JPH10240896A - 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法 - Google Patents

移動物体の繰り返し移動回数の管理方法

Info

Publication number
JPH10240896A
JPH10240896A JP9062088A JP6208897A JPH10240896A JP H10240896 A JPH10240896 A JP H10240896A JP 9062088 A JP9062088 A JP 9062088A JP 6208897 A JP6208897 A JP 6208897A JP H10240896 A JPH10240896 A JP H10240896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
total station
moving object
color
managing
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9062088A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Mitsuishi
孝治 満石
Shinichi Shima
伸一 島
Kuniharu Tanaka
邦治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daisoku Kk
Taisei Corp
Shikoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Daisoku Kk
Taisei Corp
Shikoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daisoku Kk, Taisei Corp, Shikoku Electric Power Co Inc filed Critical Daisoku Kk
Priority to JP9062088A priority Critical patent/JPH10240896A/ja
Publication of JPH10240896A publication Critical patent/JPH10240896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作業中に常に作業状態を把握することができ
る、移動物体の繰り返し移動回数の管理方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】往復移動によって作業を行う装置におい
て、固定位置には自動追尾式のトータルステーション2
を設置し、移動物体1にはトータルステーション2が反
応するプリズム11を取り付け、トータルステーション
2で得た移動物体1の軌跡情報と、移動回数に応じて設
定した色彩とを比較することによって、移動物体1の移
動回数に応じた色彩で着色表示して行う、移動物体1の
繰り返し移動回数の管理方法を特徴としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盛土やコンクリート、
その他の往復作業において、移動物体の移動回数を管理
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば盛土作業において、盛土の品質を
管理する方法として密度の管理が行われている。これは
盛土上にいくつかの点を設定し、この点における転圧状
態を測定する方法である。このような密度管理は、広い
盛土面の中から選んだ『点』における管理であるから全
体の品質を把握することは困難である。
【0003】そのような欠点を改善する方法として、G
PSを利用した移動物体の繰り返し移動回数の管理方法
が開発されている。所定の回数以上のローラーの通過が
あれば、所定の数値以上の密度が得られるはずであると
いう前提から開発されたものである。そのために図3に
示すように振動ローラーaに制御ユニットbのGPSア
ンテナcを取り付ける。管理に際しては振動ローラーa
に搭載した制御ユニットbにPCカードdをセットし、
移動中に衛星データの収集を行う。作業が終了したら振
動ローラーaの制御ユニットbからPCカードdを回収
し、基地局(事務所)eのコンピュータに転送して移動
物体の移動回数を計算して図として出力する方法であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記したような従来
のGPSを利用する方法は次のような問題がある。 <イ>GPS衛星データを収集する装置はすべて移動す
るローラー側に搭載してある。したがって作業終了後に
PCカードを回収してからでないと、その日の作業状態
を把握することはできない。 <ロ>1日の内に、複数の層を撒きだして転圧するよう
な場合には、1層の転圧が終了する度にPCカードを回
収してデータの解析を行う必要があり、作業能率が低下
する。 <ハ>以上のような問題は、盛土の転圧作業に限らず、
コンクリートの転圧、その他の移動物体の移動回数を条
件とする方法において同様に発生する。
【0005】
【本発明の目的】本発明は上記したような従来の問題を
解決するためになされたもので、作業中に常に作業状態
を把握することができる、移動物体の繰り返し移動回数
の管理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記のような目的を達
成するために、本発明の移動物体の繰り返し移動回数の
管理方法は、往復移動によって作業を行う装置におい
て、固定位置には自動追尾式のトータルステーションを
設置し、移動物体にはトータルステーションが反応する
プリズムを取り付け、トータルステーションで得た移動
物体の軌跡情報と、移動回数に応じて設定した色彩とを
比較することによって、移動物体の移動回数に応じた色
彩で着色表示して行う、移動物体の繰り返し移動回数の
管理方法を特徴としたものである。
【0007】さらに本発明は、ローラーの往復移動で盛
土やコンクリートを締め固めるに際して、地上の固定位
置には自動追尾式のトータルステーションを設置し、ロ
ーラーにはトータルステーションが反応するプリズムを
取り付け、トータルステーションで得たローラーの軌跡
情報と、移動回数に応じて設定した色彩とを比較するこ
とによって、ローラーの移動回数に応じた色彩で着色表
示して行う、移動物体の繰り返し移動回数の管理方法を
特徴としたものである。
【0008】
【本発明の構成】以下図面を参照しながら本発明の移動
物体の繰り返し移動回数の管理方法の実施例について説
明する。
【0009】<イ>固定位置側。 本発明は、往復移動によって作業を行う各種の装置に応
用することができる管理方法である。移動する装置であ
る移動物体1を追跡する固定位置には、自動追尾式のト
ータルステーション2を設置する。各トータルステーシ
ョン2ごとに軌跡データを取り込むパソコン21に接続
