、全く新
しい感覚の家具や壁面を構成することができる。
【図１】パネルを天板に用いたテーブルの正面図
【図２】同上の天板を拡大した縦断面図
１ パネル ２ 芯材 ３ 人造大理石 ４ プライマー処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｆ 13/18 Ｅ０４Ｆ 13/18 Ａ 15/10 １０４ 15/10 １０４Ａ (72)発明者 谷本 開 兵庫県伊丹市東野１丁目70番地 (72)発明者 齋藤 民治 埼玉県草加市手代町283番地
Claims (5)
- 【請求項１】 発泡合成樹脂を用いて形成した芯材の外
側を合成樹脂の人造大理石で被ったことを特徴とするパ
ネル。 - 【請求項２】 芯材に用いる発泡合成樹脂が３〜１００
倍程度の発泡ポリスチレンで形成されている請求項１記
載のパネル。 - 【請求項３】 人造大理石がポリエステル系の合成樹脂
を用いて形成され、この合成樹脂に蓄光性の結晶蛍光体
が充填されている請求項１記載のパネル。 - 【請求項４】 人造大理石がポリエステル系の合成樹脂
を用いて形成され、この合成樹脂に紫外線の照射によっ
て蛍光発光する無機蛍光顔料が充填されている請求項１
記載のパネル。 - 【請求項５】 発泡ポリスチレンで形成されている芯材
の表面に溶解防止用のプライマー処理を施し、この芯材
を合成樹脂の人造大理石内にインサート成形によって埋
設した請求項１乃至４のいずれかに記載のパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025197A JPH10245927A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5025197A JPH10245927A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245927A true JPH10245927A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12853772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5025197A Pending JPH10245927A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10245927A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021137878A (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-16 | 株式会社セイコーレジン | 作業台の脚及び作業台 |
| US11752537B2 (en) | 2018-11-20 | 2023-09-12 | Robert Bosch Gmbh | Metal parts blanking process for rotor and stator of an electric motor |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP5025197A patent/JPH10245927A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11752537B2 (en) | 2018-11-20 | 2023-09-12 | Robert Bosch Gmbh | Metal parts blanking process for rotor and stator of an electric motor |
| JP2021137878A (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-16 | 株式会社セイコーレジン | 作業台の脚及び作業台 |
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