し、各パソコン21のデータは処理用のパソコン22に
接続する。23は処理用パソコンに接続したカラープリ
ンターである。この自動追尾式のトータルステーション
2は電子セオドライドに光波距離計を組み込んだ測量機
器である。内蔵されている光波距離計は反射プリズムを
利用して距離を瞬時に測定することができる。なおトー
タルステーション2はすでに各種の装置が市販されてい
るのでそれらを利用することができる。このトータルス
テーション2は、GPSとは異なり追跡対象の移動装置
の近傍の地上に簡単に設置することができる。
【0010】<ロ>移動側。 一方、移動する側の物体1にはトータルステーション2
が反応するプリズム11を取り付ける。このプリズム1
1で反射することによって、トータルステーション2で
の距離と位置との確認、および移動装置の追尾が可能と
なる。
【0011】<ハ>移動軌跡の収集。 固定しているトータルステーション2側で移動物体1の
軌跡情報を収集する。これは例えば移動物体1の近傍に
固定して設置した事務所において行うことができる。し
たがって移動物体1の現在位置を常にその瞬間において
把握することができる。この情報をもとに、例えば図2
に示すようにある移動物体1がその日に移動した軌跡を
画面に図示することができるし、数年後にも過去にさか
のぼってある日の移動物体1の移動状況、作業状態を復
元することができる。
【0012】<ニ>着色表示。 さらにトータルステーション2側の装置には移動回数に
応じた色彩を設定したおく。そして、画面を例えば50
センチごとにメッシュに分割し、各メッシュ内において
軌跡の本数と色彩とを比較する。例えば4本の軌跡が通
過したメッシュは青、5本は黄色、6回本は紫のように
設定すると、設定した色彩とを比較することによって、
移動物体1の移動回数に応じた色彩で着色表示すること
ができる。すると、移動軌跡だけでは図2に示すように
多数本の線が繁雑に重なって描かれただけであった画面
が、色彩によって区分することによって明瞭に繰り返し
移動回数の分布状況を把握することができる。こうして
移動物体1の移動回数を容易に管理することができる。
【0013】
【実施例】
【0014】<イ>締め固め作業。 本発明を、移動物体1として振動ローラーを使用した場
合について説明する。振動ローラーの移動で盛土やコン
クリートを締め固めるに際してローラーの移動回数を管
理する必要がある。
【0015】<ロ>トータルステーション2とプリズム
11。 地上の固定位置には自動追尾式のトータルステーション
2を設置する。一方、移動し盛土やコンクリートを締め
固めるローラーにはトータルステーション2が反応する
プリズム11を取り付ける。
【0016】<ハ>情報の処理。 移動物体1であるローラーの移動を、トータルステーシ
ョン2で追尾することによって、事務所のような固定し
た位置においてローラーの軌跡情報を瞬時に得ることが
できる。この移動回数と、移動回数に応じて設定した色
彩とを比較することによって各メッシュ内において移動
回数を色彩に変換して画面に表示する。その結果、盛土
などの全範囲の中で、ローラーの移動回数が不足してい
る範囲を色彩によってただちに把握することができるか
ら、不足範囲については追加作業を指示することができ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の移動物体1の繰り返し移動回数
の管理方法は以上説明したようになるから次のような効
果を得ることができる。 <イ>従来のGPSを利用する方法では、前記したよう
にGPS衛星データを収集する装置がすべて移動するロ
ーラー側に搭載してある。したがって作業終了後にPC
カードを回収してからでないと、その日の作業状態を把
握することはできない。しかるに本発明の方法では、移
動物体1の情報はすべて瞬時に固定した基地側で把握す
ることができる。したがって作業中であっても、あるい
は作業が中断した場合でもその瞬間に情報を把握して指
示を与えることができ、きわめて効率的である。 <ロ>1日の内に、複数の層を撒きだして転圧するよう
な場合にも、1層の転圧が終了する度にPCカードを回
収してデータの解析を行うような必要がなく、無駄な作
業を排除することができる。 <ハ>上記した管理は、盛土の転圧作業に限らず、コン
クリートの転圧、その他の移動物体1の移動回数を管理
する方法において広く応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動物体1の繰り返し移動回数の管理
方法のシステム概要図
【図2】移動物体1の移動奇跡を示す図
【図3】従来のGPSを利用した管理方法の説明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島 伸一 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 田中 邦治 香川県高松市寺井町120番地1 株式会社 ダイソク内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復移動によって作業を行う装置におい
    て、 固定位置には自動追尾式のトータルステーションを設置
    し、 移動物体にはトータルステーションが反応するプリズム
    を取り付け、 トータルステーションで得た移動物体の軌跡情報と、 移動回数に応じて設定した色彩とを比較することによっ
    て、 移動物体の移動回数に応じた色彩で着色表示して行う、 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法
  2. 【請求項2】ローラーの往復移動で盛土やコンクリート
    を締め固めるに際して、 地上の固定位置には自動追尾式のトータルステーション
    を設置し、 ローラーにはトータルステーションが反応するプリズム
    を取り付け、 トータルステーションで得たローラーの軌跡情報と、 移動回数に応じて設定した色彩とを比較することによっ
    て、 ローラーの移動回数に応じた色彩で着色表示して行う、 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法
JP9062088A 1997-02-28 1997-02-28 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法 Pending JPH10240896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9062088A JPH10240896A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9062088A JPH10240896A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10240896A true JPH10240896A (ja) 1998-09-11

Family

ID=13189964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9062088A Pending JPH10240896A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10240896A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7673496B2 (en) 2001-03-16 2010-03-09 Tubemaster Inc Device for measuring back pressure in chemical reactor tubes
JP2011191060A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Matsue Doken Kk 転圧管理システムおよび転圧管理方法
JP2014227829A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 ヴィルトゲン ゲーエムベーハーWirtgen Gmbh 位置表示システムを有する切削機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7673496B2 (en) 2001-03-16 2010-03-09 Tubemaster Inc Device for measuring back pressure in chemical reactor tubes
US7748255B2 (en) 2001-03-16 2010-07-06 Tubemaster Inc Method for assessing chemical reactor tubes
US7818995B2 (en) 2001-03-16 2010-10-26 Tubemaster, Inc. Device for measuring back pressure in open-ended chemical reactor tubes
US7913543B2 (en) 2001-03-16 2011-03-29 Tubemaster Inc. Method of using a device for measuring the back pressure in chemical reactor tubes
US8753452B2 (en) 2001-03-16 2014-06-17 Extundo Incorporated Method for treating vertical tubes in a chemical reactor
JP2011191060A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Matsue Doken Kk 転圧管理システムおよび転圧管理方法
JP2014227829A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 ヴィルトゲン ゲーエムベーハーWirtgen Gmbh 位置表示システムを有する切削機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1838164B (zh) 土地调查的全数字化野外信息采集、记录与处理方法
US9471835B2 (en) Electronic manifest of underground facility locate marks
CN102736567B (zh) 集中式测试控制方法及系统
CN101452072A (zh) 一种用于土地监测的电子信息化系统及其方法
KR20040004359A (ko) 통신 네트워크를 휴대 가능하도록 설계, 배치, 테스트그리고, 활용하기 위한 시스템 및 방법과 장치
CH640050A5 (de) Verfahren und vorrichtung zur messung der relativlage zwischen einem ersten und mindestens einem zweiten punkt.
CN109446281A (zh) 基于ArcGIS的在线智能制图系统构建方法、系统与制图方法
CN107205221B (zh) 一种基于lbs的会展展位人流检测系统的实现方法
CN111582729A (zh) 一种土地质量地质调查野外数据采集系统及方法
US20140195956A1 (en) Electronic manifest of underground facility locate marks
Vanegas et al. Simulation technologies for planning heavy construction processes
Liu et al. MODULUS 6.0 for windows: User's manual
CN112287050A (zh) 一种基于高分遥感的国土监测服务系统
CN103245331B (zh) 大比例尺航测内外业一体化系统的控制方法
CN103808307A (zh) 基于windows的便携平板式工程地质测绘工作方法
JPH10240896A (ja) 移動物体の繰り返し移動回数の管理方法
CN108960758A (zh) 建筑工程过程控制管理系统
CN1156710C (zh) 合成孔径成像雷达实时地面处理方法
CN109977187A (zh) 一种土地调查数据的采集调绘方法和系统
US20160335888A1 (en) Mobile application for real-time diagnosis and optimization of traffic signal systems
CN101072268A (zh) 自动无线地物信息采集系统及其信息采集方法
CN109992637A (zh) 一种规划移动调研系统
CN111259094B (zh) 一种基于外线资源的图纸导出方法
CN108563763A (zh) 铁路信号设备图形显示方法、装置及移动终端
CN201535825U (zh) 基于3gs的核数据采集及处理系统

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061205